JPH10245971A - 端部カバー構造 - Google Patents
端部カバー構造Info
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- JPH10245971A JPH10245971A JP5315097A JP5315097A JPH10245971A JP H10245971 A JPH10245971 A JP H10245971A JP 5315097 A JP5315097 A JP 5315097A JP 5315097 A JP5315097 A JP 5315097A JP H10245971 A JPH10245971 A JP H10245971A
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Abstract
の端部をカバーし、軒天、窓回り等の納めるための端部
カバー構造に関するものである。 【構成】 表面材13と裏面材14で芯材15をサンド
イッチした乾式壁材C木口端部を、垂直平面状の固定片
1と、固定片1の先端を内方に屈曲した立ち上がり片2
と、立ち上がり片2の先端を内方に屈曲したカバー片3
と、カバー片3の先端を内方にカバー片3の延長線に対
して鈍角で屈曲した係止片5とからなる端部材Aで被覆
した構造において、カバー片3近傍の乾式壁材Cの上端
を固定具βで固定し、垂直平面状の化粧面6と、化粧面
6の両端に形成した側面化粧面7と側面化粧面9とから
なるカバー部6aと、上端の側面化粧面9の先端を上方
に突出した係合片11と、係合片11を外方に突出した
係合爪12とからなる係合部10とから形成した端部カ
バーBの係合部10を、乾式壁材Cの化粧面13aと端
部材Aの係止片5間に挿入して係止片5と係合爪12を
係合して一体化した端部カバー構造である。
Description
る乾式壁材の端部をカバーし、軒天、窓回り等を納める
ための端部カバー構造に関するものである。
る当接片E1 とカバー空間E2 を有する端部材Eの一例
としては、図17(a)、(b)に示すような当接片D
1 と略断面コ字状のカバー空間D2 を有する止縁Dを、
図18に示すように壁下地α(木造下地、鉄骨下地、防
水シート等、あるいは既存壁下地、等よりなる)と軒天
γ間に固定具βにより施工し、乾式壁材Cの木口端部を
カバーするものであった。
して合成樹脂発泡体を使用した乾式壁材Cは経年変化に
より図17(b)に示すように乾式壁材C自体が凸状に
変形してしまうことが希にあった。このため、上記のよ
うな止縁Dを使用した壁は、乾式壁材Cが凸状に変形す
ることにより、止縁Dの化粧面と乾式壁材Cの化粧面間
に間隙aが形成され、美感上問題が生じることもあっ
た。その上、止縁Dと軒天γとの間の空隙aから、雨水
等が内部へと浸入してしまう欠点があった。さらに、乾
式壁材Cを張り直す作業は非常に手間とコストがかかる
ものであった。
を除去するため、表面材と裏面材で芯材をサンドイッチ
した乾式壁材木口端部を、垂直平面状の固定片と、固定
片の先端を内方に屈曲した立ち上がり片と、立ち上がり
片の先端を内方に屈曲したカバー片と、カバー片の先端
を内方にカバー片の延長線に対して鈍角で屈曲した係止
片とからなる端部材で被覆した構造において、カバー片
近傍の乾式壁材の上端を固定具で固定し、垂直平面状の
化粧面と、化粧面の両端に形成した側面化粧面とからな
るカバー部と、上端の側面化粧面の先端を上方に突出し
た係合片と、係合片を外方に突出した係合爪とからなる
係合部とから形成した端部カバーの係合部を、乾式壁材
の化粧面と端部材の係止片間に挿入して係止片と係合爪
を係合して一体化することにより、上記欠点を排除した
端部カバー構造を提供するものである。
構造の一実施例について詳細に説明する。すなわち、図
1は本発明に係る端部カバー構造を軒天γに形成した一
実施例を示す断面図であり、Aは端部材、Bは端部カバ
ー、Cは乾式壁材である。なお、Fはシーリング材であ
る。
平面状の固定片1と、固定片1の先端を内方に屈曲した
立ち上がり片2と、立ち上がり片2の先端を内方に屈曲
したカバー片3と、カバー片3の先端を内方にカバー片
3の延長線に対して鈍角で屈曲した係止片5とからなる
係止部4とからなるものである。
ための部分であり、カバー片3よりも長く形成し、カバ
ー片3により固定具βの打設が出来ないことが無いよう
に形成するものである。
10を係止し、端部材Aと乾式壁材C間に端部カバーB
を固定するためのものである。また、係止片5が傾斜し
て形成されることにより、端部カバーBの施工性を向上
するものである。なお、係止片5はシーリング材Fを埋
設する部分としても機能するものである。
面状の化粧面6と、化粧面6の下端に形成した側面化粧
面7と、側面化粧面7の先端を上方に突出した当接面8
と、化粧面6の上端に形成した側面化粧面9とからなる
カバー部6aと、側面化粧面9の先端を上方に突出した
係合片11と、係合片11の先端近傍を外方に突出した
係合爪12とからなる係合部10とから形成したもので
ある。その素材としては、金属薄板、例えば鉄、アルミ
ニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛合金メ
ッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、クラッド
鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイッチ鋼
板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリカーボネイト
樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラー板を
含む)の一種をロール成形、プレス成形、押出成形等に
よって各種形状に成形したものである。勿論、端部材A
も上記端部カバーBの素材より形成したものである。
示すように乾式壁材Cの上端を固定した固定具βの頭部
β1 を隠蔽し、外部に固定具βが露出しないように形成
したものである。また、側面化粧面7と側面化粧面9は
施工後にスプリングバックが働くために、側面化粧面7
が乾式壁材Cの化粧面13aと弾性を介して接触し、常
時化粧面13aと接触するために間隙が形成されず、防
水性、納まり(美感性)が向上するものである。勿論、
側面化粧面7の先端は係合片11よりも外方に突出する
ように形成した場合には、施工時に側面化粧面7が常時
乾式壁材Cの化粧面13aと弾性を介して接するように
施工でき、防水性、施工性、納まりが良くなるものであ
る。
Cと端部材A間に挿入され、係合爪12を端部材Aの係
止片5に係合することにより端部カバーBを固定するも
のである。
係止されることにより、端部材Aと乾式壁材C間に端部
カバーBを固定するためのものである。
の経時変化により凸状に変形した乾式壁材C)に示すよ
うに表面材13と裏面材14間に芯材15を形成し、両
端に雄型連結部16と雌型連結部17を形成したもので
あり、図5に示すように、固定具βの打設と、雄型連結
部16と雌型連結部17を嵌合することにより乾式壁材
Cを連結するものである。勿論、端部カバーBは縦張り
の乾式壁材C、横張りの乾式壁材Cの両方に使用出来る
ものである。
ば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ
・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼
板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サ
ンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリ
カーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装し
たカラー板を含む)の一種をロール成形、プレス成形、
押出成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは
無機質材を押出成形、プレス成形、オートクレーブ養生
成形等して各種任意形状に形成したものである。
ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、
塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチ
レンフォーム、ユリアフォーム、等の合成樹脂発泡体か
らなるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液
と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材13、もしくは裏
面材14の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬
化させて形成したものである。また、芯材15中には各
種難燃材として軽量骨材(パーライト粒、ガラスビー
ズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化ア
ルミニウム等)、繊維状物(グラスウール、ロックウー
ル、カーボン繊維、グラファイト等)を混在させ、防火
性を向上させることも出来る。
材、防火材、接着剤、補強材、緩衝材、吸音材、嵩上
材、軽量化材、等として機能するものである。勿論、芯
材15としてロックウール、グラスウール、セラミック
ウール等の無機材を使用しても良いものである。
方法について簡単に説明する。まず、新築の場合には、
図2に示すような端部材Aを軒天γ部分に固定具βを介
して固定する。次に、図4(a)に示すような乾式壁材
Cを縦に図5に示すように順次連結して固定する。最後
に、図1に示すように図3に示すような端部カバーBの
係合爪12を端部材Aの係止片5に係合し、施工を完了
するものである。なお、図示しないが、端部カバーBと
乾式壁材C間にシーリング材Fを形成しても良いもので
ある。
成され、施工から何年も経ち、経時変化により図4
(b)に示すように変形してしまった乾式壁材Cが図1
7(b)、図18に示すように縦張りで施工されている
とする。
材C木口上端の化粧面13aを平面(間隙aを無くす)
とするために、図1に示すように乾式壁材Cの上端部中
央部分(一番凸状変形の大きい部分)を固定具βで打設
し、化粧面13aを平面とする。各乾式壁材Cへの固定
具βの打設が完了したら、次に、図3に示すような端部
カバーBの係合部10を、図1に示すように乾式壁材C
の化粧面13aと端部材Aの係止片5間に差し込み、係
止片5に端部カバーBの係合爪12を係合し施工を完了
するものである。なお、図示しないが、端部カバーBと
乾式壁材C間にシーリング材Fを形成しても良いもので
ある。
カバー構造の一実施例にすぎず、端部材Aを図6(a)
〜(f)、端部カバーBを図7(a)〜(h)、乾式壁
材Cを図8(a)〜(g)に示すように形成することも
出来る。
(a)〜(e)は係止部4を変形した端部材A、(f)
図はアルミニウム合金、合成樹脂(プラスチック)等の
押出品よりなる端部材Aである。
(e)図は係合爪12を連続状で形成した端部カバー
B、特に(a)、(c)図は側面化粧面7を係合片11
よりも外方に突出して形成、あるいは化粧面6を傾斜し
て形成することにより、施工時に側面化粧面7が常時乾
式壁材Cの化粧面13aと弾性を介して接するように形
成した端部カバーA、(e)図はアルミニウム合金、合
成樹脂(プラスチック)等の押出品よりなる端部カバー
Bである。また、(f)図は係合片11の先端を屈曲
し、間隔を有して係合爪12を複数個形成した端部カバ
ーB、(g)図はa−a部断面図である(h)図に示す
ように、係合爪12をピッチPで形成し、施工性、脱落
防止を図ったものである。なお、ピッチPは30〜50
0mm位であり、このように、係合爪12を間隔を有し
て形成することにより、係合が楽で係合力が強化される
ものである。
としては、図2に示す端部材Aの他に図9(a)、
(b)〜図12(a)、(b)に示すような出隅、入
隅、ジョイナ、止縁Dにも使用出来るものである。
構造のその他の実施例を示すものであり、図13は窓下
に本発明に係る端部カバー構造を形成したものである。
また、図14は改修すべき構造のその他の例を示すもの
であり、2ヶ所にシーリング材Fを形成したものであ
る。この場合には、図15に示すように変形してしまっ
た乾式壁材Cと端部材A間に形成されたシーリング材F
を除去してから、図16、図1に示すような順序で施工
するものである。
構造によれば、乾式壁材を脳天打ちした固定具の釘頭
が外装面に露出しない。乾式壁材端部の変形、特に合
成樹脂発泡体を芯材としたサンドイッチ板では凸状を確
実に抑制、固定出来、耐風圧性も向上する。固定具と
端部カバーが、乾式壁材の凸状により形成された端部材
と乾式壁材間の空隙を無くすので、雨水が下地内部にま
で浸入することが無い。 乾式壁材を張り替えなくても凸状の補正が可能であ
る。側面化粧面が常時弾性を発揮し、端部カバーと乾
式壁材間に間隙が形成されることが無く、防水性、納ま
り(美感性)が良い。端部カバーは係合による施工の
ため、施工が簡単かつ確実である。新築時に形成すれ
ば、経時変化による凸状の変形を確実に防止出来る。
新築時、改修時の両方に形成できる。乾式壁材が経時
変化により変形しなかった場合には、端部カバーを施工
する必要が無い。等の特徴、効果がある。
明図である。
る。
る。
面図である。
す断面図である。
を示す断面図である。
示す断面図である。
す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 表面材と裏面材で芯材をサンドイッチし
た乾式壁材木口端部を、垂直平面状の固定片と、該固定
片の先端を内方に屈曲した立ち上がり片と、該立ち上が
り片の先端を内方に屈曲したカバー片と、該カバー片の
先端を内方にカバー片の延長線に対して鈍角で屈曲した
係止片とからなる端部材で被覆した構造において、カバ
ー片近傍の乾式壁材の上端を固定具で固定し、垂直平面
状の化粧面と、該化粧面の両端に形成した側面化粧面と
からなるカバー部と、上端の側面化粧面の先端を上方に
突出した係合片と、該係合片を外方に突出した係合爪と
からなる係合部とから形成した端部カバーの係合部を、
乾式壁材の化粧面と端部材の係止片間に挿入して係止片
と係合爪を係合して一体化したことを特徴とする端部カ
バー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315097A JPH10245971A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 端部カバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315097A JPH10245971A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 端部カバー構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10245971A true JPH10245971A (ja) | 1998-09-14 |
Family
ID=12934815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5315097A Pending JPH10245971A (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | 端部カバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10245971A (ja) |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP5315097A patent/JPH10245971A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040206 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051205 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060509 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060912 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |