JPS59199432A - 手提げプラスチツクバスケツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプラスチック容器を成形する方法、及びこの方
法によって製造される物品に関する。特に本発明は、２
ピース成形型内で一体に射出成形される軽量で、丈夫で
、且つ収納容積の大きいプラスチックバスケットに関す
る。

一般的に、プラスチック物品を射出成形するための成形
型は複数個のピースで作らなければならず、それらピー
スが一緒に合わさって、１つの成形される物品の形状を
有するキャピテイを画成する。成形型が組立てられると
、そのキャビティの中に液状の熱プラスチツク材料が強
制的に射出充填される。プラスチックが冷却硬化した後
、成形型が分解され、プラスチック物品が取出される。

このとき、場合によって更に仕上げ加工が必要になる。

１つの型式の射出成形装置の実例がフィッシャの米国特
許第３．１５２．３６５号に記載されている。

この型式の成形型は、滑動成形型と称され、幾つかのダ
イか様々の方向に、そして場合によっては時間差を以っ
て、動かされることにより相互に係合及び離間するよう
に構成されている。この、例えばフィッシャの特許の射
出成形装置は、電話機のハンドルを製作するように設計
されたものである。フィッシャの特許の第１図に示され
るように、って回転することにより所定位置への取付け
と取外しが行われる送信部ハウジングと受信部ハウジン
グの成形を行う２つのコア部材を備える。この成形型は
また、中央管状部分の内面を成形するための別の２つの
コア部材を備える。これらコア部材の所定位置への設定
とそこからの取外しを行うためには、送信部と受信部の
両ハウジングのコーナーを回れるように滑らせなければ
ならない。このような成形型は多数の部材を有するから
、比較的複雑な形状のプラスチック物品の成形を行える
。

しかしその欠点として、それら多数の部材を成形位置に
設定し、またそこから取外すように動かすことに非常に
時間が掛かり、そしてまたその成形装置自体も、多くの
可動部品を有することの故に、比較的高価なものになる
。従ってこの滑動成形型は、収光価格を低く抑えなけれ
ばならない買物用バスケットのような単純な物品を製造
するのには適していない。

ロングの米国特許第２，５５６，５９０号を実例として
挙げることができる他の型式の射出成形装置は、２ピー
ス成形型を備えるものである。この成形型はその名の通
り２個だけのピースで構成される。コア部材とキャビテ
ィ部材とである。更にこの２ピース成形型では、コア部
材とキャビティ部材が係合及び離間するのに動かされる
方向が１つだけである。それら２つの部材またはグイか
一緒に合わされると、キャビティの内面とコアの外面ト
カフラスチック物品の形状を画成する。この２ピース成
形型は他に可動部品をもたないので、そめ最初の価格も
操作費用も安くなり、従って安価なプラスチック物品を
製造できる。その主な短所は、キャビティダイからコア
ダイを単一の方向に引出さなければならないことである
。このような特徴のために、２ピース成形型で作られる
プラスチック物品は一般的に、垂直な壁、即ち２つのダ
イの離間方向に延在する壁を持つことができない。

壁を垂直なものにすれば、両方のグイか離間されるとき
、それら壁は物品の他の部分から破り取られる。従って
両ダイの離間を容易にするために典型的には、プラスチ
ック物品の壁に相当太きい抜き代またはテーパが付けら
れる。実除上一般的に認められている所として、そのよ
うな壁の抜き代の垂直線に対する角度が６°以下の場合
、成形型が分離するときプラスチック物品が破損される
危険性は相当大きい。

また、成形型の分離に際して物品の壁の一体性を保持す
るに必要な抜き代の量と、それら壁の厚さとの間には成
る関係がある。一般的に壁厚が薄いほど抜き代を大きく
しなければならない。この理由は自明である。壁が薄い
ほど、それが破れないで耐えることのできる最大剪断力
は小さい。理憇的には、壁の抜き代を小さくシ、そして
成形型の分離が行われるとき、そのグイか、成形された
物品から直ぐ外れ、物品に剪断力が掛からなければよい
。しかし実際的には、グイの表面と物品の表面との間に
は粘着力があって、この力はそれら両表面間の距離が大
きくならなければ小さくならない。成形型の分離が行わ
れる成る長さの距離に対する上記両表面間の距離は、壁
の抜き代が浅いほど小さく、そこで物品に対する粘着力
はより大きくなる。従ってそのような浅い抜き代では、
成形型の分離の力に対抗するため壁を厚くしなければな
らず、従って壁を薄くすることによってバスケットのよ
うな物品の重量をより軽くし、価格をより安くするとい
う点で問題が出てくる。専ら重量を減らすためにバスケ
ットの壁を薄＜スる場合には、同時にその抜き代を大き
くしなげればならない。バスケットの成る所与の最大寸
法に対して、壁をより薄く、そして抜き代をより太き（
すれば、必然的にその収納容積はより小さくなる。

