JP4994156B2 - 樹脂製封入容器 - Google Patents

樹脂製封入容器 Download PDF

Info

Publication number
JP4994156B2
JP4994156B2 JP2007219112A JP2007219112A JP4994156B2 JP 4994156 B2 JP4994156 B2 JP 4994156B2 JP 2007219112 A JP2007219112 A JP 2007219112A JP 2007219112 A JP2007219112 A JP 2007219112A JP 4994156 B2 JP4994156 B2 JP 4994156B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
rib
wall
resin enclosure
back surfaces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007219112A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009051524A (ja
Inventor
洋 古川
政昭 大沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2007219112A priority Critical patent/JP4994156B2/ja
Priority to PCT/JP2008/064961 priority patent/WO2009028402A1/ja
Publication of JP2009051524A publication Critical patent/JP2009051524A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4994156B2 publication Critical patent/JP4994156B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/40Details of walls
    • B65D1/42Reinforcing or strengthening parts or members
    • B65D1/46Local reinforcements, e.g. adjacent closures
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2501/00Containers having bodies formed in one piece
    • B65D2501/0009Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures designed for pouring contents
    • B65D2501/0018Ribs
    • B65D2501/0036Hollow circonferential ribs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)

Description

本発明は、内容物を収容する胴部を備えた樹脂製封入容器に関する。
内容物を収容する胴部を備えた封入容器として、樹脂製のものが多用され、例えば、芳香剤に代表される揮散性薬剤、飲料、食品、調味料、薬品等、様々な内容物の封入に使用されている。樹脂製封入容器は、強度が高く、軽量であり、デザイン性にも優れている。
一方、容器を構成する樹脂は、コストダウンの目的のみならず、廃棄後の非分解性や燃焼ガス発生の問題からも、容器あたりの使用量の低減が望まれている。
しかしながら、容器の樹脂量を低減させると、容器壁は薄肉化せざるを得ず、これに伴って機械的強度の低下を招き、以下のような問題を生じる。
機械的強度が低下した容器は、移動時の衝撃や手で把持される際の外力により変形し易く、変形は元の形状への復元を困難にしたり把持時の脆弱感を与えたりする。また、樹脂製封入容器は、内容物封入後の保管、輸送、展示、購入後の保存等の流通保管過程において極めて少量ずつではあるが、容器壁を通じて内容物中の気化成分を放出する性質がある。その結果、時間経過と共に、内容量がごく僅かずつ減少し、容器内の減圧により容器壁が凹入するように変形するという問題を引き起こす。この問題は、内容物が液体、ゲルの他、揮散性分を有する固体や粒状物の場合にも生じ、芳香剤(消臭剤を含む)等の揮散性薬剤の場合に特に影響が大きい。また、内容物によっては、容器への封入後に温度低下し内容物自体の容積が減少するものがあり、この場合にも、封入後の容器壁の凹入が問題となる。
