JPH0547245Y2 - - Google Patents
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- JPH0547245Y2 JPH0547245Y2 JP1129889U JP1129889U JPH0547245Y2 JP H0547245 Y2 JPH0547245 Y2 JP H0547245Y2 JP 1129889 U JP1129889 U JP 1129889U JP 1129889 U JP1129889 U JP 1129889U JP H0547245 Y2 JPH0547245 Y2 JP H0547245Y2
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- fixed
- sliding plate
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
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- 208000003618 Intervertebral Disc Displacement Diseases 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
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- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Hinges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、部屋の天井に敷設されたハンガーレ
ールに吊設されて、ハンガーレールに沿つて移動
して広い部屋を適宜な大きさに間仕切りするのに
用いられる移動壁を、配置された箇所での係止固
定及び係止解除を容易に且つ迅速に行なうことの
できる移動壁用係止装置に関するものである。
ールに吊設されて、ハンガーレールに沿つて移動
して広い部屋を適宜な大きさに間仕切りするのに
用いられる移動壁を、配置された箇所での係止固
定及び係止解除を容易に且つ迅速に行なうことの
できる移動壁用係止装置に関するものである。
(従来の技術)
従来、部屋の天井に敷設されたハンガーレール
に吊設されて、ハンガーレールに沿つて移動して
広い部屋を適宜な大きなに間仕切りするのに用い
られる移動壁は、移動壁の上下端部に上下へ移動
可能な固定枠を夫々装備し、その上下の固定枠を
移動壁の両側壁で、適宜な係止装置を介して上下
に移動させ、天井及び床に圧接せしめて所望の箇
所で係止固定させ、必要に応じて上記装置を反対
操作して係止解除を行なつている。
に吊設されて、ハンガーレールに沿つて移動して
広い部屋を適宜な大きなに間仕切りするのに用い
られる移動壁は、移動壁の上下端部に上下へ移動
可能な固定枠を夫々装備し、その上下の固定枠を
移動壁の両側壁で、適宜な係止装置を介して上下
に移動させ、天井及び床に圧接せしめて所望の箇
所で係止固定させ、必要に応じて上記装置を反対
操作して係止解除を行なつている。
(考案が解決しようとする課題)
上記の係止装置は、移動壁の上・下固定枠を上
下に移動させるのに、係止装置に装着されたハン
ドルなどを手動回転して行なつているのが殆どで
ある。
下に移動させるのに、係止装置に装着されたハン
ドルなどを手動回転して行なつているのが殆どで
ある。
移動壁の配設或は撤去で、できるだけ迅速に行
なわなければならないが、手動回転により固定枠
を上下させていては時間がかかるうえに面倒であ
ると云う欠点がある。
なわなければならないが、手動回転により固定枠
を上下させていては時間がかかるうえに面倒であ
ると云う欠点がある。
(課題を解決するための手段)
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたものであつて、移動壁に装備された上・
下固定枠を上下に移動させるのに、瞬時に行なう
ことができるような構造にすることにより、上記
問題点を解決することを目的としている。
なされたものであつて、移動壁に装備された上・
下固定枠を上下に移動させるのに、瞬時に行なう
ことができるような構造にすることにより、上記
問題点を解決することを目的としている。
本考案は、中心に嵌合孔を有して匣体に回動自
在に軸支された回転軸に、外方へ押圧付勢するば
ねを所要箇所に装着した夫々の作動杆に外端を回
動可能に連結した両連結杆の内端を、該回転軸の
両側に軸支し、且つ一方の該連結杆附近に係止口
を設けた回転盤を固着した作動装置;及び外側端
に基板の外側端との間で内方へ押圧付勢する小ば
ねを装着され、内側端に前記回転盤へ当接して該
係止口に嵌合可能な係止突起を設けると共に、中
央附近に長さ方向の切削壁の何れか一方にラツク
を形成した嵌合孔を設けた摺動板と、該摺動板を
摺動可能に該基板と挾持して、上ケースに固定さ
れる上板と、前記回転軸と所定間隔で前記匣体に
回動可能に軸支された、中心に嵌挿孔を有して下
方に該ラツクと噛合するピニオンを回着した回動
軸とからなる固定装置で構成されたことを特徴と
する移動壁用係止装置である。
在に軸支された回転軸に、外方へ押圧付勢するば
ねを所要箇所に装着した夫々の作動杆に外端を回
動可能に連結した両連結杆の内端を、該回転軸の
両側に軸支し、且つ一方の該連結杆附近に係止口
を設けた回転盤を固着した作動装置;及び外側端
に基板の外側端との間で内方へ押圧付勢する小ば
ねを装着され、内側端に前記回転盤へ当接して該
係止口に嵌合可能な係止突起を設けると共に、中
央附近に長さ方向の切削壁の何れか一方にラツク
を形成した嵌合孔を設けた摺動板と、該摺動板を
摺動可能に該基板と挾持して、上ケースに固定さ
れる上板と、前記回転軸と所定間隔で前記匣体に
回動可能に軸支された、中心に嵌挿孔を有して下
方に該ラツクと噛合するピニオンを回着した回動
軸とからなる固定装置で構成されたことを特徴と
する移動壁用係止装置である。
(作用)
係止装置は、作動装置及び固定装置の嵌合孔及
び嵌挿孔にスパナを取着して半回転程回動させる
だけで、移動扉の上・下固定枠に連結された両作
動杆の出入操作を行なうことができるので、非常
に手間がかからない。
び嵌挿孔にスパナを取着して半回転程回動させる
だけで、移動扉の上・下固定枠に連結された両作
動杆の出入操作を行なうことができるので、非常
に手間がかからない。
又係止装置は、作動装置及び固定装置にスパナ
を取着して半回転程回動するだけで機能して上・
下固定枠の係止固定、係止解除が殆ど瞬時に行な
われて、その操作が極めて迅速である。
を取着して半回転程回動するだけで機能して上・
下固定枠の係止固定、係止解除が殆ど瞬時に行な
われて、その操作が極めて迅速である。
(実施例)
本考案を第1図〜第8図に示す一実施例に基づ
いて以下詳述する。1は断面コの字形状で同一幅
の上・下ケース2,3を合せて箱状に形成される
匣体4の中央附近へ回動自在に軸支された、中心
にスパナの突起を嵌挿させる方形状の嵌合孔5を
有する回転軸6と、外端を夫々作動杆7,7′へ
回動可能に軸支連結した両連結杆8,8′の内端
を、匣体4の側壁に平行な回転軸6の軸芯を通る
直線上で回転軸6の両側に回動自在に軸支すると
共に、連結杆8の軸支箇所附近の周縁部を切欠き
係止口9を設けた、回転軸6に固着されて両連結
杆8,8′を挾持する上・下円板10′,10″か
らなる回転盤10とで構成された作動装置であ
る。尚、連結杆8,8′と作動杆7,7′とを連結
した箇所の外側附近に、下側フランジを下ケース
3にビス止め11固定され、上側フランジに上ケ
ース2をビス止め固定する、断面コの字形状の固
定アングル12,12′を配設して、作動杆7,
7′を摺動自在に貫挿せしめ作動が円滑に行なわ
れるように保持すると共に、外側へ所要間隔を置
いて作動杆7,7′に固着されたばね受け13、
13′との間に、連結杆8,8′及び作動杆7,
7′を常時外方へ押圧付勢するばね14,14′を
装着している。
いて以下詳述する。1は断面コの字形状で同一幅
の上・下ケース2,3を合せて箱状に形成される
匣体4の中央附近へ回動自在に軸支された、中心
にスパナの突起を嵌挿させる方形状の嵌合孔5を
有する回転軸6と、外端を夫々作動杆7,7′へ
回動可能に軸支連結した両連結杆8,8′の内端
を、匣体4の側壁に平行な回転軸6の軸芯を通る
直線上で回転軸6の両側に回動自在に軸支すると
共に、連結杆8の軸支箇所附近の周縁部を切欠き
係止口9を設けた、回転軸6に固着されて両連結
杆8,8′を挾持する上・下円板10′,10″か
らなる回転盤10とで構成された作動装置であ
る。尚、連結杆8,8′と作動杆7,7′とを連結
した箇所の外側附近に、下側フランジを下ケース
3にビス止め11固定され、上側フランジに上ケ
ース2をビス止め固定する、断面コの字形状の固
定アングル12,12′を配設して、作動杆7,
7′を摺動自在に貫挿せしめ作動が円滑に行なわ
れるように保持すると共に、外側へ所要間隔を置
いて作動杆7,7′に固着されたばね受け13、
13′との間に、連結杆8,8′及び作動杆7,
7′を常時外方へ押圧付勢するばね14,14′を
装着している。
15は回転軸6及び両連結杆8,8′の軸芯を
通る直線上で回転軸6から所定間隔を置いた位置
に軸芯がある、中心に嵌合孔5と同一形状の嵌挿
孔16を有する回動軸17に、該回動軸17と一
体に形成された回動円板18を介して、該回動円
板18より若干小径な円板の半円周に歯を形成し
て、下面に回動軸17と同一軸芯になるような円
板突起19を設けたピニオン20を所定間隔を置
いて固着した回動部材21と;外側端を直角に折
曲した所要高さの固定壁22を有する、長さ方向
の中心線上の中央附近に円板突起19を回動自在
に嵌合させる軸孔23を設けた、上ケース2の内
幅と略同一幅で方形状の基板24と;固定壁22
側の外側端を直角に折曲した固定壁22の高さよ
り若干低い高さの支持壁25を有する、支持壁2
5附近から中央に亘る中央附近にピニオン20が
嵌入できるよう穿設された嵌合孔26の長さ方向
の切削壁26′の図面上方にピニオン20と噛合
するラツク27を設けると共に、基板24の長さ
方向の中心線と一致する中心線上で、支持壁25
の反対端部の内側端に回転盤10に当接し或は係
止口9に嵌入する係止突起28を設けられた、基
板24の幅より小さな幅で基板24上に重なる方
形状の摺動板29と;支持壁25側の端部附近を
回動円板18が嵌入できるよう穿設し、反対端部
に回転盤10の上円板10′上に重なる突部30
を設けられた、摺動板29が摺動し易いように摺
動板29の幅方向の両側部に間挿材31を配設し
て、基板25及び間挿材31を4隅の円筒材32
を介してビス止め固定した、基板24と同一幅で
方形状の上板33とからなる固定装置である。
尚、回動部材21は、円状突起19を軸孔23に
嵌合させ、ピニオン20をラツク27に噛合させ
て配設させている。また固定壁22と支持壁25
の間には、摺動板29を係止突起28側の内方へ
常時押圧付勢する小ばね34が装着されている。
また円筒材32は、上ケース2と回動円板18と
の間に若干の間隙を保持せしめて、固定装置15
を上ケース2に取付穴35を介して締付け固定さ
せる。
通る直線上で回転軸6から所定間隔を置いた位置
に軸芯がある、中心に嵌合孔5と同一形状の嵌挿
孔16を有する回動軸17に、該回動軸17と一
体に形成された回動円板18を介して、該回動円
板18より若干小径な円板の半円周に歯を形成し
て、下面に回動軸17と同一軸芯になるような円
板突起19を設けたピニオン20を所定間隔を置
いて固着した回動部材21と;外側端を直角に折
曲した所要高さの固定壁22を有する、長さ方向
の中心線上の中央附近に円板突起19を回動自在
に嵌合させる軸孔23を設けた、上ケース2の内
幅と略同一幅で方形状の基板24と;固定壁22
側の外側端を直角に折曲した固定壁22の高さよ
り若干低い高さの支持壁25を有する、支持壁2
5附近から中央に亘る中央附近にピニオン20が
嵌入できるよう穿設された嵌合孔26の長さ方向
の切削壁26′の図面上方にピニオン20と噛合
するラツク27を設けると共に、基板24の長さ
方向の中心線と一致する中心線上で、支持壁25
の反対端部の内側端に回転盤10に当接し或は係
止口9に嵌入する係止突起28を設けられた、基
板24の幅より小さな幅で基板24上に重なる方
形状の摺動板29と;支持壁25側の端部附近を
回動円板18が嵌入できるよう穿設し、反対端部
に回転盤10の上円板10′上に重なる突部30
を設けられた、摺動板29が摺動し易いように摺
動板29の幅方向の両側部に間挿材31を配設し
て、基板25及び間挿材31を4隅の円筒材32
を介してビス止め固定した、基板24と同一幅で
方形状の上板33とからなる固定装置である。
尚、回動部材21は、円状突起19を軸孔23に
嵌合させ、ピニオン20をラツク27に噛合させ
て配設させている。また固定壁22と支持壁25
の間には、摺動板29を係止突起28側の内方へ
常時押圧付勢する小ばね34が装着されている。
