JPH10241807A - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH10241807A JPH10241807A JP9047208A JP4720897A JPH10241807A JP H10241807 A JPH10241807 A JP H10241807A JP 9047208 A JP9047208 A JP 9047208A JP 4720897 A JP4720897 A JP 4720897A JP H10241807 A JPH10241807 A JP H10241807A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- movable
- terminal
- contact arm
- held
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/631—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only
- H01R13/6315—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for engagement only allowing relative movement between coupling parts, e.g. floating connection
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/22—Contacts for co-operating by abutting
- H01R13/24—Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 一方と他方のプリント回路基板間の電気的接
続をより確実に行う。 【解決手段】 ハウジングが固定部ハウジング1と可動
部ハウジング2より成り、端子11のコンタクトアーム
部分12が可動部ハウジング2内に保持され、端子11
のテール部分13が固定部ハウジング1に保持され、端
子11のコンタクトアーム部分12とテール部分13の
間に可動部ハウジング2の固定部ハウジング1に対する
変位を可能とする可動部14が形成されて成る電気コネ
クタに於て、端子11の可動部ハウジング2内に保持さ
れるコンタクトアーム部分12と固定部ハウジング1に
保持されるテール部分13との間に形成された可動部1
4は、可動部ハウジング2の固定部ハウジング1に対す
る前後方向Z及び左右方向Xへの変位を可能とする前後
左右可動部17と、可動部ハウジング2の固定部ハウジ
ング1に対する上下方向Yへの変位を可能とする上下可
動部18より成る。
続をより確実に行う。 【解決手段】 ハウジングが固定部ハウジング1と可動
部ハウジング2より成り、端子11のコンタクトアーム
部分12が可動部ハウジング2内に保持され、端子11
のテール部分13が固定部ハウジング1に保持され、端
子11のコンタクトアーム部分12とテール部分13の
間に可動部ハウジング2の固定部ハウジング1に対する
変位を可能とする可動部14が形成されて成る電気コネ
クタに於て、端子11の可動部ハウジング2内に保持さ
れるコンタクトアーム部分12と固定部ハウジング1に
保持されるテール部分13との間に形成された可動部1
4は、可動部ハウジング2の固定部ハウジング1に対す
る前後方向Z及び左右方向Xへの変位を可能とする前後
左右可動部17と、可動部ハウジング2の固定部ハウジ
ング1に対する上下方向Yへの変位を可能とする上下可
動部18より成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一方と他方のプリント
回路基板を電気的に接続するための電気コネクタに係
り、さらに詳しくは、可動部ハウジングと固定部ハウジ
ングを備えた電気コネクタであって、一方と他方のプリ
ント回路基板との電気的接続を確実に行うことのできる
電気コネクタに関する。
回路基板を電気的に接続するための電気コネクタに係
り、さらに詳しくは、可動部ハウジングと固定部ハウジ
ングを備えた電気コネクタであって、一方と他方のプリ
ント回路基板との電気的接続を確実に行うことのできる
電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、一方と他方のプリント回路
基板を電気的に接続するために電気コネクタが用いられ
ており、上記電気コネクタとしては、一方のプリント回
路基板上に実装される雌型電気コネクタと他方のプリン
ト回路基板上に実装される雄型電気コネクタを相互に接
続し、一方と他方のプリント回路基板を電気的に接続す
るもの、あるいは、一方のプリント回路基板上に実装さ
れる電気コネクタに他方のプリント回路基板の端部を挿
入し、一方と他方のプリント回路基板を電気的に接続す
るもの等がある。
基板を電気的に接続するために電気コネクタが用いられ
ており、上記電気コネクタとしては、一方のプリント回
路基板上に実装される雌型電気コネクタと他方のプリン
ト回路基板上に実装される雄型電気コネクタを相互に接
続し、一方と他方のプリント回路基板を電気的に接続す
るもの、あるいは、一方のプリント回路基板上に実装さ
れる電気コネクタに他方のプリント回路基板の端部を挿
入し、一方と他方のプリント回路基板を電気的に接続す
るもの等がある。
【0003】そして、上記一方と他方のプリント回路基
板を電気的に接続するために用いられる電気コネクタに
は、その接続の際の応力によって、プリント回路基板上
に実装された電気コネクタに変形が生じたり、電気コネ
クタの半田付け部分やプリント回路基板の導体部分に剥
離が生じ、一方と他方のプリント回路基板間の電気的接
続不良を招く恐れがあり、この不具合を防止するため
に、電気コネクタのハウジングを固定部ハウジングと可
動部ハウジングとで構成し、ハウジングに配される端子
のコンタクトアーム部分を可動部ハウジング内にて保持
し、端子のテール部分を固定部ハウジングにて保持し、
さらに、上記端子のコンタクトアーム部分とテール部分
との間に可動部ハウジングの固定部ハウジングに対する
変位を可能とする可動部を形成した電気コネクタが用い
られるようになった。
板を電気的に接続するために用いられる電気コネクタに
は、その接続の際の応力によって、プリント回路基板上
に実装された電気コネクタに変形が生じたり、電気コネ
クタの半田付け部分やプリント回路基板の導体部分に剥
離が生じ、一方と他方のプリント回路基板間の電気的接
続不良を招く恐れがあり、この不具合を防止するため
に、電気コネクタのハウジングを固定部ハウジングと可
動部ハウジングとで構成し、ハウジングに配される端子
のコンタクトアーム部分を可動部ハウジング内にて保持
し、端子のテール部分を固定部ハウジングにて保持し、
さらに、上記端子のコンタクトアーム部分とテール部分
との間に可動部ハウジングの固定部ハウジングに対する
変位を可能とする可動部を形成した電気コネクタが用い
られるようになった。
【0004】そして、上記電気コネクタは、実公平3−
38769に示されているように、端子のコンタクトア
ーム部分とテール部分との間に形成され、可動部ハウジ
ングの固定部ハウジングに対する変位を可能とする可動
部が、電気コネクタの挿入方向に沿って生じる応力を吸
収する迂回して曲成した弾性変化域として形成され、し
かも、上記弾性変化域がU字状に形成されているもので
あり、このU字状に形成された弾性変化域によって、可
動部ハウジングの固定部ハウジングに対する電気コネク
タの前後方向(挿入方向)への変位を可能とし、さら
に、その左右方向及び上下方向への変位もある程度可能
とするものであった。
38769に示されているように、端子のコンタクトア
ーム部分とテール部分との間に形成され、可動部ハウジ
ングの固定部ハウジングに対する変位を可能とする可動
部が、電気コネクタの挿入方向に沿って生じる応力を吸
収する迂回して曲成した弾性変化域として形成され、し
かも、上記弾性変化域がU字状に形成されているもので
あり、このU字状に形成された弾性変化域によって、可
動部ハウジングの固定部ハウジングに対する電気コネク
タの前後方向(挿入方向)への変位を可能とし、さら
に、その左右方向及び上下方向への変位もある程度可能
とするものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術による
と、電気コネクタの可動部ハウジングが固定部ハウジン
グに対して前後方向のみならず左右方向及び上下方向に
ある程度変位することが可能であるので、一方と他方の
プリント回路基板を電気的に接続する際に生じる応力を
これらの変位によって吸収でき、電気コネクタの変形等
による電気的接続不良をある程度防止することができる
ものであるが、上記一方と他方のプリント回路基板を電
気的に接続する際に電気コネクタに加わる応力について
本出願人が幾つかの検討を加えた結果、次のことが判明
した。
と、電気コネクタの可動部ハウジングが固定部ハウジン
グに対して前後方向のみならず左右方向及び上下方向に
ある程度変位することが可能であるので、一方と他方の
プリント回路基板を電気的に接続する際に生じる応力を
これらの変位によって吸収でき、電気コネクタの変形等
による電気的接続不良をある程度防止することができる
ものであるが、上記一方と他方のプリント回路基板を電
気的に接続する際に電気コネクタに加わる応力について
本出願人が幾つかの検討を加えた結果、次のことが判明
した。
【0006】即ち、上記一方と他方のプリント回路基板
を電気的に接続する際に電気コネクタに加わる応力は、
一方のプリント回路基板に実装された電気コネクタに他
方のプリント回路基板に実装された電気コネクタあるい
は他方のプリント回路基板のエッジを挿入する際の挿入
力と、一方と他方のプリント回路基板を電気的に接続す
る際に互いの接続位置にずれが生じている場合に、電気
コネクタの挿入方向(前後方向)に直交する左右方向及
び上下方向に働く挿入力の分力とがあり、しかも、この
接続位置のずれによる変位を電気コネクタが吸収できな
い場合には、左右方向及び上下方向に働く挿入力の分力
が非常に大きくなり、その結果、電気コネクタに不具合
が生じるものである。
を電気的に接続する際に電気コネクタに加わる応力は、
一方のプリント回路基板に実装された電気コネクタに他
方のプリント回路基板に実装された電気コネクタあるい
は他方のプリント回路基板のエッジを挿入する際の挿入
力と、一方と他方のプリント回路基板を電気的に接続す
る際に互いの接続位置にずれが生じている場合に、電気
コネクタの挿入方向(前後方向)に直交する左右方向及
び上下方向に働く挿入力の分力とがあり、しかも、この
接続位置のずれによる変位を電気コネクタが吸収できな
い場合には、左右方向及び上下方向に働く挿入力の分力
が非常に大きくなり、その結果、電気コネクタに不具合
が生じるものである。
【0007】そこで、もう一度従来の電気コネクタを見
てみると、従来の電気コネクタにおける可動部ハウジン
グの固定部ハウジングに対する変位を可能にする可動部
は、電気コネクタの挿入方向(前後方向)に沿った力
(挿入力)を吸収する弾性変化域(U字状部分)として
形成されているので、左右方向及び上下方向への変位が
十分に得られず、そのため、一方と他方のプリント回路
基板を電気的に接続する際の互いの接続位置のずれによ
る変位を電気コネクタが吸収できず、接続位置のずれに
よって電気コネクタに不具合が生じ、一方と他方のプリ
ント回路基板間の電気的接続が確実に行われないという
不具合が生じていた。
てみると、従来の電気コネクタにおける可動部ハウジン
グの固定部ハウジングに対する変位を可能にする可動部
は、電気コネクタの挿入方向(前後方向)に沿った力
(挿入力)を吸収する弾性変化域(U字状部分)として
形成されているので、左右方向及び上下方向への変位が
十分に得られず、そのため、一方と他方のプリント回路
基板を電気的に接続する際の互いの接続位置のずれによ
る変位を電気コネクタが吸収できず、接続位置のずれに
よって電気コネクタに不具合が生じ、一方と他方のプリ
ント回路基板間の電気的接続が確実に行われないという
不具合が生じていた。
【0008】
【発明の目的】よって、本発明の目的とする所は、上述
の如き従来の技術の有する問題点を解決するものであっ
て、一方と他方のプリント回路基板を電気的に接続する
際の位置ずれに十分対応することができ、一方と他方の
プリント回路基板間の電気的接続を確実に行うことので
きる電気コネクタを提供することにある。
の如き従来の技術の有する問題点を解決するものであっ
て、一方と他方のプリント回路基板を電気的に接続する
際の位置ずれに十分対応することができ、一方と他方の
プリント回路基板間の電気的接続を確実に行うことので
きる電気コネクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為に本
発明は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対応す
る添付図面に使用した符号を用いて説明すると、端子1
1を有するハウジングより成り、上記ハウジングが固定
部ハウジング1と可動部ハウジング2より成り、上記端
子11のコンタクトアーム部分12が可動部ハウジング
2内に保持され、上記端子11のテール部分13が固定
部ハウジング1に保持されて成り、上記端子11のコン
タクトアーム部分12とテール部分13の間に可動部ハ
ウジング2の固定部ハウジング1に対する変位を可能と
する可動部14が形成されて成る電気コネクタに於て、
上記端子11の可動部ハウジング2内に保持されるコン
タクトアーム部分12と固定部ハウジング1に保持され
るテール部分13の間に形成された可動部14は、可動
部ハウジング2の固定部ハウジング1に対する前後方向
Z及び左右方向Xへの変位を可能とする前後左右可動部
14aと、可動部ハウジング2の固定部ハウジング1に
対する上下方向Yへの変位を可能とする上下可動部14
bとより成ることを特徴とする電気コネクタである。
発明は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対応す
る添付図面に使用した符号を用いて説明すると、端子1
1を有するハウジングより成り、上記ハウジングが固定
部ハウジング1と可動部ハウジング2より成り、上記端
子11のコンタクトアーム部分12が可動部ハウジング
2内に保持され、上記端子11のテール部分13が固定
部ハウジング1に保持されて成り、上記端子11のコン
タクトアーム部分12とテール部分13の間に可動部ハ
ウジング2の固定部ハウジング1に対する変位を可能と
する可動部14が形成されて成る電気コネクタに於て、
上記端子11の可動部ハウジング2内に保持されるコン
タクトアーム部分12と固定部ハウジング1に保持され
るテール部分13の間に形成された可動部14は、可動
部ハウジング2の固定部ハウジング1に対する前後方向
Z及び左右方向Xへの変位を可能とする前後左右可動部
14aと、可動部ハウジング2の固定部ハウジング1に
対する上下方向Yへの変位を可能とする上下可動部14
bとより成ることを特徴とする電気コネクタである。
【0010】
【作用】本発明は、上記技術的手段より成り、電気コネ
クタの可動部ハウジング2と固定部ハウジング1の間に
形成される可動部14が、可動部ハウジング2の固定部
ハウジング1に対する前後方向Z及び左右方向Xへの変
位を可能とする前後左右可動部14aと、可動部ハウジ
ング2の固定部ハウジング1に対する上下方向Yへの変
位を可能とする上下可動部14bとで構成されて成るも
のであるので、一方と他方のプリント回路基板を電気的
に接続しようとした際の接続位置のずれから生じる電気
コネクタの前後方向Z及び左右方向Xへの変位を前後左
右可動部14aで吸収し、また、上下方向Yへの変位を
上下可動部14bで吸収することにより、前後方向Z及
び左右方向Xと上下方向Yの変位をそれぞれ独立して吸
収することができると共に、その変位量を十分に確保す
ることができるので、一方と他方のプリント回路基板を
電気的に接続する際の互いの接続位置のずれによる変位
を電気コネクタが十分に吸収でき、接続位置のずれによ
って生じていた電気コネクタの不具合が解消され、一方
と他方のプリント回路基板間の電気的接続が確実に行わ
れるものである。
クタの可動部ハウジング2と固定部ハウジング1の間に
形成される可動部14が、可動部ハウジング2の固定部
ハウジング1に対する前後方向Z及び左右方向Xへの変
位を可能とする前後左右可動部14aと、可動部ハウジ
ング2の固定部ハウジング1に対する上下方向Yへの変
位を可能とする上下可動部14bとで構成されて成るも
のであるので、一方と他方のプリント回路基板を電気的
に接続しようとした際の接続位置のずれから生じる電気
コネクタの前後方向Z及び左右方向Xへの変位を前後左
右可動部14aで吸収し、また、上下方向Yへの変位を
上下可動部14bで吸収することにより、前後方向Z及
び左右方向Xと上下方向Yの変位をそれぞれ独立して吸
収することができると共に、その変位量を十分に確保す
ることができるので、一方と他方のプリント回路基板を
電気的に接続する際の互いの接続位置のずれによる変位
を電気コネクタが十分に吸収でき、接続位置のずれによ
って生じていた電気コネクタの不具合が解消され、一方
と他方のプリント回路基板間の電気的接続が確実に行わ
れるものである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づき詳
細に説明する。図1〜図5に示した様に、本発明の電気
コネクタは、一方と他方のプリント回路基板を電気的に
接続するために用いられるものであり、一方のプリント
回路基板上に実装される固定部ハウジング1と、他方の
プリント回路基板上に実装された電気コネクタあるいは
他方のプリント回路基板の端部を挿入する挿入空間6が
形成された可動部ハウジング2を備え、複数の端子11
のコンタクトアーム部分12が上記可動部ハウジング2
内に保持され、複数の端子11のテール部分13が上記
固定部ハウジング1に保持されて成るものであり、上記
複数の端子11のコンタクトアーム部分12とテール部
分13との間に形成された可動部14によって、可動部
ハウジング2が固定部ハウジング1に対して変位するこ
とができるように構成されているものである。
細に説明する。図1〜図5に示した様に、本発明の電気
コネクタは、一方と他方のプリント回路基板を電気的に
接続するために用いられるものであり、一方のプリント
回路基板上に実装される固定部ハウジング1と、他方の
プリント回路基板上に実装された電気コネクタあるいは
他方のプリント回路基板の端部を挿入する挿入空間6が
形成された可動部ハウジング2を備え、複数の端子11
のコンタクトアーム部分12が上記可動部ハウジング2
内に保持され、複数の端子11のテール部分13が上記
固定部ハウジング1に保持されて成るものであり、上記
複数の端子11のコンタクトアーム部分12とテール部
分13との間に形成された可動部14によって、可動部
ハウジング2が固定部ハウジング1に対して変位するこ
とができるように構成されているものである。
【0012】そして、上記電気コネクタに配設される複
数の端子11のコンタクトアーム部分12とテール部分
13との間に形成される可動部14は、可動部ハウジン
グ2の固定部ハウジング1に対する前後方向Z及び左右
方向Xへの変位を可能とする前後左右可動部17と、可
動部ハウジング2の固定部ハウジング1に対する上下方
向Yへの変位を可能とする上下可動部18とによって構
成され、可動部ハウジング2が固定部ハウジング1に対
して3次元の変位を行うものである。
数の端子11のコンタクトアーム部分12とテール部分
13との間に形成される可動部14は、可動部ハウジン
グ2の固定部ハウジング1に対する前後方向Z及び左右
方向Xへの変位を可能とする前後左右可動部17と、可
動部ハウジング2の固定部ハウジング1に対する上下方
向Yへの変位を可能とする上下可動部18とによって構
成され、可動部ハウジング2が固定部ハウジング1に対
して3次元の変位を行うものである。
【0013】さらに、上記電気コネクタに配設される複
数の端子11については、様々な形状・形態のものが考
慮されるものであるが、本実施例では、可動部ハウジン
グ2の挿入空間6の上下に端子11のコンタクト部15
が対を成すように配設されたものを示し、端子11のコ
ンタクトアーム部分12が可動部ハウジング2内の上部
に配設された上部端子11aと、端子11のコンタクト
アーム部分12が可動部ハウジング2内の下部に配設さ
れた下部端子11bとによって構成されているものであ
り、上記上部端子11a及び下部端子11bの各々に
は、前後左右可動部17a,17b及び上下可動部18
a,18bが形成されている。
数の端子11については、様々な形状・形態のものが考
慮されるものであるが、本実施例では、可動部ハウジン
グ2の挿入空間6の上下に端子11のコンタクト部15
が対を成すように配設されたものを示し、端子11のコ
ンタクトアーム部分12が可動部ハウジング2内の上部
に配設された上部端子11aと、端子11のコンタクト
アーム部分12が可動部ハウジング2内の下部に配設さ
れた下部端子11bとによって構成されているものであ
り、上記上部端子11a及び下部端子11bの各々に
は、前後左右可動部17a,17b及び上下可動部18
a,18bが形成されている。
【0014】そして、上記上部端子11a及び下部端子
11bは、上部端子11aのコンタクトアーム部分12
aが可動部ハウジング2内の上部前方の端子保持部4a
にて保持され、そのテール部分13aが固定部ハウジン
グ1の後方に形成された端子保持穴3aにて保持され、
また、上記下部端子11bのコンタクトアーム部分12
bが可動部ハウジング2内の下部後方の端子保持部4b
にて保持され、そのテール部分13bが固定部ハウジン
グ1の前方に形成された端子保持穴3bにて保持され、
固定部ハウジング1及び可動部ハウジング2に取りつけ
られているものである。
11bは、上部端子11aのコンタクトアーム部分12
aが可動部ハウジング2内の上部前方の端子保持部4a
にて保持され、そのテール部分13aが固定部ハウジン
グ1の後方に形成された端子保持穴3aにて保持され、
また、上記下部端子11bのコンタクトアーム部分12
bが可動部ハウジング2内の下部後方の端子保持部4b
にて保持され、そのテール部分13bが固定部ハウジン
グ1の前方に形成された端子保持穴3bにて保持され、
固定部ハウジング1及び可動部ハウジング2に取りつけ
られているものである。
【0015】加えて、上記固定部ハウジング1の左右両
端にはガイド体7が、上記可動部ハウジング2の左右両
端にはガイド溝8がそれぞれ形成されており、上記ガイ
ド体7とガイド溝8とを嵌合させることによって、ガイ
ド体7のガイド片9にガイド溝8の側壁10をガイドさ
れ、可動部ハウジング2の固定部ハウジング1に対する
前後方向Z、左右方向X及び上下方向Yへの変位がガイ
ドされるものであり、左右方向Xへの変位量は、ガイド
体7とガイド溝8との間の空間24によって、上下方向
Yへの変位量は、ガイド片9の端部23とガイド溝8の
側壁10に形成されたストッパ22との距離によって、
前後方向Zへの変位量は、ガイド片9と側壁10との間
の隙間(本実施例では、ガイド片9と側壁10との間の
遊び程度)によって決定されるものである。
端にはガイド体7が、上記可動部ハウジング2の左右両
端にはガイド溝8がそれぞれ形成されており、上記ガイ
ド体7とガイド溝8とを嵌合させることによって、ガイ
ド体7のガイド片9にガイド溝8の側壁10をガイドさ
れ、可動部ハウジング2の固定部ハウジング1に対する
前後方向Z、左右方向X及び上下方向Yへの変位がガイ
ドされるものであり、左右方向Xへの変位量は、ガイド
体7とガイド溝8との間の空間24によって、上下方向
Yへの変位量は、ガイド片9の端部23とガイド溝8の
側壁10に形成されたストッパ22との距離によって、
前後方向Zへの変位量は、ガイド片9と側壁10との間
の隙間(本実施例では、ガイド片9と側壁10との間の
遊び程度)によって決定されるものである。
【0016】次に、上記電気コネクタに配設される複数
の端子11についてより詳しく説明すると、複数の端子
11は、図6に示した様に、上部端子11aと下部端子
11bとで構成され、上記上部端子11aと下部端子1
1bの各々は、一般に導電性の金属シートより打ち抜か
れ、曲げ加工されて形成されるものであり、コンタクト
アーム部分12a,12b、テール部分13a,13
b、前後左右可動部17a,17b、上下可動部18
a,18bのを備え、上部端子11a及び下部端子11
bのコンタクトアーム部分12a,12bにおけるコン
タクト部15a,15bが互いに向かい合うように配設
されていると共に、互いが独立した状態で固定部ハウジ
ング1及び可動部ハウジング2に配設されているもので
ある。
の端子11についてより詳しく説明すると、複数の端子
11は、図6に示した様に、上部端子11aと下部端子
11bとで構成され、上記上部端子11aと下部端子1
1bの各々は、一般に導電性の金属シートより打ち抜か
れ、曲げ加工されて形成されるものであり、コンタクト
アーム部分12a,12b、テール部分13a,13
b、前後左右可動部17a,17b、上下可動部18
a,18bのを備え、上部端子11a及び下部端子11
bのコンタクトアーム部分12a,12bにおけるコン
タクト部15a,15bが互いに向かい合うように配設
されていると共に、互いが独立した状態で固定部ハウジ
ング1及び可動部ハウジング2に配設されているもので
ある。
【0017】そして、上記上部端子11aは、そのコン
タクトアーム部分12aが可動部ハウジング2内の上部
前方に形成された端子保持部4aで保持されていると共
に、そのテール部分13aが固定部ハウジング1の後方
に形成された端子保持穴3aで保持されており、上記コ
ンタクトアーム部分12aとテール部分13aとの間に
形成される前後左右可動部17aが可動部ハウジング2
の後方に位置するS字状部分として形成され、上記前後
左右可動部17aとコンタクトアーム部分12aの保持
部4aとの間にアーム状の上下可動部18aが形成され
て成るものである。
タクトアーム部分12aが可動部ハウジング2内の上部
前方に形成された端子保持部4aで保持されていると共
に、そのテール部分13aが固定部ハウジング1の後方
に形成された端子保持穴3aで保持されており、上記コ
ンタクトアーム部分12aとテール部分13aとの間に
形成される前後左右可動部17aが可動部ハウジング2
の後方に位置するS字状部分として形成され、上記前後
左右可動部17aとコンタクトアーム部分12aの保持
部4aとの間にアーム状の上下可動部18aが形成され
て成るものである。
【0018】さらに、図7に示した様に、上記コンタク
トアーム部分12aには、断面コ字状の折り返し部19
aが形成されており、この断面コ字状の折り返し部19
aが上記端子保持部4aによって保持されるものであ
り、この折り返し部19aから可動部ハウジング2の後
方に向かってアーム状の上下可動部18aが延び、可動
部ハウジング2の後方に位置するS字状の前後左右可動
部17aに接続され、しかも、このアーム状の上下可動
部18aとS字状の前後左右可動部17aは、折り曲げ
部20aを介して接続されているものであり、この折り
曲げ部20aが前後左右可動部17aと上下可動部18
aとの間に介在することにより、前後左右可動部17a
及び上下可動部18aに必要とされる変位を無理なく得
られるものである。
トアーム部分12aには、断面コ字状の折り返し部19
aが形成されており、この断面コ字状の折り返し部19
aが上記端子保持部4aによって保持されるものであ
り、この折り返し部19aから可動部ハウジング2の後
方に向かってアーム状の上下可動部18aが延び、可動
部ハウジング2の後方に位置するS字状の前後左右可動
部17aに接続され、しかも、このアーム状の上下可動
部18aとS字状の前後左右可動部17aは、折り曲げ
部20aを介して接続されているものであり、この折り
曲げ部20aが前後左右可動部17aと上下可動部18
aとの間に介在することにより、前後左右可動部17a
及び上下可動部18aに必要とされる変位を無理なく得
られるものである。
【0019】そして、上記下部端子11bは、そのコン
タクトアーム部分12bが可動部ハウジング2内の下部
後方に形成された端子保持部4bで保持されていると共
に、そのテール部分13bが固定部ハウジング1の前方
に形成された端子保持穴3bで保持されており、上記コ
ンタクトアーム部分12bとテール部分13bとの間に
形成される前後左右可動部17bが可動部ハウジング2
の下方に位置するU字状部分として形成され、上記前後
左右可動部17bとコンタクトアーム部分12bの保持
部4bとの間にアーム状の上下可動部18bが形成され
て成るものである。
タクトアーム部分12bが可動部ハウジング2内の下部
後方に形成された端子保持部4bで保持されていると共
に、そのテール部分13bが固定部ハウジング1の前方
に形成された端子保持穴3bで保持されており、上記コ
ンタクトアーム部分12bとテール部分13bとの間に
形成される前後左右可動部17bが可動部ハウジング2
の下方に位置するU字状部分として形成され、上記前後
左右可動部17bとコンタクトアーム部分12bの保持
部4bとの間にアーム状の上下可動部18bが形成され
て成るものである。
【0020】さらに、図8に示した様に、上記コンタク
トアーム部分12bには、断面コ字状の折り返し部19
bが形成されており、この断面コ字状の折り返し部19
bが上記端子保持部4bによって保持されるものであ
り、この折り返し部19bから可動部ハウジング2の前
方に向かってアーム状の上下可動部18bが延び、可動
部ハウジング2の前方にて可動部ハウジング2の下方に
位置するU字状の前後左右可動部17bに接続され、し
かも、このアーム状の上下可動部18bとU字状の前後
左右可動部17bは、折り曲げ部20bを介して接続さ
れているものであり、この折り曲げ部20bが前後左右
可動部17bと上下可動部18bとの間に介在すること
により、上記上部端子11aと同様、前後左右可動部1
7b及び上下可動部18bに必要とされる変位を無理な
く得られるものである。
トアーム部分12bには、断面コ字状の折り返し部19
bが形成されており、この断面コ字状の折り返し部19
bが上記端子保持部4bによって保持されるものであ
り、この折り返し部19bから可動部ハウジング2の前
方に向かってアーム状の上下可動部18bが延び、可動
部ハウジング2の前方にて可動部ハウジング2の下方に
位置するU字状の前後左右可動部17bに接続され、し
かも、このアーム状の上下可動部18bとU字状の前後
左右可動部17bは、折り曲げ部20bを介して接続さ
れているものであり、この折り曲げ部20bが前後左右
可動部17bと上下可動部18bとの間に介在すること
により、上記上部端子11aと同様、前後左右可動部1
7b及び上下可動部18bに必要とされる変位を無理な
く得られるものである。
【0021】また、上記上部端子11a及び下部端子1
1bのテール部分13a,13bには、端子取り付け片
21a,21bが形成されており、この端子取り付け片
21a,21bが固定部ハウジング1に形成された端子
保持穴3a,3bに保持されるものである。
1bのテール部分13a,13bには、端子取り付け片
21a,21bが形成されており、この端子取り付け片
21a,21bが固定部ハウジング1に形成された端子
保持穴3a,3bに保持されるものである。
【0022】次に、上記電気コネクタの使用例を説明す
る。本発明の電気コネクタは、一方と他方のプリント回
路基板を電気的に接続するために用いられるものであ
り、先ず、一方のプリント回路基板(図示せず)上に本
発明の電気コネクタを実装する。即ち、電気コネクタを
構成する固定部ハウジング1に保持された複数の端子
(上部端子11a及び下部端子11b)のテール部分1
3a,13bを一方のプリント回路基板の導体部分に半
田付け接続するものであり、この時、固定部ハウジング
1に設けられたビス止め穴5を利用して一方のプリント
回路基板への固定部ハウジング1の実装をより強固なも
のとすることもできる。
る。本発明の電気コネクタは、一方と他方のプリント回
路基板を電気的に接続するために用いられるものであ
り、先ず、一方のプリント回路基板(図示せず)上に本
発明の電気コネクタを実装する。即ち、電気コネクタを
構成する固定部ハウジング1に保持された複数の端子
(上部端子11a及び下部端子11b)のテール部分1
3a,13bを一方のプリント回路基板の導体部分に半
田付け接続するものであり、この時、固定部ハウジング
1に設けられたビス止め穴5を利用して一方のプリント
回路基板への固定部ハウジング1の実装をより強固なも
のとすることもできる。
【0023】そして、上記一方のプリント回路基板上に
実装された電気コネクタを構成する可動部ハウジングの
挿入空間6に他方のプリント回路基板上に実装された電
気コネクタあるいは他方のプリント回路基板のエッジ
(本実施例では、他方のプリント回路基板のエッジ)3
0を挿入(図中矢印I)することにより、一方と他方の
プリント回路基板を電気的に接続される。
実装された電気コネクタを構成する可動部ハウジングの
挿入空間6に他方のプリント回路基板上に実装された電
気コネクタあるいは他方のプリント回路基板のエッジ
(本実施例では、他方のプリント回路基板のエッジ)3
0を挿入(図中矢印I)することにより、一方と他方の
プリント回路基板を電気的に接続される。
【0024】ところで、一方のプリント回路基板に実装
された電気コネクタに他方のプリント回路基板に実装さ
れた電気コネクタあるいは他方のプリント回路基板のエ
ッジ30とを接続する際に、互いの接続位置にずれが生
じている場合、この接続位置のずれを直そうとする力が
電気コネクタの挿入方向(前後方向Z)に直交する左右
方向X及び上下方向Yに挿入力の分力として働き、これ
らの力が電気コネクタの可動部ハウジングの変位として
現れる。
された電気コネクタに他方のプリント回路基板に実装さ
れた電気コネクタあるいは他方のプリント回路基板のエ
ッジ30とを接続する際に、互いの接続位置にずれが生
じている場合、この接続位置のずれを直そうとする力が
電気コネクタの挿入方向(前後方向Z)に直交する左右
方向X及び上下方向Yに挿入力の分力として働き、これ
らの力が電気コネクタの可動部ハウジングの変位として
現れる。
【0025】この時の可動部ハウジング2の変位は、電
気コネクタの可動部ハウジング2と固定部ハウジング1
の間に形成される可動部14によって行われるものであ
り、可動部ハウジング2の前後方向Z及び左右方向Xへ
の変位は、上部端子11a及び下部端子11bに形成さ
れた前後左右可動部17a,17bによって行われ、可
動部ハウジング2の上下方向Yへの変位は、上部端子1
1a及び下部端子11bに形成された上下可動部18
a,18bによって行われるものであり、前後方向Z及
び左右方向Xと上下方向Yの変位がそれぞれ独立して行
われ、互いの接続位置のずれが吸収されるものである。
気コネクタの可動部ハウジング2と固定部ハウジング1
の間に形成される可動部14によって行われるものであ
り、可動部ハウジング2の前後方向Z及び左右方向Xへ
の変位は、上部端子11a及び下部端子11bに形成さ
れた前後左右可動部17a,17bによって行われ、可
動部ハウジング2の上下方向Yへの変位は、上部端子1
1a及び下部端子11bに形成された上下可動部18
a,18bによって行われるものであり、前後方向Z及
び左右方向Xと上下方向Yの変位がそれぞれ独立して行
われ、互いの接続位置のずれが吸収されるものである。
【0026】しかも、上記可動部ハウジング2の変位
は、S字状あるいはU字状に成された前後左右可動部1
7a,17b及び可動部ハウジング2の前後方向に延び
るアーム状の上下可動部18a,18bによって行われ
るので、その変位量を十分に確保することができ、一方
と他方のプリント回路基板を電気的に接続する際の互い
の接続位置のずれによる変位を電気コネクタが十分に吸
収でき、接続位置のずれによって生じていた電気コネク
タの不具合が解消され、一方と他方のプリント回路基板
間の電気的接続が確実に行われるものである。
は、S字状あるいはU字状に成された前後左右可動部1
7a,17b及び可動部ハウジング2の前後方向に延び
るアーム状の上下可動部18a,18bによって行われ
るので、その変位量を十分に確保することができ、一方
と他方のプリント回路基板を電気的に接続する際の互い
の接続位置のずれによる変位を電気コネクタが十分に吸
収でき、接続位置のずれによって生じていた電気コネク
タの不具合が解消され、一方と他方のプリント回路基板
間の電気的接続が確実に行われるものである。
【0027】さらに、大きな変位に対応できることによ
り、可動部14(前後左右可動部17a,17b及び上
下可動部18a,18b)の弾性変形域を越えた変形が
生じにくく、しかも、可動部ハウジング2の変位を固定
部ハウジング1に配設されたガイド体7と可動部ハウジ
ング2に形成されたガイド溝8によってガイドすること
により、可動部ハウジング2の不自然な変位を防止でき
ると共に、端子の可動部の弾性変化域を越えた変形を防
止でき、電気コネクタの使用寿命を向上させることがで
きるものである。
り、可動部14(前後左右可動部17a,17b及び上
下可動部18a,18b)の弾性変形域を越えた変形が
生じにくく、しかも、可動部ハウジング2の変位を固定
部ハウジング1に配設されたガイド体7と可動部ハウジ
ング2に形成されたガイド溝8によってガイドすること
により、可動部ハウジング2の不自然な変位を防止でき
ると共に、端子の可動部の弾性変化域を越えた変形を防
止でき、電気コネクタの使用寿命を向上させることがで
きるものである。
【0028】また、ガイド体7及びガイド溝8を固定部
ハウジング1及び可動部ハウジング2に設けた場合、左
右方向Xへの変位量は、ガイド体7とガイド溝8との間
の空間24によって、上下方向Yへの変位量は、ガイド
片9の端部23とガイド溝8の側壁10に形成されたス
トッパ22との距離によって、前後方向Zへの変位量
は、ガイド片9と側壁10との間の隙間で決定されるも
のであるので、電気コネクタの使用場所や目的に応じて
これらを調整することができる。
ハウジング1及び可動部ハウジング2に設けた場合、左
右方向Xへの変位量は、ガイド体7とガイド溝8との間
の空間24によって、上下方向Yへの変位量は、ガイド
片9の端部23とガイド溝8の側壁10に形成されたス
トッパ22との距離によって、前後方向Zへの変位量
は、ガイド片9と側壁10との間の隙間で決定されるも
のであるので、電気コネクタの使用場所や目的に応じて
これらを調整することができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明によると次の
様な効果を奏する。即ち、電気コネクタの可動部ハウジ
ングと固定部ハウジングの間に形成される可動部が、可
動部ハウジングの固定部ハウジングに対する前後方向及
び左右方向への変位を可能とする前後左右可動部と、可
動部ハウジングの固定部ハウジングに対する上下方向へ
の変位を可能とする上下可動部とで構成され、前後方向
及び左右方向への変位を前後左右可動部で吸収し、上下
方向への変位を上下可動部で吸収することにより、前後
方向及び左右方向と上下方向の変位をそれぞれ独立して
吸収することができると共に、その変位量を十分に確保
することができるので、一方と他方のプリント回路基板
を電気的に接続する際の互いの接続位置のずれによる変
位を電気コネクタが十分に吸収でき、接続位置のずれに
よって生じていた電気コネクタの不具合が解消され、一
方と他方のプリント回路基板間の電気的接続を確実に行
うことのできる電気コネクタを提供できるものである。
様な効果を奏する。即ち、電気コネクタの可動部ハウジ
ングと固定部ハウジングの間に形成される可動部が、可
動部ハウジングの固定部ハウジングに対する前後方向及
び左右方向への変位を可能とする前後左右可動部と、可
動部ハウジングの固定部ハウジングに対する上下方向へ
の変位を可能とする上下可動部とで構成され、前後方向
及び左右方向への変位を前後左右可動部で吸収し、上下
方向への変位を上下可動部で吸収することにより、前後
方向及び左右方向と上下方向の変位をそれぞれ独立して
吸収することができると共に、その変位量を十分に確保
することができるので、一方と他方のプリント回路基板
を電気的に接続する際の互いの接続位置のずれによる変
位を電気コネクタが十分に吸収でき、接続位置のずれに
よって生じていた電気コネクタの不具合が解消され、一
方と他方のプリント回路基板間の電気的接続を確実に行
うことのできる電気コネクタを提供できるものである。
【0030】さらに、可動部ハウジングの変位を固定部
ハウジングに配設されたガイド体によってガイドするこ
とにより、可動部ハウジングの不自然な変位を防止でき
ると共に、端子の可動部の弾性変化域を越えた変形を防
止でき、電気コネクタの使用寿命を向上させることがで
きるものである。
ハウジングに配設されたガイド体によってガイドするこ
とにより、可動部ハウジングの不自然な変位を防止でき
ると共に、端子の可動部の弾性変化域を越えた変形を防
止でき、電気コネクタの使用寿命を向上させることがで
きるものである。
【図1】本発明の電気コネクタの構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】電気コネクタの正面図である。
【図3】電気コネクタの平面図である。
【図4】電気コネクタの右側面図である。
【図5】図2に於けるA−A’線に沿う断面図である。
【図6】電気コネクタに配設される端子の形状を示す斜
視図である。
視図である。
【図7】上部端子の斜視図である。
【図8】下部端子の斜視図である。
1 固定部ハウジング 2 可動部ハウジング 3a,3b 端子保持穴 4a,4b 端子保持部 5 ビス止め穴 6 挿入空間 7 ガイド体 8 ガイド溝 9 ガイド片 10 側壁 11a 上部端子 11b 下部端子 12a,12b コンタクトアーム部分 13a,13b テール部分 14 可動部 15a,15b コンタクト部 17a,17b 前後左右可動部 18a,18b 上下可動部 19a,19b 折り返し部 20a,20b 折り曲げ部 21a,21b 端子取り付け片
Claims (4)
- 【請求項1】 端子11を有するハウジングより成り、
上記ハウジングが固定部ハウジング1と可動部ハウジン
グ2より成り、上記端子11のコンタクトアーム部分1
2が可動部ハウジング2内に保持され、上記端子11の
テール部分13が固定部ハウジング1に保持されて成
り、上記端子11のコンタクトアーム部分12とテール
部分13の間に可動部ハウジング2の固定部ハウジング
1に対する変位を可能とする可動部14が形成されて成
る電気コネクタに於て、 上記端子11の可動部ハウジング2内に保持されるコン
タクトアーム部分12と固定部ハウジング1に保持され
るテール部分13の間に形成された可動部14は、可動
部ハウジング2の固定部ハウジング1に対する前後方向
Z及び左右方向Xへの変位を可能とする前後左右可動部
17と、可動部ハウジング2の固定部ハウジング1に対
する上下方向Yへの変位を可能とする上下可動部18と
より成ることを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項2】 上記端子11は、端子11のコンタクト
アーム部分12が可動部ハウジング2内の上部に配設さ
れた上部端子11aと、端子11のコンタクトアーム部
分12が可動部ハウジング2内の下部に配設された下部
端子11bより成り、上記上部端子11aと下部端子1
1bの各々が前後左右可動部17a,17b及び上下可
動部18a,18bを有して成ることを特徴とする請求
項1記載の電気コネクタ。 - 【請求項3】 上記上部端子11aは、そのコンタクト
アーム部分12aが可動部ハウジング2内の上部前方に
て保持されていると共に、そのテール部分13aが固定
部ハウジング1の後方にて保持されて成り、上記コンタ
クトアーム部分12aとテール部分13aとの間に形成
される前後左右可動部17aが可動部ハウジング2の後
方に位置するS字状部分として形成され、上記前後左右
可動部17aとコンタクトアーム部分12aの保持部4
aとの間にアーム状の上下可動部18aが形成され、さ
らに、上記下部端子11bは、そのコンタクトアーム部
分12bが可動部ハウジング2内の下部後方にて保持さ
れていると共に、そのテール部分13bが固定部ハウジ
ング1の前方にて保持されて成り、上記コンタクトアー
ム部分12bとテール部分13bとの間に形成される前
後左右可動部17bが可動部ハウジング2の下方に位置
するU字状部分として形成され、上記前後左右可動部1
7bとコンタクトアーム部分12bの保持部4bとの間
にアーム状の上下可動部18bが形成されていることを
特徴とする請求項1,請求項2記載の電気コネクタ。 - 【請求項4】 上記可動部ハウジング2の左右両端に
は、固定部ハウジング1の左右両端に固定されたガイド
体7が嵌合するガイド溝8が形成されており、上記ガイ
ド体7とガイド溝8によって可動部ハウジング2の固定
部ハウジング1に対する前後方向Z、左右方向X及び上
下方向Yへの変位がガイドされることを特徴とする請求
項1,請求項2,請求項3記載の電気コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9047208A JPH10241807A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 電気コネクタ |
US08/915,550 US6039590A (en) | 1997-02-14 | 1997-08-13 | Electrical connector with relatively movable two-part housing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9047208A JPH10241807A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 電気コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10241807A true JPH10241807A (ja) | 1998-09-11 |
Family
ID=12768745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9047208A Pending JPH10241807A (ja) | 1997-02-14 | 1997-02-14 | 電気コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6039590A (ja) |
JP (1) | JPH10241807A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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JP2007165128A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Smk Corp | プリント基板相互の電気的接続構造 |
JP2007165129A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Smk Corp | フローティングコネクタソケット |
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JP2013093318A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-16 | Jst Mfg Co Ltd | コネクタ |
WO2024014157A1 (ja) * | 2022-07-12 | 2024-01-18 | Smk株式会社 | 可動コネクタ、可動コネクタ用ターミナル及びコネクタアセンブリ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW539306U (en) * | 2002-06-20 | 2003-06-21 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Electrical connector |
JP4265892B2 (ja) * | 2002-08-06 | 2009-05-20 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | コネクタ装置 |
JP4017481B2 (ja) * | 2002-09-24 | 2007-12-05 | 日本圧着端子製造株式会社 | プリント基板接続用コネクタ及びこのコネクタを使用したプリント基板接続装置 |
JP2005005053A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Tyco Electronics Amp Kk | 遊動型コネクタ及びその製造方法 |
US6908326B2 (en) * | 2003-08-08 | 2005-06-21 | J. S. T. Mfg. Co., Ltd. | Floating connector |
JP4343029B2 (ja) * | 2004-05-27 | 2009-10-14 | タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 | 基板取付型電気コネクタ |
WO2006074701A1 (en) * | 2005-01-11 | 2006-07-20 | Fci | Board-to-board connector |
CN101212095B (zh) * | 2006-12-26 | 2012-01-11 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电连接器端子 |
DE102007030920B3 (de) * | 2007-07-03 | 2008-10-23 | Erni Electronics Gmbh | Steckverbinder |
US7442083B1 (en) * | 2007-07-20 | 2008-10-28 | Lotes Co., Ltd. | Electrical connector |
US7955095B1 (en) * | 2010-01-28 | 2011-06-07 | Cheng Uei Precision Industry Co., Ltd. | Battery connector and contact used therein |
DE102010014980A1 (de) | 2010-04-14 | 2011-10-20 | Pfisterer Kontaktsysteme Gmbh | Elektrisches Steckverbindungselement und Steckverbindungsteil mit mehreren Steckverbindungselementen |
JP5672125B2 (ja) * | 2011-04-13 | 2015-02-18 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ |
JP5801125B2 (ja) * | 2011-07-14 | 2015-10-28 | 日本航空電子工業株式会社 | 遊動型コネクタ |
JP5606588B1 (ja) * | 2013-05-20 | 2014-10-15 | イリソ電子工業株式会社 | コネクタ |
US10098253B1 (en) * | 2016-06-22 | 2018-10-09 | Juniper Networks, Inc. | Apparatus, system, and method for aligning and supporting line cards within telecommunications systems |
JP6959876B2 (ja) * | 2018-01-25 | 2021-11-05 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
Family Cites Families (20)
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---|---|---|---|---|
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