JPH10243627A - 渦電流減速装置 - Google Patents

渦電流減速装置

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JPH10243627A
JPH10243627A JP9056849A JP5684997A JPH10243627A JP H10243627 A JPH10243627 A JP H10243627A JP 9056849 A JP9056849 A JP 9056849A JP 5684997 A JP5684997 A JP 5684997A JP H10243627 A JPH10243627 A JP H10243627A
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JP
Japan
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braking
drum
eddy current
annular body
braking drum
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Application number
JP9056849A
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English (en)
Inventor
Tadaharu Yamada
忠治 山田
Susumu Kobayashi
晋 小林
Makoto Ogawa
誠 小川
Toru Kuwabara
徹 桑原
Eiji Okumura
英二 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K49/00Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes
    • H02K49/02Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type
    • H02K49/04Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type
    • H02K49/043Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type with a radial airgap

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制動ドラムの両端部内周側に良導体からなる
環状体を結合することにより、制動力を大きくするとと
もに、良導体からなる環状体の熱劣化を防ぐようにす
る。 【解決手段】 回転軸4に固定される鋼製の制動ドラム
13の内周面に、強磁性板21を介して磁石20を対向
して配置する。回転する制動ドラム13が磁石20から
の磁束を横切る時、渦電流による制動力を制動ドラム1
3に発生させる。制動ドラム13の内周面の強磁性板2
1に対向しない少くとも一方の端部に、銅などの良導体
からなる環状体41を結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は永久磁石または電磁
石を用いて渦電流に基づく制動力を、制動ドラムなどの
回転体に発生させる渦電流減速装置、特に制動能力を高
めるようにした渦電流減速装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】渦電流減速装置は磁石が制動ドラムに及
ぼす磁界と、磁石と制動ドラムの相対回転により発生す
る渦電流との相互作用により制動力を発生する。このた
め、制動ドラムに鉄(鋼)のように透磁率の大きな材料
と、銅のように導電率の大きな材料とを複合させれば、
発生する渦電流が増加し、制動力も大きくなる。
【0003】従来、制動性能の向上を目的とし、強磁性
板(ポールピース)や永久磁石の外周面、または制動ド
ラムの内周面に、銅板、銅被膜(コーテイング)、導電
棒(スロツト)、銅リングなどが着装されている。例え
ば、図9に示すように、鋼製の制動ドラム13の内周面
に、銅製の筒体47を結合した渦電流減速装置では、制
動力の増加がある程度は見られるものの、放熱性の劣る
