JPH10252233A - 階 段 - Google Patents

階 段

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Publication number
JPH10252233A
JPH10252233A JP9082274A JP8227497A JPH10252233A JP H10252233 A JPH10252233 A JP H10252233A JP 9082274 A JP9082274 A JP 9082274A JP 8227497 A JP8227497 A JP 8227497A JP H10252233 A JPH10252233 A JP H10252233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stairs
uppermost
uppermost step
tread
upper floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9082274A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ujigawa
一男 宇治川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP9082274A priority Critical patent/JPH10252233A/ja
Publication of JPH10252233A publication Critical patent/JPH10252233A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 方向転換スペースが充分に確保できる上、勾
配をあまり急にする必要がなく、且つ従来と同スペース
があれば良く居室スペース等を狭くすることのない。 【解決手段】 最上段踏板1aの奥行寸法を他の踏板1
bの奥行寸法より大とし、且つ前記最上段踏板1aの前
方を行き止まりとすると共に、前記最上段踏板1aの側
方上部に上階床2側への出入口3を形成して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最上段に方向転換
用のスペースを形成した階段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すように、上階の廊下等
に平行して配置されるにより、その最上段で前方が行き
止まりになり、前記廊下等の上階床2側へ出入りする為
の出入口3がその最上段踏板1aの側方に形成されてい
る階段Aがあった。又、最上段で前方が行き止まりにな
った階段Aは、その最上段で方向転換する必要がある
が、その方向転換が容易にできるよう、図5,6に示す
ように、最上段踏板1aの更に上方に方向転換スペース
として上階床2に同一平面で続く踊り場9が形成された
階段Aもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す階段においては、その最上段踏板上で出入口側に9
0度方向転換する必要があったが、一般に踏板はその奥
行寸法があまりなく、方向転換には注意を要する必要性
があった。又、特にお年寄り、子ども、身体障害者等の
生活弱者にとってはその最上段踏板上での方向転換は極
めて難しく、階段からの転落のおそれもあり、危険を伴
うものであった。
【0004】図5,6に示す階段は、その問題点を解消
する為に、最上段踏板の更に上方に方向転換スペースと
して略正方形の踊り場を形成したものであるが、上記の
問題点は解消されたが、踊り場を形成した分、階段の勾
配が急になり、特にお年寄り、子ども、身体障害者等の
生活弱者にとっては階段の昇降がし辛いという新たな問
題点が発生していた。又、この構成で階段をできる限り
緩勾配にする為には、階段の昇り方向のスペースを踊り
場を形成した分多くとる必要があり、昇り口の位置をず
らせる必要があったが、このような構成を取った場合、
今度は下階の居室スペース等が狭くなってしまうという
問題点が発生していた。従って、これら生活弱者への対
応上、プラン上の、両方の問題点が解消された階段の出
現が強く望まれていた。
【0005】本発明は上記従来の種々の問題点を解消せ
んとして発明したものであって、方向転換スペースが充
分に確保できる上、勾配をあまり急にする必要がなく、
且つ従来と同スペースがあれば良く居室スペース等を狭
くすることのない階段を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解決
するため本発明の階段は、最上段踏板の奥行寸法を他の
踏板の奥行寸法より大とし、且つ前記最上段踏板の前方
を行き止まりとすると共に、前記最上段踏板の側方上部
に上階床側への出入口を形成して成ることを特徴とした
ものである。このような構成とすることで、最上段踏板
の奥行寸法が深いので、その最上段踏板を方向転換用ス
ペースとして転落等の心配なく安全に利用することがで
き、又、最上段踏板の上に方向転換用スペースとして踊
り場を形成する必要がないので、一段分の余裕がとれ、
緩勾配とすることが可能であり、更には緩勾配とするこ
とができる為に昇り口の位置をずらせる必要がなく、下
階の居室スペース等を狭くすることのないものである。
【0007】尚、最上段踏板とその側方上部の上階床と
の間の蹴込み板の高さ寸法は、それより下方の蹴込み板
と同じ高さ寸法であることが、最上段の段の高さが他の
段と同じ高さになるので、最上段踏板から上階床に昇る
際、逆に降りる際に、違和感なく昇降することができ、
又、昇降の際、誤ってつまずいたり、踏み外したりする
ことなく安全に昇降することができる点で望ましい。
【0008】又、最上段踏板は略正方形であることが、
最上段踏板上で90度方向転換した場合も、左右に略同
じ幅を確保することができ、お年寄り、子ども、身体障
害者等の生活弱者であっても、方向転換を踏み外しなく
容易に、且つ違和感なく行うことができる点で望まし
い。
【0009】更には又、最上段踏板の縦横の寸法は夫々
700mmから1000mmであることが、最上段踏板
が一人の人間が通行するのに適当な幅であり、最上段踏
板上での方向転換を行うのに充分な寸法であると共に、
その奥行寸法はそれよりの勾配を急勾配とすることのな
い寸法である点で望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づき説明する。図1,2において、本発明の階
段Aは、両側に斜め方向に対面して設けられた帯板状の
ささら桁5,5と、前記ささら桁5,5間に一定の間隔
を置いて順次設けられた踏板1と、各踏板1,1間に設
けられた蹴込み板4を主要な構成要素として成る。
【0011】図1,2において、踏板1は13段設けら
れているが、最上段踏板1aの奥行寸法は、他の踏板1
bの奥行寸法より大であり、且つ最上段踏板1aの昇り
方向正面、即ち前方には壁面6が形成されており、前方
は行き止まりとなっている。又、前記最上段踏板1aの
一側方の上部は廊下等の上階床2であり、階段Aから上
階床2への出入口3が形成されている。
【0012】図1に示す最上段踏板1aは、それより下
方の他の踏板1bとは異なり、その一辺が約850mm
の略正方形である。従って、踏板1とは別に踊り場を設
けずとも、階段Aから出入口3を介して上階床2側へ昇
る際、逆に上階床2から出入口3を介して階段A側へ降
りる際とも、この最上段踏板1a上で90度の方向転換
を行うことができ、お年寄り、子ども、身体障害者等で
も、安全且つ容易に階段Aの昇降を行うことができる。
【0013】又、前記最上段踏板1aの大きさは、縦横
ともは約850mmであるが、700mmから1100
mmであればどのような大きさであっても構わない。更
には、最上段踏板1aは横幅寸法が1100mmを超え
る大きさの長方形であっても良い。
【0014】尚、前記最上段踏板1aを除く他の踏板1
bは全て同寸法の長方形であり、その横幅寸法は、前記
最上段踏板1aよりやや小さな約840mm、奥行き寸
法は約200mmである。
【0015】前記最上段踏板1aを含む各踏板1,1間
は全て同じ高さ寸法の蹴込み板4で連結されているが、
蹴込み板4の下端は踏板1の奥側端面に、接着剤、釘等
で固着されており、上端は踏板1の裏面手前側に形成さ
れた下向き溝に嵌合され、前記下端と同じく接着剤、釘
等で固着されている。
【0016】又、最上段踏板1aの一側端面と上階床2
も前記各蹴込み板4と同じ高さ寸法の蹴込み板4で連結
されており、最下段の踏板1も下階床7と同じ高さ寸法
の蹴込み板4で連結されている。即ち、階段Aの各段の
高さは全て同じ高さとされており、昇降を違和感なく、
且つ安全に行うことができる。尚、図2に示す階段Aの
勾配は約46度であり、階高、即ち下階床7から上階床
2までの高さは2900mmである。
【0017】図3は、昇り口8が前記出入口3と同様に
横向きに形成された急折れ階段を示し、下の3段が進行
方向を90度変える為、それより上方の段と異なる形状
となっている。即ち、踏板1の一段目と三段目が略直角
三角形状であり、二段目がのし形に近い形状であり、前
記3段の踏板1を合わせた上面視は略正方形となってい
る。
【0018】又、前記下の3段の各踏板1,1間、及び
最下段の踏板1と下階床7を連結する蹴込み板4(図3
では図示せず)は、それより上方の蹴込み板4(図3で
は図示せず)と全て同じ高さ寸法であり、階段Aの昇降
を違和感なく、且つ安全に行うことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明は、最上段
踏板の奥行寸法を他の踏板の奥行寸法より大とし、且つ
前記最上段踏板の前方を行き止まりとすると共に、前記
最上段踏板の側方上部に上階床側への出入口を形成して
成ることを特徴とするので、最上段踏板の奥行寸法が深
く、その最上段踏板を方向転換用スペースとして転落等
の心配なく安全に利用することができ、又、最上段踏板
の上に方向転換用スペースとして踊り場を形成する必要
がないので、一段分の余裕がとれ、緩勾配とすることが
可能であり、更には緩勾配とすることができる為に昇り
口の位置をずらせる必要がなく、下階の居室スペース等
を狭くすることのないものである。
【0020】又、請求項2記載の発明にあっては、最上
段踏板とその側方上部の上階床との間の蹴込み板の高さ
寸法は、それより下方の蹴込み板と同じ高さ寸法である
ことを特徴とするので、最上段の段の高さが他の段と同
じ高さになるので、最上段踏板から上階床に昇る際、逆
に降りる際に、違和感なく昇降することができ、又、昇
降の際、誤ってつまずいたり、踏み外したりすることな
く安全に昇降することができる。
【0021】又、請求項3記載の発明にあっては、最上
段踏板は略正方形であることを特徴とするので、最上段
踏板上で90度方向転換した場合も、左右に略同じ幅を
確保することができ、お年寄り、子ども、身体障害者等
の生活弱者であっても、方向転換を踏み外しなく容易
に、且つ違和感なく行うことができる。
【0022】又、請求項4記載の発明にあっては、最上
段踏板の縦横の寸法は夫々700mmから1100mm
であるので、最上段踏板が一人の人間が通行するのに適
当な幅であり、最上段踏板上での方向転換を行うのに充
分な寸法であると共に、その奥行寸法はそれよりの勾配
を急勾配とすることのない寸法である。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す平面図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の一例の左右反転タイプを
示す縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す平面図である。
【図4】従来例を示す平面図である。
【図5】他の従来例を示す平面図である。
【図6】上記他の従来例の左右反転タイプを示す縦断面
図である。
【符号の説明】
1 踏板 1a 最上段踏板 1b 他の踏板 2 上階床 3 出入口 4 蹴込み板 A 階段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最上段踏板の奥行寸法を他の踏板の奥行
    寸法より大とし、且つ前記最上段踏板の前方を行き止ま
    りとすると共に、前記最上段踏板の側方上部に上階床側
    への出入口を形成して成ることを特徴とする階段。
  2. 【請求項2】 最上段踏板とその側方上部の上階床との
    間の蹴込み板の高さ寸法は、それより下方の蹴込み板と
    同じ高さ寸法であることを特徴とする請求項1記載の階
    段。
  3. 【請求項3】 最上段踏板は略正方形であることを特徴
    とする請求項1又は2記載の階段。
  4. 【請求項4】 最上段踏板の縦横の寸法は夫々700m
    mから1100mmである請求項1又は3記載の階段。
JP9082274A 1997-03-14 1997-03-14 階 段 Pending JPH10252233A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9082274A JPH10252233A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 階 段

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JP9082274A JPH10252233A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 階 段

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JPH10252233A true JPH10252233A (ja) 1998-09-22

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ID=13769924

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JP9082274A Pending JPH10252233A (ja) 1997-03-14 1997-03-14 階 段

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Legal Events

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Effective date: 20000208