JPH10243019A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

Info

Publication number
JPH10243019A
JPH10243019A JP36921397A JP36921397A JPH10243019A JP H10243019 A JPH10243019 A JP H10243019A JP 36921397 A JP36921397 A JP 36921397A JP 36921397 A JP36921397 A JP 36921397A JP H10243019 A JPH10243019 A JP H10243019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
internet
network
destination
public
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP36921397A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3667070B2 (ja
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP36921397A priority Critical patent/JP3667070B2/ja
Publication of JPH10243019A publication Critical patent/JPH10243019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3667070B2 publication Critical patent/JP3667070B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを介した通信と公衆通信網を
使用した通信とを有効に運用して効率の良い通信を行う
ことができるデータ通信装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 各宛先に対応してインターネットの宛
先、および公衆通信網を使用した宛先を登録しておき、
通信が選択された場合に、所定回数はインターネットを
介した通信を試行し、所定回数を超えても通信が成立し
ない時は、公衆通信網を使用した通信を所定回数試行す
る。また、通信が選択された場合に、ダイレクト送信は
公衆通信網を介した通信とし、メモリ通信はインターネ
ットを介した通信とする。さらに、インターネットを介
した通信を試行する所定回数と、前記公衆通信網を使用
した通信を試行する所定回数とを条件により変えるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介してファクシミリ通信可能なファクシミリ装置等のデ
ータ通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、インターネットを介してファ
クシミリ通信可能なファクシミリ装置においては、イン
ターネットを介した通信の宛先が入力されると、この宛
先へ対して専用線IP(Internet Protocol )接続をす
る。その後、TCP−IP(Transmission Control Pro
tocol −Internet Protocol )プロトコルにより、ファ
クシミリ情報をTIFF(Tag Image File Format )フ
ォーマットに変換し、MIME(Multipurpose Interne
t Mail Extensions )に従ってファクシミリ送信してい
た。
【0003】また、このようなインターネットを介した
通信がエラー終了すると、その旨を表示していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、インターネ
ットを介した通信が選択され、途中でエラー終了した場
合、送信しようとしていたファクシミリ情報は送信され
ないままとなってしまうという欠点があった。
【0005】また、ユーザが送信されていないことに気
づき、再び、このファクシミリ情報が格納されているメ
モリボックスを指定し、インターネットを介した通信を
選択するのは非常に手間であった。
【0006】また、上述のようなファクシミリ装置にお
いて、インターネットを介した通信か、公衆通信網を利
用した通信かは、オペレータの操作によって選択される
ようになっている。
【0007】ここで、インターネットを介したファクシ
ミリ通信は公衆通信網を利用したファクシミリ通信と比
べて通信費は安いが、機密性、確実性、即時性の点で一
定の不具合を有するものである。
【0008】例えば、ダイレクト送信が選択され、イン
ターネットを介したファクシミリ通信を行うと、読取速
度より通信速度が速くなり、読取速度に制限され、イン
ターネット通信の長所を活かせないという欠点があっ
た。
【0009】また、送信する情報量がわるいのに、イン
ターネットを介したファクシミリ通信を行うと、通信費
の節約が少ないわりに、即時性がなく、ユーザメリット
がとても少ないという欠点があった。
【0010】そこで本発明は、インターネットを介した
通信と公衆通信網を使用した通信とを有効に運用して効
率の良い通信を行うことができるデータ通信装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
インターネット標準プロトコルを実行するプロトコル実
行手段と、インターネットのプロバイダに接続する接続
手段と、公衆通信網を使用して発呼する発呼手段と、公
衆通信網を使用して情報を通信する通信手段とを有する
データ通信装置において、各宛先に対応してインターネ
ットの宛先、および公衆通信網を使用した宛先を登録す
る登録手段を有し、通信が選択された場合に、所定回数
はインターネットを介した通信を試行し、所定回数を超
えても通信が成立しない時は、公衆通信網を使用した通
信を所定回数試行することを特徴とする。
【0012】すなわち、本発明では、通信が選択された
場合、まず、インターネットを介した通信をし、たとえ
エラー終了しても複数回試行するので、低通信コスト
で、かつ、ユーザは一度のキー操作で確実性の高い通信
を実行することが可能になる。また、インターネットを
介した通信を所定回数試行しても成立しない場合、公衆
通信網を利用したファクシミリ通信へ移行でき、ここ
で、複数回の試行ができるので、通信不可となるのはき
わめてまれになり、ユーザには使い易い装置を提供でき
る。
【0013】また、本出願の第2の発明は、インターネ
ットを介した通信を実行した後、この通信が成立せず
に、再びインターネットを介した通信を開始するまでの
時間は、公衆通信網を使用した通信の再ダイヤル間隔よ
り長くすることを特徴とする。すなわち、インターネッ
トを介した通信の実行時に、受信終了の通知は、公衆通
信網を使用した通信の再ダイヤル間隔より長いことが多
いと予想されるが、これに対し、適切に対応することが
可能になる。
【0014】また、本出願の第3の発明は、インターネ
ットを介した通信を実行した後、この通信が成立せず
に、再びインターネットを介した通信を開始するまでの
時間は、1通信の中で徐々に長くすることを特徴とす
る。すなわち、インターネットを介した通信を実行後、
受信終了の通知がこない場合は、トラヒックが混んでい
ると判断し、再びインターネットを介した通信を開始す
るまでの時間は、1通信の中で徐々に長くしていくの
で、インターネットを介した通信の可能性を高めること
ができる。
【0015】また、本出願の第4の発明は、通信の成立
時には、この通信が終了したものとして判断することを
特徴とする。すなわち、通信が終了時に、再び該宛先へ
の接続へ移行しないことは明らかである。
【0016】また、本出願の第5の発明は、インターネ
ットを介した通信を実行した後、この通信が成立せず
に、通信不可の情報を検出した場合には、この時点から
所定時間経過後に、所定回数に限り、インターネットを
介した通信を試行することを特徴とする。すなわち、イ
ンターネットを介した通信を実行した後、通信不可の連
絡がきた場合に適正な制御を行うことができる。
【0017】また、本出願の第6の発明は、インターネ
ット標準プロトロルを実行するプロトコル実行手段と、
インターネットのプロバイダに接続する接続手段と、公
衆通信網を使用して発呼する発呼手段と、公衆通信網を
使用して情報を通信する通信手段とを有するデータ通信
装置において、各宛先に対応してインターネットの宛先
および、公衆通信網を使用した宛先を登録する登録手段
を有し、通信が選択された場合に、ダイレクト送信は公
衆通信網を介した通信とし、メモリ通信はインターネッ
トを介した通信とすることを特徴とする。
【0018】すなわち、ダイレクト送信は、公衆通信網
を介した通信が可能になり、伝送速度が読取速度より非
常に早くなることがなくなるので、通信をウェイトする
ことがなくなり、さらに、通信の機密性、確実性、即時
性を確保でき、一方、メモリ送信は、インターネットを
介した通信を実行し、非常に速い速度での通信が可能で
大幅な通信費の削減が可能になる。
【0019】また、本出願の第7の発明は、通信する情
報量を認識する認識手段を有し、通信が選択された場合
に、送信する情報量が少ない時は、公衆通信網を介した
通信とし、送信する情報量が多い時は、インターネット
を介した通信とすることを特徴とする。すなわち、情報
量が多い場合は、インターネットを介した通信を行って
大幅な通信費の削減を実現し、情報量が少ない場合は、
公衆通信網を介した通信を行って機密性、確実性、即時
性を重視した上で、かつ通信費のコストアップも極めて
少なくなる。
【0020】また、本出願の第8の発明は、通信が選択
された場合に、ハーフトーンモードが選択された時は、
インターネットを介した通信とし、文字モードが選択さ
れた時は、公衆通信網を介した通信とすることを特徴と
する。情報量が多いハーフトーンモードの場合は、イン
ターネットを介した通信を行って大幅な通信費の削減を
実現し、情報量が少ない文字モードの場合は、公衆通信
網を介した通信を行って機密性、確実性、即時性を重視
した上で、かつ通信費のコストアップも極めて少なくな
る。
【0021】また、本出願の第9の発明は、全てメモリ
送信により情報の送信を行うことを特徴とする。すなわ
ち、第7の発明や第8の発明をメモリ送信にて行うこと
により、適正な動作を得ることができる。
【0022】また、本出願の第10の発明は、前記イン
ターネットを介した通信を試行する所定回数と、前記公
衆通信網を使用した通信を試行する所定回数とを条件に
より変えることを特徴とし、また、本出願の第11の発
明は、送信が選択された場合に、その通信する情報量を
見積る手段を有し、この見積もられた情報量に従って、
前記各所定回数を変えることを特徴とする。これらによ
り、インターネットを介した通信が好ましい場合は、イ
ンターネットを介した通信を試行する回数を増やし、公
衆通信網に早く切り替えてよい通信はインターネットを
介して通信を試行する回数を少なくでき、ユーザの目的
にあった発呼制御が可能になる。
【0023】また、本出願の第12の発明は、通信する
情報量が多い場合は、前記インターネットを介した通信
