JPH10242487A - 光受信器 - Google Patents

光受信器

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JPH10242487A
JPH10242487A JP9046754A JP4675497A JPH10242487A JP H10242487 A JPH10242487 A JP H10242487A JP 9046754 A JP9046754 A JP 9046754A JP 4675497 A JP4675497 A JP 4675497A JP H10242487 A JPH10242487 A JP H10242487A
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optical receiver
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photodetector
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Masao Tanaka
正雄 田中
Kazutoshi Tabuchi
一十志 田渕
Koichi Murakami
耕一 村上
Kentaro Tanaka
堅太郎 田中
Susumu Maeda
晋 前田
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造しやすく、特性が安定し、ノイズに強い
小型の光受信器を提供する 【解決手段】 受光素子1と駆動回路2とをフレーム
3に配置し樹脂4でモールドした。フレームの受光素子
近傍にチップ部品5を固着するとともに、受光素子を載
置したフレームから突出させた突起フレーム6を、受光
素子を挟み込むように折り曲げて構成するとともに、そ
の突起フレームの一端をチップ部品近傍で固定したもの
である。突起フレームは、受光素子の受光面を露出させ
る透孔61を有し、駆動素子を覆う様に構成される。突
起フレームは、受光素子を載置したフレームのリードの
延在方向に略直交した方向に突出させるもので、この
時、突起フレームの一端をチップ部品の固着剤近傍で固
定するか、またはチップ部品近傍のフレームに固定する
か、又はモールド樹脂で固定するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるモールド
型受光モジュールと呼ばれる光受信器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光リモコンの受信器などに用
いる光受信器においては、小型化の為にリードフレーム
を用いるようになっており、そのフレームに受光素子を
載置して、樹脂モールドしていた。この時、ノイズ対策
として受光素子にシールド処理をおこなうことがなさ
れ、例えば特開平9−18025号公報では、リードフ
レームにもう一つ別のフレームを重ねてシールド板を構
成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、モールド樹脂
の内部に一枚のシールド板を挿入構成するのは、困難な
要素が多い。例えば、シールド板が狭い樹脂容積中で組
み立て配置時に傾斜したり、モールド樹脂の成形時の流
れでシールド板が振動すると、受光素子や駆動素子に当
接して内部回路を短絡させたり、損傷して不都合であ
る。その様な損傷まで至らなくとも、受光面に対するシ
ールド箇所がずれて、受光面を覆ったり、回路面を露出
させたりする事が生じ、効果が半減してしまうので不都
合である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点を考慮
してなされたもので、受光素子と駆動回路とをフレーム
に配置し樹脂でモールドした光受信器において、フレー
ムの受光素子近傍にチップ部品を固着するとともに、受
光素子を載置したフレームから突出させた突起フレーム
を、受光素子を挟み込むように折り曲げて構成するとと
もに、その突起フレームの一端をチップ部品近傍で固定
したものであり、好ましくは、突起フレームは、受光素
子の受光面を露出させる透孔を有し、駆動素子を覆う様
に構成され、更に、突起フレームは、受光素子を載置し
たフレームのリード線の延在方向に略直交した方向に突
出させるもので、この時、突起フレームの一端をチップ
部品の固着剤近傍で固定するか、またはチップ部品近傍
のフレームに固定するか、又はモールド樹脂で固定する
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の光受信器の斜視図
で、説明のため構成が複雑となる破線部は一部省略して
有り、その箇所の説明は他の図を援用して行う。図2は
本発明に用いるリードフレーム材の要部平面図、図3
a、bは組み立てを説明する要部平面図である。なお、
いずれの図でも、素子に配線を施すワイヤボンド線は省
略してある。この光受信器は、受光素子1と駆動回路2
(半導体素子)とをフレーム3に配置し樹脂4でモール
ドしてなる。
【0006】このフレーム3は、リードフレーム材とし
て成形した時は図2に示すように、中央に比較的表面積
の広い素子載置部31を設け、その上下、つまりリード
線橋絡部30に向かって、複数のリード線32が配置さ
れている。リード線は上下それぞれ2本、3本の所定間
隔の略直線状のものを図示しているが、例えば橋絡部3
0分離後、個別部品にしてから、どこかのリード線をフ
ォーミングして例えば間隔を広げたいことが判っている
場合、打ち抜き成形時からリード線32が所望の形状に
なるように、予め変形させておいてもよい。
【0007】フレーム3の受光素子1が載置された近傍
にはチップ部品5を固着してある。これは、駆動回路の
構成上必要なものとか、電源の安定化や雑音対策上必要
な抵抗やコイル、コンデンサーなどのもので、通常はフ
レーム間(リード線間)に跨って固着されるが、フレー
ムに絶縁膜などを積層する処理により対向電極が形成で
きる場合には単一のフレーム上に配置してよい。チップ
部品5の数は、一つ以上を必要に応じて用いればよい。
【0008】また、受光素子1を載置したフレーム3の
載置部31近傍から突出させた突起フレーム6を設け、
この突起フレーム6は受光素子1を挟み込むように折り
曲げて載置部31と略平行になる様に構成している。こ
の突起フレーム6は、実質的に受光素子1のシールド板
となるもので、受光素子1の受光面(この例の場合、表
面中央部)を露出させる透孔61を有し、一方、平板部
62で駆動素子2を覆う様に構成される。
【0009】このように突起フレーム6を設けた場合と
設けない場合との相違は、たとえば以下のようである。
まず38kHzで変調した600μ秒間隔の交番電圧に
よる電場を光受信機の近傍(320立方cm)に形成し
てその中央に光受信器を配置し、電場に近接した距離か
ら1cm単位で送信器を離していった時、信号が正確に
復調できる距離(遠い方が性能が良い)を測定し比較し
た。シールド板を設けない場合には、電場外に送信器を
配置しては復調出来ず、送受信器が会い対向して互いの
光学面がほぼ接触した時にしか信号が復調できなかっ
た。樹脂モールドした外側に金属メッシュのシールド板
を設けた場合、電場外の距離3〜4cmのところで復調
出来たが、光軸が少し振れると受信不良が多発した。そ
れに対して上述した本発明にあっては、電場外20cm
以上の箇所で復調でき、しかも光軸を振るように送信場
所を同心円上に少し移動させても受信できた。
【0010】一方、突起フレーム6は、受光素子1を載
置したフレーム3のリード線32の延在方向に略直交し
た方向に突出させ、幅の細い支持部33で支持してお
り、支持部33の無い開放端をチップ部品5の近傍で固
定している。この時、リード線32延在方向に支持部3
3を設けると、リード線32の幅や間隔が狭まったり、
突起フレーム6を起こす作業中にリード線32を損傷し
たり不所望の屈曲を与えたりするので、好ましくない。
また、突起フレーム6の一端をチップ部品5の固着する
にあたっては、絶縁性接着剤とか、導電性接着剤とか、
半田、バンプなどで固定するか、またはチップ部品5近
傍のフレームにその様な接続材で固定すると良い。絶縁
性接着剤を用いる場合には、小さなチップ部品の接触不
良や短絡事故を発生させないので好ましい。一方導電性
接続材を用いる場合には、突起フレーム6は一層フレー
ム3と等電位が保たれ好ましい。しかし、支持部33が
丈夫な時は、樹脂注入によって突起フレーム6が動かな
いように樹脂注入ゲートの位置と方向を適宜定めること
によって、接続材をフレーム間に流入したその樹脂とし
て、モールド樹脂4で突起フレーム6を固定する事が出
来る。
【0011】このような突起フレーム6の構成は、図2
および図3を参照して説明するが、載置部31に受光素
子1と駆動素子2を同じ面に載置固着し、チップ部品も
載置固着する。そして配線(図示せず)を施した後、突
起フレーム6を折り曲げることで構成できる。これは、
チップ部品は受光素子や駆動回路などの半導体ウエハよ
り高いか若しくは略等しい高さであり、フレーム部材は
多少の復元力を持っていることに着目してなされたもの
で、両フレームを完全な平行になる様に構成する様にと
特に努力しなくても、突起フレームの先端がチップ部品
に当接するように折り曲げてその後工具を離せば突起フ
レームはチップ部品から少しだけ離れた状態に留まる。
しかもその折曲げにあたっては、支持部33の幅を広げ
るとひねって曲がる可能性は少ないが折り曲げ難くなる
ので幅を狭くし、更に支持部33の両脇にスリットを設
けて折り曲げ易くしておくのが好ましい。しかし、それ
でも斜めに折り曲げないようにしなければならない。そ
こで本発明では、突起フレームの所定の箇所がチップ部
品などの所定の位置に来る様に折り曲げることで、たや
すく位置ぎめをすることが出来、透孔61や平板部62
の位置をずらさずに作業性が良く作業が出来る。
【0012】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、組み立て
やすく、堅牢であり、シールド効果の極めて高い光受信
機が提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光受信器の斜視図である。
【図2】本発明に用いるリードフレーム材の要部平面図
である。
【図3】a、bとも組み立てを説明する要部平面図であ
る。
【符号の説明】
1 受光素子 2 駆動回路 3 フレーム 4 樹脂 5 チップ部品 6 突起フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 耕一 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 田中 堅太郎 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 前田 晋 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光素子と駆動回路とをフレームに配置
    し樹脂でモールドした光受信器において、フレームの受
    光素子近傍にチップ部品を固着するとともに、受光素子
    を載置したフレームから突出させた突起フレームを、受
    光素子を挟み込むように折り曲げて構成するとともに、
    該突起フレームの一端は前記チップ部品近傍で固定され
    ている事を特徴とする光受信器。
  2. 【請求項2】 前記突起フレームは、前記受光素子の受
    光面を露出させる透孔を有し、前記駆動素子を覆う様に
    構成されていることを特徴とする前記請求項1記載の光
    受信器。
  3. 【請求項3】 前記突起フレームは、前記受光素子を載
    置したフレームのリード線の延在方向に略直交した方向
    に突出していることを特徴とする前記請求項2記載の光
    受信器。
  4. 【請求項4】 前記突起フレームは、該突起フレームの
    一端を前記チップ部品の固着剤近傍で固定されているこ
    とを特徴とする前記請求項3記載の光受信器。
  5. 【請求項5】 前記突起フレームは、該突起フレームの
    一端を前記チップ部品近傍のフレームに固定されている
    ことを特徴とする前記請求項3記載の光受信器。
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WO2004077575A1 (ja) * 2003-02-27 2004-09-10 Sanyo Electric Co., Ltd. リードフレーム及びそれを備える受光モジュール
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