JPH10238247A - パーティッション用シール機構及びシール機構を備えたパーティッション - Google Patents

パーティッション用シール機構及びシール機構を備えたパーティッション

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JPH10238247A
JPH10238247A JP10040337A JP4033798A JPH10238247A JP H10238247 A JPH10238247 A JP H10238247A JP 10040337 A JP10040337 A JP 10040337A JP 4033798 A JP4033798 A JP 4033798A JP H10238247 A JPH10238247 A JP H10238247A
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JP
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cam
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seal
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JP10040337A
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English (en)
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Garrick D S Smith
カーリック・ディー・エス・スミス
Oliver M Julien
オリヴァー・エム・ジュリエン
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Hufcor Inc
Original Assignee
Hufcor Inc
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/74Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge
    • E04B2/82Removable non-load-bearing partitions; Partitions with a free upper edge characterised by the manner in which edges are connected to the building; Means therefor; Special details of easily-removable partitions as far as related to the connection with other parts of the building
    • E04B2/827Partitions constituted of sliding panels
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B7/00Special arrangements or measures in connection with doors or windows
    • E06B7/16Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings
    • E06B7/18Sealing arrangements on wings or parts co-operating with the wings by means of movable edgings, e.g. draught sealings additionally used for bolting, e.g. by spring force or with operating lever

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  • Structural Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要に応じて、パネルと面(フロア、天井、
壁、他のパネル、又は、パネルに隣接して位置する他の
構造体)との間にシールを形成することのできる作動可
能なシール機構を備えるパーティッションを提供する。 【解決手段】 シール機構は、シール部材を面に向けて
作動させると共に、シール部材を面に圧接された偏倚状
態から引き戻して、面との間のシールを解除する。パー
ティッション20は、内部空所を有するパネルと、シー
ル機構18とを備える。シール機構18は、パネルに関
して運動可能なシール部材と、パネルの内部空所に収容
された回転可能なカムと、シール部材とカムとの間で伸
長するコネクタとを備える。カムが第1の方向に回転す
ると、シール部材は、パネルから離れて第1の位置へ移
動し、これにより、パーティッションと面との間にシー
ルを形成する。また、カムが第2の方向に回転すると、
シール部材は、パネルに向かって第2の位置へ移動し、
これにより、パーティッションと面との間のシールを解
除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール部材を選択
的に動かすためのシール機構に関し、より詳細には、パ
ーティッションと共に使用されて、少なくとも1つのシ
ール部材を選択的に動かし、パネルとフロア又は天井の
如き面との間のシールを作動させ及び解除するためのシ
ール機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテル、学校、コンベンションホール、
オフィス及び他の多くの場所において、大きなルームス
ペースをより小さな複数のルームスペースに再分割する
ことが望まれる場合には、作動可能なパーティッション
が使用される。作動可能なパーティッション構造は、一
般的に、天井の軌道から懸架されるパネルを備えてお
り、これらパネルは、上記軌道に沿って移動可能であ
る。上記パーティッション機構は、一般的に、収納スペ
ースを備えており、大きなルームスペースを再分割する
必要がない場合には、上記収納スペースの中に上記パネ
ルを移動させて収納することができる。
【0003】上記作動可能なパーティッション構造にシ
ール機構を設け、上記パネルと該パネルの上方の天井と
の間、あるいは、上記パネルと該パネルの下方のフロア
との間、若しくは、上記パネルと該パネルの上方の天井
との間及び上記パネルと該パネルの下方のフロアとの間
に、必要に応じてシールを形成することが望ましい。ま
た、上記パネルと他のパネル、壁、又は、当該パネルの
側方に位置する他の構造体との間にシールを形成するこ
とができるように、シール機構を設けることも望まし
い。そのようなシールは、特に、空気流及び騒音を遮断
すると共にパネルの位置を安定化させることによって、
バリアとしてのパネルの有効性を高める。
【0004】不動式の掃引シールは、パネルの頂部又は
底部に取り付けられるシール機構である。そのような不
動式の掃引シールに関する問題は、特に、フロア又は天
井を気密にシールするように形成することができないと
いうことである。掃引シールを気密にシールするように
形成した場合には、そのようなシールを適所に設けた状
態でパネルを移動させることが困難であるかあるいは不
可能である。掃引シールは解除することができず、従っ
て、必要に応じてパネルを容易に移動させることができ
ない。また、掃引シールは、該掃引シールとフロア又は
天井との間に生ずる摩擦のために、磨耗を受けやすい。
【0005】他のタイプのシール機構は、作動可能なシ
ールである。作動可能なシールは、パネルの上方及び下
方の部分に設けられていて垂直方向に可動なシール部材
を備えている。シール部材は、フロア及び/又は天井に
対するシールを形成するように作動される。通常の作動
可能なシールの問題は、製造が容易で使用が容易な軽量
且つ低コストのシール機構を提供することにあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題及び課題を解決するため
の手段】本発明は、シール部材を作動させてフロア、天
井又は壁の如き面に圧接させ、そのような面との間にシ
ールを形成すると共に、上記面に押圧されているシール
部材を後退させ、これにより、上記面との間に形成され
たシールを解除するように動作する、シール機構を提供
する。
【0007】より詳細に言えば、本発明は、内部空所を
有するパネルと、該パネルと相対的に運動可能なシール
部材と、上記パネルの内部空所に収容された回転可能な
カムと、上記シール部材と上記カムとの間に伸長するコ
ネクタとを備え、これにより、上記カムが第1の方向に
回転すると、上記シール部材が上記パネルから第1の位
置へ動き、また、上記カムが第2の方向に回転すると、
上記シール部材が上記パネルに向かって第2の位置へ動
くように構成されたパーティッションを提供する。
【0008】本発明の目的は、パーティッション用の改
善されたシール機構を提供することである。
【0009】本発明の別の目的は、従来のシール機構の
上記問題点を解消するパーティッションシール機構を提
供することである。
【0010】本発明の別の目的は、シール部材を選択的
に動かすパーティッションシール機構を提供することで
ある。
【0011】本発明の別の目的は、面との間のシールを
形成し、また、上記面との間の上記シールを解除するよ
うに、選択的に作動可能なパーティッションシール機構
を提供することである。
【0012】本発明の別の目的は、2つの可動シール部
材を備えるパーティッションシール機構を提供すること
である。
【0013】本発明の別の目的は、容易に作動するパー
ティッションシール機構を提供することである。
【0014】本発明の別の目的は、低コストで容易に製
造されるパーティッションシール機構を提供することで
ある。
【0015】本発明の別の目的は、軽量のパーティッシ
ョンシール機構を提供することである。
【0016】本発明の別の目的は、改善されたシール機
構を備えたパーティッションを提供することである。
【0017】本発明の別の目的は、シール機構を備えた
パーティッションであって、該パーティッションとフロ
ア及び/又は天井との間のシールの作動及び解除を選択
的に行うように構成されたパーティッションを提供する
ことである。
【0018】本発明の上述の及び他の特徴並びに利点
は、本発明の好ましい実施例に関する以下の詳細な記
載、請求の範囲、及び、図面から明らかとなろう。
【0019】本発明の実施例を詳細に説明する前に、本
発明の適用は、以下の記載で説明する又は図面に示す構
造の細部及び構成要素の配列に限定されるものではない
ことを理解する必要がある。本発明は、他の実施例とす
ることもできるし、また、種々の方法で実施又は実行す
ることができる。また、本明細書で使用する表現及び用
語は、説明を目的とするものであって、限定的ものとみ
なしてはならない。
【0020】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明を具体
化するシール機構18の第1の実施例が示されている。
シール機構18は、パーティッション20と組み合わさ
れた状態で示されている。パーティッションは、部屋の
中で使用され、そのような部屋を複数の小さな領域に選
択的に再分割する。シール機構18は、作動可能なシー
ルを必要とする他の構造と共に作動することができる。
シール機構18は、パーティッション20と共に以下に
説明される。
【0021】図1に示すように、パーティッション20
は、天井の如きサポート構造Aに取り付けられた軌道2
2と、該軌道22と相互に係合する1又はそれ以上のキ
ャリア26と、該キャリア26に支持されたパネル28
とを備えている。上記軌道22及びキャリア26の形
態、並びに、軌道22及びキャリア26の相互に係合す
る態様は、本明細書に参考として組み込まれる米国特許
第5,406,676号(発明者:Williams、
発行日:1995年4月18日)に記載されている。
【0022】図2を参照すると、パネル28は、フレー
ム30を備えている。フレーム30は、一対の側部レー
ル32、34を備えており、これら側部レールはそれぞ
れ、第1の端部36、38と、第2の端部40、42と
を有する概ねU字型の断面を有している。図4に最も良
く示すように、側部レール32は、2つの脚部44、4
5と、これら脚部の間のウエブ48とによって形成され
ており、上記両脚部及びウエブは協働して、溝50を形
成している。側部レール34は、2つの脚部46、47
と、これら脚部の間のウエブ49とによって形成されて
おり、上記両脚部及びウエブは、溝51を形成してい
る。各脚部44、45、46、47の一端部には、L字
型のリップ部52、53、54、55がそれぞれ設けら
れている。リップ部52及び脚部44は、溝56を形成
している。リップ部53及び脚部45は、溝57を形成
している。リップ部54及び脚部46は、溝58を形成
している。リップ部54及び脚部46は、溝58を形成
している。リップ部55及び脚部47は、溝59を形成
している。側部レール32は、開口60を有している。
側部レール32は、更に、上記開口60と同軸状の軸受
アセンブリ64を有している。
【0023】図2に最も良く示すように、頂部レール6
6が側部レール32、34の第1の端部36、38の間
で伸長しており、また、底部レール68が、側部レール
32、34の第2の端部40、42の間で伸長してい
る。頂部及び底部のレール66、68は、概ねU字型の
断面形状を有していて、溝70、72をそれぞれ形成し
ている。選択に応じて、中間レール(図示せず)を側部
レール32、34の間に伸長させて、頂部レール66と
底部レール68との間に設けることができる。図面を簡
明にするために、図2は、中間レールを示していない。
しかしながら、中間レールの必要性は、パネル28の寸
法に依存することに注意する必要がある。大型のパネル
は、構造的な支持を行うために、少なくとも1つ又はそ
れ以上の中間レールを頂部レール66と底部レール68
との間に必要とすることがある。
【0024】引き続き図2を参照すると、コーナーブラ
ケット74が、頂部レール66及び側部レール32の接
合点、頂部レール66及び側部レール34の接合点、底
部レール68及び側部レール32の接合点、並びに、底
部レール68及び側部レール34の接合点にそれぞれ設
けられている。各コーナーブラケット74は、ネジの如
き固定具によって、適所に固定されている。各コーナー
ブラケット74は、頂部レール66、底部レール66及
び側部レール32、34を相互に堅固に接続して、フレ
ーム30を形成している。フレーム30は、内部空所7
6を形成している。
【0025】図1及び図4に示すように、パーティッシ
ョン20のフレーム30は、二枚の側面遮蔽部材78、
80を用いることによって、見えないようになってい
る。側面部材78、80は、一般的に非金属の薄板材料
である壁板シートであるのが好ましく、そのような薄板
材料としては、例えば、石膏、ファイバーボード、合板
又は他の木材、プラスターボード、プラスター、石板、
パーティクルボード、あるいは、他の同様な材料があ
る。別の実施例においては、側面部材78、80は、金
属、あるいは、他の非壁板材料から形成することもでき
る。側面部材78、80は、側部レール32、34の長
さにほぼ相当する長さを有し、また、側部レール32、
34の間の距離にほぼ相当する幅を有するのが好まし
い。
【0026】ここで図4を参照すると、側面部材78
は、縁部82及び縁部84を有している。側面部材78
は、上記縁部82が溝59の中に位置し、また、縁部8
4が溝57の中に位置するように方向決めされている。
対応する側部レール34、32のリップ部55、53
が、側面部材78を適所に保持している。同様に、側面
部材80は、縁部86及び縁部88を有している。側面
部材80は、縁部86が溝58の中に位置し、また、縁
部88が溝56の中に位置するように方向決めされてい
る。対応する側部レール34、32のリップ部54、5
2が、側面部材80を適所に保持している。
【0027】図3に示すように、頂部レール66は、2
つの脚部90、92と、これら脚部の間のウエブ94と
を備えている。頂部レール66は、該頂部レール66の
脚部90、92が側部レール32、34の頂縁部が終端
している平面と同じ平面で終端するように、側部レール
32、34の間に位置決めされるのが好ましい。取付ブ
ラケット96が、ウエブ94に隣接して設けられてい
る。取付ブラケット96は、キャリア26をフレーム3
0に固定する。キャリア26は、ボルト98と、好まし
くは2つのディスク100とを備えており、図3には、
一方のディスク100だけが示されている。取付ブロッ
ク96は、ボルト98を包囲している。ボルト98は、
上方に伸長して、ボルト98の端部のディスク100を
軌道22に係合させている。
【0028】回り額又はトリム部材104が、側面部材
78の頂縁部に固定されており、また、回り額又はトリ
ム部材102が、側面部材80の頂縁部に固定されてい
る。トリム部材102、104は、ネジの如き固定具に
よって、それぞれの側面部材78、80に固定されてい
る。トリム部材102、104は、2つのC字型の溝を
有しており、溝106、108ははそれぞれ、パネル2
8から離れる方向において上方に開口しており、また、
溝110、112はそれぞれ、パネル28の内部空所7
6に向かう方向において開口している。概ねV字型のシ
ール114、116が、さねはぎ係合によって、溝10
6、108の中のそれぞれ設けられている。各々のシー
ル114、116は、2つのフィンガ部118、120
を有しており、これらフィンガ部は、天井又は軌道22
等の面に接触するように構成されている。
【0029】図3を引き続き参照すると、底部レール6
8は、2つの脚部126、128と、これら脚部の間の
ウエブ130とを備えている。底部レール68は、脚部
126、128が側部レール32、34の底縁部が終端
する平面と同じ平面で終端するように、側部レール3
2、34の間に位置決めされるのが好ましい。トリム部
材131が、側面部材80の底縁部に固定されており、
また、トリム部材132が、側面部材78の底縁部に固
定されている。トリム部材131、132は、ネジの如
き固定具によって、それぞれの側面部材78、80に固
定されている。各々のトリム部材131、132は、2
つのC字型の溝を有しており、底部の溝134、136
は、パネル78から離れる方向において上方にそれぞれ
開口しており、また、側部の溝138、140は、内部
空所76に向かう方向においてそれぞれ開口している。
オタマジャクシ形のシール142、144が、さねはぎ
係合によって、側部の溝138、140の中にそれぞれ
位置決めされている。
【0030】ここで、図4及び図6を参照すると、シー
ル機構18が詳細に示されている。シール機構18は、
サポートフレーム又は支持枠150を備えている。図4
に最も良く示すように、サポートフレーム150は、概
ねC字型の断面形状を有している2つの細長いサポート
又は支持体151、152を有している。サポート15
1は、ウエブ155によって相互に接続されている脚部
153及び脚部154によって形成されている。サポー
ト152は、ウエブ158によって相互に接続されてい
る脚部156及び脚部157によって形成されている。
サポート151、152は、互いに反対方向に開口する
ように、平行に配列されている。図6に最も良く示すよ
うに、サポート151、152は、ボルト/ナットの如
き固定具159によって、あるいは、溶接によって、底
部レール68に固定されている。各々のサポート15
1、152は、頂縁部160、161においてそれぞれ
終端している。頂縁部160、161付近には、軸方向
に整合された開口162、164が形成されている。
【0031】図10に示すように、シール機構18は、
更に、カムアセンブリ166を備えている。カムアセン
ブリ166は、カム168を有している。カム168
は、隔置された2つのプレート又はディスク170、1
72を有しており、各々のディスク170、172は、
それぞれの内側面174、176と、それぞれの外側面
178、180とを有している。図8及び図9を参照す
ると、ディスク170、172は、半円形の形状を有す
るのが好ましく、各々のディスク170、172は、方
形であるのが好ましい軸方向に整合された開口182を
有している。上記開口182は、円形又は三角形の如き
別の形状にすることができることに注意する必要があ
る。上記開口182は、カム168がその周囲で回転す
る実線184(図10)と同軸状である。図8乃至図1
0を参照すると、ディスク170、172は、これらデ
ィスク170、172の間で伸長していて各々のディス
クに接続されている3つのピン又はロッド186、18
7、188によって、互いに接続されている。上記ロッ
ド187は、ディスク170を越えてこれを貫通してい
る第1の端部190(図10)を有している。
【0032】図4を再度参照すると、カム回転アセンブ
リ192が、カム168に接続されていて、一対の作動
ソケット194、196を備えている。作動ソケット1
94、196は細長く、方形の中央孔198を有する円
形の断面形状を有するのが好ましい。作動ソケット19
4は、隣接する細長いサポート151の開口162を貫
通し、該開口によって回転可能に支持されている。作動
ソケット196は、細長いサポート152の開口164
を貫通し、該開口によって回転可能に支持されている。
作動ソケット194、196は、孔198が回転軸線1
84(図10)と同軸状になるように、ディスク17
0、172のそれぞれの外側面178、180に固定さ
れている。ベアリング200が、カムディスク170と
サポート151との間のソケット194の部分を包囲
し、また、ベアリング202が、カムディスク172と
サポート152との間のソケット196の部分を包囲し
ている。
【0033】図6を参照すると、細長い作動ロッド20
4が、ソケット196から側部レール32の外方まで伸
長している。作動ロッド204は、方形の断面形状を有
していると共に鋼鉄で形成された細長い堅固な棒である
のが好ましい。しかしながら、作動バー204は、別の
断面形状を有することができ、また、別の剛性材料から
形成することができることを理解する必要がある。作動
ロッド204は、カムディスク172の開口182の中
に位置する第1の端部206を有している。その後、上
記ロッド204は、ソケット196の孔198、内部空
所76、及び、軸受アセンブリ64をそれぞれ貫通し、
更に、側部レール32の開口60を貫通して、第2の端
部208で終端している。
【0034】作動ロッド204は、カムディスク172
の開口182の中にぴったりと嵌合し、また、ソケット
196の孔198の中にぴったりと嵌合している。軸受
アセンブリ64は、作動ロッド204が開口60を貫通
している点において、作動ロッド204を包囲してい
る。軸受アセンブリ64は、作動ロッド204を軸線1
84の回りで回転するように回転可能に支持している。
【0035】作動ロッド204の第2の端部208は、
作動工具210に係合するようになされている。作動工
具210は、実質的に中空の第1の端部212を有する
概ねL字型の棒であるのが好ましい。上記第1の端部2
12は、実質的に方形の孔214を有しており、該孔
は、作動ロッド204の第2の端部208をぴったりと
収容するようになされている。作動工具210は、第1
の端部212から角度をなして伸長している第2の端部
216を有している。この第2の端部216は、オペレ
ータが作動工具210を回転させ、従って、作動ロッド
204を回転させ、更に、カム166を回転軸線184
の回りで回転させるための、ハンドルとして作用する。
【0036】作動工具210として使用することのでき
る別の実施例があることに注意する必要がある。例え
ば、多くのタイプのレンチ、レバー又はハンドルを作動
ロッド204を回転させるようにすることができる。ま
た、工具用アダプタアセンブリを作動ロッド204の第
2の端部208に接続して、種々の異なるタイプの作動
工具に選択的に係合可能にすることができる。
【0037】図4及び図8に最も良く示すように、シー
ル機構18は、更に、サポート部材151に固定されて
いて該サポート部材に支持された、運動制限ブラケット
又はカムストップ218を備える。このブラケット21
8は、脚部220、222、及び、これら脚部の間のウ
エブ224を有する概ねC字型の形状を備えている。図
8に最も良く示すように、ウエブ224は、第1のノッ
チ225と、第2のノッチ227と、ウエブ224に階
段状の形状を与えるリップ部229、231とを有して
いる。ブラケット218は、カム168に近接してサポ
ート151に固定されており、これにより、脚部222
は脚部154に当接し、ウエブ224はウエブ155に
当接し、更に、脚部220は脚部153に当接している
(図4)。
【0038】ここで図10を参照すると、スプール22
8が、サポート151、152の間で回転可能に伸長し
ている。上記スプール228は、リール230と、該リ
ールを貫通するスピンドル231とを有している。この
スピンドル231は、サポート151、152の間で伸
長していて各々のサポートに接続されている。リール2
30は、スピンドル231に関連して回転可能である。
【0039】図6及び図7を参照すると、制止ブラケッ
ト232が、サポート151、152の間で伸長してい
て、スプール228の下方の点において、上記サポート
部材によって支持されている。上記ブラケット232
は、2つの脚部234及びウエブ238を有する実質的
にU字型の形状を備えている。脚部236は、サポート
151に取り付けられており、また、脚部234は、サ
ポート152に取り付けられており、これにより、ウエ
ブ238は、サポート151、152の間で伸長してい
る。脚部234、236は、ボルト又はネジの如き固定
具240によって、サポート152、154に取り付け
られている。
【0040】ここで図2を参照すると、シール機構18
は、垂直方向に可動な下部シール部材242を備えてい
る。本発明の別の実施例においては、上部シール部材も
使用されるが、そのような上部シール部材は、別の実施
例においては関連して後に説明する。
【0041】シール部材242は、細長いシールキャリ
ア又はシール保持体244を有しており、このシールキ
ャリアは、概ねU字型の断面形状を有すると共に、第1
の端部246、及び、第2の端部248を有している。
シールキャリア244は、2つの脚部243、245
と、これら脚部の間のウエブ247とを有している。
【0042】図5を参照すると、側部トリム部材250
が、シールキャリア244の第1の端部246にある脚
部243、245の間に接続されている。トリム部材2
50は、水平断面において実質的にΣ型の形状を有して
いると共に、4つの脚部252、254、256、25
8を有している。脚部252は脚部254に接続されて
おり、一方、この脚部254は脚部256に接続されて
おり、一方、この脚部256は、脚部258に接続され
ている。脚部252は、シールキャリア244の脚部2
45に取り付けられており、また、脚部258は、シー
ルキャリア244の脚部243に取り付けられている。
脚部254及び脚部256の接合部は、実質的に凹型の
外側面260を形成している。脚部252及び254の
接合部には、実質的にC字型の溝262が形成されてい
る。脚部256及び258の接合部には、実質的にC字
型の溝264が形成されている。オタマジャクシ形のシ
ール266、268は、さねはぎ係合によって、溝26
2、264にそれぞれ取り付けられている。
【0043】シールキャリア244の脚部243、24
5は、当該シールキャリア244の第2の端部248に
おいて、互いに向かって内方に傾斜していて、上記第2
の端部248に実質的に凸型の外側面270を形成して
いる。シール部材244の第1の端部246においてト
リム部材250を形成している湾曲部は、シールキャリ
ア244の第2の端部248の凸型の外側面270の湾
曲部を実質的に補完する形状を有している。
【0044】図3に最も良く示すように、シールシュー
272が、シールキャリア244のウエブ247の底面
に取り付けられている。シールシュー272は、フォー
ムテープ又はネジの如き固定具によって、シールキャリ
ア244に取り付けられている。シールシュー272
は、2つの掃引シール274、276を有している。
【0045】図3を引き続き参照すると、オタマジャク
シ形のシール142、144は、底部レール68とシー
ルキャリア244との間で摩擦係合するように設けられ
ていて、シールキャリア244と底部レール68との間
にシールを形成している。オタマジャクシ形のシール1
42、144は、垂直方向に作動可能なシールキャリア
244と底部レール68との間から空気及び騒音が逃げ
るのを防止することにより、パーティッション20のバ
リアとしての有効性を向上させている。
【0046】図2及び図3に最も良く示すように、底部
レール68の溝72は、シールキャリア244の少なく
とも一部を収容するようになされている。シールキャリ
ア244の脚部243、245は、溝72の中に嵌合し
ている。シールキャリア244は、問題となる程のエア
ギャップを形成することなく、底部レール68の溝72
の中に収容されるように構成されている。シールキャリ
ア244は、図3に破線で示すように、溝72に入るよ
うに又は該溝から出るように垂直方向に運動することが
できるように構成されている。
【0047】図6及び図7を参照すると、シール部材2
42は、更に、リンクアーム282を備えている。この
リンクアーム282は、第1の端部286で終端する狭
い第1の部分284と、第2の端部289で終端する広
い第2の部分288とを有している。肩部290が、第
1の部分284及び第2の部分288が合流する点に形
成されている。第2の部分288は、脚部292及び脚
部294を含む概ねL字型の形状を有している。リンク
アーム282は、脚部292を溶接等によってウエブ2
47に固定することによって、シールキャリア244に
固定されている。リンクアーム282は、第2の端部2
89から底部レール68のウエブ130の開口296を
通って上方に伸長しており、これにより、リンクアーム
282は、サポート151、152の間を伸長してブラ
ケット232の開口298を貫通している。ブラケット
232は、リンクアーム282の第1の部分284の一
部を包囲していて、肩部290から上方に垂直方向に隔
置されている。リンクアーム282の第1の端部208
は、開口300を有している。
【0048】コネクタ302が、リンクアーム282及
びカム168を相互に接続している。コネクタ302
は、帯条304と、S型フック314とを含むのが好ま
しい。帯条304は、第1の端部306と、第2の端部
308とを有している。第1の端部306は、環状部3
10を有しており、この環状部は、ロッド187を包囲
し、従って、帯条304をカムアセンブリ166に接続
している(図8)。第2の端部308は、環状部312
を有しており、この環状部は、S型フック314によっ
て、リンクアーム282に接続されている。S型フック
314の一端部316は、環状部312の中に収容され
ており、また、S型フック314の他端部は、リンクア
ーム282の開口300の中に収容されている。S型フ
ック314を示したが、別の接続手段を用いて帯条30
4をリンクアーム282に接続することができ、例え
ば、帯条304をリンクアーム282に直接固定するこ
とができる。
【0049】図6及び図7を引き続き参照すると、作動
バネ320の如き偏倚部材が、肩部290とブラケット
232との間のリンクアーム282の狭い第1の部分2
84を包囲している。バネ320は、肩部290に当接
している第1の端部322と、ブラケット232に当接
している第2の端部324とを有している。バネ320
の直径は、リンクアーム282の広い第2の部分288
よりも小さく、従って、肩部290及びブラケット23
2によって適所に保持される。バネ320は、圧縮バネ
であるのが好ましい。図示の実施例は、リンクアーム2
82を包囲するバネを示しているが、他の偏倚手段を用
いることができる。
【0050】作動の際には、バネ320は、リンクアー
ム282と協働して、シール部材242をパネル28の
外方に伸長させる手段として作用する。バネ320は、
ブラケット232及び肩部290に作用して、肩部29
0に下向きの力を与え、従って、リンクアーム282に
下向きの力を与える。これにより、リンクアーム282
は、シールキャリア244を下方へ動かす。
【0051】シール機構18は、更に、シール部材24
2をパネル28に向けて動かしてシール部材242をフ
ロアの如き面との密封係合からシール部材242を後退
させる手段も備えている。シール部材242をパネル2
8の中に入れたい場合には、作動工具210を作動ロッ
ド204の第2の端部208に係合させて作動工具を回
転させる。図8及び図9に最も良く示すように、作動ロ
ッド204が回転すると、作動ソケット196が回転し
てカム168を回転させ、帯条304の一部が、ピン1
86、188の周囲のカム168の回りに巻き取られ、
これにより、帯条304の有効長さを短くする。帯条3
04が効果的に短くなることにより、リンクアーム28
2をカムアセンブリ166に向かって引っ張る運動が生
ずる。その結果、作動バネ320が、ブラケット232
と肩部290との間で圧縮され、シールキャリア244
は、溝72の中へ上方に動いて、第2の位置すなわち非
密封位置に着く。
【0052】図9に示すように、ピン188がその回転
経路の最も高い垂直方向の点に達して該点を通過するカ
ム168の回転方向の点に、回り止め点すなわちオーバ
ーセンター点が生ずる。この回り止めが生ずる理由は、
短い回転期間に関しては、帯条304の有効長さが短く
ならないからである。上記回り止め点において、カム1
68は、軸線184の回りの回転静止位置に留まる。従
って、シールキャリア244は、作動工具210に力を
与えることを必要とすることなく、第2の位置に保持さ
れる。この位置において、カム168は、その回り止め
位置すなわちオーバーセンター位置にあるということが
できる。次に、パネル28を別の位置まで軌道22に沿
って容易に動かすことができ、その際に、操作者は、シ
ールキャリア244を非密封位置に保持する一定の力を
作動ロッド204に与える必要はない。
【0053】例えば、シール部材242をフロアの如き
面に再度係合させるために、シール部材242を外方に
動かしたい場合には、作動工具210を作動ロッド20
4の第2の端部208に係合させ、図8及び図9の矢印
Dで示す反対方向に回転させる。作動ロッド204が回
転すると、カム168が回転し、帯条304の一部がカ
ム168から送り出され、これにより、帯条304の有
効長さが長くなる。帯条304が効果的に長くなること
により、リンクアーム282をカム168に向けて引っ
張る力が減少する。その結果、作動バネ320は、シー
ルキャリア244を第2の位置すなわち非密封位置から
その第1の位置すなわち密封位置へ偏倚させる。この位
置において、カム168は、密封位置すなわち休止位置
にあると言うことができる。
【0054】カムストップ218は、カム168の過回
転を防止するように作用し、以下の如く機能する。図8
及び図9を参照すると、カム168が密封位置にある時
には、カムディスク170を越えて該カムディスクを貫
通しているピン187の第1の端部190は、カムスト
ップ218のリップ部229に着座している。このリッ
プ部229は、ピン187の端部190に係合して、カ
ム168が矢印Dで示す方向にそれ以上回転しないよう
にしている。カム168が密封位置にある時には、カム
ストップ218は、パネル28に構造的な損傷を与える
恐れのある矢印Dで示す方向へのカム168の過回転を
阻止する。カムストップ218は、カム168が密封位
置から矢印Cで示す方向に回り止め位置まで回転するこ
とを許容する。
【0055】カム168が回り止め位置(図9)にある
時には、ピン187の第1の端部190は、カムストッ
プ218の第2のリップ部231に着座している。この
第2のリップ部231は、ロッド187の端部190に
係合して、カム168が矢印Cで示す方向に回転するの
を阻止する。これにより、カムストップ218は、カム
168が回り止め位置にある時には、パネル28に構造
的な損傷を与える恐れのあるカム168の過回転を阻止
する。
【0056】ここで図11乃至図13を参照すると、本
発明の第2の実施例が示されている。この第2の実施例
は、互いに接続された2又はそれ以上のパネルに設けら
れたシール部材を作動させることができる。図面を簡明
にするために、図11は、隣接する2つのパネル28
a、28bだけを示している。しかしながら、3以上の
パネルを相互に接続し、同様に変更された一つの作動工
具で作動させることができる。本第2の実施例は、図1
乃至図9に示す本発明の第1の実施例と同様であるが、
同様の参照符号で同様の構成要素を示す以下の変更点を
有している。
【0057】図11及び図12に示すように、第2の実
施例は、第1のパネル28aと、第2のパネル28bと
を備えている。これら2つのパネル28a、28bは各
々、実質的に同一の構造を有している。パネル28a、
28bは、これらパネル28a、28bを互いに係合さ
せるようになされた構造体を備えている。より詳細に言
えば、図10に最も良く示すように、トリム部材323
が、パネル28aの側部レール34aと隣接するパネル
28bの側部レール32bとの間に設けられている。ト
リム部材323は、2つの脚部材324、326、及
び、これら脚部材の間のウエブ328によって形成され
る実質的にU字型の断面形状を有している。フィンガシ
ール330、331が、それぞれの脚部324、326
と一体に接続されている。フック部材332、334
が、それぞれの脚部材324、326に接続されてい
る。
【0058】パネル28aの側部レール34aの溝51
は、トリム部材323の一部を収容するようになされて
いる。トリム部材323の脚部324、326は、溝5
1の中に位置している。トリム部材323は、問題とな
る程のエアギャップを形成することなく、側部レール3
4aの内側面335に係合するように構成されている。
トリム部材322のウエブ328、及び、脚部322、
324の一部は、側部レール34aから外方に伸長して
いる。ウエブ328は、軸線184に隣接して開口34
0を有している。
【0059】トリム部材323は、側部レール34aの
ウエブ49付近に位置していて、複数のトリムブレース
342を有しており、これらトリムブレースの1つが図
12に示されている。トリムブレース342は、実質的
に三角形の形状を有していると共に、トリムフック部材
344と、レール係合部材346とを備えている。レー
ル係合部材346は、側部レール34aの開口348に
係合して、トリムブレース342を側部レール34aに
接続している。トリム部材323のフック部材332、
334は、トリムブレース342のフック部材344に
係合して、トリム部材322をトリムブレース342に
接続し、これにより、トリム部材322を側部レール3
4aに接続している。
【0060】第1のパネル28aは、第2のパネル28
bに係合し、これにより、第1のパネル28aの側部レ
ール34aは、第2のパネル28aの側部レール32a
に当接している。トリム部材323は、第2のパネル2
8bの側部レール32bの溝50の中に十分に嵌合して
これに係合し、これにより、第1及び第2のパネル28
a、28bの間にシールを形成している。
【0061】図13を参照すると、第1のパネル28a
のシールキャリア244aの凸型の第2の端部248a
は、矢印で示すように、第2のパネル28bのシールキ
ャリア244bの凹型の第1の端部246bの中に嵌合
し、これにより、隣接するシールキャリア244a、2
44bの間にシールを形成している。
【0062】各々のパネル28a、28bのシール機構
は、上記第1の実施例に関して説明したシール機構と同
一であるが、第2の作動ロッド350が追加されてい
る。このロッド350は、ロッド204aと同じ形態を
有している。ロッド350の第1の端部352は、カム
ディスク170aに係合している。その後、ロッド35
0は、パネル76aの内部を通るソケット194a、側
部レール34aの開口60a及びトリム部材323を貫
通して、第2の端部354で終端している。軸受アセン
ブリ356が、側部レール34aの開口60aに収容さ
れていて、作動ロッド350が開口60aを貫通してい
る点において、ロッド350を包囲している。軸受アセ
ンブリ356は、ロッド350を軸線184の回りで回
転するように回転可能に支持している。
【0063】図12に示すように、機械的なソケット部
材358が、ロッド350の第2の端部354に取り付
けられている。ソケット部材358は、ソケット360
を有しており、このソケットは、隣接するパネル28b
の作動ロッド204の端部208bを収容してこれに係
合するようになされている。しかしながら、多くの構造
及び方法を用いて、隣接するパネルの間で作動ロッド2
04、350を作動的に係合させることができることに
注意する必要がある。
【0064】作動の際には、作動工具210が、第1の
パネル28aの作動ロッド204の端部208aに係合
される。作動工具210が回転すると、第1のパネル2
8aの作動ロッド204a、カム168a及び作動ロッ
ド350が、軸線184の回りで回転する。また、作動
ロッド350の第2の端部354が、第2のパネル28
bの作動ロッド204bの端部208bに係合している
ので、第2のパネルの作動ロッド204b及びカム16
8bが同時に回転して、両方のパネルのシール部材を一
体的に且つ選択的に動かす。この実施例においては2つ
の隣接するパネル28a、28bだけが示されている
が、多数の隣接するパネルを相互に接続し、一つの作動
工具を用いて、各パネルのシール部材を同時に作動させ
ることができる。
【0065】ここで図14乃至図17を参照すると、本
発明の第3の実施例が示されており、この実施例におい
ては、シール機構18は、上部及び下部のシール部材を
共に作動させる。この第3の実施例は、図1乃至図10
に示す第1の実施例と同様であるが、同様の参照符号で
同様の構成要素を示す以下の変更点を有している。
【0066】図14及び図15に示すように、この第3
の実施例は、上部シール部材400を備えている。シー
ル部材400は、細長い上部シールキャリア402を備
えており、この上部シールキャリアは、概ねU字型の断
面形状を有すると共に、第1の端部404及び第2の端
部406を有している。シールキャリア402は、脚部
408、410と、これら脚部の間のウエブ412とを
有している。ウエブ412のキャリアボルト98の軸線
416の周囲には、開口414が形成されており、これ
により、キャリアボルト98は、シールキャリア402
を貫通することができる。シールキャリア402の端部
404は、図5に示し且つ図5に関して上で説明したト
リム部材250を有するのが好ましく、また、端部40
4は、これも図5に示す端部248と同様に構成される
のが好ましい。
【0067】図15を引き続き参照すると、シールシュ
ー440が、フォームテープ又はネジの如き固定具によ
って、シールキャリア402のウエブ412に取り付け
られている。シールシュー440は、2つの掃引シール
442、444を含んでいる。
【0068】オタマジャクシ形のシール450が、側方
溝112とのさねはぎ係合によって、トリム部材104
に取り付けられており、また、オタマジャクシ形のシー
ル452が、側方溝110とのさねはぎ係合によって、
トリム部材102に取り付けられている。オタマジャク
シ形のシール450、452は、上部トリム部材10
2、104から内方且つ下方に伸長している。各々のオ
タマジャクシ形のシール450、452の一部が、頂部
レール66とシールキャリア402との間に摩擦係合す
るように設けられていて、シールキャリア402と頂部
レール66との間にシールを形成している。オタマジャ
クシ形のシール450、452は、シールキャリア40
2と頂部レール66との間を通る空気及び騒音を遮断す
ることによって、複数のパネル28のバリアとしての有
効性を高めている。
【0069】図15に最も良く示すように、頂部レール
66の溝70は、シールキャリア402の少なくとも一
部を収容するようになされている。シールキャリア40
2の脚部408、410は、頂部レール66の脚部9
0、92によって形成された溝70の中に嵌合してい
る。シールキャリア402は、問題となる程のエアギャ
ップを形成することなく、頂部レール66に嵌合するよ
うに構成されている。シールキャリア402は、図15
に破線で示すように、溝70に出入りするように垂直方
向に運動できるように設計されている。
【0070】図16を参照すると、上部シール部材40
0は、更に、リンクアーム454を有している。この上
部リンクアーム454は、第1の端部456及び第2の
端部458を有している。端部456は、取付ブラケッ
ト460を介して、シールキャリア402に固定されて
いる。リンクアーム454は、取付ブラケット460か
ら下方に伸長して頂部レール66の開口462を貫通し
ている。リンクアーム454の第2の端部458は、開
口464を有している。リンクアーム454は、細長い
金属ロッドであるが、他の材料及び構造を用いることが
できる。
【0071】図14及び図17を参照すると、帯条46
5が、第1の部分466、及び、第2の部分468を有
しており、また、上記帯条に形成された環状部310
が、部分466と部分468とを分離している。下方の
部分468は、上端部470、及び、下端部472を有
している。上端部470は、環状部310と接続されて
いる。環状部310は、カム168のピン187の周囲
を伸長しており、これにより、帯条465をカム168
に接続している。帯条465の部分468は、第1の実
施例に関して上に説明したように、リンクアーム282
に向かって下方に伸長している。
【0072】帯条465の部分466は、上端部47
8、及び、下端部480を有している。端部480は、
環状部310に隣接していて、部分466をカム168
に接続している。図17に最も良く示すように、帯条4
65の上方部分466は、その後スプール228に向か
って下方に伸長し、該スプール228に係合して該スプ
ールの回りでその方向を反転し、次に、上部リンクアー
ム454に向かって上方に伸長している。図16に最も
良く示すように、端部478は、S型フック484に接
続されている環状部482を有している。S型フック4
84の一端部486は、環状部482に拘束され、ま
た、他端部488は、リンクアーム454の開口464
に拘束されている。S型フック484を図示したが、別
の接続手段を用いて帯条465をリンクアーム454に
接続することができ、例えば、帯条465をリンクアー
ム454に直接固定することができることに注意する必
要がある。
【0073】図16を引き続き参照すると、バネ490
の如き偏倚部材が、リンクアーム454の一部を包囲し
ている。バネ490は、ブラケット460から頂部レー
ル66のウエブ94まで伸長している。バネ490は、
ブラケット460に当接している第1の端部492と、
頂部レール66のウエブ94に当接している第2の端部
494とを有している。図示の実施例はリンクアーム4
54を包囲するバネとして偏倚部材を示しているが、他
の偏倚手段を用いることもできる。
【0074】作動の際には、バネ490が、取付ブラケ
ット460及び頂部レール66に作用して、取付ブラケ
ット460に上向きの力を与え、従って、シールキャリ
ア402を外方に偏倚させ、パネル28の上方の天井の
如き面に密封係合させる。バネ490、320は、リン
クアーム454、282と協働して、シールキャリア4
02、244をパネルから伸長させる手段として作用す
る。
【0075】本発明は、また、シール部材242、40
0をパネルに向かって動かしてシール部材400、24
2を天井及びフロアの如きそれぞれの面との係合から後
退させる手段も含む。第3の実施例のカム168の作用
は、第1の実施例の作用と実質的に同一であるが、上部
シール部材400の作用が追加されている。
【0076】上部及び下部のシール部材400、242
をパネル28の中に入れたい場合には、作動工具210
を作動ロッド204の第2の端部208に係合させ、図
17の矢印Fで示すように回転させる。作動ロッド20
4が回転すると、カムアセンブリ166が回転し、帯条
365の上方及び下方の部分466、468の一部が、
ピン186、188の周囲のカム168に巻き取られ、
これにより、帯条365の上方及び下方の部分466、
468の有効長さを短くする。帯条365の上方及び下
方の部分466、468が効果的に短くなることによ
り、上部及び下部のリンクアーム454、282をカム
アセンブリ166に向けて引っ張る力が生ずる。その結
果、バネ490、320が圧縮され、上部及び下部のシ
ールキャリア402、244が、非密封位置になるよう
にそれぞれ下方及び上方に移動する。
【0077】第3の実施例のカム168は、第1の実施
例と同様に、回り止め位置及び休止位置を有している。
カム168の部材が回り止め位置にある時には、上部及
び下部のシールキャリア402、244は共に、非密封
位置に保持される。カム168が休止位置にある時に
は、上部及び下部のシールキャリア402、244は、
外方に偏倚される。
【0078】本発明を実施する際には、実施例は、下部
の作動可能なシールだけ、又は、上部の作動可能なシー
ルだけ、あるいは、両方の作動可能なシールを含むこと
ができる。また、そのような実施例は、相互に接続され
た1又はそれ以上のパネルを含むことができ、単一の作
動工具によって一連のシール機構を操作することができ
る。
【0079】当業者は理解することができるように、本
発明は、また、水平方向に作動可能なシールを有するパ
ネルを含み、当該パネルに関して水平方向に位置する
壁、他のパーティッション又は他の構造体の如き面に上
記シールを密封係合させることができる。そのような水
平方向に作動可能なシールは、上述の垂直方向に作動可
能なシールとほぼ同じ態様で作動するが、その作動方向
は、垂直面に沿う方向ではなく、水平面に沿う方向であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるシール機構及び
パーティッション構造の正面図である。
【図2】パネル及び上記シール機構の分解斜視図であ
る。
【図3】図1の線3−3に沿って取った部分断面図であ
る。
【図4】図1の線4−4に沿って取った部分断面図であ
る。
【図5】図1の線5−5に沿って取った部分断面図であ
る。
【図6】上記第1の実施例の部分正面図であって、シー
ル機構を特に示している。
【図7】図6の線7−7に沿って取った図である。
【図8】図6の線8−8に沿って取った側面図であっ
て、カムアセンブリが第1の位置にある状態を示してい
る。
【図9】図6の線8−8に沿って取った側面図であっ
て、上記カムアセンブリが第2の位置にある状態を示し
ている。
【図10】上記第1の実施例の部分正面図である。
【図11】2枚のパネル及び上記シール機構の第2の実
施例の正面図である。
【図12】図11の線12−12に沿って取った断面図
である。
【図13】図11の線13−13に沿って取った部分断
面図である。
【図14】本発明の第3の実施例におけるシール機構及
びパーティッション構造の正面図である。
【図15】図14の線15−15に沿って取った断面図
である。
【図16】上記第3の実施例の部分正面図である。
【図17】上記第3の実施例の側面図である。
【符号の説明】
18 シール機構 20 パーティッション 26 キャリア 28 パネル 30 フレーム 32、34 側部レール 44、45、46、47 脚部 48 ウエブ 76 内部空所 166 カムアセンブリ 168 カム 170、172 ディスク 186、187、188 ピン 192 カム回転アセンブリ 204 作動ロッド 210 作動工具 242 シール部材 244 シールキャリア 282 リンクアーム 320 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オリヴァー・エム・ジュリエン アメリカ合衆国ウィスコンシン州53561, メリマック,ハイポイント・ドライブ エ ス7650

Claims (60)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーティッションであって、 内部空所を有するパネルと、 該パネルに関して運動可能なシール部材と、 前記内部に収容された回転可能なカムと、 前記シール部材と前記カムとの間に伸長するコネクタと
    を備えており、 これにより、前記カムが第1の方向に回転すると、前記
    シール部材が前記パネルから離れて第1の位置まで移動
    し、また、前記カムが第2の方向に回転すると、前記シ
    ール部材が前記パネルに向かって第2の位置まで移動す
    るように構成されたことを特徴とするパーティッショ
    ン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパーティッションにお
    いて、前記シール部材が前記第2の位置にある時に、該
    シール部材が前記パネルの前記内部空所にほぼ収容され
    るように構成されたことを特徴とするパーティッショ
    ン。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のパーティッションにお
    いて、前記シール部材は、フレームを有しており、この
    フレームは、該フレームから伸長する少なくとも1つの
    可撓性のシールを有していることを特徴とするパーティ
    ッション。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のパーティッションにお
    いて、前記フレームがU字型の形状を有していることを
    特徴とするパーティッション。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のパーティッションにお
    いて、前記シール部材は、リンクアームを有しており、
    前記コネクタは、前記リンクアームに固定されているこ
    とを特徴とするパーティッション。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のパーティッションにお
    いて、前記カムは、隔置された一対のディスクを備えて
    おり、該一対のディスクは、これらディスクの間で伸長
    する少なくとも1つのピンを有していることを特徴とす
    るパーティッション。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のパーティッションにお
    いて、前記ディスクは、概ね半円形状であることを特徴
    とするパーティッション。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のパーティッションにお
    いて、前記カムは、休止位置を有しており、前記カムが
    前記休止位置にある時に、前記シール部材が前記第1の
    位置にあるように構成されたことを特徴とするパーティ
    ッション。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のパーティッションにお
    いて、前記カムは、オーバーセンター位置を有してお
    り、前記カムが前記オーバーセンター位置にある時に、
    前記シール部材が前記第2の位置にあるように構成され
    たことを特徴とするパーティッション。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載のパーティッションに
    おいて、前記シール部材が前記第2の位置にある時に、
    前記カムは、オーバーセンター位置にあって、前記第2
    の方向にそれ以上移動しないように構成されたことを特
    徴とするパーティッション。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のパーティッションに
    おいて、前記コネクタは、可撓性の帯条を含むことを特
    徴とするパーティッション。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のパーティッション
    において、前記コネクタは、更に、フックを含んでいる
    ことを特徴とするパーティッション。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載のパーティッションに
    おいて、更に、前記パネルの前記内部空所に設けられる
    サポートを備えており、該サポートは、前記カムを回転
    可能に支持するように構成されていることを特徴とする
    パーティッション。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のパーティッション
    において、前記サポートは、2つの細長い柱を有してお
    り、前記カムは、前記柱の間に設けられていることを特
    徴とするパーティッション。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載のパーティッションに
    おいて、更に、前記カムを手動操作で回転させるように
    前記カムに接続されたカム回転子を備えることを特徴と
    するパーティッション。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のパーティッション
    において、前記カム回転子は、前記カムを手動操作で回
    転するように前記カムに接続される作動工具を含むこと
    を特徴とするパーティッション。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載のパーティッションに
    おいて、前記シール部材を前記第1の位置に偏倚させる
    ように前記シール部材に接続される偏倚部材を備えてい
    ることを特徴とするパーティッション。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のパーティッション
    において、前記偏倚部材は、バネであることを特徴とす
    るパーティッション。
  19. 【請求項19】 請求項5に記載のパーティッションに
    おいて、前記偏倚部材は、前記リンクアームを包囲して
    いることを特徴とするパーティッション。
  20. 【請求項20】 請求項1に記載のパーティッションに
    おいて、前記カムに接続されるブラケットを備えてお
    り、該ブラケットは、前記第1の方向への前記カムの回
    転運動を制限するように構成されたことを特徴とするパ
    ーティッション。
  21. 【請求項21】 請求項1に記載のパーティッションに
    おいて、前記カムに接続されるブラケットを備えてお
    り、該ブラケットは、前記第2の方向への前記カムの回
    転運動を制限するように構成されたことを特徴とするパ
    ーティッション。
  22. 【請求項22】 請求項1に記載のパーティッションに
    おいて、第2のブラケットを備えており、前記バネは、
    前記シール部材と前記第2のブラケットとの間に収容さ
    れていることを特徴とするパーティッション。
  23. 【請求項23】 請求項1に記載のパーティッションに
    おいて、前記パネルに関して運動可能な第2のシール部
    材を備えており、前記コネクタは、前記第2のシール部
    材に接続されており、前記カムが前記第1の方向に回転
    すると、前記第2のシール部材は、前記パネルから離れ
    て第2の位置へ移動し、また、前記カムが前記第2の方
    向に回転すると、前記第2のシール部材は、前記パネル
    に向かって第2の位置へ移動するように構成されたこと
    を特徴とするパーティッション。
  24. 【請求項24】 請求項1に記載のパーティッションに
    おいて、前記シール部材は、垂直方向に作動可能なシー
    ル部材であることを特徴とするパーティッション。
  25. 【請求項25】 請求項1に記載のパーティッションに
    おいて、前記シール部材は、水平方向に作動可能なシー
    ル部材であることを特徴とするパーティッション。
  26. 【請求項26】 パーティッションであって、 内部空所を有するパネルと、 シール機構とを備えており、 前記シール機構は、 運動可能なシール部材と、 前記内部空所に収容されたカムサポートと、 前記カムサポートにより支持されていると共に、隔置さ
    れた一対の平行なディスク、及び、これらディスクの間
    で伸長していて該ディスクの方向決めを行うピンを含ん
    でいる回転可能なカムと、 前記ピンに固定されていると共に、前記シール部材に接
    続可能な可撓性のコネクタとを含んでおり、 前記カムが第1の方向に回転すると、前記シール部材は
    第1の位置へ移動し、前記カムが第2の方向に回転する
    と、前記シール部材は第2の方向へ移動するように構成
    されたことを特徴とするパーティッション。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記シール部材が前記第1の位置にある時
    に、前記シール部材は、前記パネルから外方に伸長する
    ように構成されたことを特徴とするパーティッション。
  28. 【請求項28】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記シール部材が前記第2の位置にある時
    に、該シール部材が前記パネルの前記内部空所にほぼ収
    容されるように構成されたことを特徴とするパーティッ
    ション。
  29. 【請求項29】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記シール部材は、フレームを有しており、
    このフレームは、該フレームから伸長する少なくとも1
    つの可撓性のシールを有していることを特徴とするパー
    ティッション。
  30. 【請求項30】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記シール部材は、リンクアームを有してお
    り、前記コネクタは、前記リンクアームに固定されてい
    ることを特徴とするパーティッション。
  31. 【請求項31】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記ディスクは、概ね半円形状であることを
    特徴とするパーティッション。
  32. 【請求項32】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記カムは、休止位置を有しており、前記カ
    ムが前記休止位置にある時に、前記シール部材が前記第
    1の位置にあるように構成されたことを特徴とするパー
    ティッション。
  33. 【請求項33】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記カムは、オーバーセンター位置を有して
    おり、前記カムが前記オーバーセンター位置にある時
    に、前記シール部材が前記第2の位置にあるように構成
    されたことを特徴とするパーティッション。
  34. 【請求項34】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記シール部材が前記第2の位置にある時
    に、前記カムは、オーバーセンター位置にあって、前記
    第2の方向にそれ以上移動しないように構成されたこと
    を特徴とするパーティッション。
  35. 【請求項35】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記コネクタは、帯条を含むことを特徴とす
    るパーティッション。
  36. 【請求項36】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記サポートは、2つの細長い柱を有してお
    り、前記カムは、前記柱の間に設けられていることを特
    徴とするパーティッション。
  37. 【請求項37】 請求項26に記載のパーティッション
    において、更に、前記カムを手動操作で回転させるよう
    に前記カムに接続されたカム回転子を備えることを特徴
    とするパーティッション。
  38. 【請求項38】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記シール部材を前記第1の位置に偏倚させ
    るように前記シール部材に接続される偏倚部材を備えて
    いることを特徴とするパーティッション。
  39. 【請求項39】 請求387に記載のパーティッション
    において、前記偏倚部材は、バネであることを特徴とす
    るパーティッション。
  40. 【請求項40】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記カムに接続されるブラケットを備えてお
    り、該ブラケットは、前記第1の方向及び前記第2の方
    向への前記カムの回転運動を制限するように構成された
    ことを特徴とするパーティッション。
  41. 【請求項41】 請求項39に記載のパーティッション
    において、第2のブラケットを備えており、前記バネ
    は、前記シール部材と前記第2のブラケットとの間に収
    容されていることを特徴とするパーティッション。
  42. 【請求項42】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記シール部材が前記第1の位置にある時
    に、前記シール部材は、前記パネルから離れて垂直方向
    に伸長するように構成されたことを特徴とするパーティ
    ッション。
  43. 【請求項43】 請求項26に記載のパーティッション
    において、前記シール部材が前記第1の位置にある時
    に、前記シール部材は、前記パネルから離れて水平方向
    に伸長するように構成されたことを特徴とするパーティ
    ッション。
  44. 【請求項44】 パーティッションであって、 内部空所を有するパネルと、 運動可能な第1のシール部材と、 運動可能な第2のシール部材と、 前記内部空所に収容された回転可能なカムと、 前記カム、並びに、前記第1及び第2のシール部材に接
    続されるコネクタとを備えており、 これにより、前記カムが第1の方向に移動すると、前記
    第1のシール部材及び第2のシール部材は、前記パネル
    から外方に伸長した第1の位置まで移動し、また、前記
    カムが第2の方向に移動すると、前記第1のシール部材
    及び第2のシール部材は、前記パネルの前記内部空所の
    中の第2の位置へ移動するように構成されたことを特徴
    とするパーティッション。
  45. 【請求項45】 請求項44に記載のパーティッション
    において、前記シール部材は、フレームを含んでおり、
    このフレームは、該フレームから伸長する少なくとも1
    つの可撓性のシールを有していることを特徴とするパー
    ティッション。
  46. 【請求項46】 請求項44に記載のパーティッション
    において、隔置された一対のディスクを含んでおり、該
    ディスクは、これらディスクの間で伸長する少なくとも
    1つのピンを有していることを特徴とするパーティッシ
    ョン。
  47. 【請求項47】 請求項44に記載のパーティッション
    において、前記カムは、休止位置を有しており、前記カ
    ムが前記休止位置にある時には、前記シール部材は、前
    記第1の位置にあり、また、前記カムは、オーバーセン
    ター位置を有しており、前記カムが前記オーバーセンタ
    ー位置にある時には、前記シール部材は、前記第2の位
    置にあるように構成されたことを特徴とするパーティッ
    ション。
  48. 【請求項48】 請求項44に記載のパーティッション
    において、前記コネクタは、可撓性の帯条を含んでいる
    ことを特徴とするパーティッション。
  49. 【請求項49】 請求項44に記載のパーティッション
    において、更に、前記内部空所に設けられるサポートを
    備えており、該サポートは、2つの細長い柱を有してお
    り、前記カムは、前記2つの柱の間に位置していること
    を特徴とするパーティッション。
  50. 【請求項50】 請求項44に記載のパーティッション
    において、更に、前記第1及び第2のシール部材を前記
    第1の位置に偏倚する手段を備えていることを特徴とす
    るパーティッション。
  51. 【請求項51】 請求項44に記載のパーティッション
    において、更に、前記カムに接続されるブラケットを備
    えており、該ブラケットは、前記カムの回転運動を制限
    するように構成されたことを特徴とするパーティッショ
    ン。
  52. 【請求項52】 請求項44に記載のパーティッション
    において、前記パネルは、第1の端部及び第2の端部を
    有しており、前記第1のシール部材は、前記第1の端部
    に設けられており、また、前記第2のシール部材は、前
    記第2の端部に設けられていることを特徴とするパーテ
    ィッション。
  53. 【請求項53】 請求項44に記載のパーティッション
    において、前記第1及び第2のシール部材が、前記それ
    ぞれの第2の位置にある時に、前記第1及び第2のシー
    ル部材は、前記パネルの前記内部空所にほぼ収容される
    ように構成されたことを特徴とするパーティッション。
  54. 【請求項54】 請求項44に記載のパーティッション
    において、前記コネクタは、第1の端部及び第2の端部
    を有する帯条であり、前記第1の端部は、前記第1のシ
    ール部材に固定され、また、前記第2の端部は、前記第
    2のシール部材に固定されていることを特徴とするパー
    ティッション。
  55. 【請求項55】 請求項44に記載のパーティッション
    において、更に、前記カムから隔置されたローラを備え
    ており、前記帯条は、前記第1のシール部材に固定され
    た前記第1の端部から前記帯条の一部が固定されている
    前記カムまで伸長し、前記ローラの周囲で方向を変え
    て、前記第2のシール部材に固定されている前記第2の
    端部まで伸長する長さを有してことを特徴とするパーテ
    ィッション。
  56. 【請求項56】 請求項44に記載のパーティッション
    において、前記シール部材は、垂直方向に作動可能なシ
    ール部材であることを特徴とするパーティッション。
  57. 【請求項57】 請求項44に記載のパーティッション
    において、前記シール部材は、水平方向に作動可能なシ
    ール部材であることを特徴とするパーティッション。
  58. 【請求項58】 少なくとも2つのパーティッション用
    のシール機構であって、 内部空所を有する第1のパネルと、 該第1のパネルに関して運動可能な第1のシール部材
    と、 前記第1のパネルの前記内部空所に収容された回転可能
    な第1のカムと、 前記第1のシール部材と前記第1のカムとの間で伸長す
    る第1のコネクタと、 内部空所を有する第2のパネルと、 該第2のパネルに関して運動可能な第2のシール部材
    と、 前記第2のパネルの前記内部空所に収容された回転可能
    な第2のカムと、 前記第2のシール部材と前記第2のカムとの間で伸長す
    る第2のコネクタと、 前記第1及び第2のカムを同時に回転させ、これによ
    り、前記第1及び第2のカムが第1の方向に回転する
    と、前記第1及び第2のシール部材がそれぞれの前記第
    1及び第2のパネルから離れてそれぞれの第1の位置へ
    移動し、また、前記第1及び第2のカムが第2の方向に
    回転すると、前記第1及び第2のシール部材がそれぞれ
    の前記第1及び第2のパネルに向かって第2の位置へ移
    動するようにする手段とを備えることを特徴とするシー
    ル機構。
  59. 【請求項59】 請求項58に記載のシール機構におい
    て、前記シール部材が前記第1の位置にある時に、前記
    シール部材は、前記パネルから離れて垂直方向に伸長す
    るように構成されたことを特徴とするシール機構。
  60. 【請求項60】 請求項58に記載のシール機構におい
    て、前記シール部材が前記第1の位置にある時に、前記
    シール部材は、前記パネルから離れて垂直方向に伸長す
    るように構成されたことを特徴とするシール機構。
JP10040337A 1997-02-21 1998-02-23 パーティッション用シール機構及びシール機構を備えたパーティッション Pending JPH10238247A (ja)

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