JPH10236478A - 合成樹脂製パレット - Google Patents
合成樹脂製パレットInfo
- Publication number
- JPH10236478A JPH10236478A JP5395497A JP5395497A JPH10236478A JP H10236478 A JPH10236478 A JP H10236478A JP 5395497 A JP5395497 A JP 5395497A JP 5395497 A JP5395497 A JP 5395497A JP H10236478 A JPH10236478 A JP H10236478A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deckboard
- deck board
- ribs
- underface
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
50に囲まれたデッキボードの下面の一部に、肉厚部h
1、h2を形成し、射出成型後の半割りパレットの冷却
過程におけるリブとデッキボードとの収縮差を減少させ
るようにした合成樹脂製パレットPに関するものであ
る。 【効果】射出成型後の半割りパレットの冷却過程におい
て、リブとデッキボードとの収縮差が減少し、縦方向及
び横方向に延設されたリブに囲まれたデッキボードが、
上方に湾曲することが防止できるとともに、リブの上方
に位置するデッキボードの表面に、所謂、ひけが形成さ
れることもない。
Description
納、保管等に使用される合成樹脂製パレットに関するも
のである。
キボード1の下面の角部に隅桁2が形成され、また、隅
桁2の中間に中間桁3が形成され、更に、デッキボード
1の下面中央部に中央桁4が形成された、合成樹脂製パ
レットを水平に2分割した形状の半割りパレットP’を
射出成型し、このような半割りパレットP’を、2枚、
互いの隅桁2、中間桁3及び中央桁4同士を突き合わせ
るようにして溶着することにより製造された、図5に示
されているような合成樹脂製パレットPが知られてい
る。また、上記の半割りパレットP’は、図6に示され
ているように、合成樹脂製パレットPの軽量化のため
に、デッキボード1の肉厚を薄くするとともに、肉厚の
薄いデッキボード1を補強するために、デッキボード1
の下面には、デッキボード1の肉厚より厚い肉厚を有す
るリブ5が、縦方向及び横方向に垂設されている。
トP’のデッキボード1は、その肉厚1aが、縦方向及
び横方向に延設されたリブ5の肉厚5aより薄いため
に、射出成型後の半割りパレットP’の冷却過程におい
て、肉厚の厚いリブ5が、肉厚の薄いデッキボード1に
比べて、より大きく収縮することになる。このように、
肉厚の厚いリブ5が、肉厚の薄いデッキボード1に比べ
て、より大きく収縮するために、図7に示されているよ
うに、縦方向及び横方向に延設されたリブ5に囲まれた
デッキボード1が、上方に湾曲1bするとともに、リブ
5の上方に位置するデッキボード1の表面に、所謂、ひ
け1cが発生するという問題がある。デッキボード1
に、このような湾曲1bやひけ1cができると、製品と
しての商品価値が落ちるとともに、デッキボード1に載
置された段ボール箱等の軟質の積載物が変形したり、傷
が付いたりすることになり、また、デッキボード1に、
グロメット等の滑り止め用ゴムが配設されている場合に
は、滑り止め用ゴムの効き目が低下する等の問題があ
る。
製パレットが有する課題が解決された合成樹脂製パレッ
トを提供することにある。
を達成するために、デッキボードの下面に垂下されたリ
ブに囲まれたデッキボードの下面の一部に、肉厚部を形
成し、射出成型後の半割りパレットの冷却過程における
リブとデッキボードとの収縮差を減少させるようにした
ものである。
する半割りパレットの一部垂直断面図である図1、本発
明の合成樹脂製パレットを構成する半割りパレットの部
分平面図である図2及び本発明の合成樹脂製パレットを
構成する半割りパレットの他の実施例の一部垂直断面図
である図3を用いて、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り、何ら、本実施例に限
定されるものではない。
P’のデッキボード1と同様のデッキボードであり、5
0は、上述した従来の半割りパレットP’のリブ5と同
様のリブであり、デッキボード10の下面に、縦方向及
び横方向に延設するように、垂下されている。上述した
従来の半割りパレットP’と同様に、合成樹脂製パレッ
トPの軽量化のために、デッキボード10の肉厚は薄く
形成されており、また、肉厚の薄いデッキボード10を
補強するために、デッキボード10の下面に垂下された
リブ50は、その肉厚が、デッキボード10の肉厚より
厚く形成されている。
50に囲まれたデッキボード10の下面の一部に形成さ
れたデッキボード1の肉厚領域である。本実施例におい
ては、肉厚部としての肉厚領域h1は、縦方向及び横方
向に延設するリブ50に囲まれた方形状のデッキボード
10の下面領域より小さい、該デッキボード10の下面
領域と略相似状の方形に形成されている。
するリブ50に囲まれたデッキボード10の下面の一部
に、肉厚領域h1を形成したので、射出成型後の半割り
パレットP’の冷却過程において、肉厚の厚いリブ50
とデッキボード10との収縮差が減少し、従って、縦方
向及び横方向に延設されたリブ50に囲まれたデッキボ
ード10が、上方に湾曲することが防止できるととも
に、リブ50の上方に位置するデッキボード10の表面
に、所謂、ひけが形成されることもない。このように、
