JPH10234992A - パチンコ島台 - Google Patents

パチンコ島台

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JPH10234992A
JPH10234992A JP5846397A JP5846397A JPH10234992A JP H10234992 A JPH10234992 A JP H10234992A JP 5846397 A JP5846397 A JP 5846397A JP 5846397 A JP5846397 A JP 5846397A JP H10234992 A JPH10234992 A JP H10234992A
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芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機から排出されて回収通路によって
貯留タンク内に回収されたパチンコ玉を優先して玉揚送
装置に供給するパチンコ島台を提供する。 【解決手段】 貯留タンク20には、第1の回収通路9
a,34のアウト玉バイパス誘導路34が内在されると
共に、その内部下流側にアウト玉バイパス誘導路34と
第2の回収通路9b,34a,43とからそれぞれ排出
されるパチンコ玉の合流部46が内部に貯留されるパチ
ンコ玉の玉圧を受けない状態で形成され、合流部46か
ら排出されるパチンコ玉のみを玉揚送装置5の導入樋5
aに供給するようにしたので、第2の回収通路9b,3
4a,43から貯留タンク20に移送されるパチンコ玉
が貯留タンク20に貯留される玉圧に邪魔されることな
く貯留タンク20内に移送され且つ合流部46からスム
ーズに玉揚送装置5に供給されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のパチンコ機
が並設されると共にそのほぼ中央部にパチンコ玉を上部
に揚送する玉揚送装置を設置し、その玉揚送装置の一側
に並列されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回
収する第1の回収通路と玉揚送装置の他側に並設される
パチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第2の
回収通路とが接続される貯留タンクが内蔵されたパチン
コ島台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、遊技者が獲得した賞球を玉返却装
置を介してパチンコ島台に直接返却して、従来のように
景品交換場に返却された賞球を各パチンコ島台に還流す
るための機構を省略するものが提案されている。このよ
うなパチンコ島台には、返却されるパチンコ玉を貯留す
るために大型の貯留タンクが内蔵されている。
【0003】このような貯留タンクを備えたパチンコ島
台として、出願人は、先に特願平7−56684号(特
開平8−224354号として出願公開されている)を
提案した。この先行技術は、玉揚送装置の一側に並列さ
れるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第
1の回収通路と玉揚送装置の他側に並設されるパチンコ
機から排出されるパチンコ玉を回収する第2の回収通路
とが貯留タンクに接続され、その貯留タンクからのみ玉
揚送装置にパチンコ玉を供給するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、貯留タンク
に内在されない第2の回収通路の末端が、ただ単に貯留
タンクの前板の中程に形成された接続口に接続されてい
るだけであるため、貯留タンク内に多量のパチンコ玉が
貯留されている場合には、第2の回収通路から回収され
るパチンコ玉がその貯留玉によって閉塞されるため、貯
留タンク内に流入し得ない構造となっている。このた
め、第2の回収通路によって回収されたパチンコ玉であ
ってパチンコ機から排出された汚れたパチンコ玉が第2
の回収通路に滞った状態が長く続くために第2の回収通
路内で玉詰まり等のトラブルが発生するという欠点があ
った。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、パチンコ機から排出されて回
収通路によって貯留タンク内に回収されたパチンコ玉を
貯留されるパチンコ玉より優先して玉揚送装置に供給す
ることができるパチンコ島台を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明が採用した具体的な解決手段について図面
を参照して説明する。図1に示すように、多数のパチン
コ機2が並設されると共にそのほぼ中央部にパチンコ玉
を上部に揚送する玉揚送装置5を設置し、その玉揚送装
置5の一側に並列されるパチンコ機2から排出されるパ
チンコ玉を回収する第1の回収通路9a,34と玉揚送
装置5の他側に並設されるパチンコ機2から排出される
パチンコ玉を回収する第2の回収通路9b,34a,4
3とが接続される貯留タンク20が内蔵されたパチンコ
島台1において、前記貯留タンク20には、前記第1の
回収通路9a,34の一部であるアウト玉バイパス誘導
路34が内在されると共に、その内部下流側に前記アウ
ト玉バイパス誘導路34と第2の回収通路9b,34
a,43とからそれぞれ排出されるパチンコ玉の合流部
46が内部に貯留されるパチンコ玉の玉圧を受けない状
態で形成され、前記合流部46から排出されるパチンコ
玉のみを前記玉揚送装置5の導入樋5aに供給するよう
にしたことを特徴とするものである。
【0006】このように構成することにより、第2の回
収通路9b,34a,43から貯留タンク20に移送さ
れるパチンコ玉が貯留タンク20に貯留される玉圧に邪
魔されることなく貯留タンク20内に移送され且つ合流
部46からスムーズに玉揚送装置5に供給されるもので
ある。また、合流部46を貯留タンク20内に形成した
ので、合流部を貯留タンク20の外側に形成する場合に
比べて、貯留タンク20から玉揚送装置5までの距離を
短くすることができるため、貯留タンク20の傾斜底板
22の下流端を低くすることができ、これによって貯留
タンク20の玉の貯留量を増大することができる。更
に、予め合流部46を貯留タンク20内に形成したこと
により、従来のように合流部を貯留タンクの外側に取り
付ける作業を遊技場でしていた場合に比べて作業能率が
向上すると共に、製造工場で大量生産することができる
という利点もある。
【0007】また、図4に示すように、前記貯留タンク
20は、傾斜状の底板22と前板25と後板24と側板
23とによって上面が開放した直方体状のボックスとし
て構成され、前記合流部46は、前記貯留タンク20の
下流端側の上方から前方上部を覆うように固定される圧
抜き板36,37と、該圧抜き板36,37の下方であ
って前記貯留タンク20の下流端側の底板22に固定さ
れて貯留玉を一方の側板23に向けて誘導する誘導板3
8と、によって形成される合流通路47を含み、前記第
1の回収通路9a,34の末端であるアウト玉バイパス
誘導路34の端部を前記合流通路47に臨ませると共に
前記第2の回収通路9b,34a,43の末端である連
絡樋43の端部を前記前板25の前記圧抜き板36より
下部に形成される連絡開口42に接続すると共に該連絡
開口42に対面する位置に連絡開口42から排出される
パチンコ玉を前記合流通路47に導く垂直板40を立設
することにより、第1の回収通路9a,34、及び第2
の回収通路9b,34a,43を流下するパチンコ玉、
貯留タンク20に貯留されるパチンコ玉を合流通路47
でスムーズに合流させることができる。
【0008】更に、図5に示すように、前記第1の回収
通路9a,34の貯留タンク内20に内在される部分で
あるアウト玉バイパス誘導路34の末端を前記合流通路
47の上流側で底板22よりも高い位置に臨ませると共
に、前記垂直板40と前板25とで形成される移送玉通
路41の末端を前記合流通路47の下流側で底板22よ
りも高い位置に臨ませ、前記第1の回収通路9a,34
及び第2の回収通路9b,34a,43から排出される
パチンコ玉を貯留タンク20に貯留されるパチンコ玉よ
り優先して前記玉揚送装置5の導入樋5aに供給するこ
とにより、パチンコ機2で使用されて汚れたパチンコ玉
を優先的に玉揚送装置5で研磨して揚送することがで
き、パチンコ玉の研磨効率を向上させることができると
共に、長期的に見れば、貯留タンク20に貯留されるパ
チンコ玉のほとんどが研磨済のパチンコ玉となって貯留
タンク20をきれいに保つことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。まず、図1及び図2を参照し
て、本実施形態に係るパチンコ島台1の概略構成につい
て説明する。図1は、実施形態に係るパチンコ島台1の
内部を一側から見た側面図であり、図2は、パチンコ島
台1のほぼ中央部を同じく一側から見た側面図であって
玉揚送装置5部分を省略してオーバーフローボックス1
0部分を表示したものである。
【0010】図において、パチンコ島台1は、周知のよ
うに、直方体状に枠組み構成され、その長手方向側面中
央にパチンコ機2を背向列設するようになっている。ま
た、パチンコ島台1には、各パチンコ機2に挟持される
ように台間玉貸機3が設けられている。この台間玉貸機
3は、パチンコ機2と1対1対応するように設けられて
いると共に、硬貨又は紙幣、あるいはプリペイドカード
によって遊技玉を貸し出すようになっている。なお、図
示しないがパチンコ島台1には、遊技者が獲得した賞球
を返却する玉返却装置が付設されるが、その付設箇所
は、後述する玉揚送装置収納部4の隣接する1つのパチ
ンコ機2を取り除いてその個所に設置するか、あるいは
島端の外側に設置するかのいずれかである。いずれの場
合でも、後述する大型の貯留タンク20が設置される側
に設けることが望ましい。なお、玉返却装置には、返却
口が形成され、その返却口は、図示しないが電気的駆動
源(例えば、モータやソレノイド)によって開閉駆動さ
れるようになっている。
【0011】また、パチンコ島台1のほぼ中央には、玉
揚送装置収納部4が構成され、該玉揚送装置収納部4内
に玉揚送装置5が収納設置されている。本実施形態に係
る玉揚送装置5は、詳細には説明しないが帯状の搬送ベ
ルトによってパチンコ玉を揚送するものであり、その帯
状の搬送ベルトがパチンコ島台1の長手方向と直交する
ように設置されて下部の導入樋5aから導入したパチン
コ玉を上部に研磨しながら揚送して上部の排出樋5bか
ら排出するものである。なお、導入樋5aを一方の貯留
タンク20にのみ対面するように設けた理由として、搬
送ベルト方式の玉揚送装置5においては、揚送する玉を
内部で一列状に整列させて揚送する方式を採用している
ため、整列機能を有する導入樋5aに万遍なくパチンコ
玉を供給しないとパチンコ玉の揚送効率が悪くなるとい
う欠点がある。しかして、導入樋5aにパチンコ玉を万
遍なく供給するためには、パチンコ玉の流下方向と導入
樋5aにおける玉の整列方向とが一致することが望まし
い。このような望ましい配置にするために本実施形態の
ように導入樋5aを一方の貯留タンク20にのみ対面さ
せてパチンコ玉の流下方向と導入樋5aにおける玉の整
列方向とを一致させたものである。
【0012】玉揚送装置5の上部には、揚送されたパチ
ンコ玉を一時的に貯留する上部タンク6,7が設けら
れ、その上部タンク6,7から左右に補給樋8が傾斜状
に設けられており、上部タンク6,7からパチンコ玉を
流下させるようになっている。なお、上部タンク6,7
は、玉揚送装置5の左右に配置される上部主タンク6と
上部従タンク7とから構成され、排出樋5bから排出さ
れたパチンコ玉は、一旦上部主タンク6に受け入れられ
た後、まず、最優先で上部主タンク6に接続される右補
給樋8にパチンコ玉を補給し、次いで過剰のパチンコ玉
を上部従タンク7に移送して該上部従タンク7に接続さ
れる左補給樋8にパチンコ玉を補給し、更に過剰のパチ
ンコ玉を上部主タンク6から後述するオーバーフローボ
ックス10の第1誘導片14に誘導するようになってい
る。
【0013】補給樋8には、各パチンコ機2に対応して
分配シュート(図示しない)が設けられ、補給樋8を流
下するパチンコ玉を取り込むようになっている。分配シ
ュートによって取り込まれたパチンコ玉は、分配シュー
トの下部に設けられる計数装置(図示しない)によって
計数された後、パチンコ機2の背面上部に設けられる賞
球タンクあるいは台間玉貸機3に供給され、遊技によっ
て遊技者に払い出される賞球あるいは遊技玉として使用
される。
【0014】一方、各パチンコ機2から排出される使用
済玉は、計数機能を有するアウト玉回収箱(図示しな
い)から下方に排出される。アウト玉回収箱から排出さ
れたパチンコ玉は、パチンコ島台1の両端部からそのほ
ぼ中央に立設される玉揚送装置5の下部に向けて傾斜状
に設けられるアウト玉回収樋9a,9bに落下せしめら
れる。ただし、アウト玉回収樋9a,9bの下流側の一
部は、後に詳述する貯留タンク20,21内に設けられ
るようになっている。しかして、図示の実施形態におい
て、玉揚送装置5の両サイドには、貯留タンク20,2
1が設けられるが、玉揚送装置5の導入樋5aが対面す
る貯留タンク20は、大型であってパチンコ機2の横幅
寸法の3〜4台分に相当する長さに形成されており(所
謂1ユニット島の長さ)、その貯留タンク20の反対側
に配置される貯留タンク21は、小型であってパチンコ
機2の横幅寸法の1台分に相当する長さに形成されてい
る。具体的には、貯留タンク20,21に貯留されるパ
チンコ玉数は、当該パチンコ島台1に設置される複数の
パチンコ機2の各種の遊技状態に十分対処し得る程度
(例えば、約20万個と約5万個)の大きさにそれぞれ
設計される。なお、この貯留タンク20,21の詳細な
構造については、後に詳述する。
【0015】上記した貯留タンク20,21には、前記
上部主タンク6からオーバフローしたパチンコ玉を下部
に還流するオーバーフローボックス10がそれぞれ接続
されている。オーバーフローボックス10は、玉揚送装
置5の背面空間(図1の手前側空間)を利用する形で設
けられた直方体状のボックスであり、図2に示すよう
に、その内部が分岐仕切13によって縦方向に仕切られ
ている。分岐仕切13は、オーバーフローボックス10
の一側に寄せて設けられ、その幅広領域に連通する一側
の通路内に複数の落下勢防止片16を段差状に交互に設
けて優先通路11を構成し、その幅狭領域に連通する他
側の通路内にも複数の落下勢防止片16を段差状に交互
に設けて非優先通路12を構成している。即ち、上部主
タンク6からオーバーフローしたパチンコ玉は、第1誘
導片14及び第2誘導片15を介して優先通路11に優
先的に導かれ、その優先通路11が満杯となったときに
