JPH10244838A - 運搬車及び運搬車のシ−ト部材の開閉方法 - Google Patents

運搬車及び運搬車のシ−ト部材の開閉方法

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JPH10244838A
JPH10244838A JP5324097A JP5324097A JPH10244838A JP H10244838 A JPH10244838 A JP H10244838A JP 5324097 A JP5324097 A JP 5324097A JP 5324097 A JP5324097 A JP 5324097A JP H10244838 A JPH10244838 A JP H10244838A
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Yoshiharu Ueda
田 嘉 治 上
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】荷台を覆う略直方体形状の覆いの側面部を開閉
するようにした運搬車を提供する。 【解決手段】いずれか一方の側面部は、巻き取り可能な
シ−ト部材4を昇降させて開閉しうる運搬車であって、
シ−ト部材を巻き取る巻き取り部材9と、回転手段10
と、シ−ト部材の先端に接続され、重しとなってシ−ト
部材を緊張させる重し部材5と、重し部材を荷台に連結
する連結手段により構成し、シ−ト部材を昇降させて、
いずれか一方の側面部を開閉自在とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、運搬車及び運搬車のシ−ト部材
の開閉方法に係り、特に、荷台を覆う略直方体形状の覆
いの側面部を開閉するようにした運搬車及び運搬車のシ
−ト部材の開閉方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、荷台を覆う略直方体形状の覆いを
有した運搬車にあっては、覆いの側面部をスライド式の
扉、ドア形式の扉等を使用して開閉し、側面部より荷物
を出し入れしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
もののスライド式の扉、ドア形式の扉にあっては、剛性
の強い構造体で形成され、コストがかかり、しかも、荷
物の出し入れする覆いの側面部の一部が閉塞されるた
め、側面部の荷物の出し入れする空間を全体的に利用す
ることができないという問題点があった。
【0004】本発明は、上記問題点を除去するようにし
た運搬車及び運搬車のシ−ト部材の開閉方法を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の運搬車は、底面部を開放し、天井面部、背
面部、該背面部に対向する正面部、左側面部、右側面部
で構成し、全体として略直方体形状の覆いにより荷台を
覆い、前記左側面部、前記右側面部の内、少なくとも、
いずれか一方の側面部は、巻き取り可能な柔軟性を有す
る略矩形形状のシ−ト部材を昇降させて開閉するように
構成された運搬車であって、前記略直方体形状の覆いの
中の上方側に設けられ、前記シ−ト部材を巻き取る巻き
取り部材と、この巻き取り部材を時計回り又は反時計回
りに回転させる回転手段と、前記シ−ト部材の先端に接
続され、重しとなって前記シ−ト部材を緊張させると共
に前記シ−ト部材の先端の一辺の長さ方向の全体に亙っ
て設けられた長手形状の重し部材と、この重し部材を前
記荷台に連結する連結手段とを備え、前記シ−ト部材の
一端側を、前記巻き取り部材に巻き付け、他端側を垂れ
下げさせると共に前記回転手段により前記巻き取り部材
を時計回り又は反時計回りに回転させて、前記シ−ト部
材を昇降させて、前記少なくとも、いずれか一方の側面
部を前記シ−ト部材で開閉自在とすると共に前記連結手
段により前記重し部材を前記荷台に連結させて、前記シ
−ト部材を緊張させて前記少なくとも、いずれか一方の
側面部を閉じるようにするものである。
【0006】また、本発明の運搬車は、底面部を開放
し、天井面部、背面部、該背面部に対向する正面部、左
側面部、右側面部で構成し、全体として略直方体形状の
覆いにより荷台を覆い、前記左側面部、前記右側面部の
内、少なくとも、いずれか一方の側面部は、巻き取り可
能な柔軟性を有する略矩形形状のシ−ト部材を昇降させ
て開閉するように構成された運搬車であって、前記略直
方体形状の覆いの中の上方側に設けられ、前記シ−ト部
材を巻き取る巻き取り部材と、この巻き取り部材を時計
回り又は反時計回りに回転させる回転手段と、前記シ−
ト部材の先端に接続され、重しとなって前記シ−ト部材
を緊張させると共に前記シ−ト部材の先端の一辺の長さ
方向の全体に亙って設けられた長手形状の重し部材と、
前記少なくとも、いずれか一方の側面部の両側に立設し
た第1、第2のカバ−支持体と、この第1のカバ−支持
体に支持され、立設した長手形状の第1の表カバ−と、
この第1の表カバ−に対向すると共に前記第1のカバ−
支持体に支持され、立設した長手形状の第1の裏カバ−
と、前記第2のカバ−支持体に支持され、立設した長手
形状の第2の表カバ−と、この第2の表カバ−に対向す
ると共に前記第2のカバ−支持体に支持され、立設した
長手形状の第2の裏カバ−と、前記重し部材を前記荷台
に連結する連結手段とを備え、前記シ−ト部材の一端側
を、前記巻き取り部材に巻き付け、他端側を垂れ下げさ
せると共に、前記シ−ト部材の先端の一辺に略直交する
右辺の端部側を前記第1の表カバ−と前記第1の裏カバ
−により当接させて挟持し、前記シ−ト部材の先端の一
辺に略直交する左辺の端部側を前記第2の表カバ−と前
記第2の裏カバ−により当接させて挟持し、前記回転手
段により前記巻き取り部材を時計回り又は反時計回りに
回転させて、前記シ−ト部材を昇降させて、前記少なく
とも、いずれか一方の側面部を前記シ−ト部材で開閉自
在とすると共に前記連結手段により前記重し部材を前記
荷台に連結させて、前記シ−ト部材を緊張させて前記少
なくとも、いずれか一方の側面部を閉じるようにするも
のである。
【0007】また、本発明の運搬車は、底面部を開放
し、天井面部、背面部、該背面部に対向する正面部、左
側面部、右側面部で構成し、全体として略直方体形状の
覆いにより荷台を覆い、前記左側面部、前記右側面部の
内、少なくとも、いずれか一方の側面部は、巻き取り可
能な柔軟性を有する略矩形形状のシ−ト部材を昇降させ
て開閉するように構成された運搬車であって、前記略直
方体形状の覆いの中の上方側に設けられ、前記シ−ト部
材を巻き取る巻き取り部材と、この巻き取り部材を時計
回り又は反時計回りに回転させる回転手段と、前記シ−
ト部材の先端に接続され、重しとなって前記シ−ト部材
を緊張させると共に前記シ−ト部材の先端の一辺の長さ
方向の全体に亙って設けられ、前記一辺の長さより大き
く形成された長手形状の重し部材と、この長手形状の重
し部材の両側にそれぞれ設けられた第1、第2の摺動部
材と、前記少なくとも、いずれか一方の側面部の両側に
立設した第1、第2の垂直方向許容部材と、前記重し部
材を前記荷台に連結する連結手段とを備え、前記シ−ト
部材の一端側を、前記巻き取り部材に巻き付け、他端側
を垂れ下げさせると共に、前記第1の摺動部材は前記第
1の垂直方向許容部材により垂直方向の移動のみ許容さ
れ、前記第2の摺動部材は前記第2の垂直方向許容部材
により垂直方向の移動のみ許容され、前記回転手段によ
り前記巻き取り部材を時計回り又は反時計回りに回転さ
せて、前記シ−ト部材を昇降させて、前記少なくとも、
いずれか一方の側面部を前記シ−ト部材で開閉自在とす
ると共に前記連結手段により前記重し部材を前記荷台に
連結させて、前記シ−ト部材を緊張させて前記少なくと
も、いずれか一方の側面部を閉じるようにするものであ
る。
【0008】また、本発明の運搬車のシ−ト部材の開閉
方法は、底面部を開放し、天井面部、背面部、該背面部
に対向する正面部、左側面部、右側面部で構成し、全体
として略直方体形状の覆いにより荷台を覆い、前記左側
面部、前記右側面部の内、少なくとも、いずれか一方の
側面部は、巻き取り可能な柔軟性を有する略矩形形状の
シ−ト部材を昇降させて前記少なくとも、いずれか一方
の側面部を開閉するように構成された運搬車のシ−ト部
材の開閉方法であって、前記略直方体形状の覆いの中の
上方側に設けられ、前記シ−ト部材を巻き取る巻き取り
部材と、この巻き取り部材を時計回り又は反時計回りに
回転させる回転手段と、前記シ−ト部材の先端に接続さ
れ、重しとなって前記シ−ト部材を緊張させると共に前
記シ−ト部材の先端の一辺の長さ方向の全体に亙って設
けられ、前記一辺の長さより長く形成された長手形状の
重し部材と、この長手形状の重し部材の両側にそれぞれ
設けられた第1、第2の摺動部材と、この第1の摺動部
材を垂直方向のみ案内する第1の垂直方向許容部材と、
前記第2の摺動部材を垂直方向のみ案内する第2の垂直
方向許容部材と、前記重し部材を前記荷台に連結する連
結手段とを備え、前記回転手段により前記巻き取り部材
を時計回り又は反時計回りに回転させて、前記第1の摺
動部材を前記第1の垂直方向許容部材により垂直方向の
移動のみ、前記第2の摺動部材を前記第2の垂直方向許
容部材により垂直方向の移動のみそれぞれ許容して前記
シ−ト部材を昇降させると共に前記連結手段により前記
重し部材を前記荷台に連結させて、前記シ−ト部材を緊
張させて前記少なくとも、いずれか一方の側面部を閉じ
るようし、前記側面部を閉じた状態においては、前記シ
−ト部材の先端の一辺に略直交する右辺の端部側の表を
該右辺に沿って柔軟性のある第1の表カバ−に、前記端
部側の裏を該右辺に沿って第1の裏カバ−により当接さ
せて挟持し、前記シ−ト部材の先端の一辺に略直交する
左辺の端部側の表を該左辺に沿って柔軟性のある第2の
表カバ−に、前記端部側の裏を該左辺に沿って柔軟性の
ある第2の裏カバ−により当接させて挟持しているもの
である。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例の運搬車及び運搬車のシ−
ト部材の開閉方法について、図面を参照して説明する。
図1乃至図16において、1は、荷台2を有する運搬車
で、荷台2は、底面部を開放し、天井面部3T、背面部3
H、該背面部3Hに対向する正面部3S、左側面部3MH 、右
側面部3MM で構成し、全体として略直方体形状の覆い3
により覆われている。
【0010】そして、左側面部3MH 、右側面部3MM の
内、少なくとも、いずれか一方の側面部は、巻き取り可
能な柔軟性を有する略矩形形状のシ−ト部材4を昇降さ
せて、開閉されるように構成されている。
【0011】なお、本実施例においては、図11に示すよ
うに、左側面部3MH 、右側面部3MM を昇降するシ−ト部
材4で形成したが、本発明にあっては、これに限らず、
少なくとも、いずれか一方の側面部(左側面部3MH か右
側面部3MM )をシ−ト部材4で開閉すれば良い。
【0012】そして、シ−ト部材4の先端には、重しと
なってシ−ト部材4を緊張させる長手形状の重し部材5
が接続されている。この長手形状の重し部材5は、シ−
ト部材4の先端の一辺4Aの長さ方向の全体に亙って設
けられ、一辺4Aの長さより長く形成されている。そし
て、長手形状の重し部材5の長手方向は、水平方向に略
平行となっている。
【0013】また、シ−ト部材4は、巻き取り可能な柔
軟性を有するもので形成されているため、強度的に弱い
ことを考慮し、図4に示すように、シ−ト部材4の裏面
に薄鋼板H(俗称リボン鋼)を一辺4Aに平行、あるい
は垂直方向にそれぞれ設けても良く、より望ましくは、
図12に示すように、シ−ト部材4の裏面に薄鋼板Hを設
けず、シ−ト部材4を、例えば、強度的に強い搬送用ベ
ルトに使用されるウレタン・合成ゴム製(ニッタ株式会
社 商品名 SWU−6A)、あるいは、心体をポリエ
ステル、心体をの表面及び裏面をPVC(ニッタ株式会
社 商品名BC−7A)で形成しても良い。
【0014】また、長手形状の重し部材5の両側には第
1の摺動部材6A、第2の摺動部材6Bが設けられてい
る。第1の摺動部材6A、第2の摺動部材6Bは、例え
ば、軸受けである。
【0015】また、前述した少なくとも、いずれか一方
の側面部(本実施例では、左側面部3MH )の両側には、
第1、第2の垂直方向許容部材8A、8Bが立設してい
る。この第1の垂直方向許容部材8A(第2の垂直方向
許容部材8B)は、断面略コ字状で、該コ字状の先端に
爪部Tが設けられ、第1の摺動部材6A(第2の摺動部
材6B)は第1の垂直方向許容部材8A(第2の垂直方
向許容部材8B)により垂直方向の移動のみ許容して案
内するようになっている。
【0016】なお、第1の垂直方向許容部材8A及び第
2の垂直方向許容部材8Bは、図8及び図9に示される
ものに限らず、例えば、図13及び図14に示されるもので
も良い。
【0017】即ち、第1の垂直方向許容部材8A及び第
2の垂直方向許容部材8Bは、丸棒で良く、第1の摺動
部材6A及び第2の摺動部材6Bは、丸棒の外周を摺動
するリニア玉軸受でも良い。
【0018】このように、第1の摺動部材6Aは第1の
垂直方向許容部材8Aにより垂直方向の移動のみ許容さ
れ、第2の摺動部材6Bは第2の垂直方向許容部材8B
により垂直方向の移動のみ許容されるから、巻き取り可
能な柔軟性を有する略矩形形状のシ−ト部材4が風圧に
より巻き上げられることなく、シ−ト部材4をスム−ズ
に昇降させることができる。
【0019】また、9は、巻き取り部材で、巻き取り部
材9は、例えば、巻き取り軸で、図2、図4、図7に示
すように、略直方体形状の覆い3の中の上方側に設けら
れ、シ−ト部材4を巻き取るようになっている。
【0020】この巻き取り部材9は、回転手段10により
時計回り又は反時計回りに回転される。回転手段10は、
例えば、巻き取り部材9に装着した図示しないハンドル
を手動によって回転させても良いが、本実施例では、例
えば、運搬車1のバッテリ−で回転するモ−タ10であ
る。11は、モ−タ10を支持するモ−タ支持台である。
【0021】また、12は、重し部材5を荷台2に連結す
る連結手段で、連結手段12は、例えば、重し部材5に設
けたフック状の被係止部材12Aと、荷台2に設けられて
被係止部材12A(俗称エビガネ)に係止する係止部材12
Bとから構成されている。なお、図5、図6に示した連
結手段12の係止部材12Bは、荷台2の前後に複数設けた
が、これに限らず、例えば、図15及び図16に示すよう
に、荷台2の前後に筒状の被係止部材12Aを設け、重し
部材5にレバ−5Rの回動により進退する被係止部材12
Aを設けて、レバ−5Rの操作により、ワンタッチに重
し部材5を荷台2に連結しても良い。
【0022】従って、シ−ト部材4の一端側を、巻き取
り部材9に巻き付け、他端側(本実施例では、シ−ト部
材4の一辺4A)を垂れ下げさせる共に回転手段10によ
り巻き取り部材9を時計回り又は反時計回りに回転させ
て、シ−ト部材4を昇降させて、前記少なくとも、いず
れか一方の側面部(本実施例では、左側面部3MH )をシ
−ト部材4で開閉自在とすると共に連結手段12により重
し部材5を荷台2に連結させて、シ−ト部材4を緊張さ
せて前記少なくとも、いずれか一方の側面部(本実施例
では、左側面部3MH )を閉じるようにすることができ
る。
【0023】この実施例の運搬車1によれば、覆い3の
側面部の開閉を剛性の強い構造体でなく、巻き取り可能
な柔軟性を有するシ−ト部材4で形成したから、従来の
ものよりコストが安く、しかも、覆い3の側面部をシ−
ト部材4を昇降させて開閉するようにしたから、荷物の
出し入れ空間をより大きく取ることができ、更に、重し
部材5が重しとなってシ−ト部材4を簡易且つ迅速に緊
張させて覆い3の見映えをも良好とすることができる。
【0024】また、少なくとも、いずれか一方の側面部
(本実施例では、左側面部3MH )の両側には、第1、第
2のカバ−支持体K1、K2が立設し、この第1のカバ
−支持体K1には、第1の表カバ−OK1及び第1の裏
カバ−UK1が支持されている。この第1の表カバ−O
K1及び第1の裏カバ−UK1は、例えば、柔軟性のあ
るゴムで形成され、第1の表カバ−OK1は、第1のカ
バ−支持体K1に支持され、立設した長手形状となって
いる。
【0025】また、第2のカバ−支持体K2には、第2
の表カバ−OK2及び第2の裏カバ−UK2が支持され
ている。この第2の表カバ−OK2及び第2の裏カバ−
UK2は、例えば、柔軟性のあるゴムで形成され、第2
の表カバ−OK2は、第2のカバ−支持体UK2に支持
され、立設した長手形状となっている。
【0026】なお、特に、第1の表カバ−OK1、第1
の裏カバ−UK1、第2の表カバ−OK2及び第2の裏
カバ−UK2を柔軟性のあるゴムで形成されていると、
当接して昇降するシ−ト部材4の損傷を防止することが
できる。
【0027】その結果、図8及び図9に示すように、シ
−ト部材4の先端の一辺4Aに略直交する右辺4Bの端
部側を第1の表カバ−OK1と第1の裏カバ−UK1に
より当接させて挟持し、シ−ト部材4の先端の一辺4A
に略直交する左辺4Cの端部側を第2の表カバ−OK2
と第2の裏カバ−UK2により当接させて挟持しいる。
【0028】即ち、側面部(本実施例では、左側面部3M
H )を閉じた状態においては、シ−ト部材4の先端の一
辺4Aに略直交する右辺4Bの端部側の表を該右辺4B
に沿って柔軟性のある第1の表カバ−OK1に、端部側
の裏を該右辺4Bに沿って第1の裏カバ−UK1により
当接させて挟持し、シ−ト部材4の先端の一辺4Aに略
直交する左辺4Cの端部側の表を該左辺4Cに沿って柔
軟性のある第2の表カバ−OK2に、前記端部側の裏を
該左辺4Cに沿って柔軟性のある第2の裏カバ−UK2
により当接させて挟持している。
【0029】そのため、運搬車1が走行中、巻き取り可
能な柔軟性を有する略矩形形状のシ−ト部材4が風圧に
より多少動いても、シ−ト部材4の密閉性が確保され、
覆い3内への雨風の侵入を防止することができる。
【0030】また、図1、図2、図7、図10及び図1
1に示すように、覆い3の側面部の上方部にシ−ト部材
4に当接する第3の表カバ−OK3を設けてシ−ト部材
4の密閉性を確保して、覆い3内への雨風の侵入を防止
しても良い。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の運搬車によれば、略直方
体形状の覆いの左側面部、右側面部の内、少なくとも、
いずれか一方の側面部に、該側面部をシ−ト部材で開閉
するようにしたから、従来のものよりコストが安く、し
かも、覆いの側面部をシ−ト部材を昇降させて開閉する
ようにしたから、荷物の出し入れ空間をより大きく取る
ことができ、更に、重し部材が重しとなってシ−ト部材
を簡易且つ迅速に緊張させて覆いの見映えをも良好とす
ることができる。
【0032】また、請求項2記載の運搬車によれば、前
述した請求項1記載の発明の効果に加え、運搬車が走行
中、巻き取り可能な柔軟性を有する略矩形形状のシ−ト
部材が風圧により多少動いても、第1の表カバ−と第1
の裏カバ−により、シ−ト部材の先端の一辺に略直交す
る左辺の端部側を挟持し、第2の表カバ−と第2の裏カ
バ−により、シ−ト部材の先端の一辺に略直交する右辺
の端部側を挟持するから、シ−ト部材の密閉性が確保さ
れ、覆い内への雨風の侵入を防止することができる。
【0033】また、請求項3記載の運搬車によれば、前
述した請求項1記載の発明の効果に加え、第1の摺動部
材は第1の垂直方向許容部材により垂直方向の移動のみ
許容され、第2の摺動部材は第2の垂直方向許容部材に
より垂直方向の移動のみ許容されるから、巻き取り可能
な柔軟性を有する略矩形形状のシ−ト部材が風圧により
巻き上げられることなく、シ−ト部材をスム−ズに昇降
させることができる。
【0034】また、請求項4記載の運搬車のシ−ト部材
の開閉方法によれば、前述した請求項1記載の発明の効
果に加え、第1の摺動部材は第1の垂直方向許容部材に
より垂直方向の移動のみ許容され、第2の摺動部材は第
2の垂直方向許容部材により垂直方向の移動のみ許容さ
れるから、巻き取り可能な柔軟性を有する略矩形形状の
シ−ト部材が風圧により巻き上げられることなく、シ−
ト部材をスム−ズに昇降させることができ、しかも、運
搬車が走行中、巻き取り可能な柔軟性を有する略矩形形
状のシ−ト部材が風圧により多少動いても、第1の表カ
バ−と第1の裏カバ−により、シ−ト部材の先端の一辺
に略直交する左辺の端部側を挟持し、第2の表カバ−と
第2の裏カバ−により、シ−ト部材の先端の一辺に略直
交する右辺の端部側を挟持するから、シ−ト部材の密閉
性が確保され、覆い内への雨風の侵入を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の運搬車の概略的斜
視図である。
【図2】図2は、図1の運搬車の概略的側面図である。
【図3】図3は、図1の運搬車に組み込まれているシ−
ト部材の昇降状態を説明する概略的な図である。
【図4】図4は、図2のシ−ト部材の概略的構成を示す
概略的正面図である。
【図5】図5は、図4のA−A線による概略的断面図で
ある。
【図6】図6は、図4のB−B線による概略的断面図で
ある。
【図7】図7は、図2のシ−ト部材の第1の摺動部材
(第2の摺動部材)が第1の垂直方向許容部材(第2の
垂直方向許容部材)を摺動する状態を説明する概略的な
図である。
【図8】図8は、図7のC−C線による概略的断面図で
ある。
【図9】図9は、図7のD−D線による概略的断面図で
ある。
【図10】図10は、図7のE−E線による概略的断面
図である。
【図11】図11は、図2のX−X線による概略的断面
図である。
【図12】図12は、図4のシ−ト部材の他の実施例の
シ−ト部材の概略的構成を示す概略的正面図である。
【図13】図13は、図9の第1の摺動部材(第2の摺
動部材)と第1の垂直方向許容部材(第2の垂直方向許
容部材)と異なる摺動形態を説明する概略的な図であ
る。
【図14】図14は、図13の第1の摺動部材と第2の
摺動部材との摺動関係を説明する概略的な図である。
【図15】図15は、図6記載の連結手段と異なる他の
実施例を説明する概略的な図である。
【図16】図16は、図15の連結手段の作動状態を説
明する概略的な図である。
【符号の説明】
1 運搬車 4 シ−ト部材 5 重し部材 9 巻き取り部材 10 回転手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底面部を開放し、天井面部、背面部、該背
    面部に対向する正面部、左側面部、右側面部で構成し、
    全体として略直方体形状の覆いにより荷台を覆い、 前記左側面部、前記右側面部の内、少なくとも、いずれ
    か一方の側面部は、巻き取り可能な柔軟性を有する略矩
    形形状のシ−ト部材を昇降させて開閉するように構成さ
    れた運搬車であって、 前記略直方体形状の覆いの中の上方側に設けられ、前記
    シ−ト部材を巻き取る巻き取り部材と、 この巻き取り部材を時計回り又は反時計回りに回転させ
    る回転手段と、 前記シ−ト部材の先端に接続され、重しとなって前記シ
    −ト部材を緊張させると共に前記シ−ト部材の先端の一
    辺の長さ方向の全体に亙って設けられた長手形状の重し
    部材と、 この重し部材を前記荷台に連結する連結手段とを備え、 前記シ−ト部材の一端側を、前記巻き取り部材に巻き付
    け、他端側を垂れ下げさせると共に前記回転手段により
    前記巻き取り部材を時計回り又は反時計回りに回転させ
    て、前記シ−ト部材を昇降させて、前記少なくとも、い
    ずれか一方の側面部を前記シ−ト部材で開閉自在とする
    と共に前記連結手段により前記重し部材を前記荷台に連
    結させて、前記シ−ト部材を緊張させて前記少なくと
    も、いずれか一方の側面部を閉じるようにすることを特
    徴とする運搬車。
  2. 【請求項2】底面部を開放し、天井面部、背面部、該背
    面部に対向する正面部、左側面部、右側面部で構成し、
    全体として略直方体形状の覆いにより荷台を覆い、 前記左側面部、前記右側面部の内、少なくとも、いずれ
    か一方の側面部は、巻き取り可能な柔軟性を有する略矩
    形形状のシ−ト部材を昇降させて開閉するように構成さ
    れた運搬車であって、 前記略直方体形状の覆いの中の上方側に設けられ、前記
    シ−ト部材を巻き取る巻き取り部材と、 この巻き取り部材を時計回り又は反時計回りに回転させ
    る回転手段と、 前記シ−ト部材の先端に接続され、重しとなって前記シ
    −ト部材を緊張させると共に前記シ−ト部材の先端の一
    辺の長さ方向の全体に亙って設けられた長手形状の重し
    部材と、 前記少なくとも、いずれか一方の側面部の両側に立設し
    た第1、第2のカバ−支持体と、 この第1のカバ−支持体に支持され、立設した長手形状
    の第1の表カバ−と、 この第1の表カバ−に対向すると共に前記第1のカバ−
    支持体に支持され、立設した長手形状の第1の裏カバ−
    と、 前記第2のカバ−支持体に支持され、立設した長手形状
    の第2の表カバ−と、 この第2の表カバ−に対向すると共に前記第2のカバ−
    支持体に支持され、立設した長手形状の第2の裏カバ−
    と、 前記重し部材を前記荷台に連結する連結手段とを備え、 前記シ−ト部材の一端側を、前記巻き取り部材に巻き付
    け、他端側を垂れ下げさせると共に、前記シ−ト部材の
    先端の一辺に略直交する右辺の端部側を前記第1の表カ
    バ−と前記第1の裏カバ−により当接させて挟持し、 前記シ−ト部材の先端の一辺に略直交する左辺の端部側
    を前記第2の表カバ−と前記第2の裏カバ−により当接
    させて挟持し、 前記回転手段により前記巻き取り部材を時計回り又は反
    時計回りに回転させて、前記シ−ト部材を昇降させて、
    前記少なくとも、いずれか一方の側面部を前記シ−ト部
    材で開閉自在とすると共に前記連結手段により前記重し
    部材を前記荷台に連結させて、前記シ−ト部材を緊張さ
    せて前記少なくとも、いずれか一方の側面部を閉じるよ
    うにすることを特徴とする運搬車。
  3. 【請求項3】底面部を開放し、天井面部、背面部、該背
    面部に対向する正面部、左側面部、右側面部で構成し、
    全体として略直方体形状の覆いにより荷台を覆い、 前記左側面部、前記右側面部の内、少なくとも、いずれ
    か一方の側面部は、巻き取り可能な柔軟性を有する略矩
    形形状のシ−ト部材を昇降させて開閉するように構成さ
    れた運搬車であって、 前記略直方体形状の覆いの中の上方側に設けられ、前記
    シ−ト部材を巻き取る巻き取り部材と、 この巻き取り部材を時計回り又は反時計回りに回転させ
    る回転手段と、 前記シ−ト部材の先端に接続され、重しとなって前記シ
    −ト部材を緊張させると共に前記シ−ト部材の先端の一
    辺の長さ方向の全体に亙って設けられ、前記一辺の長さ
    より大きく形成された長手形状の重し部材と、 この長手形状の重し部材の両側にそれぞれ設けられた第
    1、第2の摺動部材と、 前記少なくとも、いずれか一方の側面部の両側に立設し
    た第1、第2の垂直方向許容部材と、 前記重し部材を前記荷台に連結する連結手段とを備え、 前記シ−ト部材の一端側を、前記巻き取り部材に巻き付
    け、他端側を垂れ下げさせると共に、前記第1の摺動部
    材は前記第1の垂直方向許容部材により垂直方向の移動
    のみ許容され、前記第2の摺動部材は前記第2の垂直方
    向許容部材により垂直方向の移動のみ許容され、 前記回転手段により前記巻き取り部材を時計回り又は反
    時計回りに回転させて、前記シ−ト部材を昇降させて、
    前記少なくとも、いずれか一方の側面部を前記シ−ト部
    材で開閉自在とすると共に前記連結手段により前記重し
    部材を前記荷台に連結させて、前記シ−ト部材を緊張さ
    せて前記少なくとも、いずれか一方の側面部を閉じるよ
    うにすることを特徴とする運搬車。
  4. 【請求項4】底面部を開放し、天井面部、背面部、該背
    面部に対向する正面部、左側面部、右側面部で構成し、
    全体として略直方体形状の覆いにより荷台を覆い、 前記左側面部、前記右側面部の内、少なくとも、いずれ
    か一方の側面部は、巻き取り可能な柔軟性を有する略矩
    形形状のシ−ト部材を昇降させて開閉するように構成さ
    れた運搬車のシ−ト部材の開閉方法であって、 前記略直方体形状の覆いの中の上方側に設けられ、前記
    シ−ト部材を巻き取る巻き取り部材と、 この巻き取り部材を時計回り又は反時計回りに回転させ
    る回転手段と、 前記シ−ト部材の先端に接続され、重しとなって前記シ
    −ト部材を緊張させると共に前記シ−ト部材の先端の一
    辺の長さ方向の全体に亙って設けられ、前記一辺の長さ
    より長く形成された長手形状の重し部材と、 この長手形状の重し部材の両側にそれぞれ設けられた第
    1、第2の摺動部材と、 この第1の摺動部材を垂直方向のみ案内する第1の垂直
    方向許容部材と、 前記第2の摺動部材を垂直方向のみ案内する第2の垂直
    方向許容部材と、 前記重し部材を前記荷台に連結する連結手段とを備え、 前記回転手段により前記巻き取り部材を時計回り又は反
    時計回りに回転させて、前記第1の摺動部材を前記第1
    の垂直方向許容部材により垂直方向の移動のみ、前記第
    2の摺動部材を前記第2の垂直方向許容部材により垂直
    方向の移動のみそれぞれ許容して前記シ−ト部材を昇降
    させると共に、 前記連結手段により前記重し部材を前記荷台に連結させ
    て、前記シ−ト部材を緊張させて前記少なくとも、いず
    れか一方の側面部を閉じるようし、 前記側面部を閉じた状態においては、前記シ−ト部材の
    先端の一辺に略直交する右辺の端部側の表を該右辺に沿
    って柔軟性のある第1の表カバ−に、前記端部側の裏を
    該右辺に沿って第1の裏カバ−により当接させて挟持
    し、 前記シ−ト部材の先端の一辺に略直交する左辺の端部側
    の表を該左辺に沿って柔軟性のある第2の表カバ−に、
    前記端部側の裏を該左辺に沿って柔軟性のある第2の裏
    カバ−により当接させて挟持していることを特徴とする
    運搬車のシ−ト部材の開閉方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10129966B4 (de) * 2000-06-21 2006-01-05 Technical Products, Inc., Lombard Türöffner für eine Schiebetür
JP2009120199A (ja) * 2009-03-10 2009-06-04 Hayashiguchi Kogyo Kk 貨物自動車
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CN114179706A (zh) * 2021-12-29 2022-03-15 赛马物联科技(宁夏)有限公司 一种用于物联网的运输防护装置

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