JPH10244828A - 自動車用デフロスタ - Google Patents

自動車用デフロスタ

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JPH10244828A
JPH10244828A JP9053156A JP5315697A JPH10244828A JP H10244828 A JPH10244828 A JP H10244828A JP 9053156 A JP9053156 A JP 9053156A JP 5315697 A JP5315697 A JP 5315697A JP H10244828 A JPH10244828 A JP H10244828A
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defroster
nozzle
hoses
pair
hose
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JP9053156A
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Minoru Shiga
稔 志賀
Keiji Maruhashi
啓志 丸橋
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドデフロスタホースの性能ダウンを阻止
するとともに、取付作業を円滑に行なえるようにする。 【解決手段】 ヒータユニットのエア吐出口に接続され
るチャンバと、前記チャンバから立ち上がったダクト部
およびその先端部に形成されたノズル部を有するデフロ
スタノズルと、前記チャンバの一部左右両側面から左右
両方向に延在し、先端にエア吹出口を有する左右一対の
サイドデフロスタホースと、前記デフロスタノズルの両
端部と前記サイドデフロスタノズルの中間部とを連結す
る左右一対の連結部とをそれぞれ一体的に具備したもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のインスト
ルメントパネルに装備されるデフロスタに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネルには、
窓ガラス内面に付着した露を蒸発させたり、その外面に
張り付いた霜や氷を融かして視界を確保するためのデフ
ロスタが装備される。
【0003】従来、上記デフロスタは、図2に示すよう
に、ヒータユニットからのエアを、フロント窓ガラスに
向けて吹き出すデフロスタノズル(1)と、サイド窓ガ
ラスに向けて吹き出すサイドデフロスタホース(2)と
から構成される。この種のデフロスタのインストルメン
トパネルへの取付けは、デフロスタノズル(1)をイン
ストルメントパネルに取付け後、デフロスタノズル
(1)の結合継手(1a)にサイドデフロスタホース
(2)の結合継手(2a)を挿入し、その後、サイドデ
フロスタホース(2)をインストルメントパネルに取付
ける構造になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
デフロスタは、デフロスタノズル(1)とサイドデフロ
スタホース(2)とが個々に製作され、インストルメン
トパネルに別々に取付けられる。そのため、部品点数が
2部品となり、製品コストが割高になるとともに、イン
ストルメントパネルへの取付けに際しても、個々に取付
けねばならず、しかも、デフロスタノズル(1)の結合
継手(1a)へのサイドデフロスタホース(2)の結合
継手(2a)の挿入作業が必要であり、工数が多くて取
付作業性が悪かった。また、デフロスタノズル(1)の
結合継手(1a)にサイドデフロスタホース(2)の結
合継手(2a)を挿入させてデフロスタノズル(1)と
サイドデフロスタホース(2)とが結合されるため、挿
入部の気密性が悪くてエアが外部に洩れる危険性が高
く、この挿入部からのエア洩れによりデフロスタの性能
ダウンに繋がる虞がある。
【0005】そこで、このような問題を解決するため、
デフロスタノズルとサイドデフロスタホースとを一体に
形成し、これをインストルメントパネルへ取付けること
により、製作コストの低減並びに取付作業性の向上を可
能ならしめるとともに、エア洩れによる性能ダウンを阻
止するようにした先行技術がある(例えば実開昭60−
13851号公報)。
【0006】しかし、上記先行技術はデフロスタノズル
の先端両端部から左右両方向に分岐してサイドデフロス
タホースを一体に形成しているため、デフロスタノズル
の先端から低圧のエアがサイドデフロスタホースに送ら
れてサイド窓ガラスにエアを強く吹き付けることができ
ず、サイドデフロスタの性能ダウンが避けられない。し
かも、サイドデフロスタホースに支えがないため、ユニ
ット全体の剛性が低くて取付作業を円滑に行なうことが
できないとともに、サイドデフロスタホースの取付位置
のバラツキが大きくなり、このバラツキを見越してサイ
ドデフロスタホース(2)とインストルメントパネル内
蔵物(メータ、メータケーブル、ダクト等)との隙間を
大きくする必要がある。更に、サイドデフロスタホース
の一端はデフロスタノズルの先端両端部に固定されてい
るため、配索経路の自由度が奪われ、サイドデフロスタ
の性能確保、インストルメントパネル内蔵物との隙間確
保が一層難しくなる場合がある。
【0007】本発明は以上の問題に鑑み、これを改良除
去するためになされたもので、その目的とするところ
は、サイドデフロスタホースの性能ダウンを阻止すると
ともに、取付作業を円滑に行なえるようになしたもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、ヒータユニットのエア吐出口に接続される
チャンバと、前記チャンバから立ち上がったダクト部お
よびその先端部に形成されたノズル部を有するデフロス
タノズルと、前記チャンバから左右両方向に延在し、先
端にエア吹出口を有する左右一対のサイドデフロスタホ
ースと、前記デフロスタノズルの両端部と前記サイドデ
フロスタノズルの中間部とを連結する左右一対の連結部
とをそれぞれ一体的に具備した自動車用デフロスタを提
供する。
【0009】本発明によれば、ヒータユニットのエア吐
出口に接続されるチャンバからサイドデフロスタホース
を分岐する構造であるから、チャンバからサイドデフロ
スタホースに高圧のエアが送られ、この高圧のエアをサ
イド窓ガラスに吹き付けることができ、サイドデフロス
タの性能が一段と向上する。また、デフロスタノズルの
両端部とサイドデフロスタホースの中間部とを一体的に
連結する構造であるから、ユニット全体の剛性が高くな
り、サイドデフロスタホースの取付位置のバラツキが少
なくなる。更に、サイドデフロスタホース自体はデフロ
スタノズルの先端両端部から離して配索することが可能
となり、設計の自由度が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動車用デフロス
タを図1に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明に係る自動車用デフロスタの
実施例を示す図面である。
【0012】本発明の自動車用デフロスタ(10)は、
ヒータユニットのエア吐出口に接続されるチャンバ(1
1)と、ヒータユニットからのエアをフロント窓ガラス
に向けて吹き出すデフロスタノズル(12)と、ヒータ
ユニットからのエアをサイド窓ガラスに向けて吹き出す
左右一対のサイドデフロスタホース(13)と、前記デ
フロスタノズル(12)と前記サイドデフロスタノズル
(13)とを連結する左右一対の連結部(14)とをそ
れぞれ一体的に形成している。
【0013】デフロスタノズル(12)は、チャンバ
(11)から立ち上がった末広がりダクト部(15)
と、ダクト部(15)の先端部に形成されたフロント窓
ガラスに向かって開口するノズル部(16)とで構成さ
れ、ノズル部(16)の両端部にはインストルメントパ
ネル(17)に取付けるための取付ブラケット(16
a)が一体に形成される。
【0014】左右一対のサイドデフロスタホース(1
3)は、チャンバ(11)の一部左右両側面から左右両
方向に延在し、先端にはサイド窓ガラスに向かって開口
するエア吹出口(13a)を有するとともに、その近傍
にはインストルメントパネルに取付けるための取付ブラ
ケット(13b)が一体に形成される。
【0015】左右一対の連結部(14)は、その先端を
デフロスタノズル(12)のノズル部(16)の取付ブ
ラケット(16a) に結合させ、かつ、下端をサイドデ
フロスタホース(13)の中間部に結合させることによ
りデフロスタノズル(12)の両端部と左右一対のサイ
ドデフロスタホース(13)の中間部とを連結してい
る。
【0016】本発明の自動車用デフロスタ(10)のイ
ンストルメントパネル(17)への取付けは、インスト
ルメントパネル(17)にデフロスタノズル(12)の
ノズル部(16)の取付ブラケット(14b)および左
右のサイドデフロスタホース(12)の取付ブラケット
(12a)をビス止めすることにより自動車用デフロス
タ(10)をインストルメントパネル(17)に取付け
ている。
【0017】本発明の自動車用デフロスタ(10)であ
れば、ヒータユニットのエア吐出口に接続されるチャン
バ(11)の左右両側面から左右のサイドデフロスタホ
ース(13)を分岐させたから、チャンバ(11)から
左右のサイドデフロスタホース(13)に高圧のエアが
送られ、この高圧のエアをサイド窓ガラスに吹き付ける
ことができ、従来に比べてサイドデフロスタホース(1
3)の性能が大幅に向上される。
【0018】しかも、デフロスタノズル(12)の両端
部と左右のサイドデフロスタホース(13)の中間部と
を左右の連結部(14)で連結させたから、ユニット全
体の剛性が高くなってサイドデフロスタホース(13)
の取付位置のバラツキが少なくなる。したがって、従来
のようにバラツキを見越してサイドデフロスタホース
(12)とインストルメントパネル内蔵物との隙間を大
きくとる必要がなく、必要最小限の隙間で足りるので、
インストルメントパネルの設計自由度を高めることがで
きる。また、サイドデフロスタホース(13)の中間部
はデフロスタノズル(12)の両端部から距離をおいて
配索できるので、更に設計の自由度が向上し、インスト
ルメントパネル内蔵物との隙間を容易に確保することが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヒータユニットのエア吐出口に接続されるチャンバから
サイドデフロスタホースを分岐する構造としたことによ
り、チャンバから左右のサイドデフロスタホースに高圧
のエアが送られ、この高圧のエアをサイド窓ガラスに吹
き付けることができるので、従来と比してサイドデフロ
スタホースの能力が一段と向上する。また、デフロスタ
ノズルの両端部とサイドデフロスタホースの中間部とを
連結する構造としたことにより、ユニット全体の剛性が
高くなり、サイドデフロスタホースの取付位置のバラツ
キが少なくなるため、サイドデフロスタホースとインス
トルメントパネル内蔵物との隙間が少なくてすみ、設計
上の自由度を広げることができるという利点がある。ま
た、サイドデフロスタホース自体はデフロスタノズルの
先端両端部から離して配索することができるので、更に
設計の自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用デフロスタの実施例を示
す図面であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のA−
A線における断面図である。
【図2】従来の自動車用デフロスタを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 デフロスタ 11 チャンバ 12 デフロスタノズル 13 サイドデフロスタホース 13a エア吹出口 13b 取付ブラケット 14 連結部 15 ダクト部 16 ノズル部 16a 取付ブラケット 17 インストルメントパネル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータユニットのエア吐出口に接続され
    るチャンバと、 前記チャンバから立ち上がったダクト部およびその先端
    部に形成されたノズル部を有するデフロスタノズルと、 前記チャンバから左右両方向に延在し、先端にエア吹出
    口を有する左右一対のサイドデフロスタホースと、 前記デフロスタノズルの両端部と前記サイドデフロスタ
    ノズルの中間部とを連結する左右一対の連結部とをそれ
    ぞれ一体的に具備したことを特徴とする自動車用デフロ
    スタ。
  2. 【請求項2】 前記連結部の位置でデフロスタノズルの
    インストルメントパネルの内面に止着したことを特徴と
    する請求項1記載の自動車用デフロスタ。
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