JP2621059B2 - 画像形成装置用給紙カセット装置 - Google Patents
画像形成装置用給紙カセット装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置用給紙カ
セット装置、特に、給紙カセットが配置されるカセット
収容部と、前記給紙カセット内に収納された用紙を用紙
搬送方向に送出するために回転軸が前記用紙搬送方向と
直交するように前記カセット収容部の用紙搬送方向前端
側に配置される給紙コロとを有する画像形成装置に用い
られる画像形成装置用給紙カセット装置に関する。
セット装置、特に、給紙カセットが配置されるカセット
収容部と、前記給紙カセット内に収納された用紙を用紙
搬送方向に送出するために回転軸が前記用紙搬送方向と
直交するように前記カセット収容部の用紙搬送方向前端
側に配置される給紙コロとを有する画像形成装置に用い
られる画像形成装置用給紙カセット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば複写機等の画像形成装置におい
て、給紙カセットを画像形成装置本体の前面からカセッ
ト収容部内に装着するいわゆるフロントローディングタ
イプのものが知られている。このフロントローディング
タイプの画像形成装置では、給紙カセットの装着の際に
は、給紙カセットはカセット収容部の給紙コロの回転軸
線方向に移動する。このため、用紙が給紙コロ端面に当
接することによる用紙の横ずれを防止する必要がある。
て、給紙カセットを画像形成装置本体の前面からカセッ
ト収容部内に装着するいわゆるフロントローディングタ
イプのものが知られている。このフロントローディング
タイプの画像形成装置では、給紙カセットの装着の際に
は、給紙カセットはカセット収容部の給紙コロの回転軸
線方向に移動する。このため、用紙が給紙コロ端面に当
接することによる用紙の横ずれを防止する必要がある。
【0003】この用紙横ずれを防止するものとして、実
開昭63−21630号公報に示す装置が提案されてい
る。この装置では、給紙カセットは給紙コロから離れた
下方をスライドしてカセット収容部側へ移動する。そし
て、カセット収容部内に配置されたときに、給紙カセッ
トの下方に設けられた圧接力付与部材(ばね部材)によ
り給紙カセット内の用紙全体が持ち上げられて、用紙が
給紙コロに圧接するようになっている。
開昭63−21630号公報に示す装置が提案されてい
る。この装置では、給紙カセットは給紙コロから離れた
下方をスライドしてカセット収容部側へ移動する。そし
て、カセット収容部内に配置されたときに、給紙カセッ
トの下方に設けられた圧接力付与部材(ばね部材)によ
り給紙カセット内の用紙全体が持ち上げられて、用紙が
給紙コロに圧接するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、給紙カセット
に収容される用紙は、たとえば名刺サイズからJIS規
格のA0 まで種々のサイズがあって、用紙サイズによっ
て給紙カセット内に収容された用紙の重量が変動する。
に収容される用紙は、たとえば名刺サイズからJIS規
格のA0 まで種々のサイズがあって、用紙サイズによっ
て給紙カセット内に収容された用紙の重量が変動する。
【0005】ところが、前記ばね部材は常に同じものが
用いられるため、用紙サイズによって給紙コロへの用紙
圧接力が変動し、給紙性能が低下するという問題が生じ
る。
用いられるため、用紙サイズによって給紙コロへの用紙
圧接力が変動し、給紙性能が低下するという問題が生じ
る。
【0006】本発明の目的は、給紙性能を向上できる画
像形成装置用給紙カセットを提供することにある。
像形成装置用給紙カセットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像形成装
置用給紙カセット装置は、給紙カセットが配置されるカ
セット収容部と、前記給紙カセット内に収納された用紙
を用紙搬送方向に送出するために回転軸が前記用紙搬送
方向と直交するように前記カセット収容部の用紙搬送方
向前端側に配置される給紙コロとを有する画像形成装置
に用いられるもので、給紙カセットケースと、支持部
と、押し上げ部とを備えている。
