JPH10240569A - 計算機のトレース装置 - Google Patents

計算機のトレース装置

Info

Publication number
JPH10240569A
JPH10240569A JP9045493A JP4549397A JPH10240569A JP H10240569 A JPH10240569 A JP H10240569A JP 9045493 A JP9045493 A JP 9045493A JP 4549397 A JP4549397 A JP 4549397A JP H10240569 A JPH10240569 A JP H10240569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
trace
storage unit
area
writing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9045493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Kato
義幸 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9045493A priority Critical patent/JPH10240569A/ja
Publication of JPH10240569A publication Critical patent/JPH10240569A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主にハードウェア故障解析のために高速で大
量のトレースデータを得る。 【解決手段】 データの書込速度が少なくとも命令実行
のサイクルより速くかつ所定の記憶容量を有した第1の
記憶部9と、第1の記憶部に比較してデータの書込速度
が遅くかつデータの記憶容量が大きい第2の記憶部7
と、順次発生するトレースデータを第1の記憶部の先頭
領域から順番に各領域に書込んでいくデータ書込手段8
と、第1の記憶部の書込領域が最終領域に達すると、ト
レースデータの書込みを一時中断し、この第1の記憶部
に記憶された全てのトレースデータを第2の記憶部へ転
送するデータ転送手段1と、第2の記憶部へのデータ転
送後に、第1の記憶部に対するトレースデータの書込み
を先頭領域から再開するデータ書込再開手段8とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は計算機における各命
令の実行状態又は実行結果を示すトレースデータを記憶
保持する計算機のトレース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、計算機においては、CPUはプ
ログラムメモリに記憶されているプログラムの各命令を
基準クロックに同期して順番に読出してその命令を実行
する。このような計算機において、何等かの異常が発生
した場合にその異常発生原因を効率的に究明するため
に、順次CPUの命令実行をマシンサイクル毎にトレー
スするトレース装置が組込まれている場合もある。
【0003】すなわち、このトレース装置においては、
CPUを駆動する最小クロック周期や一つの命令に対す
る実行周期等で示されるマシンサイクル毎に、CPUが
実行する命令における主メモリ上の実行番地や実行結果
等からなるトレースデータを時系列的に記憶部に書込む
ようにしている。
【0004】なお、このマシンサイクルは非常に高速で
あるので、記憶部としてはデータの高速書込が可能なS
RAM等の高速記憶素子を用いる。そして、この記憶部
におけるトレースデータの書込領域が最終領域に達する
と、次のデータ以降は再度先頭領域から順番に上書きし
ていく。すなわち、この記憶部には、この記憶部の記憶
容量で定まる所定数の最新のトレースデータが常時記憶
保持されている。そして、計算機に何等かのハードウェ
ア故障が発生すると、トレース動作を停止し、記憶部に
記憶されているトレースデータを読出して故障原因を究
明する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た記憶部としてデータの高速書込が可能なSRAM等の
高速記憶素子を用いる計算機のトレース装置において
も、まだ改良すべき次のような課題があった。
【0006】すなわち、計算機におけるハードウェア故
障の解析には、各種の制御信号の出力タイミングや各記
憶素子に対する書込,読出のタイミングが重要な意味を
有する場合が多い。したがつて、前述したように、マシ
ンサイクル毎のトレースデータを用いた原因解析が不可
欠となる。そして、ハードウェア故障の原因究明を効率
的に行うには、時系列的な大量のトレースデータが必要
である。
【0007】しかし、データの高速書込が可能なSRA
M等の高速記憶素子は非常に高価であるので、トレース
データを専用に記憶するために大容量の高速記憶素子を
計算機内に組込むことは、トレース装置が組込まれた計
算機全体の製造費が大幅に上昇する懸念がある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、書込速度の異なる2種類の記憶部を用いる
ことによって、製造費をほとんど上昇させることなく、
マシンサイクル毎の高速のトレースデータを大量に記憶
保持でき、たとえハードウェア故障においても、効率的
に原因究明を実施できる計算機のトレース装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は命令を順次実行
していく計算機における命令の実行に関するトレースデ
ータを記憶保持する計算機のトレース装置に適用され
る。そして、上記課題を解消するために、データの書込
速度が少なくとも命令実行のサイクルより速くかつ所定
の記憶容量を有した第1の記憶部と、第1の記憶部に比
較してデータの書込速度が遅くかつデータの記憶容量が
大きい第2の記憶部と、順次発生するトレースデータを
第1の記憶部の先頭領域から順番に各領域に書込んでい
くデータ書込手段と、第1の記憶部の書込領域が最終領
域に達すると、トレースデータの書込みを一時中断し、
この第1の記憶部に記憶された全てのトレースデータを
第2の記憶部へ転送するデータ転送手段と、第2の記憶
部へのデータ転送後に、第1の記憶部に対するトレース
データの書込みを先頭領域から再開するデータ書込再開
手段とを備えている。
【0010】このように構成された計算機のトレース装
置においては、高速小容量の第1の記憶部と低速大容量
の第2の記憶部との2種類の記憶部が組込まれている。
そして、例えばマシンサイクル毎の命令の実行に関する
トレースデータは、ひとまず高速小容量の第1の記憶部
に書込まれる。
【0011】そして、この第1の記憶部におけるトレー
スデータの書込領域がなくなると、この第1の記憶部に
書込まれた全部のトレースデータが低速大容量の第2の
記憶部へデータ転送される。データ転送後に、第1の記
憶部に対するトレースデータの書込が開始される。
【0012】データ転送処理は特に高速で実施する必要
がないので、最終的にマシンサイクル毎のトレースデー
タは低速大容量の第2の記憶部に記憶保持される。ま
た、低速大容量の第2の記憶部は高速小容量の第1の記
憶部に比較して、価格が大幅に低いので、トレース装置
の製造費用が大幅に増加することはない。
【0013】また、請求項2の計算機のトレース装置に
おいては、トレース動作モードを通常トレースモード又
は拡張トレースモードに選択設定するトレースモード設
定手段と、データの書込速度が少なくとも命令実行のサ
イクルより速くかつ所定の記憶容量を有した第1の記憶
部と、第1の記憶部に比較してデータの書込速度が遅く
かつデータの記憶容量が大きい第2の記憶部と、順次発
生するトレースデータを第1の記憶部の先頭領域から順
番に各領域に書込んでいくデータ書込手段と、トレース
動作モードが通常トレースモードに設定された状態で第
1の記憶部の書込領域が最終領域に達すると、トレース
データの書込領域を先頭領域へ戻すデータ書込継続手段
と、トレース動作モードが拡張トレースモードに設定さ
れた状態で第1の記憶部の書込領域が最終領域に達する
と、トレースデータの書込みを一時中断し、この第1の
記憶部に記憶された全てのトレースデータを第2の記憶
部へ転送するデータ転送手段と、第2の記憶部へのデー
タ転送後に、第1の記憶部に対するトレースデータの書
込みを先頭領域から再開するデータ書込再開手段とを備
えている。
【0014】このように構成された計算機のトレース装
置においては、トレースモード設定手段によって、トレ
ース動作モードが通常トレースモードと拡張トレースモ
ードとの2種類の動作モードが選択可能である。
【0015】そして、拡張トレースモードが選択設定さ
れている期間においては、上述した発明と同様に、最終
的にマシンサイクル毎のトレースデータは低速大容量の
第2の記憶部に記憶保持される。
【0016】また、通常トレースモードが選択設定され
ている期間においては、たとえ高速小容量の第1の記憶
部がトレースデータで一杯になったとしても第2の記憶
部へデータ転送されずに、この第1の記憶部の先頭領域
からトレースデータが上書きされていく。
【0017】すなわち、この通常トレースモードにおい
ては第2の記憶部は使用されない。例えば、計算機か正
常運転を行っている期間においては、第2の記憶部に対
するデータ転送処理を行わずに、CPUの処理負担を軽
減して、計算機の処理能率を向上できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図1は実施形態のトレース装置が組込
まれた計算機の概略構成を示す模式図である。
【0019】例えばCPU等からなる命令実行部1に対
してデータバス2a,アドレスバス3aを介してプログ
ラムメモリ4が接続されている。このプログラムメモリ
4内には、通常業務を実行するための第1の命令列4a
とデータ転送を専門に行う第2の命令列4bとが記憶さ
れている。そして、命令実行部1はアドレスバス3aを
介していずれかのアドレスを順次指定することによつ
て、通常業務またはデータ転送業務を行うことが可能で
ある。
【0020】また、命令実行部1には、データバス2
b,アドレスバス3b,制御線5bを介して主メモリ6
が接続されている。この主メモリ6は例えばDRAM等
の大容量の記憶素子からなり、通常業務を実行するため
に必要な各種データを記憶する領域やトレースデータを
記憶保持するための低速大容量の第2の記憶部7が形成
されている。
【0021】また、命令実行部1には、データバス2
c,制御線5c,5dを介してトレース制御部8が接続
されている。そして、このトレース制御部8に対してデ
ータバス2d,アドレスバス3c及び制御線5eを介し
て第1の記憶部9が接続されている。この第1の記憶部
9は、例えばSRAM等の高速小容量の記憶素子からな
り、トレースデータを記憶保持する。また、トレース制
御部8は一種のマイクロプロセッサで構成されており、
命令実行部1からマシンサイクル毎に出力されるトレー
スデータを第1の記憶部9へ書込む。
【0022】トレースモード設定部10は、トレース制
御部8に対してトレース動作モードを制御線5fを介し
て設定する。具体的には、命令実行部1でマシンサイク
ル毎に出力されるトレースデータを第1の記憶部9のみ
で記憶保持する「通常トレースモード」と、トレースデ
ータを第1の記憶部9と主メモリ6の第2の記憶部7と
で記憶保持する「拡張トレースモード」との2種類のト
レース動作モードを設定可能である。
【0023】次に、このように構成された計算機のトレ
ース装置の動作を説明する。先ず、トレースモード設定
部10によってトレース動作モードが「拡張トレースモ
ード」に設定されている場合を説明する。
【0024】この計算機の電源が投入され、各部が動作
可能状態になると、命令実行部1は図示しない基準クロ
ックに同期して、アドレスバス3aを介してプログラム
メモリ4の第1の命令列4aの各アドレス(プログラム
ステップ)を指定して、該当位置に記憶されている命令
をデータバス2aを介して読出して、この命令を実行す
る。この命令の実行に従って主メモリ6上のデータをア
クセスしだ場合における該当アドレス値及び命令の実行
結果等をトレースデータとしてデータバス2cを介して
トレース制御部8へ送出する。したがって、この各トレ
ースデータは命令実行部1のマシンサイクル毎にトレー
ス制御部8へ送出される。
【0025】トレース制御部8は、マシンサイクル毎に
命令実行部1からトレースデータが入力すると、アドレ
スバス3cを介して第1の記憶部9に対して次の書込領
域のアドレスを送出すると共に、データバス2dを介し
て受理したトレースデータを第1の記憶部9へ印加す
る。なお、この状態においては、制御線5eを介して第
1の記憶部8へ書込許可信号を送出している。その結
果、トレースデータは第1の記憶部9内のアドレス指定
された領域に書込まれる。
【0026】このように、トレース制御部8は、マシン
サイクル毎に命令実行部1から出力されるトレースデー
タを第1の記憶部9の先頭領域から順番に各領域に書込
んでいく。
【0027】そして、第1の記憶部9におけるトレース
データの書込領域が最終領域に達すると、トレース制御
部8は、制御線5cを介して割込信号を命令実行部1へ
送出すると共に、制御線5eを介して第1の記憶部8へ
送出していた書込許可信号を解除する。
【0028】制御線5cを介して割込信号が印加された
命令実行部1は、第1の命令列4aからの命令の読出を
一時中断して、アドレスバス3aを介してプログラムメ
モリ4の第2の命令列4bの各アドレス(プログラムス
テップ)を指定して、該当位置に記憶されている命令を
データバス2aを介して読出して、この命令を実行す
る。この第2の命令列4bはデータ転送の各命令で構成
されているので、命令実行部1はデータ転送処理を実行
する。
【0029】すなわち、命令実行部1はトレース制御部
8に対して制御線5dを介してデータ読出指令を送出す
る。トレース制御部8はアトレスバス3cを介して第1
の記憶部9の各読出領域を順番に指定していき、デーテ
バス2dを介して各領域に記憶されているトレースデー
タを順番に読取って、データバス2cを介して命令実行
部1へ送出する。
【0030】命令実行部1は、アドレスバス3bを介し
て主メモリ6内の第2の記憶部7内の空き領域の書込ア
ドレスを順次指定していき、同時にトレース制御部8か
ら順次入力される各トレースデータを主メモリ6に印加
していく。その結果、各トレースデータは主メモリ6内
の第2の記憶部7の空き領域へ順番に書込まれていく。
【0031】なお、命令実行部1は、この第2の命令列
4bのデータ転送処理を実行している期間においては、
トレースデータを出力しない。トレース制御部8は、第
1の記憶部9に記憶されている全部のトレースデータに
対する読出処理が終了すると、命令実行部1へ送出して
いる割込信号を解除する。同時に、制御線5dを介して
第1の記憶部8へ書込許可信号を送出する。
【0032】命令実行部1は制御線5cを介して印加さ
れている割込信号が解除されると、一時中断していた第
1の命令列4aの各命令を読出して実行する常務を再開
する。その結果、マシンサイクル毎のトレースデータ出
力も再開される。
【0033】トレース制御部8は、命令実行部1からマ
シンサイクル毎のトレースデータ出力が再開されると、
アトレスバス3cを介して第1の記憶部9に対して先頭
領域から順番に各書込領域を指定していくと共に、各ト
レースデータを第1の記憶部9ヘ印加する。その結果、
第1の記憶部9の先頭領域からトレースデータが順番に
各領域に書き込まれていく。
【0034】このように、第1の記憶部9にトレースデ
ータが最終領域まで書込まれる毎に、この第1の記憶部
9に記憶されトレースデータをまとめて、第2の記憶部
7へデータ転送するようにしている。DRAMで構成さ
れた低速大容量の第2の記憶部7は、SRAMで構成さ
れた高速小容量の第1の記憶部9に比較して、記憶容量
を低価格で簡単に増大することができるので、命令実行
部1で発生するマシンサイクル毎の大量のトレースデー
タを第2の記憶部7に記憶保持することが可能である。
【0035】したがって、例えばハードウェア故障が発
生した場合等において、この第1の記憶部9及び第2の
記憶部7に記憶保持されている時系列的な大量のトレー
スデータを用いて解析することによって、効率的にハー
ドウェア故障の原因究明を実施できる。
【0036】次に、トレースモード設定部10によって
トレース動作モードが「通常トレースモード」に設定さ
れている場合を説明する。この場合、この計算機の電源
投入から、第1の記憶部9におけるトレースデータの書
込領域が最終領域に達するまでの動作は、トレース動作
モードが「拡張トレースモード」に設定されていた場合
と同じであるので説明を省略する。
【0037】そして、「通常トレースモード」の場合、
第1の記憶部9におけるトレースデータの書込領域が最
終領域に達すると、トレース制御部8は命令実行部1に
対して割込信号を送出しない。また、第1の記憶部9に
対する書込許可信号も遮断せずに継続して出力する。そ
して、アドレスバス3cを介して先頭の領域を指定する
アトレスを出力して、トレースデータの書込領域を先頭
領域へ戻す。それ以降順番に各領域をアドレス指定して
いく。その結果、各トレースデータは先頭領域から順番
に各領域に書込まれる。
【0038】このように、トレース動作モードが「通常
トレースモード」に選択設定されている期間において
は、たとえ高速小容量の第1の記憶部9がトレースデー
タで一杯になったとしても第2の記憶部7へデータ転送
されずに、この第1の記憶部9の先頭領域からトレース
データが上書きされていく。すなわち、この通常トレー
スモードにおいては第2の記憶部7は使用されない。例
えば、計算機か正常運転を行っている期間においては、
第2の記憶部7に対するデータ転送処理を行わずに、命
令実行部1の処理負担を軽減して、計算機の処理能率を
向上できる。
【0039】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではない。トレースモード設定部10に対して
操作者が予めいずれかのトレース動作モードに設定する
ことが可能であるのみならず、通常は「通常トレースモ
ード」で稼働しており、例えば計算機が異常を検出する
と自動的に「拡張トレースモード」に変更させることも
可能である。このように動作モードを自動変更すること
によって、異常発生時のみ大量のトレースデータを確保
することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の計算機の
トレース装置においては、書込速度が互いに異なる2種
類の記憶部を用いて、高速小容量の第1の記憶部に対し
て高速でトレースデータを書込み、この第1の記憶部に
書込まれたトレースデータが一杯になると、第1の記憶
部の全部のトレースデータを第2の記憶部へデータ転送
している。
【0041】したがって、製造費をほとんど上昇させる
ことなく、マシンサイクル毎の高速のトレースデータを
大量に記憶保持でき、たとえハードウェア故障発生時に
おいても、効率的に原因究明を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のトレース装置が組込ま
れた計算機の概略構成を示す模式図
【符号の説明】
1…命令実行部 2a〜2d…データバス 3a〜3c…アドレスバス 4…プログラムメモリ 4a…第1の命令列 4b…第2の命令列 6…主メモリ 7…第2の記憶部 8…トレース制御部 9…第1の記憶部 10…トレースモード設定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命令を順次実行していく計算機における
    前記命令の実行に関するトレースデータを記憶保持する
    計算機のトレース装置において、 データの書込速度が少なくとも前記命令実行のサイクル
    より速くかつ所定の記憶容量を有した第1の記憶部と、 この第1の記憶部に比較してデータの書込速度が遅くか
    つデータの記憶容量が大きい第2の記憶部と、 順次発生する前記トレースデータを前記第1の記憶部の
    先頭領域から順番に各領域に書込んでいくデータ書込手
    段と、 前記第1の記憶部の書込領域が最終領域に達すると、ト
    レースデータの書込みを一時中断し、この第1の記憶部
    に記憶された全てのトレースデータを前記第2の記憶部
    へ転送するデータ転送手段と、 この第2の記憶部へのデータ転送後に、前記第1の記憶
    部に対するトレースデータの書込みを前記先頭領域から
    再開するデータ書込再開手段とを備えた計算機のトレー
    ス装置。
  2. 【請求項2】 命令を順次実行していく計算機における
    前記命令の実行に関するトレースデータを記憶保持する
    計算機のトレース装置において、 トレース動作モードを通常トレースモード又は拡張トレ
    ースモードに選択設定するトレースモード設定手段と、 データの書込速度が少なくとも前記命令実行のサイクル
    より速くかつ所定の記憶容量を有した第1の記憶部と、 この第1の記憶部に比較してデータの書込速度が遅くか
    つデータの記憶容量が大きい第2の記憶部と、 順次発生する前記トレースデータを前記第1の記憶部の
    先頭領域から順番に各領域に書込んでいくデータ書込手
    段と、 前記トレース動作モードが通常トレースモードに設定さ
    れた状態で前記第1の記憶部の書込領域が最終領域に達
    すると、トレースデータの書込領域を前記先頭領域へ戻
    すデータ書込継続手段と、 前記トレース動作モードが拡張トレースモードに設定さ
    れた状態で前記第1の記憶部の書込領域が最終領域に達
    すると、トレースデータの書込みを一時中断し、この第
    1の記憶部に記憶された全てのトレースデータを前記第
    2の記憶部へ転送するデータ転送手段と、 この第2の記憶部へのデータ転送後に、前記第1の記憶
    部に対するトレースデータの書込みを前記先頭領域から
    再開するデータ書込再開手段とを備えた計算機のトレー
    ス装置。
JP9045493A 1997-02-28 1997-02-28 計算機のトレース装置 Pending JPH10240569A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9045493A JPH10240569A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 計算機のトレース装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9045493A JPH10240569A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 計算機のトレース装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10240569A true JPH10240569A (ja) 1998-09-11

Family

ID=12720934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9045493A Pending JPH10240569A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 計算機のトレース装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10240569A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006318172A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Renesas Technology Corp マイクロコンピュータ
WO2009150722A1 (ja) * 2008-06-10 2009-12-17 富士通株式会社 トレース情報制御装置、トレース情報制御方法およびそのためのプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006318172A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Renesas Technology Corp マイクロコンピュータ
WO2009150722A1 (ja) * 2008-06-10 2009-12-17 富士通株式会社 トレース情報制御装置、トレース情報制御方法およびそのためのプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07111713B2 (ja) 構成変更制御方式
JPS5960658A (ja) 論理機能を備えた半導体記憶装置
JPH10240569A (ja) 計算機のトレース装置
JPH0789328B2 (ja) データ処理装置
JP2846760B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JPH0410081B2 (ja)
JPS6159557A (ja) 仮想記憶制御装置
JPH03137736A (ja) マイクロプロセッサ動作トレース方式
JP2002259209A (ja) 演算処理システム
JP2682707B2 (ja) プログラマブル制御装置
JPS62239242A (ja) デバツク装置
JPH0324640A (ja) 情報処理装置のデバッグ方式
JPH0447350A (ja) 主記憶読み出し応答制御方式
JP2797674B2 (ja) 初期設定方式
JPH0212440A (ja) Fifo型キャッシュメモリ付メインメモリ装置
JP3543516B2 (ja) シーケンサのデータトレース方法
JP2000207275A (ja) 処理装置
KR20000005448U (ko) 프로세서 이중화 시스템
JPH05196695A (ja) Icテスタ用テストパターン発生メモリユニット
JP2002244857A (ja) 制御装置
JPH1011109A (ja) 制御装置
JPS63282852A (ja) 2重化処理システムにおける予備系診断方式
JPS6273341A (ja) 情報処理装置
JPH046482A (ja) 半導体装置
JPH04310140A (ja) 計算機システム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081225

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees