JPH10253513A - 硬さ試験機 - Google Patents

硬さ試験機

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Publication number
JPH10253513A
JPH10253513A JP7453997A JP7453997A JPH10253513A JP H10253513 A JPH10253513 A JP H10253513A JP 7453997 A JP7453997 A JP 7453997A JP 7453997 A JP7453997 A JP 7453997A JP H10253513 A JPH10253513 A JP H10253513A
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JP
Japan
Prior art keywords
sample
anvil
hardness
support
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP7453997A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiko Koshimizu
文比古 輿水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akashi Corp
Original Assignee
Akashi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Akashi Corp filed Critical Akashi Corp
Priority to JP7453997A priority Critical patent/JPH10253513A/ja
Publication of JPH10253513A publication Critical patent/JPH10253513A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定位置と試料の重心位置とが離れている試
料の硬さ測定機に好適な試料支持装置を提供する。 【解決手段】 硬さ測定機の本体1に上下動可能に設け
たアンビル13に、試料01を重心G付近で支持可能な試料
搬送台20に下方から係接可能な支持部14を突設し、硬さ
試験時にアンビル13と支持部14とが協同して試料01を水
平状態に維持しながら圧子2に押し付けうる構成によ
り、長尺試料の搬送工程中における硬さ測定を可能にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料に圧子を押し
付けて当該試料の硬さ測定を行なう形式の硬さ試験機に
関し、特に測定位置と試料の重心位置とが離れている試
料の硬さ測定に好適な試料支持部をそなえた硬さ試験機
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、試料が長尺な場合、図4に示す
ように、硬さ試験機の本体1に上下動可能に設けられた
アンビル13の上に試料01を載置するとともに、アンビル
13の基軸12に取り付けた左右一対の補助アーム4,5で
試料01を支持させて硬さ試験を行なっている。なお硬さ
試験はアンビル13の基軸12を上方に移動してアンビル13
上の試料01を本体1に設けた圧子2に押し付けて行なわ
れる。したがって、基軸12を上下方向で移動させる駆動
機構が設けられている。
【0003】また、図5に示すようにアンビル13の基軸
12と連動して上下動する左右一対の支え台6,7を本体
1の外側に設け、支え台6,7で試料01を支持させるよ
うにしたものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の試料支持装置では、試料の重心位置が補助アー
ム4,5あるいは支え台6,7の外側にあるような試料
の場合、硬さ測定ができないという問題点がある。
【0005】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、重心位置と測定位置とが離れた長尺試料
を試料搬送台で硬さ試験機に搬入するとともに、同試料
を試料搬送台に載置したままで硬さ測定を行なえるよう
にした、試料支持部ならびに試料搬送台をそなえた硬さ
試験機の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体と、同本
体に設けられた圧子と、上記本体の上記圧子の直下に上
下動可能に設けられたアンビルと、硬さ測定時に同アン
ビルに載置された試料を上記圧子に押し付けるべく上記
アンビルを上方へ移動させる駆動機構とをそなえた硬さ
試験機において、上記アンビルを上方へ移動させる硬さ
測定時に、同アンビルと協同し、且つ上記試料をその重
心位置付近で支持するとともに同試料の測定部を上記ア
ンビルに載置すべく同試料を上記本体に搬入可能な試料
搬送台を介して、上記試料を水平状態に保持しながら上
方へ移動させる支持部を設けて課題解決の手段としてい
る。
【0007】また、上記支持部を、上下方向の取付け位
置を調節可能に上記アンビルに取り付けて課題解決の手
段としている。
【0008】さらに、上記試料搬送台を、移動台と、同
移動台に立設された案内柱に上下動可能に支持されると
ともに上記支持部による持上げ可能な腕部材と、同腕部
材の先端部に形成された上記試料の搭載部としての試料
載置面とをそなえて構成して課題解決の手段としてい
る。
【0009】本発明では、硬さを測定すべくアンビルを
上方へ移動させると、アンビルに連動して支持部が上方
へ移動して試料搬送台を上方へ持ち上げる作用が行なわ
れ、これにより測定部としての先端部をアンビル上に載
置され重心位置付近を試料搬送台に支持された長尺の試
料を水平状態に保持しながら持ち上げて、圧子に押し付
けることができる。
【0010】また、支持部のアンビルに対する取付け位
置を調節することで、試料搬送台の形状,寸法の変化に
簡単に対応できる。
【0011】さらに、試料搬送台が試料載置面を有する
腕部と移動台とをそなえるとともに、腕部だけが支持部
により持ち上げられるようになっているため、支持部に
よる持ち上げ重量を軽減でき、且つ移動台を移動用案内
部材(例えばレール,コンベヤ)に装着したままで硬さ
測定が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態としての硬さ試験機について説明すると、図1はそ
の正面図、図2はその支持部の斜視図、図3はその試料
搬送台の斜視図である。なお図1,2中図4,5と同じ
符号はほぼ同一の部材を示している。
【0013】図1に示すように、この実施形態では、硬
さ試験機の本体1に、アンビル13の駆動機構としてのナ
ット11が回転可能に取り付けられるとともに、ナット11
に螺合しナット11の回転によって上下方向に移動可能な
アンビルの基軸としての角ネジ12が取り付けられてい
る。なお角ネジ12は硬さ試験機の本体1に装着された圧
子2の直下に設けられている。
【0014】角ネジ12の上端部に、アンビル13が圧子と
対向するように取り付けられており、角ネジ12の中間部
に平板状の支持部14が取付け位置を調節可能に装着され
ている。すなわち、図2に示すように支持部14に平板状
の基板15が一体的に連接され、この基板15に角ネジ12の
挿通孔15aが形成されるとともに、挿通孔15aの切り割
り部15bの隙間寸法を調整して支持部14を角ネジ12に固
定するためのボルト15cが設けられていて、挿通孔15a
を角ネジ12に挿通してからボルト15cを締め付けること
で支持部14を任意の高さ位置に保持できるようになって
いる。
【0015】図2中の符号15dは基板15に形成されたボ
ルト15cの挿通穴、15eは挿通穴に対向して形成された
ボルト15cの螺合用雌ネジ部を示している。
【0016】図2の符号12aは角ネジ12のネジ軸方向に
形成された凹溝を示しており、この凹溝12aに本体1に
形成した凸条(図示せず)が摺接して角ネジ12の回転が
阻止されるようになっている。
【0017】試料搬送台20は、図3に示すように移動台
21と同移動台21に立設された一対の案内柱22に上下動可
能に支持された一対の腕部23とをそなえており、各腕部
23の先端部上面が試料載置面24に形成されている。
【0018】移動台21には搬送案内部材(例えばレー
ル)に沿って自走可能な自走装置が内蔵されていたり、
あるいは床面に張設されたコンベヤのような搬送案内部
材に係合する係合部が形成されていたりする。また試料
搬送台20は手動により押動されるようなものでもよい。
矢印25は試料搬送台20の移動方向を示している。
【0019】そして試料01は、図1に示すように試料搬
送台20の一対の試料載置面24, 24間に重心(位置)Gが
くるように、試料搬送台20に搭載されて、硬さ試験機1
に搬入されてくる。
【0020】試料載置面24に試料01を上記の状態で搭載
して試料搬送台20が硬さ試験機に到着し、図1に示した
状態、すなわち試料01の測定部付近がアンビル13の上方
に位置するとともに、試料搬送台20の腕部23が支持部14
の上方に位置する状態となったとき、ナット11を回転し
て角ネジ12を上方に移動させると、アンビル13と共に支
持部14も持ち上がる。
【0021】支持部14の上昇時に、支持部14が試料搬送
台20の一対の腕部23の試料載置面24の下側に当接し、支
持部14の上昇につれて一対の腕部23, 23が案内柱22, 22
に案内されながら持ち上げられる。
【0022】支持部14すなわち支持部14に支持された一
対の腕部23, 23とアンビル13とは同期して持ち上げられ
るから、試料搬送台20に搭載された試料01は、アンビル
13と一対の試料載置面24との三点で支持され、水平状態
を保持したままで圧子2に押し付けられる。
【0023】このように、この実施形態では、測定位置
と試料01の重心位置とが離れている試料の硬さ試験(例
えば長尺物の端部付近が測定位置となる試料の硬さ試
験)を、試料搬送台20に搭載したままで行なうことがで
き、したがって試料の搬送工程中に硬さ試験を行なうこ
とが可能となる。
【0024】また、支持部14の角ネジ12に対する取り付
け高さ位置が調節可能なため、形状,寸法の異なる試料
搬送台に対しても、簡単な操作で支持部14の高さ位置の
調節を行なって試料01を水平状態に保持して持ち上げる
ことが可能となる。
【0025】さらに、試料搬送台が試料載置面を有する
腕部と移動台とをそなえるとともに、腕部だけが支持部
により持ち上げられるようになっているため、支持部に
よる持ち上げ重量を軽減でき、且つ移動台を移動用案内
部材(例えばレール,コンベヤ)に装着したままで硬さ
測定が可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の硬さ試験
機によれば、次のような効果ないし利点が得られる。 (1) 硬さを測定すべくアンビルを上方へ移動させると、
アンビルに連動して支持部が上方へ移動して試料搬送台
を上方へ持ち上げる作用が行なわれ、これにより測定部
(例えば先端部)をアンビル上に載置され重心位置付近
を試料搬送台に支持された長尺の試料を水平状態に保持
しながら持ち上げて、圧子に押し付けることができる。 (2) 支持部のアンビルに対する取付け位置を調節できる
ため、試料搬送台の形状,寸法の変化に簡単に対応でき
る。 (3) 試料搬送台が試料載置面を有する腕部と移動台とを
そなえるとともに、腕部だけが支持部により持ち上げら
れるようになっているため、支持部による持ち上げ重量
を軽減でき、且つ移動台を移動用案内部材(例えばレー
ル,コンベヤ)に装着したままで硬さ測定が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての硬さ試験機を示す
正面図。
【図2】同支持部を示す斜視図。
【図3】同試料搬送台を示す斜視図。
【図4】従来の硬さ試験機を示す側面図。
【図5】従来の他の硬さ試験機を示す側面図。
【符号の説明】
01 試料 1 硬さ試験機の本体 2 圧子 4,5 補助アーム 6,7 支え台 11 アンビルの駆動機構としてのナット 12 アンビルの基軸としての角ネジ 13 アンビル 14 支持部 15 支持部の基部 15c 支持部固定用ボルト 20 試料搬送台 21 移動台 22 案内柱 23 腕部材 24 試料載置面 G 試料の重心(位置)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬さ試験機において、本体と、同本体に
    設けられた圧子と、上記本体の上記圧子の直下に上下動
    可能に設けられたアンビルと、硬さ測定時に同アンビル
    に載置された試料を上記圧子に押し付けるべく上記アン
    ビルを上方へ移動させる駆動機構とをそなえ、上記アン
    ビルを上方へ移動させる硬さ測定時に、同アンビルと協
    同し、且つ、上記試料をその重心位置付近で支持すると
    ともに同試料の測定部を上記アンビルに載置すべく同試
    料を上記本体に搬入可能な試料搬送台を介して、上記試
    料を水平状態に保持しながら上方へ移動させる支持部が
    設けられていることを特徴とする、硬さ試験機。
  2. 【請求項2】 上記支持部が、上下方向の取付け位置を
    調節可能に上記アンビルに取付けられていることを特徴
    とする、請求項1に記載の硬さ試験機。
  3. 【請求項3】 上記試料搬送台が、移動台と、同移動台
    に立設された案内柱に上下動可能に支持されるとともに
    上記支持部による持上げ可能な腕部材と、同腕部材の先
    端部に形成された上記試料の搭載部としての試料載置面
    とをそなえて構成されていることを特徴とする、請求項
    1または2に記載の硬さ試験機。
JP7453997A 1997-03-11 1997-03-11 硬さ試験機 Pending JPH10253513A (ja)

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JP7453997A JPH10253513A (ja) 1997-03-11 1997-03-11 硬さ試験機

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JP7453997A JPH10253513A (ja) 1997-03-11 1997-03-11 硬さ試験機

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JPH10253513A true JPH10253513A (ja) 1998-09-25

Family

ID=13550190

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7453997A Pending JPH10253513A (ja) 1997-03-11 1997-03-11 硬さ試験機

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JP (1) JPH10253513A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210413A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 硬さ試験機用アンビル
CN104568598A (zh) * 2015-01-14 2015-04-29 江苏兴达钢帘线股份有限公司 一种钢线材柔软度的检测方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210413A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 硬さ試験機用アンビル
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