JPH10240441A - タッチパネルおよび入力機能一体型液晶表示装置 - Google Patents

タッチパネルおよび入力機能一体型液晶表示装置

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JPH10240441A
JPH10240441A JP9043197A JP4319797A JPH10240441A JP H10240441 A JPH10240441 A JP H10240441A JP 9043197 A JP9043197 A JP 9043197A JP 4319797 A JP4319797 A JP 4319797A JP H10240441 A JPH10240441 A JP H10240441A
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JP
Japan
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liquid crystal
input
crystal display
substrate
touch panel
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JP9043197A
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English (en)
Inventor
Kenji Nishida
賢治 西田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力者が入力に要する力が小さく、入力時に
表示色むらを生じることのないタッチパネルおよび入力
機能一体型液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 ITO等の透明な電極が形成されたポリ
エーテルスルホン、ポリエチレンテレフタレートまたは
ポリカーボネート等のプラスチックからなる可撓性を有
する入力側基板1と、NESA膜等の透明な電極が形成
されたガラス等からなる固定基板2とが、各々の電極が
対向するように両面接着テープ等からなる接着層3を介
して貼り合わされて構成されている。接着層3の四隅に
は欠落部4が設けられている。入力側基板1と固定基板
2との間には空気層5が存在し、空気層5は欠落部4に
よって空気がタッチパネルから出入りするため、密封状
態とはなっていない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯情報端末等に
用いられるタッチパネルおよび入力機能一体型液晶表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5乃至図7を用いて、従来のタッチパ
ネルについて説明する。図5は従来のタッチパネルを示
す平面図、図6は従来のタッチパネルを示す断面図、図
7は入力時のタッチパネルの状態を説明する断面図であ
る。
【0003】図5および図6に示すように、従来のタッ
チパネルは、透明な電極(図示せず)が形成されたプラ
スチック等からなる可撓性を有する入力側基板51と、
透明な電極(図示せず)が形成されたガラス等からなる
固定基板52とが、各々の電極が対向するように両面接
着テープ等からなる接着層53を介して貼り合わされて
構成されている。入力側基板51と固定基板52との間
には空気層54が存在し、空気層54は接着層53で囲
まれて密封状態となっている。
【0004】図7に示すように、タッチパネルに入力を
行う際には、ペン55等を用いて入力側基板51を撓ま
せることによって入力を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、タッ
チパネルに入力を行う際には、ペン等を用いて入力側基
板を撓ませることによって入力を行っているため、接着
層で囲まれて密封状態となっている空気層は入力時に圧
力が高くなり、入力者が入力に要する力が大きくなって
しまうという問題点がある。
【0006】さらに、空気層が接着層で囲まれて密封状
態となっているため、周囲の気温が高くなると空気層が
膨張して圧力が高くなり、入力者が入力に要する力がさ
らに大きくなってしまうという問題点がある。
【0007】また、入力に要する力が大きいため、入力
者が必要以上に入力時に力を入れてしまい、タッチパネ
ルと液晶表示素子との間に空隙を設けないように組み合
わされる入力機能一体型液晶表示装置、特に液晶表示素
子が一対の可撓性を有するプラスチック基板間に液晶が
封入されてなる液晶表示素子の場合には、液晶表示素子
を構成するプラスチック基板が撓んで表示色むらを生じ
るという問題点がある。
【0008】さらに、空気層が接着層で囲まれて密封状
態となっているため、周囲の気温が高くなると空気層が
膨張し、この空気層の圧力に負けて液晶表示素子を構成
するプラスチック基板が反ってしまい、表示色むらを生
じるという問題点がある。
【0009】また、入力に要する力が大きいため、入力
者が必要以上に入力時に力を入れてしまい、タッチパネ
ルを構成する固定基板と液晶表示素子のタッチパネル側
の電極基板とを兼ねる兼用基板を用いて、3枚の基板か
ら構成される入力機能一体型液晶表示装置の場合には、
兼用基板が撓んで表示色むらを生じるという問題点があ
る。
【0010】さらに、兼用基板がプラスチックからなる
場合には、空気層が接着層で囲まれて密封状態となって
いるため、周囲の気温が高くなると空気層が膨張し、こ
の空気層の圧力に負けて兼用基板が反ってしまい、表示
色むらを生じるという問題点がある。
【0011】本発明は、以上のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、入力者が入力に要する力が小
さく、入力時に表示色むらを生じることのないタッチパ
ネルおよび入力機能一体型液晶表示装置を提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載のタッチパネルは、可撓
性を有する入力側基板と、固定基板とが、周辺領域に接
着層を介して貼り合わされてなるタッチパネルにおい
て、前記接着層の少なくとも一部が欠落していることを
特徴としている。
【0013】請求項2記載のタッチパネルは、請求項1
記載のタッチパネルにおいて、前記接着層が矩形の枠状
であり、前記接着層の四隅が欠落していることを特徴と
している。
【0014】請求項3記載の入力機能一体型液晶表示装
置は、可撓性を有する入力側基板と、固定基板とが、周
辺領域に接着層を介して貼り合わされてなるタッチパネ
ルと、一対の電極基板間に液晶が封入されてなる液晶表
示素子とが、前記タッチパネルと前記液晶表示素子との
間に空隙を設けないように組み合わされる入力機能一体
型液晶表示装置において、前記接着層の少なくとも一部
が欠落していることを特徴としている。
【0015】請求項4記載の入力機能一体型液晶表示装
置は、請求項3記載の入力機能一体型液晶表示装置にお
いて、少なくとも前記液晶表示素子のタッチパネル側の
電極基板は、プラスチックからなることを特徴としてい
る。
【0016】請求項5記載の入力機能一体型液晶表示装
置は、可撓性を有する入力側基板と、前記入力側基板と
周辺領域に接着層を介してタッチパネルを構成する固定
基板と液晶表示素子のタッチパネル側の電極基板とを兼
ねる兼用基板と、前記兼用基板との間に液晶を封入して
液晶表示素子を構成する対向基板との3枚の基板からな
る入力機能一体型液晶表示装置において、前記接着層の
少なくとも一部が欠落していることを特徴としている。
【0017】請求項6記載の入力機能一体型液晶表示装
置は、請求項5記載の入力機能一体型液晶表示装置にお
いて、前記兼用基板は、プラスチックからなることを特
徴としている。
【0018】本発明のタッチパネルによれば、接着層の
少なくとも一部が欠落していることにより、空気層が接
着層で囲まれて密封状態となることがなく、入力時には
欠落部から空気がタッチパネルの外に出ていくため、入
力者が入力に要する力が小さくなる。
【0019】さらに、接着層が矩形の枠状であり、接着
層の四隅が欠落していることにより、効率的に入力時に
欠落部から空気をタッチパネルの外に出すことができ
る。
【0020】本発明の入力機能一体型液晶表示装置によ
れば、タッチパネルと液晶表示素子との間に空隙を設け
ないように組み合わされる入力機能一体型液晶表示装置
において、タッチパネルの接着層の少なくとも一部が欠
落していることにより、空気層が接着層で囲まれて密封
状態となることがなく、入力時には欠落部から空気がタ
ッチパネルの外に出ていくため、入力者が入力に要する
力が小さくなり、入力者が必要以上に入力時に力を入れ
ることがなく、液晶表示素子を構成する電極基板が撓ん
で表示色むらを生じることがない。
【0021】さらに、少なくとも液晶表示素子のタッチ
パネル側の電極基板がプラスチックからなっている場合
であっても、入力者が入力に要する力が小さくなり、入
力者が必要以上に入力時に力を入れることがないため、
入力時に液晶表示素子を構成するプラスチック基板が撓
んで表示色むらを生じることがなく、周囲の気温が高く
なっても空気層が膨張することがないため、この空気層
の圧力に負けて液晶表示素子を構成するプラスチック基
板が反って表示色むらを生じるということがない。
【0022】また、入力側基板と兼用基板と対向基板と
の3枚の基板からなる入力機能一体型液晶表示装置にお
いて、接着層の少なくとも一部が欠落していることによ
り、空気層が接着層で囲まれて密封状態となることがな
く、入力時には欠落部から空気が入力機能一体型液晶表
示装置の外に出ていくため、入力者が入力に要する力が
小さくなり、入力者が必要以上に入力時に力を入れるこ
とがなく、兼用基板が撓んで表示色むらを生じることが
ない。
【0023】さらに、兼用基板がプラスチックからなっ
ている場合であっても、入力者が入力に要する力が小さ
くなり、入力者が必要以上に入力時に力を入れることが
ないため、入力時に兼用基板が撓んで表示色むらを生じ
ることがなく、周囲の気温が高くなっても空気層が膨張
することがないため、この空気層の圧力に負けて兼用基
板が反って表示色むらを生じるということがない。
【0024】
【発明の実施の形態】図1乃至図4を用いて、本発明の
実施の形態について説明する。
【0025】図1および図2を用いて、本発明のタッチ
パネルについて説明する。図1は本発明に係わるタッチ
パネルを示す平面図、図2は本発明に係わるタッチパネ
ルを示す断面図である。
【0026】図1および図2に示すように、ITO等の
透明な電極(図示せず)が形成されたポリエーテルスル
ホン、ポリエチレンテレフタレートまたはポリカーボネ
ート等のプラスチックからなる可撓性を有する入力側基
板1と、NESA膜等の透明な電極(図示せず)が形成
されたガラス等からなる固定基板2とが、各々の電極が
対向するように両面接着テープ等からなる接着層3を介
して貼り合わされて構成されている。接着層3の四隅に
は欠落部4が設けられている。
【0027】入力側基板1と固定基板2との間には空気
層5が存在し、空気層5は欠落部4によって空気がタッ
チパネルから出入りするため、密封状態とはなっていな
い。欠落部4を四隅に設けることにより、効率的に空気
層5の空気がタッチパネルから出入りすることができ
る。したがって、ペン等を用いて入力側基板1を撓ませ
ることによって入力を行う際に、入力者が入力に要する
力が小さくなる。
【0028】尚、タッチパネルを構成する透明な電極、
入力側基板1、固定基板2、接着層3の材料は特に限定
されるものではなく、欠落部4の形状についても特に限
定されるものではない。
【0029】(実施の形態1)図3を用いて、本発明の
入力機能一体型液晶表示装置について説明する。図3は
本発明に係わる入力機能一体型液晶表示装置を説明する
断面図である。
【0030】図3に示すように、一対のアクリル系また
はエポキシ系からなるシート状のプラスチック基板6
に、ITO等の透明電極(図示せず)を形成し、配向膜
(図示せず)を形成した後、ラビング法等によって配向
処理を施して、シール材料7を介して透明電極が対向す
るように一対のプラスチック基板6を貼り合わせる。そ
して、一対のプラスチック基板6間に液晶8を注入して
液晶表示素子を得る。
【0031】この液晶表示素子に、前述した入力側基板
1と固定基板2とを図1に示すような四隅に欠落部4が
設けられた接着層3を介して貼り合わせたタッチパネル
を、接着剤等を用いて空隙を設けないように積層し、入
力機能一体型液晶表示装置を得る。
【0032】入力側基板1と固定基板2との間には空気
層5が存在し、空気層5は欠落部4によって空気がタッ
チパネルから出入りするため、密封状態とはなっていな
い。欠落部4を四隅に設けることにより、効率的に空気
層5の空気がタッチパネルから出入りすることができ
る。したがって、ペン等を用いて入力側基板1を撓ませ
ることによって入力を行う際に、入力者が入力に要する
力が小さくなる。
【0033】このように、入力者が入力に要する力が小
さくなることから、入力者は無意識のうちに小さい力で
入力を行うようになり、入力時の力でプラスチック基板
6が撓んで表示色むらを生じることがない。
【0034】さらに、自動車の車内等のように、周囲の
気温が高くなる場所であっても、空気層5が密封状態と
はなっていないため、空気層5が膨張することがなく、
空気層5の圧力に負けてプラスチック基板6が反って表
示色むらを生じることがない。
【0035】尚、プラスチック基板6は、アクリル系ま
たはエポキシ系からなるシート状に限定されるものでは
ないが、液晶表示素子とタッチパネルとの間に空隙を設
けない入力機能一体型液晶表示装置においては、ポリエ
ーテルスルホンまたはポリエチレンテレフタレート等の
フィルム状では、プラスチック基板6の剛性が低く、入
力時にプラスチック基板6が撓んで表示色むらを生じる
ことがあるため、アクリル系またはエポキシ系からなる
シート状を用いることが望ましい。
【0036】(実施の形態2)図4を用いて、本発明の
他の入力機能一体型液晶表示装置について説明する。図
4は本発明に係わる他の入力機能一体型液晶表示装置を
説明する断面図である。
【0037】図4に示すように、アクリル系またはエポ
キシ系からなるシート状のプラスチックからなる対向基
板9に、ITO等の透明電極(図示せず)を形成する。
一方、アクリル系またはエポキシ系からなるシート状の
プラスチックからなる兼用基板10の片面に、ITO等
の透明電極(図示せず)を形成し、他方の面にNESA
膜等の透明な電極(図示せず)を形成する。
【0038】そして、対向基板9および兼用基板10の
透明電極上に、配向膜(図示せず)を形成した後、ラビ
ング法等によって配向処理を施して、シール材料7を介
して透明電極が対向するように対向基板9と兼用基板1
0とを貼り合わせる。そして、対向基板9と兼用基板1
0との間に液晶8を注入する。
【0039】さらに、兼用基板10に、ITO等の透明
な電極(図示せず)が形成されたポリエーテルスルホ
ン、ポリエチレンテレフタレートまたはポリカーボネー
ト等のプラスチックからなる可撓性を有する入力側基板
1を、各々の透明な電極が対向するように、図1に示す
ような四隅に欠落部4が設けられた両面接着テープ等か
らなる接着層3を介して貼り合わされ、3枚の基板から
なる入力機能一体型液晶表示装置を得る。
【0040】入力側基板1と兼用基板10との間には空
気層5が存在し、空気層5は欠落部4によって空気がタ
ッチパネルから出入りするため、密封状態とはなってい
ない。欠落部4を四隅に設けることにより、効率的に空
気層5の空気が入力機能一体型液晶表示装置から出入り
することができる。したがって、ペン等を用いて入力側
基板1を撓ませることによって入力を行う際に、入力者
が入力に要する力が小さくなる。
【0041】このように、入力者が入力に要する力が小
さくなることから、入力者は無意識のうちに小さい力で
入力を行うようになり、入力時の力で兼用基板10が撓
んで表示色むらを生じることがない。
【0042】さらに、自動車の車内等のように、周囲の
気温が高くなる場所であっても、空気層5が密封状態と
はなっていないため、空気層5が膨張することがなく、
空気層5の圧力に負けて兼用基板10が反って表示色む
らを生じることがない。
【0043】尚、兼用基板10は、アクリル系またはエ
ポキシ系からなるシート状に限定されるものではない
が、3枚の基板からなる入力機能一体型液晶表示装置に
おいては、ポリエーテルスルホンまたはポリエチレンテ
レフタレート等のフィルム状では、兼用基板10の剛性
が低く、入力時に兼用基板10が撓んで表示色むらを生
じることがあるため、アクリル系またはエポキシ系から
なるシート状を用いることが望ましい。
【0044】また、対向基板9についても、アクリル系
またはエポキシ系からなるシート状に限定されるもので
はないが、液晶表示素子部分を製造する際に、加熱処理
工程を行う必要があるため、熱膨張係数および収縮率等
を兼用基板10と同一にすることが望ましく、兼用基板
10と同一の材料を用いることが望ましい。
【0045】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明のタッチパ
ネルによれば、接着層の少なくとも一部が欠落している
ことにより、空気層が接着層で囲まれて密封状態となる
ことがなく、入力時には欠落部から空気がタッチパネル
の外に出ていくため、入力者が入力に要する力が小さく
なる。
【0046】さらに、接着層が矩形の枠状であり、接着
層の四隅が欠落していることにより、効率的に入力時に
欠落部から空気をタッチパネルの外に出すことができ
る。
【0047】本発明の入力機能一体型液晶表示装置によ
れば、タッチパネルと液晶表示素子との間に空隙を設け
ないように組み合わされる入力機能一体型液晶表示装置
において、タッチパネルの接着層の少なくとも一部が欠
落していることにより、入力者が入力に要する力が小さ
くなり、入力者が必要以上に入力時に力を入れることが
ないため、液晶表示素子を構成する電極基板が撓んで表
示色むらを生じることがない。
【0048】さらに、少なくとも液晶表示素子のタッチ
パネル側の電極基板がプラスチックからなっている場合
であっても、入力者が入力に要する力が小さくなり、入
力者が必要以上に入力時に力を入れることがないため、
入力時に液晶表示素子を構成するプラスチック基板が撓
んで表示色むらを生じることがなく、周囲の気温が高く
なっても空気層が膨張することがないため、この空気層
の圧力に負けて液晶表示素子を構成するプラスチック基
板が反って表示色むらを生じるということがない。
【0049】また、入力側基板と兼用基板と対向基板と
の3枚の基板からなる入力機能一体型液晶表示装置にお
いて、接着層の少なくとも一部が欠落していることによ
り、入力者が入力に要する力が小さくなり、入力者が必
要以上に入力時に力を入れることがなく、兼用基板が撓
んで表示色むらを生じることがない。
【0050】さらに、兼用基板がプラスチックからなっ
ている場合であっても、入力者が入力に要する力が小さ
くなり、入力者が必要以上に入力時に力を入れることが
ないため、入力時に兼用基板が撓んで表示色むらを生じ
ることがなく、周囲の気温が高くなっても空気層が膨張
することがないため、この空気層の圧力に負けて兼用基
板が反って表示色むらを生じるということがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるタッチパネルを示す平面図であ
る。
【図2】本発明に係わるタッチパネルを示す断面図であ
る。
【図3】本発明に係わる入力機能一体型液晶表示装置を
説明する断面図である。
【図4】本発明に係わる他の入力機能一体型液晶表示装
置を説明する断面図である。
【図5】従来のタッチパネルを示す平面図である。
【図6】従来のタッチパネルを示す断面図である。
【図7】入力時のタッチパネルの状態を説明する断面図
である。
【符号の説明】
1 入力側基板 2 固定基板 3 接着層 4 欠落部 5 空気層 6 プラスチック基板 7 シール材料 8 液晶 9 対向基板 10 兼用基板 51 入力側基板 52 固定基板 53 接着層 54 空気層 55 ペン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する入力側基板と、固定基板
    とが、周辺領域に接着層を介して貼り合わされてなるタ
    ッチパネルにおいて、前記接着層の少なくとも一部が欠
    落していることを特徴とするタッチパネル。
  2. 【請求項2】 前記接着層が矩形の枠状であり、前記接
    着層の四隅が欠落していることを特徴とする請求項1記
    載のタッチパネル。
  3. 【請求項3】 可撓性を有する入力側基板と、固定基板
    とが、周辺領域に接着層を介して貼り合わされてなるタ
    ッチパネルと、一対の電極基板間に液晶が封入されてな
    る液晶表示素子とが、前記タッチパネルと前記液晶表示
    素子との間に空隙を設けないように組み合わされる入力
    機能一体型液晶表示装置において、前記接着層の少なく
    とも一部が欠落していることを特徴とする入力機能一体
    型液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記液晶表示素子のタッチパ
    ネル側の電極基板は、プラスチックからなることを特徴
    とする請求項3記載の入力機能一体型液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 可撓性を有する入力側基板と、前記入力
    側基板と周辺領域に接着層を介してタッチパネルを構成
    する固定基板と液晶表示素子のタッチパネル側の電極基
    板とを兼ねる兼用基板と、前記兼用基板との間に液晶を
    封入して液晶表示素子を構成する対向基板との3枚の基
    板からなる入力機能一体型液晶表示装置において、前記
    接着層の少なくとも一部が欠落していることを特徴とす
    る入力機能一体型液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記兼用基板は、プラスチックからなる
    ことを特徴とする請求項5記載の入力機能一体型液晶表
    示装置。
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