JPH10235549A - 研磨パッドのドレッシング装置 - Google Patents

研磨パッドのドレッシング装置

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JPH10235549A
JPH10235549A JP4329097A JP4329097A JPH10235549A JP H10235549 A JPH10235549 A JP H10235549A JP 4329097 A JP4329097 A JP 4329097A JP 4329097 A JP4329097 A JP 4329097A JP H10235549 A JPH10235549 A JP H10235549A
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JP
Japan
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polishing pad
cleaning liquid
grinding pad
polishing
dressing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4329097A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Doi
俊郎 土肥
Masahiko Amari
昌彦 甘利
Takao Saito
隆穂 斉藤
Keiji Miyaji
計二 宮地
Yoshiyuki Seike
善之 清家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Sunac Corp
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Publication date
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Priority to JP4329097A priority Critical patent/JPH10235549A/ja
Publication of JPH10235549A publication Critical patent/JPH10235549A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】研磨屑を含んで汚濁した洗浄液による研磨パッ
ドの再汚染を防止できる研磨パッドのドレッシング装置
を提供する。 【解決手段】吸引ノズル24を設け、研磨屑を含んで汚
濁した洗浄液を直ちに吸引除去する。したがって、汚濁
した洗浄液が研磨パッド50に再付着することがないの
で、研磨パッド50の再汚染を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研磨装置の研磨パ
ッドのドレッシング装置に係わり、特に、半導体ウェー
ハ研磨装置の研磨パッドに洗浄液を噴射して研磨パッド
をドレッシングするドレッシング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウェーハの研磨方法の一つに、化
学的機械研磨法がある。この研磨方法では、アルカリ性
溶液にシリカ等からなる砥粒が懸濁した研磨液を研磨パ
ッド上に滴下しつつ、半導体ウェーハと研磨パッドとを
押し付けながら相対運動させ、研磨液及び砥粒の作用で
半導体ウェーハ表面に生ずる反応生成物を、砥粒及び研
磨パッドによって擦り落とす。研磨パッドは使用を重ね
るにつれて前記反応生成物や砥粒等の研磨屑によって目
詰まりを起こすので、ドレッシングが必要である。
【0003】このようなドレッシング装置として特開平
3−10769号公報に開示されたものは、ノズルから
高圧の純水を噴射して研磨布に吹きかけることによって
研磨布をドレッシングする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ドレッシング装置では、研磨屑を含んで汚濁した洗浄液
が研磨パッドの洗浄済の部分に流れたり、汚濁した洗浄
液のミストが周囲に飛散し研磨パッドに再付着したりし
て、研磨パッドが再汚染されてしまうという欠点があ
る。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、研磨パッドの再汚染を防止できる研磨パッド
のドレッシング装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】前記目的を達成するため
に、本発明の研磨パッドのドレッシング装置は、研磨装
置の研磨パッドに噴射ノズルから洗浄液を噴射してドレ
ッシングする研磨パッドのドレッシング装置において、
前記研磨パッドに向いた吸引ノズルを設けるとともに、
前記吸引ノズルによって、汚濁した洗浄液を除去するこ
とを特徴とする。
【0007】本発明のドレッシング装置は、研磨屑を含
んで汚濁した洗浄液を吸引ノズルによって直ちに除去す
るので、研磨パッドの再汚染を防止できる。また、本発
明の研磨パッドのドレッシング装置は、研磨装置の研磨
パッドに噴射ノズルから洗浄液を噴射してドレッシング
する研磨パッドのドレッシング装置において、前記噴射
ノズルを包囲するカバーと該カバー内に開口する吸引パ
イプとを有し、汚濁した洗浄液の飛散を前記カバーによ
って防止するとともに、汚濁した洗浄液を前記吸引パイ
プによって除去することを特徴とする。
【0008】本発明のドレッシング装置は、汚濁した洗
浄液の飛散をカバーによって防ぐとともに、汚濁した洗
浄液を吸引パイプによって除去するので、研磨パッドの
再汚染をさらに効果的に防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明に
係る研磨パッドのドレッシング装置の好ましい実施の形
態について詳説する。図1は、本発明の第1の実施の形
態の研磨パッドのドレッシング装置10の構造図であ
る。このドレッシング装置10は、純水等の洗浄液を噴
射ノズル14から研磨装置の定盤52上の研磨パッド5
0に噴射することによって研磨パッド50をドレッシン
グするものである。
【0010】前記噴射ノズル14は、パイプ16を介し
てポンプ18に接続されていて、このポンプ18は、可
撓性のホース20を介してタンク22に接続されてい
る。タンク22に貯留された洗浄液は、ポンプ18によ
って加圧されて前記噴射ノズル14に送られ、前記研磨
パッド50に向けて噴射される。この研磨パッド50の
上方に、研磨パッド50に向けて開口した吸引ノズル2
4が設けられている。この吸引ノズル24は、研磨パッ
ド50に向けて傾けられている。この吸引ノズル24
は、研磨パッド50に接触しない程度に研磨パッド50
からわずかな距離だけ離れた位置に配置されていて、噴
射ノズル14からの洗浄液の噴射を妨げないように、か
つ、汚濁した洗浄液を直ちに吸引除去できるように、噴
射ノズル14との相対位置が調整されている。この吸引
ノズル24は、パイプ26を介してポンプ28に接続さ
れていて、このポンプ28は、可撓性のホース30を介
してタンク32に接続されている。汚濁した洗浄液は、
ポンプ28によって吸引ノズル24から吸引されタンク
32に貯留される。
【0011】前記ポンプ18及び28は、テーブル34
上に設置されている。このテーブル34は、基台36上
に設けられたレール38上で矢印a方向に移動自在であ
り、テーブル34の端部は、基台36に支持されている
エアシリンダ40にロッド42を介して接続されてい
る。したがって、エアシリンダ40を作動させると、テ
ーブル34等を介して噴射ノズル14及び吸引ノズル2
4は矢印a方向に移動する。
【0012】前記定盤52は、回転軸54を介してモー
タ56に接続されていて、矢印b方向に回転される。こ
の定盤52上に、前記研磨パッド50が接着されてい
る。次に、以上のように構成されたドレッシング装置1
0の動作について説明する。研磨パッド50で研磨作業
が行われ、研磨パッド50のドレッシングが必要になる
と、エアシリンダ40を作動させて噴射ノズル14及び
吸引ノズル24を研磨パッド50上に位置させる。そし
て、ポンプ18及び28を作動させて洗浄液の噴射及び
吸引を開始する。噴射ノズル14から噴射された洗浄液
は、研磨パッド50に衝突し、研磨パッド50内部に蓄
積した研磨屑を研磨パッド50の表層に浮き上がらせ
る。研磨屑を含んで汚濁した洗浄液は、吸引ノズル24
によって直ちに吸引除去される。したがって、汚濁した
洗浄液が研磨パッド50に再付着することがないので、
研磨パッド50の再汚染が防止できる。
【0013】そして、前記の如く洗浄液の噴射及び吸引
を行いながら、モータ56によって研磨パッド50を回
転させるとともに、エアシリンダ40によって噴射ノズ
ル14及び吸引ノズル24を移動させる。これにより、
研磨パッド50を全面にわたってドレッシングすること
ができる。図2に、本発明の第2の実施の形態の研磨パ
ッドのドレッシング装置11を示す。図2において、図
1に示した第1の実施の形態の研磨パッドのドレッシン
グ装置10と同一もしくは類似の部材については、図1
と同一符号を付し、その説明は省略する。
【0014】このドレッシング装置11では、噴射ノズ
ル14を包囲する円錐台形のカバー44がパイプ16に
取り付けられていて、このカバー44によって、汚濁し
た洗浄液のミストの周囲への飛散がより効果的に防止さ
れる。カバー44にはパイプ26(吸引パイプ)が接続
されていて、カバー44内のミストがポンプ28の駆動
力によってパイプ26を介して吸引除去される。さら
に、カバー44が吸引ノズルの作用をして、研磨パッド
50上の汚濁した洗浄液も除去される。したがって、汚
濁した洗浄液のミストが研磨パッド50に再付着するこ
とがなく、汚濁した洗浄液が研磨パッド50の洗浄済の
部分に流れることもないので、さらに効果的に研磨パッ
ド50の再汚染を防止できる。なお、カバー44は、汚
濁した洗浄液のミストの飛散を防止できれば、円錐台形
に限定されることなく、円筒形、楕円筒形、楕円錐台
形、角柱形、角錐台形等、任意の形状でよい。
【0015】なお、以上の説明においては、ドレッシン
グの対象として、半導体ウェーハ研磨装置の研磨パッド
(例えばポリウレタン製)を例にとったが、これに限定
されることなく、本発明の装置を用いて、他の研磨装置
の、研磨バフや多孔質の砥石等をドレッシングすること
ができる。さらに、本発明の装置は、金属、プラスチッ
ク、木材、布等を洗浄する洗浄装置に広く応用可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の研磨パッ
ドのドレッシング装置では、研磨屑を含んだ洗浄液を直
ちに吸引除去するようにしたので、汚濁した洗浄液によ
る研磨パッドの再汚染を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の研磨パッドのドレ
ッシング装置の要部構造図
【図2】本発明の第2の実施の形態の研磨パッドのドレ
ッシング装置の要部構造図
【符号の説明】
10、11…ドレッシング装置 14…噴射ノズル 18、28…ポンプ 22、32…タンク 24…吸引ノズル 40…エアシリンダ 44…カバー 50…研磨パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 隆穂 愛知県尾張旭市旭前町新田洞5050番地 旭 サナック株式会社内 (72)発明者 宮地 計二 愛知県尾張旭市旭前町新田洞5050番地 旭 サナック株式会社内 (72)発明者 清家 善之 愛知県尾張旭市旭前町新田洞5050番地 旭 サナック株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】研磨装置の研磨パッドに噴射ノズルから洗
    浄液を噴射してドレッシングする研磨パッドのドレッシ
    ング装置において、 前記研磨パッドに向いた吸引ノズルを設けるとともに、
    前記吸引ノズルによって、汚濁した洗浄液を除去するこ
    とを特徴とする研磨パッドのドレッシング装置。
  2. 【請求項2】研磨装置の研磨パッドに噴射ノズルから洗
    浄液を噴射してドレッシングする研磨パッドのドレッシ
    ング装置において、 前記噴射ノズルを包囲するカバーと該カバー内に開口す
    る吸引パイプとを有し、 汚濁した洗浄液の飛散を前記カバーによって防止すると
    ともに、汚濁した洗浄液を前記吸引パイプによって除去
    することを特徴とする研磨パッドのドレッシング装置。
JP4329097A 1997-02-27 1997-02-27 研磨パッドのドレッシング装置 Pending JPH10235549A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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