この壁厚と抜き代と重量との間にある関係の問題を解決
するために、薄い連続的な壁の代りに、より厚い、スロ
ットを設けた壁を使うことか前記ロングの特許に示され
ている。そのような壁にスロットを備えたバスケットは
また、収納物力１よく見え、そして風通しも良いとし一
５別の長所をもっている。しかしその一方で、スロット
自体が幾つかの問題を提示する。特に２ぎ−ス成形型を
使ってバスケットを成形する場合に問題がある。スロッ
トを備えた場合、成形型が分離されるときに／々スケッ
トが破損されないようにするためにｖ−ｉ、ｌ々ヌケソ
ト壁の抜き代だけで、なく、スロット縁部６の抜き代も
同様に考慮しなければならなし・。壁厚に関して先に言
及し声のと同じ理由からである。

スロツ゛トの縁部とグイとの間にも粘着カカ；働くカ）
ら、成形型の分離に対抗するにはそれらスロット縁部に
充分な抜き代をもたせなけれｂｉならな℃１゜そこで本
発明の目的は、２ピース成形型で射出成形するのに適し
た一体のプラスチックｌマスケラトを提供することであ
る。

本発明の他の目的は、側壁の抜き代またをまテーパの角
度が比較的小さく、従って大きな内部容積をもった構造
にできるバスケットを提供することである。

本発明の更に他の目的は、スロットを付けられた薄い側
壁を備え、従って軽量で価格の安いバスケットを提供す
ることである。

本発明の更に他の目的は、側壁の強度を大きくする独特
な側壁構造を備えたバスケットを提供することである。

本発明による一体プラスチックバスケットは、例工はス
ーパーマーケットにおいて食品雑貨類を手で持運ぶのに
使用でき、そしてそのデザインは２ビーヌ成形型で射出
成形するのに適している。

バスケットの側壁のテーパ角度はたった６°であり従っ
てバスケットの頂部開口の面積に対する底部の面積の割
合は比較的大きく採れる。このことによって本発明のバ
スケットはその容積を、従来のデずインのものより大き
くすることができる。

バスケットの側壁を薄く作ることと、それら側壁にスロ
ットを備えることとによって、重量が軽くされる。この
薄い、スロット付きの側壁の強度な保つため、側壁のス
ロット付きクロス部材を凹凸形にし、そしてこの凹凸形
スロット付きクロス部材に実質的に平らな、スロットを
付けられな（・クロス部材を重ねることによって、丈夫
で軽量の側壁を形成する。スロット付き側壁クロス部材
を凹凸形にすることにより、その部材にスロットを設け
たための弱体化を少なくとも補なうに充分なだけ強度を
大きくできることか知られて（・る。その凹凸形クロス
部材の上と下とに実質的に平らな、スロット無しのクロ
ス部材を重ねることにより、強度な更に太き（すること
ができる。

側壁の凹凸形クロス部材は内側／ぐネルと外側７ぐ＼　
　ネルとで構成され、これら／ぐネルＶＣ７Ｃ牙ｔぞれ
スロットが設けられる。凹凸形クロス音Ｂ　Ｈ’　ｖｉ
こレノ上縁部と下縁部の両方に沿って、実質的に平らな
スロット無しクロス部材を重ねられる。上縁部に沿った
上側のスロット無しクロス１（Ｓ材１ま、凹凸形クロス
部材の外側面に重ねられ、そして下縁部に沿った下側の
スロット無しクロス部材（ま、その凹凸形クロス部材の
内側面に重ねられる。［ｌ凸形クロス部材の内側パネル
のスロットは、下側のスロット無しクロス部材から上方
へ、その凹凸形クロス部材の上級部を貫通して延びる。

凹凸形クロス部材の外側パネルのスロットは、上側のス
ロット無しクロス部材から下方へ、その凹凸形クロス部
材の下縁部を貫通して延びる。換言すれば、内側パネル
に設けられる内側スロットは、下側のスロット無しクロ
ス部材によって形成される下縁部を有するが、上縁部は
持たない。そして外側パネルに設けられる外側スロット
は、上側のスロット無シクロス部材によって形成される
上縁部を有するが、下縁部は持たない。

このような構造によって、本発明のバスケットは２ピー
ス射出成形型で成形することが可能にされるのである。

実質的に平らな側壁を用いうる代りに、本発明では、少
なくとも６個のクロス部材を、そのより高い方のクロス
部材が低い方のクロス部材の上縁部の外側に重なるよう
にして相互に重ねて構成される側壁を用いる。この積層
構造は、従来の６度の抜き代を有する壁に比較して、抜
き代がたった６度の壁を製作できるようにする。本発明
によれば側壁が複数個のセクションに分割されるため、
成る所与の量の抜き代に対する成形型の分離がより容易
になり、従って抜き代はより小さくでき、結局バスケッ
トの内部容積をより大きくできる。

射出成形を容易にする他の特徴は、スロット付きクロス
部材の凹凸形状にある。内側スロットは完全に、成形型
が開かれるときバスケットから上方へ引出されるその成
形型のコア（上側）ダイによって形成される。その成形
型の開きまたは分離−は、内側スロットの上端部が開か
れている（内側スロットは上縁部を持っていない）とい
う特徴によって容易になる。そのような内側スロットは
、このスロットからの成形型のコアの持上げを簡単に行
わせる。同じ関係が成形型のキャビティ（下側）ダイと
外側スロットとの間にも存在する。外側スロットは下端
部が開かれており、そして完全にキャビティダイによっ
て形成されるので、外側スロットをキャビティのスロッ
ト形成セクションに対し滑らせながら、そのキャビティ
からバスケットを容易に持上げることができる。成形型
の分離を行わせるため、スロットの両側縁部は１度の抜
き代を備える。

次に添付図面を参照に本発明の好適な実施例を詳述する
。

第１図に示される本発明の手提げバスケットの側面図に
おいて、本発明によりバスケット側部の勾配が急な（抜
き代が小さい）ものにされることが知られる。全体的に
１０で指示されるこのバスケットは底壁１２と側壁１４
を備える。射出成形゛の終了後、バスケットからコアダ
イを、そしてキャビティダイからそのバスケットを引離
せるようにするため、側壁１４は寸法Ａで示されるよう
に垂直線に対して３°の抜き代または傾斜を備える。

この小さな抜き代によって、ベースまたは底壁１２はバ
スケット頂部の開口に対し比較的大きな面積をもつこと
ができ、この結呆バスケットの内部容積も大きくできる
。第１図に示される側壁１４は６個のクロス部材１６．
１Ｂ、２０，２２゜２４．２６によって形成される。更
に側壁１４の上縁部２８は強度と滑らかさをもたせるた
めに、丸められる。

最上側のクロス部材１６はその丸め縁部２８から下方向
へ、その下側のクロス部材１８まで延びる。クロス部材
１６は、バスケットの重量を小さくするためのスロット
３０と、クロス部材１６及び丸め縁部２８の両方を補強
するためにその縁部２８と一体に作られるリブ３３とを
備える。クロス部材１６の下方に順番に、スロット無し
クロス部材１Ｂ、スロット付きクロス部材２０、スロッ
ト無しクロス部材′２２、スロット付きクロス部材２４
、そしてスロット無しクロス部材２６が配置される。ス
ロット付きクロス部材２（Ｌ！＝２４は、同じくバスケ
ットの重量を小さくするためのスロット　３２を備える
。第１図に示されるように、スロット付きクロス部材２
０と２４はそれぞれその上縁部と下縁部とがスロット無
しクロス部材（例えばクロス部材１８　、２２）と接す
る。この構成によってバスケットの側壁の強度が維持さ
れる。

好適な実施例において、２つの対向するｇｔｌｌ壁のそ
れぞれの頂部に、バスケットと一体に形成される１対の
アイレット３４が備えられる。これらアイレットは手提
げハンドル（図示せず）を取付けるのに利用される。こ
れらハンドルによって、バスケットに食品雑貨のような
品物を入れて持運ぶことができる。側壁１４のアイレッ
ト３４の下の部分ハスロットを付けずに残され、識別ス
ペース３６とされる。このスペースには、盗難予防のた
めにバスケットの所有者（例えばスーパーマーケットチ
ェーン）の名前を入れることができょう。

第３図に示されるように、バスケット１ｏの底壁１２は
、バスケットを更に軽量にするため格子構造にされる。

この格子は多数個の相互に交差するリプ３８で作られ、
これらリプ３８の間に多数個のスペース４０が画成され
る。また第３図で見られるように、丸められた上縁部２
８はバスケット１０の周囲全体を巻いて延在し、そのバ
スケット上縁部を強化している。第６図においては図面
の複雑を避けるため、側壁の詳細は省略されている。

