JPH1122034A - 水切り構造 - Google Patents
水切り構造Info
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- JPH1122034A JPH1122034A JP18093297A JP18093297A JPH1122034A JP H1122034 A JPH1122034 A JP H1122034A JP 18093297 A JP18093297 A JP 18093297A JP 18093297 A JP18093297 A JP 18093297A JP H1122034 A JPH1122034 A JP H1122034A
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Abstract
壁材の下端部をカバーする水切り構造に関するものであ
る。 【構成】 垂直平面状の固定部1と、固定部1の下端を
内方に固定部1に対して鋭角で屈曲した底面3と、底面
3の下端に一定ピッチで形成した流水孔4と、底面3の
先端を内方に固定部1と略平行に屈曲したカバー片5
と、カバー片5の先端を内方に屈曲した側面カバー片6
と、固定部1の下端を内方に傾斜して突出し、カバー片
よりも外方に形成した水切り片7とから形成した水切り
Aを壁下地αに水平に固定すると共に、固定部1と底面
3とカバー片5により囲まれた空間に乾式壁材Bを挿入
して固定する水切り構造である。
Description
用する乾式壁材の下端部をカバーする水切り構造に関す
るものである。
端部をカバーする水切りCとしては、図12(a)、
(b)に示すような家屋において、図13に示すように
壁下地α(木造下地、鉄骨下地、防水シート等、あるい
は既存壁、等よりなる)と基礎γ間に固定具βにより施
工するものであった。
ような水切りCを使用した壁は、乾式壁材Bの木口端部
と水切りC間に間隙aが形成され、雨水等が内部へと浸
入してしまう欠点があった。さらに、乾式壁材Bが合成
樹脂発泡体を芯材とする、複合構造(サンドイッチ構
造、カナッペ構造)の場合には、吸水性の有る合成樹脂
発泡体が雨水を吸水し、芯材がヌレ雑巾化し、ボロボロ
になってしまい、初期の性能(断熱性、防火性等)を維
持出来ないものであった。
を除去するため、垂直平面状の固定部と、固定部の下端
を内方に固定部に対して鋭角で屈曲した底面と、底面の
下端に一定ピッチで形成した流水孔と、底面の先端を内
方に固定部と略平行に屈曲したカバー片と、カバー片の
先端を内方に屈曲した側面カバー片と、固定部の下端を
内方に傾斜して突出し、カバー片よりも外方に形成した
水切り片とから形成した水切りを壁下地に水平に固定す
ると共に、固定部と底面とカバー片により囲まれた空間
に乾式壁材を挿入して固定したことにより、上記欠点を
排除した水切り構造を提供するものである。
の一実施例について詳細に説明する。図1は本発明に係
る水切り構造を示す断面図、図2(a)〜(c)は上記
水切りAを示す断面図とa−a部端面図、図3は乾式壁
材Bを示す断面図、図4は乾式壁材Bの施工状態を示す
断面図である。
に垂直平面状の固定部1と、固定部1の下端を内方にL
字状に屈曲した載置面2と、載置面2の下端を内方に屈
曲すると共に傾斜して形成した底面3と、底面3に一定
ピッチで形成した流水孔4と、底面3の先端を内方に固
定部1と略平行に屈曲したカバー片5と、カバー片5の
先端を内方に屈曲した側面カバー片6と、固定部1の下
端を内方に屈曲し、カバー片5よりも外方に形成した水
切り片7と、固定部1に形成した突起8とから形成した
ものである。
により固定する部分である。
差を形成することにより、乾式壁材Bを縦張りで施工し
た際に、乾式壁材Bの木口端部が底面3に接触せず、内
部に浸入した雨水を乾式壁材Bが吸水しないように形成
したものである。
ると共に、固定部1に対して鋭角で傾斜して形成するも
のであり、乾式壁材Bと水切りAの側面カバー片6間よ
り浸入した雨水を外部に排出するものである。また、形
成ピッチPは30〜300mm位である。
る部分である。
に常時接触し、乾式壁材Bと水切りA間に隙間が形成さ
れるのを防止し、美感性、防水性を向上するための部分
である。
れた雨水等が、図では基礎γに付着するのを防止するた
めのものであると共に、乾式壁材B上を流れてきた雨水
の水切れを向上するものである。また、下段に乾式壁材
Bが来るような1階と2階の間の継ぎ目部分(中間水切
り部分)に形成した場合に、下段の乾式壁材Bの上端の
木口をカバーし、雨水が下段の乾式壁材Bの芯材内に浸
入するのを防止するためのものである。
である。
アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛
合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、ク
ラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイ
ッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリカーボ
ネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラ
ー板を含む)の一種を押出成形、ロール成形、プレス成
形、等によって各種形状に成形したものである。
裏面材10間に芯材11を形成し、両端に雄型連結部1
2と雌型連結部13を形成したものであり、図4に示す
ように、固定具βの打設と、雄型連結部12と雌型連結
部13を嵌合することにより乾式壁材Bを連結するもの
である。勿論、水切りAは縦張りの乾式壁材B、横張り
の乾式壁材Bの両方に使用できるものである。
鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・
亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼
板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サ
ンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリ
カーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装し
たカラー板を含む)の一種をロール成形、プレス成形、
押出成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは
無機質材を押出成形、プレス成形、オートクレーブ養生
成形、乾燥−焼成等して各種任意形状に形成したもので
ある。
ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、
塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチ
レンフォーム、ユリアフォーム、等の合成樹脂発泡体か
らなるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液
と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材9、もしくは裏面
材10の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬化