これらに対処するため、容器壁の一部を凹凸状に曲折して縦方向や横方向の補強リブを形成し、壁強度を高めた構造が知られている(例えば、特許文献1、2,3参照)。
また、容器壁の一部に平面状部分や凹状部分を設けることにより、容器内に減圧が生じたときに、容器の変形をこれらの部分に集中させ、容器全体としての外観において凹入を目立たなくする構造が知られている(例えば、特許文献4、5、6参照)。
実開昭62−97607号公報 特開2000−309329号公報 特開2002−326619号公報 実開昭57−126309号公報 特開昭62−52032号公報 実開平4−13509号公報
しかしながら、これらの補強リブや変形集中部を特に要していたのは、飲料用PETボトル等の容量の大きな容器であり、これらの容器は、容量を大きくするため水平断面が正方形又はこれに近い四角柱状をなしている。したがって、容器の四側面が各々が大きく、補強リブや変形集中部は各側面に設けられるという構造となっていた。これにより、各側面は補強されると共に、変形集中部での変形は4面において生じるので、各面での変形量は小さくなり、容器の樹脂量を低減しても外力と内部減圧との双方に対処するのが容易であった。 一方、表裏面に対して側面の幅が小さい扁平状容器は、表裏面が大きい面積を有するので、そこに変形集中部を設けるのが内部減圧に対処する上で有利であるが、変形集中部が表裏面に限られると、各面での変形量が大きくなり、外観上、変形が目立ってしまう。また、変形集中部の面積を確保するために表裏面に設ける補強リブに制限がある。
その結果、扁平状容器においては、樹脂量を低減しつつ外力と内部減圧との双方に対処するのは困難であった。
そこで、本発明は、このような要請に応えるべく、樹脂量を低減しても外力と内部減圧との双方に対処し得る扁平状の樹脂製封入容器を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、表裏面に対して側面の幅が小さい扁平状容器において、前記表裏面が容器の口部と底部とを結ぶ主軸方向及びこれに垂直な方向の一方又は双方において凸状をなす湾曲面とされており、該表裏面には少なくとも一つの調圧面が形成され、該調圧面は、前記主軸方向及びこれに垂直な方向の一方において凸状をなし他方において凹状をなす湾曲面とされていることを特徴とする樹脂製封入容器を提供するものである。
[作用]
本発明に係る樹脂製封入容器は、表裏面が容器の口部と底部とを結ぶ主軸方向及びこれに垂直な方向の一方又は双方において凸状をなす湾曲面とされており、該表裏面には少なくとも一つの調圧面が形成され、該調圧面は、前記主軸方向及びこれに垂直な方向の一方において凸状をなし他方において凹状をなす湾曲面とされている。このように、表裏面が凸状の湾曲を含むことにより、容器全体において外力に対する強度が向上する。そして、調圧面での内部減圧による変形は、表裏面に設けた調圧面の広い面積によりその変形量が僅かとなり、前記凹状の湾曲を強め前記凸状の湾曲を弱めながらも、凸状の湾曲形状は維持されるので外観上目立ち難く、外力への耐久性と高い外観安定性が得られる。その結果、扁平状容器において樹脂量を低減しても外力と内部減圧との双方に良好に対処することができる。
この作用効果は、150〜2000ml入りの容器であって、把持される部分の水平断面における長軸の短軸に対する比が1.2〜3の扁平形状の容器を対象とする場合に特に有効である。これは、上記容量の容器が手で把持される大きさであり、特に、上記扁平度の場合に把持力に対する高い補強効果が得られるからである。すなわち、容器の扁平度が上記下限値を下回ると、表裏面と側面との幅の差が小さくなる結果、側面も或る程度大きな幅を有することになり、側面に調圧面を設けることもできるので、本発明の適用効果は高くない。一方、容器の扁平度が上記上限値を上回ると、表裏面の面積が極めて大きなものとなり、凸状湾曲によって十分に変形抵抗を得ることができなくなる。
また、本発明に係る樹脂製封入容器においては、前記主軸方向を横切る方向に延びて容器壁を区分けし、区分け領域間での容器壁の変形の伝搬を抑制する胴部リブが、前記表裏面に容器壁の曲折部により形成されるのが望ましい。容器は、容器の底部から口部に向けて延びる距離が大きくなるほど、圧力や外力による変形量が大きくなり、その変形は容器壁の厚さ方向に生じる。これに対し、容器に上記胴部リブを形成すると、その胴部リブにより容器壁の厚さ方向への変形が防止される。胴部リブ付近の強度が上昇するのみならず、該胴部リブが節の役割をして、容器の面を小さい面積に区分けするので、各面の変形抵抗が増す。また、区分けされた領域間での容器壁の変形の伝搬が抑制されるので、把持等により外力が作用しても表裏面の広い面積に亘る変形が防止され、変形時の外観が良好に保たれる。
