JPH10236070A - 筆記具のグリップ部材およびグリップ構造 - Google Patents

筆記具のグリップ部材およびグリップ構造

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JPH10236070A
JPH10236070A JP9043252A JP4325297A JPH10236070A JP H10236070 A JPH10236070 A JP H10236070A JP 9043252 A JP9043252 A JP 9043252A JP 4325297 A JP4325297 A JP 4325297A JP H10236070 A JPH10236070 A JP H10236070A
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JP
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grip
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JP9043252A
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Riyuuzou Tomoi
隆三 艫居
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RETSUDO WORKS INTERNATL KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筆記具に取り付けて、長時間使用しても指が
痛くなりにくくするためのグリップ部材を提供すること
である。 【解決手段】 筆記具(30)を持ち易くするためのグリッ
プ部材(10)であって、そのグリップ部材(10)は、筆記具
(30)のグリップ部に固定されて筒状をなす本体部(11)を
備え、その本体部(11)の外表面には、筆記具(30)を支え
る指の力によって弾性変形可能な流体貯留部(20)を備え
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属するの技術分野】本発明は、筆記具に用いる
グリップ部材および筆記具のグリップ構造に関する。
【0002】
【先行技術】従来より、筆記具を用いて書き易くするた
めに、筆記具のグリップ構造に様々な工夫がされてい
る。例えば、筆記具のグリップ部に、軸周面に沿って複
数の細溝をつけて滑らないようにしているものがある。
また、グリップ部にゴムを付けて指が滑らないようにす
るとともに、筆記具の軸よりもグリップ部を太くして握
りやすくしているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の筆記具
のグリップ部は、指の力で弾性変形しないものの他、弾
性変形したとしても、変形量が大きいほど押し返される
力も強くなるので、筆記具に当たる指の一部分に高い圧
力がかかることとなっていた。そこで、請求項1および
請求項2記載の発明が解決しようとする課題は、筆記具
に当たる指に対し、均一に圧力がかかるグリップ部材を
提供することである。
【0004】また、請求項3および請求項4記載の発明
が解決しようとする課題は、筆記具に当たる指に対し、
均一に圧力がかかるグリップ構造を提供することであ
る。なお、 本発明にかかる技術を開発するに際して、
本出願人は、予め日本特許情報機構(JAPIO)の先
行技術調査(パトリス)の利用により、以下の検索式で
昭和55年以後の特許出願及び実用新案登録出願を調査
した。
【0005】検索式:FK=((F049296+F104542)*F183156)
*IC=B43K? ここで、F049296は「グリップ」、F104542は「ホルダ
ー」、F183156は「空気・エアー」というキーワードに
該当するコードであり、B43K?は、国際分類において
「筆記具」の分類である。その結果、特許出願11件、
実用新案登録出願11件を抽出し、これらの出願を精査
した。しかし、上記の課題を解決する本発明と同一の技
術は、発見できなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するためのものである。 (請求項1)請求項1記載の発明は、筆記具(30)を持ち
易くするためのグリップ部材(10)であって、そのグリッ
プ部材(10)は、筆記具(30)のグリップ部に固定されて筒
状をなす本体部(11)を備え、その本体部(11)の外表面に
は、筆記具(30)を支える指の力によって弾性変形可能な
流体貯留部(20)を備えたことを特徴とする。
【0007】ここで、「筆記具(30)」とは、棒状の筆記
具をいい、例えば、ボールペン、シャープペン、鉛筆等
がある。また、「筆記具(30)のグリップ部に固定されて
筒状をなす」とは、例えば、筆記具を(30)を貫通可能と
するために本体部(11)を予め筒状に形成したもののほ
か、本体部(11)を帯状体に形成し、筆記具(30)に巻き付
けて固定した状態が筒状になるように形成するものも含
む趣旨である。
【0008】また、「流体貯留部(20)」とは、流体を密
封して保持する部分をいう。その流体貯留部(20)の形状
は、筒状の全周に渡って流体が移動できる単一の連通貯
留部(25)を備える図1等の場合の他、複数の独立貯留部
(24)を備えることよって独立貯留部(24)間は流体が移動
しない図3等の場合を含む。また、「流体」には、空気
や窒素ガスなどの気体の他、液体、ゲル状の流動体を含
む趣旨である。
【0009】また、「弾性変形」の程度は、例えば、近
年見られる筆記具のゴムグリップと同程度の材質によっ
て達成される。請求項1記載の発明の作用を説明する。
筆記具(30)のグリップ部にグリップ部材(10)を固定す
る。その後、筆記具(30)を持つと筆記具(30)を支える指
に流体貯留部(20)が接触する。すると、内部の流体が移
動することによって流体貯留部(20)が変形し、指に当接
する部分の面積が増える。また、流体貯留部(20)が変形
した状態においても、流体貯留部(20)の内圧が等しくな
る。そのため、流体貯留部(20)に当接する指全体に対し
て、均一の圧力がかかる。その結果、長時間筆記具(30)
を使用しても指が痛くなりにくく、手も疲れにくくな
る。また、グリップ部材(10)の固定位置を調節できる。 (請求項2)請求項2記載の発明は、請求項1載の発明
を技術的に限定した発明であって、流体貯留部(20)に
は、局部的な弾性変形を規制して型くずれを防止する型
くずれ防止機能部(21)を備えたことを特徴とする。
【0010】ここで「型くずれ防止機能部(21)」とは、
流体貯留部(20)内部の流体の動きを規制するものをい
う。例えば、連通貯留部(25)内部にグリップ部材(10)の
軸方向に沿って仕切部(22)を備え、その仕切部(22)と流
体貯留部(20)の周縁(23)とは間隔を開けて流体が移動で
きるように形成してもよい。さらに、前記独立貯留部(2
4)の内部に仕切部(22)を備え、独立貯留部(24)の内部の
流体の移動を規制するように形成してもよい。
【0011】請求項2記載の発明の作用を説明する。型
くずれ防止機能部(21)によって、局部的な弾性変形を防
ぐ。そのため、流体貯留部(20)が、型くずれを生じるこ
とを防ぐことができる。 (請求項3)請求項3記載の発明は、筆記具(40)のグリ
ップ構造であって、筆記具(40)の軸(41)のグリップ部(4
2)に、軸(41)を支える指の力によって弾性変形可能な流
体貯留部(50)を備えたことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明の作用を説明する。グ
リップ部(42)を持つと、軸(41)を支える指に流体貯留部
(50)が接触する。すると、内部の流体が移動することに
よって流体貯留部(50)が変形し、指に当接する部分の面
積が増える。また、流体貯留部(50)が変形した状態にお
いても、流体貯留部(50)の内圧が等しくなる。そのた
め、流体貯留部(50)に当接する指全体に対して、均一の
圧力がかかる。その結果、長時間筆記具(40)を使用して
も指が痛くなりにくく、手も疲れにくくなる。 (請求項4)請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明を技術的に限定した発明であって、軸(41)のグリップ
部(42)には、流体貯留部(50)を軸(41)の内側から外側に
向けて突出させるための孔(43)を備え、前記流体貯留部
(50)は、平常時において軸(41)の外表面よりも突出させ
て形成したことを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明の作用を説明する。グ
リップ部(42)の外表面には、軸(41)と流体貯留部(50)と
が現われて凹凸が生じる。その凹凸に軸(41)を支える指
が引っかかり弾性変形する。そのため、長時間筆記具(4
0)を使用しても指が痛くなりにくく、手も疲れにくくな
る。また、筆記具が純円筒状でなくなるので転がりにく
くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態及び図
面に基づいて、更に詳しく説明する。ここで使用する図
面は、図1乃至図10である。図1は、本発明の第一の
実施の形態を示すための斜視図であって、グリップ部材
を筆記具に装着して使用している状態を示す。図2は、
本発明の第一の実施の形態を示すための断面図であっ
て、図1に示すグリップ部材と同一の構成である。図3
は、本発明の第二の実施の形態を示すための斜視図であ
って、グリップ部材のバリエーションを示す。図4は、
本発明の第三の実施の形態を示すための斜視図であっ
て、グリップ部材のバリエーションを示す。図5は、本
発明の第四の実施の形態を示すための斜視図であって、
グリップ部材のバリエーションを示す。図6は、本発明
の第五の実施の形態を示すための斜視図であって、グリ
ップ部材のバリエーションを示す。図7は、本願発明の
第六の実施の形態を示すための斜視図であって、グリッ
プ部材のバリエーションを示す。図8は、本発明の第七
の実施の形態を示す斜視図であって、筆記具のグリップ
構造を示す。図9は、本発明の第七の実施の形態を示す
断面図であって、図8に示す筆記具のグリップ構造と同
一の構造である。図10は、本発明の第八の実施の形態
を示す斜視図であって、筆記具のグリップ構造のバリエ
ーションを示す。 (グリップ部材)図1および図2のグリップ部材10は、
複層構造に形成した略筒状の本体部11と、その本体部11
の外表面に、筆記具30を支える指の力によって弾性変形
可能な流体貯留部20を備える。本体部11は、軟質塩化ビ
ニルを用いて形成する。その他、合成ゴムを用いてもよ
い。 (流体貯留部)流体貯留部20は、本体部11の外表面と内
表面との間に空気を密封して形成する。また流体貯留部
20には、空気の動きを規制して流体貯留部20の局部的な
弾性変形を防止する型くずれ防止機能部21を備える。具
体的には、流体貯留部20の内部にグリップ部材10の軸方
向に沿って仕切部22を備える。その仕切部22と流体貯留
部20の周縁23とは間隔をあけて空気が移動できる連通貯
留部25として形成する。流体貯留部20の外表面は、軟質
塩化ビニルを用いて形成するとして説明したが、流体貯
留部20の外表面に別部材を備え、本体部11と前記別部材
とを異なる材質を用いて形成してもよい。例えば、手触
りの良いシリコン製シートを流体貯留部20の外表面に巻
き付けるなどをしてもよい。また、流体貯留部20の外表
面に手が滑りにくくするための細かい凹凸が現われるよ
うに形成してもよい。
【0015】また、流体貯留部20の外表面に別部材たる
シートを用い、そのシートに抗菌コートを施してもよ
い。もちろん、本体部11自体に抗菌作用を生じさせるよ
うに形成してもよい。本実施の形態の作用を説明する。
本体部11に筆記具30を貫通させ、筆記具30のグリップ部
にグリップ部材10を固定する。その後、筆記具30を持つ
と筆記具30を支える指に流体貯留部20が接触する。する
と、内部の空気が移動することによって流体貯留部20が
変形し、指に当接する部分の面積が増える。また、流体
貯留部20が変形した状態においても、流体貯留部20の内
圧が等しくなる。その結果、従来のグリップ部材のよう
に、強く押される部分ほど指に圧力をかける一方、弱く
握られる部分は指にあまり圧力をかけないという状態を
生じず、流体貯留部20に当接する1本の指全体に対し
て、均一の圧力がかけることができる。加えて、筆記具
を支える3本の指にも均一に圧力がかかるため、握った
場合のバランスがよい。また、グリップ部材10の固定位
置を調節できる。また、グリップ部材10と筆記具30とは
別体に形成されているため、筆記具30に対するグリップ
部材10の固定位置を調節できる。さらに、型くずれ防止
機能部21によって、流体貯留部20の内部に空気が大きく
偏在することを防ぐ。そのため、流体貯留部20が、型く
ずれを防ぐことができる。
【0016】なお、本実施の形態においては、流体貯留
部20の内部に空気を充填したが、窒素ガスなどでもよ
い。その他、液体や流動体を充填してもよい。さらに、
流体貯留部20は、本体部11の外表面に流体を密封した袋
を取り付けて形成してもよい。これにより、本体部11を
単層構造に形成することができる。 (バリエーション1)図3に示す第二の実施の形態のか
かるグリップ部材12と上述した第一の実施の形態にかか
るグリップ部材10との構成上の相違は、流体貯留部20に
ある。すなわち、流体貯留部20は、複数の独立貯留部2
4,24,24,…を備える。その他の構成は第一の実施の形態
にかかるグリップ部材10と同一であるため、同一の構成
には同一の符号を付して説明を省略する。
【0017】本実施の形態にかかるグリップ部材の作用
を説明する。独立貯留部24,24,24,…に指が触れて力が
加わると、内部の流体が移動して独立貯留部24,24,24,
…の形状が指の形状に沿う。このとき、指が触れている
独立貯留部24だけが変形をし、指が触れていない独立貯
留部24,24,…は変形をしない。そのため、グリップ部材
12全体が変形することなく、型くずれを防ぐことができ
る。 (バリエーション2)図4に示す第三の実施の形態にか
かるグリップ部材13は、仕切部22を備えて、流体貯留部
20を複数の独立貯留部24,24,24,…に仕切る。さらに、
各々の独立貯留部24には仕切部22を備え、独立貯留部24
内部の流体の動きを規制する。その他の構成は第一の実
施の形態にかかるグリップ部材10と同一であるため、同
一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0018】本実施の形態にかかるグリップ部材の作用
を説明する。独立貯留部24,24,24,…に指が触れて力が
加わると、内部の流体が移動して独立貯留部24,24,24,
…の形状が指の形状に沿う。このとき、独立貯留部24の
内部の流体の動きを仕切部22によって規制できる。その
ため、指が触れている独立貯留部24の変形を調節でき、
型くずれを防ぐことができる。 (バリエーション3)図5に示す第四の実施の形態のか
かるグリップ部材14は、流体貯留部20に型くずれ防止機
能部21を備えず、全体に流体が移動できる連通貯留部25
として形成する。その他の構成は第一の実施の形態にか
かるグリップ部材10と同一であるため、同一の構成には
同一の符号を付して説明を省略する。
【0019】本実施の形態にかかるグリップ部材の作用
を説明する。連通貯留部25の内部を自由に流体が移動で
きる。そのため、どの角度から筆記具を支えても、グリ
ップ部材を指の形状に沿わせることができる。 (バリエーション4)図6に示す第五の実施の形態にか
かるグリップ部材15は、軸方向と垂直な方向に独立貯留
部24,24,24,…を複数備える。その他の構成は第一の実
施の形態にかかるグリップ部材10と同一であるため、同
一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0020】本実施の形態にかかるグリップ部材の作用
を説明する。独立貯留部24,24,24,…に指が触れて力が
加わると、内部の流体が移動して独立貯留部24,24,24,
…の形状が指の形状に沿う。このとき、指が触れている
独立貯留部24だけが変形をし、指が触れていない独立貯
留部24,24,…は変形をしない。そのため、グリップ部材
12全体が変形することなく、型くずれを防ぐことができ
る。 (バリエーション5)図7に示す第六の実施の形態にか
かるグリップ部材16は、本体部を帯状体に形成し、筆記
具30に巻き付けて固定した状態が筒状になるように形成
する。具体的には、グリップ部材16を筆記具に固定した
状態において、軸方向と直交する本体部11の周縁部に針
金17,17を通し、その針金17,17を筆記具に巻き付けて固
定できるように形成してもよい。
【0021】本実施の形態にかかるグリップ部材の作用
を説明する。針金17,17を筆記具の周面に沿って曲げて
筆記具に固定する。そのため、本体部を筒状に形成し
て、筆記具を貫通させて固定するよりも容易に固定でき
る。 (グリップ構造)図8及び図9の筆記具40は、軸41のグ
リップ部42に軸41を支える指の力によって弾性変形可能
な流体貯留部50を備える。具体的には、軸41のグリップ
部42に、軸方向に沿って長い略長円状の複数の孔43,43,
43,43を備える。その孔43,43,43,43から、流体貯留部5
0,50,50,50を軸41の内側から外側に向けて突出させる。
そして流体貯留部50,50,50,50は、軸41の外表面よりも
突出させる。
【0022】本実施の形態の作用を説明する。グリップ
部42を持つと、軸41を支える指に流体貯留部50,50,50,5
0が接触する。そして、指の形状や持ち方の癖に応じて
流体貯留部50,50,50,50が変形するためグリップ42の形
状が指になじみ、持ち易くなる。そのため、長時間筆記
具40を使用しても指が痛くなりにくく、手も疲れにくく
なる。また、グリップ部42の外表面には、軸41と流体貯
留部50,50,50,50とが現われて凹凸が生じる。その凹凸
に軸41を支える指が引っかかり、軸41が回転しにくくな
る。そのため書き易くなる。また、流体貯留部50,50,5
0,50が軸41に対してずれないため、書き易くなる。 (バリエーション1)図10の筆記具60は、軸61のグリ
ップ部62に軸61を支える指の力によって弾性変形可能な
流体貯留部70を備え、その流体貯留部70と軸61とを一体
に形成する。具体的には、軸61のグリップ部62を筆記具
60のインク軸63を貫通可能な略筒状に形成する。そし
て、インク軸63に面する内側面と、弾性変形可能な部材
により形成した外表面との間に空気を充填して流体貯留
部70を形成する。
【0023】本実施の形態にかかるグリップ構造の作用
を説明する。図8及び図9のグリップ構造に比べて、部
品点数を減らすことができる。また、流体貯留部70を透
明な素材により形成してボールペンに採用すると、流体
貯留部70を通してインク軸63を見ることができる。これ
により、インクの減り具合を見ることができる。
【0024】
【発明の効果】そこで、請求項1および請求項2記載の
発明により、筆記具に当たる指に対し、均一に圧力がか
かるグリップ部材を提供することができた。また、請求
項3および請求項4記載の発明により、筆記具に当たる
指に対し、均一に圧力がかかるグリップ構造を提供する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の第一の実施の形態を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の第二の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の第三の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の第四の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明の第五の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明の第六の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明の第七の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図9】本発明の第七の実施の形態を示す断面図である
【図10】本発明の第八の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 グリップ部材 11 本体部 12 グリップ部材 13 グリップ
部材 14 グリップ部材 15 グリップ
部材 16 グリップ部材 17 針金 20 流体貯留部 21 型くずれ
防止機能部 22 仕切部 23 周縁 24 独立貯留部 25 連通貯留
部 30 筆記具 40 筆記具 41 軸 42 グリップ
部 43 孔 44 インク軸 50 流体貯留部 60 筆記具 61 軸 62 グリップ
部 63 インク軸 70 流体貯留

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筆記具を持ち易くするためのグリップ部材
    であって、 そのグリップ部材は、筆記具のグリップ部に固定されて
    筒状をなす本体部を備え、 その本体部の外表面には、筆記具を支える指の力によっ
    て弾性変形可能な流体貯留部を備えたことを特徴とする
    グリップ部材。
  2. 【請求項2】流体貯留部には、局部的な弾性変形を規制
    して型くずれを防止する型くずれ防止機能部を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載のグリップ部材。
  3. 【請求項3】筆記具の軸のグリップ部に、軸を支える指
    の力によって弾性変形可能な流体貯留部を備えたことを
    特徴とする筆記具のグリップ構造。
  4. 【請求項4】軸のグリップ部には、流体貯留部を軸の内
    側から外側に向けて突出させるための孔を備え、前記流
    体貯留部は、平常時において軸の外表面よりも突出させ
    て形成したことを特徴とする請求項3記載の筆記具のグ
    リップ構造。
JP9043252A 1997-02-27 1997-02-27 筆記具のグリップ部材およびグリップ構造 Withdrawn JPH10236070A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009063888A1 (ja) * 2007-11-14 2009-05-22 Mitsubishi Pencil Co., Ltd. 筆記具
JP5456933B1 (ja) * 2013-10-15 2014-04-02 株式会社Mogu グリップカバー

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WO2009063888A1 (ja) * 2007-11-14 2009-05-22 Mitsubishi Pencil Co., Ltd. 筆記具
JP2009119696A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Mitsubishi Pencil Co Ltd 筆記具
US8678691B2 (en) 2007-11-14 2014-03-25 Mitsubishi Pencil Co., Ltd. Writing implement
JP5456933B1 (ja) * 2013-10-15 2014-04-02 株式会社Mogu グリップカバー

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