デッキボード10に湾曲やひけが形成されることがな
く、その表面が平らに形成されるので、デッキボード
に、滑り止め用ゴムが配設されている場合にも、滑り止
め用ゴムの効き目が低下するようなことがない。
厚領域h1に比べて幅が狭く、しかも、デッキボード1
0の下面からの距離が大きな凸条h2を、縦方向及び横
方向に延設するリブ50に囲まれたデッキボード10の
下面に垂下したものである。このような肉厚部としての
凸条h2は、縦方向及び横方向に延設するリブ50に囲
まれたデッキボード10の下面に、複数形成することも
できる。このような凸条h2を形成することにより、上
述した肉厚領域h1を形成した場合と同様に、射出成型
後の半割りパレットP’の冷却過程において、肉厚の厚
いリブ50とデッキボード10との収縮差が減少し、縦
方向及び横方向に延設されたリブ50に囲まれたデッキ
ボード10が、上方に湾曲することが防止できるととも
に、リブ50の上方に位置するデッキボード10の表面
に、ひけが形成されることもない。
ているので、以下に記載する効果を奏することができ
る。
おいて、リブとデッキボードとの収縮差が減少し、縦方
向及び横方向に延設されたリブに囲まれたデッキボード
が、上方に湾曲することが防止できるとともに、リブの
上方に位置するデッキボードの表面に、所謂、ひけが形
成されることもない。従って、合成樹脂製パレットの製
品としての商品価値が落ちることがなく、また、デッキ
ボードに載置された段ボール箱等の軟質の積載物が変形
したり、傷が付いたりすることもない。更に、デッキボ
ードに、滑り止め用ゴムが配設されている場合には、滑
り止め用ゴムの効き目が低下するようなこともない。
半割りパレットの一部垂直断面図である。
半割りパレットの部分平面図である。
半割りパレットの他の実施例の一部垂直断面図である。
割りパレットの斜視図である。
された合成樹脂製パレットの斜視図である。
割りパレットの一部垂直断面図である。
する半割りパレットの一部垂直断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】デッキボードの下面に垂下されたリブに囲
まれたデッキボードの下面の一部に、肉厚部を形成し、
射出成型後の半割りパレットの冷却過程におけるリブと
デッキボードとの収縮差を減少させるようにしたことを
特徴とする合成樹脂製パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05395497A JP4041552B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 合成樹脂製パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05395497A JP4041552B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 合成樹脂製パレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10236478A true JPH10236478A (ja) | 1998-09-08 |
JP4041552B2 JP4041552B2 (ja) | 2008-01-30 |
Family
ID=12957117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05395497A Expired - Fee Related JP4041552B2 (ja) | 1997-02-20 | 1997-02-20 | 合成樹脂製パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4041552B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2286917A (en) * | 1994-02-28 | 1995-08-30 | Hitachi Ltd | A method/apparatus for pausing a disk player in a video system |
-
1997
- 1997-02-20 JP JP05395497A patent/JP4041552B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2286917A (en) * | 1994-02-28 | 1995-08-30 | Hitachi Ltd | A method/apparatus for pausing a disk player in a video system |
GB2286917B (en) * | 1994-02-28 | 1998-03-11 | Hitachi Ltd | A disk reproduction control system |
US5754731A (en) * | 1994-02-28 | 1998-05-19 | Hitachi, Ltd. | Disk regenerative apparatus |
US6134377A (en) * | 1994-02-28 | 2000-10-17 | Hitachi, Ltd. | Disk regenerative apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4041552B2 (ja) | 2008-01-30 |
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