また円筒材32は、上ケース2と回動円板18と
の間に若干の間隙を保持せしめて、固定装置15
を上ケース2に取付穴35を介して締付け固定さ
せる。
次に係止装置36の組立方法について以下説明
する。第1図に示す如く、下ケース3に穿設され
た軸穴37に回転軸6の下端を嵌挿すると共に、
両連結杆8,8′及び作動杆7,7′を下ケース3
内に設置し、両固定アングル12,12′をビス
止め11して下ケース3に作動装置1を装着す
る。続いて、第2図に示す如く、回動軸17を上
ケース2に穿設された軸穴38に嵌挿して嵌挿孔
16を露出させてから、取付穴35で円筒材32
をビス止めして固定装置15を上ケース2に装着
したのち、回転盤10の上円板10′に突部30
を重ね、上円板10′の側面に摺動板29の係止
突起28を当接させて上ケース2と下ケース3に
平行に作動杆7側(左方)に押圧すると、支持壁
25が小ばね34を押圧して摺動板29を固定壁
22側に移動させる(このとき回動部材21が移
動板29のラツク27によりピニオン20を介し
て時計廻りに回動する)ため、上ケース2が左方
に移動して軸穴38から所定間隔で穿設されてい
る軸穴39を作動装置1の回転軸6の上方に位置
させるので、軸穴39に回転軸6を嵌挿し嵌合孔
5を露出させて上ケース2を下ケース3に合せ匣
体4を形成させる。さらに上ケース2に穿設され
た取付穴35′を介して両固定具12,12′をビ
ス止めし、また取付穴35″を介して下ケース3
とビス止めして、上・下ケース2,3の固定をよ
り一層確実にして係止装置36を組立てられる。
する。第1図に示す如く、下ケース3に穿設され
た軸穴37に回転軸6の下端を嵌挿すると共に、
両連結杆8,8′及び作動杆7,7′を下ケース3
内に設置し、両固定アングル12,12′をビス
止め11して下ケース3に作動装置1を装着す
る。続いて、第2図に示す如く、回動軸17を上
ケース2に穿設された軸穴38に嵌挿して嵌挿孔
16を露出させてから、取付穴35で円筒材32
をビス止めして固定装置15を上ケース2に装着
したのち、回転盤10の上円板10′に突部30
を重ね、上円板10′の側面に摺動板29の係止
突起28を当接させて上ケース2と下ケース3に
平行に作動杆7側(左方)に押圧すると、支持壁
25が小ばね34を押圧して摺動板29を固定壁
22側に移動させる(このとき回動部材21が移
動板29のラツク27によりピニオン20を介し
て時計廻りに回動する)ため、上ケース2が左方
に移動して軸穴38から所定間隔で穿設されてい
る軸穴39を作動装置1の回転軸6の上方に位置
させるので、軸穴39に回転軸6を嵌挿し嵌合孔
5を露出させて上ケース2を下ケース3に合せ匣
体4を形成させる。さらに上ケース2に穿設され
た取付穴35′を介して両固定具12,12′をビ
ス止めし、また取付穴35″を介して下ケース3
とビス止めして、上・下ケース2,3の固定をよ
り一層確実にして係止装置36を組立てられる。
係止装置36の作用機能について第7図により
以下説明する。第7図−イは係止装置36が組立
てられたときの作動装置1の回転盤10と固定装
置15の摺動板29との関係位置を示している。
作動装置1の嵌合孔5に突起を嵌挿させたスパナ
を時計廻りに回動させて、係止口9を摺動板29
の係止突起28のある位置に移動させると、圧縮
された小ばね34の強い弾条作用により摺動板2
9が内方へ押出されて係止口9に係止突起28が
嵌挿し、スパナを取り外しても第7図−ロの位置
で回転盤10が係止される。このとき両連結杆
8,8′の内端がイからロの位置に移動している
ので両作動杆7,7′の先端を短くした状態にし、
さらに両ばね14,14′は圧縮された状態にあ
るので両連結杆8,8′及び作動杆7,7′を外側
へ押圧する力がより強く付勢されている。
以下説明する。第7図−イは係止装置36が組立
てられたときの作動装置1の回転盤10と固定装
置15の摺動板29との関係位置を示している。
作動装置1の嵌合孔5に突起を嵌挿させたスパナ
を時計廻りに回動させて、係止口9を摺動板29
の係止突起28のある位置に移動させると、圧縮
された小ばね34の強い弾条作用により摺動板2
9が内方へ押出されて係止口9に係止突起28が
嵌挿し、スパナを取り外しても第7図−ロの位置
で回転盤10が係止される。このとき両連結杆
8,8′の内端がイからロの位置に移動している
ので両作動杆7,7′の先端を短くした状態にし、
さらに両ばね14,14′は圧縮された状態にあ
るので両連結杆8,8′及び作動杆7,7′を外側
へ押圧する力がより強く付勢されている。
次に固定装置15の嵌挿孔16に突起を嵌挿さ
せたスパナを時計廻りに回動させると、摺動板2
9が小ばね34を圧縮して固定壁22側へ移動す
るので、係止突起28が係止口9から外れるた
め、圧縮されたばね14,14′の強い弾条作用
により作動杆7,7′及び連結杆8,8′を介して
瞬時に回転盤10を元の位置(第7図−イ)に回
動させ、両作動杆7,7′の先端を長くした状態
にする。この両作用は極めて容易に且つ短時間に
行なわれる。
せたスパナを時計廻りに回動させると、摺動板2
9が小ばね34を圧縮して固定壁22側へ移動す
るので、係止突起28が係止口9から外れるた
め、圧縮されたばね14,14′の強い弾条作用
により作動杆7,7′及び連結杆8,8′を介して
瞬時に回転盤10を元の位置(第7図−イ)に回
動させ、両作動杆7,7′の先端を長くした状態
にする。この両作用は極めて容易に且つ短時間に
行なわれる。
この係止装置36は、第8図に示す如く、ハン
ガーレール40に吊設された移動壁41の両側端
部に配設され、両作動杆7,7′を調整用ターン
バツクル42などの適宜な接続部材を介して、移
動壁41の上・下端部に上下へ移動可能に装備さ
れた上・下固定枠43,43′に連結して使用さ
れる。この係止装置36は上記作用機能において
説明した如く、移動壁41を撤去移動させるとき
は、嵌合孔5を介してスパナで作動装置1を操作
して、第7図−ロの状態で両作動杆7,7′を引
くことにより、上・下固定枠43,43′を天井
44及び床45から引き離して行ない、また移動
壁41を配置された箇所に係止固定するときは、
嵌挿孔16を介してスパナで固定装置15を操作
して、第7図−イの状態で両作動杆7,7′を押
し出すことにより、上・下固定枠43,43′を
天井44及び床45に圧接して行なう。
ガーレール40に吊設された移動壁41の両側端
部に配設され、両作動杆7,7′を調整用ターン
バツクル42などの適宜な接続部材を介して、移
動壁41の上・下端部に上下へ移動可能に装備さ
れた上・下固定枠43,43′に連結して使用さ
れる。この係止装置36は上記作用機能において
説明した如く、移動壁41を撤去移動させるとき
は、嵌合孔5を介してスパナで作動装置1を操作
して、第7図−ロの状態で両作動杆7,7′を引
くことにより、上・下固定枠43,43′を天井
44及び床45から引き離して行ない、また移動
壁41を配置された箇所に係止固定するときは、
嵌挿孔16を介してスパナで固定装置15を操作
して、第7図−イの状態で両作動杆7,7′を押
し出すことにより、上・下固定枠43,43′を
天井44及び床45に圧接して行なう。
この場合、係止装置36は、作動装置1及び固
定装置15の嵌合孔5及び嵌挿孔16にスパナを
取着して、半回転程回動させるだけで、移動扉4
1の上・下固定枠43,43′に連結された両作
動杆7,7′の出入操作を行なうことができるの
で、非常に手間がかからない。
定装置15の嵌合孔5及び嵌挿孔16にスパナを
取着して、半回転程回動させるだけで、移動扉4
1の上・下固定枠43,43′に連結された両作
動杆7,7′の出入操作を行なうことができるの
で、非常に手間がかからない。
又係止装置36は、作動装置1及び固定装置1
5にスパナを取着して半回転程回動するだけで機
能して、上・下固定枠43,43′の係止固定、
係止解除が殆ど瞬時に行なわれて、その操作が極
めて迅速である。
5にスパナを取着して半回転程回動するだけで機
能して、上・下固定枠43,43′の係止固定、
係止解除が殆ど瞬時に行なわれて、その操作が極
めて迅速である。
上記の一実施例において、係止装置36は、連
結杆8,8′及び作動杆7,7′を外方へ押圧付勢
するばね14,14′を内蔵したが、必要に応じ
てばね14,14′の内蔵を止めて、上・下固定
枠43,43′と作動杆7,7′の間に外設して行
なつても良い。この場合、強いスプリング作用を
持つばね14,14′を使用することができるの
で、上・下固定枠43,43′の操作を迅速に行
なわせることができ、さらに操作速度を調節する
ことが容易なうえ、係止装置36を小型化するこ
とができる。
結杆8,8′及び作動杆7,7′を外方へ押圧付勢
するばね14,14′を内蔵したが、必要に応じ
てばね14,14′の内蔵を止めて、上・下固定
枠43,43′と作動杆7,7′の間に外設して行
なつても良い。この場合、強いスプリング作用を
持つばね14,14′を使用することができるの
で、上・下固定枠43,43′の操作を迅速に行
なわせることができ、さらに操作速度を調節する
ことが容易なうえ、係止装置36を小型化するこ
とができる。
又作動装置1の回転盤10の係止口9を、連結
杆8の図面上方に設けたが、その代わりに図面下
方に設けてスパナの回動方向を逆にしたり、或は
連結杆8′の図面上方或は下方に設け(この場合、
固定装置15は連結杆8側になる)たりしても良
い。
杆8の図面上方に設けたが、その代わりに図面下
方に設けてスパナの回動方向を逆にしたり、或は
連結杆8′の図面上方或は下方に設け(この場合、
固定装置15は連結杆8側になる)たりしても良
い。
又固定装置15の小ばね34は、基板24の固
定壁22と摺動板29の支持壁25の間に装着し
たが固定壁22及び支持壁25の代わりに、小ば
ね34を保持できる小面積の板突起やピンなどを
立設して小ばね34を装着しても良い。
定壁22と摺動板29の支持壁25の間に装着し
たが固定壁22及び支持壁25の代わりに、小ば
ね34を保持できる小面積の板突起やピンなどを
立設して小ばね34を装着しても良い。
又摺動板29のラツク27を嵌合孔26の穿設
壁26′の図面上方に設けたが、この代わりに図
面下方に設けても良い。
壁26′の図面上方に設けたが、この代わりに図
面下方に設けても良い。
(考案の効果)
本考案は上記の構成を有するので次の効果を奏
する。
する。
(1) 操作が容易且つ簡単であり非常に手間がかか
らず誰にでもできるので、その機能性が極めて
高い。
らず誰にでもできるので、その機能性が極めて
高い。
(2) 移動扉の係止固定、係止解除を殆ど瞬時に行
なうことができるので、配設或は撤去の作業能
率を高めると共に極めて現代性に適合してい
る。
なうことができるので、配設或は撤去の作業能
率を高めると共に極めて現代性に適合してい
る。
(3) 機能が優れているにもかかわらず、構造が簡
単なので製作が容易であり、比較的安価で需用
家に提供できる。
単なので製作が容易であり、比較的安価で需用
家に提供できる。
(4) 作動機構が簡単なので故障発生率が極めて低
くく、そのうえ耐久性能に優れている。
くく、そのうえ耐久性能に優れている。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は下ケースに配設された作動装置で、イは平面
図、ロが一部切欠した側面図、第2図は固定装置
を配設された上ケースで、イが平面図、ロが側面
図、第3図は一部切した係止装置の平面図、第4
図は固定装置で、イが平面図、ロが側面図、ハが
左側面図、第5図は摺動板で、イが平面図、ロが
側面図、第6図は回動部材で、イが側面図、ロが
底面図、第7図は係止装置の作用機能を説明のた
めの一部切欠した平面図で、イが組立てられた状
態図、ロが作動杆を引き込んだ状態、第8図は使
用方法を説明のための一部切欠した主要部の概略
側面図である。 1……作動装置、2……上ケース、3……下ケ
ース、4……匣体、5……嵌合孔、6……回転
軸、7,7′……作動杆、8,8′……連結杆、9
……係止口、10……回転盤、12,12′……
固定アングル、13,13′……ばね受け、14,
14′……ばね、15……固定装置、16……嵌
挿孔、17……回動軸、20……ピニオン、22
……固定壁、23……軸孔、24……基板、25
……支持壁、26……嵌合孔、26′……切削壁、
27……ラツク、28……係止突起、29……摺
動板、30……突起、31……間挿材、32……
円筒材、33……上板、34……小ばね、36…
…係止装置。
は下ケースに配設された作動装置で、イは平面
図、ロが一部切欠した側面図、第2図は固定装置
を配設された上ケースで、イが平面図、ロが側面
図、第3図は一部切した係止装置の平面図、第4
図は固定装置で、イが平面図、ロが側面図、ハが
左側面図、第5図は摺動板で、イが平面図、ロが
側面図、第6図は回動部材で、イが側面図、ロが
底面図、第7図は係止装置の作用機能を説明のた
めの一部切欠した平面図で、イが組立てられた状
態図、ロが作動杆を引き込んだ状態、第8図は使
用方法を説明のための一部切欠した主要部の概略
側面図である。 1……作動装置、2……上ケース、3……下ケ
ース、4……匣体、5……嵌合孔、6……回転
軸、7,7′……作動杆、8,8′……連結杆、9
……係止口、10……回転盤、12,12′……
固定アングル、13,13′……ばね受け、14,
14′……ばね、15……固定装置、16……嵌
挿孔、17……回動軸、20……ピニオン、22
……固定壁、23……軸孔、24……基板、25
……支持壁、26……嵌合孔、26′……切削壁、
27……ラツク、28……係止突起、29……摺
動板、30……突起、31……間挿材、32……
円筒材、33……上板、34……小ばね、36…
…係止装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 中心に嵌合孔を有して匣体に回動自在に軸支
された回転軸に、外方へ押圧付勢するばねを所
要箇所に装着した夫々の作動杆に外端を回動可
能に連結した両連結杆の内端を、該回転軸の両
側に軸支し、且つ一方の該連結杆附近に係止口
を設けた回転盤を固着した作動装置;及び外側
端に基板の外側端との間で内方へ押圧付勢する
小ばねを装着され、内側端に前記回転盤へ当接
して該係止口に嵌合可能な係止突起を設けると
共に、中央附近に長さ方向の切削壁の何れか一
方にラツクを形成した嵌合孔を設けた摺動板
と、該摺動板を摺動可能に該基板と挾持して、
上ケースに固定される上板と、前記回転軸と所
定間隔で前記匣体に回動可能に軸支された、中
心に嵌挿孔を有して下方に該ラツクと噛合する
ピニオンを回着した回動軸とからなる固定装置
で構成されたことを特徴とする移動壁用係止装
置。 2 匣体に固定された固定アングルと、該固定ア
ングルを貫挿した作動杆の所要箇所に固着され
たばね受けとの間に、該作動杆を外方へ押圧付
勢するばねを装着したことを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項記載の係止装置。 3 基板の外側端に直立せしめた固定壁と、摺動
板の外側端に直立せしめた支持壁との間に摺動
板を内方へ押圧付勢する小ばねを装着したこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項ま
たは第2項記載の係止装置。 4 作動杆の外方先端附近に、作動杆を外方へ押
圧付勢するばねを適宜な方法で取着したことを
特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項また
は第3項記載の係止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1129889U JPH0547245Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1129889U JPH0547245Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02101980U JPH02101980U (ja) | 1990-08-14 |
JPH0547245Y2 true JPH0547245Y2 (ja) | 1993-12-13 |
Family
ID=31219729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1129889U Expired - Lifetime JPH0547245Y2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0547245Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4820626B2 (ja) * | 2005-11-11 | 2011-11-24 | 富士変速機株式会社 | 間仕切りパネルの接天接床装置 |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1129889U patent/JPH0547245Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02101980U (ja) | 1990-08-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |