JP2000287435A - 渦電流減速装置 - Google Patents

渦電流減速装置

Info

Publication number
JP2000287435A
JP2000287435A JP11091922A JP9192299A JP2000287435A JP 2000287435 A JP2000287435 A JP 2000287435A JP 11091922 A JP11091922 A JP 11091922A JP 9192299 A JP9192299 A JP 9192299A JP 2000287435 A JP2000287435 A JP 2000287435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
magnetic
eddy current
outer guide
guide cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11091922A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kuwabara
徹 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP11091922A priority Critical patent/JP2000287435A/ja
Publication of JP2000287435A publication Critical patent/JP2000287435A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】磁性材の鋼板からなる外側案内筒に熱処理によ
り磁性の厚肉部分と非磁性の薄肉部分とを一体に形成し
た、製造が簡単で安価な渦電流減速装置を得る。 【解決手段】 渦電流減速装置として、回転軸2に結合
した制動ドラム8と、制動ドラム8の内部に配設した少
くとも1つの可動の磁石支持筒25と、磁石支持筒25
の外周面に周方向等間隔に配置した多数の磁石15と、
磁石15の外周側を覆う外側案内筒22と、外側案内筒
22に各磁石15と対向するように備えた磁性板41と
を具備し、制動ドラム8に磁石15からの磁界に基づく
渦電流により制動力を発生させる。外側案内筒22と磁
性板に相当する厚肉部分41とを軟磁性体から一体に成
形し、外側案内筒22の磁石15と対向しない薄肉部分
41aにニツケル板を接合したうえ加熱して薄肉部分4
1aに拡散させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の摩擦ブレーキ
を補助する渦電流減速装置、特に製造が簡単な、磁石を
保護するための案内筒を備えた渦電流減速装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の1つまたは複数の磁石支持筒を備
えた渦電流減速装置では、非制動時に磁石(永久磁石、
以下同じ)の磁束が外へ洩れないようにするために、磁
性板をかなり厚く(約10〜16mm)しなければなら
ない。このため、アルミニウム鋳物の中に磁性板を鋳込
んだり、非磁性体のステンレスから案内筒を金型プレス
により成形し、案内筒に設けた多数の開口に磁性板を嵌
挿しかつ溶接により結合している。前者の方法は製造上
困難な点があり、アルミニウム鋳造品の歩留りが悪く、
製造経費が嵩む。後者の方法も案内筒に各磁性板を溶接
する点で製造経費の削減が難しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、磁性材の鋼板からなる外側案内筒に熱処理
により磁性の厚肉部分と非磁性の薄肉部分とを一体に形
成した、製造が簡単で安価な渦電流減速装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は回転軸に結合した制動ドラムと、該
制動ドラムの内部に配設した少くとも1つの可動の磁石
支持筒と、該磁石支持筒の外周面に周方向等間隔に配置
した多数の磁石と、該磁石の外周側を覆う外側案内筒
と、該外側案内筒に前記各磁石と対向するように備えた
磁性板とを具備し、前記制動ドラムに前記磁石からの磁
界に基づく渦電流により制動力を発生させる渦電流減速
装置において、前記磁性板に相当する厚肉部分と外側案
内筒とを軟磁性体から一体に形成したうえ、磁石と対向
しない薄肉部分にニツケルを加熱拡散して非磁性体にし
たことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明では磁石の外周側を一周す
るように鋼板(JIS S15C)などの軟磁性体から外側案内
筒を形成し、外側案内筒の外周面または内周面に磁石と
対向する厚肉部分を残し、薄肉部分を削り出して一体に
成形する。鋳鉄から鋳造により外周面または内周面に厚
肉部分と薄肉部分とを周方向等間隔に備えた外側案内筒
を一体に成形してもよい。外側案内筒の薄肉部分にニツ
ケル(Ni)の板を載せたうえ、高周波加熱により温度1
000〜1460℃(鉄の融点よりも低い温度)に加熱
してニツケルを鋼板に拡散させ、組織を非磁性のオース
テナイトにする。これにより、外側案内筒の磁性板と磁
性板との間の薄肉部分が非磁性になるので、従来構造の
外側案内筒と同じ機能が得られ、製造に際し不良品の発
生が少く、重量の低減にも役立つ。
【0006】また、渦電流が流れやすくなるように、制
動ドラムの磁性板と対向しない部分に、銅などの良伝導
体を貼り付けてもよい。
【0007】
【実施例】図1に示すように、本発明による渦電流減速
装置は、例えば車両用変速機の出力回転軸2にスプライ
ン嵌合した取付フランジ3に、制動ドラム8のボス部5
のフランジ5aと一緒に、駐車ブレーキの制動ドラム4
の端壁板が複数のボルト6とナツトにより締結される。
ボス部5から径外方へ突出する多数の支持腕7の先端
に、多数の冷却フイン9を外周面に備える制動ドラム8
の基端部ないし右端部が溶接などにより結合される。制
動ドラム8の開放端部ないし左端部の端壁面には銅など
の良伝導体からなる環状体ないし環状板10が結合さ
れ、制動ドラム8の内周面の磁性板(ポールピース)4
1と対向しない左端部に、環状板10と一体の環状体な
いし環状板11が結合される。制動ドラム8の内周面の
磁性板41と対向しない右端部にも、同様の環状体ない
し環状板12が結合される。各環状板10〜12は制動
ドラム8の内部を流れる渦電流に軸方向の広がりをもた
せ、制動トルクを増大させる。
【0008】制動ドラム8の内部には、断面長方形の内
空部を有する案内筒21が配設される。案内筒21は非
磁性体からなる側壁24と内側案内筒23とを有する断
面L字形の筒部分と、非磁性体の環状板からなる側壁2
4aとを複数のボルトにより結合し、鋼材などの軟磁性
体から成形した外側案内筒22の両側縁部20を、好ま
しくは径内方へ折り曲げたうえ側壁24,24aに結合
される。
【0009】本発明では外側案内筒22は鋼板などの軟
磁性体から、制動ドラム8の内周面に対向する磁性板に
相当する多数の厚肉部分41と薄肉部分41aとを周方
向交互に配して一体に成形される。つまり、制動ドラム
8の内周面と対向する外側案内筒22を、軟磁性体であ
る厚い鋼板から構成し、外側案内筒22の磁石15と対
向する厚肉部分41には何ら加工を加えず、磁石15と
対向しない削り出して作成した薄肉部分41aを非磁性
化するために、薄肉部分41aにニツケル(Ni)の薄い
板を載せたうえ高周波加熱するなどして拡散させ、薄肉
部分41aの組織を非磁性のオーステナイトにする。高
周波加熱する温度は1000〜1460℃(鉄の融点よ
りも少し低い温度)とする。
【0010】具体的には、図3,4に示すように、外側
案内筒22の薄肉部分41aに、軸方向に並ぶ複数の円
形の通孔42を設け、各通孔42にニツケル(Ni)の円
板43aと一体の軸部43bを嵌合したうえ、高周波加
熱により温度1000℃以上に加熱して、ニツケルを外
側案内筒22の薄肉部分41aへ拡散させる。
【0011】図5,6に示す実施例では、1つの円形の
通孔42に、楕円形のニツケルの板43aと一体の軸部
43bを嵌合してもよい。上述の加熱処理は外側案内筒
22を成形する前に、平坦な鋼板の状態で行うのが好ま
しい。
【0012】好ましくは、外側案内筒22の薄肉部分4
1aに非磁性体からなる断面U字状の補強板51を取り
付ける(図2参照)。しかし、外側案内筒22から薄肉
部分41aを削り出す代りに、多数の厚肉部分41と薄
肉部分41aを、鋼材などの軟磁性体から一体に鋳造ま
たは鍛造により形成してもよい。周方向等間隔に配され
る厚肉部分41の周方向寸法は、薄肉部分41aの周方
向寸法よりも長くし、かつ厚肉部分41の外面の面積を
内面の面積よりも狭くするのがよい。
【0013】案内筒21の内空部には、磁性体からなる
可動の磁石支持筒25と不動の磁石支持筒26とが収容
される。可動の磁石支持筒25は軸受25aにより内側
案内筒23に正逆回動可能に支持され、磁石支持筒26
はボルトなどにより内側案内筒23に固定される。各磁
石支持筒25,26の外周面には各厚肉部分41に対向
する多数の磁石15,16が周方向等間隔に、かつ厚肉
部分41に対向する極性が周方向に交互に異なるように
結合される。
【0014】可動の磁石支持筒25を正逆回動するため
の流体圧アクチユエータ31は、側壁24と一体に形成
したシリンダ32にピストン33を嵌挿して両端室を区
画し、ピストン33に結合したロツドの外端を、磁石支
持筒25から側壁24のスリツト35を経て外部へ突出
する腕34に連結される。
【0015】上述の渦電流減速装置において、非制動
時、軸方向に並ぶ磁石支持筒25の磁石15と磁石支持
筒26の磁石16との厚肉部分41に対する極性が互い
に逆の状態にあり、図1に示すように、磁石支持筒2
5,26と厚肉部分41との間に短絡的磁気回路zが生
じる。したがつて、磁石15,16の磁界は制動ドラム
8に及ばないので、制動ドラム8に制動トルクは発生し
ない。制動時、流体圧アクチユエータ31により磁石支
持筒25を磁石15の配列ピツチだけ回動すると、各磁
石支持筒25,26の磁石15,16の厚肉部分41に
対する極性が同じになる。したがつて、回転する制動ド
ラム8が磁石15,16からの磁界を横切る時、制動ド
ラム8に渦電流に基づく制動トルクが発生する。この
時、図2に示すように、制動ドラム8と磁石支持筒2
5,26(磁石支持筒26は図1を参照)との間に磁気
回路wが生じる。
【0016】しかし、実際には制動ドラム8の高速回転
中は、磁気回路wは制動ドラム8の矢印xで示す回転方
向へ引きずられたような格好になるので、後述するよう
に、厚肉部分41の側面断面の形状は長方形にするより
も、制動ドラム8の中速回転域では図7に示すような形
状が好ましく、また、制動ドラム8の高速回転域では図
8,9に示すような形状が好ましい。
【0017】図7に示す実施例では、厚肉部分41の前
端面(制動ドラム8の回転方向前方の端面)48の外周
側を切除して傾斜面48aを形成し、同様に厚肉部分4
1の後端面49の外周側を切除して傾斜面49aを形成
することにより、磁石15,16(磁石16は図1を参
照)からの磁束を絞つて(磁束密度を高めて)制動ドラ
ム8へ導き、制動トルクを高めることができる。図8に
示す実施例では、厚肉部分41の前端面48と後端面4
9を制動ドラム8の矢印xで示す回転方向へ傾け、全体
として平行4辺形状に構成することにより、制動ドラム
8の高速回転での磁石15,16(磁石16は図1を参
照)からの磁束を厚肉部分41の前端部(制動ドラム8
の回転方向)へ絞り込むことができる。図9に示す実施
例では、厚肉部分41の外面46の後半部分を切除して
段部46aを形成したものであり、制動ドラム8の高速
回転で磁石15,16(磁石16は図1を参照)からの
磁束を厚肉部分41の前端部へ一層絞り込んで制動ドラ
ム8へ及ぼすことができる。
【0018】図2に示すように、各磁石15は磁石支持
筒25の外周面に重ね合され、かつ周方向に隣接する磁
石15の間に、非磁性体からなる保持具29を挟み、か
つ磁石15の前後端壁に形成した肩部15aへ保持具2
9を重ね合せ、ボルト28により磁石支持筒25へ締結
される。磁石16も同様に磁石支持筒26に結合され
る。
【0019】図10に示す実施例では、図7〜9に示す
実施例とは逆に、外側案内筒22の内周面に厚肉部分4
1を設け、外側案内筒22薄肉部分41aに設けた通孔
にニツケル(Ni)の板を嵌合したうえ、高周波加熱によ
り温度1000℃以上に加熱して、ニツケルを外側案内
筒22の薄肉部分41aへ拡散させて非磁性化するもの
である。図11に示す実施例では、外側案内筒22の外
周面と内周面との中間の位置に薄肉部分41aを設けた
ものである。
【0020】以上の示す実施例では、案内筒21の内空
部に可動の磁石支持筒25と不動の磁石支持筒26とを
収容しているが、本発明は案内筒21の内空部に可動の
磁石支持筒25だけを収容する渦電流減速装置にも適用
できる。図12に示すように、鋼材などの軟磁性体から
なる外側案内筒22の各薄肉部分41aは、高周波加熱
により温度1000℃以上に加熱してニツケルを拡散さ
れる。磁石支持筒25の外周面には、各厚肉部分41に
2つずつ磁石15が対向し、かつ厚肉部分41に対向す
る磁石15の極性が周方向に2つずつ異なるように結合
される。非制動時、周方向に並ぶ極性の異なる2つの磁
石15が厚肉部分41に対向し、厚肉部分41と磁石支
持筒25との間に短絡的磁気回路zが生じ、制動ドラム
8には磁界を及ぼさない。制動時は、磁石支持筒25を
磁石15の配列ピツチだけ回動すると、図13に示すよ
うに、制動ドラム8と磁石支持筒25との間に磁気回路
wが生じ、制動ドラム8に制動トルクが発生する。
【0021】図14〜16に示すように、鋼材などの軟
磁性体からなる外側案内筒22には、制動ドラム8の常
用される回転数に応じて厚肉部分41の側面断面形状を
図7〜9の実施例と同様に変更することができる。ま
た、高周波加熱により温度1000℃以上に加熱して、
ニツケルを外側案内筒22の薄肉部分41aへ拡散させ
て非磁性化される外側案内筒22の薄肉部分41aは、
図17に示すように外側案内筒22の外周側に設ける
か、図18に示すように外周側と内周側との間の中間部
分に設けてもよい。
【0022】図19に示す実施例では、案内筒21(図
1を参照)の内空部に可動の磁石支持筒25だけが収容
され、磁石支持筒25の外周面には、各厚肉部分41の
周方向寸法と同寸で厚肉部分41に対向する極性が周方
向に交互に異なるように磁石15が結合される。非制動
時、図2に示すのと同じ関係位置、すなわち各磁石15
が全面的に厚肉部分41に対向する制動位置から、磁石
支持筒25を磁石15の半配列ピツチだけ回動し、周方
向に並ぶ極性が異なる2つの磁石15が共通の厚肉部分
41に部分的に対向するようにすれば、2つの磁石15
の内外面を挟む磁石支持筒25と厚肉部分41との間に
短絡的磁気回路zが生じ、制動ドラム8には磁界が及ば
ない。
【0023】図20に示すように、本発明は磁石支持筒
25を流体圧アクチユエータ31により制動ドラム8の
内部へ押し込んだ制動位置と、制動ドラム8の内部から
引き出した非制動位置とに切り換える形式の渦電流減速
装置にも適用できる。案内筒21は普通鋼などの軟磁性
体からなる外側案内筒19と側壁24とを有する筒部分
と、非磁性体からなる内側案内筒23と、非磁性体から
なる側壁24aと、鋼材などの軟磁性体からなる外側案
内筒22とを結合して、断面長方形の内空部21aを形
成される。外側案内筒22の内周面に多数の磁性板つま
り厚肉部分41が周方向等間隔に形成され、厚肉部分4
1と厚肉部分41との間の薄肉部分41aは、高周波加
熱により温度1000℃以上に加熱して、ニツケルを拡
散させて非磁性化される。各厚肉部分41に対向する磁
石15を結合する磁石支持筒25が内空部21aに収容
される。磁石支持筒25は内側案内筒23に沿つて往復
動可能に支持される。流体圧アクチユエータ31のピス
トン33から側壁24を貫通して内空部21aへ延びる
ロツド34aが、磁石支持筒25に結合される。流体圧
アクチユエータ31はシリンダ32が制動ドラム8の軸
方向に配設され、かつ端壁を側壁24に結合される点で
図1に示すものと異なる。制動ドラム8については図1
に示すものと同様である。非制動時、図20に示す制動
位置から磁石支持筒25を制動ドラム8の外部へ引き出
すと、外側案内筒19と磁石支持筒25との間に短絡的
磁気回路が形成され、制動ドラム8には磁界が及ばな
い。
【0024】上述の各実施例では、磁性板に相当する厚
肉部分と外側案内筒とを軟磁性体から一体に形成してい
るが、鋼材などの軟磁性体の薄板に、ニツケルを加熱拡
散させて非磁性化した薄肉部分41aと、磁性の薄肉部
分とを形成した後、磁性の薄肉部分に強磁性板を重合せ
結合して厚肉部分41を形成してもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明は上述のように、回転軸に結合し
た制動ドラムと、該制動ドラムの内部に配設した少くと
も1つの可動の磁石支持筒と、該磁石支持筒の外周面に
周方向等間隔に配置した多数の磁石と、該磁石の外周側
を覆う外側案内筒と、該外側案内筒に前記各磁石と対向
するように備えた磁性板とを具備し、前記制動ドラムに
前記磁石からの磁界に基づく渦電流により制動力を発生
させる渦電流減速装置において、前記磁性板に相当する
厚肉部分と外側案内筒とを軟磁性体から一体に形成した
うえ、磁石と対向しない薄肉部分にニツケルを加熱拡散
して非磁性体にしたので、案内筒の加工が簡単になり、
磁性板をアルミニウムなどの外側案内筒へ鋳込む従来例
のものに比べて歩留りが良く、加工経費を節減でき、軽
量化にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される渦電流減速装置の正面断面
図である。
【図2】同渦電流減速装置の要部を示す側面断面図であ
る。
【図3】同渦電流減速装置の外側案内筒の正面断面図で
ある。
【図4】同外側案内筒の部分的平面図である。
【図5】同渦電流減速装置の部分的変更実施例に係る外
側案内筒の正面断面図である。
【図6】同外側案内筒の部分的平面図である。
【図7】同渦電流減速装置の部分的変更実施例を示す側
面断面図である。
【図8】同渦電流減速装置の部分的変更実施例を示す側
面断面図である。
【図9】同渦電流減速装置の部分的変更実施例を示す側
面断面図である。
【図10】本発明の第2実施例に係る渦電流減速装置の
側面断面図である。
【図11】本発明の第3実施例に係る渦電流減速装置の
側面断面図である。
【図12】本発明が適用される他の形式の渦電流減速装
置を示す側面断面図である。
【図13】同渦電流減速装置の制動状態を示す側面断面
図である。
【図14】同渦電流減速装置の部分的変更実施例を示す
側面断面図である。
【図15】同渦電流減速装置の部分的変更実施例を示す
側面断面図である。
【図16】同渦電流減速装置の部分的変更実施例を示す
側面断面図である。
【図17】同渦電流減速装置の第2変更実施例を示す側
面断面図である。
【図18】同渦電流減速装置の第3変更実施例を示す側
面断面図である。
【図19】本発明が適用される他の形式の渦電流減速装
置を示す側面断面図である。
【図20】本発明が適用される他の形式の渦電流減速装
置を示す正面断面図である。
【符号の説明】
2:回転軸 5:ボス部 7:支持腕 8:制動ドラム
10〜12:良伝導体の環状体 15,16:磁石
21:案内筒 22:外側案内筒 23:内側案内筒
24,24a:側壁 25,26:磁石支持筒 29:
保持具 31:流体圧アクチユエータ 41:厚肉部分
41a:薄肉部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸に結合した制動ドラムと、該制動ド
    ラムの内部に配設した少くとも1つの可動の磁石支持筒
    と、該磁石支持筒の外周面に周方向等間隔に配置した多
    数の磁石と、該磁石の外周側を覆う外側案内筒と、該外
    側案内筒に前記各磁石と対向するように備えた磁性板と
    を具備し、前記制動ドラムに前記磁石からの磁界に基づ
    く渦電流により制動力を発生させる渦電流減速装置にお
    いて、前記磁性板に相当する厚肉部分と外側案内筒とを
    軟磁性体から一体に形成したうえ、磁石と対向しない薄
    肉部分にニツケルを加熱拡散して非磁性体にしたことを
    特徴とする渦電流減速装置。
  2. 【請求項2】前記磁性板の外周面の面積を内周面の面積
    よりも狭くした、請求項1に記載の渦電流減速装置。
  3. 【請求項3】前記制動ドラムの内周面の前記磁性板と対
    向しない少くとも一方の端部に、銅などの良伝導体から
    なる環状体を備えた、請求項1に記載の渦電流減速装
    置。
JP11091922A 1999-03-31 1999-03-31 渦電流減速装置 Pending JP2000287435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11091922A JP2000287435A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 渦電流減速装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11091922A JP2000287435A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 渦電流減速装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000287435A true JP2000287435A (ja) 2000-10-13

Family

ID=14040086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11091922A Pending JP2000287435A (ja) 1999-03-31 1999-03-31 渦電流減速装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000287435A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106994903A (zh) * 2017-04-10 2017-08-01 江苏大学 一种新型分体式自励式缓速器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106994903A (zh) * 2017-04-10 2017-08-01 江苏大学 一种新型分体式自励式缓速器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3444324B2 (ja) 永久磁石式渦電流減速装置
JP3769964B2 (ja) 渦電流減速装置
JP2000287435A (ja) 渦電流減速装置
JP3820793B2 (ja) 渦電流減速装置
JP3882386B2 (ja) 渦電流減速装置
JP3690471B2 (ja) 渦電流減速装置
JPH114572A (ja) 永久磁石式渦電流減速装置
JP3656444B2 (ja) 渦電流減速装置
JP2566803Y2 (ja) 渦電流式減速装置
JP3233166B2 (ja) 渦電流式減速装置
JP2002354781A (ja) 渦電流減速装置
JP3627432B2 (ja) 渦電流式減速装置
JP2001037202A (ja) 渦電流減速装置
JP3959895B2 (ja) 渦電流減速装置
JP2631418B2 (ja) 渦電流式減速装置
JP3738531B2 (ja) 渦電流式減速装置の制動ドラム
JP3882410B2 (ja) 渦電流減速装置
JP3704877B2 (ja) 渦電流式減速装置の制動ドラム支持構造
JP3719338B2 (ja) 渦電流減速装置
JPH10127040A (ja) 渦電流減速装置
JP2000270536A (ja) 渦電流減速装置
JPH0638505A (ja) 渦電流式減速装置
JP2572511Y2 (ja) 渦電流式減速装置
JP2000156965A (ja) 渦電流減速装置
JP2001078425A (ja) 渦電流減速装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060405