JP2006283339A - 間仕切り壁構造 - Google Patents

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陽一郎 菱垣
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浩人 中村
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Abstract

【課題】床面と天井面との間に間仕切りパネルを簡単に取り付けることができる間仕切り壁構造を提供する。
【解決手段】間仕切りパネル10と、部屋内の床面及び天井面に所定位置に互いに上下に対向して夫々取り付けられた固定金具20とからなり、間仕切りパネル10と固定金具20の内の一方に突出・退入可能な嵌合凸部12を設けるとともに、他方に嵌合凹部22を設け、嵌合凸部12を突出させて嵌合凹部22に嵌合させることにより、間仕切りパネル10を部屋内の床面と天井面との間に立設固定させる。間仕切りパネル10に嵌合凸部12を設けるとともに、固定金具20に複数の嵌合凹部22を設け、間仕切りパネル10の嵌合凸部12を固定金具20の複数の嵌合凹部22に選択的に嵌合させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、部屋内の間仕切りに使用する間仕切り壁構造に関するものである。
部屋内の間仕切りに使用する従来の間仕切り壁構造は、床面と天井面に固定部材をそれぞれ取り付け、これら固定部材にビスや釘等の固定手段で間仕切りパネルを立設固定する方法が採用されている。
しかし、従来の間仕切り壁構造では、床面と天井面に取り付けた固定部材にビスや釘等の固定手段で間仕切りパネルを立設固定する必要があり、その作業に手間がかかり時間と労力を要するという問題がある。また、間仕切りのレイアウトの変更を行う場合は、その間仕切りレイアウトに合わせて固定部材の付け替えが必要であり、その付け替え作業に手間がかかり時間と労力を要するという問題がある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、床面と天井面との間に間仕切りパネルを簡単に取り付けることができ、しかも、間仕切りのレイアウト変更を容易にできるようにした間仕切り壁構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は次のような構成としている。
即ち、請求項1に記載の発明は、部屋内の床面と天井面との間に間仕切りパネルを立設固定して部屋内を仕切る間仕切り壁構造において、間仕切りパネルと、部屋内の床面及び天井面に所定位置に互いに上下に対向して夫々取り付けられた固定金具とからなり、前記間仕切りパネルと前記固定金具の内の一方に嵌合凸部を設けるとともに、他方に嵌合凹部を設け、前記嵌合凸部を突出・退入可能にしたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、前記嵌合凸部又は前記嵌合凹部を退入させた状態で、前記嵌合凸部と前記嵌合凹部とを同一軸線上となるように位置させて、前記嵌合凸部又は前記嵌合凹部を突出させて嵌合凹部又は前記嵌合凸部に嵌合すると、間仕切りパネルが固定金具に固定されることにより、間仕切りパネルは床面と天井面との間に自立状態に立設固定されることになる。従って、間仕切りパネルを床面と天井面との間にビスや釘等の固定手段で固定するといった面倒な作業が不要である。
次に、請求項2に記載の発明は、前記嵌合凸部がピンであり、このピンを中心に前記間仕切りパネルが回動可能であることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明によれば、前記間仕切りパネルを回動可能にしたことにより、間仕切りパネルを回動すると、該間仕切りパネルで仕切られた部分を開閉することができる。これにより、間仕切りパネルを開閉可能な扉とすることができる。
次に、請求項3に記載の発明は、前記間仕切りパネルに前記嵌合凸部を設けるとともに、前記固定金具に複数の前記嵌合凹部を設け、前記間仕切りパネルの嵌合凸部を前記固定金具の複数の嵌合凹部に選択的に嵌合させるようにしたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明によれば、前記間仕切りパネルの嵌合凸部を嵌合する前記固定金具の嵌合凹部を選択することにより、前記間仕切りパネルの前記固定金具に対する固定位置を必要に応じて変更することができ、レイアウト変更を容易に行うことができる。
次に、請求項4に記載の発明は、前記間仕切りパネルの側端部を断面形状が直角二等辺三角形をしたV字形に形成するとともに、前記固定金具に4つの前記嵌合凹部を同心状に円周等間隔に設け、前記間仕切りパネルの嵌合凸部を前記固定金具の4つの嵌合凹部に選択的に嵌合させることにより、前記間仕切りパネル同士を直線状、L字状、T字状又は十字状に繋げるようにしたことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明によれば、前記間仕切りパネルの嵌合凸部を嵌合する前記固定金具の嵌合凹部を選択することにより、前記間仕切りパネル同士をL字状、T字状又は十字状に繋げることができる。前記間仕切りパネルの側端部を断面形状が直角二等辺三角形をしたV字形に形成したことにより、前記間仕切りパネル同士を直線状、L字状、T字状又は十字状に繋げても、前記間仕切りパネル同士の側端部を密着させることができ、前記間仕切りパネル間に隙間が生じない。
次に、請求項5に記載の発明は、前記間仕切りパネルに、前記嵌合凸部を設けるとともに、前記嵌合凸部を突出・退入させるための操作を行う操作部を設けたことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明によれば、前記間仕切りパネルに設けた前記操作部を操作して前記間仕切りパネルに設けられた前記嵌合凸部を突出・退入すれば、前記嵌合凸部を前記固定金具の嵌合凹部に対して嵌脱させることができる。これにより、作業者は前記間仕切りパネルを持った状態で前記嵌合凸部を前記固定金具の嵌合凹部に対して嵌脱させることができ、一人で間仕切りパネルの取り付け・取り外しが可能である。
次に、請求項6に記載の発明は、前記操作部が、前記間仕切りパネルに対して倒伏・起立可能に取り付けられたハンドルであり、該ハンドルを前記間仕切りパネルに対して起立させることにより、前記嵌合凸部を退入させることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明によれば、前記ハンドルを前記間仕切りパネルに対して起立させて前記嵌合凸部を退入すると、間仕切りパネルに設けられた嵌合凹部と固定金具に設けられた嵌合凹部との嵌合が外れて間仕切りパネルの固定を解除することができる。
次に、請求項7に記載の発明は、前記嵌合凸部が前記間仕切りパネルの上下に設けられており、前記操作部の操作で間仕切りパネルの上下の嵌合凸部を連動して突出・退入させることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明によれば、前記操作部を操作して間仕切りパネルの上下に設けられた嵌合凸部を連動して突出・退入すると、間仕切りパネルの上下の嵌合凸部を床面及び天井面に設置された固定金具の嵌合凹部に対して嵌合及び嵌合の解除をさせることができる。
次に、請求項8記載の発明は、前記間仕切りパネルの下面に移動手段を設けたことを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明によれば、前記間仕切りパネルを部屋内の床面と天井面との間から取り外して収納位置に収納する場合、取り外された前記間仕切りパネルは前記移動手段により床面上を移動できる。これにより、間仕切りパネルの収容位置への移動を軽便に行うことができる。
次に、請求項9記載の発明は、前記間仕切りパネルの下辺部に凹型切欠き部を形成し、該切欠き部に転倒防止材を収納するとともに、該転倒防止材の中央を前記間仕切りパネルに回動可能に枢着したことを特徴とするものである。
請求項9記載の発明によれば、間仕切りパネルを取り外した後、転倒防止材を回動して間仕切りパネルと直角に交差する位置に配置すると、間仕切りパネルは転倒防止材により支持されて自立するようになり、間仕切りパネルの転倒を防止することができる。
次に、請求項10記載の発明は、前記間仕切りパネルの所定位置に通気可能なルーバーパネルを設けるとともに、該ルーバーパネルに沿ってスライドパネルを上下動可能に設け、前記スライドパネルを上下動させることにより、ルーバーパネルを通気可能な状態と通気不可能な状態とに切り換るようにしたことを特徴とするものである。
請求項10記載の発明によれば、ルーバーパネル18を通気可能な状態にすると、通気することができるとともに、ルーバーパネルにより間仕切りパネルが見通されることがなくてプライバシーを確保することができ、ルーバーパネルを通気不可能な状態にすると、通気を遮断することができる。
次に、請求項11記載の発明は、前記間仕切りパネルは、枠状のパネル枠体と、該パネル枠体内に取り付けられるパネル材とからなり、前記パネル枠体に透明又は半透明のパネル材を取り付けたことを特徴とするものである。
請求項11記載の発明によれば、間仕切りパネルを取り外して収納位置に収納する場合、透明又は半透明のパネル材の収納時の内面側に絵画やポスター等を貼ると、パネル材を通して絵画やポスター等が透けて見えるので、収納時の間仕切りパネルを絵画やポスター等の展示等に利用できる。
次に、請求項12記載の発明は、前記間仕切りパネルは、上面に物を載置する棚板が着脱自在に取り付け可能になっていることを特徴とするものである。
請求項12記載の発明によれば、間仕切りパネルを取り外して収納位置に収納する場合、間仕切りパネルに棚板を取り付けると、収納時の間仕切りパネルを陳列、整理、収納、軽作業等に利用できる。
本発明によれば、間仕切りパネルと部屋内の床面及び天井面に設置された固定金具との内の一方に突出・退入可能な嵌合凸部を設けるとともに、他方に嵌合凹部を設け、嵌合凸部を嵌合凹部に嵌合させて間仕切りパネルを部屋内の床面と天井面との間に立設固定させることにより、間仕切りパネルをビスや釘等の固定手段で固定するといった面倒な作業が不要になり、作業性の大幅な向上が図れる。
また、本発明によれば、間仕切りパネルに嵌合凸部を設けるとともに、固定金具に複数の嵌合凹部を設け、間仕切りパネルの嵌合凸部を固定金具の複数の嵌合凹部に選択的に嵌合させることにより、間仕切りパネルの固定金具に対する固定位置を必要に応じて変更することができ、レイアウト変更を容易に行うことができる。
以下、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る間仕切り壁構造で間仕切られた部屋内の概略平面図、図2は間仕切りパネルを示す斜視図、図3は固定金具を示す斜視図である。
本発明に係る間仕切り構造は、複数枚の間仕切りパネル10を部屋A内の床面及び天井面の所定位置に互いに上下に対向するように設置された固定金具20を利用して床面と天井面との間に立設固定させるとともに、間仕切りパネル10同士をL字状に繋ぐことにより、部屋A内を仕切っている。
間仕切りパネル10は、上下一対の横枠部材11a,11bと左右一対の縦枠部材11c,11dとで矩形枠状に形成されたアルミ等のパネル枠体11と、このパネル枠体11の上下一対の横枠部材11a,11b及び左右一対の縦枠部材11c,11d間に、上下方向に数段に配置して取り付けられる複数のパネル材16とから構成されている。
パネル枠体11は、左右の縦枠部材11c,11dの側端面を断面形状が直角二等辺三角形状をしたV字状に夫々形成している。これにより、間仕切りパネル10同士を直線状、L字状、T字状又は十字状に繋げても、パネル枠体11の左右の縦枠部材11c,11dの側端面が密着できるようになっている。
パネル枠体11は、上側横枠部材11aの上面及び下側横枠部材11bの下面の左右両端部に突出・退入可能な固定用ピン12を夫々設けている。上側横枠部材11aの上面の左端部又は右端部に設けられた固定用ピン12と、下側横枠部材11bの下面の左端部又は右端部に設けられた固定用ピン12とは、左側縦枠部材11c又は右側縦枠部材11dの中間部に設けられた起立・倒伏可能なハンドル13に夫々連結されており、このハンドル13の起立・倒伏動作に応じて夫々突出・退入する。即ち、ハンドル13を起立すると、上側横枠部材11aの上面の左端部又は右端部の固定用ピン12及び下側横枠部材11bの下面の左端部又は右端部の固定用ピン12が連動して夫々退入し、ハンドル13を倒伏すると、上側横枠部材11aの上面の左端部又は右端部の固定用ピン12及び下側横枠部材11bの下面の左端部又は右端部の固定用ピン12が連動して夫々突出する。ハンドル13は、パネル枠体11の左右の縦枠部材11c,11dに内部に備えられた上下連動機構を介して上下の横枠部材11a,11bの上下面の左端部又は右端部に設けられた固定用ピン12を連動して突出・退入させるようになっている。上下連動機構は、例えば図10に示すように、ハンドル13の起立・倒伏動作に応じて回動する枢軸41に揺動レバー42の中央部を固着し、この揺動レバー42の両端部に連結杆43の基端部を夫々連結し、両連結杆43の先端部に固定用ピン12を配設しており、ハンドル13を起立・倒伏動作させると、枢軸41を中心に揺動レバー42が揺動することにより、両連結杆43がお互いに相反する方向に上下動し、これにより上下の固定用ピン12が連動して突出・体入するようになっている。
パネル枠体11は、下側横枠部材11bの下面に移動手段、例えば戸車14を左右両端部付近に半埋め込み状態に夫々装着しており、この戸車14により間仕切りパネル10が床面上を自由に走行することができる。
パネル枠体11は、上側横枠材11aの上面前後両端部及び下側横枠材11bの下面前後両端部に略全長に亘って帯状の緩衝・防音用パッキン15を夫々装着しており、この緩衝・防音用パッキン15を床面及び天井面に夫々当接させることにより、床面及び天井面との衝突を緩衝するとともに、床面及び天井面との間の隙間を閉塞して防音することができる。
固定金具20は、円盤状に形成されており、中央にボルト挿通穴21を設け、このボルト挿通穴21の周囲に間仕切りパネル10の固定用ピン12が嵌合可能な4個のピン嵌合穴22を同心状に円周等間隔、即ち、90°間隔に設けている。固定金具20は、ボルト挿通穴21に挿通したボルト23を床面又は天井面に予め植設されたアンカーナット24に螺着することで床面又は天井面に取付けられる。固定金具20の裏面(床面又は天井面に取付ける側の面)には複数のスパイクピン25が突設されており、このスパイクピン25により床面又は天井面への取付時の回転を防止することができる。
固定金具20は、床面及び天井面に間仕切りパネル10の幅寸法と同一間隔で間仕切りパネル10の配置位置に対応させた状態で互いに上下に対向するように取り付けられている。固定金具20は、床面及び天井面の間仕切りパネル10の配置位置以外には取り付けないので、床面及び天井面の固定金具20を取り外した位置のアンカーナット24には化粧ボルト(図示省略)が螺着させてある。
以上の構成による間仕切り壁構造は、次のように組み立てる。まず、部屋A内の間仕切りパネル10の配置位置に対応させて床面及び天井面に固定金具20を互いに上下に対向するように設置する。そして、床面及び天井面に設置された固定金具2間に間仕切りパネル10を持って行き、間仕切りパネル10の上下両面に設けた固定用ピン12と床面及び天井面に設置された固定金具20のピン嵌合穴22とが同一線上になるように起立させる。このとき、間仕切りパネル10の上下両面に設けた固定用ピン12はハンドル13により退入した状態にある。この状態において、間仕切りパネル10の上下両面に設けた固定用ピン12をハンドル13により間仕切りパネル10の上下面から突出すると、間仕切りパネル10の上下両面に設けた固定用ピン12が床面及び天井面に設置された固定金具20のピン嵌合穴22に夫々嵌合される。従って、間仕切りパネル10は固定用ピン12と固定金具20のピン嵌合穴22との嵌合により床面及び天井面に対する移動が阻止され、床面と天井面との間に自立状態で立設固定されることになる。以後、間仕切りパネル10を同様にして床面と天井面との間に取り付けるとともに、その際に間仕切りパネル10の固定用ピン12を嵌合する固定金具20のピン嵌合穴22を選択することにより、間仕切りパネル10同士を直線状、L字状、T字状、又は十字状に繋げて部屋A内を任意のレイアウトに仕切る。
本発明の実施形態によれば、間仕切りパネル10の上下両面に突出・退入可能な固定用ピン12を設け、この固定用ピン12を床面及び天井面に設置されて固定金具20のピン嵌合穴22に嵌合させて、間仕切りパネル10を床面と天井面との間に自立状態に立設固定させたことにより、間仕切りパネル10をビスや釘等の固定手段で固定するといった面倒な作業が不要になり、作業性の大幅な向上が図れる。
また、本発明の実施形態によれば、間仕切りパネル10の固定用ピン12を床面及び天井面に設置されて固定金具20のピン嵌合穴22に嵌合させて、間仕切りパネル10を床面と天井面との間に立設固定させることにより、間仕切りパネル10の上下両面の左端部又は右端部に設けられた固定用ピン12の一方を突出させた状態とし、他方を退入させた状態とすると、突出させた固定用ピン12を中心として間仕切りパネル10を回動させることができ、間仕切りパネル10を開閉可能な扉とすることができる。
また、本発明の実施形態によれば、間仕切りパネル10のパネル枠体11の左右の縦枠部材11c,11dの側端面を断面形状が直角二等辺三角形状をしたV字状に夫々形成するとともに、パネル枠体11の左右の縦枠部材11c,11dの上下両面に固定用ピンを突出・退入可能に設け、かつ、固定金具20に4つのピン嵌合穴22を同心状に円周等間隔に設けたことにより、間仕切りパネル10の固定用ピン12を固定金具20の4つのピン嵌合穴22に選択的に嵌合させることにより、間仕切りパネル10同士を直線状、L字状、T字状、又は十字状に繋げることができる。しかも、間仕切りパネル10のパネル枠体11の左右の縦枠部材11c,11dの側端面を断面形状が直角二等辺三角形状をしたV字状に夫々形成したことにより、間仕切りパネル10同士を直線状、L字状、T字状又は十字状に繋げても、隣接する間仕切りパネル10同士のパネル枠体11の左右の縦枠部材11c,11dの側端面を密着させることができ、隣接する間仕切りパネル10間に隙間が生じない。
また、本発明の実施形態によれば、間仕切りパネル10の下面左右に移動用の戸車14を設けたことにより、間仕切りパネル10を床面と天井面との間から取り外して収納位置、例えば部屋Aの壁に収納する際に、戸車10により間仕切りパネル10を床面上を移動させることができ、間仕切りパネル10の移動を軽便に行うことができる。
尚、上記実施形態によれば、間仕切りパネル10の上下両面に突出・退入可能に設けた固定用ピン12を床面及び天井面に設置された固定金具20のピン嵌合穴22に嵌合して間仕切りパネル10と固定用金具20とを固定するようにしているが、間仕切りパネル10と固定用金具20とを嵌合により固定すればよいので、間仕切りパネル10と固定用金具20との内の一方に嵌合凸部を設けるとともに、他方に嵌合凹部を設け、前記嵌合凸部及び前記嵌合凹部の少なくとも一方を突出・退入可能にするようにすればよい。また、上記実施形態では、固定金具20に4つの嵌合凹部(ピン嵌合穴22)を設けているが、嵌合凹部は4つ以外の複数、例えば2つ又は3つ等の嵌合凹部を設けてもよい。更に、上記実施形態では、間仕切りパネル10の上下両面の嵌合凸部(固定用ピン12)を双方とも突出・退入可能に設けているが、どちらか片方だけの嵌合凸部を突出・退入可能に設けてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。
例えば、図4及び図5に示すように、間仕切りパネル10のパネル枠体11の下側横枠材11bに、その両側部の一部を残して門型状の切欠き部111を形成し、この切欠き部111に転倒防止材112を収納する。この転倒防止材112は、両側端面を円弧状に形成したことを除いて切欠き部111と略同一形状に形成されており、その中央部を間仕切りパネル10の下側横枠材11bに枢着させて、間仕切りパネル10に対して回動できるように構成されている。また、転倒防止材112は、下面両側部に滑動手段、例えば自在車輪113を半埋め込み状態に夫々装着させて、床面上を自由に滑動できるようになっている。
間仕切りパネル10のパネル枠体11の下側横枠材11bに形成した切欠き部111に転倒防止材112を回動可能に収納させたことにより、間仕切りパネル10を床面と天井板との間から取り外した状態で、転倒防止材112を回動して間仕切りパネル10と直角に交差する位置に配置すると、間仕切りパネル10は転倒防止材112により転倒を防止されて自立することになる。これにより、間仕切りパネル10を床面と天井板との間から取り外して部屋の壁に沿わせて収納する際に、女性でも間仕切りパネル10を容易に部屋の壁まで移動することができる。
次に、図6乃至図8に示すように、間仕切りパネル10の下部のパネル材を取り外してルーバーパネル18及びスライドパネル19を取り付ける。ルーバーパネル18は、複数のルーバー羽根18aを傾斜した状態で上下方向に所定の間隔をおいて並設したもので、ルーバー羽根18a間を空気が通気可能であるとともに、複数のルーバー羽根18aにより間仕切りパネル10が見通せない。スライドパネル19は、ルーバーパネル18の一方側面に沿って上下動可能に取り付けられており、任意の位置で停止することが可能なストッパー(図示省略)を備えている。
間仕切りパネル10の下部に通気可能なルーバーパネル18を取り付けるとともに、ルーバーパネル18の一方側面に沿ってスライドパネル19を上下動可能に取り付けたことにより、スライドパネル19を上下動させると、ルーバーパネル18を通気可能な状態と通気不可能な状態に切り替えることが可能である。即ち、図7に示すように、スライドパネル19の上昇時、ルーバーパネル18を通気可能な状態にすることができ、図8に示すように、スライドパネル19の下降時、ルーバーパネル18を通気不可能な状態にすることができる。また、ルーバーパネル18は、スライドパネル19の上昇量を調整することにより、通気量を調整することができる。これにより、スライドパネル19を上昇してルーバーパネル18を通気可能な状態にすることにより、通気を行えるとともに、ルーバーパネル18により間仕切りパネル10が見通されることがなくてプライバシーが確保される。
次に、図9に示すように、間仕切りパネル10のパネル枠体11に透明又は半透明のガラス板、アクリル板等からなるパネル材30を取り付けるとともに、間仕切りパネル10のパネル枠体11に間仕切りパネル10の壁面に対して垂直となる棚板31を着脱自在に取り付け可能としている。棚板31は、間仕切りパネル10におけるパネル枠体11の左右縦枠部材11c,11dに係止スリット(図示省略)を夫々形成し、この係止スリットに棚板31の支持ブラケット32を係止することにより、間仕切りパネル10の壁面に対して垂直となるように着脱自在に取り付け可能としている。
間仕切りパネル10に透明又は半透明のパネル材30を取り付けたことにより、間仕切りパネル10を取り外して収納位置に収納する場合、透明又は半透明のパネル材30の収納時の内面側に絵画やポスター33等を貼ると、パネル材30を通して絵画やポスター33等が透けて見えるので、収納時の間仕切りパネル10を絵画やポスター等の展示等に有効に利用できる。
また、間仕切りパネル10に棚板31を着脱自在に取り付け可能としたことにより、間仕切りパネル10を床面と天井板との間から取り外して収納位置に収納する場合、間仕切りパネル10に棚板31を取り付けて陳列、整理、収納、軽作業等に利用でき、収納時の間仕切りパネル10の有効利用を図ることができる。
本発明に係る間仕切り壁構造で間仕切られた部屋内の概略平面図である。 間仕切りパネルを示す斜視図である。 固定金具を示す斜視図である。 転倒防止機能を備えた例の間仕切りパネルの正面図である。 図4の転倒防止機能を作用させた状態の斜視図である。 ルーバーパネルとスライドパネルを備えた例の間仕切りパネルの正面図である。 スライドパネルの上昇時のルーバーパネルが通気可能な状態を示す説明図である。 スライドパネルの下降時のルーバーパネルが通気不可能な状態を示す説明図である。 透明又は半透明のパネル材及び棚板を取り付けた例の間仕切りパネルの斜視図である。 上下連動機構の概略図である。
符号の説明
A…部屋、10…間仕切りパネル、11…パネル枠体、12…固定用ピン、13…ハンドル、14…戸車、15…緩衝・防音用パッキン、16…パネル材、18…ルーバーパネル、19…スライドパネル、20…固定金具、21…ボルト挿通穴、22…ピン嵌合穴、23…ボルト、24…アンカーナット、30…透明又は半透明のパネル材、31…棚板、32…支持ブラケット、111…切欠き部、112…転倒防止材

Claims (12)

  1. 部屋内の床面と天井面との間に間仕切りパネルを立設固定して部屋内を仕切る間仕切り壁構造において、
    間仕切りパネルと、部屋内の床面及び天井面に所定位置に互いに上下に対向して夫々取り付けられた固定金具とからなり、前記間仕切りパネルと前記固定金具の内の一方に嵌合凸部を設けるとともに、他方に嵌合凹部を設け、前記嵌合凸部を突出・退入可能にしたことを特徴とする間仕切り壁構造。
  2. 前記嵌合凸部がピンであり、このピンを中心に前記間仕切りパネルが回動可能であることを特徴とする請求項1に記載の間仕切り壁構造。
  3. 前記間仕切りパネルに前記嵌合凸部を設けるとともに、前記固定金具に複数の前記嵌合凹部を設け、前記間仕切りパネルの嵌合凸部を前記固定金具の複数の嵌合凹部に選択的に嵌合させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の間仕切り壁構造。
  4. 前記間仕切りパネルの側端部を断面形状が直角二等辺三角形をしたV字形に形成するとともに、前記固定金具に4つの前記嵌合凹部を同心状に円周等間隔に設け、前記間仕切りパネルの嵌合凸部を前記固定金具の複数の嵌合凹部に選択的に嵌合させることにより、前記間仕切りパネル同士をL字状、T字状又は十字状に繋げるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の間仕切り壁構造。
  5. 前記間仕切りパネルに、前記嵌合凸部を設けるとともに、前記嵌合凸部を突出・退入させるための操作を行う操作部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の間仕切り壁構造。
  6. 前記操作部が、前記間仕切りパネルに対して倒伏・起立可能に取り付けられたハンドルであり、該ハンドルを前記間仕切りパネルに対して起立させることにより、前記嵌合凸部を退入させることを特徴とする請求項5に記載の間仕切り壁構造。
  7. 前記嵌合凸部が前記間仕切りパネルの上下に設けられており、前記操作部の操作で上下の嵌合凸部が連動して突出・退入することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の間仕切り壁構造。
  8. 前記間仕切りパネルの下面に移動手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の間仕切り壁構造。
  9. 前記間仕切りパネルの下辺部に凹型切欠き部を形成し、該切欠き部に転倒防止材を嵌入するとともに、該転倒防止材の中央を前記間仕切りパネルに回動可能に枢着したことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の間仕切り壁構造。
  10. 前記間仕切りパネルの所定位置に通気可能なルーバーパネルを設けるとともに、該ルーバーパネルに沿ってスライドパネルを上下動可能に設け、前記スライドパネルを上下動させることにより、ルーバーパネルを通気可能な状態と通気不可能な状態とに切り換るようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の間仕切り壁構造。
  11. 前記間仕切りパネルは、枠状のパネル枠体と、該パネル枠体内に取り付けられるパネル材とからなり、前記パネル枠体に透明又は半透明の透光性のパネル材を取り付けたことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の間仕切り壁構造。
  12. 前記間仕切りパネルは、上面に物を載置する棚板が着脱自在に取り付け可能になっていることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の間仕切り壁構造。
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