JPH10237341A - 天然藍染料を用いる繊維材料の連続藍染法 - Google Patents

天然藍染料を用いる繊維材料の連続藍染法

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JPH10237341A JP9038740A JP3874097A JPH10237341A JP H10237341 A JPH10237341 A JP H10237341A JP 9038740 A JP9038740 A JP 9038740A JP 3874097 A JP3874097 A JP 3874097A JP H10237341 A JPH10237341 A JP H10237341A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 連続工程で繊維材料を染色するに際し、染料
として天然藍染料を用いることを特徴とする。合成イン
ジゴ染色を併用する。該合成インジゴ染色の併用は、染
料として天然藍染料を合成インジゴ染料と併用すること
により、あるいは合成インジゴ染色工程を設けることに
より行う。天然藍染料として藍玉の粉末化物を用いる。
繊維材料として糸素材または布生地素材を用いる。連続
工程の一つに繊維材料にタンニン鉄を付着させる工程を
設けることができる。その場合、先染めあるいは後染め
である。タンニン鉄を付着させる工程が、タンニン酸処
理工程および鉄化合物処理工程を経て行われる。その場
合、濃度の濃い染液を使用する。 【効果】 天然藍で染め上げられた繊維製品の藍の色調
や、何百年もの昔の藍染めの色合を、連続方法で提供で
きる。インジゴ染めの染色堅牢度を向上することが出来
るとともに、天然藍染めに近い色調を連続染色法で得る
ことが可能となり、しかも均一な製品が生産できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然藍染料を用い
る繊維材料の連続藍染法に関する。より詳細には本発明
は、天然藍染料を合成インジゴ染料と混合した染料を用
いて繊維材料を染色する、あるいは合成インジゴ染料に
よるインジゴ染色工程を併用する連続藍染法に関する。
【0002】
【従来の技術】藍染め製品は、昔も今も基本的には洗い
込みによりその風合いが発揮される。すなわち、藍染め
製品は洗えば洗うほど味がでて独特の落ち着いた雰囲気
を持った色調に段階的に変化していくのである。本来の
濃色の藍染め製品の色は限りなく黒に近い色をしている
が、洗い込んでいくたびに表面の黒っぽい色が少しずつ
脱落し、内部からきれいで鮮明なブルーが浮かび上が
り、そのブルーと、まだ残っている黒に限りなく近い部
分の色とが人の目にミックスされて見え、落ち着いた優
しい色調・風合い・雰囲気をつくりだしていく。
【0003】ところが、従来の天然藍による繊維製品特
に糸の染色はかせ染めが主であり、すべて手作業であっ
て大量生産が出来ないばかりでなく、作業者の技術にに
より出来上がる量も品質も異なるものであった。染色し
たかせ糸の乾燥は天日のため天候にも左右され、四季の
影響を受け、藍建て(染料の製造)に技術を要し、その
後の藍の管理が大変であった。そして、天然藍で染め上
げられた繊維製品の藍の色調や、何百年もの昔の藍染め
の色合を、合成された化学インジコ染料を使用して再現
する技術は未だ実現していない。合成された化学インジ
コ染料を使用して、天然藍で染め上げられた繊維製品の
藍の色調を再現するためには、インジゴブルーの色調を
よりブラックの色調にする必要がある。しかしながら、
合成された化学インジコ染料を使用した従来の染色で
は、先染め(布にする前の糸の状態で染めること)ある
いは後染め(布にしてから染めること)のいずれも基本
的にはブルー系統の色になり、濃色にはならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術における問題点を解消し、天然藍で染め上げられた繊
維製品の藍の色調が得られる連続藍染法の提供を目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、天然藍染料と
して藍玉を粉末状にすることにより、しかも合成インジ
ゴ染色を併用することにより、天然藍で染め上げられた
繊維製品の藍の色調が得られる連続染色法を見いだし、
本発明を完成するに至った。その上、繊維製品の染色に