このような機能を有する胴部リブは、容器側面に容器壁の曲折部により形成することもでき、これにより、側面にも同様の補強効果が得られる。さらに、このような機能を有する胴部リブは、容器の表裏面及び側面を含む全周に亘って延びるように、容器壁の曲折部により形成することもでき、この場合は、容器の表裏面及び側面に亘る高い補強効果が得られる。
さらに、容器の側面も、容器の口部と底部とを結ぶ主軸方向及びこれに垂直な方向の一方又は双方において凸状をなす湾曲面とすることができる。この凸状湾曲により側面が補強され、前述の表裏面の凸状湾曲と合わせて容器全体が高い変形抵抗を有することとなる。特に、容器の表裏面の把持が手指の広い面積の接触で行なわれるのに対し、側面を把持する際には、手指の限られた部分での把持となり把持力が集中するので、側面における補強は効果的である。
容器の側面には、容器壁を複数の領域に区分けする補強リブを容器壁の曲折部により形成することができる。これにより容器側面が補強される。特に、容器の側面が凸状湾曲面である場合は、外力や把持力が作用したときに変形して凹状となるというように、曲率の反転が生じることがある。その変形は容器の脆弱感を与え、凹状から凸状への復元がされないと容器の美観を損ねてしまう。しかしながら、補強リブが側面に形成されていれば、機械的強度が上昇し凹状への変形が防止され、容器の保形性が向上する。
さらに、容器の側面の補強リブは、容器の口部と底部とを結ぶ主軸方向に沿って延びる縦リブ、及び前記主軸方向を横切る方向に延びる横リブを備えたものとすることができる。このように、縦方向及び横方向の双方に延びるリブを設けることにより、側面はより効果的に補強される。
さらに、容器の表裏面及び側面の境界部には、該境界部に沿って延びる角部リブを、容器壁の曲折部によって形成することができる。これにより、境界部に沿う方向に作用する外力、特に口部から底部又はその逆向きの外力に対する強度が向上する。容器が箱詰め等により上下に積み重ねられた場合の負荷や落下時の衝撃は、このような外力として作用することが多いので、その補強は実用上効果的である。
さらに、容器口部が容器胴部より径が細い場合には、容器胴部における容器口部近傍に周方向に延びる肩リブを容器壁の曲折部によって形成し、該肩リブを前記側壁の上下方向に沿う断面において波状をなすように形成するのが望ましい。容器口部は、通常栓により閉じられるが、容器胴部における容器口部近傍がこのように肩リブで周方向に補強されていることにより、封口工程では肩リブ部分を保持装置で保持した状態で栓を施すことができる。ここにおいても、容器構成樹脂量の低減に対する機械的強度の保証がなされる。
さらに、側壁における底壁直近位置に、底壁縁部に沿う方向に連続的に周回して延びる下部リブを容器壁の曲折部によって設けることもでき、該下部リブは、前記側壁の上下方向に沿う断面において底壁縁部から上方へ波状をなすように形成されるのが望ましい。容器は通常、底面から胴部へ移行する部分で曲率が強くなっている。したがって、容器が落下したり勢いよく設置された場合に、内容物を含む重量がこの部分に作用しやすい。これに対し、上記下部リブは、胴部下端部において周方向には連続して環状に延び、上下方向に沿う断面においては底壁縁部から上方へ波状に形成されているので、容器下端部の外力が集中しやすい部分を効果的に補強し、容器下部の変形や損傷が防止される。
容器壁の曲折部によって形成される上記リブは、例えば、容器の成形時に容器壁を凹凸状に曲折して形成され、その壁厚さは面状に延びる部分と同じか僅かに差がある程度とされる。リブは凸状(リッジ状)又は凹状(溝状)に形成することができる。
容器胴部の表裏面、側面及び調圧面が有する凸状又は凹状の湾曲面は、面全体として凸状又は凹状に湾曲していることを意味し、面内に形成された小さい凹凸があっても面全体として見て凸状又は凹状に湾曲していればよい。 本発明の説明において、「凸」及び「凹」は各々、容器の外側から見た突出形状及び陥没形状を言う。
上述のように、本発明によれば、扁平状容器における樹脂量低減に伴う機械的強度低下の問題を合理的に解消し得る樹脂製封入容器を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。図面中の同一又は同種の部分については、同じ番号を付して説明を省略することがある。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る樹脂製封入容器を備えた芳香装置を示しており、図1は上から見た斜視図、図2は下から見た斜視図である。図示の芳香装置は、樹脂製封入容器(以下、容器ともいう)10の上部をキャップ11で覆った状態となっている。図3は、芳香装置の使用状態を示しており、容器10からキャップ11が取り外され、薬剤揮散部12が容器10の口部13から持ち上げられている。図4、5及び6は、各々容器10のみを示す正面図、側面図及び平面図である。
薬剤揮散部12は、細長い芯保持体121の上部に紙、パルプ、合成繊維等の繊維体からなる芯材122を係止して下方へ延ばし、容器10内の薬液に浸漬したものである。容器10の口部13の開口部は、芯材122の径より僅かに小さく、芯材122を上下に移動可能に、且つ芯材122の弾性に基づく締め付け力で移動位置において固定可能に保持している。キャップ11は、容器口部13の上部に設けられたねじ部130に螺合する雌ねじ部が内面に形成されている。使用時には、口部13への螺合を解いてキャップ11を手で把持して上下動させることにより、芯材122を口部13から上下に出し入れすることができる。
図示のように、芯材122を上昇させることにより、容器10内の薬液は、毛管作用により吸い上げられ、芯材122から連続的に揮散する。薬剤の揮散量は、芯材122の引き上げ量を変えることにより、調節することができる。芳香装置を使用しない時は、芯材122を容器10内に押し戻し、キャップ11を容器10の口部13に螺合させればよい。
図示の容器10は、400mlの内容物を収容し得る胴部14を備え、胴部14の側壁20は、上下方向に延び、表裏面30に対して側面50の幅が小さい扁平状とされ、底部は底壁40により閉じられている。この容器は、胴部14の上端から下端までが把持され得る部分であり、その扁平度は、水平断面における長軸の短軸に対する比が最大部分で1.5(長軸:85mm、短軸:55mm)、最小部分で1.2(長軸:60mm、短軸:50mm)である。
容器胴部14を構成する材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン等の種々の樹脂を用いることができる。これらの中でも、ポリエチレンテレフタレートが、延伸ブロー成形に適し、より薄くより強い成形が可能となる点、透明性に優れている点で好ましい。この実施形態に係る樹脂製封入容器は、ポリエチレンテレフタレートを使用して延伸ブロー成形したものであり、胴部壁の厚さは0.2〜1.5mmの範囲で分布し、平均厚さは約0.3mmとなっている。
胴部14における上下方向のほぼ中央には、表裏面30及び側面50を含む全周に亘って水平に延びる胴部リブ71が、容器壁の曲折部により凹状に形成され、胴部14を上半部14aと下半部14bとに分けている。この胴部リブ71により、胴部リブ付近の強度が上昇するのみならず、該胴部リブが節の役割をして、容器の面を細分するので、各面の変形抵抗が増すという効果も得られる。このためには、胴部リブは、深さが1〜5mmとされるのが望ましい。リブ深さが上記下限未満では十分な補強効果が得られない。また、リブ深さが上記上限を超えると、成形時に肉厚の均等性が損なわれ成形精度が低下する。この観点から、胴部リブは、深さが2〜4mmとされるのがより望ましい。また、胴部リブの幅は、1〜10mmとされるのが望ましい。リブ幅が上記下限未満では、補強効果が十分に得られない。また、リブ幅が上記上限を超えると、外力が作用したときにリブ内での変形が生じやすくなり十分な補強効果が得られない。この観点から、胴部リブは、幅が2〜4mmとされるのがより望ましい。なお、リブの幅は肉厚の中心間の寸法であり、この点は以下の説明においても同じである。
表裏面30は、上半部14a及び下半部14bの各々に調圧面31a及び31bを備えている。調圧面31a及び31bは各々、容器の口部13と底部15とを結ぶ主軸方向Sに沿って凹状をなし、これに垂直な方向Tに沿って凸状をなす湾曲面とされている。図7及び図8は各々図4におけるVII−VII線、VIII−VIII線に沿う断面図であり、調圧面31a及び31bの湾曲状態を示している。調圧面31a及び31bは、容器内の圧力に応じて変形して圧力変動を吸収する機能を奏し、その変形は、内圧の減少に対して凹状湾曲を強め、凸状湾曲を弱めるように生じる。このように、一方向において凹状をしていた面がその凹状湾曲を強めるのであるから、平面や凸状面が凹状に変化するのに比べて湾曲の変化が目立たず、容器形状の高い外観安定性が得られる。
この実施形態では、対向する表裏面の上半部14a及び下半部14bを利用して合計4箇所に調圧面を設けているが、必要に応じて、対向する表裏面の一方のみ、上半部14a及び下半部14bの一方のみ、というように一部に設けることもできる。また、表裏面、上半部、下半部の領域全体を調圧面とする他、それらの領域の一部を調圧面とすることもできる。このようにして形成される調圧面以外の表裏面は、容器の口部と底部とを結ぶ主軸方向S及びこれに垂直な方向Tの一方又は双方において凸状をなす湾曲面とされる。
