JP2000016526A - 自動収納設備 - Google Patents

自動収納設備

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JP2000016526A
JP2000016526A JP10181946A JP18194698A JP2000016526A JP 2000016526 A JP2000016526 A JP 2000016526A JP 10181946 A JP10181946 A JP 10181946A JP 18194698 A JP18194698 A JP 18194698A JP 2000016526 A JP2000016526 A JP 2000016526A
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Kiyoshi Shimizu
清 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬出入部の設置スペースを小さくしながら、
物品の横側面を搬出入部の前方側から見えるようにす
る。 【解決手段】 矩形薄型の物品Aの複数を載置収納する
収納棚と、物品の複数を外部から出し入れ自在に載置す
る搬出入部Fと、搬出入指令に基づいて、物品を収納棚
と搬出入部との間で受け渡すべく搬送する搬送手段Gと
を設け、搬出入部を、物品の複数を、厚み方向を隣合わ
せにして、かつ、平面視で、それらの物品の並び方向に
対して傾斜させた姿勢で横方向に並べて載置して、それ
らの物品の横側面A1を搬出入部の外側から目視可能に
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、矩形薄型の物品の
複数を載置収納する収納棚と、前記物品の複数を外部か
ら出し入れ自在に載置する搬出入部と、搬出入指令に基
づいて、前記物品を前記収納棚と前記搬出入部との間で
受け渡すべく搬送する搬送手段とが設けられている自動
収納設備に関する。
【0002】
【従来の技術】上記自動収納設備は、ケース入りCDや
ビデオカセット等の矩形薄型の物品の複数を収納棚に搬
出入する際に、それらの物品をまとめて搬出入部に載置
することができ、搬出入部に対する物品の出し入れを能
率良く行うことができる利点がある。このような自動収
納設備においては、従来、搬出入部が、物品の複数を、
厚み方向を隣合わせにして、かつ、平面視で、それらの
物品の並び方向に対して直交する姿勢で横方向に並べて
載置するように構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この為、搬出入部に載
置されている物品の横側面に物品内容の表示があって、
その横側面を見ることによって物品内容を確認したい場
合でも、その横側面を搬出入部の前方側から見にくく、
物品を搬出入部から取り出して見なければならない欠点
がある。この欠点を解決する為に、例えば隣合う物品ど
うしの間を大きく開けて、その間から物品の横側面を見
えるように載置すると、搬出入部の設置スペースが大き
くなる欠点を生じる。本発明は上記実情に鑑みてなされ
たものであって、搬出入部における物品の載置姿勢を工
夫することにより、搬出入部の設置スペースを小さくし
ながら、物品の横側面を搬出入部の前方側から見えるよ
うにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の自動収納
設備は、矩形薄型の物品の各々について、隣合う物品に
対して物品の厚み方向視で重ならない横側面ができるよ
うに、厚み方向を隣合わせにして、かつ、平面視で、そ
れらの物品の並び方向に対して傾斜させた姿勢で横方向
に並べて搬出入部に載置して、それらの物品の横側面を
搬出入部の外側から目視できるようにしたものである。
従って、隣合う物品どうしの間を大きく開けて搬出入部