先立って、被染色物にタンニン鉄を付着させることがい
っそう天然藍で染め上げられた繊維製品の深い藍の色調
が得られることを見いだした。
【0006】本発明は連続工程で繊維材料を染色するに
際し、染料として天然藍染料を用いることを特徴とする
繊維材料の連続藍染法を要旨としている。また、合成イ
ンジゴ染色を併用すること要旨としている。該合成イン
ジゴ染色は、天然藍染料に合成インジゴ染料を併用する
か、あるいは合成インジゴ染色工程を設けるかによって
行うことができる。さらにまた、繊維材料にタンニン鉄
を付着させる処理工程を有することを要旨としている。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明が適用される繊維材料は、
インジゴ染料で染色可能な素材であれば何でもよく、
綿、レーヨン、テンセル、麻などが適している。インジ
ゴ染料で染色可能な素材で構成されておればその形状に
は関係なく、原綿から糸、さらには布生地から製品まで
が対象となる。
【0008】インジゴ染料は、天然藍染料と合成インジ
ゴ染料とがあり、本発明はインジゴ染料として、天然藍
染料に合成インジゴ染料を混合してなる染料を使用する
ことにより、連続染色法によって天然藍の深い色調を得
るものである。天然藍は蓼(たで)などの藍草植物に含
まれたインジゴが主体であり、当該植物には2〜5%程
度含有されている。合成インジゴは、純度98%以上で
ある。
【0009】本発明においては、天然藍染料として、好
ましくは藍草を処理して得られた良質な藍玉を粉末化し
たものを使用する。天然藍染料の原料には、藍玉の他に
インジゴの含有量を増加した形態のもの、インジゴの分
子のみを青藍繊維より可及的多量に分離したインジゴ成
分の純度高い粉末とした青藍粉末の形態のものもあり、
本発明に使用できるが、本発明は、連続染色法におい
て、天然藍染料として藍玉を粉末にした形態で使用でき
る点を一つの特徴点としている。藍玉はすくもを適当な
形に造形乾燥して作られるが、古来より藍草を処理して
得られるすくもは、主として布帛のような繊維質を多く
含み、該繊維を母体とし、青藍色成分であるインジゴ
(O161022)の分子が付着したものである。
【0010】藍玉は古来より知られている染液の材料で
あり、収穫した藍の葉を刻んで乾燥・堆積させ、これに
水を掛けてはまぜ返して2〜3ヵ月間発酵させ、こうし
てできた腐葉土状のもの(すくも)を適当な形に造形乾
燥して作られる。そのほか藍玉の公知の作り方(1)
(2)を以下に示す。 (1)収穫した藍草を日陰干しして得た原料藍草に極め
て薄い硫酸溶液を加え、1〜2時間加熱し、沈殿物をろ
別し湯水で洗う。該沈殿物のpHを調整し植物繊維素分
解酵素で処理をして泥状物質とする。これを適当な形に
造形乾燥すると良質な藍玉が得られる。 (2)原料藍草を水中に浸漬し、有機酸で酸性にしてか
らオゾンガスのようなガスを噴入し、藍草を酸化処理
し、藍草を引き揚げる。これを乾燥処理し半乾燥状態と
し、自然乾固していわゆるすくもを得る。
【0011】このように天然藍を原料とした場合は、水
に不溶のインジゴを発酵などにより水溶性として染液の
原料を作る。伝統的な染色技法における藍建て(染料の
製造)は、藍瓶の中にすくもと水、灰、麸(小麦を粉に
するときに出る皮の屑)などを入れてかき混ぜ、液の温
度を25℃くらいに保って2週間ほどすると染められる
状態になる工程をいう。一方、合成インジゴ染料はいわ
ゆる建染め染料であり、水不溶性のインジゴ染料を水溶
性にして染色力をもたせる必要がある。「建てる」と
は、要約すると「還元溶解」することである。「建て
る」方法としては「発酵建て」と「化学建て」があり、
その目的はいずれも同じである。現在行われている「化
学建て」は、緑バン建て、亜鉛末・石灰建て、ハイドロ
建てがあり、強力な還元剤であるハイドロサルファイト
と強力なアルカリ剤である苛性ソーダを用いるハイドロ
建てが一般的である。ハイドロ建てによるインジゴの還
元機構は表1に示すとおりである。
【0012】
【表1】
【0013】天然藍による繊維製品の染色が可能となっ
た染液の表面は光沢のある膜でおおわれており、混ぜ返
すと緑がかった泡がたち、その泡のなかの色素が空気中
の酸素により酸化されてすぐ青色に変わる。一般に、天
然藍による繊維製品の染色において、糸や布を染液に浸
す染色工程を設けるのは、糸や布を染液に浸し、しばら
くおいてから引き上げて固く絞り、空気に触れさせる。
この作業の回数により「瓶のぞき」と呼ばれる淡い青色
から紺まで濃淡の違いが出てくる。染め上がった糸や布
は水洗した後乾燥させる。藍瓶中の藍建て液を色相の濃
淡に応じて調整することが必要である。本発明の連続法
においても同様に染色工程の回数、染色液の濃度が調整
される。合成インジゴ染色を、天然藍染料に合成インジ
ゴ染料を併用することにより行う場合、このような天然
藍の染液と合成インジゴの染液とを混合する。本発明は
大量生産が可能な連続法であり、連続工程の少なくとも
一つに合成インジゴ染料と天然藍染料との混合物よりな
る染液に糸や布を浸す染色工程を設ける。
【0014】合成インジゴ染色は、合成インジゴ染色工
程を設けることにより行うことができる。さらにまた、
繊維材料にタンニン鉄を付着させる処理工程を設けるこ
とができる。天然藍による染色工程に、合成インジゴ染
色工程および/または繊維材料にタンニン鉄を付着させ
る工程を結合させる本発明の連続藍染法の態様は、好ま
しくは合成インジゴ染色、水洗、タンニン酸処理、鉄化
合物処理、水洗、天然藍による染色、水洗、乾燥の工
程、またはタンニン酸処理、鉄化合物処理、水洗、天然
藍による染色、水洗、合成インジゴ染色、水洗・湯洗、
乾燥の各工程を順次行うことよりなる。
【0015】前記のハイドロ建てしたインジゴ染料によ
り染色を行う前後あるいは途中で、タンニン鉄を繊維に
付着させることにより、染色仕上がりが濃い色となる。
この場合、染液の濃度を濃くしておくことが望ましい。
【0016】タンニン鉄は、タンニンと鉄との着色(青
〜黒)反応生成物である。たとえばタンニン酸(C14
109・2H2O)と硫酸第一鉄(FeSO4)は化1の
反応によりタンニン鉄[Fe(C141092]を生成
する。
【化1】2C14109+FeSO4→Fe(C1410
92+H2SO4
【0017】繊維材料へのタンニン鉄の付着は、タンニ
ン酸処理工程および鉄化合物処理工程を経て行われる。
タンニン酸処理工程は、繊維材料をタンニン酸溶液に浸
漬する工程であり、鉄化合物処理工程は、繊維材料を鉄
化合物溶液に浸漬する工程である。タンニン酸処理をし
た繊維材料を鉄化合物溶液に入れると、生成したタンニ
ン鉄により繊維材料は青〜黒に着色される。この後、ソ
ーダ灰溶液に浸漬することが好ましい。鉄化合物として
は硫酸第一鉄、硫酸第二鉄、塩化第二鉄などが利用でき
る。例えばインジゴ染料による染色前に繊維材料にタン
ニン鉄を付着させる場合には、タンニン鉄による着色は
インジゴ染料による藍染めの下染めとして使用されてい
ることになる。
【0018】前記の式1の反応で生成したタンニン鉄
は、繊維とイオン結合するものと思われる。また、この
タンニン鉄とインジゴ染料とは分子間引力により相互に
引き合って、通常のインジゴ染色で得られる染色の堅牢
度よりはるかに向上する。これはタンニン鉄が付着する
ことによりインジゴ染料分子がより大きくなるためと考
えられる。なお、ここでいう染色の堅牢度とは、日光、
洗濯および摩擦に対するものを指す。
【0019】連続染色機による繊維材料の染色工程は、
タンニン酸処理、鉄化合物処理、水洗、天然藍と合成イ
ンジゴとのインジゴ染色、天然藍と合成インジゴとのイ
ンジゴ染色、水洗の各段階から構成される。ここでタン
ニン酸処理と鉄化合物処理の工程を逆にしても、染め上
がりの色には影響がほとんどでない。鉄化合物処理を先
に行い、その後ソーダ灰で処理してからタンニン酸処理
を行うとより深い濃色が得られる。これはソーダ灰処理
の結果鉄化合物が繊維に固着され、その溶出が防がれる
からと考えられる。
【0020】本発明の染色工程は、インジゴ染料を使用
する通常の工程を採用する。したがって本発明は、使用
される染料が合成インジゴと天然藍染料との混合物より
なる染料を使用したことと、繊維材料にタンニン鉄を付
着させる工程を行う各点に特徴があるものである。
【0021】一般浸漬染め法で使用される染色液におい
て、合成インジゴ染料と天然藍染料よりなるインジゴブ
ルーの濃度を濃くした濃厚溶液(ストックバット)は、
次のようにして調整される。薬剤量は、染料100重量
部に対する値(重量部)で表す。 インジゴ(合成インジゴ染料および天然藍すくも粉末)100 アルコール 適量 苛性ソーダ 60〜80 ハイドロサルファイド 80〜100 濃度が50〜80g/リットルとなるように水を加え、
60〜65℃、15〜30分間で還元処理を行う。
【0022】次に染色浴を調整する。前記濃厚溶液を、
1リットル中に苛性ソーダ0.5〜1.0gおよびハイ
ドロサルファイド0.5〜1gを含む水(敷水)により
希釈して、薬剤量3〜5g/リットルの濃度とする。こ
の時の溶液のpHは10.0〜11.5、還元状態
(0.R.P)の適正値は−700〜−780mVであ
る。
【0023】前記の染色浴に、あらかじめタンニン鉄を
付着した繊維材料を浸漬、取り出して絞る、空気酸化の
操作を1回以上繰り返し行って染色する。浴温度は20
〜25℃(常温)、浸漬時間は10〜60秒で、染色終
了後水洗いを十分行なって乾燥させる。
【0024】
【実施例】本発明の実施例について説明するが、これに
よって本発明が限定されるものではない。
【0025】実施例 市販の連続染色機により実施した、木綿生地の染色工程
は、タンニン酸処理、鉄化合物処理、水洗、インジゴ染
色、インジゴ染色、水洗の各段階から構成される。
【0026】タンニン鉄の付着処理は、タンニン酸溶液
と、硫酸第一鉄溶液およびソーダ灰溶液を準備し、前記
の木綿生地を順次浸漬したのち水洗した。木綿生地はや
や濃い藍色に染色された。
【0027】染色用濃厚液(ストックバット)は、重量
部でそれぞれ、インジゴ染料100重量部〔合成インジ
ゴ染料70、天然藍すくも粉末(インジゴで30)〕、
アルコール適量、苛性ソーダ70、ハイドロサルファイ
ド90を、溶液濃度が60〜70g/リットルとなるよ
うに水を添加し、60℃、25分間で還元処理を行なっ
て調整した。
【0028】次に染色浴の調整は、前記濃厚溶液を敷水
(水1リットルに対し苛性ソーダ0.5gおよびハイド
ロサルファイド1gを含む水)で薄め、約4g/リット
ルの濃度になるように調整する。この時、溶液のpHは
約11、還元状態(0.R.P)の値は約750mVで
ある。
【0029】前記のように調整した約23℃(常温)の
染色浴に、タンニン鉄の付着処理をした木綿生地を30
秒間浸漬、取り出して絞る、3分間空気酸化の操作を5
回繰り返して行った。染色操作終了後木綿生地を十分水
洗し、乾燥させた。得られた染色木綿布の色相は、目視
および色差計による測定で、目的のものであることを確
認した。
【0030】
【発明の効果】天然藍で染め上げられた繊維製品の藍の
色調や、何百年もの昔の藍染めの色合を、連続方法で提
供できる。インジゴ染めの染色堅牢度を向上することが
出来るとともに、天然藍染めに近い色調を連続染色法で
得ることが可能となり、しかも均一な製品が生産できる
という優れた効果が奏され、産業上極めて有用である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続工程で繊維材料を染色するに際し、
    染料として天然藍染料を用いることを特徴とする繊維材
    料の連続藍染法。
  2. 【請求項2】 合成インジゴ染色を併用する請求項1の
    繊維材料の連続藍染法。
  3. 【請求項3】 合成インジゴ染色の併用を、染料として
    天然藍染料を合成インジゴ染料と併用することにより行
    う請求項2の繊維材料の連続藍染法。
  4. 【請求項4】 合成インジゴ染色の併用を、連続工程の
    一つに合成インジゴ染料によるインジゴ染色工程を設け
    ることにより行う請求項2の繊維材料の連続藍染法。
  5. 【請求項5】 天然藍染料として藍玉の粉末化物を用い
    る請求項1ないし4のいずれかの繊維材料の連続藍染
    法。
  6. 【請求項6】 繊維材料が糸素材または布生地素材であ
    る請求項1ないし5のいずれかの繊維材料の連続藍染
    法。
  7. 【請求項7】 連続工程の一つに繊維材料にタンニン鉄
    を付着させる工程を有する請求項1ないし6のいずれか
    の連続染色法。
  8. 【請求項8】 先染めあるいは後染めである請求項7の
    繊維材料の連続藍染法。
  9. 【請求項9】 繊維材料にタンニン鉄を付着させる工程
    が、タンニン酸処理工程および鉄化合物処理工程を経て
    行われる請求項7または8の繊維材料の連続藍染法。
  10. 【請求項10】 濃度の濃い染液を使用する請求項7、
    8または9の繊維材料の連続藍染法。
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