JPH10245725A - 天然繊維と合成繊維とから成る繊維スライバを製造する方法及び該製造法を実施するためのコーミングマシン - Google Patents

天然繊維と合成繊維とから成る繊維スライバを製造する方法及び該製造法を実施するためのコーミングマシン

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JPH10245725A
JPH10245725A JP4029798A JP4029798A JPH10245725A JP H10245725 A JPH10245725 A JP H10245725A JP 4029798 A JP4029798 A JP 4029798A JP 4029798 A JP4029798 A JP 4029798A JP H10245725 A JPH10245725 A JP H10245725A
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fiber
sliver
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fiber sliver
combing
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JP4029798A
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Rene Rebsamen
レープザーメン レーネ
Albert Rusch
ルッシュ アルベルト
Peter Gnaegi
グネーギ ペーター
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Maschinenfabrik Rieter AG
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G13/00Mixing, e.g. blending, fibres; Mixing non-fibrous materials with fibres
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G21/00Combinations of machines, apparatus, or processes, e.g. for continuous processing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後続の紡績プロセスでの後加工のために、既
存の装置を用いて、場合によってはドラフトプロセス段
をできるだけ省いて、合成繊維と天然繊維とから成る繊
維スライバ、又は種々異なった天然繊維をブレンドした
繊維混合物から成る繊維スライバを簡便に製造する方法
と装置を提供する。 【解決手段】 複数のコーミングヘッドKから送出され
た繊維スライバFが前紡ドラフト装置4の主ドラフト域
内に入る前に前記繊維スライバFに、コーミングプロセ
スには関与しなかった繊維混合物Sを混繊する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1に発明の
上位概念として記載したように、綿のような天然繊維を
加工する複数のコーミングヘッドを備えたコーミングマ
シンを用いて天然繊維と合成繊維とから成る繊維スライ
バを製造する方法であって、しかも前記の各コーミング
ヘッドで生産されたコーマ揚り繊維フリースを1条の繊
維スライバに纏め、かつ個々の繊維スライバを、少なく
とも1つの予備ドラフト域と少なくとも1つの主ドラフ
ト域とを備えた後続の前紡ドラフト装置に供給し、かつ
ドラフト操作に続いて1条のコーマ揚り繊維スライバを
形成する方法及び請求項8に記載したように前記方法を
実施するためのコーミングマシン、並びに請求項17記
載の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば米国特許第3987615号明細
書に基づいて多種多様の製造装置が公知に成っており、
その場合、天然繊維と合成繊維とからなる混紡糸を製造
するために、コーミングマシンの下流側に接続されたド
ラフト段において、天然繊維スライバと合成繊維スライ
バとの混繊が行われる。充全な混繊を得るためには、ド
ラフトをかけるための2つ又は3つのドラフトプロセス
段が必要である。
【0003】更に米国特許第5155989号明細書に
基づいて公知になっている製造法では、異種の繊維原料
のブレンドが、すでにコーミングマシンの加工前に行わ
れる。コーミングマシンは高品質の繊維混合物を製造す
るために役立ち、該繊維混合物から短繊維を分離する。
前掲米国特許明細書の例では、全繊維混合物が、要する
に合成繊維も、コーミングツールを経てガイドされる。
合成繊維は機械内でその繊維長を維持し、つまり一定の
ステープル長を有しているので、本来この合成繊維のコ
ーミングは不必要である。すなわち合成繊維と天然繊維
とから成るすでにブレンドされた繊維量をコーミングマ
シンで加工する場合、合成繊維もコーミングプロセスを
通してガイドすることになるので、エネルギを必要以上
に浪費することになる。
【0004】実地に基づいて例えば混合ドラフト段(me
lange gillbox)のような専用装置も公知であり、該混
合ドラフト段において異種の繊維原料の混繊が行われ
る。前述したように合成繊維と天然繊維との間で均質な
ブレンドを得るためには最大限3つのドラフトプロセス
段を使用する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、後続の紡績プロセスでの後加工のために、既存の装
置を用いて、場合によってはドラフトプロセス段をでき
るだけ省いて、合成繊維と天然繊維とから成る繊維スラ
イバ、又は種々異なった天然繊維をブレンドした繊維混
合物から成る繊維スライバを簡便に製造する方法と装置
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の方法上の構成手段は、複数のコーミングヘッ
ドから送出された繊維スライバが前紡ドラフト装置の主
ドラフト域内に入る前に前記繊維スライバに、コーミン
グプロセスには関与しなかった繊維混合物を混繊する点
にある。
【0007】その場合、混化される繊維混合物は例え
ば、別個にコーミングを施され次いで染色された天然繊
維から成っていることができ、或いは殊に有利には合成
繊維から成る繊維スライバから成っていてもよい。
【0008】更に本発明は、コーミングマシンに配設準
備された容器つまりケンスから合成繊維スライバを引出
し、かつフィード装置を介して天然繊維スライバに位置
決めして混加することを提案する。
【0009】複数条の天然繊維スライバに、該天然繊維
スライバの条数に少なくとも等しい条数の合成繊維スラ
イバを混加する場合には、良好なブレンド比が得られ
る。天然繊維スライバへの合成繊維スライバの混加は、
繊維スライバ束の全幅にわたって均等に行うのが一層有
利である。
【0010】均等な繊維スライバを得るため、かつドラ
フト後段における調節を省くために本発明は、供給され
る合成繊維又は天然繊維からなる繊維スライバ束の質量
変動(質量のばらつき)を補償するために、前紡ドラフ
ト装置におけるドラフトを調節して行うことを提案す
る。この補償は、予め設定した目標値に基づいて実施さ
れる。
【0011】均質な混繊を得るために、混加すべき繊維
混合物は、前紡ドラフト装置の予備ドラフト域と主ドラ
フト域との間で、繊維フリースの形で供給される。
【0012】前記の同一課題を解決するための本発明の
装置上の構成手段は、請求項8の特徴部に記載した通
り、コーミングプロセスに関与しなかった繊維スライバ
が、コーミングマシンに配設されたケンスから引出し装
置を介して引出され、かつ、コーミングの施された天然
繊維スライバの繊維スライバ束へ放出するために、前記
給繊テーブルより上位に配置されたフィード装置に供給
される点にある。
【0013】この場合、別個に給繊される繊維スライバ
は合成繊維から成っている。
【0014】更にこの場合のフィード装置は、供給され
る合成繊維スライバを、天然繊維の繊維スライバ束の全
幅に均等に分配するように配置されている。前記フィー
ド装置は、繊維スライバの送出を監視又は制御するため
に相応のセンサ装置を装備することができる。
【0015】更に本発明では前紡ドラフト装置は調節装
置を装備している。これによって一方では、供給される
繊維質量の均等化が得られ、また他方では、前紡ドラフ
ト装置の後続ドラフトプロセスにおける付加的な調節を
省くことが可能になる。
【0016】特に又、(例えばピーシング部位=繊維ス
ライバの継ぎ足し部位における)短波的な質量変動を検
出して補償できるようにするために本発明では、少なく
とも2つの互いに相前後して作業するドラフトユニット
が設けられており、しかも少なくとも1つのドラフトユ
ニットは調節装置を装備している。その場合大抵は第1
のドラフトユニットの後方ではすでに繊維スライバが形
成されるので、該繊維スライバは、スライバ厚の短波的
な変動を検知するために付加的な計測機構によって検出
される。このスライバ厚の変動は、後続の、つまり第2
のドラフトユニットにおいて調節装置によって補償され
ることになる。
【0017】合成繊維から成る付加的な繊維スライバの
混加によって、コーミングマシンにおける前紡ドラフト
装置には、加工のために比較的多量の質量が供給され
る。この質量をより良く統御できるようにするために本
発明では前紡ドラフト装置は、少なくとも2つの平行し
て作業するドラフトユニットから構成されており、後加
工のために供給される繊維スライバ束(8)が分割され
て給繊分流(8a,8b)の形で割当分ずつ前記の両ド
ラフトユニットに供給されて加工される。
【0018】その場合両ドラフトユニットは夫々1つの
調節装置を装備しているのが有利である。
【0019】平行して作業するドラフトユニットが、少
なくとも2つの連続したドラフト機構を有している場
合、少なくとも1つのドラフト機構が調節装置を装備し
ているのが有利である。
【0020】2つの平行して作業するドラフトユニット
を使用する場合、それによって形成されたコーマ揚り繊
維スライバは、1つの共通のケンスに又は2つの別個の
ケンスに収納することができる。
【0021】また、平行して作業するドラフトユニット
から送出された繊維スライバを1つの後続のドラフト装
置に供給し、該ドラフト装置によって、2条の供給され
た繊維スライバから単一の繊維スライバを形成すること
も考えられる。
【0022】前記の同一課題は、請求項14の特徴部に
記載した構成手段によっても解決される。
【0023】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0024】図1に概略的な平面図で示したコーミング
マシン1は、図示の例では8つのコーミングヘッドKを
装備している。更に概略的に図示したように、各コーミ
ングヘッドKにはラップロールWが載設されている。ラ
ップロールWは図示の例では、綿繊維(天然繊維)製の
巻成されたラップウェブから成っている。該ラップウェ
ブを加工するためにラップロールWは各コーミングヘッ
ドK毎に巻戻され、かつ詳細な図示は省いたコーミング
装置によってコーミングされる。その場合短繊維(ノイ
ル)は夾雑物分及びニップと同様に分離され、かつ繊維
は並行化される。ここでは詳説を省いたコーミング操作
に続いて、各コーミングヘッドKにおいて繊維フリース
Vが形成される。該繊維フリースVは破線で示唆されて
いる。繊維フリースVは夫々繊維スライバFに纏めら
れ、かつ給繊テーブル2に引渡され、該給繊テーブル上
で変向ガイドローラRを介して90゜変向され、前紡ド
ラフト装置4へ向かって移送される。
【0025】給繊テーブル2上では個々の繊維スライバ
Fは互いに並列に位置しており、かつ1つの繊維スライ
バ束を成して前紡ドラフト装置4に供給される。しかし
ながら繊維スライバFは、前紡ドラフト装置4内へ導入
される前に、フィード装置6に沿ってガイドされる。該
フィード装置6は繊維スライバ束全体にわたって直角な
横方向に延在している。フィード装置6の特別の実施形
態の説明は、すでに類似の装置が公知であるので、ここ
では省く。このような装置は例えば欧州特許出願公開第
679741号明細書に記載されている。この公知例で
は、準備されたスライバケンスから引き出される繊維ス
ライバは後続のドラフト装置ユニットに供給される。本
発明の例ではスライバケンスBから引き出された、合成
繊維から成る繊維スライバSは、略示した引出し装置A
を介して引き出されフィード装置6へ移送される。合成
繊維スライバSは、繊維スライバF(綿)の繊維スライ
バ束の方向に下方へ向かってガイドされて前記繊維スラ
イバ束に突き当たる。繊維スライバFの繊維スライバ束
が搬送方向Tに運動することによって合成繊維スライバ
Sは連行される。これによって、綿繊維スライバFと合
成繊維スライバSとから成る新たな繊維スライバ束8が
形成される。該繊維スライバ束8は次いで前紡ドラフト
装置4に到達し、そこで該繊維スライバ束8にドラフト
がかけられる。前紡ドラフト装置4から進出するフリー
ス9は1つの繊維スライバ10(以下コーマ揚りスライ
バ10と呼ぶ)に纏められ、かつカレンダローラ対39
として構成された略示した降し装置を介してコーマ揚り
スライバケンスB1内に収容される。
【0026】図2にはコーミングマシン1が、制御され
る前紡ドラフト装置4及びフィード装置6共に概略側面
図で図示されている。略示したフレーム14に設けられ
ている引出し装置Aは、該フレーム14に軸支されてい
る2本の引出しローラ15,16から成っている。両引
出しローラ15,16の少なくとも1本は駆動され、或
いは直接駆動装置を装備しており、しかも第2の引出し
ローラはばね負荷されて、第1の駆動される引出しロー
ラに当接している。
【0027】引出し装置Aを介してスライバケンスBか
ら引き出された合成繊維スライバSは、フィード装置6
の変向ガイドローラ18へガイドされる。更に前記合成
繊維スライバSはローラ対20へ移送され、該ローラ対
は、供給された合成繊維スライバSを繊維スライバF
(綿)の繊維スライバ束内へ導入する。前記ローラ対2
0の両ローラのうちの1本は駆動装置(図示せず)を装
備している。同期化のために引出し装置Aの駆動装置と
フィード装置6の駆動装置とローラ対20の駆動装置と
はコーミングマシンの駆動装置に制御結合もしくは駆動
結合されている。天然繊維から成る繊維スライバと合成
繊維から成る繊維スライバとの合流を監視しかつ制御す
るために、引渡し部位17の領域内に、引渡し点を制御
又は監視することのできるセンサ(図示せず)を複数個
配設しておくことが可能である。
【0028】図示の例では、合成繊維と天然繊維とから
成る繊維スライバ束8はフィードローラ対22に到達
し、該フィードローラ対を介して繊維質量は、本来の前
紡ドラフト装置4に供給される。フィードローラ対22
は、略示したように前紡ドラフト装置4の駆動装置と接
続されている。繊維スライバ束は、繊維質量を検出する
計測機構24を通される。計測機構24から送出される
測定値は、導線25を介して制御ユニット26に供給さ
れる。予め設定された目標値SWに基づいて制御ユニッ
ト26を介してモータM2が、前紡ドラフト装置4の出
口ローラ対32を駆動するために作動制御される。入口
ローラ対30及びローラ対31はモータM1を介して駆
動され、該モータM1も同じく制御ユニット26によっ
て作動制御される。入口ローラ対30の駆動装置とロー
ラ対31の駆動装置との間には、略示したにすぎない変
速伝動装置33が配置されており、該変速伝動装置を介
して入口ローラ対30とローラ対31との間の繊維スラ
イバ質量の予備ドラフト比が調整される。フィードロー
ラ対22とローラ対30は等しい周速度を有している。
ローラ対31と出口ローラ対32との間で主ドラフトが
行われ、該主ドラフトのドラフト比はモータM1の回転
数とモータM2の回転数との差から生じる。出口ローラ
対32に続く前紡ドラフト装置4の出口には別の計測機
構34が配置されており、該計測機構は制御干渉量を再
確認するために使用される。更に又、該計測機構34に
よって短波的な質量変動を検査することも可能である。
計測機構34で発生した信号は導線35を介して制御ユ
ニット26に供給され、かつ周知のように制御ユニット
26によって制御干渉量に対して影響を及ぼす。
【0029】前紡ドラフト装置4から進出するフリース
9は略示したガイド装置37によってコーマ揚りスライ
バ10に合流させられてカレンダローラ対39に供給さ
れる。該カレンダローラ対39はコーマ揚りスライバ1
0を漏斗形ホイール38に引渡し、該漏斗形ホイールを
介してコーマ揚りスライバ10はコーマ揚りスライバケ
ンスB1に収納される。コーマ揚りスライバケンスB1
内に収納されたコーマ揚りスライバ10は、コーマ揚り
スライバケンスB1が満杯になると直ちに、後加工のた
めに後続の前紡ドラフト段に供給される。その他の細部
については図7に基づいて追って詳説する。
【0030】図3には、合成繊維から成る繊維スライバ
用のスライバケンスBの別の設置態様が図示されてい
る。この場合、合成繊維スライバSは、すでに説明した
引出し装置AによってスライバケンスBから引き出さ
れ、かつ、詳細には図示しなかったガイド装置を介して
フィード装置6の領域内へ移送される。合成繊維スライ
バSの移送は、給繊テーブル2上をガイドされる繊維ス
ライバFよりも上位で行われ、かつ単数又は複数の搬送
ベルトを介して行われる。また合成繊維スライバSをガ
イドするために複数本のガイドローラを装備したフレー
ムによって前記移送を行うことも可能である。フィード
装置6の領域内における合成繊維スライバSの供給は、
図2に示した実施形態に相応して行うことができる。
【0031】図4では前紡ドラフト装置4の別の実施形
態が図示されており、この場合の前紡ドラフト装置4
は、ドラフトユニット40と、これに後置されたドラフ
トユニット41とから成っている。ドラフトユニット4
0が、固定ドラフト比で設定されているのに対して、ド
ラフトユニット41は、質量変動を補償調節するための
調節装置44を装備している。このような調節装置は周
知の技術に属しているので、該調節装置の特定の実施形
態についての詳細な説明は、ここでは省略する。合成繊
維スライバSと天然繊維スライバFとから成る繊維スラ
イバ束8はドラフトユニット40において所定値にドラ
フトをかけられて1つの繊維フリース42に纏められ、
次いで1つの繊維スライバ43に纏められる。該繊維ス
ライバ43の質量は計測機構45を介して検出され、該
計測機構の信号に基づいて調節装置44はドラフトユニ
ット41に調節干渉する。該ドラフトユニット41から
送出される繊維スライバは、すでに述べたようなカレン
ダローラ対39を介してコーマ揚りスライバケンスB1
に供給・収納される。
【0032】図5には前紡ドラフト装置4の別の実施形
態が図示されており、この場合繊維スライバ束8は分割
エレメント47を介して2つの等質量の給繊分流8a,
8bに分割される。個々のコーミングヘッドにおいて形
成される繊維スライバが8g/mの質量を有していると
すれば、8基のコーミングヘッドにおいて形成される繊
維スライバFの総質量は64g/mになる。この繊維ス
ライバ質量に、合成繊維から成る同じく8g/mの繊維
スライバが混加されると、同じく8条の繊維スライバS
を供給する場合、繊維スライバ束8の総質量は128g
/mになる。
【0033】後続の工程において後加工するために5g
/mのコーマ揚りスライバを得るためには、前紡ドラフ
ト装置4では少なくとも1:25のドラフト比で作業す
ることが必要になるだろう。しかしながら、加工すべき
繊維質量の高さを考慮すれば、慣用の前紡ドラフト装置
をもってしては、この高ドラフト比でドラフト加工を制
御しつつ実施することは到底不可能である。それ故に図
5の図示例では、繊維スライバ束8の質量を2つの給繊
分流8a,8bに分割することが提案される。この分割
は、略示した分割エレメント47を介して行われる。従
って今や後続のドラフトユニット48,49に供給され
る、加工すべき質量は64g/mになり、このことは、
形成すべき5g/mのコーマ揚りスライバを得るために
は、約1:13のドラフト比を必要とすることに他なら
ない。この高さのドラフト比は慣用の前紡ドラフト装置
でもって問題なく実施することができる。ドラフトユニ
ット48,49において形成されたコーマ揚りスライバ
は次いでコーマ揚りスライバケンスB1,B2に収納さ
れる。
【0034】前紡ドラフト装置4の更に別の実施形態が
図6においても示されている。図5に示した実施形態に
相応して、この場合も繊維スライバ束8は分割エレメン
ト47を介して2つの給繊分流8a,8bに分割され、
かつ2つの平行して作業するドラフトユニット48,4
9に供給される。ドラフトユニット48で生産された繊
維フリース51は1つの繊維スライバ54に纏められ、
またドラフトユニット49の繊維フリース52は1つの
繊維スライバ55に纏められる。前記の両繊維スライバ
54,55はローラ対57で合流させられて後続のドラ
フトユニット59に引渡される。例えば調節装置を装備
することもできるドラフトユニット59は、コーマ揚り
スライバケンスB1に収納されるコーマ揚りスライバ1
0を形成する。
【0035】夫々1条の繊維スライバ54,55を形成
する代わりに、ドラフトユニット48,49から送出さ
れた繊維フリース51,52を上下でガイドし、つまり
合繊(ダブリング)処理を施し、かつ合繊された繊維フ
リースとして後続のドラフトユニット59に供給してド
ラフトをかけることも可能である。このようなフリース
のダブリング操作は、例えば欧州特許出願公開第478
992号明細書に基づいてすでに公知であり、次の図7
に基づいて詳説する。
【0036】図7に示した別の実施例では、天然繊維と
合成繊維とが、両繊維材料の、すでにドラフトのかけら
れた繊維フリースを合流させることによって混繊され
る。すなわち最初の混繊は、個々の繊維スライバを合流
させる形では行われず、繊維フリースを合流させる形で
行われる。コーミングヘッドKから送出された繊維スラ
イバFは、フィードローラ対22を介して前紡ドラフト
装置4に供給される。該前紡ドラフト装置4は、1:4
以上のドラフト比のドラフト装置として構成されてい
る。すなわち前紡ドラフト装置4の予備ドラフトは、ロ
ーラ対60とローラ対61との間で行われ、主ドラフト
はローラ対63と出口ローラ対64との間で行われる。
出口ローラ対64から進出する繊維フリース9は、次い
でガイド装置37を介して1条の繊維スライバ10に纏
められ、カレンダローラ対39を介して、もしくは漏斗
形ホイール38を介してコーマ揚りスライバケンスB1
に収納される。出口ローラ対64はモータM2によって
駆動され、該モータ自体は制御ユニット65によって制
御される。該制御ユニット65は、予備ドラフト域VV
のローラ対61と63との間、もしくは主ドラフト域H
Vのローラ対63と出口ローラ対64との間に位置して
いる計測機構62からの信号を受信する。この信号に基
づいて出口ローラ対64の駆動力が変化させられ、これ
によって得られるドラフト比の変化に基づいて、前紡ド
ラフト装置の出口における所期のドラフト目標値が得ら
れることになる。制御ユニット65を介して作動制御さ
れるモータM1は、図示を省いた変速伝動装置の間挿の
下にフィードローラ対22及びローラ対60,61,6
3の駆動力を管制している。スライバケンスBから引出
された合成繊維スライバSは引出し装置Aを介してガイ
ド66へ移送され、ここから合成繊維スライバは互いに
平行に整列させられてドラフトユニット68へ供給され
る。該ドラフトユニット68において合成繊維フリース
70が形成され、該合成繊維フリースはガイドプレート
71を介してローラ対63の狭窄ニップ内へガイドされ
る。該ローラ対63の狭窄ニップ内で合成繊維フリース
70は天然繊維フリース72と合流又はダブリングされ
る。次いで後続の主ドラフト域HVにおいて、合成繊維
と天然繊維との本来の混繊が行われる。
【0037】なお天然繊維について云々する場合、これ
は主として綿繊維を意味し、或いは又その他の天然繊維
原料であってもよい。合成繊維は、例えばポリエステル
繊維である。
【0038】図8には、コーミングマシンにおいて天然
繊維と合成繊維とを本発明によって混繊することに基づ
いて混紡糸を得るためのプロセスが構成図で示されてい
る。図示を省いたが開俵されてクリーニング部で夾雑物
を除かれた綿原料はカードKAにおいて梳綿処理を施さ
れて1条の繊維スライバに纏められる。図示の外観は、
個々のプロセス段の機械数についてはなんら特定がなさ
れないので、概略的なものと見做されねばならない。複
数のカードKAから送出された繊維スライバはドラフト
段STにおいて更に加工され、該ドラフト段は、ラップ
ロールを形成するために、前記ドラフト段で形成された
繊維スライバをラップロール巻成機KVへ移送する。該
ラップロール巻成機KVによって巻成された8個のラッ
プロールWは精梳綿のために後続のコーミングマシン1
に供給される。原則として複数基のラップロール巻成機
と複数基のコーミングマシンがこのプロセスに関与して
いる。前記の機械基数は生産能力つまり個々の機械の生
産耐量によって決まる。準備段SVにおいて生産された
合成繊維スライバはスライバケンスBに収納され、かつ
該スライバケンスを介してコーミングマシン1へ移送さ
れる。スライバケンスBの設置は、すでに説明した図3
の実施例に等しい。
【0039】すでに前述したように単基又は複数基のコ
ーミングマシンで形成された合成繊維スライバ及び天然
繊維スライバは、更に加工するために後続のドラフト段
STIにコーマ揚りスライバケンスB1の形で供給され
る。ドラフト段STIはダブリング処理(スライバの合
繊処理)を施し、かつ、供給された繊維スライバを均等
化し、ドラフト操作を施した上でコーマ揚りスライバケ
ンスB4内に該繊維スライバを収納する。該スライバケ
ンスB4は後加工のために後続のドラフト段STIIに
供給される。ドラフト段STIIで形成された繊維スラ
イバはコーマ揚りスライバケンスB5内に収納され、該
コーマ揚りスライバケンスは、例えば粗紡ボビンを生産
するために後続の粗紡機FLへ移送される。図8では詳
細な図示を省いた粗紡ボビンは次いで公知の搬送系を介
してリング精紡機RSに供給され、該リング精紡機にお
いて糸が精紡される。前記の両ドラフト段STI又はS
TIIの少なくとも1つは、繊維スライバを均等化する
ために調節装置を装備することができる。
【0040】本発明が提案するようにコーミングマシン
で合成繊維と天然繊維とを混繊することによって、コー
ミングマシンに続いて後置されている少なくとも1つの
前紡ドラフト段を省くことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】合成繊維から成る繊維スライバを本発明の方法
によって供給する給繊機構を備えたコーミングマシンの
概略平面図である。
【図2】制御されるドラフト装置と共に示した図1相当
のコーミングマシンの部分的な概略側面図である。
【図3】合成繊維から成る繊維スライバを給繊するため
のスライバケンスの特殊な設置態様と共に示したコーミ
ングマシンの概略平面図である。
【図4】前紡ドラフト装置の特殊な実施形態と共に示し
た図1相当の部分的な概略平面図である。
【図5】前紡ドラフト装置の特殊な実施形態と共に示し
た図1相当の部分的な概略平面図である。
【図6】前紡ドラフト装置の特殊な実施形態と共に示し
た図1相当の部分的な概略平面図である。
【図7】合成繊維スライバの給繊機構及び前紡ドラフト
装置の特殊な実施形態と共に示したコーミングマシンの
部分的な概略側面図である。
【図8】プロセス段の概略的な構成図である。
【符号の説明】
K コーミングヘッド、 W ラップロール、 V
繊維フリース、F 繊維スライバ、 B スラ
イバケンス、 S 合成繊維スライバ、A 引出し
装置、 T 搬送方向、 B1,B2,B4,B5
コーマ揚りスライバケンス、 M1,M2 モー
タ、 VV 予備ドラフト域、HV 主ドラフト
域、 KA カード、 ST,STI,STII
ドラフト段、 KV ラップロール巻成機、 FL
粗紡機、 RS リング精紡機 1 コーミング
マシン、 2 給繊テーブル、 4 前紡ドラフト
装置、 6 フィード装置、 8 繊維スライバ
束、 8a,8b 給繊分流、 9 フリース、
10 コーマ揚りスライバ、 14 フレーム、
15,16 引出しローラ、 17 引渡し部位、
18 変向ガイドローラ、 20 ローラ対、
22 フィードローラ対、 24 計測機構、 2
5 導線、 26 制御ユニット、 30 入口
ローラ対、31 ローラ対、 32 出口ローラ
対、 33 変速伝動装置、 34 計測機構、
37 ガイド装置、 38 漏斗形ホイール、 3
9カレンダローラ対、 40,41 ドラフトユニッ
ト、 42 繊維フリース、 43 繊維スライ
バ、 44 調節装置、 45 計測機構、47
分割エレメント、 48,49 ドラフトユニッ
ト、 51,52繊維フリース、 54,55 繊維
スライバ、 57 ローラ対、 59ドラフトユニッ
ト、 60,61 ローラ対、 62 計測機構、
63 ローラ対、 64 出口ローラ対、 65
制御ユニット、 66ガイド、 68 ドラフト
ユニット、 70 合成繊維フリース、 71ガイド
プレート、 72 天然繊維フリース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルベルト ルッシュ スイス国 デーガースハイム ヴォルフェ ンスベルクヴェーク 9 (72)発明者 ペーター グネーギ スイス国 シュテーファ アウフ ザーレ ンライン 10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然繊維を加工する複数のコーミングヘ
    ッド(K)を備えたコーミングマシン(1)を用いて天
    然繊維と合成繊維とから成る繊維スライバ(10)を製
    造する方法であって、しかも前記の各コーミングヘッド
    (K)で生産されたコーマ揚り繊維フリース(V)を1
    条の繊維スライバ(F)に纏め、かつ個々の繊維スライ
    バを、少なくとも1つの予備ドラフト域と少なくとも1
    つの主ドラフト域とを備えた後続の前紡ドラフト装置
    (4)に供給し、かつドラフト操作に続いて1条のコー
    マ揚り繊維スライバ(10)を形成する方法において、
    複数のコーミングヘッド(K)から送出された繊維スラ
    イバ(F)が前紡ドラフト装置(4)の主ドラフト域
    (HV)内に入る前に前記繊維スライバ(F)に、コー
    ミングプロセスには関与しなかった繊維混合物(S)を
    混繊することを特徴とする、天然繊維と合成繊維とから
    成る繊維スライバを製造する方法。
  2. 【請求項2】 繊維混合物が、合成繊維スライバ(S)
    から成る、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 コーミングマシン(1)に配設準備され
    たケンス(B)から合成繊維スライバ(S)を引出し、
    かつフィード装置(6)を介して天然繊維スライバ
    (F)に位置決めして混加する、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 複数条の天然繊維スライバ(F)に、該
    天然繊維スライバの条数に少なくとも等しい条数の合成
    繊維スライバ(S)を混加する、請求項2又は3記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 天然繊維スライバ(F)への合成繊維ス
    ライバ(S)の混加を、繊維スライバ束(8)の全幅
    (b)にわたって均等に行う、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 供給される繊維スライバ束(8)の質量
    変動を、予め設定した目標値(SW)に基づいて補償す
    るために、前紡ドラフト装置(4)におけるドラフトを
    調節して行う、請求項1から5までのいずれか1項記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 前紡ドラフト装置(4)の予備ドラフト
    域(VV)と主ドラフト域(HV)との間で繊維混合物
    を繊維フリースの形で供給して混加する、請求項1記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 天然繊維(F)を加工するために複数の
    コーミングヘッド(K)を備え、該コーミングヘッドで
    形成されたコーマ揚り繊維フリース(V)をガイド部材
    を介して1条の繊維スライバ(F)に纏め、かつ引出し
    装置を介して給繊テーブル(2)上に載せ、該給繊テー
    ブルを介して前記繊維スライバを、他のコーミングヘッ
    ドによって形成された繊維スライバと共に並列させて繊
    維スライバ束の形で前紡ドラフト装置(4)に供給し、
    かつ該前紡ドラフト装置(4)で形成された繊維フリー
    ス(9)を、ガイド装置を介してコーマ揚りスライバ
    (10)に纏めるようにした形式の、請求項1記載の製
    造法を実施するためのコーミングマシンにおいて、コー
    ミングプロセスに関与しなかった繊維スライバ(S)
    が、コーミングマシン(1)に配設されたケンス(B)
    から引出し装置(A)を介して引出され、かつ、コーミ
    ングの施された天然繊維スライバ(F)の繊維スライバ
    束へ放出するために、前記給繊テーブル(2)より上位
    に配置されたフィード装置(6)に供給されることを特
    徴とする、コーミングマシン。
  9. 【請求項9】 別個に給繊される繊維スライバ(S)が
    合成繊維から成っている、請求項8記載のコーミングマ
    シン。
  10. 【請求項10】 前紡ドラフト装置(4)が調節装置
    (27,44)を装備している、請求項8又は9記載の
    コーミングマシン。
  11. 【請求項11】 前紡ドラフト装置(4)が、少なくと
    も2つの互いに相前後して作業するドラフトユニット
    (40,41)から構成されており、しかも少なくとも
    1つのドラフトユニット(41)が調節装置(44)を
    装備している、請求項8又は9記載のコーミングマシ
    ン。
  12. 【請求項12】 前紡ドラフト装置(4)が、少なくと
    も2つの平行して作業するドラフトユニット(48,4
    9)から構成されており、後加工のために供給される繊
    維スライバ束(8)が分割されて給繊分流(8a,8
    b)の形で割当分ずつ前記の両ドラフトユニット(4
    8,49)に供給される、請求項8又は9記載のコーミ
    ングマシン。
  13. 【請求項13】 両ドラフトユニット(48,49)が
    夫々1つの調節装置を装備している、請求項12記載の
    コーミングマシン。
  14. 【請求項14】 平行して作業するドラフトユニット
    が、少なくとも2つの連続したドラフト機構を有し、し
    かも少なくとも1つのドラフト機構が調節装置を装備し
    ている、請求項13記載のコーミングマシン。
  15. 【請求項15】 各ドラフトユニットで形成される繊維
    スライバ(10)が降し装置(39,38)を介して所
    属のケンス(B1,B2,B3)内に収納される、請求
    項11から14までのいずれか1項記載のコーミングマ
    シン。
  16. 【請求項16】 各ドラフトユニット(48,49)で
    形成されるコーマ揚り繊維スライバ(54,55)が装
    置を介して、共通の繊維スライバ(10)に纏められ
    て、降し装置(39)を介してケンス(B1)に収納さ
    れる、請求項11から14までのいずれか1項記載のコ
    ーミングマシン。
  17. 【請求項17】 後続の紡績機で後加工するために天然
    繊維と合成繊維とから成る繊維スライバ(10)を製造
    する方法において、 a)コーミングマシン(1)で後加工するために天然繊
    維から成る巻成ラップ(W)を製造し、 b)合成繊維から成る繊維スライバ(S)を製造し、 c)前記コーミングマシン(1)で前記巻成ラップ
    (W)にコーミングを施し、 d)コーミングマシン(1)の各コーミングヘッド
    (K)でコーミングの施されたラップ(W)から繊維ス
    ライバ(F)を形成し、 e)前記繊維スライバ(F)を、コーミングマシン
    (1)に設けた前紡ドラフト装置(4)に供給し、 f)コーミングマシン(1)の前記前紡ドラフト装置
    (4)の主ドラフト域(HV)内に天然繊維スライバ
    (F)が侵入する前に該天然繊維スライバに合成繊維ス
    ライバ(S)を混加し、 g)混繊スライバにドラフトをかけ、 h)コーマ揚り繊維スライバ(10)を形成し、 i)該コーマ揚り繊維スライバ(10)を、後続の第1
    のドラフト段(STI)へ移送し、 j)前記第1のドラフト段(STI)に供給された複数
    条のコーマ揚り繊維スライバ(10)に最初のドラフト
    をかけ、 k)前記第1のドラフト段(STI)で形成された繊維
    スライバを第2のドラフト段(STII)へ移送し、 l)前記第1のドラフト段(STI)から供給された繊
    維スライバにドラフトをかけて新たな繊維スライバを形
    成し、 m)形成された繊維スライバを後続の紡績機(FL,R
    S)へ後加工のために引渡すことを特徴とする、天然繊
    維と合成繊維とから成る繊維スライバを製造する方法。
  18. 【請求項18】 コーミングマシン(1)における前紡
    ドラフト装置(4)及び後続の両ドラフト段(STI,
    STII)の少なくとも1つが、繊維スライバの質量変
    動を補償するための調節装置を装備している、請求項1
    7記載の方法。
JP4029798A 1997-02-24 1998-02-23 天然繊維と合成繊維とから成る繊維スライバを製造する方法及び該製造法を実施するためのコーミングマシン Pending JPH10245725A (ja)

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