置用給紙カセット装置は、給紙カセットが配置されるカ
セット収容部と、前記給紙カセット内に収納された用紙
を用紙搬送方向に送出するために回転軸が前記用紙搬送
方向と直交するように前記カセット収容部の用紙搬送方
向前端側に配置される給紙コロとを有する画像形成装置
に用いられるもので、給紙カセットケースと、支持部
と、押し上げ部とを備えている。
【0008】給紙カセットケースは、用紙サイズに応じ
た給紙圧を得るための付勢手段を有する給紙カセットが
着脱自在に装着され、かつ前記給紙コロの回転軸と平行
に移動可能になっている。支持部は、給紙カセットケー
スを用紙搬送方向後端側において回動自在に支持する。
押し上げ部は、給紙カセットケースに装着された給紙カ
セットがカセット収容部に位置するとき、給紙カセット
の最上部に収納された用紙が給紙コロに当接するよう
に、給紙カセットケースの用紙搬送方向前端側を上方に
移動させ、給紙カセットケースに装着された給紙カセッ
トがカセット収容部から離脱する際に、給紙カセットの
最上部に収納された用紙を給紙コロから離間するよう
に、給紙カセットケースの用紙搬送方向前端側を下方に
移動させる。
た給紙圧を得るための付勢手段を有する給紙カセットが
着脱自在に装着され、かつ前記給紙コロの回転軸と平行
に移動可能になっている。支持部は、給紙カセットケー
スを用紙搬送方向後端側において回動自在に支持する。
押し上げ部は、給紙カセットケースに装着された給紙カ
セットがカセット収容部に位置するとき、給紙カセット
の最上部に収納された用紙が給紙コロに当接するよう
に、給紙カセットケースの用紙搬送方向前端側を上方に
移動させ、給紙カセットケースに装着された給紙カセッ
トがカセット収容部から離脱する際に、給紙カセットの
最上部に収納された用紙を給紙コロから離間するよう
に、給紙カセットケースの用紙搬送方向前端側を下方に
移動させる。
【0009】
【作用】本発明では、給紙カセットが給紙カセットケー
スに着脱自在に装着される。そして、給紙カセットケー
スに装着された給紙カセットがカセット収容部に位置す
るとき、給紙カセットの最上部に収納された用紙が給紙
コロに当接するように、給紙カセットケースの用紙搬送
方向前端側を上方に移動させる。
スに着脱自在に装着される。そして、給紙カセットケー
スに装着された給紙カセットがカセット収容部に位置す
るとき、給紙カセットの最上部に収納された用紙が給紙
コロに当接するように、給紙カセットケースの用紙搬送
方向前端側を上方に移動させる。
【0010】この場合には、給紙カセット内の付勢手段
により、用紙サイズに応じた給紙圧が得られるので、給
紙性能が向上する。また、押し上げ部により給紙カセッ
ト内の用紙を給紙コロへ圧接する際には、給紙カセット
ケースの給紙コロから離れた側が支持部に支持されてい
るため、用紙の給紙コロへの接触を確実に行わせること
ができる。これにより、給紙性能を一層向上できる。
により、用紙サイズに応じた給紙圧が得られるので、給
紙性能が向上する。また、押し上げ部により給紙カセッ
ト内の用紙を給紙コロへ圧接する際には、給紙カセット
ケースの給紙コロから離れた側が支持部に支持されてい
るため、用紙の給紙コロへの接触を確実に行わせること
ができる。これにより、給紙性能を一層向上できる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例が採用された複写
機を示している。図1において、複写機本体1の上部に
は、原稿が載置される原稿台2が配置されており、その
上面に原稿押え3が開閉自在に設けられている。また、
複写機本体1の図左側部には、排紙トレイ4と、給紙カ
セット5を着脱自在に装着するカセットケース14とが
配置されている。カセットケース14は、紙面手前側か
ら複写機本体1内に装着されるようになっている。ま
た、図右側部には、バイパス給紙用のトレイ6が配置さ
れている。
機を示している。図1において、複写機本体1の上部に
は、原稿が載置される原稿台2が配置されており、その
上面に原稿押え3が開閉自在に設けられている。また、
複写機本体1の図左側部には、排紙トレイ4と、給紙カ
セット5を着脱自在に装着するカセットケース14とが
配置されている。カセットケース14は、紙面手前側か
ら複写機本体1内に装着されるようになっている。ま
た、図右側部には、バイパス給紙用のトレイ6が配置さ
れている。
【0012】複写機本体1の内部には、感光体ドラム7
が配置されている。感光体ドラム7の周囲には、帯電装
置、転写装置、用紙分離装置及びクリーニング装置に加
えて、上下方向に並べて配置された現像器10,11,
12及び13を有する現像装置8が設けられている。各
現像器10,11,12,13は、たとえばマゼンタ,
シアン,イエロー及びブラックの各現像器となってい
る。これらの現像器10〜13は、移動枠体9に固定さ
れている。移動枠体9は、かさ歯車17,18及びボー
ルスクリュー19等を含む移動機構16により上下方向
移動可能となっている。
が配置されている。感光体ドラム7の周囲には、帯電装
置、転写装置、用紙分離装置及びクリーニング装置に加
えて、上下方向に並べて配置された現像器10,11,
12及び13を有する現像装置8が設けられている。各
現像器10,11,12,13は、たとえばマゼンタ,
シアン,イエロー及びブラックの各現像器となってい
る。これらの現像器10〜13は、移動枠体9に固定さ
れている。移動枠体9は、かさ歯車17,18及びボー
ルスクリュー19等を含む移動機構16により上下方向
移動可能となっている。
【0013】感光体ドラム7の下方には、転写ドラム2
1が近接して配置されている。また、感光体ドラム7の
上方には、レーザユニット22が配置されている。レー
ザユニット22からのレーザビームは、感光体ドラム7
の上端面に照射されるようになっている。一方、原稿台
2の下方には、CCD素子を備えた読み取り器23が配
置されている。読み取り器23は、図の左右方向に移動
可能となっており、原稿台2上に載置された原稿をスキ
ャンするようになっている。読み取り器23で得られた
画像情報は、レーザユニット22に電気信号として送出
される。
1が近接して配置されている。また、感光体ドラム7の
上方には、レーザユニット22が配置されている。レー
ザユニット22からのレーザビームは、感光体ドラム7
の上端面に照射されるようになっている。一方、原稿台
2の下方には、CCD素子を備えた読み取り器23が配
置されている。読み取り器23は、図の左右方向に移動
可能となっており、原稿台2上に載置された原稿をスキ
ャンするようになっている。読み取り器23で得られた
画像情報は、レーザユニット22に電気信号として送出
される。
【0014】転写ドラム21の下部と、給紙カセット5
及びバイパス給紙トレイ6との間には、それぞれ給紙搬
送装置24,25が配置されている。各給紙搬送装置2
4,25は、給紙ガイドや複数の給紙ローラから構成さ
れている。転写ドラム21と排紙トレイ4との間には、
転写ドラム21側から順に、排紙搬送装置26及び画像
定着装置27が配置されている。転写ドラム21と排紙
搬送装置26との間には、転写ドラム21上の記録紙を
転写ドラム21から分離するための分離爪28が設けら
れている。
及びバイパス給紙トレイ6との間には、それぞれ給紙搬
送装置24,25が配置されている。各給紙搬送装置2
4,25は、給紙ガイドや複数の給紙ローラから構成さ
れている。転写ドラム21と排紙トレイ4との間には、
転写ドラム21側から順に、排紙搬送装置26及び画像
定着装置27が配置されている。転写ドラム21と排紙
搬送装置26との間には、転写ドラム21上の記録紙を
転写ドラム21から分離するための分離爪28が設けら
れている。
【0015】次に、カセットケース14の取付部分の詳
細を図2及び図3に示す。これらの図において、複写機
本体1内には、1対のアキュライド(登録商標)30が
前後方向(図2上下方向)に配設されている。アキュラ
イド30は、一端が後側板1aに固定された断面コ字状
の固定部材31と、固定部材31内をスライド自在な中
間スライド部材32と、中間スライド部材32をスライ
ド自在に支持する断面コ字状のスライド部材33とから
構成されている。中間スライド部材32及びスライド部
材33は、前側板1bに形成された開口34から複写機
本体1の前方に突出し得るようになっている。また各固
定部材31の間の上方位置には、給紙コロ20が配置さ
れている。給紙コロ20は、前後方向に配設された回転
軸29に回転自在に支持されている。
細を図2及び図3に示す。これらの図において、複写機
本体1内には、1対のアキュライド(登録商標)30が
前後方向(図2上下方向)に配設されている。アキュラ
イド30は、一端が後側板1aに固定された断面コ字状
の固定部材31と、固定部材31内をスライド自在な中
間スライド部材32と、中間スライド部材32をスライ
ド自在に支持する断面コ字状のスライド部材33とから
構成されている。中間スライド部材32及びスライド部
材33は、前側板1bに形成された開口34から複写機
本体1の前方に突出し得るようになっている。また各固
定部材31の間の上方位置には、給紙コロ20が配置さ
れている。給紙コロ20は、前後方向に配設された回転
軸29に回転自在に支持されている。
【0016】カセットケース14の一端(給紙コロ20
から離れた側)には、支軸35が挿通しており、カセッ
トケース14は、支軸35の回りに回動自在となってい
る。支軸35はブラケット36に支持されている。ブラ
ケット36は、一方のアキュライド30のスライド部材
33に固定されている。この構成により、カセットケー
ス14は、給紙コロ20の回転軸29方向にスライド自
在となっており、複写機本体1内のカセット収容部42
に対して抜き挿し可能となっている。また、カセットケ
ース14の他端下部には、下方に突出する1対の突出部
38が設けられている。各突出部38には、上下方向に
延びる長孔38aがそれぞれ形成されている。一方、ア
キュライド30のスライド部材33には、前後方向に延
びる連結部材39が固定されている。連結部材39に
は、各長孔38a内をそれぞれ挿通する1対のピン40
が取り付けられている。また、カセットケース14の下
部において支軸35から離れた位置には、前後方向に延
びる1対のレール41が固定されている。
から離れた側)には、支軸35が挿通しており、カセッ
トケース14は、支軸35の回りに回動自在となってい
る。支軸35はブラケット36に支持されている。ブラ
ケット36は、一方のアキュライド30のスライド部材
33に固定されている。この構成により、カセットケー
ス14は、給紙コロ20の回転軸29方向にスライド自
在となっており、複写機本体1内のカセット収容部42
に対して抜き挿し可能となっている。また、カセットケ
ース14の他端下部には、下方に突出する1対の突出部
38が設けられている。各突出部38には、上下方向に
延びる長孔38aがそれぞれ形成されている。一方、ア
キュライド30のスライド部材33には、前後方向に延
びる連結部材39が固定されている。連結部材39に
は、各長孔38a内をそれぞれ挿通する1対のピン40
が取り付けられている。また、カセットケース14の下
部において支軸35から離れた位置には、前後方向に延
びる1対のレール41が固定されている。
【0017】また、カセットケース14内に装着される
給紙カセット5には、収容する用紙44のサイズ等に応
じた適正な給紙圧を得るためのばね強さを有するコイル
ばね45が取り付けられている。
給紙カセット5には、収容する用紙44のサイズ等に応
じた適正な給紙圧を得るためのばね強さを有するコイル
ばね45が取り付けられている。
【0018】次に、図2のA−A断面を図4及び図5に
示す。なお、図5は、給紙カセット5がカセット収容部
42内に配置された状態を示しており、図4は、給紙カ
セット5が図5の状態よりも若干手前側(図2下側)に
配置された状態を示している。
示す。なお、図5は、給紙カセット5がカセット収容部
42内に配置された状態を示しており、図4は、給紙カ
セット5が図5の状態よりも若干手前側(図2下側)に
配置された状態を示している。
【0019】これらの図において、複写機本体1の前側
板1b(図2)側に設けられた支持板50には、給紙コ
ロ20の上方において前後方向(図4,図5の左右方
向)に延びるプレート51の一端が固定されている。プ
レート51には、前後方向に延びるスリット51aが2
か所に形成されている。一方、プレート51の下方に
は、スライド部材52が配置されている。このスライド
部材52の前後端部はそれぞれ下方へ折り曲げられてお
り、各折曲げ部52a,52bを回転軸29が挿通して
いる。各折曲げ部52a,52bにより、回転軸29
は、回転自在に支持されるとともに、軸方向にはスライ
ド部材52と一体的に移動するようになっている。ま
た、スライド部材52には、スリット51aを挿通する
ねじ53が上方から螺合している。このねじ53によ
り、スライド部材52は、プレート51に前後方向スラ
イド自在に支持されている。
板1b(図2)側に設けられた支持板50には、給紙コ
ロ20の上方において前後方向(図4,図5の左右方
向)に延びるプレート51の一端が固定されている。プ
レート51には、前後方向に延びるスリット51aが2
か所に形成されている。一方、プレート51の下方に
は、スライド部材52が配置されている。このスライド
部材52の前後端部はそれぞれ下方へ折り曲げられてお
り、各折曲げ部52a,52bを回転軸29が挿通して
いる。各折曲げ部52a,52bにより、回転軸29
は、回転自在に支持されるとともに、軸方向にはスライ
ド部材52と一体的に移動するようになっている。ま
た、スライド部材52には、スリット51aを挿通する
ねじ53が上方から螺合している。このねじ53によ
り、スライド部材52は、プレート51に前後方向スラ
イド自在に支持されている。
【0020】また、支持板50とスライド部材52との
間には、コイルばね54が引っ張り状態で装着されてい
る。コイルばね54の各端部は、それぞれ支持板50及
びスライド部材52下部に係止されている。このコイル
ばね54のばね力により、スライド部材52は、回転軸
29とともに常時前方(図左方)に付勢されている。ま
た、支持板50には、後方へ突出する円筒状の突出部5
5が設けられている。突出部55の穴55a内に回転軸
29の一端が挿入されており、回転軸29は穴55a内
をスライド自在となっている。また、スライド部材52
の折曲げ部52bには、下方へ延びる当接板56が取り
付けられている。当接板56には、カセットケース14
の前端部14aが当接し得るようになっている。
間には、コイルばね54が引っ張り状態で装着されてい
る。コイルばね54の各端部は、それぞれ支持板50及
びスライド部材52下部に係止されている。このコイル
ばね54のばね力により、スライド部材52は、回転軸
29とともに常時前方(図左方)に付勢されている。ま
た、支持板50には、後方へ突出する円筒状の突出部5
5が設けられている。突出部55の穴55a内に回転軸
29の一端が挿入されており、回転軸29は穴55a内
をスライド自在となっている。また、スライド部材52
の折曲げ部52bには、下方へ延びる当接板56が取り
付けられている。当接板56には、カセットケース14
の前端部14aが当接し得るようになっている。
【0021】また、給紙コロ20の下方には、1対のコ
ロ60,61が設けられている。各コロ60,61は、
それぞれ紙面直角方向に延びる支軸60a,61aの回
りに回転自在となっている。また、カセットケース14
下部のレール41には、前方にいくに従い突出量が増加
している傾斜面41aと、これに連続する円弧状の凹部
41bとが形成されている。この凹部41bは、コロ6
0,61の上部に係合し得るようになっている(図5参
照)。
ロ60,61が設けられている。各コロ60,61は、
それぞれ紙面直角方向に延びる支軸60a,61aの回
りに回転自在となっている。また、カセットケース14
下部のレール41には、前方にいくに従い突出量が増加
している傾斜面41aと、これに連続する円弧状の凹部
41bとが形成されている。この凹部41bは、コロ6
0,61の上部に係合し得るようになっている(図5参
照)。
【0022】次に、動作について説明する。複写機本体
1内のカセット収容部42(図2)にカセットケース1
4を装着する際には、まず、カセットケース14を複写
機本体1の手前側へ取り出した状態(図2参照)で、カ
セットケース14内に給紙カセット5を装着する。
1内のカセット収容部42(図2)にカセットケース1
4を装着する際には、まず、カセットケース14を複写
機本体1の手前側へ取り出した状態(図2参照)で、カ
セットケース14内に給紙カセット5を装着する。
【0023】次に、カセットケース14を複写機本体1
内へ押し込む。すると、カセットケース14は、アキュ
ライド30を介してカセット収容部42側へ移動し、カ
セットケース14下部のレール41がカセット収容部4
2内のコロ60,61に当接する(図4参照)。この状
態からさらにカセットケース14を押し込むと、レール
41の傾斜面41aがコロ60,61上に乗り上げ、カ
セットケース14が支軸35の回りに回動して、カセッ
トケース14のレール41側端部が徐々に上昇する。
内へ押し込む。すると、カセットケース14は、アキュ
ライド30を介してカセット収容部42側へ移動し、カ
セットケース14下部のレール41がカセット収容部4
2内のコロ60,61に当接する(図4参照)。この状
態からさらにカセットケース14を押し込むと、レール
41の傾斜面41aがコロ60,61上に乗り上げ、カ
セットケース14が支軸35の回りに回動して、カセッ
トケース14のレール41側端部が徐々に上昇する。
【0024】一方、カセットケース14の移動により、
その前端部14aが当接板56に当接する(図4)。こ
の状態からさらにカセットケース14が押し込まれる
と、当接板56が固定されたスライド部材52がコイル
ばね54を伸長させ、このコイルばね54のばね力に抗
して、カセットケース14,スライド部材52及び回転
軸29が一体的に移動する。これにより、カセットケー
ス14内の給紙カセット5と給紙コロ20との相対移動
がなくなり、給紙コロ20との干渉による用紙の横ずれ
が防止される。カセットケース14内の給紙カセット5
が給紙コロ20の下方に位置したところで、コロ60の
上部がレール41の凹部41b内に嵌まり込む(図
5)。このとき、給紙カセット5内の用紙44は、給紙
コロ20に下方から圧接する。このようにして、カセッ
トケース14がカセット収容部42内に配置される。
その前端部14aが当接板56に当接する(図4)。こ
の状態からさらにカセットケース14が押し込まれる
と、当接板56が固定されたスライド部材52がコイル
ばね54を伸長させ、このコイルばね54のばね力に抗
して、カセットケース14,スライド部材52及び回転
軸29が一体的に移動する。これにより、カセットケー
ス14内の給紙カセット5と給紙コロ20との相対移動
がなくなり、給紙コロ20との干渉による用紙の横ずれ
が防止される。カセットケース14内の給紙カセット5
が給紙コロ20の下方に位置したところで、コロ60の
上部がレール41の凹部41b内に嵌まり込む(図
5)。このとき、給紙カセット5内の用紙44は、給紙
コロ20に下方から圧接する。このようにして、カセッ
トケース14がカセット収容部42内に配置される。
【0025】この場合には、カセットケース14内に給
紙カセット5を装着したものが用いられる。給紙カセッ
ト5内のコイルばね45は、上述のように、収容する用
紙44のサイズに応じた適正なばね圧に設定されてい
る。したがって、用紙サイズが変わった場合でも、用紙
を給紙コロ20に適正な圧接力で当接させることができ
る。これにより、安定した給紙圧を得ることができ、給
紙性能が向上する。また、カセットケース14は、アキ
ュライド30に支軸35を介して支持されているため、
上下方向のがたが生じにくい。これにより、用紙20の
給紙コロ20への圧接が確実に行われ、給紙性能が一層
向上する。
紙カセット5を装着したものが用いられる。給紙カセッ
ト5内のコイルばね45は、上述のように、収容する用
紙44のサイズに応じた適正なばね圧に設定されてい
る。したがって、用紙サイズが変わった場合でも、用紙
を給紙コロ20に適正な圧接力で当接させることができ
る。これにより、安定した給紙圧を得ることができ、給
紙性能が向上する。また、カセットケース14は、アキ
ュライド30に支軸35を介して支持されているため、
上下方向のがたが生じにくい。これにより、用紙20の
給紙コロ20への圧接が確実に行われ、給紙性能が一層
向上する。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置用給紙カセッ
ト装置では、給紙カセットを着脱自在に装着する給紙カ
セットケースが設けられるので、給紙性能を向上でき
る。また、給紙カセットケースが給紙コロから離れた側
で支持部に回動自在に支持されているので、用紙を給紙
コロに確実に圧接させることができ、給紙性能を一層向
上できる。
ト装置では、給紙カセットを着脱自在に装着する給紙カ
セットケースが設けられるので、給紙性能を向上でき
る。また、給紙カセットケースが給紙コロから離れた側
で支持部に回動自在に支持されているので、用紙を給紙
コロに確実に圧接させることができ、給紙性能を一層向
上できる。
【図1】本発明の一実施例が採用された複写機の縦断面
概略図。
概略図。
【図2】カセットケースの取付部の平面概略図。
【図3】その正面概略図。
【図4】図2のA−A断面略図。
【図5】図2のA−A断面略図。
1 複写機本体 5 給紙カセット 14 カセットケース 20 給紙コロ 29 回転軸 35 支軸 42 カセット収容部 44 用紙 45 コイルばね 60 コロ
Claims (1)
- 【請求項1】給紙カセットが配置されるカセット収容部
と、前記給紙カセット内に収納された用紙を用紙搬送方
向に送出するために回転軸が前記用紙搬送方向と直交す
るように前記カセット収容部の用紙搬送方向前端側に配
置される給紙コロとを有する画像形成装置に用いられる
画像形成装置用給紙カセット装置であって、 用紙サイズに応じた給紙圧を得るための付勢手段を有す
る給紙カセットが着脱自在に装着され、かつ前記給紙コ
ロの回転軸と平行に移動可能な給紙カセットケースと、 前記給紙カセットケースを用紙搬送方向後端側において
回動自在に支持する支持部と、 前記給紙カセットケースに装着された給紙カセットが前
記カセット収容部に位置するとき、前記給紙カセットの
最上部に収納された用紙が前記給紙コロに当接するよう
に、前記給紙カセットケースの用紙搬送方向前端側を上
方に移動させ、前記給紙カセットケースに装着された給
紙カセットが前記カセット収容部から離脱する際に、前
記給紙カセットの最上部に収納された用紙が前記給紙コ
ロから離間するように、前記給紙カセットケースの用紙
搬送方向前端側を下方に移動させる押し上げ部と、 を備えた画像形成装置用給紙カセット装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3073886A JP2621059B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 画像形成装置用給紙カセット装置 |
US07/848,282 US5236187A (en) | 1991-03-12 | 1992-03-09 | Sheet-feeding cassette apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3073886A JP2621059B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 画像形成装置用給紙カセット装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04286548A JPH04286548A (ja) | 1992-10-12 |
JP2621059B2 true JP2621059B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=13531145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3073886A Expired - Fee Related JP2621059B2 (ja) | 1991-03-12 | 1991-03-12 | 画像形成装置用給紙カセット装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2621059B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-12 JP JP3073886A patent/JP2621059B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04286548A (ja) | 1992-10-12 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |