JPH10245103A - 物品保管装置 - Google Patents

物品保管装置

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JPH10245103A
JPH10245103A JP5138397A JP5138397A JPH10245103A JP H10245103 A JPH10245103 A JP H10245103A JP 5138397 A JP5138397 A JP 5138397A JP 5138397 A JP5138397 A JP 5138397A JP H10245103 A JPH10245103 A JP H10245103A
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JP5138397A
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Kiyoshi Shimizu
清 清水
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納部及び搬出入部の構造を簡略化でき、し
かも、物品保持部と収納部や搬出入部との間での物品の
移載動作をトラブルが少ない状態で能率良く行えるよう
にする。 【解決手段】 物品Vの収納部71及び搬出入用物品を
仮置する搬出入部が、物品の載置面71aと、載置面に
沿う移動で物品を出し入れ自在な出し入れ口71bとを
備え、収納部や搬出入部に対する物品移載位置に移動操
作自在な移動体50に物品保持部82と物品移載装置J
を設け、物品保持部は、移動体が物品移載位置に位置す
る状態で、物品出し入れ方向に沿う物品移載方向にスラ
イド移動自在に物品を載置支持し、移載装置は、移動体
を物品移載位置に位置させた状態で、移載対象物品の移
載方向前後両面を一対の係止部84aで係止してスライ
ド移動操作する係止部材84を物品の上側部分に対して
係脱させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を収納自在な
収納部の複数を備えた収納棚と、その収納棚に対する搬
出入用の物品が仮置される搬出入部と、前記複数の収納
部や前記搬出入部に対する物品移載位置に移動操作自在
で、且つ、搬送する物品を保持する物品保持部並びにそ
の物品保持部と前記収納部や前記搬出入部との間で物品
を移載する物品移載装置を備えた物品搬送用移動体とが
設けられた物品保管装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記物品保管装置として、例えば、特開
昭61−262995号公報に記載されているように、
収納部及び搬出入部の載置面に、物品出し入れ方向に沿
って長い長孔をその一端が載置面の先端側に開口する状
態で形成し、移載対象物品の下面を部分的に載せた状態
で載置支持する支持面を備えた物品保持部を物品移載方
向にスライド移動自在に設けて、物品搬送用移動体を物
品移載位置に位置させた状態において、収納部又は搬出
入部側に入り込ませた物品保持部の支持面を長孔を通し
て載置面の上部側と下部側とに亘って昇降させて、物品
保持部と収納部や搬出入部との間で物品を移載する物品
移載装置を構成したものがある。つまり、物品搬送用移
動体で搬送されてきた物品を収納部や搬出入部の載置面
に移載するときは、物品を載置支持している支持面を載
置面よりも高い位置に位置させた状態で物品保持部をス
ライド移動させて、その支持面を載置面の上部に入り込
ませ、次に、支持面を長孔を通して載置面の下部に移動
させるに伴って支持面に載っていない部分の物品下面を
載置面に載せることでその載置面に移載し、空になった
支持面を載置面よりも低い位置に位置させた状態で物品
保持部をスライド移動させて物品搬送用移動体側に引き
戻すように作動させている。また、収納部や搬出入部の
載置面に載置されている物品を物品保持部に移載して搬
送するときは、空の支持面を載置面よりも低い位置に位
置させた状態で物品保持部をスライド移動させて、その
支持面を載置面の下部に入り込ませ、次に、支持面を長
孔を通して載置面の上部に移動させるに伴って載置面に
載っていない部分の物品下面を支持面に載せることで物
品保持部に移載し、その支持面を載置面よりも高い位置
に位置させた状態で物品保持部をスライド移動させて物
品搬送用移動体側に引き戻すように作動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、収納部及び搬出入部の載置面に物品保持部が昇降で
きるように長孔を形成するので、収納部及び搬出入部の
構造が複雑化する欠点があり、その長孔の一端を載置面
の先端側に開口させるので、収納部及び搬出入部の先端
側における横幅を所定幅に維持できるよう間隔保持部材
を別途設ける場合は、その構造が一層複雑化する欠点が
ある。また、物品保持部と収納部及び搬出入部のいずれ
においても、物品の下面を部分的に載せて載置するの
で、安定した姿勢で物品を載置できないおそれがあり、
この場合は、物品保持部と収納部や搬出入部との間での
物品の移載動作をトラブルが少ない状態で能率良く行え
ない欠点がある。本発明は上記実情に鑑みてなされたも
のであって、物品の移載構造を工夫することにより、収
納部及び搬出入部の構造を簡略化でき、しかも、物品保
持部と収納部や搬出入部との間での物品の移載動作をト
ラブルが少ない状態で能率良く行えるようにすることを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の物品保管
装置は、物品搬送用移動体で搬送されてきた移載対象物
品を収納部や搬出入部の載置面に移載するときは、物品
搬送用移動体を物品移載位置に位置させた状態におい
て、物品保持部に載置支持されている移載対象物品の上
側部分に対して物品移載方向の後面を係止している状態
で、係止部材によるスライド移動操作でその移載対象物
品を載置面にスライド移動させ、その状態で移載対象物
品の上側部分に対する係止を解除して、移載対象物品を
載置面に残した状態で、係止部材を物品保持部側にスラ
イド移動させる。また、収納部や搬出入部の載置面に載
置されている物品を物品保持部に移載して搬送するとき
は、物品搬送用移動体を物品移載位置に位置させた状態
において、係止部材を載置面の上部に入り込ませ、その
載置面に載置されている移載対象物品の上部部分に対し
て物品移載方向の後面を係止して、係止部材によるスラ
イド移動操作でその移載対象物品をスライド移動させて
物品保持部に載置する。従って、収納部及び搬出入部の
載置面に物品保持部昇降用の長孔を形成する必要がな
く、収納部及び搬出入部の先端側における横幅も所定幅
に維持し易いので、収納部及び搬出入部の構造を簡略化
でき、しかも、収納部及び搬出入部と物品保持部のいず
れにおいても、物品下面の略全体を載置支持した安定姿
勢で物品を載置できるので、物品保持部と収納部や搬出
入部との間での物品の移載動作をトラブルが少ない状態
で能率良く行える。
【0005】請求項2記載の物品保管装置は、物品が、
収納部に収納された状態において、高さ及び前後幅が横
幅よりも大きく、高さよりも前後幅が大きい直方体状に
構成されているので、収納部における物品の載置幅を狭
くして、多数の収納部を左右方向に並べて効率良く配置
できるようにしながら、その物品下面の略全体をその収
納部における載置面に載せた状態で載置でき、しかも、
収納部に収納された状態における物品の高さを低くする
ことができるので、物品の載置姿勢を一層安定させ易
い。
【0006】請求項3記載の物品保管装置は、収納部や
搬出入部の物品載置面における先端側部分に、物品出し
入れ方向の中間部ほど上方に位置するように突出する突
出面が形成されているので、物品載置面に載置した物品
がずれ動くようなおそれが少ないとともに、収納部や搬
出入部から物品保持部に物品を移載する際に、物品保持
部において物品がスライド移動するべき高さが、収納部
や搬出入部における物品載置面の高さよりも多少高い場
合であっても、その物品を収納部や搬出入部からスライ
ド移動させて物品保持部に移載することができる。
【0007】請求項4記載の物品保管装置は、係止部材
が、中間部材に対するスライド移動、並びに、中間部材
の基端側部材に対するスライド移動によって、物品移載
方向にスライド移動されるように構成されているので、
係止部材のスライド移動方向の長さを短くしながらその
移動ストロークを大きく設定して、移載装置のスライド
移動方向に沿う幅寸法を小さくすることができ、物品搬
送用移動体の移動空間を狭くして装置全体の小型化を図
り易いとともに、その係止部材が、上下移動操作により
移載対象物品の上側部分に対して係脱されるように構成
されているので、スライド移動される係止部材に対して
係止部だけを係脱方向に移動操作するような場合に比べ
て、操作構造の簡略化を図ることができる。また、基端
側部材、中間部材、及び、移載用の係止部材が、物品移
載方向視にて、基端側部材と移載用の係止部材とを、中
間部材の上下方向の同じ側に横方向に並べて位置させる
ように組み付けられているので、基端側部材と移載用の
係止部材とを中間部材を挟んで上下に並べて組み付ける
ような場合に比べて、移載装置の上下高さを低くしてそ
の小型化を図ることができる。
【0008】請求項5記載の物品保管装置は、物品保持
部と移載装置とからなる組の複数が、物品搬送用移動体
に設けられているので、複数の物品を移載して同時に搬
送することができ、搬出入作業の能率向上を図ることが
できる。
【0009】請求項6記載の物品保管装置は、物品搬送
用移動体の移動空間の両側に、収納棚が設けられ、移載
装置及び物品保持部が、両側の収納棚に対して物品を移
載するように構成されているので、物品搬送用移動体の
移動領域を格別拡げることなく、装置全体の小型化を図
りながら、物品保管能力を増大させることができる。
【0010】請求項7記載の物品保管装置は、収納棚
が、上下方向並びに左右方向に収納部を並べて備えるよ
うに構成され、収納棚における収納部の並び方向視に
て、搬出入部が収納部と重複するように配置されている
ので、収納棚と搬出入部とをデッドスペースが少ない状
態でコンパクトに配置できる。また、物品搬送用移動体
を収納棚の左右方向に移動自在に案内する案内枠が昇降
自在に設けられて、その物品搬送用移動体が、案内枠に
対する移動と案内枠の昇降とによって、複数の収納部や
搬出入部に対する物品移載位置に移動するように構成さ
れているので、収納棚の左右方向に移動自在な支柱に沿
って物品搬送用移動体を昇降移動させるような場合に比
べて、物品搬送用移動体が左右方向への移動時にふらつ
きにくく、多数の収納部が上下方向に多数並べられてい
て、物品搬送用移動体の昇降高さが高い場合でも、その
物品搬送用移動体を物品移載位置に精度良く移動させる
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、物品の一例として
の、偏平で、かつ、その偏平な厚さ方向視にて長方形の
直方体状に構成されているケース入りビデオカセットV
の自動貸出・返却装置を示し、貸出・返却用の操作部A
とビデオカセットVを外部から出し入れするカセット出
し入れ口C3とを備えた前面パネルC1が左右両側に設
けられているケーシングとしてのキャビネットCに、本
発明による物品保管装置Dと制御装置Eとが格納されて
いる。
【0012】前記物品保管装置Dは、ビデオカセットV
を収納自在なカセット収納部71の複数が上下方向並び
に左右方向に並べられている前後一対のカセット収納棚
H(Ha,Hb)と、カセット収納棚Hに対する搬出入
用のビデオカセットVが仮置きされるカセット搬出入部
Bと、それらのカセット収納棚Hとカセット搬出入部B
とに亘ってビデオカセットVを搬送するカセット搬送装
置Gとを設けて構成されている。そして、図9に示すよ
うに、カセット搬出入部Bは、前後一対のカセット収納
棚Ha,Hbのうちのキャビネット前面側に設けたカセ
ット収納棚Haの左右両側に、カセット収納部71の並
び方向視にて、そのカセット収納部71と重複するよう
に配置され、カセット搬送装置Gは、前後一対のカセッ
ト収納棚Ha,Hbのカセット出し入れ口71bを互い
に対向させて、それらのカセット収納棚Ha,Hbの間
に配置されている。
【0013】前記操作部Aは、前面パネルCに形成した
凹入部C2に、顧客カードを読み取るカードリーダ1や
貸出又は返却のいずれかを選択するように点灯表示する
選択ボタン2,借りようとするビデオカセットVの識別
データ及び返却予定日等を入力するタッチパネル3,貸
出料金を表示する金額表示部4,紙幣投入口5,釣り銭
返却口6,貸出料金の領収書や返却されたビデオカセッ
トVの受取書等を印字して発行するレシートプリンタ
7,操作手順を音声で案内するスピーカ(図外)等を設
けて構成されている。
【0014】前記カセット搬出入部Bの各々は、図4
(イ),(ロ)に示すように、貸出用又は返却用のビデ
オカセットVをカセット出し入れ口C3から出し入れで
きるように、カセット出し入れ口C3をキャビネット前
後方向に揺動開閉する前面扉10と、搬出入用のビデオ
カセットVを載置支持する貸出・返却棚11とを設けて
構成され、前面扉10は、前面パネルC1の裏側に固定
した扉支持台15に左右二個のダンパ付き蝶番14でキ
ャビネット幅方向に沿う水平な横軸芯X1周りで揺動自
在に支承され、前面扉10を開き側に揺動付勢するコイ
ルばね13と、前面扉10を閉じ状態にロックするロッ
ク機構Fとが設けられている。
【0015】前記貸出・返却棚11は前面扉10の裏側
に一体固定されていて、前面扉10と共に揺動するよう
に設けられ、図5に示すように、同時に四個のビデオカ
セットVを偏平な厚さ方向を水平方向に向けてキャビネ
ット前後方向に沿う縦姿勢で、かつ、左右方向に一定間
隔を隔てて載置できるように、四箇所のカセット載置溝
16が設けられている。
【0016】そして、前面扉10の横軸芯X1周りでの
揺動に伴って貸出・返却棚11が一体回動して、図4
(ロ)に示すように、カセット載置溝16のカセット出
し入れ用の開口16bをキャビネット内側に向けて、後
述する搬送台車50との間で移載するに適した姿勢でビ
デオカセットVを保持する移載用姿勢と、図4(イ)に
示すように、カセット載置溝16のカセット出し入れ用
の開口16bをカセット出し入れ口C3からキャビネッ
ト外側に露呈させて、キャビネット外側から出し入れす
るに適した姿勢でビデオカセットVを保持する出し入れ
用姿勢とに回動操作自在に設けられている。
【0017】前記ロック機構Fは、左右二個の被係止ピ
ン40を前面扉10の内側に固定するとともに、前面扉
10の揺動にともなう被係止ピン40の移動経路に入り
込むように突出付勢されている係止爪41を備えた左右
二個のラッチ錠42と、係止爪41の各々をレリーズワ
イヤ43で付勢力に抗して被係止ピン40の移動経路か
ら引退させるソレノイド44とを前面扉10に固定し
て、それらの係止爪41で左右二個の被係止ピン40を
係止して前面扉10を閉じ姿勢にロックするように構成
されている。そして、ソレノイド44に通電すると、二
個の係止爪41が被係止ピン40の移動経路から引退し
てその係止が解除され、前面扉10がコイルばね13の
付勢力とダンパ付き蝶番14のダンパ作用とで開き側に
ゆっくりと揺動して、貸出・返却棚11がキャビネット
前面側に引き起こされ、その貸出・返却棚11に載置さ
れている貸出用のビデオカセットVを取り出したり、返
却用のビデオカセットVをその貸出・返却棚11に載置
するに適した出し入れ用姿勢に切り換わるように構成さ
れている。また、前面扉10が開かれると、ソレノイド
44の通電が停止されて係止爪41が被係止ピン40の
移動経路に入り込むが、この状態で前面扉10をコイル
ばね13の付勢力に抗して手動操作で閉じ側に揺動させ
ると、被係止ピン40の各々が係止爪41の先端部に形
成したテーパ面45を押圧して、係止爪41が付勢力に
抗して引退移動し、被係止ピン40が係止爪41の内側
に入り込んで前面扉10が閉じ姿勢にロックされて、貸
出・返却棚11が移載用姿勢に切り換えられるように構
成されている。
【0018】前記カセット載置溝16の各々には、移載
用姿勢においてビデオカセットVをスライド移動自在に
載置支持する載置面16aが備えられ、それらの載置面
16aの先端側に相当する部分には、載置したビデオカ
セットVをその載置面16aに沿うスライド移動によっ
て出し入れ自在なカセット出し入れ口16bが備えら
れ、載置面16aにおける先端側部分には、ビデオカセ
ットVの出し入れ方向の中間部ほど上方に位置するよう
に側面視でヘの字状に屈曲させた突出面17が形成さ
れ、後述する搬送台車50で搬送されてきたビデオカセ
ットVを移載する際に、その下向き一端面が載置面16
a上に円滑に滑り込むように構成されているとともに、
載置したビデオカセットVの擦れ動きを防止するように
構成され、前面パネルC1の裏側には、カセット載置溝
16に載置支持されているビデオカセットVの上部を移
載用姿勢において自重で押圧する押圧板12が、下向き
揺動範囲を規制する状態で上下揺動自在に取り付けられ
ている。
【0019】前記ビデオカセットVの下向き一端面に
は、そのビデオカセットVに収録されている映像内容を
識別するためのバーコードが貼着されており、扉支持台
15には、各カセット載置溝16の載置面16aに形成
した貫通孔18を通して、載置されているビデオカセッ
トVの有無を検出する反射型の在荷検出用フォトセンサ
19と、そのビデオカセットVのバーコードを読み取る
バーコードリーダ20とが設けられている。前記在荷検
出用フォトセンサ19とバーコードリーダ20は、図6
にも示すように、扉支持台15に固定したガイドレール
21に沿ってキャビネット幅方向に往復スライド移動自
在なスライド台22に取り付けられ、このスライド台2
2を駆動移動させるスライド台移動装置23と、スライ
ド台22の移動位置を検出する反射型のスライド位置検
出用フォトセンサ24とが設けられている。
【0020】前記スライド台移動装置23は、扉支持台
15の上面に縦軸芯Y1周りで回転自在に支承した駆動
プーリ25と従動プーリ26とに亘って巻掛けたワイヤ
ー27にスライド台22を連結して、扉支持台15の下
面に固定した電動モータM1の駆動で駆動プーリ25を
正逆に回転させて、スライド台22を往復スライド移動
させるように構成されている。前記スライド位置検出用
フォトセンサ24は、各カセット載置溝16に対応位置
させて設けた光反射板28からの反射光を検出して、ス
ライド台22のカセット載置溝16に対する位置を検出
するように構成され、各光反射板28は、スライド台2
2の移動経路に沿って立設した板材29に取り付けられ
ている。そして、スライド台22を往復スライド移動さ
せることで、各カセット載置溝16に載置したビデオカ
セットVの有無の検出とそのバーコードの読み取りとが
行えるように構成されている。
【0021】前記二基のカセット収納棚Hの各々は、図
7,図8に示すように、上下多段に設けた鋼製の棚板7
0にカセット収納部71をキャビネット幅方向に並設し
て構成され、棚板70の各々は、カセット載置板72と
キャビネットC側に固定される背板73とを備えた側面
視で略L形に形成され、カセット載置板72の前面側端
部と背板73の上端部とに亘って溶接固定した多数の鋼
製の丸棒74で区画して、隣合う丸棒74どうしの間
が、ビデオカセットVをスライド移動自在に載置支持す
る載置面71aを備えたカセット収納部71に構成され
ている。
【0022】前記載置面71aの先端側に相当する部分
には、載置したビデオカセットVをその載置面71aに
沿う移動によって出し入れ自在なカセット出し入れ口7
1bが備えられ、載置面71aにおける先端側部分に
は、ビデオカセットVの出し入れ方向の中間部ほど上方
に位置するように側面視でヘの字状に屈曲させた突出面
77が形成されて、ビデオカセットVを収納する際に、
その下向き一端面が載置面71aに円滑に滑り込むよう
に構成されているとともに、載置したビデオカセットV
の擦れ動きを防止できるように構成されている。前記カ
セット収納部71の各々は、ビデオカセットVの一つづ
つを、高さL1及び前後幅L2が横幅L3よりも大き
く、高さL1よりも前後幅L2が大きいキャビネット前
後方向に沿って長い横長の縦姿勢で、かつ、その上部が
丸棒74の上縁部よりも上方に突出する状態で収納する
ように構成されている。尚、背板73には、各カセット
収納部71に対応して矩形の抜き孔75が形成され、背
板73の裏面側に接着した光反射テープ76をこの抜き
孔75から棚板前方側に臨ませて、後述するカセット移
載装置Jに設けた反射型の在荷検出用フォトセンサ(図
外)で収納されているビデオカセットVの有無を検出す
るように構成されている。
【0023】前記カセット搬送装置Gは、図9,図10
に示すように、複数のカセット収納部71や貸出・返却
棚11の各カセット載置溝16に対する物品移載位置に
移動操作自在で、かつ、搬送するビデオカセットVを保
持するカセット保持部82及びそのカセット保持部82
と各カセット収納部71及び各カセット載置溝16との
間でビデオカセットVを移載する二基のカセット移載装
置Jを備えた物品搬送用移動体としての搬送台車50
と、搬送台車50を各カセット収納部71と各カセット
載置溝16とに亘って往復移動させる移動装置51とを
備え、カセット収納棚Hは搬送台車50の移動空間の両
側に設けられている。
【0024】前記移動装置51は、前後二基のカセット
収納棚Ha,Hbのカセット出し入れ口71b側に沿っ
て、それらのカセット収納棚Hの上下高さの略全域に亘
って昇降自在で、かつ、キャビネット背面側のカセット
収納棚Hbの幅と略同長さのアルミ合金製昇降レール5
2を駆動昇降させる駆動昇降装置53と、搬送台車50
を昇降レール52に沿ってその長さ方向の略全域に亘っ
て往復駆動走行させる駆動走行装置54とを備えてい
る。従って、昇降レール52が、搬送台車50をカセッ
ト収納棚Hの左右方向に移動自在に案内する案内枠に構
成され、搬送台車50が、昇降レール52に対する移動
と昇降レール52の昇降とによって、複数のカセット収
納部71や貸出・返却棚11の各カセット載置溝16に
対するカセット移載位置に移動するように構成されてい
る。
【0025】前記駆動昇降装置53は、キャビネットC
内の左右両側に横軸芯周りで回転自在に支承した上下一
対のプーリ55a,55bと、それらのプーリ55a,
55bに亘って巻き掛けた左右二本のタイミングベルト
56と、下側のプーリ55bどうしを連結する駆動軸5
7にチェーン連動させた昇降用電動モータM2と、昇降
レール52の左右両端部に設けた昇降用のガイドローラ
58を転動させてその昇降方向を案内するガイド支柱5
9とを設けて、左右のタイミングベルト56を昇降レー
ル52の左右両端部に連結し、昇降用電動モータM2の
正逆駆動回転でタイミングベルト56を回動させて駆動
昇降させるように構成され、昇降レール52の一端部に
設けた透過型の昇降位置検出用フォトセンサ60を遮光
する遮光板61が各棚板70の高さに対応してキャビネ
ットC側に取り付けられている。
【0026】前記搬送台車50は、図11に示すよう
に、昇降レール52の上部左右両側縁に沿って各別に転
動する左右の上部鍔付き車輪62と、昇降レール52の
下部を左右両側から挟み込んで転動する下部鍔付き車輪
63との各々が走行方向の前後二個所に支承されている
台車フレーム64に、カセット保持部82及びカセット
移載装置Jの取付け台65を固定して構成されている。
前記駆動走行装置54は、昇降レール52の両端部に横
軸芯周りで回転自在に支承した左右一対のプーリ66
a,66bと、それらのプーリ66a,66bに亘って
巻き掛けたタイミングベルト67と、一方のプーリ66
bを駆動回転させる走行用電動モータM3とを設けて、
タイミングベルト67を台車フレーム64の下端側に連
結し、走行用電動モータM3の正逆駆動回転でタイミン
グベルト67を回動させて搬送台車50を駆動走行させ
るように構成され、給電用ケーブルや制御信号の入出力
用ケーブル等を保護するケーブルベア68が昇降レール
52側とキャビネットC側とに亘って連結されている。
【0027】前記二基のカセット移載装置Jは、図1
2,図13に示すように、搬送台車50の走行方向に沿
って間隔を隔てて取付け台65に取り付けられ、取付け
台65に固定した下向きコの字状の機枠80と、この機
枠80の左右両側に間隔を隔てて固定した側板81との
間を、各々のカセット移載装置Jで移載したビデオカセ
ットVを保持するカセット保持部82に構成して、カセ
ット保持部82とカセット移載装置Jとからなる組の二
つが搬送台車50に設けられている。前記カセット保持
部82は、搬送台車50を所定のカセット収納部71又
は貸出・返却棚11のカセット載置溝16に対するカセ
ット移載位置に移動させた状態において、カセット収納
部71又はカセット載置溝16に対するカセット出し入
れ方向に沿うカセット移載方向にスライド移動自在にビ
デオカセットVを載置支持するカセット支持面82aを
備えている。
【0028】前記カセット移載装置Jの各々は、搬送台
車50を所定のカセット収納部71又は貸出・返却棚1
1のカセット載置溝16に対するカセット移載位置に移
動させた状態において、移載対象のビデオカセットVの
カセット移載方向の前後両面を一対の係止部としての係
止片84aにて係止して、そのビデオカセットVをカセ
ット載置溝16の載置面16aやカセット収納部71の
載置面71aとカセット支持面82aとに沿ってスライ
ド移動操作する移載用の係止部材としての移載アーム8
4を、昇降レール52による搬送台車50の上下移動操
作でビデオカセットVの上側部分に対して係脱させるよ
うに構成されている。
【0029】詳述すると、機枠80の上部に設けた基端
側部材としての固定レール86aによってカセット移載
方向にスライド移動自在に案内支持される中間部材とし
てのスライドアーム83と、このスライドアーム83に
対して更にスライド移動自在に設けた移載アーム84
と、スライドアーム83と移載アーム84とをスライド
移動させるスライド駆動装置85とを設けてカセット移
載装置Jが構成されている。そして、互いに平行な二本
の下向きコの字形のスライドガイド87a,86bをス
ライドアーム83の下面に左右に並べて固定し、一方の
スライドガイド87aを固定レール86aに外嵌させて
スライドアーム83をスライド移動自在に案内支持する
とともに、他方のスライドガイド86bを移載アーム8
4の上面に固定した固定レール86bに外嵌させて、移
載アーム84をスライドアーム83によってカセット移
載方向にスライド移動自在に案内支持し、前後二基のい
ずれのカセット収納棚Ha,Hbのカセット収納部側に
向けても移載アーム84をスライド移動自在に設けられ
ている。従って、移載アーム84が、スライドアーム8
3に対するスライド移動、並びに、スライドアーム83
の固定レール86aに対するスライド移動によって、カ
セット移載方向にスライド移動されるように構成され、
固定レール86a、スライドアーム83、及び、移載ア
ーム84が、カセット移載方向視にて、固定レール86
aと移載アーム84とをスライドアーム83の下側に横
方向に並べて位置させるように組み付けられている。ま
た、カセット移載装置J及びカセット保持部82が、搬
送台車50の移動空間の両側に設けた二基のカセット収
納棚Ha,Hbのいずれに対してもビデオカセットVを
移載できるように設けられている。
【0030】前記スライド駆動装置85は、スライドア
ーム83の長手方向に沿う一側縁に設けたラックギヤ8
5aと、このラックギヤ85aに噛み合う二個のピニオ
ンギヤ85bと、これらのピニオンギヤ85bを減速ギ
ヤ85cを介して駆動回転させる移載用電動モータM4
と、スライドアーム83のスライド方向両端側に縦軸芯
周りで回転自在に支承した第1プーリ85dと第2プー
リ85eとの二個のプーリと、第1プーリ85dに巻掛
けられて端部が機枠80と移載アーム84とに連結され
ているいる第1ワイヤー85fと、第2プーリ85eに
巻掛けられて、平面視で第1ワイヤー85fと交差させ
る状態で、端部が機枠80と移載アーム84とに連結さ
れている第2ワイヤー85gとを設けて構成され、移載
用電動モータM4への給電用ケーブルや制御信号の入出
力用ケーブル等を保護するケーブルベア88が搬送台車
50側と昇降レール52側とに亘って連結されている。
【0031】そして、図13において左側のカセット移
載装置Jで示すように、スライドアーム83と移載アー
ム84とが上下に重なり合ってカセット保持部82の上
部に待機している待機位置において、移載用電動モータ
M4を正逆いずれかに所定回数回転させると、スライド
アーム83が対応する方向にスライド移動し、図13に
おいて右側のカセット移載装置Jで示すように、例えば
第1プーリ85d側をカセット収納部71又はカセット
載置溝16に向けてスライド移動させると、第1ワイヤ
ー85fが引き出されて移載アーム84がスライドアー
ム83に対して更にスライド移動して、そのカセット収
納部71又はカセット載置溝16に入り込み、この状態
で移載用電動モータM4を逆方向に所定回数回転させる
と、移載アーム84が待機位置に復帰移動するように構
成されている。
【0032】前記台車フレーム64の横側部には、二個
の透過型の走行位置検出用フォトセンサ69が走行方向
に間隔を隔てて取り付けられ、昇降レール52の横側部
には、搬送台車50側に連結したケーブルベア88を走
行中に支持するケーブルベアガイド86aと、走行位置
検出用フォトセンサ69を遮光する遮光板69aとが取
り付けられ、この遮光板69aには、各カセット収納部
71に対応して、位置検出用の透光孔69bが形成され
ている。
【0033】次に、前記制御装置Eによる自動貸出・返
却装置の制御を図15の制御ブロック図を参照しながら
説明する。前記制御装置Eは、操作部Aから入力される
操作情報に基づいて貸出・返却動作を制御する主制御部
30と、各カセット収納部71に収納されているビデオ
カセットVの収納データや貸出データ等を記憶する記憶
部31と、カセット搬送装置Gの搬送動作を制御する搬
送制御部32とを設けて構成され、搬送制御部32に
は、昇降制御装置33と走行制御装置34と移載制御装
置35とが設けられ、主制御部30と搬送制御部32は
相互に通信可能に設けられている。
【0034】前記主制御部30は、カードリーダ1から
入力された顧客データを確認すると選択ボタン2を点灯
させ、「貸出」が選択されると貸出モードによる制御を
実行し、「返却」が選択されると返却モードによる制御
を実行する。前記貸出モードにおいては、タッチパネル
3に入力されたデータに基づいて、ビデオカセットVの
有無を記憶部31の記憶データから確認するとともに、
ビデオカセットVが有る場合は貸出料金を金額表示部4
に表示し、表示した料金が投入されると、そのビデオカ
セットVをカセット収納部71からカセット搬出入部B
に搬送するための制御データを搬送制御部32に入力す
る。そして、搬送台車50で搬送されてきたビデオカセ
ットVが移載用姿勢に操作されている貸出・返却棚11
に移載されると、ソレノイド44が通電されて、前面扉
10が開かれるとともに貸出・返却棚11が出し入れ用
姿勢に操作され、その貸出・返却棚11からビデオカセ
ットVが取り出されて、前面扉10が閉じられたことを
検出すると、領収書をレシートプリンタ7で印字して発
行する。前記返却モードにおいては、ソレノイド44が
通電されて、前面扉10が開かれるとともに空の貸出・
返却棚11が出し入れ用姿勢に操作され、返却用のビデ
オカセットVがその貸出・返却棚11に載置されて、前
面扉10が閉じられたことを検出すると、バーコードリ
ーダ20でそのビデオカセットVのバーコードを読み取
って、そのビデオカセットVに対応する貸出データを記
憶部31から読み出し、追加料金が必要な場合はその料
金を金額表示部4に表示する。そして、追加料金が必要
でない場合には直ちに、また、追加料金が必要な場合に
はその追加料金が投入されると、受取書等をレシートプ
リンタ7で印字して発行するとともに、そのビデオカセ
ットVを所定のカセット収納部71に搬送するための制
御データを搬送制御部32に入力する。
【0035】前記搬送制御部32は、主制御部30から
制御データが入力されると、必要な制御データを昇降制
御装置33と走行制御装置34と移載制御装置35とに
入力するように構成されている。前記昇降制御装置33
は、入力された制御データと昇降位置検出用フォトセン
サ60の検出結果に基づいてカセット移載装置Jの昇降
高さを判別して、そのカセット移載装置Jが所定のカセ
ット収納部71又は貸出・返却棚11との間でビデオカ
セットVの受け渡しができる高さ位置に停止させるべ
く、昇降用電動モータM2の駆動を制御するように構成
されている。前記走行制御装置34は、入力された制御
データと走行位置検出用フォトセンサ69の検出結果に
基づいて搬送台車50の走行位置を判別して、カセット
移載装置Jを所定のカセット収納部72又は貸出・返却
棚11との間でビデオカセットVの受け渡しができる横
方向位置に停止させるべく、走行用電動モータM3の駆
動を制御するように構成されている。
【0036】前記移載制御部装置35は、移載アーム8
4を所定のカセット収納部71又は貸出・返却棚11に
入り込ませて、そのカセット収納部71又は貸出・返却
棚11との間でビデオカセットVを受け渡しさせるべ
く、移載用電動モータM4の駆動を制御するように構成
されている。そして、貸出モードにおけるカセット収納
部71からのビデオカセットVの取出しや返却モードに
おける貸出・返却棚11からのビデオカセットVの取出
しにおいては、図14(イ)に示すように、取り出そう
とするビデオカセットVの上部に移載アーム84を入り
込ませてから、図14(ロ)に示すように、昇降レール
52を下降させて移載アーム84の前後の係止片84a
の間にビデオカセットVを入り込ませ、次に、その移載
アーム84を待機位置に復帰移動させるとビデオカセッ
トVがカセット収納部71の載置面71aをスライドし
ながらカセット支持面82aに移動し、図14(ハ)に
示すように、ビデオカセットVをそのカセット保持部8
2に保持させて搬送するように構成されている。尚、図
14はカセット収納部71からの取出し動作を示してい
るが、貸出・返却棚11からの取出し動作も図4に示す
ように同様に行われるものであり、また、貸出モードに
おける貸出・返却棚11へのビデオカセットVの載置や
返却モードにおけるカセット収納部72へのビデオカセ
ットVの収納においては、前述の取出し動作と逆の手順
で移載アーム84を作動させれば良いので、その説明は
省略する。
【0037】〔その他の実施形態〕 1.本発明による物品保管装置は、自動倉庫等において
設けられるものであっても良い。 2.本発明による物品保管装置は、自動販売機の内部に
設けられるものであっても良い。 3.本発明による物品保管装置の保管対象物品は、ビデ
オカセットに限定されず、ケースに入った光ディスクや
磁気ディスク等の他、適宜のコンテナケースに収納した
各種の物品であっても良い。 4.移載対象物品をスライド移動操作する移載用の係止
部材は、一対の係止部の物品搬送用移動体に対する相対
移動で、移載対象物品の上側部分に対して係脱させるよ
うに構成されていても良い。 5.収納部及び搬出入部が、偏平な物品をその偏平な厚
さ方向を上下方向に沿わせて載置支持するように構成さ
れ、移載用の係止部材が、偏平な物品の厚さ方向の上側
部分に対して係脱させるように構成されていても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動貸出・返却装置の斜視図
【図2】自動貸出・返却装置の内部を示す要部斜視図
【図3】自動貸出・返却装置の内部を示す側面図
【図4】カセット搬出入部の側面図
【図5】図4(ロ)のV−V線矢視図
【図6】図5のVI-VI 線矢視図
【図7】収納棚の要部平面図
【図8】収納棚の要部断面
【図9】自動貸出・返却装置の内部を示す要部平面図
【図10】搬送装置の要部側面図
【図11】搬送装置の要部断面図
【図12】搬送台車の要部正面図
【図13】搬送台車の要部平面図
【図14】移載装置の作動説明図
【図15】制御ブロック図
【符号の説明】
16a,71a 載置面 16b,71b 物品出し入れ口 17,77 突出面 50 物品搬送用移動体 52 案内枠 71 収納部 82 物品保持部 83 中間部材 84 係止部材 84a 係止部 86a 基端側部材 B 搬出入部 H 収納棚 J 物品移載装置 L1 高さ L2 前後幅 L3 横幅L3 V 物品

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を収納自在な収納部の複数を備えた
    収納棚と、 その収納棚に対する搬出入用の物品が仮置される搬出入
    部と、 前記複数の収納部や前記搬出入部に対する物品移載位置
    に移動操作自在で、且つ、搬送する物品を保持する物品
    保持部並びにその物品保持部と前記収納部や前記搬出入
    部との間で物品を移載する物品移載装置を備えた物品搬
    送用移動体とが設けられた物品保管装置であって、 前記収納部及び前記搬出入部が、物品を載置支持する載
    置面を備え、且つ、その載置面の先端側に相当する部分
    に載置面に沿う移動により物品を出し入れ自在な物品出
    し入れ口を備えるように構成され、 前記物品保持部が、前記物品搬送用移動体を前記物品移
    載位置に位置させた状態において、前記収納部及び前記
    搬出入部に対する物品出し入れ方向に沿う物品移載方向
    にスライド移動自在に物品を載置支持するように構成さ
    れ、 前記移載装置が、前記物品搬送用移動体を前記物品移載
    位置に位置させた状態において、移載対象物品の前記物
    品移載方向の前後両面を一対の係止部にて係止して移載
    対象物品をスライド移動操作する移載用の係止部材を、
    移載対象物品の上側部分に対して係脱させるように構成
    されている物品保管装置。
  2. 【請求項2】 前記物品が、前記収納部に収納された状
    態において、高さ及び前後幅が横幅よりも大きく、高さ
    よりも前後幅が大きい直方体状に構成されている請求項
    1記載の物品保管装置。
  3. 【請求項3】 前記収納部や前記搬出入部の物品載置面
    における先端側部分に、物品出し入れ方向の中間部ほど
    上方に位置するように突出する突出面が形成されている
    請求項1又は2記載の物品保管装置。
  4. 【請求項4】 前記係止部材が、上下移動操作により移
    載対象物品の上側部分に対して係脱されるように構成さ
    れ、 前記物品搬送用移動体に設けた基端側部材によって前記
    物品移載方向にスライド移動自在に案内支持される中間
    部材が設けられ、その中間部材によって前記移載用の係
    止部材が前記物品移載方向にスライド移動自在に案内支
    持されて、前記移載用の係止部材が、前記中間部材に対
    するスライド移動、並びに、前記中間部材の前記基端側
    部材に対するスライド移動によって、前記物品移載方向
    にスライド移動されるように構成され、 前記基端側部材、前記中間部材、及び、前記移載用の係
    止部材が、前記物品移載方向視にて、前記基端側部材と
    前記移載用の係止部材とを、前記中間部材の上下方向の
    同じ側に横方向に並べて位置させるように組み付けられ
    ている請求項1〜3のいずれか1項に記載の物品保管装
    置。
  5. 【請求項5】 前記物品保持部と前記移載装置とからな
    る組の複数が、前記物品搬送用移動体に設けられている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の物品保管装置。
  6. 【請求項6】 前記物品搬送用移動体の移動空間の両側
    に、前記収納棚が設けられ、 前記移載装置及び前記物品保持部が、両側の収納棚に対
    して物品を移載するように構成されている請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の物品保管装置。
  7. 【請求項7】 前記収納棚が、上下方向並びに左右方向
    に前記収納部を並べて備えるように構成され、 前記収納棚における前記収納部の並び方向視にて、前記
    搬出入部が前記収納部と重複するように配置され、 前記物品搬送用移動体を収納棚の左右方向に移動自在に
    案内する案内枠が昇降自在に設けられて、前記物品搬送
    用移動体が、前記案内枠に対する移動と前記案内枠の昇
    降とによって、前記複数の収納部や前記搬出入部に対す
    る物品移載位置に移動するように構成されている請求項
    1〜6のいずれか1項に記載の物品保管装置。
JP5138397A 1997-03-06 1997-03-06 物品保管装置 Pending JPH10245103A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6623564B2 (en) 2000-02-22 2003-09-23 Panac Industries, Inc. Method of recovering synthetic substrates

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6623564B2 (en) 2000-02-22 2003-09-23 Panac Industries, Inc. Method of recovering synthetic substrates

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