JPH1025334A - 潜在性硬化型樹脂組成物及びこれを用いて形成した潜在性硬化型接着性シート - Google Patents

潜在性硬化型樹脂組成物及びこれを用いて形成した潜在性硬化型接着性シート

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JPH1025334A
JPH1025334A JP21398696A JP21398696A JPH1025334A JP H1025334 A JPH1025334 A JP H1025334A JP 21398696 A JP21398696 A JP 21398696A JP 21398696 A JP21398696 A JP 21398696A JP H1025334 A JPH1025334 A JP H1025334A
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JP
Japan
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epoxy resin
resin
adhesive sheet
cyanoguanidine
latent
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Application number
JP21398696A
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English (en)
Inventor
Takeo Ono
武男 大野
Kazuyoshi Nakanishi
一能 中西
Masanori Imai
正則 今井
Yoshiki Takahashi
芳樹 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Shinko Corp
Shinko Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shinko Chemical Co Ltd
Shinko Chemical Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】グリシジルエーテル系エポキシ樹脂及び/又は
グリシジルエステル系エポキシ樹脂とホウ酸エステル化
合物が溶剤に溶解しており、シアノグアニジンと変性脂
肪族ポリアミンが溶剤に溶解していない混合、分散系の
熱硬化型樹脂組成物とすることにより、ポットライフが
長く、取扱性が良好で、しかも低温硬化が可能であるう
え、Bステージ化が容易であり、又、得られた接着性シ
ートのベタツキが無く、更に、低温硬化が可能で有るに
も拘わらず、比較的高温でも保存が可能で、大型のコイ
ル及びトランス等の夏期における屋外作業を可能とする
潜在性硬化型樹脂組成物及びこれを用いて形成した潜在
性硬化型接着性シートを提供する。 【解決手段】(A)グリシジルエーテル系エポキシ樹脂
及び/又はグリシジルエステル系エポキシ樹脂、(B)
シアノグアニジン、(C)変性脂肪族ポリアミン及び
(D)ホウ酸エステル化合物を必須成分とすることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、電気・電子分野、
特にコイルの外装固着やトランスの層間接着等の構造用
接着剤として好適に用いられる潜在性硬化型樹脂組成物
及びこれを用いて形成した接着性シートに関する。
【0002】
【従来の技術】接着剤には、熱硬化性樹脂を用いるもの
と熱可塑性樹脂を用いるものとがある。前記熱硬化性樹
脂としてはエポキシ樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ
イミド樹脂、アルキッド樹脂等が挙げられるのであり、
又、嫌気性硬化型樹脂としてはシアノアクリレート樹脂
等が挙げられる。
【0003】一方、前記熱可塑性樹脂としては粘着型の
ゴム系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル系
樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリサルフ
ァイド樹脂等を用いるものと、ホットメルト型のポリオ