を試行する所定回数を多くすることを特徴とする。すな
わち、通信する情報量が多い時は、通信費を優先して、
インターネットでの通信の試行回数を増やし、通信する
情報量が少ない時は、インターネットでの通信でのコス
ト削減は少ないので、インターネットでの通信の試行回
数を減らし、公衆通信網を介した通信へ切り替えて、確
実性、即時性、機密性を優先することが可能になる。
【0024】また、本出願の第13の発明は、通信する
情報量が多い場合は、前記公衆通信網を使用した通信を
試行する所定回数を少なくすることを特徴とする。すな
わち、通信する情報量が少ない時は、インターネット通
信によるコストの削減は少ないので、確実性、機密性、
即時性を確保した公衆通信網を介した通信の試行回数を
増やし、通信する情報量が多い時には、インターネット
を介した通信の試行回数を増やし、同時に、その後の公
衆通信網を介した通信の試行回数を減らし、コスト(通
信費)優先が可能になる。
【0025】また、本出願の第14の発明は、インター
ネット網を介したファクシミリ通信が可能なデータ通信
装置において、通信が終了するまでの時間を要求する要
求情報を入力する入力手段を有し、通信が終了するまで
の時間として短い時間が要求されると、PSTN網のみ
を使用したファクシミリ通信を実行し、通信が終了する
までの時間として長い時間が要求されると、インターネ
ットを介したファクシミリ通信を実行することを特徴と
する。これにより、急ぎの通信が選択されるとPSTN
網を介した通信を行ってリアルタイム性が確保でき、急
ぎでない通信が選択されると、インターネット網を介し
た通信を行い、通信コストを大幅に下げることが可能に
なる。
【0026】また、本出願の第15の発明は、通信が終
了するまでの時間として短い時間が要求されていると、
PSTN網のみを使用したファクシミリ通信を実行し、
通信が終了するまでの時間として短い時間が要求されて
いないと、ダイヤルアップ接続によりプロバイダ経由で
Eメール形式のファクシミリ通信を実行することを特徴
とする。これにより、急ぎの通信でない時のインターネ
ットを介したファクシミリ通信をダイヤルアップ接続に
より適正に行うことができる。
【0027】また、本出願の第16の発明は、通信が終
了するまでの時間として短い時間が要求されていると、
PSTN網のみを使用したファクシミリ通信を実行し、
通信が終了するまでの時間として短い時間が要求されて
いないと、ファクシミリサービスプロバイダに接続し、
ファクシミリ通信を実行することを特徴とする。これに
より、急ぎの通信でない時のインターネットを介したフ
ァクシミリ通信をファクシミリサービスプロバイダ経由
で適正に行うことができる。
【0028】また、本出願の第17の発明は、通信が終
了するまでの時間として短い時間が要求されていると、
PSTN網のみを使用したファクシミリ通信を実行し、
通信が終了するまでの時間として短い時間が要求されて
いないと、LAN経由でEメール形式のファクシミリ通
信を実行することを特徴とする。これにより、急ぎの通
信でない時のインターネットを介したファクシミリ通信
をLAN直結型で適正に行うことができる。
【0029】また、本出願の第18の発明は、通信宛先
に対応し、急ぎの通信で使用する宛先と急ぎでない通信
で使用する宛先を登録する登録手段を有することを特徴
とする。これにより、ユーザが急ぎの通信を選択したP
STN網のみの通信、ユーザが急ぎでない通信を選択し
たらインターネット網を介した通信と、装置が自動選択
するので使い易い装置を提供できる。
【0030】また、本出願の第19の発明は、ユーザか
ら急ぎの通信が要求されると、PSTN網のみを使用し
た宛先の入力をユーザに促し、ユーザから急ぎでない通
信が要求されると、インターネット網を介した宛先の入
力をユーザに促すことを特徴とする。これにより、ユー
ザが急ぎの通信、あるいは急ぎでない通信を選択する
と、通信装置は、次にユーザから入力してもらう宛先の
種類をガイダンスでき、ユーザはこのガイダンスに従い
入力すればよく、使い易い装置を提供できる。
【0031】また、本出願の第20の発明は、インター
ネット標準プロトロルを実行するプロトコル実行工程
と、インターネットのプロバイダに接続する接続工程
と、公衆通信網を使用して発呼する発呼工程と、公衆通
信網を使用して情報を通信する通信工程とを有するデー
タ通信方法において、各宛先に対応してインターネット
の宛先、および公衆通信網を使用した宛先を登録してお
き、通信が選択された場合に、所定回数はインターネッ
トを介した通信を試行し、所定回数を超えても通信が成
立しない時は、公衆通信網を使用した通信を所定回数試
行することを特徴とする。
【0032】すなわち、本発明では、通信が選択された
場合、まず、インターネットを介した通信をし、たとえ
エラー終了しても複数回試行するので、低通信コスト
で、かつ、ユーザは一度のキー操作で確実性の高い通信
を実行することが可能になる。また、インターネットを
介した通信を所定回数試行しても成立しない場合、公衆
通信網を利用したファクシミリ通信へ移行でき、ここ
で、複数回の試行ができるので、通信不可となるのはき
わめてまれになり、ユーザには使い易い装置を提供でき
る。
【0033】また、本出願の第21の発明は、インター
ネット標準プロトロルを実行するプロトコル実行工程
と、インターネットのプロバイダに接続する接続工程
と、公衆通信網を使用して発呼する発呼工程と、公衆通
信網を使用して情報を通信する通信工程とを有するデー
タ通信方法において、各宛先に対応してインターネット
の宛先および、公衆通信網を使用した宛先を登録してお
き、通信が選択された場合に、ダイレクト送信は公衆通
信網を介した通信とし、メモリ通信はインターネットを
介した通信とすることを特徴とする。
【0034】すなわち、ダイレクト送信は、公衆通信網
を介した通信が可能になり、伝送速度が読取速度より非
常に早くなることがなくなるので、通信をウェイトする
ことがなくなり、さらに、通信の機密性、確実性、即時
性を確保でき、一方、メモリ送信は、インターネットを
介した通信を実行し、非常に速い速度での通信が可能で
大幅な通信費の削減が可能になる。
【0035】また、本出願の第22の発明は、インター
ネット網を介したファクシミリ通信が可能なデータ通信
方法において、通信が終了するまでの時間を要求する要
求情報を入力し、通信が終了するまでの時間として短い
時間が要求されると、PSTN網のみを使用したファク
シミリ通信を実行し、通信が終了するまでの時間として
長い時間が要求されると、インターネットを介したファ
クシミリ通信を実行することを特徴とする。これによ
り、急ぎの通信が選択されるとPSTN網を介した通信
を行ってリアルタイム性が確保でき、急ぎでない通信が
選択されると、インターネット網を介した通信を行い、
通信コストを大幅に下げることが可能になる。
【0036】また、本出願の第23の発明は、通信装置
を制御するプログラムを記憶したコンピュータ読取可能
な記憶媒体において、インターネット標準プロトロルを
実行するプロトコル実行工程と、インターネットのプロ
バイダに接続する接続工程と、公衆通信網を使用して発
呼する発呼工程と、公衆通信網を使用して情報を通信す
る通信工程と、各宛先に対応してインターネットの宛
先、および公衆通信網を使用した宛先を登録する登録工
程と、通信が選択された場合に、所定回数はインターネ
ットを介した通信を試行し、所定回数を超えても通信が
成立しない時は、公衆通信網を使用した通信を所定回数
試行する制御工程とを実行するプログラムを記憶したこ
とを特徴とする。
【0037】すなわち、本発明では、通信が選択された
場合、まず、インターネットを介した通信をし、たとえ
エラー終了しても複数回試行するので、低通信コスト
で、かつ、ユーザは一度のキー操作で確実性の高い通信
を実行することが可能になる。また、インターネットを
介した通信を所定回数試行しても成立しない場合、公衆
通信網を利用したファクシミリ通信へ移行でき、ここ
で、複数回の試行ができるので、通信不可となるのはき
わめてまれになり、ユーザには使い易い装置を提供でき
る。
【0038】また、本出願の第24の発明は、通信装置
を制御するプログラムを記憶したコンピュータ読取可能
な記憶媒体において、インターネット標準プロトロルを
実行するプロトコル実行工程と、インターネットのプロ
バイダに接続する接続工程と、公衆通信網を使用して発
呼する発呼工程と、公衆通信網を使用して情報を通信す
る通信工程と、各宛先に対応してインターネットの宛先
および、公衆通信網を使用した宛先を登録する登録工程
と、通信が選択された場合に、ダイレクト送信は公衆通
信網を介した通信とし、メモリ通信はインターネットを
介した通信とする制御工程とを実行するプログラムを記
憶したことを特徴とする。
【0039】すなわち、ダイレクト送信は、公衆通信網
を介した通信が可能になり、伝送速度が読取速度より非
常に早くなることがなくなるので、通信をウェイトする
ことがなくなり、さらに、通信の機密性、確実性、即時
性を確保でき、一方、メモリ送信は、インターネットを
介した通信を実行し、非常に速い速度での通信が可能で
大幅な通信費の削減が可能になる。
【0040】また、本出願の第25の発明は、インター
ネット網を介したファクシミリ通信が可能なデータ通信
装置を制御するプログラムを記憶したコンピュータ読取
可能な記憶媒体において、通信が終了するまでの時間を
要求する要求情報を入力し、通信が終了するまでの時間
として短い時間が要求されると、PSTN網のみを使用
したファクシミリ通信を実行し、通信が終了するまでの
時間として長い時間が要求されると、インターネットを
介したファクシミリ通信を実行するプログラムを記憶し
たことを特徴とする。これにより、急ぎの通信が選択さ
れるとPSTN網を介した通信を行ってリアルタイム性
が確保でき、急ぎでない通信が選択されると、インター
ネット網を介した通信を行い、通信コストを大幅に下げ
ることが可能になる。
【0041】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1〜第3実施例によるファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0042】NCU(網制御装置)2は、電話網(公衆
通信網)をデータ通信等に使用するために、その回線の
端末に接続し、電話交換網の接続制御を行なったり、デ
ータ通信路への切換えを行なったり、ループの保持を行
なうものである。また、NCU2は、制御回路20から
の信号レベル(信号線20a)が「0」であれば、電話
回線2aを電話機4側に接続し、信号レベルが「1」で
あれば、電話回線2aをファクシミリ装置側に接続する
ものである。なお、通常状態では、電話回線2aは、電
話機4側に接続されている。
【0043】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路12からの送信信号を
NCU2経由で、電話回線2aに送出し、相手側からの
信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由で、変復
調器8に送るものである。
【0044】変復調器8は、ITU−T勧告V.8、
V.21、V.27ter、V.29、V.17、V.
34に基づいた変調、および復調を行なうものであり、
信号線20cにより、各伝送モードが指定される。この
変復調器8は、信号線20bに出力されている信号を入
力し、変調データを信号線8aに出力し、信号線6aに
出力されている受信信号を入力し、復調データを信号線
8bに出力する。
【0045】ANSam送出回路10は、ANSam信
号を送出する回路であり、信号線20dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線10aに
ANSam信号を送出し、信号線20dに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、信号線10aに
何も信号を出力しない。
【0046】加算回路12は、信号線8aの情報と信号
線10aの情報とを入力し、加算した結果を信号線12
aに出力するものである。読取回路14は、原稿の画像
を読取り、この読取り画像データを信号線14aに出力
するものである。記録回路16は、信号線20eに出力
されている情報を順次1ライン毎に記録するものであ
る。
【0047】メモリ回路18は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0048】発呼回路22は、信号線20gに発呼命令
パルスが発生した時に信号線20fに出力されている電
話番号情報を入力し、信号線2bに出力する。
【0049】操作部24は、ワンタッチダイヤル、短縮
ダイヤル、テンキー、*・#キー、セットキー、@キ
ー、・キー、スタートキー、回路26への登録キー、そ
の他のファンクションキーを有しており、押下されたキ
ー情報が信号線24aに出力される。
【0050】発呼宛先登録回路26は、ワンタッチダイ
ヤルや短縮ダイヤルの各宛先に対応して、インターネッ
トを使用した宛先および公衆通信網を使用した宛先を信
号線26bを介して登録する回路である。
【0051】パーソナルコンピュータ(PC)28、3
0、32、34、36は、信号線20hを介してLAN
に接続されている。また、信号線20hはインターネッ
トの網に接続される。
【0052】制御回路20は、本発明の第1実施例にお
いて、通信が選択された場合、所定回数(3回)は、イ
ンターネットを介した通信を試行し、所定回数を超えて
も通信が成立しない時には、公衆通信網を使用した通信
を最大所定回数(3回)試行する制御を行うものであ
る。また、インターネットを介した通信を実行後、受信
確認が5分以内に得られない時には、再びインターネッ
トを介した通信を開始し、公衆通信網を使用して相手先
がビジーであったり、通信中にエラーとなった場合は、
2分後に同一宛先へ公衆通信網を使用して発呼する制御
を行うものである。さらに、以上の制御で通信が成立し
た時は、この通信が終了と判断する。
【0053】図2〜図5は、本発明の第1実施例におけ
る制御回路20の動作を示すフローチャートである。
【0054】図2において、まずS0で動作を開始し、
S2では信号線20aに信号レベル「0」の信号を出力
し、CMLをオフする。S4では信号線20dに信号レ
ベル「0」の信号を出力し、ANSam信号を送信しな
い状態とする。
【0055】S6では信号線24aの情報を入力し、ワ
ンタッチダイヤル、あるいは、短縮ダイヤルの登録が選
択されたか否かを判断し、選択されるとS8に進み、選
択されていないとS10に進む。
【0056】S8では、信号線26aを介して発呼宛先
登録回路26に、ワンタッチダイヤル、あるいは、短縮
ダイヤルに対応して、公衆通信網の電話番号と、インタ
ーネットの相手先のIPアドレスを登録する。この後、
S10に進む。
【0057】S10では、ワンタッチダイヤル、あるい
は、短縮ダイヤルが押下されたか否かを判断し、押下さ
れていないとS12に進み、その他の処理をする。
【0058】また、押下されるとS14に進み、インタ
ーネットを使用した通信数をカウントするカウンタKに
1をセットする。
【0059】S16では、インターネット網を使用し、
選択されたワンタッチダイヤル、あるいは、短縮ダイヤ
ルに対応して登録されているIPアドレスに接続する。
そして、S18では、TCP/IPプロトコルを実行す
る。ここで、送信する情報はTIFFフォーマットで符
号化し、MIMEで送信する。
【0060】S20では、インターネットでの通信終了
後、相手側から受信確認ができないときに、再びインタ
ーネットでの通信を試みる時間として5分をタイマにセ
ットする。
【0061】S22では、今接続した宛先のPOP(Po
st Office Protocol)サーバより受信確認の情報を受信
したか否かを判断し、肯定応答であると、インターネッ
ト通信が成立したので、S2に進み、否定応答であると
S24に進む。
【0062】S24では、タイマがタイムオーバーした
か否かを判断し、タイムオーバーするとS26に進み、
タイムオーバーしていないとS22に進む。
【0063】S26では、カウンタKが3以上になった
か否かを判断し、3以上でないと、S28に進み、カウ
ンタKの値を1つインクリメントし、再び、インターネ
ット通信を試行し、3以上であると、次は公衆通信網を
使用した電話番号へ発呼するために、S30に進む。
【0064】S30では、公衆通信網を使用した通信数
をカウントするカウンタLに1をセットする。S32で
は、発呼回路22を使用し、選択されたワンタッチダイ
ヤル、あるいは、短縮ダイヤルに対応し、登録されてい
る公衆通信網の電話番号に発呼する。
【0065】S34では、信号線24aに信号レベル
「1」の信号を出力し、CMLをオンする。S36で前
手順を行い、S38では、相手側からビジートーンを検
出したか否かを判断し、ビジートーンを検出すると、通
信を中断するためにS50に進み、ビジートーンを検出
していないとS40に進む。
【0066】S40では、前手順が終了したか否かを判
断し、前手順が終了していないとS36に進み、前手順
が終了するとS42に進む。
【0067】S42では、画信号の送信を行う。ここで
は、複数ページの通信を実行するための手順も含まれて
いる。S44では、画信号の送信、並びに手順で通信エ
ラーが発生したか否かを判断し、通信エラーが発生する
と、通信を中断するためにS55に進み、通信エラーが
発生していないとS46に進む。
【0068】S46では、画信号の送信が終了したか否
かを判断し、終了していないとS42に進む。また、終
了するとS48に進み、後手順を実行し、S50で、信
号線20aに信号レベル「0」の信号を出力してCML
をオフする。
【0069】S52では、カウンタEは3以上であるか
否かを判断し、3以上であると、通信をあきらめるので
S2に進み、3以上でないとS54に進み、カウンタE
の値を1つインクリメントする。そして、S56では、
2分間ウェイトして、S32に進む。
【0070】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。この第2実施例は、上述した第1実施例において、
インターネットを介した通信を実行後、この通信が成立
せずに再びインターネットを介した通信を開始するまで
の時間を、1通信の中で徐々に長くするようにしたもの
である。
【0071】図6は、この第2実施例の動作のうち、上
記第1実施例(図2〜図5)と異なる部分を示すフロー
チャートである。
【0072】図6において、S60は上記S18を表し
ている。そして、S62では、カウンタKの値に3分を
かけた値をタイマに格納する。そして、S64で上記S
22に進む。
【0073】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。この第3実施例は、上述した第1実施例において、
インターネットを介した通信を実行後、この通信が成立
しない場合に通信不可の情報を受信すると、ここから、
所定時間(例えば、すぐに)経過後に所定回数(合計で
3回)に限り、インターネットを介した通信を試行する
ものである。
【0074】図7は、この第3実施例の動作のうち、上
記第1実施例(図2〜図5)と異なる部分を示すフロー
チャートである。
【0075】図7において、S70は上記S24のNo
を表している。そして、S72では、今接続したメール
の通信が不可であった旨を検出したか否かを判断し、検
出するとS74(S26)に進み、検出していないとS
76(S22)に進む。
【0076】また、以上の第1実施例から第3実施例に
おいては、複数のJOBを並行処理することは言及して
いないが、上述したインターネットで通信終了の所定時
間のウェイトや、公衆通信網の再ダイヤルまでのウェイ
トの時間等に、他のJOBを実行してもよい。
【0077】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0078】図8は、本発明の第4〜第6実施例による
ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0079】NCU(網制御装置)102は、電話網
(公衆通信網)をデータ通信等に使用するために、その
回線の端末に接続し、電話交換網の接続制御を行なった
り、データ通信路への切換えを行なったり、ループの保
持を行なうものである。また、NCU102は、制御回
路120からの信号レベル(信号線120a)が「0」
であれば、電話回線102aを電話機104側に接続
し、信号レベルが「1」であれば、電話回線102aを
ファクシミリ装置側に接続するものである。なお、通常
状態では、電話回線102aは、電話機104側に接続
されている。
【0080】ハイブリッド回路106は、送信系の信号
と受信系の信号とを分離し、加算回路112からの送信
信号をNCU102経由で、電話回線102aに送出
し、相手側からの信号をNCU102経由で受取り、信
号線106a経由で、変復調器108に送るものであ
る。
【0081】変復調器108は、ITU−T勧告V.
