JPH10244576A - 樹脂成形機用のスクリーン交換装置 - Google Patents

樹脂成形機用のスクリーン交換装置

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JPH10244576A
JPH10244576A JP9050614A JP5061497A JPH10244576A JP H10244576 A JPH10244576 A JP H10244576A JP 9050614 A JP9050614 A JP 9050614A JP 5061497 A JP5061497 A JP 5061497A JP H10244576 A JPH10244576 A JP H10244576A
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screen
resin
slider
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molding machine
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康雄 吉井
Shinichi Fukumizu
伸一 福水
Nobuki Nagami
信樹 永見
Nobuhiro Yamazaki
伸宏 山▲崎▼
Kazuo Iritani
一夫 入谷
Nobuyuki Yamagiwa
信之 山際
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂混練押出機等によって送給される溶融樹
脂中から不純物を除去するに際し、スクリーンを自動的
に交換するスクリーン交換装置を用いるが、この装置で
は、スクリーン交換の動作を可能にするため、スクリー
ンの濾過面積が小さくなったり、流路抵抗による圧損が
過大になったりする欠点があった。 【解決手段】 スクリーン7を細長円筒状に形成し、こ
れを樹脂流路9,10を横切るように移動するスライダ
5に対して、その長手方向をスライダ5の移動方向と平
行させ、且つスライダ5の周方向に複数設けるようにし
た。スクリーン7の長大化及びある程度の径大化が可能
になり、濾過面積を可及的に大きくできる。また、溶融
樹脂の圧損も小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂成形機に対し
て用いられるスクリーン交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】樹脂混練押出機、射出成形機、混練造粒
装置等の樹脂成形機には、溶融樹脂中の不純物を除去す
るため、溶融樹脂の流路中にスクリーンを設けることが
あり、この場合には、スクリーンが詰まったとき等の交
換を容易にするためのスクリーン交換装置を設けてい
る。
【0003】この種、スクリーン交換装置としては、例
えば図10や図11に模式図を示すように、内部に貫通
した空洞70を有するケーシング71と、このケーシン
グ71の空洞70内に摺動自在に保持されたスライダ7
2と、このスライダ72に対して設けられたスクリーン
73(図10参照)又はマルチスクリーン74(図11
参照)とを有したものが知られている。
【0004】ケーシング71には、スクリーン73やマ
ルチスクリーン74の装填部へ溶融樹脂を送給し、また
吐出させるための第1及び第2の樹脂通孔76,77が
設けられている。また、スライダ72は、油圧シリンダ
等を備えた適宜駆動手段(図示略)により、スクリーン
73やマルチスクリーン74をケーシング71外へ露出
させるべく移動可能になっている。
【0005】図10に示したスクリーン交換装置は特公
平2−49897号公報等に記載のものであって、これ
が具備するスクリーン73は、スライダ72と略同径で
且つ軸心を平行させた円筒形状に形成されている。従っ
て溶融樹脂は、ケーシング71の第1樹脂通孔76から
スクリーン73の外周面を介してその筒内方へ流入し、
スクリーン73の下部からケーシング71の第2樹脂通
孔77へと流出するようになっている。
【0006】一方、図11に示したスクリーン交換装置
はドイツ特許発明明細書DE4125181C1等に記
載のものであって、これが具備するマルチスクリーン7
4は、細くて短い棒状をした多数本のキャンドルスクリ
ーン79が、その軸心をスライダ72による摺動方向と
直交させた状態で束ねられた構造(即ち、マルチ構造)
になっている。
【0007】従って溶融樹脂は、ケーシング71の第1
樹脂通孔76からマルチスクリーン74の一面側へ至
り、それぞれのキャンドルスクリーン79の一端部から
それらの各内部を介して外周面へと漏出しつつ、その
後、全体が合流して、ケーシング71の第2樹脂通孔7
7へと流出するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図10のスクリーン交
換装置において、スクリーン73の濾過面積を拡大させ
ようとしても、これには、ケーシング71の空洞70内
でスライダ72を摺動させるという構造が必要である関
係上、装置全体の大型化を抑えるうえで自ずと限界があ
った。従って、このことが濾過効率を高めるうえでネッ
クとなっていた。
【0009】また、図11のスクリーン交換装置では、
マルチスクリーン74の全体として、その濾過面積を大
きくすることには成功しているものの、個々のキャンド
ルスクリーン79において外径が小さいことに伴い、そ
の流路抵抗が大きいということがあった。従って、総合
的にみて、溶融樹脂流れに過大な圧損を生じさせるとい
う欠点があった。結局、この圧損を小さくさせようとす
れば、キャンドルスクリーン79の径大化が必定となっ
て、装置全体としての大型化が避けられないことにな
る。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、溶融樹脂流れに過大な圧損を生じさせること
なく、しかも装置全体としての大型化を招来することな
く、スクリーンの濾過面積を大きくして濾過効率を高め
られるようにした樹脂成形機用のスクリーン交換装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係るスクリーン交換装置において、スクリーンは、
円筒状のスクリーンパックとこれに相似となる円筒状の
ストレーナとによって二重管構造を有したものである
が、その管軸方向は、スライダによる移動方向と平行さ
れている。また、このスクリーンは、互いに隣接する配
置で複数本設けられている。
【0012】なお、スクリーンにおいて、スクリーンパ
ックとストレーナとを二重管構造にする場合の内外配置
は限定されない。すなわち、外側をスクリーンパックで
内側をストレーナとすれば、スクリーンパック外周から
ストレーナの筒内へ向けた樹脂流れが生じるものである
し、反対に、外側をストレーナで内側をスクリーンパッ
クとすれば、スクリーンパックの筒内からストレーナ外
周へ向けた樹脂流れが生じることになる。
【0013】いずれの構造にしても、各スクリーンは、
スライダの移動方向に沿って長くすることができるし、
また個々の直径も、ある程度径大にできることになる。
従って、スクリーンの濾過面積を可及的に拡大できる。
このようなことから、溶融樹脂流れに過大な圧損を生じ
させることなく、しかも装置全体としての大型化を招来
することなく、溶融樹脂に対する不純物の濾過効率を高
めることができる。
【0014】ところで、内部に貫通した空洞を有するケ
ーシングに対し、その空洞内へ摺動自在なスライダを設
ける場合にあって、このスライダに細軸部を設けること
により、この細軸部まわりに複数本のスクリーンを設け
ることができる。この場合、スライダには、ケーシング
の内面に当接可能な摺動軸部と上記細軸部との連結間に
段部が生じることになり、各スクリーンは、その一端部
が段部における細軸部まわりの端面に当接されることに
なる。
【0015】そこで、スライダにおける細軸部の先端部
に、各スクリーンを段部端面へ押圧可能なスクリーン押
えを設けると共に、このスクリーン押えを軸移動可能に
しておく。このようにすれば、スライダの摺動によって
スクリーンの保持部分をケーシング外へ移動させたとき
に、スクリーン押えの軸移動だけで全スクリーンの着脱
が一斉に行えるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図2乃至図6は、本発明に係る第
1実施形態のスクリーン交換装置1を示したものであ
り、また図1は、この第1実施形態を、図10及び図1
1に示した従来のスクリーン交換装置と比較し易いかた
ちに模式化して示したものである。
【0017】まず、この図1に基づいて概説すると、第
1実施形態のスクリーン交換装置1は、外形状が四角柱
状で内部にその長手方向に沿って貫通する円形空洞2が
形成されたケーシング3と、このケーシング3の空洞2
内で摺動自在に設けられた断面円形の軸形状をしたスラ
イダ5と、このスライダ5に対して保持された複数本の
スクリーン7とを有している。
【0018】各スクリーン7は細い円筒状に形成された
もので、それぞれの管軸方向をスライダ5の摺動方向に
平行させ、またスライダ5の外周面に沿って円周配置と
なるように相互隣接して設けられている。ケーシング3
には、空洞2を挟んだ両側の周壁に第1樹脂通孔9と第