レフィン系樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エチレンー酢酸ビニ
ル共重合体、スチレンーイソプレンースチレンブロック
共重合体等を用いるものとが挙げられる。
【0004】そして、接着剤として、接着特性や電気特
性等の観点から、最も信頼性の高いものとして熱硬化性
樹脂が挙げられるのであり、しかもその代表的なものと
してエポキシ樹脂が挙げられる。
【0005】ところで、電気・電子分野において、コイ
ルの外装固着やトランスの層間接着等の絶縁接着には接
着シートを使用することが一般的であり、この絶縁接着
として液状の接着剤を使用すると、硬化の際に液ダレや
厚さの不均一性が発生し、外観の悪化、更に絶縁不良
等、所要の電気特性が得られないので、信頼性が乏し
く、殆ど使用されていないのである。
【0006】従来、エポキシ樹脂系の接着性シートは、
その基本成分としてエポキシ樹脂と硬化剤であり、この
種のものは、通常、冷暗所で保管をされている。特に9
0℃以下のような低温での硬化が可能なエポキシ樹脂系
の接着性シートは15℃以下での保管が必要であり、仮
に30℃以上の環境に放置した場合、1週間程度で接着
性シートとしての機能が失われる。
【0007】しかしながら、大型のコイル及びトランス
等の組立は屋外で行われることが多く、しかも夏期にお
ける施工現場での温度は35℃を超えることも度々あ
る。また、屋外作業時には設置型の大型乾燥機を使用す
ることが困難で簡易型熱風発生装置を使用している。こ
のような場合の硬化温度は90℃以下となることが一般
的であるため低温での硬化が可能なエポキシ樹脂系の接
着性シート(以下、低温硬化型接着性シートと称す
る。)が使用されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように、夏期における施工現場での温度は35℃を超え
ることが度々あり、また施工期間が3〜4週間と長期間
にわたるため、使用期間が過ぎた、つまり接着性シート
としての機能が失われた低温硬化型接着性シートによる
接着不良等のトラブルが頻発している。
【0009】ところで、エポキシ樹脂に、1部のアミン
付加物とシアノグアニジンの混合系硬化剤を配合したエ
ポキシ樹脂系接着性組成物においては、使用期間の延長
が可能であったが、希釈溶媒が使用できないことより硬
化剤の分散が不十分となり、局所的な硬化が発生し易
く、信頼性が乏しいものであった。
【0010】このエポキシ樹脂系接着性組成物は、硬化
剤であるアミン付加物が所定温度以上に達すると、アミ
ン付加物が分解し、アミン基が生成する結果、一挙に硬
化反応が進行するなどの理由によりBステージ化できな
いため、極端なベタつき及びパサつきが起き易いため施
工作業性が至極悪く、又、硬化の際には極端な発熱反応
を起こすため部材の歪みを伴い易く、品質の低下を齎し
たり、液状の接着剤の場合と同様に、その硬化後の外観
は、液ダレなどによって悪く、商品価値のないものであ
った。
【0011】又、1部のカチオンラジカル重合系硬化剤
を用いた低温硬化型接着性シートでは、作業面及び硬化
後の外観には問題が無いが、接着強度や電気特性におい
て大きな問題が有り、実際化には至っていないのが現状
である。
【0012】本発明は、グリシジルエーテル系エポキシ
樹脂及び/又はグリシジルエステル系エポキシ樹脂、シ
アノグアニジン、変性脂肪族ポリアミン及びホウ酸エス
テル化合物を必須成分とし、しかも前記のグリシジルエ
ーテル系エポキシ樹脂及び/又はグリシジルエステル系
エポキシ樹脂とホウ酸エステル化合物が溶媒に溶解して
おり、一方、前記のシアノグアニジンと変性脂肪族ポリ
アミンが溶媒に溶解していない混合、分散系の熱硬化型
樹脂組成物とすることにより、ポットライフが長く、取
扱性が良好で、しかも低温硬化が可能であるうえ、Bス
テージ化が容易であり、又、得られた接着性シートのベ
タツキが無く、更に、低温硬化が可能で有るにも拘わら
ず、比較的高温でも保存が可能で、大型のコイル及びト
ランス等の夏期における屋外作業を可能とする潜在性硬
化型樹脂組成物及びこれを用いて形成した潜在性硬化型
接着性シートを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る潜在性硬化
型樹脂組成物(以下、本発明物という。)は、前記目的
を達成するために、(A)グリシジルエーテル系エポキ
シ樹脂及び/又はグリシジルエステル系エポキシ樹脂、
(B)シアノグアニジン、(C)変性脂肪族ポリアミン
及び(D)ホウ酸エステル化合物を必須成分とすること
を特徴とするものである。
【0014】そして、本発明物においては、前記(A)
〜(D)成分においてその(A)と(D)が溶媒に溶解
しており、一方、前記の(B)と(C)が溶媒に溶解し
ていない混合、分散系の潜在性硬化型樹脂組成物である
ことを要する。つまり、本発明物においてはこのような
性質の溶媒を用いることを要する。
【0015】又、本発明物において、脂環型エポキシ樹
脂及びグリシジルアミン系エポキシ樹脂は、以下に述べ
る理由より、使用できないのである。
【0016】即ち、脂環型エポキシ樹脂はその反応性が
高く、ポットライフやシートライフが短く、比較的高温
での保存性が悪く、従って、夏期における施工現場では
接着性シートとしての機能が失われ、到底使用できない
のである。
【0017】又、グリシジルアミン系エポキシ樹脂はシ
アノグアニジンとの相互作用により、その反応性が高く
なり、ポットライフやシートライフが短く、比較的高温
での保存性が悪く、従って、この場合においても夏期に
おける施工現場では接着性シートとしての機能が失わ
れ、到底使用できないのである。
【0018】このように構成することによって、以下に
述べる特長を有する。即ち、ポットライフが長く、取
扱性が良好で、しかも低温硬化が可能であるうえ、Bス
テージ化が容易である。 得られた接着性シートはベタツキが極めて少なく、作
業性の良い接着性シートの供給が可能になる。 得られた接着性シートは35℃で4週間以上のポット
ライフを持ち、比較的高温でも保存が可能であり、しか
も90℃以下での低温硬化が可能で、大型のコイル及び
トランス等の夏期における屋外作業が可能となる。 得られた接着性シートは硬化時に過剰な発熱反応が発
生しないことより、歪みや内部応力の発生が極めて少な
い。
【0019】以下、まず、本発明物について詳細に説明
する。本発明物で好適に用いられる(A)グリシジルエ
ーテル系エポキシ樹脂及び/又はグリシジルエステル系
エポキシ樹脂としては、以下のものが挙げられる。
【0020】前記グリシジルエーテル系エポキシ樹脂と
しては、ビスフェノールA系エポキシ樹脂、ノボラック
型エポキシ樹脂又はビスフェノールF系エポキシ樹脂が
挙げられる。
【0021】前記ビスフェノーA型エポキシ樹脂として
は、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとをアルカ
リの存在下で反応させて得られるものであれば特に限定
されるものではない。
【0022】前記ビスフェノールA型エポキシ樹脂の市
販品の例としては、例えばシェル化学社製のEpon8
25、Epon828、Epon1001、Epon1
002、Epon1004、Epon1007又はEp
on1009、油化シェルエポキシ社製のエピコート8
15、エピコート827、エピコート828、エピコー
ト834、エピコート1055、エピコート872−X
−75、エピコート1001−B−80、エピコート1
001−X−70、エピコート1001−X−75、エ
ピコート1001、エピコート1002、エピコート1
004、エピコート1007又はエピコート1009、
旭化成社製のAER334、AER330、AER33
1、AER337、AER661、AER664、AE
R667又はAER669、旭電化社製のアデカレジン
EP−4200、アデカレジンEP−4300、アデカ
レジンEP−4100、アデカレジンEP−4340、
アデカレジンEP−5100、アデカレジンEP−52
00、アデカレジンEP−5400、アデカレジンEP
−5700又はアデカレジンEP−5900、住友化学
社製のスミエポキシELA−115、スミエポキシEL
A−127、スミエポキシELA−128、スミエポキ
シELA−134、スミエポキシESA−011、スミ
エポキシESA−012、スミエポキシESA−01
4、スミエポキシESA−017又はスミエポキシES
A−019、大日本インキ社製のエピクロン855、8
40、850、860、1050、エピクロン205
0、エピクロン4050、エピクロン7050又はエピ
クロン9050、ダウ・ケミカル(日本)社製のDER
330、DER331、DER661、DER662、
DER664、DER667又はDER669、大日本
色材社製のプリエボーPEB−10、プリエボーPE−
09、プリエボーPE−10、プリエボーPE−25、
プリエポーPE−70、プリエポーPE−80、プリエ
ポーPE−100、プリエポーPE−120又はプリエ
ポーPE−150、東都化成社製のエポトートYD−1
15、エポトートYD−127、エポトートYD−12
8、エポトートYD−134、エポトートYD−01
1、エポトートYD−012、エポトートYD−01
4、エポトートYD−017又はエポトートYD−01
9、日本チバガイギー社製のアラルダイトGY−25
0、アラルダイトGY−261、アラルダイトGY−3
0、アラルダイト6071、アラルダイト6084、ア
ラルダイト6097又はアラルダイト6099、三井石
化エポキシ社製のエポミックR−130、エポミックR
−139、エポミックR−140、エポミックR−14
4、エポミックR−301、エポミックR−302、エ
ポミックR−304、エポミックR−307又はエポミ
ックR−309等が挙げられる。
【0023】前記ビスフェノールA型エポキシ樹脂には
ビスフェノールA型弾性エポキシ樹脂も含まれるが、こ
のビスフェノールA型弾性エポキシ樹脂としてはビスフ
ェノールA骨格を有し、且つ硬化物が弾性を有するエポ
キシ樹脂であり、その市販品の例としては、例えば新日
本理化社製のリカレジンBEO−60E、旭電化社製の
アデカレジンEP4000、油化シェルエポキシ社製の
エピコート871、東都化成社製のエポトートYD−1
71等が挙げられる。
【0024】前記ノボラック型エポキシ樹脂としては、
ノボラック樹脂とエピクロルヒドリンとを反応させてグ
リシジルエーテル化させた樹脂をいい、下記一般式で示
されるものである。
【0025】
【化1】
【0026】前記フェノールノボラック型エポキシ樹脂
の市販品の例としては、油化シェルエポキシ社製のエピ
コート157S65、大日本インキ社製のエピクロンN
−800、ダウ化学社製のDEN438、油化シェル社
製エピコート152、エピコート154、ダウ・ケミカ
ル社製DEN−431、DEN−438、DEN−43
9、DEN−485、チバ・ガイギー社製アラルダイト
EPN−1138、アラルダイトEPN−1139、E
CN−1273、ECN−1299、DIC社製エピク
ロンN−730、N−738、N−740、エピクロン
N−560、N−665、N−670、N−673、N
−630、N−690、東都化成社製エポトートYDC
N−701、YDCN−702、703、YDCN−7
04、住友化学社製スミエポキシESCN−220L、
ESCN−220F、ESCN−220NH、日本化薬
EOCN−102又はEOCN−103等が挙げられ
る。
【0027】前記ビスフェノールF系エポキシ樹脂とし
ては、ビスフェノールFとエピクロルヒドリンとを反応
させて得られるものであり、フェノールノボラック型エ
ポキシ樹脂の前記一般式化1のn=0に相当するもので
ある。
【0028】前記ビスフェノールF系エポキシ樹脂の市
販品の例としては、例えば旭電化工業(商品名アデカレ
ジンEP4900)、油化シェルエポキシ社製(商品名
エピコート807)又はDIC社製(商品名エピクロ
ン)等が挙げられる。
【0029】本発明で用いられるグリシジルエステル系
エポキシ樹脂としては特に限定されるものではないが、
具体的には、例えばフタル酸ジグリシジルエステル又は
ジグリシジル−P−オキシ安息香酸等が挙げられる。
【0030】前記(A)グリシジルエーテル系エポキシ
樹脂及び/又はグリシジルエステル系エポキシ樹脂と
は、複数種のものを混合して用いても良く、又、ポット
ライフやシートライフ更に剪断接着力に悪影響を与えな
い範囲で、他のエポキシ樹脂、例えばウレタン変成エポ
キシ樹脂やニトリルゴム変成エポキシ樹脂等を混合して
も良いのである。
【0031】又、本発明物で用いられる(B)シアノグ
アニジンとしては、下記構造式、
【0032】
【化2】
【0033】を有する化合物である。
【0034】前記(B)シアノグアニジンの市販品の例
としては、例えばエイ・シー・アイ・ジャパン・リミテ
ッド社製のDICY CG シリーズであるCG−N
A、CG、CG−325、CG−1200、CG−14
00、DICYANEX−200、DICYANEX−
325及びDICYANEX−1200等が挙げられ
る。
【0035】更に、本発明物で用いられる(C)変性脂
肪族ポリアミンとしては、変性された脂肪族ポリアミン
であれば特に限定されるものではなく、具体的には、例
えばアミンアダクト(ポリアミンエポキシ樹脂アダク
ト)、ポリアミンーエチレンオキシド、ポリアミンープ
ロピレンオキシドアダクト、シアノエチル化ポリアミン
又はケチミン(ケトイミン)などが挙げられる。
【0036】このようにアミン硬化剤を変性することに
よって、ポットライフを長くしたり、硬化速度を調
節したり、保存性を良好にしたり、毒性や皮膚刺激
を少なくしたり、することができるのである。
【0037】前記(C)変性脂肪族ポリアミンの市販品
の例としては、例えば富士化成工業社製のフジキュアー
シリーズであるFXE−1000又はFXR−1030
等が挙げられる。
【0038】本発明物で用いられる(D)ホウ酸エステ
ル化合物としては、ホウ酸のエステル化合物であってエ
ポキシ樹脂の硬化剤として用いられるものであれば特に
限定されるものではなく、具体的には、例えばビスフェ
ノールFジグリシジルエーテル・フェノールノボラック
樹脂・トリノルマル−ブチルボレート混合物が挙げられ
る。
【0039】前記(D)ホウ酸エステル化合物の市販品
の例としては、例えば四国化成工業社製のキュアダクト
L−61B等が挙げられる。
【0040】本発明物は、前記(A)〜(D)を必須成
分とするものであるが、所要のポットライフ、取扱性、
低温硬化性、得られた接着性シートの作業性、電気特
性、柔軟性、シートライフ、耐熱性、耐湿接着性、しか
も割れやベタツキの減少等の観点から、(A)グリシジ
ルエーテル系エポキシ樹脂及び/又はグリシジルエステ
ル系エポキシ樹脂100重量部に対し、(B)シアノグ
アニジン3.5〜20重量部、好ましくは5〜15重量
部、(C)変性脂肪族ポリアミン3.5〜15重量部、
好ましくは5〜12.5重量部及び(D)ホウ酸エステ
ル化合物3〜15重量部、好ましくは3.5〜12.5
重量部の範囲とするのが望ましい。
【0041】本発明物には、所望により、有機溶媒が配
合されるが、この有機溶媒としては、前記(A)〜
(D)成分においてその(A)と(D)が溶媒に溶解し
ており、一方、前記の(B)と(C)を溶解しない溶媒
であることが必要であり、この溶媒としては、例えばベ
ンゼン、パラキシレン又はトルエン等が挙げられるので
あり、これらは1種或いは2種以上を混合して用いるこ
とができる。
【0042】本発明物を前記溶媒に溶解ないし分散させ
るにあたり、その配合割合は特に限定されるものではな
く、取扱性や塗膜形成性等を配慮して任意に選択、決定
できるが、本発明物100重量部に対し、5〜500重
量部の範囲、特に50〜300重量部の範囲である。
【0043】本発明に係る潜在性硬化型接着性シート
(以下、本発明シートと略称する。)においては、前記
目的を達成するために、本発明物の溶液を加熱してBス
テージ状態に硬化させてなることを特徴とする。
【0044】即ち、本発明シートにおいては、本発明物
の溶液を離形性の支持体上に塗工し、これを加熱してB
ステージ状態に硬化させても良く、この場合、この塗工
方法としては、特に限定されるものではないが、具体的
には、例えばフローコート、ヘッドコート、ローラーブ
ラシ、ナイフコート、ロールコート、スピンコート、パ
イプドクターノズル方式(PDN方式)、キスコート、
アプリケート又はコーティング等が挙げられる。
【0045】又、本発明シートにおいては、基材に本発
明物の溶液を含浸、吹き付け或いは塗工等によって当該
基材に本発明物を担持させ、これを加熱して、Bステー
ジ状態に硬化しても良いのである。
【0046】ところで、前記の加熱、硬化条件として
は、用いられる(A)〜(D)成分の種類や比率によっ
ても異なるが、一般に、温度100〜150℃で30秒
〜20分間行うことによって、Bステージ状態の本発明
シートが得られる。
【0047】本発明シートの厚さとしては用途によって
大きく異なり特に限定されるものではないが、一般には
5〜1000μm、好ましくは20〜600μmに形成
される。
【0048】前記基材としては、多孔質のシート状のも
のが挙げられるが、特に有機質繊維或いは無機質繊維で
形成された繊維基材、又は有機質繊維と無機質繊維の組
み合わせにより混抄された繊維基材が好ましい。
【0049】この繊維基材の具体例としてはポリエステ
ル繊維、アラミド繊維、炭素繊維、ガラス繊維等の織布
あるいは不織布、更にこれらの繊維の組み合わせにより
混抄された不織布又は織布等が挙げられる。
【0050】本発明シートを加熱して当該シートを完全
に硬化させるにあたり、温度80〜120℃で30〜3
60分間の条件下で行われる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づき詳
細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0052】実施例1 ビスフェノールA型エポキシ樹脂として東都化成社製エ
ポトートYD−011(エポキシ当量:450〜500
g/eq、軟化点60〜74℃)及び油化シェルエポキ
シ社製エピコート828(エポキシ当量:180〜20
0g/eq)をそれぞれ50重量部用い、これにトルエ
ン186重量部を投入し、高速ディスパ(1,200〜
2,000rpm)で10〜30分間撹拌することによ
り、前記ビスフェノールA型エポキシ樹脂を完全に溶解
した。
【0053】この混合溶液に、シアノグアニジン(パシ
フィックアンカーケミカル社製ジシアンジアミド)10
重量部と脂肪族ポリアミンである富士化成社製フジキュ
アーFXR−1030を7重量部及びホウ酸エステル化
合物であるビスフェノールFジグリシジルエーテル・フ
ェノールノボラック樹脂・トリノルマルーブチルボレー
ト混合物(四国化成社製キュアダクトL−61B)7重
量部を投入し、高速ディスパ(1,200〜2,000
rpm)で10〜30分間撹拌し、本発明物の配合液
(固形分40重量%)を得た。
【0054】実施例2 ビスフェノールA型エポキシ樹脂として東都化成社製エ
ポトートYD−011(エポキシ当量:450〜500
g/eq、軟化点60〜74℃)とフェノールノボラッ
ク型エポキシ樹脂としてチバガイギー社製アラルダイト
EPN−1138(エポキシ当量:176〜181g/
eq)をそれぞれ50重量部用い、これに、トルエン1
86重量部を投入し、高速ディスパ(1,200〜2,
000rpm)で10〜30分間撹拌することにより、
前記ビスフェノールA型エポキシ樹脂とフェノールノボ
ラック型エポキシ樹脂を完全に溶解した。
【0055】この混合溶液に、シアノグアニジン(パシ
フィックアンカーケミカル社製ジシアンジアミド)8重
量部と脂肪族ポリアミンである富士化成社製フジキュア
ーFXR−1030を8重量部及びホウ酸エステル化合
物であるビスフェノールFジグリシジルエーテル・フェ
ノールノボラック樹脂・トリノルマル−ブチルボレート
混合物(四国化成社製キュアダクトL−61B)8重量
部を投入し、高速ディスパ(1,200〜2,000r
pm)で10〜30分間撹拌し、本発明物の配合液(固
形分40重量%)を得た。
【0056】比較例1 実施例1において、シアノグアニジンを用いない以外
は、実施例1と同様の方法で製造したものを用いた。
【0057】比較例2 実施例1において、変性脂肪族ポリアミンを用いない以
外は、実施例1と同様の方法で製造したものを用いた。
【0058】比較例3 実施例1において、ホウ酸エステル化合物を用いない以
外は、実施例1と同様の方法で製造したものを用いた。
【0059】比較例4 実施例1において、変性脂肪族ポリアミンを3重量部と
する以外は、実施例1と同様の方法で製造したものを用
いた。
【0060】比較例5 実施例1において、ホウ酸エステル化合物を3重量部と
する以外は、実施例1と同様の方法で製造したものを用
いた。
【0061】表1に実施例1〜2及び比較例1〜5の樹
脂組成を示す。
【0062】
【表1】
【0063】日本バイリーン社製ポリエステル不織布O
L−140N(厚さ0.1mm、秤量50g/m)を
用い、この不織布に各実施例及び各比較例のものを含浸
し、温度100〜130℃で10分間乾燥して、表2に
示すBステージ状態の接着性シートを得た。
【0064】先行技術として市販品であるアミン付加物
とシアノグアニジン混合硬化系接着シアノグアニジン2
種類及びカチオンラジカル重合系接着性シート1種を、
前記各実施例及び各比較例と共に評価した。
【0065】表2に実施例1・2及び比較例1〜5更に
先行技術品3種の厚さ、秤量、35℃にて4週間保持し
た後の接着力(シートライフ)を示す。その結果を表2
に示す。
【0066】
【表2】
【0067】表2において、剪断接着力は厚さ1.6m
m、幅10mm、長さ100mmのSPCC鋼板を2枚
用い、これらが互いに対抗する方向に、しかもその互い
の積層板の一端部10mm間に10mm角の前記各接着
性シートを挟んで積層し、更に、その積層した試料の積
層部に2kg/cmの荷重をかけた状態で熱風乾燥機
により硬化させた。
【0068】得られた長尺状の試料において、上側のS
PCC鋼板の下側端部に10mm角のSPCC鋼板を、
また、下側のSPCC鋼板の上側端部に10mm角のS
PCC鋼板を、それぞれシアノアクリレート系樹脂で接
着し、長尺状の試料の両端部に段部を形成した。
【0069】即ち、前記の各実施例及び各比較例の接着
性シート(10mm角)で2枚のSPCC鋼板が、長尺
でかつ直線状になるように、その端部(10mm角)を
接着し、この積層・接着部と反対側の端部に10mm角
のSPCC鋼板を接着し、長尺状の試料の両端部に段部
を形成した。
【0070】次いで、前記長尺状における試料の両端段
部をそれぞれチャックで固定し垂直に5mm/分で前記
積層・接着部が破断するまで下方に引っ張った。
【0071】表3に実施例1・2及び比較例1〜5更に
先行技術品3種の硬化条件別の剪断接着力を示す。
【0072】
【表3】
【0073】表4に23℃雰囲気において、幅20m
m、長さ200mmの実施例1・2及び比較例1〜5更
に先行技術品3種の各接着性シートの取扱性の確認とし
て、各接着性シートにおいてその長さ方向の中央で90
度に折り曲げたときの状態を示す。
【0074】表4に実施例1・2及び比較例1〜5更に
先行技術品3種を用い、幅20mm、長さ200mmの
各接着性シートを垂直につり下げた状態にて、温度12
0℃、保持時間30分の条件で硬化させたときの外観を
確認した結果を示す。
【0075】
【表4】
【0076】表5に示す溶媒を用いた以外は、実施例1
と同様にして硬化型樹脂組成物を得た。
【0077】
【表5】
【0078】表5において、得られた硬化型樹脂組成物
を表5に示す温度条件下に放置したとき、表5に示す期
間経過後の粘度変化が、初期値の1.3倍までの溶媒を
○とし、初期値の1.3倍以上の溶媒を×とした。その
結果を表5に示す。
【0079】表5に示す結果より、極性がなく、(A)
グリシジルエーテル系エポキシ樹脂及び/又はグリシジ
ルエステル系エポキシ樹脂と(D)ホウ酸エステル化合
物が溶媒に溶解しており、一方、(B)シアノグアニジ
ンと(C)変性脂肪族ポリアミンが溶媒に溶解していな
い混合、分散系のものがポットライフが長いことが認め
られる。即ち、本発明物においてはこのような性質の溶
媒を用いることが必要であると認められる。
【0080】表6に示す溶媒を用い、(D)成分つまり
ホウ酸エステル化合物、を配合していない以外は、実施
例1と同様にして硬化型樹脂組成物を得た。
【0081】
【表6】
【0082】表6において、得られた硬化型樹脂組成物
を表6に示す温度条件下に放置したとき、表6に示す期
間経過後の粘度変化が、初期値の1.3倍までの溶媒を
〇とし、初期値の1.3倍以上の溶媒を×とした。その
結果を表6に示す。
【0083】表5及び表6に示す結果より、(D)ホウ
酸エステル化合物を配合しないとポットライフが著しく
短くなることが認められる。即ち、本発明物において、
(D)ホウ酸エステル化合物は、活性なアミン基をホウ
酸でブロック化し、しかもこのホウ酸エステル化合物は
比較的高温でも一挙に分解することがなく、徐々に分解
する結果、夏期など比較的温度が高い条件下での安定性
を著しく向上するものと解される。
【0084】以上の結果より、本発明物はポットライフ
が長く、取扱性が良好で、しかも低温硬化が可能である
うえ、Bステージ化が容易であることが認められた。
【0085】又、各実施例のものは、各比較例及び各先
行技術品3種類と比べて、シートライフが長く、低温硬
化性、接着強度及び取扱性が良好であり、しかも硬化後