制動ドラム13の内周面中央付近に、銅などの導電性の
大きな筒体47が存在すると、筒体47に渦電流が集中
して高温になり、筒状体の熱劣化が著しく、信頼性に問
題があつた。つまり、環状体を構成する銅材は制動ドラ
ムを構成する鋼材よりも熱膨張率が大きく、制動ドラム
の内周面中央部分が高温になると、制動ドラムの内周面
中央部分に存在する銅製の環状体と制動ドラムとの接合
部に剥離や亀裂が起きやすい。
【0004】そこで、図10に示すように(詳しくは実
開平4-111284号公報を参照)、制動ドラム13の両端面
に断面C型の銅リング43を嵌合し、1対の銅リング4
3に複数の軸方向の導電棒(スロツト)48を結合し、
導電棒48の熱を放熱性の高い制動ドラム13の両端部
へ逃がすことを試みたが、導電棒48の温度低下が少
く、制動性能の点でも導電棒48の効果はあまり期待で
きないことが分つた。特に、制動ドラム13の両端面に
断面C型の銅リング47を嵌合した場合に、銅リング4
7の嵌合部の間隙が次第に広がり、電気抵抗が増大し、
制動性能の向上がみられず、また、制動時高周波音が発
生する。実開平3-874186号公報に開示されるように、導
電棒の向きを制動ドラムの回転軸線に対し傾斜させて
も、高周波音を完全に取り除くことはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、制動ドラムの両端部内周側に良導体からな
る環状体を結合することにより、制動力を大きくすると
ともに、良導体からなる環状体の熱劣化を防ぐようにし
た渦電流減速装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は磁石を用いて渦電流により制動力を
回転体に発生させる渦電流減速装置において、回転軸に
固定される鋼製の制動ドラムと、該制動ドラムの内周面
に強磁性板を介して対向する磁石と、制動ドラムの内周
面の強磁性板に対向しない少くとも一方の端部に、銅な
どの良導体からなる環状体を結合したことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では制動ドラムとして、透
磁率の大きな鉄(鋼)材料からなるドラム本体の両端ま
たはその付近に、銅などの導電率の大きな材料を配置し
た複合構造とすることにより、渦電流が増加する導電率
の大きな材料の熱劣化を抑え、制動トルクを向上し、騒
音を低減する。
【0008】
【実施例】図1は本発明が適用される磁石式渦電流減速
装置の正面断面図、第2図は同側面断面図である。本発
明に係る磁石式渦電流減速装置は、制動ドラム13を回
転軸4に結合される。このため、変速機の歯車箱2の端
壁に軸受3により支持されかつ端壁から突出する出力回
転軸4に、スプライン孔5aを有する取付フランジ5が
嵌合され、かつ抜け出ないようにナツト6により締結さ
れる。取付フランジ5に駐車ブレーキの制動ドラム7の
端壁と、渦電流減速装置の制動ドラム13のボス部9と
一体のフランジ部9aとが重ね合され、複数のボルト1
0とナツト10aにより締結される。
【0009】制動ドラム13は後述するように鉄(鋼)
などの透磁率の大なる材料からなり、基端部をボス部9
から放射方向へ延びる多数のスポーク12に結合され
る。制動ドラム13の外周壁に周方向等間隔に、多数の
冷却フイン13aが一体に備えられる。
【0010】制動ドラム13の内部に、断面箱形の内空
部を有する案内筒18が同軸に配設される。非磁性体か
らなる不動の案内筒18は、歯車箱2の突壁2aに外嵌
固定した枠板31に、ボルト32,32aにより固定さ
れる。案内筒18は外周壁部18aと内周壁部18bと
の両端に環状の端壁板を結合して構成してもよいが、図
示の案内筒18は鉄などの磁性体からなる左半部の断面
コ字形をなす筒部分と、アルミニウムなどの非磁性体か
らなる右半部の断面逆L字形をなす筒部分とを、多数の
ボルト14により結合して構成される。
【0011】制動ドラム13の内周面と対向する案内筒
18の外周壁部18aに、周方向等間隔に多数の開口が
設けられ、各開口に強磁性板(ポールピース)21が嵌
合固定される。実際には、強磁性板21は外周壁部18
aをアルミニウムから鋳造する際に鋳ぐるまれる。
【0012】補強リブ31aを有する枠板31に、周方
向等間隔に複数のアクチユエータ(図示せず)が支持さ
れる。アクチユエータはシリンダにピストンを嵌合して
1対の流体圧室を区画し、ピストンから案内筒18の内
空部へ突出するロツド17の端部に磁石支持筒19を結
合される。磁石支持筒19は案内筒18の内空部に軸方
向移動可能に支持される。磁石支持筒19の外周壁に、
各強磁性板21と対向する磁石20が、極性が周方向に
交互に異なるように結合される。
【0013】制動時、磁石支持筒19は図1に示すよう
に、アクチユエータのロツド17により制動ドラム13
の内部へ突出される。回転する制動ドラム13が磁石2
0から強磁性板21を経て制動ドラム13の内周面へ及
ぶ磁界を横切る時、制動ドラム13に渦電流が発生し、
制動ドラム13が制動トルクを発生する。制動ドラム1
3は渦電流により発熱し、直接または冷却フイン13a
を介して外気により冷却される。この時、図2に示すよ
うに、磁石支持筒19と制動ドラム13との間に磁気回
路40が形成される。非制動時、アクチユエータにより
磁石支持筒19を図1の左方へ移動し、制動ドラム13
から引退させれば、磁石20は制動ドラム13へ磁界を
及ぼさなくなり、制動ドラム13は制動トルクを発生し
ない。上述のように、磁石式渦電流減速装置は磁石20
と制動ドラム13の相対回転により発生する渦電流に基
づく制動力を発生するので、渦電流と磁界が大きいほど
制動トルクは大きくなる。
【0014】図3に示すように、本発明は制動ドラム1
3の制動トルクを高めるために、鋼などの透磁率の大な
る材料からなる制動ドラム13に、銅などの良導体から
なる環状体41を、強磁性板21の外面の少くとも一方
の側縁よりも外側に位置せしめて装着し、環状体41の
熱劣化を抑え、渦電流を増加させ、制動トルクを高め
る。制動ドラム13と環状体41との間での渦電流を流
れやすくするため、制動ドラム13の内周面付近で、環
状体41の内端面41aを制動ドラム13に密着させ
る。密着強度を高めるために、環状体41は制動ドラム
13の接合部である内端面41aの全面に溶着、銅メッ
キまたは銅溶接するか、または内端面41aの内周部分
と外周部分だけに溶着、銅メッキまたは銅溶接する。
【0015】図3に示すように、本発明は制動ドラム1
3の制動トルクを高めるために、鋼などの透磁率の大な
る材料からなる制動ドラム13に、銅などの良導体から
なる環状体41を、強磁性板21の外面の少くとも一方
の側縁よりも外側に位置せしめて装着し、環状体41の
熱劣化を抑え、渦電流を増加させ、制動トルクを高め
る。制動ドラム13と環状体41との間での渦電流を流
れやすくするため、制動ドラム13の内周面付近で、環
状体41の内端面41aを制動ドラム13に密着させ
る。密着強度を高めるために、環状体41と制動ドラム
13の接合部である内端面41aの全面で溶着、メッキ
または溶接するするか、または内端面41aの内周部分
と外周部分だけで溶着、メッキまたは溶接する。
【0016】図4に示す実施例では、断面L字形をなす
銅製の環状体42を制動ドラム13の内周面の両端部に
結合し、環状体42の径方向の寸法を大きくしたもので
あるり、この場合も環状体42の内端面42aを制動ド
ラム43に溶着、メッキまたは溶接する。環状体42の
内端面42aと強磁性板21の両側縁21aとの間の隙
間(軸方向寸法)tを設けて、環状体42aか強磁性板
21の外周側に重ならないようにする。
【0017】図5に示す実施例では、断面L字形をなす
銅製の環状体44を制動ドラム13の両端面に重ね合せ
て結合したものであり、環状体44が制動ドラム13の
端面を全面で覆うようにする。環状体44の内周側端面
44aを制動ドラム13に溶着、メッキまたは溶接する
か、環状体44の外周側部分をも制動ドラム13に溶
着、メッキまたは溶接する。
【0018】図6に示す実施例では、制動ドラム13の
両端面に、厚さが均一な板状の環状体43を重ね合せて
結合したものであり、環状体43の内端面43aを制動
ドラム13の両端面に全面で溶着、メッキまたは溶接す
るか、または内周側部分と外周側部分とだけで溶着、メ
ッキまたは溶接する。
【0019】図7に示す実施例では、制動ドラム13の
両端面に、厚さが均一でなく、内周側部分の厚さが最大
で、外周側部分へ至るにつれて次第に薄くなる環状体4
5を重ね合せて結合したものであり、温度の低くなる外
周側部分を薄くすることができ、製品単価の低減にな
る。