に載置することなく、載置した物品の横側面を搬出入部
の前方に臨ませることができ、搬出入部の設置スペース
を小さくしながら、物品の横側面を搬出入部の前方側か
ら見えるようにすることができる。請求項2記載の自動
収納設備は、受付操作部にて受け付けた搬出入要求に基
づいて、収納棚から搬送した複数の物品が搬出入部に載
置されたり、搬出入部に載置した複数の物品が収納棚に
搬送される。そして、受付操作部が搬出入部の横側にそ
の物品出し入れ方向と同じ方向に向けて設けられ、搬出
入部が、物品の複数を、その横側面を受付操作部側に向
けて載置するように設けられているので、受付操作部を
操作する者は、その操作位置から、搬出入部に載置され
ている物品の横側面を容易に見ることができる。従っ
て、受付操作部を操作しながら、搬出入部に載置されて
いる物品の横側面を見て、搬出入要求に対応する物品か
否かを容易に確認できる。請求項3記載の自動収納設備
は、搬出入部が、物品の複数を厚み方向に互いに離間さ
せて載置するように設けられているので、物品の厚み方
向視で、隣合う物品に対して重なっている横側面をも、
物品どうしの間から見ることが可能になり、横側面の全
体を搬出入部の外側から見ることができる。請求項4記
載の自動収納設備は、受付操作部における操作位置と搬
出入部における外部からの出し入れ位置とが略同じ高さ
になるように設けられているので、受付操作部を操作す
る者が、その操作位置から搬出入部に載置されている物
品の横側面を容易に見ることができるとともに、搬出入
部への物品の出し入れも容易になる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明による自動
収納設備の一例としての、矩形薄型の物品の一例である
矩形薄型の樹脂製透明ケースにコンパクトディスクを入
れた物品(以下、ケース入りディスクという)Aの自動
貸出返却機を示す。この自動貸出返却機は、ケース入り
ディスクAの搬出入要求としての貸出要求や返却要求を
受け付ける受付操作部Bと、ケース入りディスクAの複
数を外部から出し入れ自在に載置する搬出入部Fとが前
面側に設けられているキャビネット1の内側に、ケース
入りディスクAを載置収納する2基の収納棚E1,E2
と、ケース入りディスクAを搬送する搬送手段Gと、貸
出・返却動作を制御する制御装置Dとが設けられてい
る。
【0006】前記受付操作部Bは、搬出入部Fの横側に
そのケース入りディスクAの出し入れ方向と同じ方向に
向けて設けられ、利用者カードを読み取るカードリー
ダ、貸出や返却を希望するケース入りディスクAのコー
ド名等を入力する入力部、貸出料金を表示する料金表示
部、貸出料金を投入する料金投入部、操作手順等を画像
表示する液晶表示部等を備えた操作パネルB1が設けら
れている。
【0007】図4,図5に示すように、収納棚E1,E
2は、ケース入りディスクAの複数を厚み方向を隣合わ
せにして一定の載置間隔Kで横方向に並べて載置収納す
る収納部Hを上下複数段に備え、搬送手段Gは、搬出入
指令としての貸出指令や返却指令に基づいて、ケース入
りディスクAを収納棚E1,E2と搬出入部Fとの間で
受け渡すべく搬送台車4にて搬送する搬出入用搬送装置
を設けて構成されている。
【0008】前記複数の収納部Hは、搬送台車4とのケ
ース入りディスクAの受渡し高さがいずれの収納棚E
1,E2においても同じ高さになるように、かつ、2基
の収納棚E1,E2におけるケース入りディスクAの移
載方向が平面視で互いに平行になるよう上下複数段に設
けられ、収納棚E1,E2をケース入りディスクAの出
し入れ側が互いに対向する状態で前後方向に間隔を隔て
て設置して、それらの収納棚E1,E2の間に搬送台車
4が移動自在に設けられている。
【0009】前記収納部Hは、上下に離して組付けた一
つの樹脂製下端係止部材3aと一つの樹脂製上端係止部
