JPH09102681A - フレーム・グラウンド接続構造 - Google Patents
フレーム・グラウンド接続構造Info
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- JPH09102681A JPH09102681A JP27617895A JP27617895A JPH09102681A JP H09102681 A JPH09102681 A JP H09102681A JP 27617895 A JP27617895 A JP 27617895A JP 27617895 A JP27617895 A JP 27617895A JP H09102681 A JPH09102681 A JP H09102681A
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- Japan
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- metal frame
- leaf spring
- frame
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
金属フレームとの電気的接続を容易に行うことができ、
しかも回路基板と金属フレームとの間にある程度の遊び
を持たせることができるようにする。 【解決手段】 組み立てる場合、まず板バネ部材31を
樹脂ケース1の係合凹部形成用壁部6に係合させ、次い
で樹脂ケース1と金属フレーム11との間に回路基板2
5等を収納し、次いで金属フレーム11の係合片15を
折り曲げて樹脂ケース1と金属フレーム11とを一体化
する。すると、回路基板25のフレーム・グラウンド・
パッド29と金属フレーム11とは板バネ部材31を介
して電気的に接続されることになる。また、回路基板2
5と金属フレーム11は板バネ部材31とクッション部
材28を介して結合されることになるので、回路基板2
5と金属フレーム11との間にある程度の遊びを持たせ
ることができる。
Description
おけるフレーム・グラウンド接続構造に関する。
金属フレームとの間に、液晶表示パネルおよびこの液晶
表示パネルと電気的に接続された回路基板等を収納した
構造のものがある。このような液晶表示装置では、液晶
表示パネルや回路基板等を静電気から保護するために、
回路基板に設けられたフレーム・グラウンド・パッドと
金属フレームとを電気的に接続することがある。このよ
うなフレーム・グラウンド接続方法としては、第1に、
リード線の両端部をフレーム・グラウンド・パッドと金
属フレームに半田付けやビス止めによって取り付け、こ
の取り付けたリード線を介して接続する方法があり、第
2に、フレーム・グラウンド・パッドと金属フレームと
を半田付けやビス止めによって直接接続する方法があ
り、第3に、金属フレームに形成された接続片を折り曲
げ、この折り曲げた接続片をフレーム・グラウンド・パ
ッドに圧接させて接続する方法がある。
接続方法では、半田付けやビス止めが面倒である上、リ
ード線の引き回しが面倒であり、作業性が悪いという問
題があった。第2の接続方法では、この場合も半田付け
やビス止めが面倒で作業性が悪く、また回路基板と金属
フレームとが一体化されてしまうので、金属フレームが
外力を受けて撓んだりすると、回路基板に不要な力が加
わり、この結果回路基板と液晶表示パネルとをTAB(T
ape Automated Bonding)基板を介して電気的に接続して
いる場合、TAB基板の回路基板との接続部分が剥がれ
ることがあるという問題があった。第3の接続方法で
は、金属フレームに形成された接続片を折り曲げてフレ
ーム・グラウンド・パッドに圧接させているので、十分
な圧接力を得るには接続片の折り曲げに気を使うことと
なり、したがって作業性が悪いという問題があった。
グラウンド・パッドと金属フレームとの電気的接続を容
易に行うことができ、しかも回路基板と金属フレームと
の間にある程度の遊びを持たせることができるようにす
ることである。
と金属フレームとの間に回路基板が収納されたものにお
いて、前記回路基板に設けられたフレーム・グラウンド
・パッドに圧接する板バネ部および前記金属フレームに
圧接する板バネ部を有する板バネ部材を組み込み、該板
バネ部材を介して前記フレーム・グラウンド・パッドと
前記金属フレームとを電気的に接続したものである。
でその各板バネ部を回路基板のフレーム・グラウンド・
パッドと金属フレームとにそれぞれ圧接させればよいの
で、回路基板のフレーム・グラウンド・パッドと金属フ
レームとの電気的接続を容易に行うことができ、しかも
板バネ部材のバネ性により回路基板と金属フレームとの
間にある程度の遊びを持たせることができる。
示装置の一実施形態の要部を示したものである。この液
晶表示装置では、下側の樹脂ケース1と上側の金属フレ
ーム11との間に液晶表示パネルモジュール21等が収
納されるようになっている。このうち樹脂ケース1は、
蛍光管収納部2および導光板収納部3の上側を液晶表示
パネルモジュール収納部4とされ、外周部下面の複数箇
所に係合凹部5が形成された構造となっている。金属フ
レーム11は、表示窓12を有する上板13の四辺に側
板14が設けられ、側板14の下部の複数箇所に係合片
15が形成された構造となっている。
パネル22を備えている。液晶表示パネル22は、ガラ
ス等からなる下透明基板23と上透明基板24との間に
液晶(図示せず)が封入されたものからなっている。こ
の場合、下透明基板23の所定の一辺は上透明基板24
から突出され、上透明基板24の所定の二辺は下透明基
板23から突出されている。下透明基板23の突出部分
の近傍にはハードな回路基板25が配置され、この回路
基板25の上面と下透明基板23の突出部分の上面とは
TAB基板26および異方導電性接着剤(図示せず)を
介して接続されている。上透明基板24の両突出部分の
各近傍にはハードな回路基板27が配置され、これら回
路基板27の下面と上透明基板24の両突出部分の下面
とは図示しないTAB基板および異方導電性接着剤を介
して接続されている。回路基板25の両端部の下面と2
つの回路基板27の各一端部の下面とは図示しないフレ
キシブル配線基板および異方導電性接着剤を介して接続
されている。回路基板25の所定の端部の上面には角棒
状のクッション部材28が貼り付けられている。
フレーム11、液晶表示パネルモジュール21等を後で
説明するように組み立てた場合の図1のX−X線に沿う
断面図を示し、図2(B)はその底面図を示したもので
ある。回路基板25の所定の端部の下面の図1において
矢印Yで示す所定の個所にはフレーム・グラウンド・パ
ッド29が設けられている。この場合、図1において矢
印Yで示す所定の個所とは、クッション部材28の下方
であって、樹脂ケース1の複数の係合凹部5のうち所定
の一の係合凹部5を形成する係合凹部形成用壁部6に対
応する位置のことである。係合凹部形成用壁部6の下面
の所定の2個所には係合孔7が形成されている。係合凹
部形成用壁部6の部分には板バネ部材31が後で説明す
るように組み込まれている。
いる。すなわち、板バネ部材31は、全体の側面形状が
ほぼコ字状であって、上板32と、上板32の先端部か
ら下方に向かって折り曲げられた上係合片33と、上板
32の中央部に切り起こされて形成された上板バネ部3
4と、上板32の基端部から下方に向かって折り曲げら
れた側板35と、側板35の下部から下方に延びる側面
ほぼく字状の側部板バネ部36と、側部板バネ部36の
下部の両端部から左方に向かって折り曲げられた下板3
7と、下板37の先端部から上方に向かって折り曲げら
れた下係合片38と、両下板37間に切り下げられて形
成された下板バネ部39とを備えた構造となっている。
液晶表示パネルモジュール21等を組み立てる場合につ
いて説明する。まず、図2(A)および(B)に示すよ
うに、板バネ部材31の両下係合片38を樹脂ケース1
の係合凹部形成用壁部6の2つの係合孔7にそれぞれ係
合させ、かつ板バネ部材31の側板35を係合凹部形成
用壁部6の上部外面に沿わせるとともに、板バネ部材3
1の上係合片33を係合凹部形成用壁部6の上部内面に
係合させることにより、板バネ部材31の側面ほぼコ字
状の部分を係合凹部形成用壁部6に係合させて組み込
む。この状態では、上係合片33が係合凹部形成用壁部
6の上部内面に係合されているとともに下係合片38が
係合孔7に係合されていることにより、板バネ部材31
の左右方向への移動が阻止され、また下係合片38が係
合孔7に係合されていることにより、板バネ部材31の
前後方向への移動が阻止されている。これは、その後の
組立工程において、板バネ部材31が不要に移動しない
ようにするためである。
納部2および導光板収納部3に図示しない蛍光管および
導光板をそれぞれ収納し、次いでその上側の液晶表示パ
ネルモジュール収納部4に液晶表示パネルモジュール2
1を収納(載置)し、次いでその上側に金属フレーム1
1を被せる。次に、金属フレーム11のすべての係合片
15を内側に折り曲げて樹脂ケース1の係合凹部5内
(係合凹部形成用壁部6の下面側)に位置させ(図2
(A)および(B)参照)、これにより樹脂ケース1と
金属フレーム11とを一体化する。
板バネ部材31の上板バネ部34は回路基板25のフレ
ーム・グラウンド・パッド29の下面に圧接され、側部
板バネ部36は金属フレーム11の側板14の内面に圧
接され、下板バネ部39は折り曲げられた係合片15の
上面に圧接されることになる。これにより、回路基板2
5のフレーム・グラウンド・パッド29と金属フレーム
11とは板バネ部材31を介して電気的に接続されるこ
とになる。また、回路基板25の所定の端部は、クッシ
ョン部材28と板バネ部材31の上板バネ部34との間
に弾性的に挟持されることになる。
1の係合凹部形成用壁部6にただ単に係合させて組み込
み、次いで樹脂ケース1と金属フレーム11との間に液
晶表示パネルモジュール21等を収納し、次いで係合片
15を折り曲げて樹脂ケース1と金属フレーム11とを
一体化すると、回路基板25のフレーム・グラウンド・
パッド29と金属フレーム11とを板バネ部材31を介
して電気的に接続することができるので、回路基板25
のフレーム・グラウンド・パッド29と金属フレーム1
1との電気的接続を容易に行うことができる。また、特
に、回路基板25と金属フレーム11は板バネ部材31
とクッション部材28を介して結合されることになるの
で、板バネ部材31のバネ性とクッション部材28の弾
性により、回路基板25と金属フレーム11との間にあ
る程度の遊びを持たせることができる。この結果、金属
フレーム11が外力を受けて撓んだりしても、回路基板
25に不要な力が加わらないようにすることができ、ひ
いてはTAB基板26の回路基板25との接続部分が剥
がれにくいようにすることができる。
実施形態に限定されるものではない。例えば、図4
(A)、(B)および図5に示す他の実施形態のように
してもよい。この実施形態では、図4(A)および
(B)に示すように、樹脂ケース1の係合凹部5つまり
その係合凹部形成用壁部6の横に板バネ部材取付部8が
設けられ、板バネ部材取付部8の上面の所定の2個所に
係合孔9が形成されている。一方、図5に示すように、
板バネ部材41は、両側に突出部42を有する上板43
と、突出部42の先端部から下方に向かって折り曲げら
れた上係合片44と、両突出部42間に切り起こされて
形成された上板バネ部45と、上板43の基端部から下
方に向かって折り曲げられた側板46と、側板46の下
部から下方に延びる所定の形状の側部板バネ部47と、
側部板バネ部47の下部に形成された側面ほぼU(コ)
字状の下係合部48とを備えた構造となっている。
ず、板バネ部材41の両上係合片44を樹脂ケース1の
板バネ部材取付部8の2つの係合孔9にそれぞれ係合さ
せるとともに、板バネ部材31の側部板バネ部47を板
バネ部材取付部8の外面に沿わせることにより、板バネ
部材31を板バネ部材取付部8の部分に組み込む。次
に、樹脂ケース1に回路基板25等を収納し、次いでそ
の上側に金属フレーム11を被せる。この場合、金属フ
レーム11の側板14の所定の下部を板バネ部材41の
下係合部48に係合させる。次に、金属フレーム11の
すべての係合片15を内側に折り曲げて樹脂ケース1の
係合凹部5内(係合凹部形成用壁部6の下面側)に位置
させ、これにより樹脂ケース1と金属フレーム11とを
一体化する。この状態では、図4(A)に示すように、
板バネ部材41の上板バネ部45は回路基板25のフレ
ーム・グラウンド・パッド29の下面に圧接され、側部
板バネ部47の上下の側板46および下係合部48は金
属フレーム11の側板14の内面に圧接されることにな
る。これにより、回路基板25のフレーム・グラウンド
・パッド29と金属フレーム11とは板バネ部材31を
介して電気的に接続されることになる。
ば、板バネ部材を組み込んでその各板バネ部を回路基板
のフレーム・グラウンド・パッドと金属フレームとにそ
れぞれ圧接させればよいので、回路基板のフレーム・グ
ラウンド・パッドと金属フレームとの電気的接続を容易
に行うことができる。また、板バネ部材のバネ性により
回路基板と金属フレームとの間にある程度の遊びを持た
せることができるので、金属フレームが外力を受けて撓
んだりしても、回路基板に不要な力が加わらないように
することができる。
の要部の分解斜視図。
のX−X線に沿う断面図、(B)はその底面図。
の実施形態の図2(A)同様の断面図、(B)はその底
面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 下側の樹脂ケースと上側の金属フレーム
との間に回路基板が収納され、かつ前記金属フレームの
側板に形成された係合片を折り曲げて前記樹脂ケースの
端部下面側に位置させることにより、前記樹脂ケースと
前記金属フレームとを一体化したものにおいて、前記回
路基板の端部下面に設けられたフレーム・グラウンド・
パッドに圧接する板バネ部、前記金属フレームの側板内
面に圧接する板バネ部および前記折り曲げられた係合片
の上面に圧接する板バネ部を有する板バネ部材を前記樹
脂ケースの端部に係合させて組み込み、該板バネ部材を
介して前記フレーム・グラウンド・パッドと前記金属フ
レームとを電気的に接続したことを特徴とするフレーム
・グラウンド接続構造。 - 【請求項2】 下側の樹脂ケースと上側の金属フレーム
との間に回路基板が収納され、かつ前記金属フレームの
側板に形成された係合片を折り曲げて前記樹脂ケースの
端部下面側に位置させることにより、前記樹脂ケースと
前記金属フレームとを一体化したものにおいて、前記回
路基板の端部下面に設けられたフレーム・グラウンド・
パッドに圧接する板バネ部および前記金属フレームの側
板内面に圧接する板バネ部を有する板バネ部材を前記金
属フレームの側板下部に係合させて組み込み、該板バネ
部材を介して前記フレーム・グラウンド・パッドと前記
金属フレームとを電気的に接続したことを特徴とするフ
レーム・グラウンド接続構造。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の発明において、
前記フレーム・グラウンド・パッドが設けられた部分に
おける前記回路基板の端部上面とその上方の前記金属フ
レームとの間にはクッション部材が介在されていること
を特徴とするフレーム・グラウンド接続構造。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の発明に
おいて、前記樹脂ケースと前記金属フレームとの間には
液晶表示パネルが前記回路基板と電気的に接続させて収
納されていることを特徴とするフレーム・グラウンド接
続構造。 - 【請求項5】 請求項4記載の発明において、前記液晶
表示パネルと前記回路基板とはTAB基板を介して電気
的に接続されていることを特徴とするフレーム・グラウ
ンド接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27617895A JP3724020B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | フレーム・グラウンド接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27617895A JP3724020B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | フレーム・グラウンド接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09102681A true JPH09102681A (ja) | 1997-04-15 |
JP3724020B2 JP3724020B2 (ja) | 2005-12-07 |
Family
ID=17565809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27617895A Expired - Lifetime JP3724020B2 (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | フレーム・グラウンド接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3724020B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005020470A (ja) * | 2003-06-26 | 2005-01-20 | Kyocera Corp | 電子カメラ |
US7583313B2 (en) | 2003-06-26 | 2009-09-01 | Kyocera Corporation | Imaging apparatus |
JP2011114077A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Toshiba Corp | 電子機器 |
-
1995
- 1995-10-02 JP JP27617895A patent/JP3724020B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005020470A (ja) * | 2003-06-26 | 2005-01-20 | Kyocera Corp | 電子カメラ |
US7583313B2 (en) | 2003-06-26 | 2009-09-01 | Kyocera Corporation | Imaging apparatus |
JP2011114077A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Toshiba Corp | 電子機器 |
US8358512B2 (en) | 2009-11-25 | 2013-01-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3724020B2 (ja) | 2005-12-07 |
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