JPH10245139A - シート収容装置及び画像処理装置 - Google Patents

シート収容装置及び画像処理装置

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JPH10245139A
JPH10245139A JP9053136A JP5313697A JPH10245139A JP H10245139 A JPH10245139 A JP H10245139A JP 9053136 A JP9053136 A JP 9053136A JP 5313697 A JP5313697 A JP 5313697A JP H10245139 A JPH10245139 A JP H10245139A
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稔 鶴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙カセットにおいて、シートの残量表示の
作動不良を防止する。 【解決手段】 給紙カセット1の中板6に係合してシー
トSの残量を表示する表示部10aを有するアーム10を
有する残量表示装置において、アーム10に中板6の上
面に当接可能な係合ボス14と下面に当接可能な係合ボ
ス15とを設けることにより確実に中板6の昇降をアー
ム10に伝達することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ装置,読取装置等の画像処理装置に供
給するためのシートを収容するシート収容装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、事務機器としてシートに画像を形
成する画像形成装置や原稿等に形成されている画像を読
取る読取装置等種々の装置が使用されている。通常、画
像処理装置に供給するシートは、給紙カセットや給紙デ
ッキ等のシート収容装置に収容され、装置本体側に設け
られている給紙ローラ等によって一枚ずつ送り出されて
画像処理が行なわれる。
【0003】このようなシート収容装置において画像処
理装置本体内に収納されてしまうものでは、収容されて
いるシートが外側から見えないため、シートの残量が分
からない。そこで、シート収容装置の露出部分に、収容
されているシートの残量が認識できるように残量表示装
置が設けられているものがある。
【0004】この残量表示装置が設けられている従来の
シート収容装置として、特開平6−211380号公報
で開示されているものがある。ここで、この公報に開示
されている残量表示装置を図8に基づいて概略説明す
る。
【0005】シート収容装置の枠体22内には、シート
を積載支持する支持手段24が回動自在に設けられてお
り、ばね28により上方に付勢されている。枠体22に
は、湾曲アーム30とアーチ状部32とを有する表示器
20が軸34により回動自在に支持されており、湾曲ア
ーム30が支持手段24の下面に当接し、アーチ状部3
2が枠体22の外側に突出可能なように配置されてい
る。表示器20は、アーチ状部32側が湾曲アーム30
側より重くなっており、支持手段24の移動に湾曲アー
ム30が追従して表示器20が回動するようになってい
る。
【0006】この構成により、支持手段24に積載され
ているシートが多い場合(例えば250枚)には、表示
器20の湾曲アーム30が支持手段24により押し下げ
られてアーチ状部32が枠体22内に位置して見えない
状態となっている。シートが送り出されて積載枚数が少
なくなると、支持手段24の上昇に応じて表示器20も
回動してアーチ状部32が枠体22から突出して見える
位置へ下がり、使用者へ収容されているシートの残量が
少なくなったことを知らせる。
【0007】このような構成により、シート収容装置内
のシートの残量をシート収容装置から使用者に知らせる
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シート収容装置では、次のような問題点を有していた。
【0009】表示器20は回動自在に支持されている
が、表示器20が円滑に回動しないと作動不良を起こし
て適正な残量表示が行なわれなくなるため、表示器20
を回動自在に支持する可動部の加工精度を高める必要が
あり、コストが高くなるという問題があった。
【0010】また、この問題を解決するために、表示器
20の湾曲アーム30を支持手段24の裏面に強制的に
当接させるために表示器20を図の時計回りに回転付勢
するばねを設け、湾曲アーム30が支持手段の揺動に確
実に従動させるようにすることも考えられるが、このよ
うなばねは、給紙圧(シートを給紙ローラに押し付ける
圧力)に影響しないように極めて弱い力のものを用いな
ければならず、そのばね力の設定が難しくばねの製造コ
ストが高くなったり、設定のばらつきにより表示器の作
動不良を起こすことがあるという問題があった。
【0011】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、ばね等の部品を追加
することなく確実にシート収容装置内のシートの残量表
示を行なうことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、給送されるシ
ートを積載支持し、シートの積載量に応じて昇降可能に
設けられたシート支持手段と、前記シート支持手段の昇
降に連動して該シート支持手段の位置を表示するための
回動可能なアームと、前記シート支持手段の変位を前記
アームに伝達するために該アームに設けられた係合手段
と、を有し、前記係合手段は、前記シート支持手段の上
昇時に係合する上面係合部と、前記シート支持手段の下
降時に係合する下面係合部とを備え、前記上面係合部と
下面係合部との間隔を所定の寸法に設定したことを特徴
とする。
【0013】本発明は、前記上面係合部と前記下面係合
部との間隔を、シートが積載されていない状態で前記シ
ート支持手段が一番上昇した位置において、上面係合部
と下面係合部との間に中板が挿入可能な間隔aと、シー
ト支持手段の板厚の最大公差Δtと、係合部間の加工の
最大公差Δsと、残量表示に影響しない程度の許容値δ
と、を全て加えた値(a+Δt+Δs+δ)としたこと
を特徴とする。
【0014】本発明は、前記上面係合部と前記下面係合
部との間隔を、シートが満載状態のときのシート支持手
段の位置で下面係合部がシート支持手段の下面に当接
し、シートが全積載量の3分の2になったときのシート
支持手段の位置で上面係合部がシート支持手段の上面に
当接するような値としたことを特徴とする。
【0015】本発明は、前記上面係合部と前記下面係合
部との間隔を、シートが積載されていない状態で前記シ
ート支持手段が一番上昇した位置において、上面係合部
と下面係合部との間にシート支持手段が挿入可能な間隔
aと、シート支持手段の板厚の最大公差Δtと、係合部
間の加工の最大公差Δsと、残量表示に影響しない程度
の許容値δとを加えた値(a+Δt+Δs+δ)よりも
大きく、かつ、シートが満載状態のときのシート支持手
段の位置で下面係合部がシート支持手段の下面に当接
し、シートが全積載量の3分の2になったときのシート
支持手段の位置で上面係合部がシート支持手段の上面に
当接するような値よりも小さく設定したことを特徴とす
る。
【0016】本発明は、水平状態を保ったままで上下に
移動可能な表示部を設け、該表示部に前記アームを係合
させたことを特徴とする。
【0017】本発明は、前記上面係合部及び前記下面係
合部は、前記アームに設けられた係合ボスであり、前記
シート支持手段の端部を前記係合ボス間で挟むように配
置されていることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。まず、本発明のシート収容装置であ
る給紙カセットが装着された画像処理装置であるレーザ
ービームプリンタの構成を図7に基づいて概略説明す
る。
【0019】画像処理装置本体100(以下装置本体と
いう)の下部には、2段にシート収容装置である給紙カ
セット1,1が配置されている。この給紙カセット1
は、それぞれ図中右側(装置正面側)へ引き出し可能に
支持されており、引き出すことによってシートの補充や
交換が行なえる。給紙カセット1は、枠体4と、枠体4
内でシートSを積載支持して昇降可能なシート支持手段
としての中板6を備えており、中板6は給紙ばね8によ
り上方へ付勢されている。
【0020】積載されて上方に付勢されているシートS
は装置本体100側に設けられている給紙ローラ102
に圧接し、給紙ローラ102が回転することにより送り
出され、送り出されたシートは図示しない分離爪、分離
パッド等の分離手段により一枚ずつ分離される。
【0021】給紙カセット1から分離されて送り出され
たシートは、搬送パス104で案内されてレジストロー
ラ対106に送られる。レジストローラ対106は、画
像形成部108に向けてシートを所定のタイミングで送
り出すことにより、シートの適正な位置に画像が形成さ
れるようにする。
【0022】画像形成部108には、プロセスカートリ
ッジ110が備えられており、このプロセスカートリッ
ジ110には、像担持体である感光ドラム112、感光
ドラムの表面を帯電させる帯電手段(図示せず)、感光
ドラムにトナー像を形成する現像手段(図示せず)、感
光ドラムの表面に残留したトナーをクリーニングするク
リーニング手段(図示せず)等が配置されている。これ
らは周知の技術なので詳細な説明は省略する。
【0023】感光ドラム112に対向させて転写手段1
14が配置されており、この転写手段114により感光
ドラム112に形成されているトナー像をレジストロー
ラ対106により搬送されるシートに転写する。トナー
像が転写されたシートは、プロセスカートリッジ110
のシート送り方向下流側に配置されている定着部116
に送られて、熱及び圧力が印加されてトナー像が定着さ
れる。そして、画像形成されたシートは排出ローラ対1
18により排紙トレイ120上に排出される。
【0024】感光ドラム112上への露光は、スキャナ
ー部122で発生したレーザ光をポリゴンミラー、結像
レンズ、反射ミラー等を介して感光ドラムに照射され
る。
【0025】つづいて、本発明の要部である給紙カセッ
ト1の残量表示装置について図1及び図2を用いて説明す
る。なお、図1は給紙カセット1内へ収容されているシ
ートSが満載状態を示し、図2は少載状態を示してい
る。
【0026】給紙カセット1の枠体4には、アーム10
が回動自在に取り付けられていて、アーム10の一端に
はシートSの残量を表示する表示部10aが設けられて
おり、アーム10の他端には中板6に係合する係合手段
12が設けられている。枠体4には、表示部10aを視
認できるようにするための窓4aが形成されており、使
用者は、窓4aから表示部10aを見ることによりシー
トSの残量を確認することができる。枠体4におけるア
ーム10の位置は、給紙カセット1の引き出し方向前側
で、枠体4内の側方に配置されている。
【0027】なお、アーム10の位置は、シートの送り
出しの邪魔にならず、中板6が大きく変位する箇所に係
合できるようにすればどこでもよい。また、係合手段1
2が係合する中板6の箇所は、中板6から一体に延長し
てもよいし、中板6に別体の延長部分を取り付けてもよ
い。
【0028】シートSの満載時には、図1に示すよう
に、アーム10の他端の係合手段12が中板6により押
し下げられてアーム10の一端側の表示部10aが上昇
してシートSの満載の表示をする。図2に示すように、
給紙ローラ102によりシートが送り出されてシートS
の積載量が減少すると、中板6が上昇し係合手段12も
押し上げられる。これにより、アーム10が回転して表
示部10a側が下降し積載されているシートSが少なく
なったことを知らせることができる。
【0029】本発明の特徴とする係合手段12は、アー
ム10の他端に設けられた一対の円柱状の係合ボス1
4,15を有しており、この係合ボスの一方の上側の係
合ボス14が中板6の上面側に当接可能な位置に配置さ
れ、他方の下側の係合ボス15が中板6の下面側に当接
可能な位置に配置されていて、係合ボス14,15の間
に中板6の端部が挟まれた状態となっている。係合ボス
14、15は中板6の側方から互いに平行に内側に向け
て突出するよう(図1の紙面に垂直な方向)にアーム1
0に一体に設けられている。
【0030】この構成により、中板6がシートSの減少
に伴って上昇したときには、上側の係合ボス14が押し
上げられてアーム10を図1中時計回りに回転させ、中
板6にシートを補充したときには、下側の係合ボス15
が中板6により押し下げられてアーム10が図1中反時
計回りに回転させられる。これにより、中板6の移動に
連動してアーム10が確実に回転してシートSの残量表
示が行なわれる。
【0031】なお、一対の係合ボス14,15の間隔は
次のようにして設定される。
【0032】第1の設定の方法としては、図3に示すよ
うに、シートが積載されていない状態で中板6が一番上
昇した位置において、一対のボス14,15間に中板6
が挿入可能な間隔aと、中板6の板厚tのの最大公差Δ
tと、係合ボス14,15間の加工の最大公差Δsと、
表示に影響しない程度の許容値(例えば1〜2mm)δ
とを加えた値((1)式参照)に、係合ボス14,15
の間隔を設定するとよい。
【0033】A=a+Δt+Δs+δ …(1)
【0034】このように構成することにより、正確に中
板6の変位に応じてアーム10が追従して正確な残量表
示が行なえる。
【0035】つぎに、係合ボス14、15の間隔の第2
の設定の方法について説明すると、図4に示すように、
シートSが満載状態のときの中板6の位置6aで下側の
係合ボス15が中板6の下面に当接し、シートSが全積
載量の3分の2になったときの中板6の位置6bで上側
の係合ボス15が中板6の上面に当接するように係合ボ
ス14,15の間隔を設定している。
【0036】これにより、シートSの満載状態で中板6
が作動不良を起こしてもシートSの積載量が3分の2に
減ったときに中板6が上側の係合ボス14に当接してア
ーム10を上方へ押し上げて表示が可能となる。すなわ
ち、このように構成すれば、アーム10が作動不良を起
こしてもシートSの積載状態が少なくとも満載状態、中
載状態、少載状態の3段階で表示することができる。し
たがって、アーム10が作動不良を起こしても、使用者
はシートSの残量が全くわからなくなることがない。
【0037】なお、一対の係合ボス14,15の間隔を
上記第1の設定方法で設定した間隔Aよりも大きく、第
2の設定方法で設定した間隔よりも小さい範囲で設定し
てもよい。このように設定することにより、アーム10
が作動不良を起こしても段階的に表示部10aは移動す
るが使用者に残量を認識させることが可能となる。
【0038】つづいて、図5及び図6に基づいて本発明
の他の実施の形態を説明する。なお、図5は給紙カセッ
ト1内へ収容されているシートSが満載状態を示し、図
2は少載状態を示している。
【0039】本実施の形態では、図1で示した実施の形
態に対して、表示部10aをアーム10と別体に設けた
ことが異なり、その他の部分は同じであるため、この異
なる部分を説明する。
【0040】枠体4には上下にガイド軸16が配置され
ており、表示部10aがガイド軸16に嵌合して上下に
移動可能に支持されている。表示部10aはアーム10
と回動可能に結合されていて、アーム10の回動に応じ
て表示部10aは上下に移動する。したがって、中板6
の昇降に応じてアーム10が回動すると、表示部10a
もアーム10の回動に応じて上下に移動してシートの残
量を表示する。
【0041】このように、表示部10aをアーム10と
別体とし水平状態を保ったまま上下に移動できるように
支持したため、表示部10aが見やすくなるとともに外
観上もよくなる。
【0042】なお、上記各実施の形態において、アーム
10の近傍にタクトスイッチを設け、アーム10の移動
によりタクトスイッチを作動させるようにして、「シー
トの残量表示」または「シートが無くなった紙無し表
示」を装置本体に行なわせるための電気信号を発生させ
コントローラ等へ送出するようにしてもよい。
【0043】なお、本実施の形態では、画像形成部に供
給するシートを収容するシート収容装置の残量表示装置
について説明したが、本発明は、これに限定されるもの
ではなく、例えば、画像読取装置に供給する原稿等を収
容する原稿収容装置等に適用してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
ばね等を使用することなく簡単な構成でシート収容装置
内のシートの残量表示が確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のシート収容装置の
要部を示す縦断面図
【図2】図1に示す装置において、シートが少ない状態
を示す図
【図3】図1に示す係合手段の間隔の設定方法を説明す
るための図
【図4】図1に示す係合手段の間隔の他の設定方法を説
明するための図
【図5】本発明の他の実施の形態のシート収容装置の要
部を示す縦断面図
【図6】図5に示す装置において、シートが少ない状態
を示す図
【図7】本発明のシート収容装置を備えたレーザービー
ムプリンタの一例を示す縦断面図
【図8】従来のシート収容装置を示す縦断面図
【符号の説明】
1 給紙カセット 6 中板 10 アーム 10a 表示部 12 係合手段 14,15 係合ボス 102 給紙ローラ 108 画像形成部
フロントページの続き (72)発明者 後藤 卓 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給送されるシートを積載支持し、シート
    の積載量に応じて昇降可能に設けられたシート支持手段
    と、 前記シート支持手段の昇降に連動して該シート支持手段
    の位置を表示するための回動可能なアームと、 前記シート支持手段の変位を前記アームに伝達するため
    に該アームに設けられた係合手段と、を有し、 前記係合手段は、前記シート支持手段の上昇時に係合す
    る上面係合部と、前記シート支持手段の下降時に係合す
    る下面係合部とを備え、前記上面係合部と下面係合部と
    の間隔を所定の寸法に設定したことを特徴とするシート
    収容装置。
  2. 【請求項2】 前記上面係合部と前記下面係合部との間
    隔を、シートが積載されていない状態で前記シート支持
    手段が一番上昇した位置において、上面係合部と下面係
    合部との間に中板が挿入可能な間隔aと、シート支持手
    段の板厚の最大公差Δtと、係合部間の加工の最大公差
    Δsと、残量表示に影響しない程度の許容値δと、を全
    て加えた値(a+Δt+Δs+δ)としたことを特徴と
    する請求項1に記載のシート収容装置。
  3. 【請求項3】 前記上面係合部と前記下面係合部との間
    隔を、シートが満載状態のときのシート支持手段の位置
    で下面係合部がシート支持手段の下面に当接し、シート
    が全積載量の3分の2になったときのシート支持手段の
    位置で上面係合部がシート支持手段の上面に当接するよ
    うな値としたことを特徴とする請求項1に記載のシート
    収容装置。
  4. 【請求項4】 前記上面係合部と前記下面係合部との間
    隔を、シートが積載されていない状態で前記シート支持
    手段が一番上昇した位置において、上面係合部と下面係
    合部との間にシート支持手段が挿入可能な間隔aと、シ
    ート支持手段の板厚の最大公差Δtと、係合部間の加工
    の最大公差Δsと、残量表示に影響しない程度の許容値
    δとを加えた値(a+Δt+Δs+δ)よりも大きく、
    かつ、シートが満載状態のときのシート支持手段の位置
    で下面係合部がシート支持手段の下面に当接し、シート
    が全積載量の3分の2になったときのシート支持手段の
    位置で上面係合部がシート支持手段の上面に当接するよ
    うな値よりも小さく設定したことを特徴とする請求項1
    に記載のシート収容装置。
  5. 【請求項5】 水平状態を保ったままで上下に移動可能
    な表示部を設け、該表示部に前記アームを係合させたこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    シート収容装置。
  6. 【請求項6】 前記上面係合部及び前記下面係合部は、
    前記アームに設けられた係合ボスであり、前記シート支
    持手段の端部を前記係合ボス間で挟むように配置されて
    いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載のシート収容装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1乃至6のいずれか1項に記
    載のシート収容装置と、該シート収容装置からシートを
    送り出すシート給送手段と、該シート給送手段により送
    り出されたシートを画像処理する画像処理手段と、を備
    えたことを特徴とする画像処理装置。
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