材3bとの組合せの複数組を設けて構成され、各下端係
止部材3aと上端係止部材3bとの組合せは10個のケ
ース入りディスクAを、厚み方向を水平方向に沿わせ
て、かつ、平面視で、それらのケース入りディスクAの
並び方向に対して一定角度θで傾斜させた姿勢で並べて
載置収納するように構成されている。
【0010】前記下端係止部材3aの各々は、10個の
ケース入りディスクAを載置支持するとともにその下端
部のみを横側方から係止する複数の下部係止溝5aを備
えた、平面視で平行四辺形に形成され、上端係止部材3
bの各々は、下端係止部材3aと同じ10個のケース入
りディスクAの上端部のみを横側方から係止する複数の
上部係止溝5bを備えた、平面視で平行四辺形に形成さ
れている。
【0011】そして、上下に隣接する収納部Hのうちの
上方の収納部Hに対応して設けられる下端係止部材3a
と、下方の収納部Hに対応して設けられる上端係止部材
3bとを、収納棚E1,E2に固定した棚板2に必要数
だけ取り付けて、上下方向に対向し、かつ、互いに平行
に配置した下部係止溝5aと上部係止溝5bとで、ケー
ス入りディスクAの各々を倒れ止め姿勢で、かつ、厚み
方向に対して直交する前後方向に搬送台車4との間で受
渡し自在に保持する収納用保持部5が構成されている。
尚、最上段の収納部Hに設けられる上端係止部材3b
は、収納棚E1,E2の天板下面に固定されている。
【0012】前記下部係止溝5aと上部係止溝5bの先
端部には、ケース入りディスクAの入り込み方向を案内
する案内面7aが形成され、ケース入りディスクAを搬
送台車4との受渡し側端部ほど高い傾斜姿勢で載置し
て、ケース入りディスクAの振動等に起因する搬送台車
4との受渡し側への移動を防止できるように、下端係止
部材3aの物品載置面を構成している下部係止溝5aの
底面7bが、搬送台車4との受渡し側端部ほど高い傾斜
面に形成されている。そして、ケース入りディスクAの
上端部を上部係止溝5bに沿って入り込ませ、かつ、そ
のケース入りディスクAの下端部を下部係止溝5aに沿
ってその奥側端部に接当するまで入り込ませて、ケース
入りディスクAをスライド移動操作自在に保持するよう
に構成されている。
【0013】前記搬出入部Fは、図6〜図10に示すよ
うに、キャビネット前面側の収納棚E1の一部に、10
個のケース入りディスクAを厚み方向を隣合わせにして
横方向に並べて載置する載置板8と、それらのケース入
りディスクAの一個ずつをその厚み方向に対して直交す
る前後方向にスライド移動操作自在に案内する搬出入用
案内部9とを設けて構成されている。
【0014】前記載置板8は、隣合うケース入りディス
クAに対して厚み方向視で重ならない横側面A1ができ
るように、かつ、平面視で、収納部Hに収納されている
ケース入りディスクAと平行な姿勢で、つまり、並び方
向に対して一定角度θで傾斜した姿勢で厚み方向に離間
させて載置して、それらのケース入りディスクAの横側
面A1を搬出入部Fの外側から目視できるように構成さ
れている。
【0015】前記搬出入用案内部9は、各収納部Hにお
けるケース入りディスクAの載置間隔Kの2倍の配置間
隔Lで、複数の下部案内部材9aと複数の上部案内部材
9bとを上下に設けて、ケース入りディスクAの上端部
を隣合う上部案内部材9bどうしの間に沿って入り込ま
せ、かつ、そのケース入りディスクAの下端部を隣合う
下部案内部材9aどうしの間に沿って入り込ませて、ケ
ース入りディスクAをその並び方向に対して一定角度θ
で傾斜させた移載方向に沿ってスライド移動操作自在に
案内するように構成されている。
【0016】前記上部案内部材9bは、搬出入部Fの上
方に固定した幅広の取付けフレーム12の下面に互いに
平行に取り付けられ、下部案内部材9aは、上部案内部
材9bの一つずつに対応して平行に、かつ、上下に対向
させて載置板8の上面に取り付けられている。また、隣
合う下部案内部材9aどうしの間毎に対応して、ケース
入りディスクAの下面に接触してその有無を検出する在
荷検出用マイクロスイッチS1が載置板8に取付けられ
ている。
【0017】そして、図6に示すように、受付操作部B
を操作している利用者Pが、搬出入部Fに載置したケー
ス入りディスクAの横側面A1をその操作位置から見や
すいように、それらのケース入りディスクAの横側面A
1を受付操作部B側に向けて載置するように設けられ、
かつ、搬出入部Fに対するケース入りディスクAの出し
入れが容易に行えるように、受付操作部Bにおける操作
位置と搬出入部Fにおける出し入れ位置とが略同じ高さ
になるように設けられている。
【0018】また、搬出入部Fには、キャビネット前面
に開口してケース入りディスクAを外部からその搬出入
部Fに対して出し入れする出し入れ口10と、その出し
入れ口10を開閉する出し入れ口扉10aと、ケース入
りディスクAを搬送台車4との間で受渡しする受渡し口
11と、その受渡し口11を開閉する受渡し口扉11a
とが設けられている。
【0019】前記出し入れ口扉10aと受渡し口扉11
aは、キャビネット1の左右両側に取り付けたガイドレ
ール13に沿って上下方向にスライド開閉自在に設けら
れ、これらの扉を駆動開閉する開閉装置14が設けられ
ている。図9に示すように、出し入れ口扉10aには、
その閉じ操作に伴って、外部から載置されたケース入り
ディスクAに対して上方側から接当して、そのケース入
りディスクAを搬送台車4との間で受け渡し可能な載置
位置に位置決めする接当面50aを備えた位置決め部材
50が設けられ、受渡し口扉11aには、受渡し口扉1
1aの閉じ状態においてケース入りディスクAが外部か
ら載置される際に、そのケース入りディスクAを接当さ
せて、搬送台車4との間で受け渡し可能な載置位置に位
置決めする接当面51aを備えた位置決め部材51が設
けられている。
【0020】前記開閉装置14は、扉開閉用電動モータ
M1で正逆に駆動回転される搬出入部Fの上部前面側に
支持した左右一対の駆動ベルト車15と、搬出入部Fの
上部奥側に支持した左右一対の従動ベルト車16と、搬
出入部Fの下部前面側と上部奥側との各々に支持した左
右一対の従動ベルト車16とに亘って二本のタイミング
ベルト17を巻掛け、その二本のタイミングベルト17
に出し入れ口扉10aの左右両側と受渡し口扉11aの
左右両側とを連結して、駆動ベルト車15の正逆駆動回
転で、一方の扉が開き作動すると他方の扉が閉じ作動す
るように連動させてある。
【0021】また、載置板8には、出し入れ口扉側に接
触してその出し入れ口扉10aの閉じ状態を検出する出
し入れ口扉開閉検出用マイクロスイッチS2と、受渡し
口扉側に接触してその受渡し口扉11aの閉じ状態を検
出する受渡し口扉開閉検出用マイクロスイッチS3とが
取り付けられている。
【0022】前記搬出入用搬送装置Gは、図2,図3に
示すように、搬送台車4を収納棚横幅方向に走行自在に
案内する昇降枠体18と、その昇降枠体18を2基の収
納棚E1,E2の間において駆動昇降させる駆動昇降装
置19と、搬送台車4を昇降枠体18に沿って往復駆動
走行させる駆動走行装置20とを設けて構成され、搬送
台車4を、昇降枠体18に沿っての走行と昇降枠体18
の昇降とによって移動させて、ケース入りディスクAを
収納棚E1,E2と搬出入部Fとの間で受け渡すべく搬
送するように構成されている。
【0023】前記駆動昇降装置19は、昇降枠体18の
左右両端に設けた昇降用のガイドローラ21を転動させ
てその昇降方向を案内する二本のガイド支柱22と、キ
ャビネット下側の左右一対の駆動ベルト車23と、キャ
ビネット上側の左右一対の従動ベルト車24とに亘って
巻き掛けた二本のタイミングベルト25に昇降枠体18
の左右両側を連結して、昇降用電動モータM2による駆
動ベルト車23の正逆駆動回転で、昇降枠体18を駆動
昇降させるように構成され、昇降枠体18の一端部に取
り付けた昇降位置検出用フォトセンサT1を遮光して、
収納棚E1,E2との間での受渡し位置に対応する昇降
位置を検出する遮光板26が各段の収納部H毎に対応し
てガイド支柱22に取り付けられている。
【0024】前記駆動走行装置20は、昇降枠体18の
左右両端に設けた駆動ベルト車27と従動ベルト車28
とに亘ってタイミングベルト29を巻き掛け、そのタイ
ミングベルト29を搬送台車4に連結して、昇降枠体1
8の一端に固定した走行用電動モータM3による駆動ベ
ルト車27の正逆駆動回転で、搬送台車4を昇降枠体1
8に沿って往復駆動走行させるように構成されている。
また、昇降枠体18には、搬送台車4の下部に取り付け
た走行位置検出用フォトセンサT2を遮光して、収納部
Hとの間でのケース入りディスクAの各受渡し位置に対
応する走行位置を検出する遮光板30と、走行用電動モ
ータM3への給電ケーブルや制御装置Dとの間での制御
信号の入出力用ケーブルを収容したケーブルベア(図示
せず)とが設けられている。
【0025】前記搬送台車4には、図4,図10〜図1
4に示すように、ケース入りディスクAをその厚み方向
を水平方向に沿わせて、かつ、平面視で、収納部Hに収
納したケース入りディスクAと平行な姿勢で、つまり、
搬送台車4の走行方向に対して前述の一定角度θで傾斜
させた姿勢で載置保持する二つの保持部31a,31b
を備え、各保持部31a,31b毎に対応して、保持さ
れているケース入りディスクAの識別用バーコードを読
み取るバーコードリーダ32と、ケース入りディスクA
をその厚み方向に対して直交する前後方向に押し引きし
て収納部Hや搬出入部Fと保持部31a,31bとの間
で移載する移載手段Nとが設けられている。
【0026】前記二つの保持部31a,31bは、収納
部Hに収納したケース入りディスクAの載置間隔Kの8
倍の配置間隔Mで設けられ、各保持部31a,31b
は、搬送台車4側に固定した2枚の支持板33a,33
bの間にケース入りディスクAを保持するように構成さ
れている。
【0027】前記移載手段Nの各々は、保持部31a,
31bに保持されているケース入りディスクAを収納部
Hや搬出入部Fに受け渡したり、その収納部Hや搬出入
部Fに載置されているケース入りディスクAを保持部3
1a,31bに受け渡したりする際に、そのケース入り
ディスクAを左右両面から挾持して搬送する挾持搬送装
置34と、収納部Hや搬出入部Fに載置されているケー
ス入りディスクAの移載方向に沿う側面のうちの、厚み
方向視で、隣合うケース入りディスクAに対して重なら
ない横側面A1に押し付けて、そのケース入りディスク
Aを移載方向に押し引きする押し付け用駆動ローラ35
とを設けて構成され、押し付け用駆動ローラ35は、い
ずれの収納棚E1,E2との間でもケース入りディスク
Aを移載方向に押し引きできるように、移載方向の前後
夫々に設けられている。
【0028】前記挾持搬送装置34は、2枚の支持板3
3a,33bの各々に二個の挾持ローラ36a,36b
を縦軸芯周りで回転自在に支持して、それらの挾持ロー
ラ36a,36bの保持部31a,31bを挟んで隣合
うものどうしをその上部に固定したギア37a,37b
で連動させるとともに、一方の支持板33bに支持した
二個の挾持ローラ36bの上部に従動ベルト車38を取
り付け、それらの従動ベルト車38と駆動ベルト車39
とに亘ってタイミングベルト40を巻き掛けて、挾持搬
送用電動モータM4による駆動ベルト車39の正逆駆動
回転で、いづれの収納棚E1,E2の収納部Hとの間で
も受渡しすることができるように構成され、挾持搬送用
電動モータM4への給電ケーブルや制御装置Dとの間で
の制御信号の入出力用ケーブルを収容したケーブルベア
41が設けられている。
【0029】前記押し付け用駆動ローラ35の各々は、
挾持ローラ36a,36bの縦軸芯と同じ軸芯周りで揺
動自在な揺動枠42に縦軸芯周りで回転自在に支持さ
れ、挾持ローラ36a,36bの上下中間位置と押し付
け用駆動ローラ35の上下中間位置とに亘ってタイミン
グベルト43を巻き掛けて、挾持ローラ36a,36b
が回転すると押し付け用駆動ローラ35も回転するよう
に構成され、ソレノイド44のON作動により、コイル
ばね45の付勢力に抗してケース入りディスクAの横側
面A1に押し付ける押し付け位置に揺動し、ソレノイド
44のOFF作動により、コイルばね45の付勢力で昇
降枠体18の昇降の邪魔にならない位置まで引退した押
し付け解除位置に揺動するように設けられている。
【0030】前記保持部31a,31bの底面には、ケ
ース入りディスクAの下面に接触してそのケース入りデ
ィスクAの有無を検出する二個の在荷検出用マイクロス
イッチS4が移載方向の前後両側に離して取り付けら
れ、これらの在荷検出用マイクロスイッチS4が、ケー
ス入りディスクAの横側面A1に対する押し付け用駆動
ローラ35の押し付けタイミングを検出する検出手段に
構成されている。
【0031】図16は、上記自動貸出返却機の制御構成
を示すブロック図で、制御装置Dは、受付操作部Bにて
入力された受付情報と、各フォトセンサT1,T2並び
に各マイクロスイッチS1〜S4の検出情報と、バーコ
ードリーダ32の読み取り情報と、メモリ46に記憶さ
れているケース入りディスクA毎の収納情報とに基づい
て、扉開閉用電動モータM1と昇降用電動モータM2と
走行用電動モータM3と挾持搬送用電動モータM4の駆
動及びソレノイド44の作動を制御するように構成され
ている。
【0032】そして、出し入れ口扉10aは、貸出要求
も返却要求も受け付けていない待機状態では閉じられて
おり、貸出要求を受け付けると、要求されている貸出用
のケース入りディスクAを所定の収納棚E1,E2の収
納部Hから取り出して搬出入部Fに搬送し、そのケース
入りディスクAが搬出入部Fに載置されたことを検出す
ると出し入れ口扉10aを開く貸出用搬送制御を実行す
るように構成されている。
【0033】また、返却要求を受け付けると、返却用の
ケース入りディスクAを搬出入部Fに載置できるように
出し入れ口扉10aを開き、そのケース入りディスクA
が搬出入部Fに載置されたことを検出すると出し入れ口
扉10aを閉じて、その載置されているケース入りディ
スクAを所定の収納棚2の収納部Hに収納する返却用搬
送制御を実行するように構成されている。
【0034】前記貸出用搬送制御について説明する。貸
出要求を受け付けると、出し入れ口扉開閉検出用マイク
ロスイッチS2の検出結果から受渡し口扉11aが開い
ていることを確認し、メモリ46に記憶されている収納
情報に基づいて、搬送台車4を、その貸出用のケース入
りディスクAを移載手段Nにて収納部Hからいずれかの
一方の保持部31a,31bに移載できる位置、つま
り、図4,図10に示すように、ケース入りディスクA
の移載方向先端に保持部31a,31bの入口側が臨
み、かつ、保持部31a,31bの底面と下下部係止溝
5aの物品載置面7bとが略同じ高さの位置に移動させ
る。
【0035】そして、図15(イ)に示すように、押し
付け用駆動ローラ35a(35)が押し付け解除位置に
揺動している状態から、図15(ロ)に示すように、ソ
レノイド44a(44)のON作動で押し付け用駆動ロ
ーラ35a(35)を押し付け位置に揺動させて、ケー
ス入りディスクAの収納部Hから保持部31aへの引き
出しを開始し、その保持部31aに設けた二個の在荷検
出用マイクロスイッチS4のうちの移載方向上手側の在
荷検出用マイクロスイッチS4がケース入りディスクA
を検出すると、図15(ハ)に示すように、ソレノイド
44a(44)のOFF作動で押し付け用駆動ローラ3
5a(35)を押し付け解除位置に揺動させ、引き出さ
れてきたケース入りディスクAを、移載方向下手側の在
荷検出用マイクロスイッチS4が検出するまで、挾持搬
送装置34でスライド移動させてその保持部31aに保
持させる。この時、ケース入りディスクAの識別用バー
コードをバーコードリーダ32で読み取って、貸出要求
に対応するケース入りディスクAであるか否かを確認
し、貸出要求に対応するケース入りディスクAではない
場合、そのケース入りディスクAを、上述と逆の手順に
よって収納部Hの元の位置に戻す。
【0036】また、貸出用のケース入りディスクAが2
個以上ある時は、前述と同様の手順で、搬送台車4を移
動させて、挾持搬送装置34と押し付け用駆動ローラ3
5とにより、他方の保持部31bにケース入りディスク
Aを保持する。
【0037】前記保持部31a,31bに所定の貸出用
のケース入りディスクAが保持されると、搬送台車4
を、空の搬出入用案内部9に沿って載置板8に移載でき
る位置、つまり、図7,図10に示すように、搬出入用
案内部9の入口側にケース入りディスクAの移載方向先
端が臨み、かつ、保持部31a,31bの底面と載置板
8の上面とが略同じ高さの位置に移動させる。
【0038】そして、収納部Hから搬送台車にケース入
りディスクAを移載したときと逆の手順で、つまり、ケ
ース入りディスクAが搬出入用案内部9に入り込むよう
に、そのケース入りディスクAを挾持搬送装置34で搬
送し、保持部31a,31bに設けた二個の在荷検出用
マイクロスイッチS4のいずれもがケース入りディスク
Aを検出しなくなると、ソレノイド44のON作動で押
し付け用駆動ローラ35を押し付け位置に揺動させて、
ケース入りディスクAを所定時間に亘って搬出入用案内
部9に押し込んだ後、ソレノイド44のOFF作動で押
し付け用駆動ローラ35を押し付け解除位置に揺動させ
る。
【0039】貸出用のケース入りディスクAが2個以上
ある時は、前述と同様の手順で、残りのケース入りディ
スクAを空の搬出入用案内部9に沿って載置板8に移載
できるように搬送台車4を移動させて、そのケース入り
ディスクAを搬出入用案内部9に押し込む。
【0040】次に、出し入れ口扉10aを開いてて貸出
用のケース入りディスクAを搬出入部Fから取り出せる
ように、受渡し口扉開閉検出用マイクロスイッチS3が
受渡し口扉11aの閉じ状態を検出するまで開閉装置1
4を作動させ、ケース入りディスクAが取り出されて、
在荷検出用マイクロスイッチS1がその載置を検出しな
くなると、出し入れ口扉開閉検出用マイクロスイッチS
2が出し入れ口扉10aの閉じ状態を検出するまで開閉
装置14を作動させる。
【0041】前記返却用搬送制御においては、ケース入
りディスクAを搬出入部Fから搬送台車4に移載して搬
送し、その搬送したケース入りディスクAを搬送台車4
から収納棚2に移載する点、及び、搬送台車4に移載し
た返却用のケース入りディスクAが返却要求に対応する
ものでない場合は、そのケース入りディスクAを搬出入
部Fの元の位置に戻す点等の違いがあるが、貸出用搬送
制御において説明した手順と逆の手順で実行すれば良い
ので、その説明は省略する。
【0042】〔その他の実施形態〕 1.上記実施形態では、矩形薄型の物品の一例としてケ
ースに入ったコンパクトディスクを示したが、ビデオカ
セットやケース入りDVD或いはケースに入った書籍類
であっても良い。 2.上記実施形態では、自動収納設備としてコンパクト
ディスクの自動貸出返却機を示したが、販売指令に基づ
いて物品を搬出入部に搬送する自動販売機であっても良
く、自動倉庫等に設置される自動収納設備であっても良
い。 3.上記実施形態では、駆動昇降される昇降枠体に沿っ
て左右に走行する搬送体を備えた搬送手段を示したが、
固定レールに沿って走行する走行体に支柱を設けて、そ
の支柱に沿って搬送体が駆動昇降される、いわゆるスタ
ッカークレン形式の搬送手段であっても良い。 4.上記実施形態では、搬出入部の横側に受付操作部が
設けられている自動収納設備を示したが、搬出入部と受
付操作部とが上下に設けられている自動収納設備であっ
ても良い。 5.上記実施形態では、物品の複数を厚み方向に互いに
離間させて載置する搬出入部を示したが、物品の複数を
厚み方向に密接させて載置する搬出入部を設けても良
い。 6.上記実施形態では、搬出部と搬入部とが兼用されて
いる搬出入部を設けたが、搬出部と搬入部とが各別に設
けられている搬出入部であっても良い。 7.上記実施形態では、搬送手段によって物品の搬出と
搬入とを行う自動収納設備を示したが、搬送手段によっ
て搬出のみ又は搬入のみを行う自動収納設備であっても
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動貸出返却機の斜視図
【図2】自動貸出返却機の内部を示す概略斜視図
【図3】自動貸出返却機の内部を示す平面図
【図4】自動貸出返却機の内部を示す要部平面図
【図5】図4のV-V 線矢視断面図
【図6】自動貸出返却機の要部断面平面図
【図7】搬出入部の要部平面図
【図8】搬出入部の要部正面図
【図9】図6のIX-IX 線矢視断面図
【図10】搬出入部の要部断面側面図
【図11】搬送台車の平面図
【図12】図11のXII-XII 線矢視図
【図13】図11のXIII-XIII 線矢視断面図
【図14】図11のXIV-XIV 線矢視図
【図15】移載動作の説明図
【図16】制御ブロック図
【符号の説明】
A 物品 A1 横側面 B 受付操作部 E1,E2 収納棚 F 搬出入部 G 搬送手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E046 AA01 AA06 BA01 BB02 BB06 CA12 CA14 CC02 CC04 DA07 EA04 EA20 EB03 FA10 HA01 HA02 HA03 HA04 HA06 HA08 3E048 AA10 3F022 AA12 CC02 FF01 JJ11 JJ19 KK12 KK16 MM01 MM22 MM26 MM27 MM35 PP04 QQ01 QQ12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形薄型の物品の複数を載置収納する収
    納棚と、 前記物品の複数を外部から出し入れ自在に載置する搬出
    入部と、 搬出入指令に基づいて、前記物品を前記収納棚と前記搬
    出入部との間で受け渡すべく搬送する搬送手段とが設け
    られている自動収納設備であって、 前記搬出入部が、前記物品の複数を、厚み方向を隣合わ
    せにして、かつ、平面視で、それらの物品の並び方向に
    対して傾斜させた姿勢で横方向に並べて載置して、それ
    らの物品の横側面を搬出入部の外側から目視可能に設け
    られている自動収納設備。
  2. 【請求項2】 前記物品の搬出入要求を外部から受け付
    ける受付操作部が、前記搬出入部の横側に、その物品出
    し入れ方向と同じ方向に向けて設けられ、 前記搬出入部が、前記物品の複数を、その横側面を前記
    受付操作部側に向けて載置するように設けられている請
    求項1記載の自動収納設備。
  3. 【請求項3】 前記搬出入部が、前記物品の複数を厚み
    方向に互いに離間させて載置するように設けられている
    請求項1又は2記載の自動収納設備。
  4. 【請求項4】 前記受付操作部における操作位置と前記
    搬出入部における外部からの出し入れ位置とが略同じ高
    さになるように設けられている請求項2項記載の自動収
    納設備。
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