JPH10247529A - 圧接コネクタ - Google Patents

圧接コネクタ

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Publication number
JPH10247529A
JPH10247529A JP9049154A JP4915497A JPH10247529A JP H10247529 A JPH10247529 A JP H10247529A JP 9049154 A JP9049154 A JP 9049154A JP 4915497 A JP4915497 A JP 4915497A JP H10247529 A JPH10247529 A JP H10247529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
press
along
terminal fitting
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP9049154A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Okayasu
恭志 岡安
Yukimasa Motomatsu
幸正 本松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP9049154A priority Critical patent/JPH10247529A/ja
Publication of JPH10247529A publication Critical patent/JPH10247529A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバーの外面に沿って電線を整列させる。 【解決手段】 カバー30は電線Wの圧接部分を覆うよ
うに取り付けられ、圧接された電線Wはカバー30の上
面30A、後面30B及び下面30Cに沿って配索され
て一纏めに束ねられて結束具37により結束される。カ
バー30の上面30A、後面30B及び下面30Cに
は、その左右両側縁に沿って立ち上がるようにガイドリ
ブ38が形成されているので、電線Wがカバー30の外
面上で側方へ拡がろうとしたり曲がろうとしても、その
広がりや曲がりはガイドリブ38によって規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧接コネクタに関
し、特に、圧接端子金具における電線の圧接部分を覆う
ように取り付けられるカバーに改良を施した圧接コネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧接コネクタとして、図7に示す
ものがある。これは、コネクタハウジング1と雌型圧接
端子金具2とを備えてなり、コネクタハウジング1に形
成した複数のキャビティ3内に夫々雌型圧接端子金具2
が挿入されている。雌型圧接端子金具2は全体として細
長い箱形状をなし、その前端部には相手側端子金具のタ
ブ(図示せず)が差し込まれるとともに、後端部に形成
した圧接刃4には電線Wが圧接されるようになってい
る。さらに、コネクタハウジング1の後端部には、その
雌型圧接端子金具2における電線Wの圧接部分を覆うよ
うにカバー5が取り付けられており、このカバー5とコ
ネクタハウジング1との隙間から電線Wが上下両側に延
出されている。この電線Wの上側への延出部分はカバー
5の上面5A及び後面5Bに沿って曲げられているとと
もに下側の延出部分はカバー5の下面5Cに沿わせら
れ、その双方の延出部分が結束具6によって一纏めに束
ねられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように電線Wを
カバー5の外面に沿わせて結束する作業は自動機によっ
て行われるのであるが、この際に、電線Wをカバー5の
外面に沿わせる工程において全ての電線Wが揃わない
と、結束の工程に支障を来す虞がある。しかし、従来で
は電線Wを整列させる手段が設けられていなかったた
め、電線Wをカバー5の外面に沿わせる工程で図8に示
すように外側の電線Waがカバー5の側縁からはみ出し
てしまう可能性がある。本願発明は上記事情に鑑みて創
案されたものであって、カバーの外面に沿って電線を整
列させるための手段を提供することを目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、圧接
刃を備えた圧接端子金具が取り付けられるコネクタハウ
ジングと、前記圧接刃に対する電線の圧接部分を覆うよ
うに前記コネクタハウジングに取り付けたカバーとを備
えてなり、前記電線を前記カバーの外面に沿わせた状態
で結束するようにした圧接コネクタにおいて、前記カバ
ーに、その外面に沿わせた前記電線を整列可能なガイド
リブを形成した構成とした。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ガイドリブが、前記カバーの両側縁に沿って形
成されている構成とした。請求項3の発明は、請求項1
又は請求項2の発明において、前記ガイドリブが、前記
カバーの外面上における前記電線の配索経路の全領域に
亘って設けられている構成とした。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>カバーの外面に沿わせた電線はガイ
ドリブによって整列状態とされるので、電線の結束工程
が支障なく行われる。
【0007】<請求項2の発明>カバーの外面に沿わせ
た電線は両側からガイドリブによって挟まれるので、カ
バーの外側へはみ出すことが防止される。 <請求項3の発明>ガイドリブが電線の配索経路の全領
域に亘って設けられているので、電線の配索形態や結束
位置が多様化した場合にも対応させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>以下、本発明を具体化した実施形態1を
図1乃至図6を参照して説明する。本実施形態の圧接コ
ネクタは、コネクタハウジング10と、コネクタハウジ
ング10に収容される雌型の圧接端子金具20と、圧接
端子金具20における電線Wの圧接部分を覆うカバー3
0とを備えて構成されている。コネクタハウジング10
の内部には、その前後両端面に開口する複数室のキャビ
ティ11が左右に並列して形成されており、各キャビテ
ィ11に圧接端子金具20が収容されるようになってい
る。キャビティ11の前側の開口は、図示しない相手側
の雄型端子金具のタブが挿入されるタブ受入口12とな
っており、キャビティ11の後側の開口は圧接端子金具
20を挿入するための挿入口13となっている。キャビ
ティ11の底面には係止部14が突成されており、この
係止部14に圧接端子金具20のランス25が係止され
ることによってその圧接端子金具20のキャビティ11
からの脱抜が規制されるようになっている。また、コネ
クタハウジング10の後端部には、その上面部と下面部
とを夫々U字形に切欠することによって電線受入部15
が形成されており、電線Wはこの電線受入部15に嵌め
られつつ圧接端子金具20に圧接される。
【0009】圧接端子金具20は、全体として前後方向
に細長い角筒形をなしている。圧接端子金具20の前端
部においては、下面板21の前端縁から延出した部分を
内側へ折り返すことによって弾性接触片22が形成され
ており、コネクタハウジング10のタブ受入口12から
挿入されたタブは弾性接触片22と上面板23との間で
弾性的に挟持されることにより接触状態となる。一方、
圧接端子金具20の後端部においては、その上面板23
及び下面板21に後端縁に開くように切欠する形態で圧
接刃24が形成されている。この圧接刃24は、コネク
タハウジング10の電線受入部15に対応しており、こ
の電線受入部15に電線Wを縦向きにして後方から嵌め
込むと、電線Wの樹脂被覆が切開されるとともに芯線が
圧接刃24に接触し、もって電線Wが圧接端子金具20
と接触状態とされる。また、圧接端子金具20の下面板
21には、その一部を切り起こすことによって斜め下方
へ延出するランス25が形成されており、圧接端子金具
20がキャビティ11内の正規位置に挿入されるとラン
ス25が係止部14に係止して圧接端子金具20が抜止
め状態に保持されるようになっている。
【0010】カバー30は、前方に開口する凹部31を
有し、この凹部31をコネクタハウジング10の後端部
に外嵌することにより電線Wの圧接部分を覆うように取
り付けられる。カバー30の上面板32の先端には電線
受入部15と対応する電線逃がし溝33が形成されてお
り、また、取付け状態ではカバー30の上面板32とコ
ネクタハウジング10の上面との間には電線収容空間3
4が確保される。圧接された電線Wの上方への延出部は
電線収容空間34内で前方へ転向された後、電線逃がし
溝33からカバー30の外側上方へ延出される。そし
て、このカバー30の外側へ延出した電線Wは、図示し
ない自動機により、カバー30の上面30Aと後面30
Bに沿わせることにより後方及び下方へ転向されつつ配
索され、カバー30の下方へ延出する状態とされる。一
方、カバー30の下面板35とコネクタハウジング10
の下面との間にも電線収容空間36が確保され、圧接さ
れた電線Wの下方への延出部はこの電線収容空間36内
で前方へ転向された後、下面板35の前端からカバー3
0の外側下方へ延出される。そして、このカバー30の
下側へ延出した電線Wは、図示しない自動機により、カ
バー30の下面30Cに沿わせることにより後方へ転向
されつつ配索され、上記した後面30Bに沿って下方へ
延出された部分と一緒に一纏めに束ねられ、テープ等の
結束具37によって結束されるようになっている。
【0011】さて、本実施形態の圧接コネクタには、上
記のように結束される複数本の電線Wをカバー30の外
面に沿わせる際にこれらの電線Wを整列させるための手
段が設けられている。以下、その構成について詳述す
る。カバー30には、その左右両側縁に沿うように一対
のガイドリブ38が形成されている。このガイドリブ3
8は、カバー30の上面30A、後面30B及び下面3
0Cの夫々、から立ち上がる上部リブ38A、後部リブ
38B及び下部リブ38Cとからなり、これらのリブ3
8A、38B、38Cは電線Wの配索経路に沿うように
連なっている。かかる左右一対のガイドリブ38により
電線Wが左右両側から挟まれるようになる。尚、このガ
イドリブ38の立ち上がり寸法は電線Wの外径寸法より
も少し大きく設定されている。
【0012】本実施形態においては、かかるガイドリブ
38を形成したことにより、電線Wをカバー30の上面
30Aに沿って後方へ配索するとき、後面30Bに沿っ
て下方へ配索するとき、及び下面30Cに沿って後方へ
配索するときに、夫々、電線Wが側方(右方または左
方)へ拡がろうとしたり曲がろうとしたりしても、その
電線Wの側方への広がりや曲がりはガイドリブ38によ
って規制される。これにより、全ての電線Wがカバー3
0の外面上でほぼ平行な状態に整列され、この後の結束
工程が支障なく行われるようになる。
【0013】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では電線がカバーの下方で結束され
る場合について説明したが、本発明は、電線をカバーの
後方や上方で結束する場合にも適用することができる。
【0014】(2)上記実施形態では圧接端子金具が雌
型である場合について説明したが、本発明は、圧接端子
金具が雄型である場合にも適用することができる。 (3)上記実施形態ではガイドリブをカバーの左右両側
に設けたが、本発明によれば、片側の側縁のみにガイド
リブを設けるようにしてもよい。 (4)上記実施形態では電線の配索経路の全領域(カバ
ーの上面、後面及び下面)に亘ってガイドリブを設けた
が、本発明によれば、電線の配索形態に応じてカバーの
上面、後面、下面のうちのいずれか1面または2面のみ
にガイドリブを設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の組付け状態の斜視図
【図2】実施形態1においてコネクタハウジングから圧
接端子金具とカバーを分離した状態をあらわす斜視図
【図3】実施形態1においてコネクタハウジングに圧接
端子金具を収容するとともに電線を圧接した状態をあら
わす縦断面図
【図4】実施形態1のカバーの縦断面図
【図5】実施形態1において電線をカバーの外面に沿っ
て配索して結束した状態をあらわす縦断面図
【図6】実施形態1において電線をカバーの外面に沿っ
て配索して結束した状態をあらわす平面図
【図7】従来例において電線をカバーの外面に沿って配
索して結束した状態をあらわす縦断面図
【図8】従来例においてカバーの外面に沿って電線を配
索した状態をあらわす平面図
【符号の説明】
10…コネクタハウジング 20…圧接端子金具 24…圧接刃 30…カバー 30A…上面(カバー30の外面) 30B…後面(カバー30の外面) 30C…下面(カバー30の外面) 38…ガイドリブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧接刃を備えた圧接端子金具が取り付け
    られるコネクタハウジングと、前記圧接刃に対する電線
    の圧接部分を覆うように前記コネクタハウジングに取り
    付けたカバーとを備えてなり、前記電線を前記カバーの
    外面に沿わせた状態で結束するようにした圧接コネクタ
    において、 前記カバーに、その外面に沿わせた前記電線を整列可能
    なガイドリブを形成したことを特徴とする圧接コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 前記ガイドリブが、前記カバーの両側縁
    に沿って形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の圧接コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ガイドリブが、前記カバーの外面上
    における前記電線の配索経路の全領域に亘って設けられ
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の圧
    接コネクタ。
JP9049154A 1997-03-04 1997-03-04 圧接コネクタ Pending JPH10247529A (ja)

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JP9049154A JPH10247529A (ja) 1997-03-04 1997-03-04 圧接コネクタ

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JP9049154A JPH10247529A (ja) 1997-03-04 1997-03-04 圧接コネクタ

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ID=12823188

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JP9049154A Pending JPH10247529A (ja) 1997-03-04 1997-03-04 圧接コネクタ

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JP (1) JPH10247529A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6948974B2 (en) 2002-11-14 2005-09-27 Yazaki Corporation End-processing structure of flat cable and method of end-processing of flat cable

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