JP3300779B2 - 構築物の開口上部構造 - Google Patents

構築物の開口上部構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構築物の開口上部を雄雌
連結型の建築用パネル(以下、単にパネルという)と、
水切り兼用のスターター材を用いて、既存のALCパネ
ル用の外付けサッシ、あるいは既存のALCパネル用の
半外付けサッシの上部に取り付けるための構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示すようにパネルBと、
ALCパネル用の外付け、半外付けサッシDを用いた開
口上部Aは、壁下地αにパネルBを取り付けた後に、サ
ッシDの固定部D2 をガイドとしてサッシDとパネルB
間の空隙をシール材Eで充填する構造が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サッシ
Dに雄雌連結構造を有するパネルBを取り付けた際に
は、パネルB下端とサッシDとの空隙に充填されている
のシール材Eが外観に現れてしまう上、雨等の水滴がシ
ール材Eに直接かかってしまい、シール材Eの油分が水
と共に流れ出して美観を著しく損ねるだけでなく、シー
ル材Eの劣化を早め防水性能、気密性能の低下を招く等
の重大な欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、開口上部においてスターター材Cに支
持されているパネルBと、サッシD間の従来はシール材
Eで遮断されている間隙にスターター材と一体化した水
切り片を通し、水切りの先端を下方へ屈曲させてシール
材Eを覆い、その屈曲部の内側に木口フタ固定用のビス
穴を設け、水切りの両切断面の外観に現れる部分に木口
フタを取り付けたことによりシール材Eが一切外観に現
れないようにし、さらに防水パッキン押さえ部で防水パ
ッキンを挟み込むことによって、開口上部Aの防水性、
気密性、意匠性を向上した構築物の開口上部構造を提供
するものである。
【0005】
【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る構築物の開
口上部構造について詳細に説明する。図1は上記構築物
の開口上部構造の代表例であり、開口上部Aにおいて、
壁下地α、パネルB、スターター材C、サッシDとから
なる構造である。パネルBは雄雌連結構造を有するもの
であり、例えば図2に示すように表面材1、裏面材1
6、芯材19、場合によっては無機ボード19aとから
なるサンドイッチ構造のパネルBである。表面材1、お
よび裏面材16は金属薄板材、あるいは合成樹脂材等よ
りなり、例えばAl、Fe、Cu、ステンレス、アルミ
・亜鉛合金メッキ鋼板、カラー鋼板、ホーロー鋼板、フ
ッ素樹脂塗装鋼板、クラッド鋼板、サンドイッチ鋼板等
の一種をプレス成形、押出成形、ロール成形等によって
形成したものである。
【0006】さらに詳説すると、表面材1は図3に示す
ように、横長の化粧面部2と、雄型連結部6、雌型連結
部10とから樋状部1aを形成したものであり、化粧面
部2は化粧面2aの長手方向の両端縁を内方に任意角度
で屈曲した側壁3、4と、側壁3の下端縁を外方に突出
した目地下地5とから形成したものである。
【0007】雄型連結部6は目地下地5の先端から外方
へ形成された凹状の固定溝8と固定溝8の他端から内方
に略く字型に屈曲してさらに内方へ水平に屈曲してなる
差込縁7と、差込縁7の先端を内方にL字状に屈曲した
補強片9よりなるものである。
【0008】差込縁7は図6に示すように、後記する雌
型連結部10の嵌合溝13に挿入され、固定溝8に釘等
の固定具βを打設してパネルBを壁下地αに固定する固
定部として機能する部分である。また凹状の固定溝8
は、固定具βの釘頭の高さ、及び幅よりも大きく形成
し、固定具βが目地下地5の面よりも上方に突出しない
ようにし、パネルBを形成する際に、後記する上面11
と目地下地5との接触部分に間隙を形成させず、さらに
この固定溝8により空隙を形成して毛細管現象を防止
し、防水性を強化するようにしたものである。
【0009】また、補強片9は第4図における裏面材1
6の安定片17aと重ね合わせることにより裏面材16
との一体化を強化し、差込縁7が嵌合溝13に挿入され
た際に芯材19もしくは無機ボード19aが下面12に
より押圧され変形するのを防止し、パネルB間の固定を
より確実にするものである。
【0010】雌型連結部10は側壁4の下端縁を内方に
屈曲した上面11と、上面11と平行に形成された下面
12と、上面11と下面12の各内方端間に内方が尖る
ように略断面く字状に形成した嵌合溝13と、下面12
の外方端を下方に屈曲し、さらに内方へ屈曲した小差込
縁14と、小差込縁14の内方端から下方へ屈曲した補
強片15とからなるものである。さらに詳説すると、差
込縁7の外方先端から固定溝8の側壁3側の端縁までの
長さをl3 、嵌合溝13の内方側の先端から側壁4側の
端縁までの長さをl4 とすると、l3 <l4 の関係と
し、図6に示すように上面11により固定具βの頭部を
被覆し、防水性、美観性の向上を図るものである。
【0011】裏面材16は図4に示すように、長尺状板
材の一端縁を内方に板材と略平行でコ字状に屈曲した延
長部17と、延長部17の先端を上方に屈曲してなる安
定片17aと、長尺状板材の他端縁を垂直方向に屈曲し
さらに内方に折り返して形成した安定片18とから形成
したものである。延長部17、安定片17a、安定片1
8は、係合時のガイド面、生産時の型として機能させ、
これらより樋状部16aを形成したものである。
【0012】この裏面材16は後記する芯材19の裏面
を覆ってパネルBをサンドイッチ構造体とし、パネルB
自体の機械強度を向上すると共に、不燃シート、防水
膜、遮熱シート、吸水シート、防音シート、パッキング
材などの少なくとも1つの機能として役立つものであ
り、その素材としては前記表面材1と同質の素材、ある
いはアスベスト紙、クラフト紙、アスファルトフェル
ト、金属箔(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シー
ト、ゴムシート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、
ガラス繊維不織布等の1種、または2種以上をラミネー
トしたもの、防水処理、難燃処理されたシートなどから
なるものである。
【0013】その装着は、後記する芯材19により一体
に形成すると共に、差込縁7、芯材19、無機ボード1
9a、延長部17により断面凹状の係合片20を、下面
12、芯材19、無機ボード19a、安定片18により
断面凸状の係合溝21を形成し、図6に示すように差込
縁7と嵌合溝13との係合と共に、係合片20に係合溝
21を落とし込むように係合し、壁下地αにパネルBを
固定するものである。また、延長部17、安定片18
は、防火性、防水性(雨水の壁下地αへの浸入防止)、
気密性を大幅に向上する役割を持ち、特に万が一の火災
に対して、裏面16bまで火炎が侵入するのを防止し、
耐火試験に合格し得るパネルBとするものである。
【0014】芯材19は主に合成樹脂発泡体を用い、断
熱材、補強材、防音材、緩衝材、防火材、接着材等とし
て機能するものであり、例えばポリイソシアヌレートフ
ォーム、フェノールフォーム、ポリウレアフォーム、ポ
リイミドフォーム等の合成樹脂発泡体、およびこれら合
成樹脂発泡体に難燃剤(硼酸塩、珪酸塩、リン酸塩
等)、難燃助剤(石膏スラグ、タルク、シラスバルーン
等)、骨材(パーライト、ガラスビーズ等)、繊維状物
(長、短繊維)等を混入したもの、パーライトの周囲に
フェノールフォーム粉末をコーティングし、これを加
温、加圧して発泡させたもの、あるいは石膏ボード、岩
綿ボード、グラスウールボード、ALC、インシュレー
ションボード、木片チップボード、グラスウール等より
なり、単一素材、あるいは複数の素材を組み合わせて形
成するものである。
【0015】無機ボード19aは珪酸カルシウムあるい
は炭酸カルシウム等の無機材からなり、パネルBの保形
性、耐火性を向上するために混入したものであり、差込
縁7、小差込縁14の形状に合わせて成形されたもので
ある。
【0016】次にCは図5に示すように長尺状、もしく
は短尺状のスターター材であり、材質は前記パネルBの
表面材1と同質のものが良い。さらに説明するとスター
ター材Cは、略垂直な固定部22と固定部22の上端を
略水平に突出させた受け底片23と、受け底片23の端
縁を略上方に屈曲しさらに先端部を外方へ約30度屈曲
させた嵌合部24と、嵌合部24の途中から水平方向へ
突出し、先端を下方へ屈曲させた防水パッキン押さえ部
25と、固定部22の下端を外方に、水平より下方へ約
10度傾斜させて形成した水切り片26と、水切り片2
6の端縁から略垂直下方に屈曲させて形成した垂下片2
7と、水切り片26と垂下片27間の屈曲部内方に形成
した木口フタ止め用ビス穴28と、水切り片26の途中
を略垂直下方に突出させたシール材受け29とから形成
したものである。
【0017】嵌合部24の先端部の屈曲角度は約30度
がパネルBとの接合が最も良く、水切り片26の傾斜角
度は約10度が外観が良く、強風時にも雨水が逆流しな
い角度である。固定部22は土台部(図示せず)や開口
上部A等における壁下地αに溶接等により固定する部分
である。また、受け底片23はパネルBの小差込縁14
を嵌挿する部分であり、嵌合部24はパネルBの嵌合溝
13に嵌挿される部分であり、共にパネルBを支持する
機能を有するものである。
【0018】防水パッキン押さえ部25は防水パッキン
HをパネルBの上面11との間に挟んで抑え込む部分で
あり、水切り片26はパネルBの側壁4とサッシDの固
定部D2 の間隙を下方へ約10度に傾斜させて通す部分
であり、垂下片27はシール材Eを覆い隠す部分であ
り、木口フタ用ビス穴28は木口フタ28aを固定する
ためのビス穴、シール材受け29は、シール材Fのガイ
ドの役割を持つと共に開口上部Aへの水の浸入を防止す
るものである。
【0019】なお、開口下部については図1に示すよう
に、下部サッシD3 、化粧カバーGを用いて納めるもの
である。
【0020】ここで寸法関係について図2〜図5を用い
て簡単に説明する。パネルBの全厚をt1 、裏面材16
の裏面16bの幅をW、係合片20の開口高さをt2
スターター材Cの受け底片23の厚さをt3 、嵌合部2
4の厚さをt4 、パネルBにおいて差込縁7の先端から
固定溝8の差込縁7側の端縁までの長さをl1 、差込縁
7の先端から補強片9の内方面までの長さをl2 、差込
縁7の先端から固定溝8の側壁3側の端縁までの長さを
3 、側壁4の外端から嵌合溝13の頂点までの長さを
4 、下面12の長さをl5 、延長部17の長さを
6 、スターター材Cの嵌合部24の高さをl7 、差込
縁7の上端からパネルBの化粧面2aまでの高さを
1 、上面11から化粧面2aまでの高さをh2 、差込
縁7の高さをh3、嵌合溝13の開口高さをh4 、化粧
面2aから補強片9、15までの高さをそれぞれh5
6 、延長部17、安定片18の高さをそれぞれh7
8 、裏面16bから安定片17aの先端までの高さを
9 、小差込縁14の高さをh10とすると、W=300
〜900mm位、t1 =25〜100mm位、t2 >h
3 、t3 >h8 +h10、h1 ≒h2 、h3 <h4 、h7
≒h8 、h4 >t4 、l1 <l2 、l3 <l4 、l5
6 の関係である。
【0021】次に施工例について簡単に説明する。いま
図1に示すような構築物の開口上部構造Aを図2に示す
ようなパネルB、図5に示すようなスターター材C、お
よびALC用の外付けサッシDを用いて施工すると仮定
する。なお、パネルBとしては、表面材1、裏面材16
として0.5mm厚のカラー鋼板を用い、芯材19とし
ては主に合成樹脂発泡体を用い、断熱材、補強材、防音
材、緩衝材、防火材、接着材等として機能するものであ
り、例えばポリイソシアヌレートフォーム、フェノール
フォーム、ポリウレアフォーム、ポリイミドフォーム等
の合成樹脂発泡体、およびこれら合成樹脂発泡体に難燃
剤(硼酸塩、珪酸塩、リン酸塩等)、難燃助剤(石膏ス
ラグ、タルク、シラスバルーン等)、骨材(パーライ
ト、ガラスビーズ等)、繊維状物(長、短繊維)等を混