【0020】図8の線61は上述した図6に示す制動ド
ラム13の回転数に対する制動ドラム13に発生する制
動トルクの特性を、線61aは図6に示す制動ドラム1
3の一方の端面だけに環状体43を結合した制動ドラム
の、回転数に対する制動ドラムに発生する制動トルクの
特性を、線62は環状体43を結合しない従来の制動ド
ラム13の、回転数に対する制動ドラム13に発生する
制動トルクの特性を、線63は図9に示す制動ドラム1
3の、回転数に対する制動ドラム13に発生する制動ト
ルクの特性を、それぞれ表す線図である。
【0021】図8から明かなように、制動ドラムの内周
面全面に銅被膜を設けたもの(図9を参照、図10の制
動ドラムの内周面に導電棒を設けたものも同様である)
では、高速回転域で制動トルクの増加がなくなる(飽和
する)が、本発明ではこの傾向がより高速の回転域に移
り、より高い温度域でも制動トルクの向上がみられる。
これは、環状体41〜45を強磁性板21の側縁21a
よりも外側(制動ドラムの軸方向に離れた部分)に着装
することにより従来例に比べて放熱性が向上すること
と、強磁性板21が幅ないし軸方向寸法の点で、鋼製の
制動ドラム13と重なる連続体をなすので、強磁性板2
1を透過した磁束が制動ドラム13の両端側へ拡がつて
洩れるのを環状体が拘束し、磁束量の低下が抑えられる
こと、さらに良導体の環状体41〜45が制動ドラム1
3の両端側に配されるので、渦電流の通路(渦電流の折
返し点)が制動ドラム13の軸方向へ制動ドラム13の
両端側まで延びることなどの理由から、制動トルクが向
上するものと言える。
【0022】制動ドラムの内周面付近での環状体との接
合部を溶着(鋼材と銅材の溶着)、メッキまたは溶接に
より密着させることにより、鋼製の制動ドラムから銅製
の環状体へ電流が円滑に流れ、渦電流が流れやすくな
り、制動トルクが向上する。
【0023】上述の実施例は、制動ドラムに対し磁石支
持筒を軸方向に往復移動させて、磁石が強磁性板と対向
する制動位置と、磁石が強磁性板と対向しない非制動位
置とに切り換える形式の磁石式渦電流減速装置の場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、特開平4-88867号公報に開示されるような制動ド
ラムに対し1つの磁石支持筒を回動させて、極性が同じ
2つの磁石が共通の強磁性板に対向する制動位置と、極
性が異なる2つの磁石が共通の強磁性板に対向する非制
動位置とに切り換える形式の磁石式渦電流減速装置や、
特開平4-12659号公報に開示されるような制動ドラムの
内部に不動の磁石支持筒と可動の磁石支持筒を配設し、
一方の磁石支持筒を回動させて、両方の磁石支持筒の極
性が同じ磁石が共通の強磁性板と全面的に対向する制動
位置と、両方の磁石支持筒の極性が異なる1対の磁石が
共通の強磁性板と全面的に対向する非制動位置とに切り
換える形式の磁石式渦電流減速装置にも適用できる。
【0024】また、本発明は永久磁石式渦電流減速装置
の制動ドラムだけでなく、特開昭63-274359 号公報に開
示されるような電磁石式渦電流減速装置の制動ドラムに
も適用できる。
【0025】本発明は制動ドラム型の永久磁石式渦電流
減速装置に限定されるものではなく、制動円板型の永久
磁石式渦電流減速装置にも適用でき、さらに永久磁石の
代りに電磁石を用いることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述のように、磁石を用いて渦
電流により制動力を回転体に発生させる渦電流減速装置
において、回転軸に固定される鋼製の制動ドラムと、該
制動ドラムの内周面に強磁性板を介して対向する磁石
と、制動ドラムの内周面の強磁性板に対向しない少くと
も一方の端部に、銅などの良導体からなる環状体を結合
したものであり、環状体を強磁性板の側縁よりも外側
(制動ドラムの軸方向に離れた部分)に着装することに
より放熱性が向上し、熱劣化が抑えられる。また、強磁
性板が鋼製の制動ドラムと連続体をなすので、磁束量の
低下が抑えられ、制動トルクが向上する。
【0027】制動ドラムの内周面付近での環状体を溶着
(鋼材と銅材の溶着)、メッキまたは溶接することによ
り、鋼製の制動ドラムから銅製の環状体へ電流が円滑に
流れ、渦電流が流れやすくなり、制動トルクが向上す
る。
【0028】銅製の環状体は熱伝導性が良好であるの