の外観においても優れることが認められた。
【0086】更に、各実施例の接着性シートはベタツキ
が極めて少なく、実装試験の結果、作業性が良好で、し
かも35℃で4週間以上のシートライフを持ち、比較的
高温でも保存が可能であり、また90℃以下での低温硬
化が可能で、大型のコイル及びトランス等の夏期におけ
る屋外作業が可能であることが認められた。
【0087】加えて、この実装試験の際、各実施例の接
着性シートは硬化時に過剰な発熱反応が発生しないこと
より、歪みや内部応力の発生が極めて少なく、変形しな
いことが認められた。
【0088】ところで、本発明物は、ポットライフが長
く、しかも希釈溶媒を多量に使用できるため、固形粉末
状硬化剤の良好な分散が可能となる。
【0089】一方、従来技術品であるアミン付加物とシ
アノグアニジン混合系においては、3本ロール等により
練り込み型の分散を行っている。このため、硬化剤の分
散が不均一となっており、接着部材においては過剰な硬
化発熱による歪み及び局部硬化による接着バラツキを発
生している。
【0090】ところが、本発明物においては、固形粉末
状の硬化剤の均一な分散が可能であるためこのような問
題が発生しないのである。
【0091】また、本発明品は、Bステージ化が容易で
あるため、従来技術品であるアミン付加物とシアノグア
ニジン混合系のような乾燥状態の接着シートにおいて頻
繁に発生する硬化時の液ダレ及び作業性の悪さ(極端な
ベタつき及び樹脂剥離)及び急激な硬化発熱による接着
部材の歪み等の問題を解決できるのである。
【0092】
【発明の効果】本発明に係る潜在性硬化型樹脂組成物
は、(A)グリシジルエーテル系エポキシ樹脂及び/又
はグリシジルエステル系エポキシ樹脂、(B)シアノグ
アニジン、(C)変性脂肪族ポリアミン及び(D)ホウ
酸エステル化合物を必須成分としているから、ポットラ
イフが長く、取扱性が良好で、しかも低温硬化が可能で
あるうえ、Bステージ化が容易である効果を有するので
ある。
【0093】本発明に係る潜在性硬化型接着性シート
は、シートライフが長く、低温硬化性、接着強度及び取
扱性が良好であり、しかも硬化後の外観においても優れ
る効果を有するのである。
【0094】又、本発明に係る潜在性硬化型接着性シー
トは、ベタツキが極めて少なく、作業性が良好で、しか
も比較的高温でも保存が可能であり、また低温硬化が可
能で、大型のコイル及びトランス等の夏期における屋外
作業が可能であるなどの効果を有するのである。
【0095】更に、本発明に係る潜在性硬化型接着性シ
ートは、硬化時に過剰な発熱反応が発生しないので、実
装試験の際、歪みや内部応力の発生が極めて少なく、従
って、変形がなく、信頼性が著しく高いなどの効果を有
するのである。
フロントページの続き (72)発明者 高橋 芳樹 福井市二の宮2丁目7番1号 新興化学工 業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)グリシジルエーテル系エポキシ
    樹脂及び/又はグリシジルエステル系エポキシ樹脂、
    (B)シアノグアニジン、(C)変性脂肪族ポリアミン
    及び(D)ホウ酸エステル化合物を必須成分とすること
    を特徴とする潜在性硬化型樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (A)グリシジルエーテル系エポキシ
    樹脂及び/又はグリシジルエステル系エポキシ樹脂10
    0重量部に対し、(B)シアノグアニジン3.5〜20
    重量部、(C)変性脂肪族ポリアミン3.5〜15重量
    部及び(D)ホウ酸エステル化合物3〜15重量部から
    なる請求項1に記載の潜在性硬化型樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の潜在性硬化型樹
    脂組成物をBステージ状態に硬化させてなることを特徴
    とする潜在性硬化型接着性シート。
JP21398696A 1996-07-09 1996-07-09 潜在性硬化型樹脂組成物及びこれを用いて形成した潜在性硬化型接着性シート Pending JPH1025334A (ja)

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