入したもの、パーライトの周囲にフェノールフォーム粉
末をコーティングし、これを加温、加圧して発泡させた
もの、あるいは石膏ボード、岩綿ボード、グラスウール
ボード、ALC、インシュレーションボード、木片チッ
プボード、グラスウール等よりなり、単一素材、あるい
は複数の素材を組み合わせて形成するものである。
【0022】さらにスターター材Cとしては1.2mm
厚のアルミ押し出し品である。そこで鉄骨下地、あるい
は主柱、間柱、防水シート、断熱材等からなる壁下地α
にあらかじめサッシDを固定しておいて、サッシDの固
定部D2 の上部に防水パッキンFを施し、その上からス
ターター材Cを、水切り片26とサッシDの固定部D2
とで防水パッキンFを挟み込むように壁下地材αに固定
具βを介して固定し、スターター材Cの垂下片27とサ
ッシDの空隙にシール材Eを施し、パネルBをスタータ
ー材Cに落とし込むものである。図7はスターター材C
の両端に木口フタ28aを装着した際の斜視図である。
【0023】以上説明したのは、本発明に係る構築物の
開口上部構造に係る代表例にすぎず、図1において壁下
地α、パネルB、スターター材C、サッシD間の空隙に
モルタルや発泡ウレタンを注入し、気密性、断熱性の強
化を図ったりすることもできる。また図8(a)〜
(f)はパネルBの変形例である。なお、スターター材
Cの受け底片23、嵌合部24、防水パッキン押さえ部
25等は、パネルBの雌型連結部の形状に応じて成形す
るものとする。
【0024】図9(a)〜(f)はスターター材Cの変
形例であり、図9(a)は水切り片26の下端を内側へ
折り返し、水の切れを良くしたスターター材C、図9
(b)は水切り片26を内側寄りに傾倒させ、シール材
Eへの水の浸入防止を強化し、さらに受け底片23の途
中からパネルBの小差込縁14と補強片15に密着する
ように補助嵌合部を設けて、パネルBとの接合をより強
化したスターター材Cである。
【0025】また、図9(c)は木口フタ用ビス穴28
の下方の舌片の先端より垂下片を設けて意匠性を向上
し、水切り片26の途中の、パネルBとの接合時のパネ
ルBの上面11の延長線上より内側に段差を設け、開口
部への水の浸入防止を強化したスターター材C、図9
(d)は水切り片26の途中の、パネルBとの接合時の
パネルBの上面11の延長線上より内側から略垂直上方
に仕切りを設け、仕切りの先端を上面11側に屈曲さ
せ、さらに防水パッキン押さえ部25の先端をT字状に
して、防水パッキンHをより広範囲に渡って固定するこ
とにより開口上部Aへの水の浸入防止を強化したスター
ター材Cである。
【0026】図9(e)は垂下片27の内側に複数個の
突起を設け、水の浸入防止及びシール材Eの固定を強化
し、さらに水切り片26の途中の、パネルBとの接合時
のパネルBの上面11の延長線上より内側から略垂直上
方に仕切りを設け、開口部への水の浸入防止を強化し、
また防水パッキン押さえ部25を受け底片23の延長上
に配し、先端を略垂直上方に屈曲させたスターター材
C、図9(f)は垂下片27を垂直より外方約10度傾
斜させ、先端を略水平に内方に屈曲させて意匠性を向上
し、また水切り片26の約中間点から略垂直上方に仕切
り片と、仕切り片の先端を外方へ水切り片26と略平行
に屈曲させ上面11と2〜3mmの間隙を保つように形
成した仕切り上部とからなる仕切り部を設けることによ
り仕切り部を外観にあらわさないようにし、開口上部A
への水の浸入防止を強化したスターター材である。な
お、木口フタ33は、スターター材Cの形状に応じて変
形させるものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る構築物
の開口上部構造によれば、雄雌型連結パネルであって
も、ALCパネル用のサッシに容易に取り付けることが
できる。シール材が水に濡れることが殆どないため、
シール材が劣化せず、気密性、防水性の低下を防止する
のに抜群の効果がある。外観にシール材が直接現れな
いため、外観からの美観性を向上することができる。
必要に応じてサッシとスターター材間にコーキング処理
を施すことができるので、さらに開口上部の防水性、気
密性を向上することができる。等の特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る構築物の開口上部構造の代表例を
示す説明図である。
【図2】図1において用いられたパネルの代表的一例を
示す説明図である。
【図3】図2において用いられたパネルの表面材を示す
説明図である。
【図4】図2において用いられたパネルの裏面材を示す
説明図である。
【図5】図1において用いられたスターター材の代表的
一例を示す説明図である。
【図6】図2において用いられたパネルの連結構造を示
す説明図である。
【図7】図1における開口上部構造の斜視図である。
【図8】本発明に係る構築物の開口上部構造に用いられ
るパネルのその他の例を示す断面図である。
【図9】本発明に係る構築物の開口上部構造に用いられ
るスターター材のその他の例を示す断面図である。
【図10】構築物の開口上部構造の従来例を示す説明図
である。
【符号の説明】
α 壁下地 β 固定具 γ モルタル、発泡ウレタン等 A 開口上部 B 建築用パネル C スターター材 D サッシ D1 レール押さえ部 D2 固定部 E シール材 F 防水パッキン G 化粧カバー H 防水パッキン 1 表面材 1a 樋状部 2 化粧面部 2a 化粧面 3 側壁 4 側壁 5 目地下地 6 雄型連結部 7 差込縁 8 固定溝 9 補強片 10 雌型連結部 11 上面 12 下面 13 嵌合溝 14 小差込縁 15 補強片 16 裏面材 16a 樋状部 17 延長部 17a 安定片 18 安定片 19 芯材 19a 無機ボード 20 係合片 21 係合溝 22 固定部 23 受け底片 24 嵌合部 25 防水パッキン押さえ部 26 水切り片 27 垂下片 28 木口フタ用ビス穴 28a 木口フタ 29 防水パッキン受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−52941(JP,A) 特開 平5−44323(JP,A) 特開 平5−79146(JP,A) 実開 平2−45288(JP,U) 実開 昭63−190408(JP,U) 実開 昭62−126405(JP,U) 実開 平6−4220(JP,U) 実開 昭52−24744(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/64 E06B 1/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状板材の幅方向一端縁に略断面凸状
    の係合片を形成し他端縁に略断面凹状の係合溝を形成し
    た建築用パネルと、略垂直な固定部と該固定部の上端を
    略水平に外方に屈曲させて形成した受け底片と、該受け
    底片の端縁を略上方に屈曲してさらにその先端を外側へ
    屈曲させて形成した嵌合部と、該嵌合部の途中から水平
    方向へ突出し先端を下方へ屈曲させた防水パッキン押さ
    え部と、固定部の下端を外方に水平より下方へ約10度
    で傾斜させて形成した水切り片と、該水切り片の端縁を
    略垂直に下方に屈曲させて形成した垂下片と、水切り片
    の途中を略垂直下方に突出させたシール材受けと、水切
    り片と垂下片との屈曲部分の内側に設けた木口フタ用ビ
    ス穴とから形成したスターター材と、少なくとも水平な
    レール押さえ部と該レール押さえ部の端縁を上方に突出
    させ、さらに壁下地方向に略L字状に屈曲して形成した
    固定部とから形成したALCパネル用のサッシとからな
    る構造であり、開口上部の建築用パネルとALCパネル
    用のサッシ間にスターター材が形成されていることを特
    徴とする構築物の開口上部構造。
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JP3068228B2 (ja) 建築用パネル

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