させて形成したものである。また、芯材11中には各種
難燃材として軽量骨材(パーライト粒、ガラスビーズ、
石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化アルミ
ニウム等)、繊維状物(グラスウール、ロックウール、
カーボン繊維、グラファイト等)を混在させ、防火性を
向上させることもできる。
材、防火材、接着剤、補強材、緩衝材、吸音材、嵩上
材、軽量化材、等として機能するものである。勿論、芯
材11としてロックウール、グラスウール、セラミック
ウール等の無機材を使用しても良いものである。
の強化のためにシーリング材を形成しても良いものであ
る。その素材としては、例えば定型で弾性のあるシーリ
ング材としては、例えば発泡ゴム、ポリ塩化ビニル系、
クロロプレン系、クロロスルホン化ポリエチレン系、エ
チレンプロピレン系、アスファルト含浸ポリウレタン
系、EPM、EPDM等の一般的に市販されているも
の、あるいは硬化型のシーリング材としてはシリコーン
系(反応硬化型、湿気硬化型)、変成シリコーン系(反
応硬化型)、ポリサルファイド系(反応硬化型)、ポリ
ウレタン系(反応硬化型、湿気硬化型)、SBR系(乾
燥硬化型)、アクリル系(乾燥硬化型)等よりなるもの
であり、主に防水材、気密材等の機能として有用なもの
である。勿論、これらの成分中に無機材等の難燃材、あ
るいは耐火性、防火性を有する例えばポリリン酸アンモ
ニウム、水酸化アルミニウム、フェノール樹脂粒、カー
ボンブラック、グラファイト(発泡、非発泡)等の難燃
材を混入した耐火性のあるシーリング材を使用しても良
いものである。
について簡単に説明する。そこで、図2(a)〜(c)
に示すような水切りAを壁下地αに水平に固定具βを介
して固定する。次に、図3に示すような乾式壁材Bの下
端部を水切りAの空間に挿入し、図4に示すように乾式
壁材Bを固定して施工を完了するものである。
り構造の一実施例にすぎず、水切りAを図5(a)〜
(i)、図6(a)〜(g)、乾式壁材Bを図7(a)
〜(g)に示すように形成することもできる。
した水切りAである。
2(c)に示すような流水孔4が底面3に形成されてい
るものである。
実施例を示す平面図と斜視図である。
工した状態を示す断面図、図9は1階と2階等の中間部
に本発明に係る水切り構造を施工した状態を示す断面
図、図10は落とし込み構造の乾式壁材Bを施工した場
合を示す断面図、図11は水切りC上に本発明に係る水
切り構造を施工した状態を示す断面図である。
によれば、流水孔が内部に浸入した雨水を速やかに外
部に排出する。カバー片の形成により、乾式壁材の下
端部の納まりが美しい。側面カバー片が常時乾式壁材
の化粧面と接触し、美感性が良い。底面を内方に固定
部に対して鋭角に傾斜し、最下端に流水孔を形成したた
めに、内部に浸入した雨水等の外部への排出が確実であ
る。カバー片よりも外方に形成した水切り片を形成し
たために、降水時の水切れ、内部に浸入した雨水等の水
切れが良い。底面に段差を形成(載置面を形成)した
場合には、乾式壁材の木口が内部に浸入した雨水と接触
せず、乾式壁材の芯材が合成樹脂発泡体である場合に、
合成樹脂発泡体の腐食防止、ヌレ雑巾化による断熱性の
低下防止、壁下地の腐食防止、乾式壁材の強度低下防止
に有効である。等の特徴、効果がある。
図である。
代表例を示す説明図である。
る。
面図である。
その他の実施例を示す説明図である。
その他の実施例を示す説明図である。
示す断面図である。
示す説明図である。
示す説明図である。
を示す説明図である。
を示す説明図である。
す説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 垂直平面状の固定部と、該固定部の下端
を内方に固定部に対して鋭角で屈曲した底面と、該底面
の下端に一定ピッチで形成した流水孔と、底面の先端を
内方に固定部と略平行に屈曲したカバー片と、該カバー
片の先端を内方に屈曲した側面カバー片と、固定部の下
端を内方に傾斜して突出し、カバー片よりも外方に形成
した水切り片とから形成した水切りを壁下地に水平に固
定すると共に、固定部と底面とカバー片により囲まれた
空間に乾式壁材を挿入して固定することを特徴とする水
切り構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18093297A JPH1122034A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 水切り構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18093297A JPH1122034A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 水切り構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1122034A true JPH1122034A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16091805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18093297A Pending JPH1122034A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 水切り構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1122034A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012127166A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Panasonic Corp | 窓上部見切り部材と窓上部の見切り構造 |
JP2013129975A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Ig Kogyo Kk | 壁の下端部構造 |
JP2013133587A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Ig Kogyo Kk | 壁の下端部形成方法 |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP18093297A patent/JPH1122034A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012127166A (ja) * | 2010-12-17 | 2012-07-05 | Panasonic Corp | 窓上部見切り部材と窓上部の見切り構造 |
JP2013129975A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Ig Kogyo Kk | 壁の下端部構造 |
JP2013133587A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Ig Kogyo Kk | 壁の下端部形成方法 |
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