2樹脂通孔10とが貫通形成されている。そして、第1
樹脂通孔9は、スクリーン7の外面に対向する配置とさ
れ、第2樹脂通孔10は、全てのスクリーン7の一端側
に面して設けられる合流部11に対して連通可能な配置
とされている。
【0019】スライダ5は、スクリーン7を、上記第
1、第2の樹脂通孔9,10に対する所定の配置状態
と、二点鎖線で示すようなケーシング3の外方へ露出さ
せた状態とに切り換えるべく、例えば油圧シリンダ等を
備えた適宜駆動手段(図示略)により、ケーシング3に
対して摺動可能になっている。従って、このスライダ5
の摺動に伴う各スクリーン7の移動方向は、第1樹脂通
孔9から第2樹脂通孔10へと向かう溶融樹脂の流路に
対して、これを横切る方向となる。
【0020】次に、各部構造について詳説する。図5及
び図6に示すように各スクリーン7は、円筒状をしたス
クリーンパック14を外側に、またこれより径小の円筒
状で相似となるストレーナ13を内側にした互いの嵌合
関係により、二重管構造を有するようになっている。こ
れに対し、図2及び図3に示すようにスライダ5は、ケ
ーシング3の空洞2内に当接可能とされた摺動軸部16
と、この摺動軸部16に連結された径小な細軸部17と
を有している。そのためこの細軸部17まわりには、ケ
ーシング3における空洞2の内面との間に、スクリーン
7を収納可能となる周空間が形成されることになる。
【0021】細軸部17の先端部には雄ねじ部17aが
設けられている。そして、この細軸部17には、所定厚
さの円盤状をしたスクリーン押え18が嵌め付けられ、
その後に、上記雄ねじ部17aに対してナット部材19
が螺合されている。スクリーン押え18は、細軸部17
に対して軸移動自在となっていると共に、ケーシング3
の空洞2に対しても、その内面に当接した状態で嵌合可
能になっている。
【0022】このスクリーン押え18の外周部には、空
洞2の内径よりも径大に突出する係止部18aが設けら
れていて、所定以上の嵌め入れは阻止されており、また
空洞2の内方へ向く端面には、周方向へ互いに所定間隔
をおいて、スクリーン7の使用本数と同数の円錐状突起
22が突設されている。これら突起22は、各スクリー
ン7の一端部に係合してその位置決め及び脱出阻止を行
うようになっているとともに、樹脂の滞留防止の効果を
有している。
【0023】また一方、スライダ5において、摺動軸部
16の外周面には、ケーシング3の第2樹脂通孔10と
合致可能な環状溝25が形成されている。また段部20
において、細軸部17まわりに面したドーナツ面状の端
面には、この環状溝25へ連通する貫通孔26が、周方
向に互いに所定間隔をおいてスクリーン7の使用本数と
同数だけ設けられている。
【0024】従って、これら環状溝25と貫通孔26と
の組み合わせにおいて、細軸部17まわりの端面から摺
動軸部16の外周面までの間を連通させる樹脂流路27
が形成される。この樹脂流路27は、図1に関して説明
した合流部11に該当する。なお、図示は省略するが、
各樹脂通路27(貫通孔26)において、段部20の端
面側を向く開口端部は、スクリーン7を所定深さだけ嵌
合した状態で当て止めするような段付き孔状に形成され
ている。
【0025】このようなことから明らかなように、この
スクリーン交換装置1において、スクリーン7をスライ
ダ5に対して保持させるには、予め、スクリーン7の保
持部分、即ち、スライダ5の細軸部17がケーシング3
から突出する状態(図3参照)にスライダ5を摺動させ
ておき、次にスクリーン押え18の突起22と段部20
の端面における各貫通孔26との間へスクリーン7を嵌
め入れる。
【0026】そして、雄ねじ部17aに螺合したナット
部材19を締め込んでスクリーン押え18を軸移動させ
れば、スクリーン7はその軸方向両側から挟持された状
態で固定されることになる。そこで、その後、スライダ
5をケーシング3内へ戻すべく摺動させればよい。従っ
て、このスクリーン交換装置1では、例えば樹脂混練押
出機等の樹脂成形機(図示略)から第1樹脂通孔9に対
して溶融樹脂が送給されると、この溶融樹脂が、スクリ
ーン7に対して外側のスクリーンパック14から内側の
ストレーナ13を介してその筒内へと流れ込み(図6参
照)、これによって不純物が濾過され、そしてその後、
樹脂流路27を介して第2樹脂通孔10から吐出される
ことになる。
【0027】結局、上記のような構成であるため、スク
リーン7はその長大化が可能であると共に、ある程度の
径大化が確保でき、従って、装置全体としての濾過面積
を可及的に大きくできることになるので、溶融樹脂中か
ら不純物を除去する濾過効率を高く、また溶融樹脂流れ
の圧損も小さくできる利点がある。例えば、上記スライ
ダ5の外径とスクリーン7の長さとについて、図10に
示した従来のスクリーン交換装置におけるスライダ72
の外径、及びスクリーン73の長さとそれぞれ同じにし
た場合で比較すると、従来では濾過面積が2300cm
2 程度にすぎなかったのに対して、本発明では4200
cm2 にも拡大できることになる。これは従来の実に
1.8倍にも達している。
【0028】なお、このスクリーン交換装置1において
スクリーン7を交換するには、予め、ケーシング3から
スクリーン7が露出する状態にスライダ5を摺動させて
おき、次にナット部材19を緩めるだけで、全てのスク
リーン7をスライダ5から一斉に取り外すことが可能に
なる。ところで、スクリーン7は、図7及び図8に示す
ようにストレーナ13を径大にして外側に配し、またス
クリーンパック14を径小にして内側に配するようにし
て互いに嵌合させ、二重管構造にすることが可能であ
る。
【0029】このスクリーン7を上記スライダ5に保持
させる場合を第2実施形態として説明すると、この第2
実施形態における樹脂流れは、第1実施形態で説明した
ものとは逆向きになる。すなわち、図2を用いて説明す
ると、樹脂成形機(図示略)から第2樹脂通孔10へ溶
融樹脂を送給して、溶融樹脂を樹脂流路27からスクリ
ーン7に対して内側のスクリーンパック14の筒内へと
送り、更にこのスクリーンパック14から外側のストレ
ーナ13へと通して不純物の濾過を行う。そして、第1
樹脂通孔9から吐出させるようにする。
【0030】このようにすると、溶融樹脂の流れを原因
としてストレーナ13に作用する座屈は考慮する必要が
無くなるので、ストレーナ13の肉厚を薄く形成させる
ことができることになる。従って、溶融樹脂流れの圧損
が大きくなる傾向の樹脂に関して、第1実施形態の場合
よりも圧損の低下を図ることができるという利点があ
る。
【0031】図9は、本発明の第3実施形態を示したも
ので、第1実施形態又は第2実施形態で説明したスクリ
ーン交換装置1を2台並設して、それらの第1樹脂通孔
9同士、及び第2樹脂通孔10同士を、それぞれ二股分
岐管30,31によって連結してある。従って、一方の
スクリーン交換装置1においてスクリーン7の交換作業
等をしている間でも、他方のスクリーン交換装置1によ
る不純物の除去が可能になるので、いちいち樹脂成形機
(図示略)の稼働を中断させることがないという利点が
ある。
【0032】ところで、本発明は上記各実施形態に限定
されるものではない。例えば、上記各実施形態では、ス
クリーン交換装置1を縦型にして示しているが、この配
置は何ら限定されるものではなく、横型でも勿論よい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る樹脂成形機用のスクリーン交換装置では、円筒状に
形成したスクリーンをスライダの移動方向と平行にし、
且つ相互隣接状に複数本設けているので、個々のスクリ
ーンを長く、しかもある程度径大にできる。そのため、
スクリーンにおける濾過面積を可及的に拡大できること
になり、溶融樹脂流れに過大な圧損を生じさせたり、装
置の大型化を招来したりすることなく、溶融樹脂に対す
る不純物の濾過効率を高めることができる。
【0034】特に、フィルムグレード等、ファインメッ
シュ(目開きの微細なスクリーン)を用いた構成とする
場合では、従来との比較において、装置構造の簡潔化及
び製作コストの低廉化に関して得られる効果は絶大とな
る。なお、スクリーンにおいて、外側のスクリーンパッ
クから内側のストレーナへ向けて樹脂流れを生じさせる
構成にすれば、濾過面積の拡大化に関して極めて有利と
なり、また、内側のスクリーンパックから外側のストレ
ーナへ向けて樹脂流れを生じさせる構成にすれば、スト
レーナの肉厚を薄くして、溶融樹脂流れの圧損を更に小
さくすることができる利点がある。
【0035】スライダに細軸部を設けてそのまわりにス
クリーンを設け、これらを細軸部の先端部に設けたスク
リーン押えによって押圧させるようにすれば、スライダ
に対する各スクリーンの着脱が極めて簡単に行える利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のスクリーン交換装
置を模式的に示した斜視図である。
【図2】本発明に係る第1実施形態のスクリーン交換装
置を一部破砕して示す側面図である。
【図3】第1実施形態のスクリーン交換装置に対するス
クリーンの交換作業状況を一部破砕して示す側面図であ
る。
【図4】図2のA−A線拡大断面図である。
【図5】第1実施形態で用いるスクリーンを分解して示
す側面図である。
【図6】第1実施形態で用いるスクリーンの拡大平面断
面図である。
【図7】第2実施形態で用いるスクリーンを分解して示
す側面図である。
【図8】第2実施形態で用いるスクリーンの拡大平面断
面図である。
【図9】第1実施形態又は第2実施形態を2台並設して
構成した第3実施形態を平面方向で示す図である。
【図10】従来のスクリーン交換装置の一例を模式的に
示した斜視図である。
【図11】従来のスクリーン交換装置における別例を模
式的に示した斜視図である。
【符号の説明】
1 スクリーン交換装置 2 空洞 3 ケーシング 5 スライダ 7 スクリーン 9 第1樹脂通孔 10 第2樹脂通孔 13 ストレーナ 14 スクリーンパック 16 摺動軸部 17 細軸部 18 スクリーン押え 20 段部 27 樹脂流路
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山▲崎▼ 伸宏 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 入谷 一夫 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 山際 信之 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成形機から送給される溶融樹脂の流
    路中にスクリーン(7)が設けられ、該スクリーン
    (7)がスライダ(5)によって樹脂流路を横切る方向
    へ移動可能とされた樹脂成形機用のスクリーン交換装置
    において、 上記スクリーン(7)は、円筒状のスクリーンパック
    (14)とこれに相似となる円筒状のストレーナ(1
    3)とによって二重管構造を有し、且つその管軸方向を
    スライダ(5)による移動方向に平行させつつ相互隣接
    状に複数本設けられていることを特徴とする樹脂成形機
    用のスクリーン交換装置。
  2. 【請求項2】 前記スクリーン(7)は、外側がスクリ
    ーンパック(14)、内側がストレーナ(13)とされ
    ており、スクリーンパック(14)外周からストレーナ
    (13)の筒内へ向けて樹脂流れを生じさせることを特
    徴とする請求項1記載の樹脂成形機用のスクリーン交換
    装置。
  3. 【請求項3】 前記スクリーン(7)は、外側がストレ
    ーナ(13)、内側がスクリーンパック(14)とされ
    ており、スクリーンパック(14)の筒内からストレー
    ナ(13)外周へ向けて樹脂流れを生じさせることを特
    徴とする請求項1記載の樹脂成形機用のスクリーン交換
    装置。
  4. 【請求項4】 内部に貫通した空洞(2)を有するケー
    シング(3)と、該ケーシング(3)の空洞(2)内に
    摺動自在に設けられるスライダ(5)と、該スライダ
    (5)に対してその摺動方向に平行しつつ相互隣接状に
    保持される複数本のスクリーン(7)とを有し、 上記スライダ(5)は、ケーシング(3)の空洞(2)
    内面に当接可能な摺動軸部(16)と、該摺動軸部(1
    6)に連結されてケーシング(3)の空洞(2)内面と
    の間に周空間を形成可能な細軸部(17)とを有してい
    ると共に、これら両軸部(16,17)の連結間に生じ
    る段部(20)に対して摺動軸部(16)の外周面側と
    細軸部(17)まわりへ向く端面側との間を連通させる
    樹脂流路(27)が、スクリーン本数に応じて軸心まわ
    りに複数形成されており、 上記スクリーン(7)は、円筒状のスクリーンパック
    (14)とこれに相似となる円筒状のストレーナ(1
    3)とによって二重管構造を有していると共に、上記各
    樹脂流路(27)がスライダ(5)における細軸部(1
    7)まわりの段部端面側で開口する部位に一致して設け
    られており、 上記ケーシング(3)には、スクリーン(7)の外面に
    対応してケーシング周壁を貫通する第1樹脂通孔(9)
    と、上記樹脂通路(27)がスライダ(5)における摺
    動軸部(16)の外周面側に開口する部位に対応してケ
    ーシング周壁を貫通する第2樹脂通孔(10)とが設け
    られており、 上記スライダ(5)には、細軸部(17)の先端部に対
    して各スクリーン(7)を段部(20)の端面へ押圧可
    能なスクリーン押え(18)が軸移動可能に設けられて
    いることを特徴とする樹脂成形機用のスクリーン交換装
    置。
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