JPH03292200A - 筆記具被覆体 - Google Patents
筆記具被覆体Info
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- JPH03292200A JPH03292200A JP2093079A JP9307990A JPH03292200A JP H03292200 A JPH03292200 A JP H03292200A JP 2093079 A JP2093079 A JP 2093079A JP 9307990 A JP9307990 A JP 9307990A JP H03292200 A JPH03292200 A JP H03292200A
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Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ボールペン、シャープペンシル等の筆記具の
軸に被覆するための筆記具被覆体に関する。
軸に被覆するための筆記具被覆体に関する。
(従来の技術)
従来、ボールペン、シャープペンシル等の軸径は大略7
mm乃至8mmで、その断面形状は円形もしくは多角形
のものが殆どであった。
mm乃至8mmで、その断面形状は円形もしくは多角形
のものが殆どであった。
また、これらのうち指が当たる握り部分に比較的軟質の
材料を用いているものもあるが、前記した筆記具のほと
んどが、ショアーA硬度100匣近辺のものである。
材料を用いているものもあるが、前記した筆記具のほと
んどが、ショアーA硬度100匣近辺のものである。
(問題点を解決するための課題)
前記したように、従来の筆記具の軸径は、7mm乃至8
mmのものが大多数である。このような軸径の筆記具、
特にボールペンによる書字作業では、インキを出すため
に鉛筆の場合の2乃至3倍の筆圧を要し、そのために母
指、人差指、中指でボールペンを滑らないように固定す
る把持力の発揮が必要となる。
mmのものが大多数である。このような軸径の筆記具、
特にボールペンによる書字作業では、インキを出すため
に鉛筆の場合の2乃至3倍の筆圧を要し、そのために母
指、人差指、中指でボールペンを滑らないように固定す
る把持力の発揮が必要となる。
その結果、ペン軸の硬度が高いことと相俟って長時間に
わたって筆記作業をすると、ペンと接触する指の部分が
痛くなったり、腰鞘炎を誘発して、労働衛生上好ましく
ない現象が発生するなどの問題があった。
わたって筆記作業をすると、ペンと接触する指の部分が
痛くなったり、腰鞘炎を誘発して、労働衛生上好ましく
ない現象が発生するなどの問題があった。
そこで、本発明者等は、特願昭63−293712号に
示すような筆記具被覆体の材料として、ゴム、合成樹脂
等の軟質弾性物質を用い、そのショアーA硬度が40度
乃至60度の筆記具被覆体を提案した。しかし、前記し
たショアーA硬度が40度乃至60度の弾性物質の場合
は、一般的な肢体の持ち主については非常に有効なもの
であるが、特に把持力の非常に弱い人に対しては必ずし
も有効でないことが判明した。
示すような筆記具被覆体の材料として、ゴム、合成樹脂
等の軟質弾性物質を用い、そのショアーA硬度が40度
乃至60度の筆記具被覆体を提案した。しかし、前記し
たショアーA硬度が40度乃至60度の弾性物質の場合
は、一般的な肢体の持ち主については非常に有効なもの
であるが、特に把持力の非常に弱い人に対しては必ずし
も有効でないことが判明した。
本発明は、特に把持力の非常に弱い人を対象としてペン
軸と手指との接触面積の拡大と、把持部の摩擦抵抗を向
上させて把持力を低減できるよう被覆体の硬度を改善し
て、前記した障害を排除することを目的とする。
軸と手指との接触面積の拡大と、把持部の摩擦抵抗を向
上させて把持力を低減できるよう被覆体の硬度を改善し
て、前記した障害を排除することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、筆記具への被覆体であって、ゴム、合成樹脂
等の軟質弾性物質をもちい、その材質のショアーA硬度
が10度以上40度未満とし、筆記具のほぼ全体を覆い
筆記具への装着後の外径が、少なくとも把持部において
7mm乃至15mmにすることにより目的が達成される
。
等の軟質弾性物質をもちい、その材質のショアーA硬度
が10度以上40度未満とし、筆記具のほぼ全体を覆い
筆記具への装着後の外径が、少なくとも把持部において
7mm乃至15mmにすることにより目的が達成される
。
(実施例)
本発明の実施例を図面をもとに説明する。
本発明の筆記具被覆体は、第1図乃至第2図に示す構造
になっている。
になっている。
第1図は、本発明の筆記具被覆体を示す断面図であり、
第2図は本発明の被覆体をペン体に装着した実施例を示
す側面図である。第1図乃至第2図において、ゴムある
いは合成樹脂等の軟質弾性体からなる被覆体1を形成し
ている。この被覆体1の肉厚は1mm乃至4mmのもの
が適当である。
第2図は本発明の被覆体をペン体に装着した実施例を示
す側面図である。第1図乃至第2図において、ゴムある
いは合成樹脂等の軟質弾性体からなる被覆体1を形成し
ている。この被覆体1の肉厚は1mm乃至4mmのもの
が適当である。
被覆体1の肉厚を1mm乃至4mmにしたことと、材料
として軟質弾性体を用いたのは、摩擦抵抗の向上と把持
時の感触を考慮したものである。この被覆体1は筒状体
であり、ペン体3のほぼ全長にわたって装着する。また
、ペン先側となる一端には、ペン先の視認性と、ペン体
5との滑り止めを兼ねて絞り部4を設ける。
として軟質弾性体を用いたのは、摩擦抵抗の向上と把持
時の感触を考慮したものである。この被覆体1は筒状体
であり、ペン体3のほぼ全長にわたって装着する。また
、ペン先側となる一端には、ペン先の視認性と、ペン体
5との滑り止めを兼ねて絞り部4を設ける。
なお、図面においては全体的に同一外径のものが示しで
あるが、このような形状にこだわるものではなく、特に
指の当たる部分、すなわち把持部のみを7mm乃至15
mmの径にしてもよい。
あるが、このような形状にこだわるものではなく、特に
指の当たる部分、すなわち把持部のみを7mm乃至15
mmの径にしてもよい。
つぎに、本発明におけるショアーA硬度10度以上40
度未満の被覆体1を装着したボールペンを用いて、把持
力の非常に弱い人を対象として手指への密着性(カーボ
ン紙1枚を介在させた複写が出来る程度の筆圧を加える
場合)を調査した。
度未満の被覆体1を装着したボールペンを用いて、把持
力の非常に弱い人を対象として手指への密着性(カーボ
ン紙1枚を介在させた複写が出来る程度の筆圧を加える
場合)を調査した。
なお、この調査には被覆体lを含めた筆記具の外径は1
3mmのもを用いた。
3mmのもを用いた。
第 1 表
この結果、第1表に示すようにジョブ−A硬度10度、
20度、30度のものは、優れた手指への密着性を示し
た。
20度、30度のものは、優れた手指への密着性を示し
た。
以上のことから、把持力が非常に弱い人に対しては手指
への密着が良好なショアーA硬度40度未満の被覆体が
非常に有効であることが判明した。
への密着が良好なショアーA硬度40度未満の被覆体が
非常に有効であることが判明した。
(作 用〉
本発明の筆記具被覆体をボールペン等に被覆するに際し
ては、あらかじめ幾種類か用意しである被覆体のうち、
使用しようとするペン軸の径に合った被覆体1の中空部
2またはペン体3に、少量の水を塗布し、被覆体1の後
端からペン軸の先端を先頭にして差し込む。
ては、あらかじめ幾種類か用意しである被覆体のうち、
使用しようとするペン軸の径に合った被覆体1の中空部
2またはペン体3に、少量の水を塗布し、被覆体1の後
端からペン軸の先端を先頭にして差し込む。
または、ペン体3に接着剤を塗布した後、被覆体1に挿
入してもよいし、あるいは少量の水以外の潤滑剤を塗布
したのち被覆体lに差し込めばよい。
入してもよいし、あるいは少量の水以外の潤滑剤を塗布
したのち被覆体lに差し込めばよい。
さらに、ペン体の構造によっては、製造過程でペン体全
体を被覆体中に封入してもよい。
体を被覆体中に封入してもよい。
(発明の効果)
本発明の筆記具被覆体は、筆記具のほぼ全体を覆い筆記
具への装着後の外径が少なくとも把持部において、7m
rn乃至15mmとなる筆記具への被覆体であって、ゴ
ム、合成樹脂等の軟質弾性物質を用い、かつその材質の
ショアーA硬度が10度以上40度未満であるので、ボ
ールペン等の筆記具に装着すると過大な把持力を必要と
せず、ペンと接触する手指に好感触を与えるとともに手
指への密着性に優れている。
具への装着後の外径が少なくとも把持部において、7m
rn乃至15mmとなる筆記具への被覆体であって、ゴ
ム、合成樹脂等の軟質弾性物質を用い、かつその材質の
ショアーA硬度が10度以上40度未満であるので、ボ
ールペン等の筆記具に装着すると過大な把持力を必要と
せず、ペンと接触する手指に好感触を与えるとともに手
指への密着性に優れている。
特に把持力が非常に弱い人に対しては、その優れた密着
性がより有効に作用して筆記作業性を向上させる効果が
ある。
性がより有効に作用して筆記作業性を向上させる効果が
ある。
第1図は本発明の被覆体の断面図、第2図は本発明の被
覆体をペン体に装着した実施例を示す側面図である。 1 : 被覆体、 2 : 中空部、 3 : ペン体、 4 : 絞り部N
覆体をペン体に装着した実施例を示す側面図である。 1 : 被覆体、 2 : 中空部、 3 : ペン体、 4 : 絞り部N
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)筆記具への被覆体であって、ゴム、合成樹脂等の軟
質弾性物質を用い、かつその材質のショアーA硬度が、
10度以上40度未満であることを特徴とする筆記具被
覆体。 2)筆記具のほぼ全体を覆い、筆記具への装着後の外径
が少なくとも把持部において7mm乃至15mmである
請求項1記載の筆記具被覆体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2093079A JP2854084B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 筆記具被覆体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2093079A JP2854084B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 筆記具被覆体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03292200A true JPH03292200A (ja) | 1991-12-24 |
JP2854084B2 JP2854084B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=14072513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2093079A Expired - Lifetime JP2854084B2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 筆記具被覆体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2854084B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07266783A (ja) * | 1994-03-31 | 1995-10-17 | Nec Corp | 筆記具 |
WO1999048702A1 (en) * | 1998-03-26 | 1999-09-30 | Bic Corporation | Writing instrument with finger gripping device |
US6328493B1 (en) * | 1999-03-31 | 2001-12-11 | Jovanka Starchevich | Instruments with ergonomic gripping |
US6375373B2 (en) * | 1999-03-29 | 2002-04-23 | Kotobuki & Co, Ltd. | Writing stem for writing instruments |
-
1990
- 1990-04-10 JP JP2093079A patent/JP2854084B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07266783A (ja) * | 1994-03-31 | 1995-10-17 | Nec Corp | 筆記具 |
WO1999048702A1 (en) * | 1998-03-26 | 1999-09-30 | Bic Corporation | Writing instrument with finger gripping device |
CN100354147C (zh) * | 1998-03-26 | 2007-12-12 | 碧克公司 | 带有手指抓握装置的书写工具 |
US6375373B2 (en) * | 1999-03-29 | 2002-04-23 | Kotobuki & Co, Ltd. | Writing stem for writing instruments |
US6328493B1 (en) * | 1999-03-31 | 2001-12-11 | Jovanka Starchevich | Instruments with ergonomic gripping |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2854084B2 (ja) | 1999-02-03 |
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