JPH0261586B2 - - Google Patents

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JPH0261586B2
JPH0261586B2 JP58108355A JP10835583A JPH0261586B2 JP H0261586 B2 JPH0261586 B2 JP H0261586B2 JP 58108355 A JP58108355 A JP 58108355A JP 10835583 A JP10835583 A JP 10835583A JP H0261586 B2 JPH0261586 B2 JP H0261586B2
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JP
Japan
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frame
outer frame
link
rectangular
ceiling
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JP58108355A
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JPS605964A (ja
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Hiromitsu Naka
Takehiko Okujima
Tatsuo Shoji
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Naka Technical Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Publication date
Application filed by Naka Technical Laboratory Co Ltd filed Critical Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Priority to US06/619,270 priority patent/US4593493A/en
Publication of JPS605964A publication Critical patent/JPS605964A/ja
Publication of JPH0261586B2 publication Critical patent/JPH0261586B2/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D3/00Hinges with pins
    • E05D3/06Hinges with pins with two or more pins
    • E05D3/14Hinges with pins with two or more pins with four parallel pins and two arms
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B9/00Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation
    • E04B9/003Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation with movable parts, e.g. pivoting panels, access doors
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F19/00Other details of constructional parts for finishing work on buildings
    • E04F19/08Built-in cupboards; Masks of niches; Covers of holes enabling access to installations
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B5/00Doors, windows, or like closures for special purposes; Border constructions therefor
    • E06B5/01Trap-doors
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/10Application of doors, windows, wings or fittings thereof for buildings or parts thereof
    • E05Y2900/13Type of wing
    • E05Y2900/131Access panels
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2999/00Subject-matter not otherwise provided for in this subclass

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  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Hinges (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、建物の天井スラブおよび床スラブ
間、側壁間や、シヤフト内に配置された配管、配
線、エア・ダクトなどの各種設備の点検および修
理のために、その天井スラブ、側壁、およびシヤ
フトなどに設置される点検口に関する。
また、後述する内容が容易に理解され、的確に
把握されるように、簡潔に述べるならば、この発
明の点検口は、方形内枠が、建物の天井、側壁な
どの取付け箇所に形成された開口に配置される方
形外枠に開閉動作可能に組み付けられるように、
その外枠の枠開口に配置され、かつ、閉じた状態
で、その取付け箇所に表側面において、その外枠
の枠端を隠す目地フランジを枠端に備え、また、
一対のリンク・ヒンジ手段がその方形外枠の一方
の側に偏らせられて、その方形内枠をそように、
その方形内枠の回転中心が、その方形外枠の一方
の側に偏らせられて移動可能にする構成をとり、
単一目地構造を可能にし、開放時、点検口の開口
面積を広くし、種々の天井構造、側壁構造などへ
の適応性を向上し、汎用性を向上するものであ
る。
また、この発明の点検口は、その方形外枠が枠
開口を分割する方向において、二つ割りされた外
枠材を突き合わせて連結する構成を更に含み、枠
の剛性、特に、エア・タイトおよび円滑な開閉の
ために外枠の剛性を向上し、エア・タイト構造を
可能にするものである。
さらに、この発明の点検口は、トリムがその建
物の天井、側壁などの取付け箇所に形成された開
口と、その方形外枠との間に配置される構成を更
に含み、汎用性をより向上するものである。
今日、使用されてきている点検口、例えば、天
井点検口は、天井の開口に嵌み込まれ、取付け金
具を使用して、その天井に固定される外枠と、そ
の外枠の枠開口において、軸および軸受を介し
て、その外枠に回転可能に組み付けられた内枠
と、その内枠の枠開口を塞ぐようにして、その内
枠に取り付けられた蓋板とより構成され、そのよ
うにして、内枠および蓋板で天井点検口の蓋、換
言するならば、ドアを構成させるもので、その蓋
が、また、閉じられた位置において、グレモン錠
で外枠にロツクされ、さらに、そのグレモン錠を
解除し、そ軸および軸受によつて、その閉じられ
た位置から開かれた位置に下方に回転させるよう
に構成してきている。
そのように構成される天井点検口では、その外
枠が通常、冷間圧延鋼板からロール成形された鋼
製形材、アルミニウム合金の押出形材などを所定
の長さの枠片に切断し、その切断された4本の枠
片をコーナー・ピースを使用して互いにねじ止め
して構成されるか、若しくは、予め、形材に嵌込
み溝を成形し、その形材を所定の枠片に切断し、
その枠片の端において、その枠片嵌み込み溝にコ
ーナ・ピ−スをハンマリングで打ち込んで枠組み
されたり、さらには、4本の枠片を方形に突き合
わせ、その突き合わせコーナー部分をスポツト溶
接してきている。
そのような枠組み方法の何れかによつて、その
外枠が枠組みされるので、製作上、作業性が悪
く、また、枠の隅において、枠片が互いに密着し
て正確に突き合わせられず、製品を不均一にして
きていること、さらには、連結箇所が多いので、
エア・タイト構造にする場合の充分な剛性を得る
ことが困難であつた。
また、蓋板を備える内枠が軸および軸受を介し
て、その外枠に転可能に連結されるもので、開放
時、点検口の開口面積、すなわち、その外枠の枠
開口面積を広くすることが困難で、その外枠およ
び内枠が天井面に表われるところの2本目地構造
で、単一目地構造にすることが困難であり、その
上、種々の天井構造があるにもかかわらず、点検
口がそれら天井構造毎に製作されてきているで、
汎用性が非常に乏しかつた。
この発明の目的は、枠剛性を向上し、殊に、外
枠において、枠組み連結箇所を少なくて枠剛性を
向上し、エア・タイト構造および単一目地構造を
容易に可能にし、また、開閉を円滑にし、その
上、解放時における開口面積を広くし、さらに
は、各種の天井構造、側壁構造の適応性、所詮、
汎用性を向上し、加えて、生産性を向上し、製作
コストを低減するところの建物の天井、側壁など
に設置される点検出の提供にある。
以下、この発明に係点検出の望ましい具体例に
ついて、図面を参照する。
第1ないし15図は、天井点検出として具体化
され、オフイス・ビルデイングにおいて、コンシ
ールド工法による天井160に適用されたこの発
明の点検出の具体例10を示している。
その天井点検出10は、天井160の取付け箇
所に形成された開口164に配置され、4個の吊
金具18でその天井160に固定されている。
その天井点検口10を設置した天井160は、
第5図から理解されるように、ビルデイングの壁
に方形に取り付けられたウオール・モールデイン
グ(図示せず)において、一方の互いに向かい合
つたウオール・モールデイング間に所定の間隔で
架橋され、適宜の位置において、ハンガ・ワイ
ヤ、ハンガ・ロツド(図示せず)などによつて、
天井スラブに吊り下げられた多数のフランジ付き
メイン・ビーム161と、それらメイン・ビーム
161に協働して天井骨組みを構成するように、
それらメイン・ビーム161に直交する方向にお
いて、それらメイン・ビーム161間およびその
メイン・ビーム161とそのウオール・モールデ
イングとの間に所定の間隔で連結された多数のフ
ランジ付きクロス・ビーム162と、所定の位
置、すなわち、その天井骨組みの適宜のグリツド
を開口164にするように、その天井骨組みに組
み付けられた天井ウオール163とより構成さ
れ、殊に、その天井ウオール163は、多数の天
井タイル168からなり、それら天井タイル16
3には、カーフ169が両側面および両端面に予
め切り込まれてあるので、それら天井タイル16
8はそのカーフ169にメインおよびクロス・ビ
ーム161,162のフランジ166を差し込
み、また、互いに、突き合わせられる側面のカー
フ間にリブ付きスプライン(図示せず)を差し込
んで、天井骨組みに取り付けられ、天井ウオール
163を構成している。
その天井骨組みを構成するメインおよびクロ
ス・ビーム161,162は、勿論、ウエブ16
5とそのウエブ165の下方縁に一体的に形成さ
れたフランジ166と、そのウエブ165の上方
縁に一体的に形成されたバルブ167とより構成
されている。
その天井160に設置された天井点検口10
は、その天井骨組みのグリツド、すなわち、開口
164に嵌込まれ、メイン・ビーム161間に架
橋された2本の補助チヤンネル材17に吊り下げ
るようにして、4個の吊り金具18を使用して、
その天井骨組みに固定された方形外枠11と、そ
の方形外枠11に開閉動作可能に組み付けられる
ように、その外枠11の枠開口21に配置された
方形内枠12と、その方形内枠12の枠開口22
を塞ぐように、複数の止め金具19を使用してそ
の内枠12に固定された蓋板13と、その方形外
枠11の一方の側に偏らせられ、かつ、その方形
内枠12をその方形外枠11に回転可能にスイン
グ連結する一体のリンク・ヒンジ手段14と、そ
の方形外枠11の他方の側に偏らせられ、かつ、
閉じた状態において、その方形内枠12をその方
形外枠11にロツクする施錠手段15と、その方
形外枠11の枠端を天井面に合わせるように、そ
のグリツドを形成するそのメインおよびクロス・
ビーム161,162のフランジ166とその外
枠11の枠端との間に配置されたトリム16とよ
り構成され、そのようにして、内枠12および蓋
板13の組立体、すなわち、蓋は閉じられた位置
(第2ないし5および10図に示す状態)におい
て、施錠手段15によつて、外枠11にロツクさ
れ、また、その施錠手段15を解錠するならば、
一対のリンク・ヒンジ手段14によつて、下方に
スイングされながら回転され、開放される(第1
および11図に示す状態。) 方形外枠11は枠開口21を二分割する方向に
おいて、二つ割りされた一対のチヤンネル断面形
外枠材、換言するならば、U字形外枠材27,2
8を突き合わせ連結して枠組みされている。
その外枠材27,28は、第1,5,10およ
び12図に示す横断面形状に長尺の帯状鋼板をロ
ール形成した鋼製枠形材から所定の長さに切断さ
れた外枠形材片をU字状に折り曲げてなるもの
で、第1および12図に示されるように、外枠材
27は、両端に連結舌29をそれぞれプレス加工
し、また、外枠材28は、両端にランスド・ブリ
ツジ30をそれぞれプレス加工し、外枠材27,
28が互いに突き合わせられたとき、その連結舌
29がそのランスド・ブリツジ30に差し込めら
れ、その状態でそれら連結舌29およびランス
ド・ブリツジ30がプレス材でかしめられ、外枠
材27,28を互いに枠組みする。
そのようにして、外枠材27,28から枠組み
された外枠11は、枠ウエブ23の下端に外向き
フランジ24を、また、枠ウエブ23の上端にリ
ツプ付き内向きフランジ25をそれぞれ備え、そ
のリツプ付き内向きフランジ25は枠ウエブ23
に協働されて、吊り金具18のための嵌込み溝2
6を形成している。
前述された外枠材27,28は、また、一端に
は連結舌29が、他端にはランスド・ブリツジ3
0がそれぞれプレス加工された構造になすことも
勿論可能である。
方形内枠12は、第13図に示す横断面形状を
備えた長尺のアルミニウム合金押出し枠形材から
所定の長さに切断された4本の内枠片38を枠に
組み立てたものである。すなわち、第1図に示す
ように、それら内枠片38を枠状に突き合わせ枠
のコーナを形成するところのその内枠片38の突
き合わせ箇所の嵌込み溝35,36にコーナ・ビ
ース39をプレス機で圧入して方形内枠12に枠
組みされる。それら内枠片38の枠組みには4個
のコーナ・ビ−ス39が使用され、それコーナ・
ビ−ス39は板状鋼片を直角にプレス加工したも
のである。
そのようにして、内枠片38から枠組みされた
内枠12は、枠ウエブ31の下端に目地フランジ
32および抜止めフランジ33を備えている。勿
論、その目地フランジ32は枠ウエブ31の外側
に伸長され、その外枠11の枠開口21に配置さ
れ、かつ、閉じた状態で、その外枠11の外向き
フランジ24を隠し、天井面において、天井点検
口10が単一目地に現れるように、フランジ寸法
を決定している。その目地フランジ32は、ま
た、リツプ付き溝37を上面に形成し、パツキン
グ20を嵌め込み得るようにしている。勿論、そ
のパツキング20はその溝37に嵌め込まれた枠
状本体67とその本体67の上面に一体的に形成
されたフラツプ68とより形成されている。
他方、その抜止めフランジ33は、枠ウエブ3
1の内側に突出され、その内枠12の枠開口22
に嵌め込まれる蓋板13を止め金具19に協働さ
れてその内枠12に固定する。
蓋板13は、4枚の天井タイル168からな
り、それら天井タイル168は突き合わせ側面お
よび端面のカーフ169間にリブ付きスプライン
40を差し込んで、互いに連結され、蓋板13に
構成されている。
一対のリンク・ヒンジ手段14は、その方形枠
12の回転中心がその方形外枠11の一方の側に
偏らせられて移動可能にされ、その内枠12が枠
端に目地フランジ32を備えるにもかかわらず、
その方形内枠12の開閉動作を円滑にするもの
で、第5ないし11図から理解されるように、長
節としての一対の平行リンク41,42と、短節
としての従動リンク43と、リンク・ガイド44
と、それら平行リンク41,42のための他の短
節として、また、それら平行リンク41,42を
外枠11に連結するブラケツト45とより構成さ
れている。
その平行リンク41,42は、外枠11にねじ
止めされたブラケツト45に根元を上下方向に所
定の間隔を置いて、それぞれピン46を介して回
転可能に連結し、従動リンク43に先端をそれぞ
れピン47を介して回転可能に連結している。勿
論、その平行リンク41,42の先端は、そのブ
ラケツト45にピン46を介して連結された根元
の上下方向間隔に合わせられた上下方向の間隔で
従動リンク43にピボツト連結されている。
それら平行リンク41,42において、下方に
位置されたリンク、すなわち、下方リンク42
は、先端にスイング・コントロール・アーム48
を一体的に伸長し、そのスイング・コントロー
ル・アーム48は、その内枠12が閉じられる
際、そのリンク・ガイド44に押し上げられ、上
方および下方平行リンク41,42および従動リ
ンク43によるところのその外枠11に対するそ
の内枠12のスイング運動を規制する。
そのスイング・コントロール・アーム48は、
下側縁に対して上側縁をその外枠11側に曲げら
れ、その内枠12が開閉される際、そのリンク・
ガイド44との接触を避け、その内枠12の開閉
動作を円滑にしている。勿論、そのスイング・コ
ントロール・アーム48の曲げは、その下方平行
リンク42に対するアーム全体のその外枠11側
への傾斜曲げ、オフセツト曲げなどである。
さらに、そのスイング・コントロール・アーム
48は、末広がりに板材から打ち抜かれ、その内
枠12の閉じられた状態において、そのパツキン
グ20のしめしろを確保し、その外枠11とその
内枠12との間のエア・タイトをより確実にす
る。
従動リンク43は、ピン46,47を介してそ
れら平行リンク41,42の先端を互いにリンク
連結すると共に、その下方平行リンク42の根元
の下方に伸長されたオフセツト・アーム49を下
端に一体的に形成し、ピン50を介してそのオフ
セツト・アーム49の先端にその内枠12を回転
可能に連結している。
リンク・ガイド44はヨーク51を備え、その
ヨーク51はその内枠12が閉じられた状態にあ
るとき、第6および10図に示されるように、そ
のスイング・コントロール・アーム48を受け入
れ、また、その内枠12が閉じられて行く際、第
11図に示されるように、そのスイング・コント
ロール・アーム48を受け入れながら、そのスイ
ング・コントロール・アーム48を押し上げ、そ
の際、また、そのスイング・コントロール・アー
ム48の振れ止をなす。その結果、その方形内枠
12は、その方形外枠11に対して振れ止めさ
れ、その外枠11の枠開口21に円滑に案内さ
れ、閉じられる。
ブラケツト45は、鋼板から打ち抜かれたブラ
ンクをプレス曲げしてなるもので、その外枠11
の一方の側の左右コーナにおいて、枠ウエブ23
にそれぞれねじ止めされ、リンク・ヒンジ手段1
4を外枠11に固定する。
施錠手段15は、第1,4および5図から理解
されるように、グレモン錠であり、その内枠12
に配置され、先端をその内枠12からその外枠1
1に突出したり、また、その外枠11から内枠1
2に引つ込めるように、先端側をロツド・ガイド
56に案内させた一対の施錠ロツド52と、その
施錠ロツド52の先端部を受けるように、その外
枠11に配置された一対のロツド受け53と、そ
の内枠12のブラケツト57に回転可能に保持さ
れて、そのロツド52を区結した操作板54と、
蓋板13を取り付けた方形内枠12、すなわち、
蓋の外側からその操作板54を回転操作するよう
に、軸受金具58によつて、その方形内枠12の
枠ウエブ31に回転可能に取り付けられたクラン
ク・シヤフト55とより構成されたもので、通常
に使用されてきているものである。
トリム16は、第5,14および15図から理
解されるように、アルミニウム合金から引き抜き
加工されたフランジ付き中空角材から所定の長さ
に切断された4本のレリム片59を枠に組み立て
たものである。すなわち、枠状に突き合わせられ
るところのトリム片59とトリム片59とにコー
ナ・ピ−ス61を差し込みハンマリングによつ
て、そのコーナ・ピ−ス61をそのトリム片59
とそのトリム片59とに圧入して枠に組み立てら
れる。
そのコーナ・ピ−ス61には、複数の抜止め6
2が形成され、そのコーナ・ビ−ス61の抜け止
めをしている。
また、この天井点検口10を天井骨組みに取り
付けるために使用された吊り金具18は、第5図
から理解されるように、その外枠11を補助チヤ
ンネル材17に保持させるキヤリア・プレート6
3と、その補助チヤンネル材17とその方形外枠
11の外向きフランジ24との間に、クロス・ビ
ーム162およびメイン・ビーム161のフラン
ジ166に添えられたトリム16を挟み付けるよ
うにして、そのキヤリア・プレート63をその補
助チヤンネル材17に取り付けられるクランプね
じ棒64とより構成されている。
そのキヤリア・プレート63は、その方形外枠
11の枠ウエブ23の内側面に添えられて、嵌込
み溝26に嵌められるプレート状フツク65を下
端に、また、折曲げアーム66を上端にそれぞれ
備え、また、そのアーム66にねじ孔(図示せ
ず)を形成し、そのねじ孔にクランプねじ棒64
を螺合可能にしている。従つて、そのキヤリア・
プレート63とクランプねじ棒64とは、予め互
いに、組み付けられ、その方形外枠11の取付け
作業を容易にしている。
次に、前述のように構成された天井点検口10
の施工について述べるに、先ず、開口164にお
いて、メイン・ビーム161間に補助チヤンネル
材17を架設し、予め外向きフランジ24にトリ
ム16を載せるようにして、そのトリム16を嵌
めた方形外枠11を、該トリム16が開口164
の外周壁に沿うようにして開口164に嵌込み、
開口164との間にガタつきがないように位置を
調節しながら、4個の吊り金具18によつて、そ
の方形外枠11を天井骨組みに補助チヤンネル1
7を介して取り付ける。
そのようにして、その方形外枠11が開口16
4に位置されて、その天井骨組みに固定されたな
らば、その方形内枠12には、予め、蓋板13、
一対のリンク・ヒンジ手段14、グレモン錠15
およびパツキング20などが組み付けられてある
ので、その方形内枠12をその方形外枠11まで
持ち上げ、その方形外枠11の一方の側におい
て、その方形外枠11の枠ウエブ23にそのリン
ク・ヒンジ手段14のブラケツト45をねじ止め
し、そのリンク・ヒンジ手段14を介して、その
方形内枠12をその方形外枠に連結する。その後
にその方形内枠12を上方に回転し、スイングさ
せて、その方形外枠11の枠開口21を閉じた状
態でグレモン錠15によつて、その方形内枠1
2、すなわち、蓋をその方形外枠11にロツクす
る。そのようにして、天井点検口10は部屋の天
井160に施工されるのであるが、その施工はま
た部屋の条件、換言するならば、現場に応じて適
宜変えられて行われる。
また、そのようにして天井160に取り付けら
れた天井点検口10を第1および11図に示され
るように、開放するには、先ず、グレモン錠15
を解錠する。そのようにグレモン錠15が解錠さ
れると、蓋板13を組み付けた方形内枠12、す
なわち、蓋は自重で降下し、そのリンク・ヒンジ
手段14によつて、その方形外枠11から下方に
離れ、さらに、第5および10図に示される状態
から第1および11図に示される状態にスイング
させられながらピン50のまわりに回転され、開
放される。そのように、蓋がその方形外枠11か
ら離れた状態に開放されるので、その蓋がその方
形外枠11に当たることなしに円滑に開放され、
方形外枠11の枠開口21が最大限に利用可能に
なる。
さらには、その蓋が急激に開放されるとして
は、その蓋はピン50のまわりに回転され、衝激
を緩和し、天井点検口10の損傷や変形が防止さ
れる。
他方、その蓋を閉じる場合には、先ず、第11
図において、実線で示される状態から想像線で示
された状態に蓋をピン50のまわりに上方に回転
させ、リンク・ガイド44のヨーク51をスイン
グ・コントロール・アーム48に当てる。
そのようにそのリンク・ガイド44のヨーク5
1がそのスイング・コントロール・アーム48に
接したならば、さらに、持上げる方向の力をその
蓋に加え、それに伴つて、そのヨーク51がその
スイング・コントロール・アーム48を上方に押
すので、平行リンク41,42は上方に回転され
る。
従つて、従動リンク43を介してその平行リン
ク41,42に連結された蓋はスイングされなが
ら、上方に引き上げられ、その方形外枠11の枠
開口22内に移動され、その方形外枠11の枠開
口22を閉じる。
そのスイング・コントロール・アーム48がし
めしろを備えているので、パツキング20を圧潰
するように、その蓋をさらに持ち上げ、グレモン
錠15でその蓋をその外枠11にロツクする。
そのように閉じる場合、そのリンク・ガイド4
4のヨーク51がそのスイング・コントロール・
アーム48に嵌合されるので、その方形内枠12
がその方形外枠11に対して振れ止めされ、蓋、
すなわち、目地フランジ32がその方形外枠11
や天井ウオール163に接することなしに、その
蓋は円滑に閉じられる。
第16ないし21図は、前述の天井点検口10
のために変形されたリンク・ヒンジ手段70,8
0および90を示すもので、第18および19図
に示されたリンク・ヒンジ手段70は、一対の平
行リンク41,71と、従動リンク43と、リン
ク・ガイド72と、ブラケツト45とより構成さ
れている。
それら平行リンク41,71において、下方に
位置されたリンク、すなわち、下方平行リンク7
1は、先端にスイング・コントロール・アーム7
3を一体的に伸長し、その内枠12の枠ウエブ3
1の上端、すなわち、内向きフランジ34を受け
るように、その内枠12側に折り曲げられたヨー
ク74をそのスイング・コントロール・アーム7
3に形成している。
そのヨーク74は、円弧状案内面75を備え、
蓋の開閉動作を円滑に案内可能にする。
また、リンク・ガイド72は、先端に振止めガ
イド76を備え、開閉時、下方平行リンク71お
よびスイング・コントロール・アーム73の振止
めをなすと共に、蓋を閉じる際、その内枠12の
内向きフランジ34をヨーク74に案内可能にし
ている。
そのように構成されるリンク・ヒンジ手段70
は前述の天井点検口10に使用されたリンク・ヒ
ンジ手段14と同様に動作される。
第18および19図に示されたリンク・ヒンジ
手段80は、一対の平行リンク81,82、従動
リンク43と、リンク・ガイド83とブラケツト
45とより構成されている。
それら平行リンク81,82において、上方に
位置されたリンク、すなわち、上方平行リンク8
1は、先端にスイング・コントロール・アーム8
4を一体的に伸長し、その内枠12の枠ウエブ3
1の上端、すなわち、内向きフランジ34を受け
るように、その内枠12側に折り曲げられたリツ
プ付きヨーク85をそのスイング・コントロー
ル・アーム84に形成している。
そのヨーク85は円弧状案内面86を備え、蓋
の開閉動作を円滑に案内可能にしている。
また、そのスイング・コントロール・アーム8
4は、そのヨーク85に隣接して切り欠かれた振
止め87をその内枠12側に折り曲げて、蓋を閉
じる際、その内枠12の内向きフランジ34をそ
のヨーク85に案内可能にすると共に、その際の
上方平行リンク81およびスイング・コントロー
ル・アーム84の振れを阻止するように働いてい
る。
そのように構成されたリンク・ヒンジ手段80
もまた、前述のリンク・ヒンジ手段70と同様に
動作される。
第20および21図に示されたリンク・ヒンジ
手段90は、一対の平行リンク91,92と、従
動リンク43と、リンク・ガイド83と、ブラケ
ツト45とより構成されている。
それら平行リンク91,92において、下方に
位置されたリンク、すなわち、下方平行リンク9
2は、先端にスイング・コントロール・アーム9
3を一体的に伸長し、その内枠12の枠ウエブ3
1の上端、すなわち、内向きフランジ34を受け
るように、その内枠12側に折り曲げられた横断
面U字形ヨーク94をそのスイング・コントロー
ル・アーム93に形成している。
そのヨーク94は、円弧状案内舌95を備え、
蓋の開閉動作を円滑に案内可能にしている。
そのように構成されたリンク・ヒンジ手段90
もまた、前述のリンク・ヒンジ手段0,80と同
様に動作される。
第22ないし33図は、前述の天井点検口10
のためにさらに変形され、リンク・ヒンジ手段1
00,110,120,130および140を示
すもので、それらリンク・ヒンジ手段100,1
10,120,130および140は、前述のリ
ンク・ヒンジ手段14,70,80、および90
に比して、その方形内枠12をその方形を外11
に取り外し可能に組み付ける構造になされてい
る。
第22および23図に示されたリンク・ヒンジ
手段100は、前述のリンク・ヒンジ手段14に
おいて、ブラケツト45を変形したもので、一対
の平行リンク41,42と、従動リンク43と、
リンク・ガイド44とブラケツト101とより構
成されている。
そのブラケツト101は、前述のリンク・ヒン
ジ手段14のブラケツト45に切欠きフツク(係
止手段)102を付加したものである。
また、そのようにブラケツト101が切欠きフ
ツク102を備えるに伴つて、その外枠11の一
方の側の左右コーナにおける枠ウエブ23には、
縦スツト(係止部)103が形成されている。従
つて、まず、第23図の想像線で示された状態に
その内枠12を持上げ、次に、そのブラケツト1
01がその外枠11の枠ウエブ23に接するまで
その内枠12を移動し、その切欠きフツク102
をその縦スロツト103に差し込み、次いで、第
23図の実線で示された状態にその内枠12を引
き下げ、その切欠きフツク102をその縦スロツ
ト103に引つ掛ける。そのようにして、その内
枠12は、その外枠11に連結される。
また、上述の操作の逆に辿ることによつて、そ
の内枠12はその外枠11から簡単に取り外され
る。
その結果、内枠12は天井骨組みに固定されて
いる外枠11に一旦仮止めしたのち、リンク・ヒ
ンジ手段100のブラケツト101をねじ止めし
て取り付けられるので、その取付作業が極めて簡
便となると共に、配管、配線などの点検、修理の
際には、その内枠12、すなわち、蓋はその外枠
11から取り外され、その点検および修理作業の
邪魔を回避可能にしている。
第24および25図に示されたリンク・ヒンジ
手段110は、前述のリンク・ヒンジ手段14に
おいて、ブラケツト45を変形したもので、一対
の平行リンク41,42と、従動リンク43と、
リンク・ガイド44と、ブラケツト111とより
構成されている。
そのブラケツト111は、前述のリンク・ヒン
ジ手段14のブラケツト45に引掛け舌(係止手
段)112を付加したものである。
また、そのように、ブラケツト111が引掛け
舌112を備えるに伴つて、その外枠11の一方
の側の左右コーナにおける枠ウエブ23には、横
スロツト(係止部)113が形成されている。
従つて、先ず、第25図の想像線で示された状
態にその内枠12を持ち上げ、次に、その引掛け
舌112をその横スロツト113に差し込むよう
に、その内枠を移動した後、第25図の実線で示
された状態にその内枠12を回転するように移動
し、その引掛け舌112をその横スロツト113
に引つ掛けながら、その引掛け舌112の先端を
その外枠11の枠ウエブ23の外側面に当てる。
そのようにして、その内枠12はその外枠11に
連結される。
また、上述の操作を逆に辿ることによつて、そ
の内枠12はその外枠11から簡単に取り外され
る。
第26および27図に示されたリンク・ヒンジ
手段120は、前述のリンク・ヒンジ手段14に
おいて、ブラケツト45を変形したもので、一対
の平行リンク41,42と、従動リンク43と、
リンク・ガイド44とブラケツト121とより構
成されている。
そのブラケツト121は、前述のリンク・ヒン
ジ手段14のブラケツト45に切起しフツク(係
止手段)122を付加したものである。
また、そのように、ブラケツト121が切起し
フツク122を備えるに伴つて、その外枠11の
一方の側の左右コーナにおけるウエブ23には、
横スロツト(係止部)123が形成されている。
従つて、この場合のブラケツト121は、前述
のリンク・ヒンジ手段100のブラケツト101
と同様に操作されて、その横スロツト23に引つ
掛けられ、また、その横スロツト123から外さ
れる。
第28,29図に示されたリンク・ヒンジ手段
130は、前述のリンク・ヒンジ手段14におい
て、ブラケツト45を変形したもので、一対の平
行リンク41,42と、従動リンク43と、リン
ク・ガイド44と、ブラケツト131とより構成
されている。
そのブラケツト131は、前述のリンク・ヒン
ジ手段14のブラケツト45に切欠きフツク(係
止手段)132を付加している。すなわち、その
ブラケツト131は、上方に位置されてプレス加
工された切欠きフツク132を備えるもので、そ
の切欠きフツク132をその外枠11の枠ウエブ
23の上端および内向きフランジ(係止部)25
に引つ掛けてその外枠11に固定される。
そのようにブラケツト131をその外枠11に
引つ掛けることによつて、その内枠12はそのリ
ンク・ヒンジ手段130を介してその外枠11に
連結され、また、その取り外しも容易である。
従つて、この場合には、前述のリンク・ヒンジ
手段100,110および120のように、その
外枠11にスロツト103,113,123を明
ける作業工程が省かれ、その外枠11の加工が容
易になる。
第30ないし33図に示されたリンク・ヒンジ
手段140は、前述のリンク・ヒンジ手段14に
おいて、ブラケツト45を変形したもので、一対
の平行リンク41,42と、従動リンク43と、
リンク・ガイド44と、ブラケツト141とより
構成されている。
そのブラケツト141は、前述のリンク・ヒン
ジ手段130のブラケツト131がピン46,4
6の軸線に平行する方向において、その外枠11
に取り外し可能に取り付けられるのに比して、ピ
ン46,46の軸線方向において、その外枠11
に取り外し可能に取り付けられるように構成され
ている。すなわち、そのブラケツト141は鋼板
から打ち抜かれたブランクをプレス加工してなる
もので、上方に切起しフツク(係止手段)142
および前方側縁に位置決めフランジ143を備え
ている。
その切起しフツク142はその外枠11の枠ウ
エブ23の上端および内向きフランジ25(係止
部)に引つ掛けるに適した形状にプレス機で切り
起され、また、位置決めフランジ143はその外
枠11に対するその内枠12の取付け位置を決定
できるように、プレス機で折り曲げれている。殊
に、その位置決めフランジ143は、その切起し
フツク142が外枠11に引つ掛けられたとき、
その外枠11の枠ウエブ23に添えられ、そのブ
ラケツト141の振れおよびがたつきを阻止す
る。
そのようにプレス加工されるブラケツト141
を備えるこのリンク・ヒンジ手段140では、そ
のブラケツト141をその外枠11に引つ掛け、
そのブラケツト141をその外枠11上に摺動さ
せて、その位置決めフランジ143をその外枠1
1の枠ウエブ23に押し付けることによつて、そ
の内枠12は、位置決めされて、そのリンク・ヒ
ンジ手段140を介して、その外枠11に連結さ
れ、また、その取り外しも容易である。
従つて、この場合もまた、前述のリンク・ヒン
ジ手段130と同様に、ブラケツト取付けのため
のその外枠11に孔明けする作業工程が省かれ、
その外枠11の加工が容易になる。
それらリンク・ヒンジ手段100,110,1
20,130および140はビスを使用すること
なしに、その外枠11に取り外し可能に取付ける
ように説明したが、しかし、ブラケツト101,
111,112,131、および141をその外
枠11に固定するために、1本のビスがフツクに
協働するように付加的に使用されるならば蓋が閉
じられているとき、それらリンク・ヒンジ手段1
00,110,120,130および140はそ
の蓋をその外枠11に強固に連結するでしよう。
また、そのように、蓋が外枠11に連結されると
しても、点検・修理の際その蓋を開き、その蓋を
その外枠11から取り外す作業はこれほぼ厄介に
ならないでしよう。
第34図は変形されたトリム150を示すもの
で、このトリム150は前述の天井点検口10に
使用されたトリム16が単一のフランジ60を備
えるのに比して、2個のフランジ60を備え、天
井ウオール163を構成する天井タイル168が
傾斜切断された側面および端面を備える場合に適
するようにしたものである。
上述よりして、既に提案され、使用されてきて
建物の点検口と比較していえば、この発明の点検
口は、方形内枠が閉じた状態で、方形外枠の枠端
を隠す目地フランジを枠端に備え、また、1対の
リンク・ヒンジ手段が、その方形外枠の一方の側
に偏らせられ、かつ、その方形内枠をその方形内
枠に回転可能にスイング連結する構造すなわち、
その方形内枠の回転中心がその方形外枠の一方の
側に偏らせられて移動可能にされる構造になされ
ているので、蓋板を取り付けたその方形内枠、す
なわち、蓋がその方形外枠や天井、側壁などに接
触することなしに円滑に開閉され、その蓋が急激
に開放される場合でも、その蓋の衝撃が緩和さ
れ、点検口の損傷や変形が未然に防止され、ま
た、開放時、点検口の開口面積全体が実質的に開
放され、配管、配線、エア・タイトなどの各種設
備の点検・修理の作業性が向上され単一目地構造
にまとめることが極めて容易に可能になり、通常
の天井、側壁などへの適用が容易であることは勿
論のこと、エクスポーズ工法、コンシールド工
法、ドライウオール工法などによる天井構造に適
用することが極めて容易になり、その上、そのよ
うな天井構造における新設、増設、および移設が
容易になり、さらに、その方形外枠が枠開口を分
割する方向において、二つ割りされて外枠材を突
き合わせて連結する構造になされるので、厚肉の
材料を使用することなしに、その外枠の剛性が向
上され、薄肉材料の使用が可能になり、点検口の
エア・タイトがより向上され、枠が軽量化され、
また、枠の製作費用が低減され、生産性が向上さ
れ、さらに、天井部の開口と方形外枠との間にト
リムを介在させたので、上記開口寸法のばらつき
をトリムにより吸収することができ、同一の方形
外枠、方形内枠、および蓋体を共用することが可
能となり、汎用性を向上させることができる上
に、そのエクスポーズド工法、コンシールド工
法、ドライウオール工法などによる天井構造によ
り容易に適用可能になることである。
さらに、リンク・ヒンジ手段を着脱自在に構成
した場合には、方形外枠の取付作業完了後に方形
外枠を装着することができ、施工の作業性を向上
させることができる。
先のように、図面を参照しながら説明されたこ
の発明の具体例からして、その発明に属する技術
の分野における通常の知識を有する者にとつて、
さらには、この発明の構成が、その発明と本質的
に同一の課題を充足し、この発明と同一の効果を
達成するところのこの発明と本質的に同一の態様
に容易に置き換えられるでしよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、オヒイス・ビルデイングの天井に適
用されたこの発明の点検口を開いた状態で示した
斜視図、第2図は、天井に取り付けられ、かつ、
閉じた状態にある第1図の天井点検口の表側平面
図、第3図は第2図の天井点検口の裏側平面図、
第4図は、第3図に示す天井点検口の部分拡大平
面図、第5図は、第4図の5−5線に沿つて示し
た断面図、第6図は、第1図に示す天井点検口に
使用されたリンク・ヒンジ手段の斜視図、第7図
は第6図に示すリンク・ヒンジ手段の平面図、第
8図は、第6図に示すリンク・ヒンジ手段におい
て、上方平行リンクと従動リンクとの連結部分を
示す部分断面図、第9図は、第8図に示す連結部
分の正面図、第10図は、第1図に示された天井
点検口が閉じられているときの第6図に示すリン
ク・ヒンジ手段の正面図、第11図は、第1図に
示された天井点検口が開かれているときの第6図
に示すリンク・ヒンジ手段の正面図、第12図は
第1図に示す天井点検口に使用された方形外枠を
構成する外枠材の突き合わせ連結箇所の正面図、
第13図は、第1図に示す天井点検口に使用され
た方形内枠を構成する内枠片の横断面図、第14
図は、第1図に示す天井点検口に使用されたトリ
ムを構成するトリム片の横断面図、第15図は、
第14図に示すトリム片を枠に組むためのコー
ナ・ピ−スの平面図、第16図は、この発明の点
検口に適用するように変形されたリンク・ヒンジ
手段の手段の斜視図、第17図は、天井点検口が
開かれているときの第16図に示すリンク・ヒン
ジ手段の正面図、第18図は、この発明の天井点
検口に適用するように変形されたリンク・ヒンジ
手段の斜視図、第19図は、天井点検口が開かれ
ているときの第18図に示すリンク・ヒンジ手段
の正面図、第20図は、この発明の点検口に適用
するように変形されたリンク・ヒンジ手段の斜視
図、第21図は、天井点検口が開かれているとき
の第20図に示すリンク・ヒンジ手段の正面図、
第22図は、この発明の点検口に適用するように
変形されたリンク・ヒンジ手段の斜視図、第23
図は、天井点検口が開かれているときの第22図
に示すリンク・ヒンジ手段の正面図、第24図
は、この発明の点検口に適用するように変形され
たリンク・ヒンジ手段の斜視図、第25図は、天
井点検口が開かれているときの第24図に示すリ
ンク・ヒンジ手段の正面図、第26図は、この発
明の点検口に適用するように変形されたリンク・
ヒンジ手段の斜視図、第27図は、天井点検口が
開かれているときの第26図に示すリンク・ヒン
ジ手段の正面図、第28図は、この発明の点検口
に適用するように変形されたリンク・ヒンジ手段
の斜視図、第29図は、天井点検口が開かれてい
るときの第28図に示すリンク・ヒンジ手段の正
面図、第30図は、この発明の点検口に適用する
ように変形されたリンク・ヒンジ手段の斜視図、
第31図は、第30図に示すリンク・ヒンジ手段
に使用されたブラケツトの背面図、第32図は、
第31図に示すブラケツトの後面図、第33図
は、第31図に示すブラケツトの斜視図、および
第34図は、この発明の点検口に適用するように
変形されたトリムに使用されるトリム片の横断面
図である。 10……天井点検口、11……方形外枠、12
……方形内枠、13……蓋板、14,70,8
0,90,100,110,120,130,1
40……リンク・ヒンジ手段、15……施錠手
段、16,150……トリム、17……補助チヤ
ンネル、18……吊り金具、19……止め金具、
20……パツキン、160……天井、161……
メイン・ビーム、162……クロス・ビーム、1
63……天井ウオール、164……開口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 建物の天井、側壁などの取付け箇所に形成さ
    れた開口内に配置され、枠開口を分割する方向に
    おいて、二つ割りされた外枠材を突き合わせ連結
    してなる方形外枠と、 その方形外枠を設置する開口の外周壁に沿つて
    配置され、前記開口と方形外枠との間に配置され
    る枠状のトリムと、 その方形外枠に開閉操作可能に組み付けられる
    ように、その外枠の枠開口に配置され、かつ、閉
    じた状態で、その取付け箇所の表側面において、
    その外枠の枠端を隠す目地フランジを枠端に有す
    る方形内枠と、 その方形内枠の枠開口を塞ぐように、その内枠
    に取り付けられる蓋板と、 その方形外枠の一方の側に偏らせられ、かつ、
    その方形内枠をその方形外枠に回転可能にスイン
    グ連結する一対のリンク・ヒンジ手段と、 閉じた状態において、その方形内枠をその方形
    外枠にロツクする施錠手段 とを含む点検口。 2 前記リンク・ヒンジ手段には、係止手段を形
    成するとともに、方形外枠には、前記係止手段が
    係止する係止部を形成し、方形内枠をリンク・ヒ
    ンジ手段を介して方形外枠内に着脱自在に連結し
    てなる特許請求の範囲1項記載の点検口。
JP58108355A 1983-06-16 1983-06-16 点検口 Granted JPS605964A (ja)

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