8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、
V.34に基づいた変調、および復調を行なうものであ
り、信号線120cにより、各伝送モードが指定され
る。この変復調器108は、信号線120bに出力され
ている信号を入力し、変調データを信号線108aに出
力し、信号線106aに出力されている受信信号を入力
し、復調データを信号線108bに出力する。
【0082】ANSam送出回路110は、ANSam
信号を送出する回路であり、信号線120dに信号レベ
ル「1」の信号が出力されている時には、信号線110
aにANSam信号を送出し、信号線120dに信号レ
ベル「0」の信号が出力されている時には、信号線11
0aに何も信号を出力しない。
【0083】加算回路112は、信号線108aの情報
と信号線110aの情報とを入力し、加算した結果を信
号線112aに出力するものである。読取回路114
は、原稿の画像を読取り、この読取り画像データを信号
線114aに出力するものである。記録回路116は、
信号線120eに出力されている情報を順次1ライン毎
に記録するものである。
【0084】メモリ回路118は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0085】発呼回路122は、信号線120gに発呼
命令パルスが発生すると、信号線120fに出力されて
いる電話番号情報を入力し、信号線102bに選択信号
を出力する。
【0086】発呼宛先登録回路124は、ワンタッチダ
イヤル、短縮ダイヤルの発呼先に対応し、PSTNを使
用したG3通信を行う宛先(電話番号)とインターネッ
トを使用したデータ通信を行う宛先(IPアドレス)を
信号線124aを介して登録する回路である。
【0087】ダイレクト送信選択ボタン126は、ダイ
レクト送信を選択する時に使用する選択ボタンであり、
このボタン126が押下されると、信号線126aに押
下パルスが発生する。
【0088】ダイレクト送信表示回路128は、信号線
120hにクリアパルスが発生すると消灯し、以後、信
号線126aに押下パルスが発生する毎に、点灯→消灯
→点灯を繰り返す。ダイレクト送信表示回路128は、
点灯している時には、信号線128aに信号レベル
「1」の信号を出力し、消灯している時には、信号線1
28aに信号レベル「0」の信号を出力する。
【0089】読取モード選択ボタン130は、読取モー
ドを選択するためのボタンであり、このボタン130が
押下されると、信号線130aに押下パルスが発生す
る。
【0090】読取モード表示回路132は、信号線12
0iにクリアパルスが発生すると、「文字モード」と表
示し、以後、信号線130aに押下パルスが発生する毎
に「ハーフトーンモード」→「文字モード」→「ハーフ
トーントーン」と表示する。読取モード表示回路132
は、「文字モード」と表示している時には、信号線13
2aに信号レベル「0」の信号を出力し、「ハーフトー
ンモード」と表示している時には、信号線132aに信
号レベル「1」の信号を出力する。
【0091】操作部134は、ワンタッチダイヤル、短
縮ダイヤル、テンキー、*・#キー、@キー、・キー、
セットキー、スタートキー、回路124への登録キー、
その他ファンクションキー等を有しており、押下された
キー情報が信号線134aに出力される。
【0092】信号線150aはLANであり、このLA
NにはPC140、PC142、PC144、PC14
6、PC148が接続され、インターネット150のプ
ロバイダーに接続される。また、前述した電話回線であ
る信号線102aは、PSTN(公衆電話網)152に
接続されている。
【0093】制御回路120は、本発明の第4実施例に
おいて、通信が選択された時に、ダイレクト送信は公衆
通信網を介した通信とし、メモリ送信はインターネット
を介した通信とする制御を行うものである。
【0094】図9、図10は、本発明の第4実施例にお
ける制御回路120の動作を示すフローチャートであ
る。
【0095】まず、図9において、S100で動作を開
始し、S102では、信号線120hにクリアパルスを
発生し、ダイレクト送信表示回路128を消灯する。
【0096】S104では、信号線20iにクリアパル
スを発生し、読取モード表示回路132を文字モードと
表示する。S106では、信号線124aに信号レベル
「0」の信号を出力し、CMLをオフする。
【0097】S108では、信号線120dに信号レベ
ル「0」の信号を出力し、ANSam信号を送信しない
状態とする。
【0098】S110では、信号線134aの情報を入
力し、アドレスの登録が選択された否かを判断し、選択
されるとS112に進み、信号線124aを介して、発
呼先に対応し、PSTNを使用し、G3通信電話番号、
およびインターネットを使用し、データ通信するIPア
ドレスを発呼先に対応し、アドレス登録回路に登録し、
選択されていないとS114に進む。
【0099】S114では、発呼が選択された否かを判
断し、発呼が選択されるとS118に進み、発呼が選択
されていないとS116に進み、その他の処理をする。
【0100】S118では、信号線128aの情報を入
力し、ダイレクト送信が選択されたか否かを判断し、ダ
イレクト送信がが選択されるとS120に進み、メモリ
送信が選択されるとS130に進む。
【0101】S120では、発呼回路122により、指
定された宛先へPSTN回線を使用して発呼する。
【0102】S122では、信号線120aに信号レベ
ル「1」の信号を出力してCMLをオンする。
【0103】S124では、V.8あるいはV.21の
手順を行い、S126では、V.27ten、V.2
9、V.17あるいはV.34の画伝送を行う。S12
8では、V.34、あるいはV.21の手順を行う。
【0104】S130では、送信情報を読取り、符号化
してメモリ回路118に格納する。ここで、同時にこの
通信のためのメモリの使用量をカウントする。
【0105】S132では、送信情報の読取りが終了し
たか否かを判断し、終了していないとS130に進み、
終了するとS134に進む。S134では、指定された
宛先へインターネットを介して接続する。
【0106】S136では、TCP−IPプロトコルを
実行する。S138では、SMTPにより、TIFFフ
ォーマットにしたイメージデータをMIMFで送信す
る。
【0107】次に、本発明の第5実施例について説明す
る。この第5実施例は、上記第4実施例において、メモ
リ送信が選択された場合に、送信する情報量が少ない時
は公衆通信網を介した通信とし、送信する情報量が多い
時は、インターネットを介した通信とする。
【0108】図11は、この第5実施例の動作のうち上
記第4実施例(図9、図10)と異なる部分を示すフロ
ーチャートである。
【0109】図11において、S140は、S132の
YESを表している。そして、S142では、S130
にてメモリに格納した今回の通信の情報量が4Mビット
以上であるか否かを判断し、4Mビット以上であるとS
144(S134)に進み、4Mビット未満であるとS
146(S120)に進む。
【0110】次に、本発明の第6実施例について説明す
る。上記第4実施例において、メモリ送信が選択された
場合、その時の読取モードとしてハーフトーンモードが
選択された時は、インターネットを介した通信とし、文
字モードが選択された時は、公衆通信網を介した通信と
する。
【0111】図12は、この第6実施例の動作のうち上
記第4実施例(図9、図10)と異なる部分を示すフロ
ーチャートである。
【0112】図11において、S150はS132のY
ESを表している。そして、S152では、メモリ格納
した時の読取りモードがハーフトーンモードであるか否
かを判断し、ハーフトーンモードであるとS154(S
134)に進み、文字モードであるとS156(S12
0)に進む。
【0113】次に、本発明の第7実施例について説明す
る。
【0114】図13は、本発明の第7実施例によるファ
クシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0115】NCU(網制御装置)202は、電話網を
データ通信等に使用するために、その回線の端末に接続
し、電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路
への切換えを行なったり、ループの保持を行なうもので
ある。また、NCU202は、制御回路220からの信
号レベル(信号線220a)が「0」であれば、電話回
線202aを電話機204側に接続し、信号レベルが
「1」であれば、電話回線202aをファクシミリ装置
側に接続するものである。なお、通常状態では、電話回
線202aは、電話機204側に接続されている。
【0116】ハイブリッド回路206は、送信系の信号
と受信系の信号とを分離し、加算回路212からの送信
信号をNCU202経由で、電話回線202aに送出
し、相手側からの信号をNCU202経由で受取り、信
号線206a経由で、変復調器208に送るものであ
る。
【0117】変復調器208は、ITU−T勧告V.
8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、
V.34に基づいた変調、および復調を行なうものであ
り、信号線220cにより、各伝送モードが指定され
る。この変復調器208は、信号線220bに出力され
ている信号を入力し、変調データを信号線208aに出
力し、信号線206aに出力されている受信信号を入力
し、復調データを信号線208bに出力する。
【0118】ANSam送出回路210は、ANSam
信号を送出する回路であり、信号線220dに信号レベ
ル「1」の信号が出力されている時には、信号線210
aにANSam信号を送出し、信号線220dに信号レ
ベル「0」の信号が出力されている時には、信号線21
0aに何も信号を出力しない。
【0119】加算回路212は、信号線208aの情報
と信号線210aの情報とを入力し、加算した結果を信
号線212aに出力するものである。読取回路214
は、原稿の画像を読取り、この読取り画像データを信号
線214aに出力するものである。記録回路216は、
信号線220eに出力されている情報を順次1ライン毎
に記録するものである。
【0120】メモリ回路218は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0121】発呼回路222は、信号線220gに発呼
命令パルスが発生すると、信号線220fに出力されて
いる電話番号情報を入力し、信号線202bに選択信号
を出力する。
【0122】操作部224は、ワンタッチダイヤル、短
縮ダイヤル、テンキー、*キー、・キー、#キー、・キ
ー、@キー、回路226、228、230への登録キ
ー、セットキー、スタートキー、その他ファンクション
キー等を有しており、押下されたキー情報が信号線22
4aに出力される。
【0123】登録回路226は、発呼宛先を登録する回
路であり、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤルの各宛先
に対応して、インターネットを使用して接続するアドレ
ス、および、公衆通信網を使用した電話番号を信号線2
26bを介して登録する。
【0124】登録回路228は、インターネットを介し
て通信を挑戦する所定回数Aのデフォルト値を信号線2
28aを介して登録する回路である。
【0125】登録回路230は、インターネットを介し
て通信を所定回数A試行しても接続できない場合に、引
き続いて公衆通信網を介して通信を所定回数Bだけ試行
するために、この所定回数Bのデフォルト値を信号線2
30aを介して登録する回路である。
【0126】PC240、PC242、PC244、P
C246は、信号線220hを介してLANに接続さ
れ、さらに、インターネット248に接続される。ま
た、電話回線である信号線202aは、公衆通信網25
0に接続されている。
【0127】制御回路220は、本発明の第7実施例に
おいて、通信が選択された時に、所定回数Aはインター
ネットを介した通信を試行し、所定回数Aをトライして
も通信が成立しない時に、公衆通信網を使用した通信を
最大所定回数B試行する制御を行うものであり、さら
に、これらの所定回数A、Bを条件により変える制御を
行うものである。
【0128】例えば、ファクシミリ送信が選択された
時、通信する情報量を見積り、所定回数Aはこの情報量
が10Mbit以上であれば回路228に登録されてい
る回数に対してプラス2して、5Mbit以上であれば
プラス1して、0.5Mbit以下であればマイナス2
して、1Mbit以下であればマイナス1する。
【0129】また、所定回数Bは、回路230に登録さ
れている回数に対して情報量が0.5Mbit以下であ
ればプラス2して、1Mbit以下であればプラス1し
て、10Mbit以上であればマイナス2して、5Mb
it以上であればマイナス1にする。
【0130】図14〜図19は、本発明の第7実施例に
おける制御回路220の動作を示すフローチャートであ
る。
【0131】まず、S202では、信号線220aに信
号レベル「0」の信号を出力してCMLをオフする。S
