JPH0531000Y2 - - Google Patents

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JPH0531000Y2
JPH0531000Y2 JP7283788U JP7283788U JPH0531000Y2 JP H0531000 Y2 JPH0531000 Y2 JP H0531000Y2 JP 7283788 U JP7283788 U JP 7283788U JP 7283788 U JP7283788 U JP 7283788U JP H0531000 Y2 JPH0531000 Y2 JP H0531000Y2
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harness
grommet
washer hose
harness grommet
automobile
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車ハーネスグロメツトに関するも
ので、例えば、自動車のルーフとバツクドアフレ
ームの間に架装されたハーネスグロメツトにウオ
ツシヤホースを接続する際に利用される。
〔従来の技術〕
自動車の車体の固定側部材と揺動側部材との間
にハーネスを架装する目的で、実開昭58−113566
号公報、実開昭56−356号公報、あるいは実開昭
55−175548号公報等に合成ゴム製の蛇腹部材から
なる可撓性のハーネスグロメツトを使用すること
が記載されている。第3図および第4図は、上記
のような従来型ハーネスグロメツトの具体例を示
す縦断面図で、合成ゴム製の蛇腹部材からなるハ
ーネスグロメツトの本体1は、内部にハーネス2
の挿通用管路3を形成すると共に、一端に自動車
車体の固定側部材、例えばリアピラー4への嵌着
座5を形成し、他端に自動車車体の揺動側部材、
例えばバツクドアフレーム6への嵌着座7を形成
している。
ところで、バツクドアフレーム6には、降雨時
における後方視界の確保を容易にする目的でワイ
パー装置が装着されている場合がある。このよう
なバツクウインド用ワイパー装置には、ワイパー
ブレードとバツクウインドとの間に塵埃が噛み込
むのを防止するため、一般に、フロントガラス用
ワイパー装置と同様の洗浄液噴射装置が併設され
ている。この場合には、洗浄液を車体側に取付け
られた液槽(図示省略)からバツクドアフレーム
6に取付けられた洗浄液の噴射ノズル(図示省
略)に向けて送り出すウオツシヤホースを架設す
る必要があり、このような洗浄液の供給方式に対
応して、従来のハーネスグロメツトは、その本体
1内にハーネス2とウオツシヤホース8a又は8
bを併走方式で挿通すると共に、蛇腹状をなすハ
ーネスグロメツト1の側壁面にウオツシヤホース
8a,8bの出口孔9を開口せしめている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような挿通型のウオツシヤホースを使用
した場合には、ハーネス2の挿通と同時にウオツ
シヤホース8a,8bを、ハーネスグロメツトの
本体1の基端部から出口孔9に向けて挿通しなけ
ればならず、円弧状あるいはL字状に湾曲したウ
オツシヤホース8a又は8bの先端を出口孔9の
開口位置に一致させることに可成り時間が掛かつ
た。このため、洗浄液噴射装置の組付費用が増大
し、コストダウンとバツクドアフレームの組付工
程の省力化が阻害される場合が少なくなかつた。
また、従来、ハーネスグロメツトに補助ハーネス
挿通部を設けて、この挿通部にウオツシヤホース
を貫通する構造(実開昭58−134824号公報参照)
のものや、ウオツシヤホースをハーネスグロメツ
トに貫通させる構造(実開昭61−115723号公報参
照)のものも公知であるが、これらは、ウオツシ
ヤホースをグロメツトに貫通することが必要であ
つて、この作業が容易でない。特に、ウオツシヤ
ホースを途中で屈曲させてグロメツトに挿通する
必要がある場合においては、ウオツシヤホースの
挿通作業が容易でないのみならず、ウオツシヤホ
ースが途中で折れて詰まりが発生する等の問題点
がある。
本考案の主要な目的は、従来のハーネスグロメ
ツトに認められた上記問題点の解決手段を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題の解決手段として、本考案は、可撓性
の蛇腹部材からなる自動車用ハーネスグロメツト
であつて、ハーネスの挿通経路に対して非連通の
洗浄液通路と、この洗浄液通路の両端にウオツシ
ヤホースの接続口を形成したウオツシヤホースの
継手を、当該ハーネスグロメツトの本体と一体構
造に形成してなる自動車用ハーネスグロメツトを
提供するものである。
〔作用〕
ウオツシヤホースの継手を、ハーネスグロメツ
トの本体と一体構造に形成することによつて、単
に、継手の両端の接続口にそれぞれウオツシヤホ
ースを嵌挿固着するだけでよいため、ハーネスグ
ロメツトに対するウツシヤホースの接続を容易化
する。
〔実施例〕
第1図は本考案に掛かる自動車用ハーネスグロ
メツトの一具体例の縦断面図、第2図は自動車の
リアピラーとバツクドアフレームの間に配設され
たハーネスグロメツトの斜視図である。
なお、以下の記述において、従来技術を示す第
3図および第4図と同一の構成部材は、同一の参
照番号で表示し、重複する事項に関しては説明を
省略する。
第1図および第2図において、自動車用ハーネ
スグロメツト1は、合成ゴム等の可撓性材料を成
形することによつて、軸線方向に沿つてハーネス
2の挿通用管路3を開口させた可撓性を具えた蛇
腹状管体に形成されている。このハーネスグロメ
ツト1の本体下端には、ハーネス2の挿通経路に
対して非連通の洗浄液流路14を形成するため、
ハーネス2の挿通経路11内で鉛直方向に延びた
後、側方に湾曲する円環状の仕切壁10、および
この仕切壁10の先端からハーネスグロメツト1
の蛇腹状管壁12の外側に向かつて延びる円環状
の第1のウオツシヤホース接続口13からなるウ
オツシヤホースの継手15が設けられている。な
お、図中16は、上記円環状の仕切壁10の基端
部、即ち、洗浄液の導入側に突出管路として形成
された第2のウオツシヤホース接続口を示す。以
上の説明から理解されるように、本考案に掛かる
自動車用ハーネスグロメツト1においては、その
内部には、ハーネス2の挿通経路11と、ウオツ
シヤホースの継手15が互いに非連通状態で併列
配置されている。従つて、上記第1のウオツシヤ
ホース接続口13にバツクドアフレーム6側のウ
オツシヤホース18を嵌挿固着し、また、第2の
ウオツシヤホース接続口16にリアピラー4側の
ウオツシヤホース17を嵌挿固着することによつ
て、ハーネスグロメツト1の本体内部にハーネス
2の挿通経路11と非連通の洗浄液流路14が形
成される。
上記実施例においては、バツクドアフレーム6
とリアピラー4の間に架装されたハーネスグロメ
ツト1にウオツシヤホース17,18の継手15
を形成した場合が説明されているが、本考案の権
利範囲は、この記載に基づいて限定的に解釈され
るべきものではない。例えば、自動車のフロント
ドアに取付けられた可倒式サイドミラー用のワイ
パー装置に洗浄液を供給する場合にも上記同様の
方式に従つて本考案のハーネスグロメツトを使用
することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ウオツシヤホースをハーネス
グロメツト内に貫通させる必要がなく、単に、継
手の両端の接続口にそれぞれウオツシヤホースを
嵌挿固着するだけでよいため、ウオツシヤホース
の接続作業が容易となり、作業性が向上する。ま
た、継手部の洗浄液通路の形状を比較的自由に設
計できるため、通路を曲げる必要があるときに
は、貫通式の問題点であるウオツシヤホースの折
れによる詰まりが防止できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に掛かる自動車用ハーネスグ
ロメツトの縦断面図、第2図は、第1図に示すハ
ーネスグロメツトの架設状態を例示する自動車の
バツクドアフレームおよびリアピラーの部分斜視
図である。また第3図および第4図は、従来のハ
ーネスグロメツトの縦断面図である。 1……ハーネスグロメツト、2……ハーネス、
15……ウオツシヤホースの継手、17,18…
…ウオツシヤホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性の蛇腹状部材からなる自動車用ハーネス
    グロメツトであつて、ハーネスの挿通経路に対し
    て非連通の洗浄液通路と、この洗浄液通路の両端
    にウオツシヤホースの接続口を形成したウオツシ
    ヤホースの継手を、当該ハーネスグロメツトの本
    体と一体構造に形成したことを特徴とする自動車
    用ハーネスグロメツト。
JP7283788U 1988-05-31 1988-05-31 Expired - Lifetime JPH0531000Y2 (ja)

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JP7283788U JPH0531000Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31

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JPH01175457U JPH01175457U (ja) 1989-12-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2508273Y2 (ja) * 1991-02-22 1996-08-21 矢崎総業株式会社 流路一体グロメット
JP4698258B2 (ja) * 2005-03-16 2011-06-08 矢崎総業株式会社 防水グロメットとその取付構造

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