側壁のスロット付きクロス部材を補強する独特な側壁構
造が第４図に示される。この図面は、コアｉ゛イ４２と
キャビティダイ４４とで（著成される射出成形型の中に
人っているバスケット１０の一部分を示す。コアグイ４
２とキャビティぷゞイ４４とが一緒に合わさって画成す
るスペースにプラスチック材料が充填されて、バスケッ
ト１０が成形される。第４図は２つの側壁１４のスロッ
ト付きクロス部材を通る断面図であり、この断面図から
それら側壁１４に強度を与える側壁の凹凸形状が明瞭に
知られる。この凹凸形の側壁クロス部材は相互に互い違
いになった外側パネル４６と内側パネル４８を有し、こ
れらパネルはそれぞれスロット３２を形成されている。

即ち外側パネル４６は外側スロット３２′を有し、内側
パネル４８は内側スロット３２“を有する。第４図で分
かるようニ、外側スロット３２′は射出成形ダイのキャ
ビティ部材４４てよって形成され、内側スロット３２“
はそのダイのボア部材４２によって形成される。

第５Ａ図と第５Ｂ図は、小さい抜き代を有する丈夫な壁
を形成する側壁１４の各クロス部材の相互の結合が行わ
れる態様を示す。最上側クロス部材１６は、スロット３
０を設けられることによる弱体化を補なうように強度を
大きくするためのリプ３３と丸められた縁部２８とを一
体に形成されている。クロス部材１６はこれの下縁部が
スロット無しクロス部材１８の上縁部と重なる。このク
ロス部材１８は、スロットを付けられないことに加えて
、実質的に平らであり、そしてクロス部材１６と２０の
間で強度を保持する。クロス部材１８の下縁部はスロッ
ト付きクロス部材２０の上縁部と重なる。このクロス部
材２０はスロットを設けられているから、第４図に示さ
れるように凹凸形を付けることによって強度が付加され
る。スロット付きクロス部材２０の外側パネル（図示せ
ず）に外側スロット３２′が形成され、そして内側パネ
ル（図示せず）に内側スロット３２　が形成される。ク
ロス部材２０の下縁部はスロット無しクロス部材２２の
上縁部と重なる。クロス部材１８と同様に部材２２は実
質的に平らであり、そしてその上下に隣接する２つのス
ロット付きクロス部材の間で強度を保つ。クロス部材２
２の下縁部はスロット付きクロス部材２４の上縁部と重
なる。クロス部材２０と同様に部材２４１まそのスロッ
トを補強する追加の強度を備えるために凹凸形にされる
。クロス部材２４もその凹凸形状を作る外側パネルと内
側パネルにそれぞれ外側スロット３２′と内側スロット
３２　を有する。最後に部材２４の下縁部がスロット無
しクロス部材２６の上縁部に重なる。この部材２６は実
質的に平らな、スロットを付けられないクロス部材であ
って、バスケット１０の底壁１２と一体に成形される。

第５Ａ図と第５Ｂ図において、本発明の設計により成形
型の分離の容易に行われる態様が理解される。キャピテ
イダイによって形成されるスロットは上縁部を有するが
、下縁部は持たない（即ち、それらスロットは下端部が
開いている）。このためバスケットをそのキャビティか
ら単純に持上げれば、キャビティダイのスロット形成部
分は滑りナカラスロット下端部を通って容易にスロット
から離れることができる。例えば、実質的に平らなスロ
ット無しクロス部材２２はスロット付きクロス部材２４
のスロット３２′の上縁部を形成する。

しかしこのスロット３２′の下縁部はどのクロス部材に
よって形成されず、従ってスロット３２′の下端部は開
いている。これと対照的に、コアダイによって形成され
るスロットは下縁部を有するが、上縁部は持っていない
（上端部が開いている）。

このためそのコアをバスケットから単純に持上げれば、
コアダイのスロット形成部分は滑りながらスロットの上
端部を通って容易にスロットから離れることができる。

例えば、実質的に平らなスロット無しクロス部材２２は
スロット付キクロス部材２０のスロット３２　の下縁部
を形成する。しかしこのスロット３２　の上縁部はどの
クロス部材によっても形成されず、従ってスロット３２
　の上端部は開いている。

第５Ａ図と第５Ｂ図から分かるように、側壁クロス部材
相互の重なりは、常に上側のクロス部材が下側のクロス
部材の外側面に対して重なるように行われる。

第６図は、スロット３２の側線部の抜き代を誇張して示
す。スロット３２の側縁部は垂直線に対し１°の角度の
テーパを付けられる。スロット３２′はキャビティダイ
から持上げられるから、スロット３２′の下端部が上端
部より広くなるようにテーパが付けられる。これに対し
スロット３２　では、これからコアダイが持上げられる
から、スロット３２　の上端部が下端部より広くなるよ
うにテーパが付けられる。スロット３２の側縁部の抜き
代は第６図の寸法Ｂで示されるように、１°であればよ
い。

ここに説明してきたような構造によって、本発明の手提
げバスケットは従来技術に無かった方式で、先述の鎖目
的を達成することができる。バスケットの側壁の強度は
、凹凸形のクロス部材を備え、そしてこの凹凸形クロス
部材の上下でスロット無しの実質的に平らなりロス部材
を凹凸形クロス部材と重ねることにより維持される。側
壁を薄＜シ、且つそれら側壁にスロットを備えることに
よって重量が軽減される。このことはまたバスケットの
価格を下げる。側壁の薄さに拘らず、本発明に従ってそ
の抜き代を比較的浅くすることにより、大きな内部容積
をもったバスケットを成形できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のバスケットの側部立面図、第２図はバ
スケットの端部立面図、 第６図はバスケットの上部平面図、 第４図は、バスケットを成形するのに用いられるダイの
フラグメントを一緒に示す、第１図の４−４線における
水平断面図、 第５Ａ図と第５Ｂ図は第１図の、５−５線における拡大
断面図、 第６図は、台形スロットの両側部の傾斜を誇張して示ス
バスケットのフラグメントの概略側部立面図で、バスケ
ットからのダイの分離を容易にするため内側スロットの
側部が上方に拡げられ、列外側スロットの側部が下方に
拡げられることを示している。 １０・・・バスケット、１２・・・底壁、１４・・・側
壁、１６・・・最上側クロス部材、１８，２２．２６・
・・スロット無しクロス部材、２０．２４・・・スロッ
ト付きクロス部材、２８・・・丸め上縁部、３０．３２
・・・スロット、３２′・・・外側スロット、３２　・
・・内側スロット、３３・・・補強リブ、３４・・・ア
イレット、３６・・・識別スペース、３８・・・底壁格
子リブ、４０・・・スペース、４２・・・コアダイ、４
４・・・キャピテイダイ、４６・・・外側パ坏ル、４８
・・・内側パネル、Ａ・・・側壁抜き代、Ｂ・・・スロ
ット側縁部抜き代。 代理人　浅　村　　　皓 ＦＩＧ、　５Ａ ＦＩＧ、　５Ｂ −２０’ｍ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）１つの底壁と、１つの開口を画成する複数個の外
   方ヘテーパの付いた側壁とを備える一体成形されるプラ
   スチックバスケットにおいて、該側壁がそれぞれ、 内側スロットを有する内側パネルと外側スロットを有す
   る外側パネルとを備える凹凸形のクロス部材、 この凹凸形クロス部材の上級部と接し且つ該外側スロッ
   トの上級部を形成する、スロット無しの実質的に平らな
   上側クロス部材 を備え、該外側スロットは下縁部が無いものとされ、 該側壁はまた、 該凹凸形クロス部材の下縁部と接し且つ該内側スロット
   の下縁部を形成する、スロット無しの実質的に平らな下
   側クロス部材 を備え、該内側スロットは上縁部が無いものとされる、 バスケット。 （２、特許請求の範囲第１項のバスケットにおいて、該
   凹凸形クロス部材を複数個備え、これら凹凸形クロス部
   材がそれぞれその上縁部において１つのスロット無しの
   実質的に平らなりロス部材と接し、下縁部において別の
   １つのスロット無しの実質的に平らなりロス部材と接す
   る、バスケット。 （３）　　％許請求の範囲第１項のバスケットにおいて
   、該底壁が相互に交差するリブな形成され、これらリプ
   の間にスペースが画成される、バスケット。 （４）特許請求の範囲第１狽のバスケットにおいて、該
   側壁が更に丸められた上縁部を備える、バスケット。 （５）％許請求の範囲第１項のバスケットにおいて、該
   側壁の該外方テーパの垂直線に対する角度が６０以下で
   ある、バスケット。 （６）特許請求の範囲第２項のバスケットにおいて、該
   側壁の該外方テーパの垂直線に対する角度が６゜以下で
   ある、バスケット。