204では、信号線220dに信号レベル「0」の信号
を出力してANSam信号を送信しない状態とする。
【0132】S206では、信号線224aの情報を入
力し、ワンタッチダイヤル、あるいは、短縮ダイヤルの
登録が選択されたか否かを判断し、選択されていないと
S210に進み、選択されるとS208に進む。
【0133】S208では、信号線226aを介して、
発呼宛先登録回路226にワンタッチダイヤル、あるい
は、短縮ダイヤルに対応して、公衆通信網の電話番号と
インターネットの相手先IPアドレスを登録する。
【0134】S210では、信号線224aの情報を入
力し、所定回数Aの登録が選択されているか否かを判断
し、選択されているとS212に進み、選択されていな
いとS214に進む。
【0135】S212では、信号線228aを介して、
インターネットを介して通信を試行する回数のデフォル
ト値を例えば4と登録回路228に登録する。
【0136】S214では、信号線224aの情報を入
力し、所定回数Bの登録が選択されているか否かを判断
し、選択されているとS216に進み、選択されていな
いとS218に進む。
【0137】S216では、信号線230aを介してイ
ンターネットを介した通信不可の時、公衆通信網を介し
て通信を試行する回数のデフォルト値を例えば3と登録
回路230に登録する。
【0138】S218では、信号線224aの情報を入
力し、ワンタッチダイヤル、あるいは、短縮ダイヤルが
押下されたか否かを判断し、肯定応答であるとS222
に進み、否定応答であるとS220に進み、その他の処
理をする。
【0139】S222では、送信する情報をK=8のM
Rに符号化し、メモリ回路218に格納する。同時に、
符号化量をカウントしていく。
【0140】S224では、全ページの読取りが終了し
たか否かを判断し、終了していないとS222に進み、
終了するとS226に進む。
【0141】S226では、信号線228aの情報を入
力し、登録回路228に格納されている情報を所定回数
Aに格納する。
【0142】S228では、信号線230aの情報を入
力し、登録回路230に格納されている情報を所定回数
Bに格納する。
【0143】S230、S232、S234、S236
では、送信情報の符号化量を判断し、0.5Mbit以
下であると、所定回数Aの値をマイナス2(S238)
し、所定回数Bの値を2(S240)し、0.5Mbi
tを超え1Mbit以下であると、所定回数Aの値をマ
イナス1(S242)し、所定回数Bの値をプラス1
(S244)し、10Mbit以上であると、所定回数
Aの値をプラス2(S246)し、所定回数Bの値をマ
イナス2(S248)し、5Mbit以上、10Mbi
t未満であると、所定回数Aの値をプラス1(S25
0)し、所定回数Bの値をマイナス1(S252)し、
それ以外であると、所定回数A、Bの値は変えない。こ
こでマイナスした結果1未満になれば、1をセットして
おく。
【0144】S254では、インターネットへの発呼の
回数をカウントするカウンタに1をセットする。S25
6では、インターネット網を使用し、選択されたワンタ
ッチダイヤル、あるいは、短縮ダイヤルに対応し、登録
されているIPアドレスに接続する。
【0145】S258では、TCP−IPプロトコルを
実行し、そして、送信情報はTIFFフォーマットで符
号化し、MIMEで送信する。S260では、タイマに
3分をセットする。
【0146】S262、S264では、タイマがタイム
オーバーする以内に、今、接続した宛先のPOPサーバ
より受信確認をもらったか否かを判断し、受信確認をも
らうとS202に進み、通信が終了し、タイムオーバー
するとS266に進む。
【0147】S266では、カウンタの値は、所定回数
A以上であるか否かを判断し、否定応答であるとS26
8に進み、カウンタの値を1つインクリメントし、肯定
応答であるとS270に進む。
【0148】S270では、公衆通信網への発呼の回数
をカウントするカウンタに1をセットする。S272で
は、発呼回路222を使用し、選択されたワンタッチダ
イヤル、あるいは、短縮ダイヤルに対応し、登録されて
いる電話番号に発呼し、公衆通信網への接続を行う。
【0149】S274では、信号線220aに信号レベ
ル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。S276
では前手順を行い、S278ではビジートーンを検出し
たか否かを判断し、ビジートーンを検出するとS288
に進み、ビジートーンを検出していないとS280に進
む。
【0150】S280では、前手順が終了したか否かを
判断し、終了するとS282に進み、終了していないと
S276に進む。
【0151】S282では画信号の送信と後手順を行
い、S284では通信が終了したか否かを判断する。そ
して、終了していないとS282に進み、終了するとS
286に進む。
【0152】S286では、エラー終了であるか否かを
判断し、正常終了であるとS202に進み、エラー終了
であるとS288に進む。S288では、信号線220
aに信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフす
る。
【0153】S290では、カウンタの値が所定回数B
以上になったか否かを判断し、所定回数B以上になると
S290に進み、所定回数B未満であるとS292に進
み、カウンタの値を1つインクリメントし、S294に
て2分間ウェイトする。
【0154】S296では、通信結果レポートにインタ
ーネット、公衆通信網での通信に試行したが不可である
旨を記録する。この後、S202に進む。
【0155】次に、本発明の第8実施例について説明す
る。
【0156】この第8実施例は、ユーザからの入力に応
じて、急ぎの通信が選択されるとPSTN網を介した通
信を行い、リアルタイム性を確保するとともに、急ぎで
ない通信が選択されると、インターネット網を介した通
信を行い、通信コストを大幅に下げることを可能とする
ものである。
【0157】図20は、本発明の第8〜第11実施例に
よるファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0158】NCU(網制御装置)302は、電話網を
データ通信等に使用するために、その回線の端末に接続
し、電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路
への切換えを行なったり、ループの保持を行なうもので
ある。また、NCU302は、制御回路320からの信
号レベル(信号線320a)が「0」であれば、電話回
線302aを電話機304側に接続し、信号レベルが
「1」であれば、電話回線302aをファクシミリ装置
側に接続するものである。なお、通常状態では、電話回
線302aは、電話機4側に接続されている。
【0159】ハイブリッド回路306は、送信系の信号
と受信系の信号とを分離し、加算回路312からの送信
信号をNCU302経由で、電話回線302aに送出
し、相手側からの信号をNCU302経由で受取り、信
号線306a経由で、変復調器308に送るものであ
る。
【0160】変復調器308は、ITU−T勧告V.
8、V.21、V.27ter、V.29、V.17、
V.34に基づいた変調、および復調を行なうものであ
り、信号線320cにより、各伝送モードが指定され
る。この変復調器308は、信号線320bに出力され
ている信号を入力し、変調データを信号線308aに出
力し、信号線306aに出力されている受信信号を入力
し、復調データを信号線308bに出力する。
【0161】ANSam送出回路310は、ANSam
信号を送出する回路であり、信号線320dに信号レベ
ル「1」の信号が出力されている時には、信号線310
aにANSam信号を送出し、信号線320dに信号レ
ベル「0」の信号が出力されている時には、信号線31
0aに何も信号を出力しない。
【0162】加算回路312は、信号線308aの情報
と信号線310aの情報とを入力し、加算した結果を信
号線312aに出力するものである。読取回路314
は、原稿の画像を読取り、この読取り画像データを信号
線314aに出力するものである。記録回路316は、
信号線320eに出力されている情報を順次1ライン毎
に記録するものである。
【0163】メモリ回路318は、読取りデータの生情
報、あるいは、符号化した情報を格納したり、また、受
信情報、あるいは、復号化した情報等を格納するために
使用する。
【0164】発呼回路322は、通信線320gに発呼
命令パルスが発生すると、信号線320fに出力されて
いる電話番号情報を入力し、信号線302bに選択信号
(具体的にはDTMF信号)を送出する。
【0165】操作部324は、ワンタッチダイヤル、短
縮ダイヤル、テンキー、*、#、・、@キー、登録回路
326への登録キー、スタートキー、セットキー、その
他ファンクションキー等を有し、押下されたキー情報を
信号線324aに出力するものである。
【0166】宛先情報登録回路326は、宛先に対応し
た宛先情報登録回路であり、1つの宛先に対応してPS
TN網のみを介した宛先情報(具体的には電話番号)、
およびインターネット網を介した宛先情報を信号線32
6aを介して登録できる。
【0167】緊急度選択ボタン328は、これから実行
する通信の緊急度を選択するボタンであり、このボタン
328が押下されると、信号線328aに押下パルスが
発生する。
【0168】緊急度表示回路330は、通信の緊急度を
表示する回路であり、信号線20hにクリアパルスが発
生すると、「ゆっくり」と表示し、以後、信号線328
aに押下パルスが発生する毎に、「急ぐ」→「ゆっく
り」→「急ぐ」と表示する。ここで、表示回路330は
「ゆっくり」と表示している時には、信号線330aに
信号レベル「0」の信号を出力し、「急ぐ」と表示して
いる時には信号線330aに信号レベル「1」の信号を
出力する。
【0169】パーソナルコンピュータ(PC)332、
334、336、338、340は、LAN(具体的に
は信号線320i)により本ファクシミリ装置に接続さ
れ、また、インターネット358に直接接続されてい
る。
【0170】PSTN354は、信号線302aを介し
て本ファクシミリ装置と接続され、信号線353bを介
してFAXD353に接続され、信号線342aを介し
てサービスプロバイダA342に接続され、信号線34
4aを介してFAXサービスプロバイダA344に接続
され、信号線354aを介してPSTN356と接続さ
れる。
【0171】PSTN356は、信号線350aを介し
てFAXB350と接続され、信号線352aを介して
FAXC352と接続され、信号線346aを介してサ
ービスプロバイダB346と接続され、信号線348a
を介してFAXサービスプロバイダC348に接続され
る。
【0172】インターネット358は、信号線342b
を介してサービスプロバイダA342に接続され、信号
線344bを介してFAXサービスプロバイダA342
に接続され、信号線346bを介してサービスプロバイ
ダB346に接続され、信号線348bを介してFAX
サービスプロバイダC348に接続され、信号線320
iを介して本ファクシミリ装置に接続され、信号線35
3aを介してFAXD353に接続される。
【0173】制御回路320は、本発明の第8実施例に
おいて、通信が終了するまでの時間に対しての要求を入
力することにより、通信が終了するまでの時間として短
い、すなわち急ぎの通信が要求されると、PSTN網の
みを使用したファクシミリ通信を実行し、通信が終了す
るまでの時間として長い、すなわち急ぎの通信でないと
要求されると、インターネットを介したファクシミリ通
信を実行する制御を行うものである。
【0174】具体的には、登録回路326を用いて、通
信宛先に対応し、急ぎの通信で使用する宛先(PSTN
のみの電話番号)と、急ぎでない通信で使用する宛先
(ダイヤルアップするPSTNの電話番号、相手側のサ
ービスプロバイダあるいは相手先のIPアドレス)を登
録し、急ぎの通信が要求されているとPSTN網のみを
使用したファクシミリ通信を実行し、急ぎの通信が要求
されていないとダイヤルアップ接続により、サービスプ
ロバイダ経由でEメール形式のファクシミリ通信を実行
する。
【0175】図21〜図23は、この第8実施例におけ
る制御回路320の制御の流れを示すフローチャートで
ある。
【0176】図21において、S300で動作を開始
し、S302では信号線326aを介して登録回路32
6の情報をすべてクリアする。
【0177】S304では、信号線320bにクリアパ
ルスを発生し、通信の緊急度表示回路330に、通信の
緊急度として「ゆっくり」と表示する。S306では、
信号線320aに信号レベル「0」の信号を出力し、C
MLをオフする。S308では、信号線320dに信号
レベル「0」の信号を出力し、ANSam信号を送信し
ない。
【0178】S310では信号線324aの情報を入力
し、回路326への登録が選択されたか否かを判断し、
登録が選択されるとS312に進み、登録が選択されて
いないとS314に進む。
【0179】S312では、信号線326aを介して登
録回路326に、宛先に対応して「急ぐ」の宛先として
PSTNの電話番号、「ゆっくり」の宛先としてダイヤ
ルアップするPSTNの電話番号、相手先のIPアドレ
スを登録する。この後、S314に進む。
【0180】S314では、信号線324aの情報を入
力し、発呼が選択されたか否かを判断し、発呼が選択さ
れるとS318に進み、発呼が選択されていないとS3
16に進み、その他の処理をする。
【0181】S318では、信号線330aの情報を入
力し、通信の緊急度をチェックし「急ぎ」であるとS3
20に進み、「ゆっくり」であるとS330に進む。
【0182】S320では、発呼回路322を使用して
登録回路326に登録されている急ぎのPSTNの電話
番号に発呼する。
【0183】S322では、信号線320aに信号レベ
ル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。S324
では、V.21、あるいはV.8、あるいはV.34に
よる前手順を行う。
【0184】S326では、V.27ter、あるいは
V.29、あるいはV.17、あるいはV.34による
画信号の送信を行い、S328では、V.21、あるい
はV.8、あるいはV.23による後手順を行う。この
後、S306に進む。
【0185】また、S330では、発呼回路322を使
用して登録回路326に登録されているゆっくりのサー
ビスプロバイダの電話番号にPSTNを使用して発呼す
る。S332では、信号線320aに信号レベル「1」
の信号を出力し、CMLをオンする。
【0186】S334では、PPP(Point to Point P
rotocol )プロトコルを実行し、S336では、ファク
シミリ情報はMH符号化して、SMTP(Simple Mail
Transfer Protocol )によるアプリケーションをTCP
/IPプロトコルで実行する。ここで、IPとしては登
録回路326に登録されている相手側のIPアドレスを
指定する。この後、S306に進む。
【0187】次に本発明の第9実施例について説明す
る。
【0188】この第9実施例では、急ぎの通信が要求さ
れているとPSTN網のみを使用したファクシミリ通信
を実行し、急ぎの通信が要求されていないとファクシミ
リサービスプロバイダに接続し、ファクシミリ通信を実
行する。
【0189】図24は、この第9実施例の動作のうち上
記第8実施例(図21〜図23)と異なる部分を示すフ
ローチャートである。
【0190】図24において、S340はS310のY
ESを表している。そして、S342は、信号線326
aを介して登録回路326に宛先に対応し、「急ぐ」の
宛先としてPSTNの電話番号、「ゆっくり」の宛先と
してPSTNにて接続するFAXサービスプロバイダの
電話番号、および送信相手先を表すユニーク情報を登録
する。この後、S344ではS314に進む。
【0191】また、S346ではS318のゆっくりを
表している。そして、S348では、発呼回路322を
使用して登録回路326に登録されている、ゆっくりの
宛先のPSTNにて接続するFAXサービスプロバイダ
の電話番号にPSTNを使用して発呼する。
【0192】次にS350では信号線320aに信号レ
ベル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。
【0193】S352では、V.21、あるいはV.
8、あるいはV.34による前手順を行う。ここで、登
録回路326に登録されている、ゆっくりの宛先に対応
した送信相手先を表すユニーク情報を送信する。この
後、S354ではS326に進む。
【0194】次に本発明の第10実施例について説明す
る。
【0195】この第10実施例では、急ぎの通信が要求
されていると、PSTN網のみを使用したファクシミリ
通信を実行し、急ぎの通信が要求されていないとLAN
経由でEメール形式のファクシミリ通信を実行する。
【0196】図25は、この第10実施例の動作のうち
上記第8実施例(図21〜図23)と異なる部分を示す
フローチャートである。
【0197】図25において、S360はS310のY
ESを表している。そしてS362では、信号線326
aを介して登録回路326に、宛先に対応して「急ぐ」
の宛先としてPSTNの電話番号、「ゆっくり」の宛先
として相手先のIPアドレスを登録する。そして、S3
64ではS314に進む。
【0198】また、S366はS318のゆっくりを表
しており、ここからS368でS336に直接進む。す
なわち、ここではS330〜S334の動作は行わな
い。
【0199】次に本発明の第11実施例について説明す
る。
【0200】この第11実施例では、ユーザから急ぎの
通信が要求されると、PSTN網のみを使用した宛先の
入力をユーザに指定し、ユーザからいそぎでない通信が
要求されると、インターネット網を介した宛先の入力を
ユーザに指定するものである。この場合は、例えばテン
キー、@、・キーによる発呼を考える。
【0201】図26、図27は、この第11実施例の動
作のうち上記第8実施例(図21〜図23)と異なる部
分を示すフローチャートである。
【0202】図26において、S370はS318の急
ぎを表している。そしてS372では、図示しない表示
部にPSTNを使用する送信宛先の電話番号を入力して
下さいと表示する。
【0203】そして、S374では、信号線324aの
情報を入力し、PSTNを使用する送信宛先の電話番号
を入力する。S376では、発呼回路322を使用し、
指定された(入力した)PSTNの電話番号に発呼す
る。この後、S378ではS322に進む。
【0204】また、S380ではS318のゆっくりを
表している。そしてS382では、図示しない表示部に
サービスプロバイダの電話番号と送信宛先のIPアドレ
スを入力して下さいと表示する。
【0205】そして、S384は信号線24aの情報を
入力し、サービスプロバイダの電話番号と送信宛先のI
Pアドレスを入力する。S386では、発呼回路322
を使用し、指定された(入力した)サービスプロバイダ
の電話番号にPSTNを使用して発呼する。
【0206】S388では、信号線320aに信号レベ
ル「1」の信号を出力し、CMLをオンする。S390
では、PPPプロトコルを実行し、S392では、ファ
クシミリ情報はMH符号化してSMTPによるアプリケ
ーションをTCP/IPプロトコルで実行する。ここで
IPとしては、入力した送信宛先のIPアドレスを指定
する。この後、S394でS306に進む。
【0207】なお、以上のような制御回路の動作は、制
御回路内のCPUが制御回路内のROMやRAM等に記
憶したプログラムに基づいて行うが、本発明は、このよ
うなプログラムをフロッピディスクやハードディスク、
あるいは光ディスクや光磁気ディスク、あるいはCD−
ROMやメモリカード等の各種外部記憶媒体に格納し、
これを専用の読取装置によって制御回路内に取り込み、
これを制御回路内のCPUで実行するようにしてもよ
い。
【0208】また、以上の実施例では、スタンドアロー
ンタイプのファクシミリ装置を例に説明したが、本発明
はこれに限らず、例えばコピー機能や電子ファイル機
能、さらにはデータ処理機能を通信機能と複合させた総
合的なデータ処理システムにおけるデータ通信制御に適
用し得るものである。また、読取回路や記録回路と分離
された通信装置においても同様に適用し得るものであ
る。
【0209】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1、第
20、第23の発明によれば、通信が選択された場合、
まず、インターネットを介した通信をし、たとえエラー
終了しても複数回試行するので、低通信コストで、か
つ、ユーザは一度のキー操作で確実性の高い通信を実行
することが可能になる。また、インターネットを介した
通信を所定回数試行しても成立しない場合、公衆通信網
を利用したファクシミリ通信へ移行でき、ここで、複数
回の試行ができるので、通信不可となるのはきわめてま
れになり、ユーザには使い易い装置を提供できる。
【0210】また、本出願の第2の発明によれば、イン
ターネットを介した通信の実行時に、受信終了の通知
は、公衆通信網を使用した通信の再ダイヤル間隔より長
いことが多いと予想されるが、これに対し、適切に対応
することが可能になる。
【0211】また、本出願の第3の発明によれば、イン
ターネットを介した通信を実行後、受信終了の通知がこ
ない場合は、トラヒックが混んでいると判断し、再びイ
ンターネットを介した通信を開始するまでの時間は、1
通信の中で徐々に長くしていくので、インターネットを
介した通信の可能性を高めることができる。
【0212】また、本出願の第4の発明によれば、通信
が終了時に、再び該宛先への接続へ移行せず、適正な動
作が得られる。
【0213】また、本出願の第5の発明によれば、イン
ターネットを介した通信を実行した後、通信不可の連絡
がきた場合に適正な制御を行うことができる。
【0214】また、本出願の第6、第21、第24の発
明によれば、ダイレクト送信は、公衆通信網を介した通
信が可能になり、伝送速度が読取速度より非常に早くな
ることがなくなるので、通信をウェイトすることがなく
なり、さらに、通信の機密性、確実性、即時性を確保で
き、一方、メモリ送信は、インターネットを介した通信
を実行し、非常に速い速度での通信が可能で大幅な通信
費の削減が可能になる。
【0215】また、本出願の第7の発明によれば、情報
量が多い場合は、インターネットを介した通信を行って
大幅な通信費の削減を実現し、情報量が少ない場合は、
公衆通信網を介した通信を行って機密性、確実性、即時
性を重視した上で、かつ通信費のコストアップも極めて
少なくなる。
【0216】また、本出願の第8の発明によれば、情報
量が多いハーフトーンモードの場合は、インターネット
を介した通信を行って大幅な通信費の削減を実現し、情
報量が少ない文字モードの場合は、公衆通信網を介した
通信を行って機密性、確実性、即時性を重視した上で、
かつ通信費のコストアップも極めて少なくなる。
【0217】また、本出願の第9の発明によれば、第7
の発明や第8の発明をメモリ送信にて行うことにより、
適正な動作を得ることができる。
【0218】また、本出願の第10、第11の発明によ
れば、インターネットを介した通信が好ましい場合は、
インターネットを介した通信を試行する回数を増やし、
公衆通信網に早く切り替えてよい通信はインターネット
を介して通信を試行する回数を少なくでき、ユーザの目
的にあった発呼制御が可能になる。
【0219】また、本出願の第12の発明によれば、通
信する情報量が多い時は、通信費を優先して、インター
ネットでの通信の試行回数を増やし、通信する情報量が
少ない時は、インターネットでの通信でのコスト削減は
少ないので、インターネットでの通信の試行回数を減ら
し、公衆通信網を介した通信へ切り替えて、確実性、即
時性、機密性を優先することが可能になる。
【0220】また、本出願の第13の発明によれば、通
信する情報量が少ない時は、インターネット通信による
コストの削減は少ないので、確実性、機密性、即時性を
確保した公衆通信網を介した通信の試行回数を増やし、
通信する情報量が多い時には、インターネットを介した
通信の試行回数を増やし、同時に、その後の公衆通信網
を介した通信の試行回数を減らし、コスト(通信費)優
先が可能になる。
【0221】また、本出願の第14〜第17、第22、
第25の発明によれば、急ぎの通信が選択されるとPS
TN網を介した通信を行うことでリアルタイム性が確保
でき、急ぎでない通信が選択されると、インターネット
網を介した通信を行い、通信コストを大幅に下げること
が可能になり、使い易い装置を提供できる。
【0222】また、本出願の第15〜第17の発明によ
れば、急ぎの通信でない時のインターネットを介したフ
ァクシミリ通信を適正に行うことができる。
【0223】また、本出願の第18の発明によれば、ユ
ーザが急ぎの通信を選択したら、PSTN網のみの通
信、ユーザが急ぎでない通信を選択したら、インターネ
ット網を介した通信と、装置が自動選択するので、使い
易い装置を提供できる。
【0224】また、本出願の第18の発明によれば、ユ
ーザが急ぎの通信、あるいは急ぎでない通信を選択する
と、通信装置は、次にユーザから入力してもらう宛先の
種類をガイダンスでき、ユーザはこのガイダンスに従い
入力すればよく、使い易い装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3実施例を示すブロック図で
ある。
【図2】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図3】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】上記第2実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】上記第3実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明の第4〜第6実施例を示すブロック図で
ある。