で、制動ドラムと環状体とを密着することにより、制動
ドラムの内周部分の放熱性が向上する。
【0029】高温になる制動ドラムの中央部分が鋼材で
あり、熱膨張率の大きな環状体の温度が、熱膨張率の小
さな制動ドラムの温度よりも低いので、熱膨張率の相違
による影響を受けにくく、制動ドラムと環状体との接合
部の剥離、亀裂などの問題を解消できる。
【0030】制動ドラムの内周面に導電棒を設けてない
ので、騒音を完全に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される渦電流式減速装置の正面断
面図である。
【図2】同渦電流式減速装置の側面断面図である。
【図3】本発明に係る渦電流式減速装置の要部を示す正
面断面図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る渦電流式減速装置の
要部を示す正面断面図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る渦電流式減速装置の
要部を示す正面断面図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る渦電流式減速装置の
要部を示す正面断面図である。
【図7】本発明の他の実施例に係る渦電流式減速装置の
要部を示す正面断面図である。
【図8】本発明による渦電流式減速装置と従来例とを比
較して表す特性線図である。
【図9】従来の渦電流式減速装置の要部を示す正面断面
図である。
【図10】従来の渦電流式減速装置の要部を示す正面断
面図である。
【符号の説明】
2:歯車箱 3:軸受 4:回転軸 5:取付フランジ
6:ナツト 7:制動ドラム 9a:フランジ部
9:ボス部 12:スポーク 13:制動ドラム 13a:冷却フイン 18:案内筒 18a:外周壁部
19:磁石支持筒 18b:内周壁部 20:永久磁
石 21:強磁性板 41:環状体 41a:内端面
42:環状体 42a:内端面 43:環状体 43
a:内端面 44:環状体 44a:内端面 45:環
状体 45a:内端面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 徹 神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番1号 いすゞ自動車株式会社川崎工場内 (72)発明者 奥村 英二 神奈川県藤沢市土棚8番地 株式会社い すゞ中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁石を用いて渦電流により制動力を回転体
    に発生させる渦電流減速装置において、回転軸に固定さ
    れる鋼製の制動ドラムと、該制動ドラムの内周面に強磁
    性板を介して対向する磁石と、制動ドラムの内周面の強
    磁性板に対向しない少くとも制動ドラムの一方の端部に
    結合した銅などの良導体からなる環状体とを具備するこ
    とを特徴とする渦電流減速装置。
  2. 【請求項2】前記良導体からなる環状体は、前記制動ド
    ラムに対し該制動ドラムの内周面付近で、溶着、メッ
    キ、溶接のいずれかにより結合される、請求項1に記載
    の渦電流減速装置。
  3. 【請求項3】前記良導体からなる環状体の厚さは、前記
    制動ドラム内周側から外周側へ次第に薄くなつている、
    請求項1に記載の渦電流減速装置。
JP9056849A 1997-02-25 1997-02-25 渦電流減速装置 Pending JPH10243627A (ja)

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JP9056849A JPH10243627A (ja) 1997-02-25 1997-02-25 渦電流減速装置
EP98103106A EP0860934A1 (en) 1997-02-25 1998-02-23 Eddy current brake
US09/030,329 US6039157A (en) 1997-02-25 1998-02-25 Eddy current braking system

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