JPH1025370A - ポリジエンゴムを基礎とするタイヤトレッド - Google Patents

ポリジエンゴムを基礎とするタイヤトレッド

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JPH1025370A
JPH1025370A JP9079439A JP7943997A JPH1025370A JP H1025370 A JPH1025370 A JP H1025370A JP 9079439 A JP9079439 A JP 9079439A JP 7943997 A JP7943997 A JP 7943997A JP H1025370 A JPH1025370 A JP H1025370A
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JP
Japan
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rubber
butadiene
tire tread
styrene
units
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Application number
JP9079439A
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English (en)
Inventor
Walter Dr Hellermann
へラーマン ヴァルター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huels AG
Original Assignee
Huels AG
Chemische Werke Huels AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Huels AG, Chemische Werke Huels AG filed Critical Huels AG
Publication of JPH1025370A publication Critical patent/JPH1025370A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/01Hydrocarbons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C1/00Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
    • B60C1/0016Compositions of the tread
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ABSブレーキの場合に劣化されていない湿
潤滑り挙動を示すゴムの提供。 【解決手段】 常用の芳香油に代わってナフテン油およ
び/またはパラフィン油を使用する。 【効果】 転がり抵抗も同時に改善することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリジエン−ゴム
を基礎とするタイヤトレッドに関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤトレッドはタイヤの構造要素下に
独自の立場を占めている。このことは特に、タイヤトレ
ッドが車両と路面との間の狭い接触面を形成することに
起因する。この場合、走行時の車両の性質は特にタイヤ
トレッドの種類および品質に依存する。この場合、最適
なタイヤトレッドは広い要求の側面をおおうべきであ
る。高い摩擦抵抗および全天候性、即ちまた同時に良好
な冬季の性質とともに、低い転がり抵抗が存在している
はずである。走行安全性の問題は、特に濡れた路面上で
の滑り抵抗が極めて重要なものとなっている。この場
合、従来のロックブレーキとともに、近年次第に強力に
改善され、かつ広く普及したアンチロックシステム(A
BS)は、新規のトレッド用ポリマーの開発にとっても
ますます重要になり、このポリマーは特にABSブレー
キの場合の特殊な所与に合わせられているべきものであ
る。欧州特許出願公開第0430617号および同第0
500338号明細書には、可塑剤として常用の芳香油
を有する改善されたABSブレーキのためのトレッド用
ゴムが記載されている。
【0003】実験室の尺度での湿潤滑り挙動の評価には
室温弾性率が主に重要である。室温弾性率は、過去には
乳濁液−SBRの場合の湿潤滑り挙動の評価の際に有効
であった。
【0004】良好なブレーキ値を達成するためには、高
い減衰、即ち特に低い室温弾性率を有するトレッド用ポ
リマーを使用することが必要である。このことは一般
に、ドイツ連邦共和国特許出願公開第3724871号
明細書によれば高いガラス温度を有するポリマーの製造
を制約する。この場合には、 ブタジエンを基礎とするブロックA(均一に分布されたビニル基含分8〜60
%) 40〜80%、 − ブタジエン 0〜60%、 − イソプレン 0〜60% および − スチロール 0〜45%、を基礎とするブロックB 60〜20%、 からなる、アニオン重合によって製造された不飽和のエ
ラストマー性AB−ブロックコポリマーであり、この場
合、ジエン単位のビニル含分は75〜90%である。
【0005】同様に、アニオン重合によって製造され
た、ブタジエンとスチロールとからなるコポリマーも重
要である。これらのコポリマー(以下、溶液SBRと呼
ぶ)は、ブタジエンとスチロール15〜35%とからの
混合物からなり、この場合、ブタジエン単位のビニル含
分は(ブタジエンに対して)35〜90%の間である。
【0006】これらのブロックコポリマー(一体ゴム)
または溶液−SBRは、高いガラス温度を有する。
【0007】アスファルトおよびコンクリート上でロッ
クブレーキをかける場合、高いガラス温度、即ち低い室
温弾性率を有するポリマーは、著しく良好な挙動を示
す。しかしABSブレーキ(アンチロックシステム)の
場合、湿潤滑り挙動は劇的に悪化する。このことは、A
BSブレーキが低速の場合にアスファルトまたはコンク
リート上で示しているように、弱い負荷の場合、この一
体ゴム(例2)中に導入された湿潤滑りポテンシャル
が、路面では変化されることができないことを意味す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明は
公知技術水準の欠点を有していないタイヤトレッドを提
供するという課題を基礎とした。
【0009】
【課題を解決するための手段】課された課題は、本発明
により特許請求の記載に相応して解決される。
【0010】さて、驚くべきことに一体ゴムの場合、ゴ
ム工業で一般的な芳香油をナフテン油およびパラフィン
油と交換する場合にABSブレーキは明白に改善される
ことができる。一体ゴム型に応じて、同時に転がり抵抗
が改善され、この場合、摩擦抵抗の際に損失は確認する
ことができない。
【0011】本発明による、ポリジエンゴムならびに常
用の添加剤を基礎とするタイヤトレッドは、ABSブレ
ーキの場合に明白に改善された転がり抵抗、および明白
に改善された湿潤滑り挙動を示す。この場合、トレッド
ゴムは10〜40%または10%以下の室温弾性率(2
2℃)を有し、かつナフテン油および/またはパラフィ
ン油とカーボンブラックおよび/または鉱物性充填物
(10%以下の場合、ゴムは芳香油をも含有する)を含
有する。
【0012】ナフテン油およびパラフィン油は、芳香油
よりも低いガラス温度を有し、その結果、この油を使用
する場合湿潤滑りにおいて本質的に劣化が予測された
[W.A.Schneider, F.Huybrec
hts, K.H.Nordsiek “kautschuk, G
ummi, Kunststoffe”44, (1991), 528 参照]。
【0013】したがって、常用の芳香プロセス油をナフ
テン油またはパラフィン油、またはナフテン油またはパ
ラフィン油からなるブレンドと交換することによって、
ABSブレーキが一体型の場合に明らかに改善されるこ
とは、明白ではなかった。
【0014】転がり抵抗はこの方法によって不利な影響
を及ぼされない。
【0015】トレッドゴムとしては次のものが使用され
てよい:スチロール−ブタジエン−ゴム;1,4−シス
−ポリブタジエン、1,4−シス−ポリイソプレンおよ
び天然ゴム;異なった1,2−ビニル含量および3,4
−IR−含量を有するスチロール、ブタジエンとイソプ
レンとからなる溶液ゴム、3,4−ポリイソプレン、
1,2−ポリブタジエン、異なったビニル含量を有する
スチロールおよびブタジエンまたは前記のゴムの任意の
割合でのブレンドからなる溶液ポリマー。
【0016】好ましくは、ブタジエン、イソプレンおよ
びスチロールを基礎とするABブロックコポリマーおよ
びABCブロックコポリマー、またはブタジエンおよび
スチロール、または高いビニル含量を有するブタジエン
とスチロールとからなるコポリマー、または天然ゴムと
これらのポリマーを有するブレンドである。例としては
次のものが挙げられる:次のものからなるAB−ブロッ
クコポリマー: ブタジエンを基礎とするブロックA(均一に分布したビニル基含量8〜60%) 40〜80% 次のものを基礎とするブロックB 60〜20% − ブタジエン 0〜60%、 − イソプレン 0〜60%、および − スチロール 0〜45%、 この場合、ジエン単位のビニル含量は75〜90%であ
る。
【0017】有利にAB−ブロックコポリマーは、 − ブタジエン−1,3 50〜75% − イソプレン 5〜35%、およ
び − スチロール 5〜25% を含有する。
【0018】次のものからなるABC−ブロックコポリ
マー: 15%未満のビニル基含量もしくはイソプロピレン基含量(V)を有するブタジ エン単位およびスチロール単位またはイソプレン単位からなるブロックA 40〜75%、 ブタジエン単位およびスチロール単位またはイソプレン単位(V 70%を上回 る)からなるブロックB 0〜25%、ま たは スチロール単位、イソプレン単位および場合によってはブタジエン単位(V 1 5%未満)からなるブロックB’ 0〜25%、および スチロール単位、イソプレン単位および場合によってはブタジエン単位(V 7 0%を上回る)からなるブロックC 20〜55% または、ブタジエン−1,3 65〜85% およびスチロール 35〜15% 、 を有するブタジエンとスチロールとからなるコポリマ
ー、この場合、ジエン単位のビニル含量は35〜90%
である。
【0019】特に有利には、50%を上回る高いビニル
含量および25%を上回るスチロール含量である。
【0020】Li−有機化合物および助触媒の存在下に
不活性有機溶剤中でモノマーをアニオン重合することに
よってAB−ブロックコポリマーまたはABC−ブロッ
クコポリマーを製造する方法は、まず助触媒の不在下に
ブタジエンを重合することによってブロックAを得るこ
とによって特徴づけられる。次に、場合によってはスチ
ロールの存在下に、助触媒の存在下にブタジエンおよび
イソプレンが重合されることによってか、あるいは助触
媒の存在下にブタジエンの重合が継続されることによっ
て、ブロックBが製造される。引続き、助触媒(ブロッ
クC)の存在下に、ブタジエンおよびイソプレン、場合
によってはまたスチロールからなる混合物が重合され
る。
【0021】基本的に、各ブロックの重合開始時に、ブ
ロックの製造にその都度必要なモノマーの量を反応容器
に添加するという方法がある。しかしまた、既にブロッ
クAの重合開始時にブタジエンの全量を装入してもよ
く、かつ助触媒またはイソプレンの添加によってブロッ
クBを開始してもよい。イソプレンの添加には、同様の
考慮があてはまる。ブロックBおよび/またはCのコモ
ノマーとしてのスチロールの併用は有利である。
【0022】以下に、AB−ブロックコポリマーまたは
ABC−ブロックコポリマーの製造法を詳説する。
【0023】反応媒体としては不活性有機溶剤を使用す
る。
【0024】殊にC原子6〜12個を有する炭化水素、
例えばペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンおよび
デカンならびにこれらの環状類似体が適当である。また
芳香溶剤、例えばベンゾール、トルオール、キシロール
等も適当である。もちろん前記の溶剤の混合物も使用さ
れてよい。
【0025】触媒としては、リチウムと相応するアルキ
ルハロゲン化物とを反応させることによって簡単に得ら
れるアルキルリチウム化合物が使用される。アルキル基
はC原子1〜10個を有する。個々の水素原子はフェニ
ル基で置換されていてよい。次のアルキルリチウム化合
物は特に好適である:メチルリチウム、エチルリチウ
ム、ペンチルリチウム;好ましくはn−ブチルリチウ
ム。
【0026】常温流れを改善するため、有利に若干量の
分枝化剤、例えばジビニルベンゾール(DVB)の存在
下に、少なくとも1工程の重合が実施される。モノマー
100部に対して、最大でDVB 0.5部が使用され
る。重合後にカップリングが備えられている場合には、
このような添加は不用である。
【0027】触媒および分枝化剤の種類および量は一般
に、得られたブロックコポリマーが次の性質を有するよ
うに選択される:
【0028】
【表1】
【0029】本発明による方法の場合、ブロックBは助
触媒の存在下に製造される。
【0030】この場合、1,2−構造単位および/また
は3,4−構造単位のできるだけ高い含量を有するポリ
マーを取得することに関する。
【0031】
【化1】
【0032】したがって助触媒の選択は、ミクロ構造を
調節する、即ち1,2−構造単位および/または3,4
−構造単位のできるだけ完全な形成に関連して重合の進
行を誘導するという能力に依存する。
【0033】助触媒は一般に、 − エーテル、 − 第三アミンまたは − エーテル含有第三アミン の群から選択される。もちろん、種々の助触媒の混合物
も使用されてよい。
【0034】適当なエーテルは、殊に − アルキル基がそれぞれC原子4個までを有するエチ
レングリコールおよびジエチレングリコールのジアルキ
ルエーテル、例えばエチレングリコールジエチルエーテ
ル(DEE)を包含する。
【0035】殊に分枝鎖状ブロックコポリマーを製造す
る際に、一般式: R1−O−CH2−O−R2 [式中、R1およびR2 はメチル、エチル、n−プロピ
ルおよびイソ−プロピルならびにn−ブチル、イソ−ブ
チル、s−ブチルおよびt−ブチルの群からの、異なっ
たC原子の個数を有するアルキル基を表す]で示される
エーテルが好ましい。有利に2つの基R1およびR2
C原子の合計は5〜7、殊に6である。特に好適なエチ
レングリコールエーテルは、R1がエチルを表わし、か
つR2 がt−ブチルを表わす化合物である。グリコール
エーテルは、例えばウィリアムソン(Williamson)合成
の原理により、ナトリウムアルコラートとアルキルハロ
ゲン化物とから得られる。式: R1−O−CH2−CH2−O−C(CH33 で示されるエーテルは、酸性のイオン交換体の存在下に
相応するアルコール: R1−O−CH2−CH2−OH とイソブテンとを反応させることによって簡単に製造さ
れることができる。
【0036】適当な第三アミンは、例えばN,N,
N’,N’,−テトラメチルエチレンジアミン、N,
N,N’,N’,−テトラエチルエチレンジアミンおよ
びトリエチレンジアミンである。
【0037】適当なエーテル含有アミンは、N−メチル
モルホリンおよびN−エチルモルホリンである。
【0038】助触媒は、触媒のモル数に対して、2:1
〜30:1、殊に2:1〜15:1の割合で使用され
る。高温の場合には、一般に大量の助触媒が必要とさ
れ、その結果所望のミクロ構造の調節が達成される。1
00℃の反応温度は、超えるべきでない。上昇温度また
は降下温度で作業することも可能であるが;しかしこの
場合、ミクロ構造が基本的に変化されないように配慮さ
れるべきである。
【0039】ブロックAを製造する場合、どれくらいの
助触媒が存在すべきかということは、所望のビニル基含
量に依存する。
【0040】ブロックBおよび場合によってはAを製造
する場合、スチロールはコモノマーとして添加される。
適当な方法によって、AB−ブロックコポリマー中のポ
リスチロールブロックの含量は2質量%を超えるべきで
はない。ポリスチロールブロックの含量を測定する方法
は、Standardwerk Houben-Weyl "Methoden der Organis
hchen Chemie", 14/1巻(1061)、698ページ中に記載され
ている。
【0041】いくつかの助触媒として提案された化合物
が、ポリスチロールブロックの形成を抑制する性質を有
することは公知である。ランダム化剤と呼ばれ、かつ大
抵はアルコラートのカリウム塩ならびに有機カルボン酸
およびスルホン酸である化合物は、同様の性質を有す
る。
【0042】この方法の特別な実施態様によれば、重合
の終了後に存在する“生ポリマー”とカップリング剤と
が分枝されたか、または星形のブロックコポリマーに変
換されてよい。
【0043】適当なカップリング剤はポリエポキシド、
例えばエポキシド化された亜麻仁油、ポリイソシアネー
ト、ポリケトン、例えば1,3,6−ヘキサントリオ
ン、ポリ無水物、例えばピロメリット酸のジ無水物およ
びジカルボンサンエステル、例えばアジピン酸ジメチル
エステルである。特に好適には次のものである: − 元素、Si、Ge、SnおよびPbのテトラハロゲ
ン化物、殊にSiCl4
【0044】− n=1〜6、殊にn=1および2であ
る、一般式:Rn[SiHal3n の有機化合物。この
場合、Rはn価の有機基、例えばC原子6〜16個を有
する脂肪族基、脂環式基または芳香族基である。例示的
に1,2,4−トリス(2−トリクロルシリルエチル)
−シクロヘキサン、1,8−ビス(トリクロルシリル)
−オクタンおよび1−(トリクロルシリル)−オクタン
が挙げられる。
【0045】− 少なくとも1度はSiHaL2 を上回
る基、例えばジメチルシリルクロリドを含有する有機化
合物。
【0046】− mが3以下で1以上である、一般式:
Si(H)m(Hal)4- m のハロゲン化シラン水素。
【0047】− ジビニルベンゾールおよびトリビニル
ベンゾール、例えば1,4−ジビニルベンゾール。
【0048】カップリング剤としてジビニルベンゾール
を使用することは、有利であることが判明した。
【0049】この方法は不連続的ならびにまた連続的に
運転されてよい。
【0050】溶剤としては、約50%がヘキサンからな
る、炭化水素混合物が使用される。この水和されたC6
断片の他の成分は、殊にペンタン、ヘプタンおよびオク
タンならびにこれらの異性体である。溶剤は孔幅0.4
nmのモレキュラーシーブ上で乾燥され、その結果、含
水量は10ppm未満に低下され、引き続きN2 を用い
てストリッピングされる。
【0051】有機リチウム化合物はn−ブチルリチウム
であり、この化合物は、他に記載がない場合には、ヘキ
サン中に20重量%溶液の形で使用される。
【0052】モノマーであるイソプレンおよびスチロー
ルは、使用前に還流下に水素化カルシウム上で沸騰さ
せ、留去し、かつo−フェナントロリンの存在下にn−
ブチルリチウムを滴定する。
【0053】グリコールエーテルを水素化カルシウム上
で蒸留し、引き続きo−フェナントロリンの存在下にn
−ブチルリチウムを用いて滴定する。
【0054】ジビニルベンゾール(DVB)は、m−ジ
ビニルベンゾールおよびp−ジビニルベンゾールの混合
物を表わし、かつヘキサン中に64%の溶液の形で使用
される。変換率の測定は、溶剤およびモノマーを蒸発さ
せた後、固形含量を測定することによって行われる。
【0055】ミクロ構造の測定はIR−分光器により行
われる。
【0056】ゴムのパーセントでの含量はカップリング
収率と見なされ、このゴムはカップリング剤との反応
後、星形の構造を有し、かつカップリングしていないゴ
ムに対して著しく高い分子量を示す。測定はGPC−分
析を用いて行われ、この場合、テトラヒドロフランを溶
剤として、およびポリスチロールをカラム材料として使
用する。ポリマーを光の散乱検出器を用いて特色づけ
る。この目的のため、カップリング剤の添加前および反
応の終了後に試験体を反応器に取る。デフォー硬度(D
H)およびデフォー弾性(DE)を常用の測定法により
測定する(DIN 53514)。
【0057】本発明による油またはこの油からなる任意
の組合せ物を、次のように特色づけることができる( K
autschuk + Gummi Kunststoffe 39. 9/86号巻、816ペー
ジ、参照):
【0058】
【表2】
【0059】油は10 phr〜50 phr の範囲内で使用
されてよく、即ち油の量はそれぞれ活性の補強充填剤の
使用量に左右される。
【0060】本発明によるトレッドは、ナフテン油ある
いはパラフィン油を含有してよく、またはパラフィン
油、パラフィン油/ナフテン油、ナフテン油およびナフ
テン油/芳香油、またはパラフィン油/芳香油からなる
任意のブレンドを上記の規格値で含有してよい。有利に
はナフテン油が使用される。常用の活性カーボンブラッ
クに代わって、鉱物性充填物(例えば珪酸)またはこの
2つからなる組合せ物も使用されてよい。カーボンブラ
ックまたは珪酸は、50〜90 phr使用される。2つの
成分からなるブレンドの場合、常用の活性カーボンブラ
ックおよび珪酸からの量は同様に50〜90phr であ
る。
【0061】トレッドゴムをカーボンブラック50 phr
および芳香油 15 phrを用いて一般的な加硫混合(例参
照)により製造し、かつ実験室試験を行い、この場合、
22℃で室温弾性率を測定する。この場合には一体ゴム
または溶液−SBRであってよいか、または前記のゴム
からなるブレンドであってよい。
【0062】混合物の室温弾性率が22℃で10〜40
%である場合には、芳香油をナフテン油および/または
パラフィン油と交換することによって、ABSブレーキ
ならびに転がり抵抗も明白に改善されることができる。
活性タイヤカーボンブラックを全部または部分的に鉱物
性充填物、例えば珪酸によって交換する場合、ABSブ
レーキおよび転がり抵抗はいっそう強力に改善される。
同時にこの2つの方法によって冬季の性質は明らかに高
められる。
【0063】室温弾性率が22℃で10%以下である場
合、芳香油を低いガラス温度を有する油(前記参照)と
交換することによって、ABSブレーキは明らかに改善
されることができる。カーボンブラックを全部または部
分的に鉱物性充填物で代替してよい。同様にカーボンブ
ラック(しかし、なお芳香油を有する)を鉱物性充填物
と交換することは、ABSブレーキでの改善をもたら
す。
【0064】タイヤトレッドの製造は、自体公知の方法
でゴム成分と添加剤とを混合することによって行われ
る。常用の添加剤は例えばカーボンブラック、珪酸、可
塑剤、促進剤、老化防止剤およびオゾン保護剤、および
樹脂である。混合は常用の混合装置、例えば混練機およ
びロール機の中で行われる。この場合調節すべき温度
は、公知の方法で、配合物の組成と混合法に依存する。
【0065】
【実施例】
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】
【0068】ポリマーおよび加硫 ポリマーA(基礎物質) ブナ(BUNA(登録商標))ヒュルス(HUELS) EM1712
は、ブナベルケ・ヒュルス社 (Bunawerke Huels GmbH)
製造の、油37.5部で展延した常用のスチロール−ブ
タジエン−ゴムである。後記される一般的加硫混合物と
相違して、ブナ(BUNA (登録商標))ヒュルス(HUEL
S)EM1712 は次の組成で加硫される: ブナ(BUNA(登録商標))ヒュルス(HUELS)EM1712 137.5部 カーボンブラック N 339 75 部 芳香油 3 部 酸化亜鉛 3 部 ステアリン酸 2 部 ブルカノックス(VULKANOX(登録商標))4010 NA 1 部 ブルカノックス(VULKANOX(登録商標))4020 1 部 コレシン(KORESIN(登録商標)) 1 部 CBS 1.5部 DPG 0.2部 硫黄 2 部 AB−ブロックコポリマーBの製造 乾燥した窒素で洗浄した、第一のV2A−攪拌型オート
クレーブ中に、ヘキサン275部、1,3−ブタジエン
40部、およびDVB0.03部を装入し、乾燥後、モ
レキュラーシーブ(0.4mm)上で熱電気制御下にn−
ブチルリチウム(Buli)を用いて滴定する。50℃でn
−ブチルリチウム0.032部を添加することによっ
て、重合を開始する。冷却にもかかわらず、温度は短時
間に最大で62℃まで上昇する。107分後、装入した
1,3−ブタジエンを事実上完全に反応させた後、IR
−試験体を取り、かつ最終生成物のように後処理する。
【0069】その直後に、100秒で第二のV2A−攪
拌オートクレーブ(40℃)の内容物を添加する。これ
はn−ブチルリチウムで滴定した、ヘキサン190部中
に1,3−ブタジエン15部、イソプレン30部および
スチロール15部からなる溶液を含有する。
【0070】その直後にエチレングリコールジメチルエ
ーテル2.0部を添加する。温度を50℃で一定に保
つ。開始4時間後に、湿ったトルオール2部中に2,2
−メチレン−(4−メチル−6−第3−ブチルフェノー
ル)0.5gの溶液を添加することによって重合を停止
させる。溶剤を水蒸気を用いて留去し、かつポリマーを
70℃で24時間、空気循環乾燥箱中で乾燥させる。
【0071】 AB−ブロックコポリマーCの製造 乾燥した窒素で洗浄した、第一のV2A−攪拌型オート
クレーブ中に、ヘキサン275部、1,3−ブタジエン
46部、およびDVB 0.03部を装入し、乾燥後、
モレキュラーシーブ(0.4mm)上で熱電気制御下にn
−ブチルリチウム(Buli)を用いて滴定する。50℃で
n−ブチルリチウム0.037部を添加することによっ
て、重合を開始する。冷却にもかかわらず、温度は短時
間に最大で65℃まで上昇する。100分後、装入した
1,3−ブタジエンを事実上完全に反応させた後、IR
−試験体を取り、かつ最終生成物のように後処理する。
【0072】その直後に、85秒で第二のV2A−攪拌
オートクレーブ(40℃)の内容物を添加する。これは
n−ブチルリチウムで滴定した、ヘキサン190部中に
1,3−ブタジエン30部、イソプレン8部およびスチ
ロール16部からなる溶液を含有する。
【0073】その直後にエチレングリコールジメチルエ
ーテル1.5部を添加する。温度を50℃で一定に保
つ。開始4時間後に、湿ったトルオール2部中に2,2
−メチレン−(4−メチル−6−第3−ブチルフェノー
ル)0.5部の溶液を添加することによって重合を停止
させる。溶剤を水蒸気を用いて留去し、かつポリマーを
70℃で24時間、空気循環乾燥箱中で乾燥させる。
【0074】 ブタジエンとスチロールとの共重合 乾燥した窒素で洗浄したV2A−オートクレーブ中に、
ヘキサン550部、1,3−ブタジエン72部とスチロ
ール28部とからなるモノマー混合物およびエチレング
リコール第三ブチルエーテル0.7部を装入し、乾燥
後、モレキュラーシーブ(0.4mm)上で熱電気制御下
にブチルリチウムを用いて滴定する。52℃でn−Buli
0.080部を添加することによって、重合を開始し
た。軽く冷却する場合、温度は10分後に76℃に達し
た。この温度で添加物を30分間後反応させることがで
きた。その後、この温度でジビニルベンゾール0.81
部を添加した。20分後および50℃に冷却後、湿った
トルオール2部中に2,2−メチレン−(4−メチル−
6−第3−ブチル−フェノール)0.5部の溶液を添加
することによって重合を停止させる。溶剤を水蒸気を用
いて留去し、かつポリマーを70℃で24時間空気循環
乾燥箱中で乾燥させる。
【0075】 一般的な加硫混合物 本発明によるトレッドゴムから、次の組成の加硫混合物
を製造する(第1表参照): トレッドゴム 100 部 カーボンブラック N 339 50 部 酸化亜鉛 3 部 ステアリン酸 1 部 N−イソプロピル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン (ブルカノックス(VULKANOX(登録商標))4010 NA) 1 部 N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニレンジアミン (ブルカノックス(VULKANOX(登録商標))4020) コレシン(KORESIN(登録商標))、p−t−ブチルフェノールとアセチレンと の反応生成物 2 部 N−シクロヘキシル−1−ベンゾチアゾールスルホンアミド(CBS、ブルカシ ット(VULKACIT(登録商標))CZ) 1.3部 ジフェニルグアニジン(DPG、ブルカシット(VULKACIT(登録商標))DZ) 0.3部 硫黄 1.6部 製品ブルカノックス(登録商標)4010 NA、ブル
カノックス(登録商標)4020、ブルカシット(登録
商標)CZおよびブルカシット(登録商標)DZは、バ
イヤー社(Bayer AG)、レーバークーゼン、で入手で
き、コレシン(登録商標)はBASF社(BASF AG)、ルート
ビクスハーフェン、で入手できる。
【0076】N−339 50phrの代わりにVN3 5
0 phrの場合、つぎのように加速される: X−505 10 部 硫黄 1.6部 CZ 1.0部 DPG 2.0部 カーボンブラック50phrの鉱物性充填物、例えばVN
3との交換は、本発明による方法の場合、基礎物質と異
なってABSブレーキの場合に明らかに改善を生じさせ
る。転がり抵抗は不変であり、即ち、2つの方法、例え
ばカーボンブラックのVN3との交換および芳香油のナ
フテン油との交換は、この場合同等の価値である(ポリ
マーB、3、4、5番)。
【0077】しかし、この方法の完全な改善ポテンシャ
ルは、AB−ブロックコポリマーCの例で判明する。ナ
フテン油15phrと芳香油を交換することによって、例
6の場合の98%に対して、例7の場合ABSブレーキ
は107%に改善される。同時に転がり抵抗は104%
に対して115%に改善される。カーボンブラック50
phrのVN3 50phrとの交換は確かに転がり抵抗を1
23%に改善するが(例9)、湿潤滑りはABSブレー
キの場合例6および7の良好な水準に達しない。ナフテ
ン油15phrを芳香油15phrと交換し、および同時に珪
酸VN3をカーボンブラックと交換する(例10参照)
ことによって初めて、全く意外なことに、基礎物質に対
してABSブレーキでは115%への改善、ならびに転
がり抵抗では124%への改善が生じる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 7/00 C08L 7/00 53/02 53/02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリジエンゴムならびに常用の添加剤を
    基礎とし、ABSブレーキの場合に明らかに改善された
    ころがり抵抗および湿潤滑り挙動を有するタイヤトレッ
    ドにおいて、タイヤトレッド用ゴムが10〜40%の室
    温弾性率(22℃で)を有し、かつナフテン油および/
    またはパラフィン油と、カーボンブラックおよび/また
    は鉱物性充填剤とを含有することを特徴とする、ポリジ
    エンゴムを基礎とするタイヤトレッド。
  2. 【請求項2】 ポリジエンゴムならびに常用の添加剤を
    基礎とし、ABSブレーキの場合に明らかに改善された
    湿潤滑り挙動を有するタイヤトレッドにおいて、タイヤ
    トレッド用ゴムが10%以下の室温弾性率(22℃で)
    を有し、かつナフテン油および/またはパラフィン油
    と、カーボンブラックおよび/または鉱物性充填剤とを
    含有するかまたは芳香油および鉱物性充填剤を含有する
    ことを特徴とする、ポリジエンゴムを基礎とするタイヤ
    トレッド。
  3. 【請求項3】 トレッド用ゴムとしてスチロール−ブタ
    ジエン−ゴム;1,4−シス−ポリブタジエン、1,4
    −シス−ポリイソプレンおよび天然ゴム;異なった1,
    2−ビニル含量および3,4−IR−含量を有するスチ
    ロール、ブタジエンおよびイソプレンからなる溶液ゴ
    ム、3,4−ポリイソプレン、1,2−ポリブタジエ
    ン、異なったビニル含量を有するスチロールおよびブタ
    ジエンからなる溶液ポリマー、または前記ゴムの任意の
    割合での配合物が使用されている、請求項1または2記
    載のタイヤトレッド。
  4. 【請求項4】 トレッド用ゴムとして、次のものからな
    るAB−ブロックコポリマー: ブタジエンを基礎とするブロックA(均一に分布したビニル基含量8〜60%) 40〜80% 次のものを基礎とするブロックB 60〜20% − ブタジエン 0〜60%、 − イソプレン 0〜60%および − スチロール 0〜45%、 を使用し、この場合ジエン単位のビニル含量が75〜9
    0%である、請求項1から3までのいずれか1項記載の
    タイヤトレッド。
  5. 【請求項5】 トレッド用ゴムとして、次のものからな
    るABC−ブロックコポリマー: 15%未満のビニル基含量もしくはイソプロピレン基含量(V)を有するブタジ エン単位およびスチロール単位またはイソプレン単位からなるブロックA 40〜75%、 ブタジエン単位およびスチロール単位またはイソプレン単位(V 70%を上回 る)からなるブロックB 25%まで、または スチロール単位、イソプレン単位および場合によってはブタジエン単位(V 1 5%未満)からなるブロックB’ 25%までおよび スチロール単位、イソプレン単位および場合によってはブタジエン単位(V 7 0%を上回る)からなるブロックC 20〜55% を使用する、請求項1から3までのいずれか1項記載の
    タイヤトレッド。
  6. 【請求項6】 トレッド用ゴムとして、ジエン単位のビ
    ニル含量が35〜90%、有利に50%を上回る場合
    に、ブタジエンを 65〜85% およびスチロール
    を 35〜15%、有利に25%を上回って有する、
    ブタジエンとスチロールとからなるコポリマーを使用す
    る、請求項1から3までのいずれか1項記載のタイヤト
    レッド。
  7. 【請求項7】 ナフテン油および/またはパラフィン油
    を10〜50 phrの量で使用する、請求項1から6まで
    のいずれか1項記載のタイヤトレッド。
  8. 【請求項8】 鉱物性充填剤として珪酸、またはカーボ
    ンブラックと珪酸とからなる組合せ物を使用する、請求
    項1から7までのいずれか1項記載のタイヤトレッド。
  9. 【請求項9】 充填剤を50〜90 phrの量で使用す
    る、請求項8記載のタイヤトレッド。
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