調圧面の湾曲形状の曲率半径は、凸状湾曲については50〜1000mm、凹状湾曲については1000〜50mmとするのが望ましい。凸状湾曲の曲率半径が上記下限値未満になると容器の内部減圧に応じた変形が生じに難くなり、上記上限値を超えると外力に対する変形抵抗が十分に得られない。この観点から、調圧面の湾曲形状の曲率半径は、凸状湾曲については200〜500mm、凹状湾曲については500〜200mmとするのがより望ましい。
表裏面における調圧面以外の面の凸状湾曲の曲率半径は、1000mm以下とするのが望ましい。この曲率半径がこの上限値を超えると外力に対する変形抵抗が十分に得られない。この曲率半径の下限値は容器のデザインや機能に応じて適宜決められる。 側面50は、上半部14a及び下半部14bの各々に補強リブ51a及び51bを備えている。補強リブ51a及び51bは容器壁の曲折部によって凸状に形成され、各々、容器の口部と底部とを結ぶ主軸方向Sに沿って延びる縦リブ52a及び52b、並びに主軸方向に直交する方向Tに延びる横リブ53a及び53bを備えている。また、側面50は、主軸方向S及びこれに垂直な方向Tの双方において凸状をなす湾曲面とされている。図9及び図10は各々図5におけるIX−IX線、X−X線に沿う断面図であり、側面50の湾曲状態を示している。このように、側面50は、主軸方向S及び主軸方向に直交する方向Tの双方において凸状に湾曲することにより外力に対する変形抵抗が高められている。この凸状湾曲の曲率半径は、1000mm以下とするのが望ましい。この曲率半径がこの上限値を超えると外力に対する変形抵抗が十分に得られない。この観点から、この曲率半径は500mm以下とするのがより望ましい。この曲率半径の下限値は容器のデザインや機能に応じて適宜決められる。
さらに、縦リブ52a及び52b、横リブ53a及び53bを備えていることにより、把持力等の外方からの押圧力に対して強い変形抵抗をもつ構造となっている。これにより、凸状湾曲の曲率が逆転するような脆弱感を与える変形が効果的に防止される。
このためには、補強リブは、高さが1〜3mmとされるのが望ましい。リブ高さが上記下限未満では十分な補強効果が得られない。また、リブ高さが上記上限を超えると、成形時に肉厚の均等性が損なわれ成形精度が低下する。この観点から、補強リブは、高さが1.5〜2.5mmとされるのがより望ましい。また、補強リブの幅は、1〜5mmとされるのが望ましい。リブ幅が上記下限未満では、補強効果が十分に得られない。また、リブ幅が上記上限を超えると、外力が作用したときにリブ内での変形が生じやすくなり十分な補強効果が得られない。この観点から、補強リブは、幅が2〜4mmとされるのがより望ましい。
横リブは、側面50を微小領域に区分けするように多数設けるのが望ましく、そのリブ配置間隔は3〜15mmとするのが望ましい。リブ配置間隔が上記下限より小さいと、密になりすぎてリブの高さ(深さ)を十分に採るのが困難になり、十分な補強効果が得られない。リブ配置間隔が上記上限を超えるとリブの間での強度が低くなり補強効果が十分に得られない。この観点からリブ配置間隔は8〜13mmとするのがより望ましい。縦リブは補強効果をより高める作用をなし、その数は1本又は複数本とすることができる。但し、縦リブを1本とすれば、成形型を容器の表裏面を横切る方向に移動させて合体及び分離を行なう際に、型の分離が容易となる。
胴部14の上半部14a及び下半部14bの各々には、さらに表裏面30及び側面50の境界部に、該境界部に沿って延びる角部リブ72a、72bが、容器壁の曲折部により凹状に形成されている。表裏面30及び側面50の境界部は、水平断面で見た曲率が強く、それのみでも上下方向に作用する外力に対する変形抵抗が高くなっているので、この境界部に角部リブ72a、72bを形成することにより、他の箇所に設けても得られない極めて効果的な強度アップが図られる。このためには、角部リブは、深さが1〜3mmとされるのが望ましい。リブ深さが上記下限未満では十分な補強効果が得られない。また、リブ深さが上記上限を超えると、成形時に肉厚の均等性が損なわれ成形精度が低下する。この観点から、角部リブは、深さが1.5〜2.5mmとされるのがより望ましい。また、角部リブの幅は、1〜15mmとされるのが望ましい。リブ幅が上記下限未満では、補強効果が十分に得られない。また、リブ幅が上記上限を超えると、外力が作用したときにリブ内での変形が生じやすくなり十分な補強効果が得られない。この観点から、角部リブは、幅が2〜12mmとされるのがより望ましい。特に、下半部14bに設けられた角部リブ72bは、下端が下部リブ74の近傍に達する縦走リブとして形成されており、落下や衝突の外力による上下方向の外力に対し下部リブ74とこの縦走リブとが変形を効果的に防止する。
この容器10は、口部13が胴部14より径細であり、胴部14における口部13近傍には周方向に延びる肩リブ73が容器壁の曲折部によって形成され、該肩リブは側壁20の上下方向に沿う断面において波状をなすように形成されている。これにより、封口工程では肩リブ部分を保持装置で保持した状態で栓を施すことができる。このためには、肩リブは、高さが1〜3mmとされるのが望ましい。リブ高さが上記下限未満では十分な補強効果が得られない。また、リブ高さが上記上限を超えると、成形時に肉厚の均等性が損なわれ成形精度が低下する。この観点から、肩リブは、高さが1.5〜2.5mmとされるのがより望ましい。また、肩リブの幅は、1〜5mmとされるのが望ましい。リブ幅が上記下限未満では、補強効果が十分に得られない。また、リブ幅が上記上限を超えると、外力が作用したときにリブ内での変形が生じやすくなり十分な補強効果が得られない。この観点から、肩リブは、幅が2〜4mmとされるのがより望ましい。
さらに、容器胴部14には、側壁20における底壁直近位置に、底壁縁部に沿う方向に連続的に周回して延びる下部リブ74が、容器壁の曲折部によって形成されており、該下部リブ74は、側壁の上下方向に沿う断面において底壁縁部から上方へ波状をなすように形成されている。これにより、容器が落下したり勢いよく設置されたりして、内容物を含む重量が作用しても、容器下部の変形や損傷が防止される。このためには、下部リブは、高さ(波形状における山部と谷部の高さの差)が1〜3mmとされるのが望ましい。リブ高さが上記下限未満では十分な補強効果が得られない。また、リブ高さが上記上限を超えると、成形時に肉厚の均等性が損なわれ成形精度が低下する。この観点から、下部リブは、高さが1.5〜2.5mmとされるのがより望ましい。また、下部リブの幅は、1〜5mmとされるのが望ましい。リブ幅が上記下限未満では、補強効果が十分に得られない。また、リブ幅が上記上限を超えると、外力が作用したときにリブ内での変形が生じやすくなり十分な補強効果が得られない。この観点から、下部リブは、幅が2〜4mmとされるのがより望ましい。
下部リブ74を上記波状に形成するにあたっては、山又は谷の数は少なくとも1個とされる。複数の山又は谷を形成する場合は、山と谷とを上下に連続して並べるのが望ましい。これにより密接する複数のリブによる高い補強効果が得られる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、調圧面は表裏面の全体に設ける他、その一部に設けてもよい。その場合は、容器が全体的に凸形状面で形成されるように、表裏面における調圧面以外の面が、主軸方向及びこれに垂直な方向の一方又は双方において凸状をなす湾曲面とされるのが望ましい。側面に設ける補強リブは、補強の必要度に応じて横リブのみ又は縦リブのみとしてもよい。また、縦リブ及び横リブは各々容器の口部と底部とを結ぶ主軸方向及びこれに垂直な方向に対して傾斜して設けてもよい。縦走リブは、表裏面及び側面の境界部に角部リブとして設けたが、表裏面又は側面に設けてもよい。さらに、容器胴部の補強の必要性に応じて、前述の角部リブ、縦走リブ、肩リブ、下部リブは、1つの箇所に1本乃至複数本設けることができ、これらの一部又は全部を省略することもできる。容器の胴部の形状は、例えば図11(a)〜(f)に示すように、種々の形態とすることができる。
本発明の一実施形態に係る樹脂製封入容器を備えた芳香装置を上から見た斜視図である。 図1に示した芳香装置を下から見た斜視図である。 図1に示した芳香装置の使用状態を示す斜視図である。 図1に示した芳香装置に使用されている容器の正面図である。 図1に示した芳香装置に使用されている容器の側面図である。 図1に示した芳香装置に使用されている容器の平面図である。 図4におけるVII−VII線に沿う容器胴部の切断端面図である。 図4におけるVIII−VIII線に沿う容器胴部の切断端面図である。 図5におけるIX−IX線に沿う容器胴部の切断端面図である。 図5におけるX−X線に沿う容器胴部の切断端面図である。 容器胴部の種々の例を示す水平断面図である。
符号の説明
10 樹脂製封入容器
13 口部
14 胴部
20 側壁
30 表裏面
31a、31b 調圧面
40 底壁
50 側面
51a、51b 補強リブ
52a、52b 縦リブ
53a、53b 横リブ
71 胴部リブ
72a、72b 角部リブ(縦走リブ)
73 肩リブ
74 下部リブ

Claims (11)

  1. 表裏面に対して側面の幅が小さい扁平状容器において、前記表裏面が容器の口部と底部とを結ぶ主軸方向及びこれに垂直な方向の一方又は双方において凸状をなす湾曲面とされており、該表裏面には少なくとも一つの調圧面が形成され、該調圧面は、前記主軸方向及びこれに垂直な方向の一方において凸状をなし他方において凹状をなす湾曲面とされていることを特徴とする樹脂製封入容器。
  2. 150〜2000mlの容量を有し、把持される部分の水平断面における長軸の短軸に対する比が1.2〜3の扁平形状である請求項1に記載の樹脂製封入容器。
  3. 前記主軸方向を横切る方向に延びて容器壁を区分けし、区分け領域間での容器壁の変形の伝搬を抑制する胴部リブが、前記表裏面に容器壁の曲折部により形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の樹脂製封入容器。
  4. 前記主軸方向を横切る方向に延びて容器壁を区分けし、区分け領域間での外力による変形の伝搬を遮断する胴部リブが、前記側面に容器壁の曲折部により形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の樹脂製封入容器。
  5. 前記主軸方向を横切る方向に延びて容器壁を区分けし、区分け領域間での外力による変形の伝搬を遮断する胴部リブが、前記表裏面及び側面を含む全周に亘って延びるように、容器壁の曲折部により形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の樹脂製封入容器。
  6. 前記側面が、容器の口部と底部とを結ぶ主軸方向及びこれに垂直な方向の一方又は双方において凸状をなす湾曲面とされていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の樹脂製封入容器。
  7. 容器壁を複数領域に区分けする補強リブが前記側面に容器壁の曲折部により形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の樹脂製封入容器。
  8. 前記側面の補強リブが、容器の口部と底部とを結ぶ主軸方向に沿って延びる縦リブ、及び前記主軸方向を横切る方向に延びる横リブを備えていることを特徴とする請求項7に記載の樹脂製封入容器。
  9. 前記表裏面及び側面の境界部に該境界部に沿って延びる角部リブが、容器壁の曲折部によって形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の樹脂製封入容器。
  10. 容器口部が容器胴部より径が細く、容器胴部における容器口部近傍に周方向に延びる肩リブが容器壁の曲折部によって形成されており、該肩リブは前記側壁の上下方向に沿う断面において波状をなすように形成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の樹脂製封入容器。
  11. 前記側壁が容器の底壁に連続しており、該側壁における底壁直近位置に、底壁縁部に沿う方向に連続的に周回して延びる下部リブが、容器壁の曲折部によって形成されており、該下部リブは、前記側壁の上下方向に沿う断面において底壁縁部から上方へ波状をなすように形成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の樹脂製封入容器。
JP2007219112A 2007-08-24 2007-08-24 樹脂製封入容器 Active JP4994156B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007219112A JP4994156B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 樹脂製封入容器
PCT/JP2008/064961 WO2009028402A1 (ja) 2007-08-24 2008-08-22 樹脂製封入容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007219112A JP4994156B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 樹脂製封入容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009051524A JP2009051524A (ja) 2009-03-12
JP4994156B2 true JP4994156B2 (ja) 2012-08-08

Family

ID=40387124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007219112A Active JP4994156B2 (ja) 2007-08-24 2007-08-24 樹脂製封入容器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4994156B2 (ja)