【図9】上記第4実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】上記第4実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図11】上記第5実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図12】上記第6実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】本発明の第7実施例を示すブロック図であ
る。
【図14】上記第7実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図15】上記第7実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図16】上記第7実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図17】上記第7実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図18】上記第7実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図19】上記第7実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図20】本発明の第8〜第11実施例を示すブロック
図である。
【図21】上記第8実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図22】上記第8実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図23】上記第8実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図24】上記第9実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図25】上記第10実施例における動作を示すフロー
チャートである。
【図26】上記第11実施例における動作を示すフロー
チャートである。
【図27】上記第11実施例における動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
2、102、202、302…NCU、 4、104、204、304…電話機、 6、106、206、306…ハイブリッド回路、 8、108、208、308…変復調器、 10、110、210、310…ANSam送出回路、 12、112、212、312…加算回路、 14、114、214、314…読取回路、 16、116、216、316…記録回路、 18、118、218、318…メモリ回路、 20、120、220、320…制御回路、 22、122、222、322…発呼回路、 24、134、224、324…操作部、 26、226…発呼宛先登録回路、 124…アドレス表示回路、 126…ダイレクト送信選択ボタン、 128…ダイレクト送信表示回路、 130…読取モード選択ボタン、 132…読取モード表示回路、 140〜148、240〜246、332〜340…P
C、 150、248、358…インターネット、 152、154、156…PSTN、 228…所定回数A登録回路、 230…所定回数B登録回路、 250…公衆網、 326…宛先情報登録回路、 328…緊急度選択ボタン、 330…緊急度表示回路、 342、346…サービスプロバイダ、 344、348…FAXサービスプロバイダ、 350、352、353…FAX。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネット標準プロトコルを実行す
    るプロトコル実行手段と、インターネットのプロバイダ
    に接続する接続手段と、公衆通信網を使用して発呼する
    発呼手段と、公衆通信網を使用して情報を通信する通信
    手段とを有するデータ通信装置において、 各宛先に対応してインターネットの宛先、および公衆通
    信網を使用した宛先を登録する登録手段を有し、 通信が選択された場合に、所定回数はインターネットを
    介した通信を試行し、所定回数を超えても通信が成立し
    ない時は、公衆通信網を使用した通信を所定回数試行す
    ることを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 インターネットを介した通信を実行した後、この通信が
    成立せずに、再びインターネットを介した通信を開始す
    るまでの時間は、公衆通信網を使用した通信の再ダイヤ
    ル間隔より長くすることを特徴とするデータ通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 インターネットを介した通信を実行した後、この通信が
    成立せずに、再びインターネットを介した通信を開始す
    るまでの時間は、1通信の中で徐々に長くすることを特
    徴とするデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、 通信の成立時には、この通信が終了したものとして判断
    することを特徴とするデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 インターネットを介した通信を実行した後、この通信が
    成立せずに、通信不可の情報を検出した場合には、この
    時点から所定時間経過後に、所定回数に限り、インター
    ネットを介した通信を試行することを特徴とするデータ
    通信装置。
  6. 【請求項6】 インターネット標準プロトロルを実行す
    るプロトコル実行手段と、インターネットのプロバイダ
    に接続する接続手段と、公衆通信網を使用して発呼する
    発呼手段と、公衆通信網を使用して情報を通信する通信
    手段とを有するデータ通信装置において、 各宛先に対応してインターネットの宛先および、公衆通
    信網を使用した宛先を登録する登録手段を有し、 通信が選択された場合に、ダイレクト送信は公衆通信網
    を介した通信とし、メモリ通信はインターネットを介し
    た通信とすることを特徴とするデータ通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 通信する情報量を認識する認識手段を有し、通信が選択
    された場合に、送信する情報量が少ない時は、公衆通信
    網を介した通信とし、送信する情報量が多い時は、イン
    ターネットを介した通信とすることを特徴とするデータ
    通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 通信が選択された場合に、ハーフトーンモードが選択さ
    れた時は、インターネットを介した通信とし、文字モー
    ドが選択された時は、公衆通信網を介した通信とするこ
    とを特徴とするデータ通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8において、 全てメモリ送信により情報の送信を行うことを特徴とす
    るデータ通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項1において、 前記インターネットを介した通信を試行する所定回数
    と、前記公衆通信網を使用した通信を試行する所定回数
    とを条件により変えることを特徴とするデータ通信装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 送信が選択された場合に、その通信する情報量を見積る
    手段を有し、この見積もられた情報量に従って、前記各
    所定回数を変えることを特徴とするデータ通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項10または11において、 通信する情報量が多い場合は、前記インターネットを介
    した通信を試行する所定回数を多くすることを特徴とす
    るデータ通信装置。
  13. 【請求項13】 請求項10〜12のいずれか1項にお
    いて、 通信する情報量が多い場合は、前記公衆通信網を使用し
    た通信を試行する所定回数を少なくすることを特徴とす
    るデータ通信装置。
  14. 【請求項14】 インターネット網を介したファクシミ
    リ通信が可能なデータ通信装置において、 通信が終了するまでの時間を要求する要求情報を入力す
    る入力手段を有し、通信が終了するまでの時間として短
    い時間が要求されると、PSTN網のみを使用したファ
    クシミリ通信を実行し、通信が終了するまでの時間とし
    て長い時間が要求されると、インターネットを介したフ
    ァクシミリ通信を実行することを特徴とするデータ通信
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 通信が終了するまでの時間として短い時間が要求されて
    いると、PSTN網のみを使用したファクシミリ通信を
    実行し、通信が終了するまでの時間として短い時間が要
    求されていないと、ダイヤルアップ接続によりプロバイ
    ダ経由でEメール形式のファクシミリ通信を実行するこ
    とを特徴とするデータ通信装置。
  16. 【請求項16】 請求項14において、 通信が終了するまでの時間として短い時間が要求されて
    いると、PSTN網のみを使用したファクシミリ通信を
    実行し、通信が終了するまでの時間として短い時間が要
    求されていないと、ファクシミリサービスプロバイダに
    接続し、ファクシミリ通信を実行することを特徴とする
    データ通信装置。
  17. 【請求項17】 請求項14において、 通信が終了するまでの時間として短い時間が要求されて
    いると、PSTN網のみを使用したファクシミリ通信を
    実行し、通信が終了するまでの時間として短い時間が要
    求されていないと、LAN経由でEメール形式のファク
    シミリ通信を実行することを特徴とするデータ通信装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項14〜17のいずれか1項にお
    いて、 通信宛先に対応し、急ぎの通信で使用する宛先と急ぎで
    ない通信で使用する宛先を登録する登録手段を有するこ
    とを特徴とするデータ通信装置。
  19. 【請求項19】 請求項14〜17のいずれか1項にお
    いて、 ユーザから急ぎの通信が要求されると、PSTN網のみ
    を使用した宛先の入力をユーザに促し、ユーザから急ぎ
    でない通信が要求されると、インターネット網を介した
    宛先の入力をユーザに促すことを特徴とするデータ通信
    装置。
  20. 【請求項20】 インターネット標準プロトロルを実行
    するプロトコル実行工程と、インターネットのプロバイ
    ダに接続する接続工程と、公衆通信網を使用して発呼す
    る発呼工程と、公衆通信網を使用して情報を通信する通
    信工程とを有するデータ通信方法において、 各宛先に対応してインターネットの宛先、および公衆通
    信網を使用した宛先を登録しておき、 通信が選択された場合に、所定回数はインターネットを
    介した通信を試行し、所定回数を超えても通信が成立し
    ない時は、公衆通信網を使用した通信を所定回数試行す
    ることを特徴とするデータ通信方法。
  21. 【請求項21】 インターネット標準プロトロルを実行
    するプロトコル実行工程と、インターネットのプロバイ
    ダに接続する接続工程と、公衆通信網を使用して発呼す
    る発呼工程と、公衆通信網を使用して情報を通信する通
    信工程とを有するデータ通信方法において、 各宛先に対応してインターネットの宛先および、公衆通
    信網を使用した宛先を登録しておき、 通信が選択された場合に、ダイレクト送信は公衆通信網
    を介した通信とし、メモリ通信はインターネットを介し
    た通信とすることを特徴とするデータ通信方法。
  22. 【請求項22】 インターネット網を介したファクシミ
    リ通信が可能なデータ通信方法において、 通信が終了するまでの時間を要求する要求情報を入力
    し、通信が終了するまでの時間として短い時間が要求さ
    れると、PSTN網のみを使用したファクシミリ通信を
    実行し、通信が終了するまでの時間として長い時間が要
    求されると、インターネットを介したファクシミリ通信
    を実行することを特徴とするデータ通信方法。
  23. 【請求項23】 通信装置を制御するプログラムを記憶
    したコンピュータ読取可能な記憶媒体において、 インターネット標準プロトロルを実行するプロトコル実
    行工程と、インターネットのプロバイダに接続する接続
    工程と、公衆通信網を使用して発呼する発呼工程と、公
    衆通信網を使用して情報を通信する通信工程と、各宛先
    に対応してインターネットの宛先、および公衆通信網を
    使用した宛先を登録する登録工程と、通信が選択された
    場合に、所定回数はインターネットを介した通信を試行
    し、所定回数を超えても通信が成立しない時は、公衆通
    信網を使用した通信を所定回数試行する制御工程とを実
    行するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュ
    ータ読取可能な記憶媒体。
  24. 【請求項24】 通信装置を制御するプログラムを記憶
    したコンピュータ読取可能な記憶媒体において、 インターネット標準プロトロルを実行するプロトコル実
    行工程と、インターネットのプロバイダに接続する接続
    工程と、公衆通信網を使用して発呼する発呼工程と、公
    衆通信網を使用して情報を通信する通信工程と、各宛先
    に対応してインターネットの宛先および、公衆通信網を
    使用した宛先を登録する登録工程と、通信が選択された
    場合に、ダイレクト送信は公衆通信網を介した通信と
    し、メモリ通信はインターネットを介した通信とする制
    御工程とを実行するプログラムを記憶したことを特徴と
    するコンピュータ読取可能な記憶媒体。
  25. 【請求項25】 インターネット網を介したファクシミ
    リ通信が可能なデータ通信装置を制御するプログラムを
    記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体において、 通信が終了するまでの時間を要求する要求情報を入力
    し、通信が終了するまでの時間として短い時間が要求さ
    れると、PSTN網のみを使用したファクシミリ通信を
    実行し、通信が終了するまでの時間として長い時間が要
    求されると、インターネットを介したファクシミリ通信
    を実行するプログラムを記憶したことを特徴とするコン
    ピュータ読取可能な記憶媒体。
JP36921397A 1996-12-26 1997-12-26 データ通信装置 Expired - Fee Related JP3667070B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36921397A JP3667070B2 (ja) 1996-12-26 1997-12-26 データ通信装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35739796 1996-12-26
JP8-357397 1996-12-26
JP36921397A JP3667070B2 (ja) 1996-12-26 1997-12-26 データ通信装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004351508A Division JP3929062B2 (ja) 1996-12-26 2004-12-03 データ通信装置、データ通信方法および記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10243019A true JPH10243019A (ja) 1998-09-11
JP3667070B2 JP3667070B2 (ja) 2005-07-06

Family

ID=26580600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36921397A Expired - Fee Related JP3667070B2 (ja) 1996-12-26 1997-12-26 データ通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3667070B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6424425B1 (en) 1997-11-18 2002-07-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Facsimile and storage medium
JP2003069785A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Toshiba Tec Corp ファクシミリ装置
JP2004104780A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Samsung Electronics Co Ltd 公衆移動通信ネットワークと連動する私設無線ネットワークのショートメッセージサービスサーバ及びサービス方法
US7245391B2 (en) 2000-04-28 2007-07-17 Ricoh Company, Ltd. Facsimile device selecting transmission method appropriate for each transmission
US7324223B1 (en) 1998-12-11 2008-01-29 Ricoh Company, Ltd. Network facsimile device and a method of controlling the network facsimile device
US7627097B2 (en) 2002-09-19 2009-12-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Communications terminal unit and method for controlling the same
US7720205B2 (en) 2002-09-19 2010-05-18 Fuji Xerox Co., Ltd. Communications terminal unit and method for controlling the same
US8384938B2 (en) 2008-12-25 2013-02-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus capable of supporting a plurality of transmission modes and selecting the transmission mode

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02270466A (ja) * 1989-04-12 1990-11-05 Toshiba Corp 通信メディア自動選択装置
JPH07288557A (ja) * 1994-04-19 1995-10-31 Canon Inc データ送信装置及び方法
JPH1065866A (ja) * 1996-08-23 1998-03-06 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02270466A (ja) * 1989-04-12 1990-11-05 Toshiba Corp 通信メディア自動選択装置
JPH07288557A (ja) * 1994-04-19 1995-10-31 Canon Inc データ送信装置及び方法
JPH1065866A (ja) * 1996-08-23 1998-03-06 Ricoh Co Ltd ファクシミリ装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6424425B1 (en) 1997-11-18 2002-07-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Facsimile and storage medium
US7324223B1 (en) 1998-12-11 2008-01-29 Ricoh Company, Ltd. Network facsimile device and a method of controlling the network facsimile device
US7245391B2 (en) 2000-04-28 2007-07-17 Ricoh Company, Ltd. Facsimile device selecting transmission method appropriate for each transmission
JP2003069785A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Toshiba Tec Corp ファクシミリ装置
JP2004104780A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Samsung Electronics Co Ltd 公衆移動通信ネットワークと連動する私設無線ネットワークのショートメッセージサービスサーバ及びサービス方法
US7069030B2 (en) 2002-09-11 2006-06-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Server and method for short message service in private wireless network interworking with public land mobile network
US7627097B2 (en) 2002-09-19 2009-12-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Communications terminal unit and method for controlling the same
US7720205B2 (en) 2002-09-19 2010-05-18 Fuji Xerox Co., Ltd. Communications terminal unit and method for controlling the same
US8384938B2 (en) 2008-12-25 2013-02-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image reading apparatus capable of supporting a plurality of transmission modes and selecting the transmission mode

Also Published As

Publication number Publication date
JP3667070B2 (ja) 2005-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10243019A (ja) データ通信装置
JP3929062B2 (ja) データ通信装置、データ通信方法および記憶媒体
JP3397667B2 (ja) 通信装置
JP3576731B2 (ja) データ通信装置
JP4652625B2 (ja) 通信装置
JP2000151830A (ja) データ通信装置
JPH1188651A (ja) 通信装置
JPH07191924A (ja) データ処理装置
JPH10304166A (ja) 通信装置
JP2000209379A (ja) デ―タ通信装置、デ―タ通信装置の制御方法、およびデ―タ通信装置の制御プログラムを格納したコンピュ―タ読取可能な記録媒体
JP2001320501A (ja) 画像通信装置
JP2001298600A (ja) 画像通信装置
JPH10336348A (ja) 通信装置
JP2000151945A (ja) データ通信装置
JP2001274966A (ja) 画像通信装置
JP2000341467A (ja) ファクシミリ装置
JP2000174957A (ja) データ通信装置
JPH10257285A (ja) 通信装置
JPH11317823A (ja) 通信装置
JP2002185682A (ja) 画像通信装置およびその制御方法
JPH11122451A (ja) 通信装置
JPH09153997A (ja) ファクシミリ装置
JP2001346017A (ja) ファクシミリ装置及び該ファクシミリ装置の制御方法
JP2004147194A (ja) ファクシミリ装置
JP2004088669A (ja) ファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041008

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050311

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100415

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110415

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees