JPH10253860A - 圧搾空気による通線用パイプおよび光ファイバケーブル - Google Patents

圧搾空気による通線用パイプおよび光ファイバケーブル

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JPH10253860A
JPH10253860A JP6212398A JP6212398A JPH10253860A JP H10253860 A JPH10253860 A JP H10253860A JP 6212398 A JP6212398 A JP 6212398A JP 6212398 A JP6212398 A JP 6212398A JP H10253860 A JPH10253860 A JP H10253860A
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章 佐野
Naoki Okada
直樹 岡田
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一成 鈴木
Akira Mogi
章 茂木
Suehiro Miyamoto
末広 宮本
Hideo Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバケーブルを通線用パイプに挿通す
るときの摩擦係数を低くして、スムーズかつ迅速に挿通
できるようにする。 【解決手段】 ポリオレフィン系樹脂に無機添加物とブ
リードアウト性の滑剤とを配合して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバユニッ
トや単心光ファイバなどの光ファイバケーブルを、圧搾
空気を利用して電力ケーブルなどの光ファイバ用付設パ
イプや単独パイプであって長さが500m以上もの長尺
パイプにスムーズに通すことができる、通線用パイプお
よび光ファイバケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通線用パイプ中に光ファイバユニ
ット(単心の光ファイバなども可)などの光ファイバケ
ーブルを通すには、それまでの引き綱を用いた方法に比
べて、優れた特徴を有するものとして、圧搾されたエア
の粘性力およびピンチローラの押込み力を利用した線条
体通線方法が提案されている。
【0003】その一例を示すと、図7の如くである。こ
の方法では、通線ヘッド1中に線条体Lの通される通線
路2とエア供給路3を設けると共に、通線ヘッド1の送
出口側には長さが500m以上にもおよぶ長尺の通線用
パイプ4を接続する一方、通線ヘッド1の導入口側には
エア漏れ防止部5と走行線条体Lの上下に一対のピンチ
ローラ6,6を当接し、このピンチローラ6,6の駆動
と共に、エア供給路3に外部から圧搾空気を供給して、
線条体Lを、通線ヘッド1の導入口側から送出口側を通
じて線条体通線用パイプ4中に送り出している。この方
法によると、走行する線条体Lは、通線用パイプ4の内
面と摩擦されながら進むため、当該線条体Lと通線用パ
イプ4との摩擦抵抗が小さいほどスムーズに通線でき
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
種の通線方法では、線条体Lと通線用パイプ4との摩擦
にはあまり留意することなく、線条体Lのシース(外
被)やパイプ4自体を通常のプラスチック材料で成形し
ているため、両者間の摩擦抵抗は必ずしも小さいとは言
えず、特に、線条体Lの挿入距離が長くなると(例えば
数Kmなど)、摩擦力が増大して、スムーズな線条体L
の通線は困難であった。
【0005】このため、スムーズな通線を確保するため
には、通線速度を下げたり、あるいは送出圧力を上げた
りすることなどの対策が考えられるが、通線速度を下げ
ると、通線時間が長くなって作業性の低下が避けられ
ず、また、送出圧力を上げた場合、無理な圧力によって
線条体Lが曲がったりあるいは折れたりするなどの恐れ
がある。
【0006】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かゝる本発明の一つは、
光ファイバユニット又は単心の光ファイバを送出用の圧
搾エアによって通線させるポリオレフィン系樹脂からな
る通線用パイプであって、当該パイプを、ポリオレフィ
ン系樹脂にシリカからなる無機添加物とブリードアウト
性の滑剤を混合して成形し、その結果として少なくとも
当該パイプの内面に前記無機添加物による突状突起を突
出させると共に、前記滑剤をブリードアウトさせて、当
該パイプ内面の摩擦抵抗を低下させたことを特徴とする
光ファイバケーブルの圧搾空気による通線用パイプにあ
る。
【0008】本発明のもう一つは、パイプ中に送出用の
エアと共に通線される最外層がプラスチックシースから
なる光ファイバユニット又は単心の光ファイバ、すなわ
ち光ファイバケーブルであって、当該光ファイバケーブ
ルの前記シースを、ポリオレフィン系樹脂にシリカから
なる無機添加物とブリードアウト性の滑剤を混合して成
形し、当該シース表面に前記無機添加物の突状突起を突
出させると共に、前記滑剤をブリードアウトさせて、当
該シース表面の摩擦抵抗を低下させたことを特徴とする
光ファイバケーブルにある。
【0009】
【作用】このように本発明では、パイプ側か、線条体側
のいずれかにポリオレフィン系樹脂からなる樹脂材料に
シリカからなる無機添加物とブリードアウト性の滑剤を
混合してあるため、線条体の通線時、無機添加物の突状
突起とブリードアウトされた滑剤とにより、極めてスム
ーズな通線性能が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る線条体通線用
パイプの一実施例を示したものである。この線条体通線
用パイプ40は、その製造時、ベース樹脂であるポリエ
チレンなどのポリオレフィン系樹脂に、天然シリカある
いは合成シリカからなる無機添加物と、例えば脂肪酸ア
ミド系滑剤からなるブリードアウト性の滑剤を混合して
成形してあるため、少なくともその内面側には、無機添
加物の一部露出部分からなる突状突起51が突出され、
さらに、図2の拡大図に示したように、滑剤がブリード
アウトされて、斑点状や薄膜状としてなるブリード層5
2が作られる。
【0011】ここでいう滑剤とは、ブリードアウトし易
いいわゆる滑剤の他に、同種の特性を有する類似の添加
物も含み、このブリードアウトは、ポリエチレンなどの
ポリオレフィン系樹脂の非晶部分から表面に析出する現
象であって、ブリードアウト性とはこの析出がし易い特
性をいう。滑剤については以下においても同様である。
【0012】このような突状突起51とブリード層52
により、線条体通線用パイプ40の内面には、良好な滑
り性能が付与される。シリカの場合、その形状がより鋭
角的であるため、球形に近いゼオライトなどの無機添加
物に比較して、多少滑り性能が劣るものの、無添加の場
合に比べると、優れた滑り性能が得られる。したがっ
て、この通線用パイプ40中に光ファイバケーブル(単
心の光ファイバ及び光ファイバユニットを含む)を通線
した場合、摩擦係数が小さく、極めてスムーズな通線が
得られる。
【0013】このような突状突起51とブリード層52
の良好な形成にあたっては、ベース樹脂のポリオレフィ
ン系樹脂材料100重量部に対して、無機添加物が天然
シリカの場合は0.01〜0.1重量部、合成シリカの
場合は0.05〜0.5重量部、滑剤は1〜20重量部
程度添加するとよい。その理由は、無機添加物の添加量
が天然シリカの場合は、0.01重量部未満では所望の
滑り機能を有する突状突起51が得られず、0.1重量
部を越えると樹脂の機械的特性が低下し、また、合成シ
リカの場合は、0.05重量部未満では所望の滑り機能
を有する突状突起51が得られず、0.5重量部を越え
ると樹脂の機械的特性が低下するからである。さらに、
滑剤の添加量が1重量部未満では所望の滑り機能を有す
るブリード層52が得られず、20重量部を越えるとブ
リード量が多くなり過ぎ、かつ、樹脂の機械的特性も低
下するからである。
【0014】図3は本発明に係る光ファイバケーブルの
一実施例を示したものである。このケーブルL1 の場合
は、内部に光ファイバが収納された光ファイバユニット
の場合(単心の光ファイバも可)で、その最外層をなす
プラスチックシース60の製造時、ベース樹脂であるポ
リエチレンなどのポリオレフィン系樹脂に、天然シリカ
あるいは合成シリカからなる無機添加物と、例えば脂肪
酸アミド系滑剤からなるブリードアウト性の滑剤を混合
して成形してあるため、その表面側には、無機添加物の
一部露出部分からなる突状突起51が突出され、さら
に、図4の拡大図に示したように、滑剤がブリードアウ
トされてなる、斑点状や薄膜状のブリード層52が作ら
れる。
【0015】この突状突起51とブリード層52によ
り、光ファイバケーブルL1 の表面には、良好な滑り性
能が付与される。したがって、この光ファイバケーブル
1 では、通常の線条体通線用パイプの場合でも、パイ
プ内面との摩擦係数が小さく、極めてスムーズな通線が
得られる。
【0016】このような突状突起51とブリード層52
の良好な形成にあたっては、ベース樹脂のポリオレフィ
ン系樹脂材料100重量部に対して、無機添加物が天然
シリカの場合は0.01〜0.1重量部、合成シリカの
場合は0.05〜0.5重量部、滑剤は1〜20重量部
程度添加するとよい。その理由は、無機添加物の添加量
が天然シリカの場合は、0.01重量部未満では所望の
滑り機能を有する突状突起51が得られず、0.1重量
部を越えると樹脂の機械的特性が低下し、また、合成シ
リカの場合は、0.05重量部未満では所望の滑り機能
を有する突状突起51が得られず、0.5重量部を越え
ると樹脂の機械的特性が低下するからである。さらに、
滑剤の添加量が1重量部未満では所望の滑り機能を有す
るブリード層52が得られず、20重量部を越えるとブ
リード量が多くなり過ぎ、かつ、樹脂の機械的特性も低
下するからである。
【0017】なお、上記各実施例では、パイプ側か、ケ
ーブル側のいずれか一方に摩擦係数の低下手段を設けた
場合であったが、本発明は、これに限定されず、図5に
示したようにパイプおよびケーブルの両方に施すことも
できる。これにより、さらに低い摩擦係数が得られ、よ
り一層のスムーズな通線が得られる。
【0018】また、本各実施例では、無機添加物がシリ
カの場合であったが、本発明では、これに限定されず、
その他の添加物でもよい。例えば、天然ゼオライトある
いはA型またはX型の合成ゼオライト系の球状無機添加
物、このゼオライトをアモルファス化させた非晶質アル
ミノシリケート塩などの無水球状無機添加物などが挙げ
られる。
【0019】因みに、本発明に係る通線用パイプおよび
光ファイバケーブルの効果を確認するため、以下のよう
な試験を行った。 (1) 先ず、ベース樹脂のポリオレフィン系樹脂(高密度
ポリエチレン)に天然シリカからなる無機添加物とエル
カ酸アミド系の滑剤を混合して成形した本発明の通線用
パイプ(実施例品1)と、ベース樹脂のポリオレフィン
系樹脂(高密度ポリエチレン)に合成シリカからなる無
機添加物とエルカ酸アミド系の滑剤を混合して成形した
本発明の通線用パイプ(実施例品2)と、無添加のポリ
オレフィン系樹脂(高密度ポリエチレン)で成形した通
常の通線用パイプ(比較例品1)とを用意し、これらの
パイプに、線条体として、最外層が通常のプラスチック
シースである光ファイバユニットを通線した場合の圧送
時間と圧力について、調べた。その結果を、表1に併記
した。
【0020】ここで、各パイプと光ファイバユニットと
の摩擦係数の測定は、例えば図6に示した如き摩擦係数
測定装置100を用いて行う。つまり、この装置100
のボビン(胴径=300mm)101に測定用のパイプ1
02を3回転(θ=6π)ほど巻き込み、このパイプ1
02中に光ファイバユニット103を通し、その一方に
バックテンションFbを掛けた状態で、他方から引っ張
り、これにより通線されたときの引っ張り張力Ftを測
定すれば、次式(1)により、摩擦係数μが求められる
のである。 μ=1/θ・In(Ft/Fb)・・・・・・・・・・・・・・(1) なお、角度θはボビンへの巻き込み角度として表示さ
れ、上記のように3回転の場合は、θ=6πとなる。ま
た、通線時の圧送条件は、胴径1000mmのドラムに5
00mの上記通線用パイプを巻き込み、このパイプ中
に、圧力を変えながら光ファイバユニットを通線し、5
00mの圧送時間を調べた。
【0021】
【表1】
【0022】この表1から、本発明に係る実施例品1お
よび実施例品2の場合、摩擦係数が小さく、4kg/cm2
程度の小さい圧力で、しかも、10分程度の時間で通線
できることが判る。これに対して、比較例品1では、摩
擦係数が大きく、10kg/cm2 程度の大きな圧力でも、
圧送による通線は不可能であった。
【0023】(2) 次に、通線用パイプを通常のプラスチ
ック材料からなるパイプとする一方、このパイプに通線
させる、光ファイバユニットの最外層のシースを、ベー
ス樹脂のポリオレフィン系樹脂(高密度ポリエチレン)
に天然シリカからなる無機添加物とエルカ酸アミド系の
滑剤を混合して成形した本発明の光ファイバケーブル
(実施例品3)と、ベース樹脂のポリオレフィン系樹脂
(高密度ポリエチレン)に合成シリカからなる無機添加
物とエルカ酸アミド系の滑剤を混合して成形した本発明
の光ファイバケーブル(実施例品4)と、無添加のポリ
オレフィン系樹脂(高密度ポリエチレン)で成形した通
常の光ファイバケーブル(比較例品2)とを用意し、こ
れらの光ファイバケーブルを、上記パイプ中に通線した
場合の圧送時間と圧力について、調べた。その結果を、
表2に併記した。
【0024】ここで、各パイプと光ファイバケーブルと
の摩擦係数の測定、および通線時間、圧力などにあって
は、上記例と同様にして行う。その結果は、表2の如く
であった。
【0025】
【表2】
【0026】この表2から、本発明に係る実施例品3お
よび実施例品4の場合、摩擦係数が小さく、4kg/cm2
程度の小さい圧力で、しかも、10分程度の時間で通線
できることが判る。これに対して、比較例品2では、摩
擦係数が大きく、10kg/cm2 程度の大きな圧力でも、
圧送による通線は不可能であった。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、パイプ側のベース樹脂や、線条体のシースのベ
ース樹脂をなすポリオレフィン系樹脂に、シリカからな
る無機添加物とブリードアウト性の滑剤を混合してある
ため、通線時、無機添加物の突状突起とブリードアウト
された滑剤の滑り性能により、極めてスムーズな通線性
能が得られる、線条体通線用パイプおよび通線用線条体
が提供される。
【0028】このような線条体通線用パイプや通線用線
条体の提供により、小さな圧力で、かつ、速い通線速度
が得られるため、作業能率の向上が図られる。例えば5
00m程度の通線であっても10分程度で行うことがで
きる。また、無理な圧力がないため、線条体がパイプ中
で曲がって走行不能となったり、あるいは折れ曲がって
破損するなどの恐れも大幅に低減される。
【0029】ポリオレフィン系樹脂に無機添加物とブリ
ードアウト性の滑剤とを配合すると、多数の突状突起が
形成された表面にブリード層が作られ、例えば光ファイ
バケーブルが通線用パイプの突状突起の表面を摺動して
もブリード層の滑剤は突状突起の表面でかき落とされ凹
部に保持されるので、滑剤が光ファイバケーブルの表面
に付着して持ち出されることがなく長期間にわたって摩
擦係数が低く保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバケーブル通線用パイプ
の一実施例を示した断面図である。
【図2】図1のパイプの部分拡大縦断面図である。
【図3】本発明に係る光ファイバケーブルの一実施例を
示した部分縦断側面図である。
【図4】図2の光ファイバケーブルの部分拡大縦断面図
である。
【図5】本発明に係る線条体通線用パイプと本発明に係
る光ファイバケーブルとの組み合わせを示した部分縦断
側面図である。
【図6】線条体通線用パイプと光ファイバケーブルとの
摩擦係数を測定する装置を示した概略説明図である。
【図7】通常の線条体通線方法を示した概略説明図であ
る。
【符号の説明】
1 光ファイバケーブル(通線用線条体) 40 線条体の通線用パイプ 51 突状突起 52 ブリード層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 章 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 宮本 末広 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 鈴木 秀雄 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂に無機添加物とブ
    リードアウト性の滑剤とを配合して成る光ファイバケー
    ブルの圧搾空気による通線用パイプ。
  2. 【請求項2】 前記ポリオレフィン系樹脂、無機添加物
    及び滑剤の配合比がポリオレフィン系樹脂100重量部
    に対して無機添加物が0.01〜0.1重量部、滑剤が
    1〜20重量部である請求項1記載の通線用パイプ。
  3. 【請求項3】 前記無機添加物が天然シリカ又は合成シ
    リカで、前記滑剤が脂肪酸アミド系滑剤である請求項2
    記載の通線用パイプ。
  4. 【請求項4】 前記無機添加物が天然ゼオライト又は合
    成ゼオライト系球状無機添加物である請求項1記載の通
    線用パイプ。
  5. 【請求項5】 前記滑剤がエルカ酸アミド系滑剤である
    請求項1記載の通線用パイプ。
  6. 【請求項6】 ポリオレフィン系樹脂に無機添加物とブ
    リードアウト性の滑剤とを配合して成るケーブル外被を
    被覆した圧搾空気にて通線させるための光ファイバケー
    ブル。
  7. 【請求項7】 前記ポリオレフィン系樹脂、無機添加物
    及び滑剤の配合比がポリオレフィン系樹脂100重量部
    に対して無機添加物が0.01〜0.1重量部、滑剤が
    1〜20重量部である請求項6記載の光ファイバケーブ
    ル。
  8. 【請求項8】 前記無機添加物が天然シリカ又は合成シ
    リカで、前記滑剤が脂肪酸アミド系滑剤である請求項7
    記載の光ファイバケーブル。
  9. 【請求項9】 前記無機添加物が天然ゼオライト又は合
    成ゼオライト系球状無機添加物である請求項6記載の光
    ファイバケーブル。
  10. 【請求項10】 前記滑剤がエルカ酸アミド系滑剤であ
    る請求項6記載の光ファイバケーブル。
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