WO (1) WO2009028402A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5695380B2 (ja) * 2010-09-30 2015-04-01 株式会社吉野工業所 合成樹脂製容器
JP6560856B2 (ja) * 2014-11-05 2019-08-14 サントリーホールディングス株式会社 樹脂製容器

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58161817U (ja) * 1982-04-23 1983-10-28 大日本インキ化学工業株式会社 充填後体積変化のある充填物用容器
JPS6252035A (ja) * 1985-07-30 1987-03-06 株式会社吉野工業所 リブを設けたへこみパネルを有する容器
JP2526687Y2 (ja) * 1990-03-09 1997-02-19 株式会社吉野工業所 合成樹脂製壜体
JPH0565158A (ja) * 1991-09-10 1993-03-19 Dainippon Printing Co Ltd 二軸延伸ブロー成形容器
JPH1058527A (ja) * 1996-08-23 1998-03-03 Toyo Seikan Kaisha Ltd 二軸延伸ブロー成形容器
JP2001151284A (ja) * 1999-11-25 2001-06-05 Kao Corp 定量吐出容器
JP4202178B2 (ja) * 2003-04-25 2008-12-24 株式会社吉野工業所 合成樹脂製ボトル型容器
JP4217890B2 (ja) * 2003-09-26 2009-02-04 東洋製罐株式会社 合成樹脂製容器
CA2582696C (en) * 2004-09-30 2017-07-18 Graham Packaging Company, L.P. Pressure container with differential vacuum panels

Also Published As

Publication number Publication date
WO2009028402A1 (ja) 2009-03-05
JP2009051524A (ja) 2009-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7552833B2 (en) Synthetic resin container having improved shape stability
US8727154B2 (en) Synthetic resin bottle
JP2003165518A (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
JP2006256693A (ja) 容器
JP4994156B2 (ja) 樹脂製封入容器
JP4291604B2 (ja) 合成樹脂製ボトル型容器
JP4994157B2 (ja) 樹脂製容器
JP5201906B2 (ja) 樹脂製封入容器
JP5420362B2 (ja) 樹脂製封入容器
JP5323463B2 (ja) 樹脂製封入容器
JP5323464B2 (ja) 樹脂製封入容器
JP5348838B2 (ja) 把手付きボトル
JP5177389B2 (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
JP4912784B2 (ja) 合成樹脂製ボトル
JP4697632B2 (ja) ピンチグリップ式ボトル型容器
JP3982654B2 (ja) 合成樹脂製補強パネルおよびこの合成樹脂製補強パネルを用いた合成樹脂製壜体
JP4795156B2 (ja) 合成樹脂製ボトル
JP2004323071A (ja) 合成樹脂製ボトル型容器
JP7214425B2 (ja) 液体容器
JP6249595B2 (ja) 樹脂製容器
JP2003034321A (ja) 合成樹脂製容器
JP2018070204A (ja) 樹脂製容器
JPH11255226A (ja) 合成樹脂製補強パネルおよびこの合成樹脂製補強パネルを用いた合成樹脂製壜体
JPH084407Y2 (ja) 2軸延伸ブロー成形壜体
JP2018167889A (ja) シュリンク包装用容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120508

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4994156

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250