非優先通路12に溢れ出るようになっている。そして、
優先通路11は、優先接続樋18を介して図1の右側の
貯留タンク20(以下、優先貯留タンク20という場合
がある)に連通され、非優先通路12は、非優先接続樋
19を介して図1の左側の貯留タンク21(以下、非優
先貯留タンク21という場合がある)に連通するように
なっている。このように、本実施形態においては、オー
バーフロー機構を従来のフレキシブルパイプに代えてボ
ックス状に構成したので、還流されるパチンコ玉による
騒音の発生を極めて小さくすることができると共に、還
流機能だけでなく相当量のパチンコ玉(本実施形態にお
いては、約2〜3万個)を貯留する貯留機能もあるの
で、従来使用されていなかった空間を利用してパチンコ
島台1内部における玉の貯留空間として有効に利用し得
る。なお、非優先通路12の中程よりやや上部内側に満
タン検出センサ17が取り付けられ、この満タン検出セ
ンサ17が貯留玉を検出したときには、玉揚送装置5の
駆動が停止されるようになっている。
【0016】また、優先貯留タンク20の内側側壁に
は、貯留玉量を検出するための玉量検出センサ48が設
けられている。本出願人らの実験によれば、貯留タンク
20内のパチンコ玉の貯留変化は、各貯留タンク20の
上流側から順次滞留するものであることが分かった。こ
のため、玉量検出センサ48は、ほぼ水平方向の直線状
に配置し、優先貯留タンク20の下流側にある玉量検出
センサ48が貯留量が上限に近づきつつあることを検出
して図示しない玉返却装置の返却口を閉じるように制御
されるものである。なお、図示しないが、パチンコ島台
1の島端上部には、玉量検出センサ48の検出信号に基
づいて優先貯留タンク20内の貯留量を報知する貯留レ
ベル報知器が設けられている。
【0017】次に、貯留タンク20,21のより詳細な
構造について図3乃至図5を参照して説明する。図3
は、貯留タンク20,21と玉揚送装置5との関係を示
す斜視図であり、図4は、貯留タンク20,21の内部
を透視した状態の斜視図であり、図5は、優先貯留タン
ク20の内部の合流部分の拡大側面図である。
【0018】まず、優先貯留タンク20の構造について
説明すると、優先貯留タンク20は、パチンコ島台1の
カウンター台板26より下方の下部空間に設置される上
面が開放した直方体状のタンク基台によって構成されて
いる。タンク基台は、底板22と側板23と後板24と
前板25とからなり、底板22は、後板24から前板2
5に向かって傾斜していると共に一側の側板23に向か
っても僅かに傾斜しており、その傾斜下端側板23側の
下部隅角部に後に詳述する貯留玉バイパス誘導路35及
びアウト玉バイパス誘導路34が設けられている。
【0019】また、優先貯留タンク20の内部には、前
端上部に上段プレート30が傾斜状に固定され、その上
段プレート30の両サイドに所定の間隔を開けて一対の
溢れ玉樋33が接続されている。この左右一対の溢れ玉
樋33は、図示しないが、適宜間隔を置いてその一端が
側板23に蝶番によって固定され、その他端がカウンタ
ー台板26の後端に適宜間隔を置いて固着される支柱2
7に止着される調節金具28に取り付けられている。し
かして、調節金具28は、溢れ玉樋33の短辺方向の傾
斜角度を調節するもので、溢れ玉樋33の傾斜角度を、
前記オーバーフローボックス10の優先通路11及び優
先接続樋18から流下するパチンコ玉や図示しないアウ
ト玉回収箱から落下する大部分のパチンコ玉を優先貯留
タンク20の後板24に向けて流下させるように作用
し、その流下する過程で一部のパチンコ玉を一対の溢れ
玉樋33の間隔から優先貯留タンク20の貯留空間に落
下させるように調節されるものである。なお、溢れ玉樋
33を転動するパチンコ玉が後端まで到達することなく
途中で落下する割合を調節するためには、前記調節金具
28の調節ネジによって行うことができる。なお、優先
接続樋18が接続される前板25の上部一側には、溢れ
玉入口29が切り欠き形成されている。
【0020】また、上段プレート30には、その下流側
中央に上段プレート30に落下したパチンコ玉を左右の
溢れ玉樋33に分岐するための分流突起板31が突設さ
れ、その上流側中央に下方に落下する落下口32が形成
されている。この落下口32は、オーバーフローされた
過剰のパチンコ玉を優先貯留タンク20の貯留部に落下
させるためのものである。
【0021】また、優先貯留タンク20の下流端部であ
って前記上段プレート30の下方には、圧抜き板36が
傾斜状に設けられ、その圧抜き板36の先端部が下方に
折曲された折曲片37となっている。この圧抜き板36
は、パチンコ玉が大量に貯留されている場合に、次に説
明する各誘導路34,35を流下するパチンコ玉以外の
貯留されているパチンコ玉の合流通路47への流出を確
実に行うためであると共に、非優先貯留タンク21から
移送されるパチンコ玉をスムーズに移送するための合流
部46を構成するものである。したがって、この圧抜き
板36の折曲片37の先端と後述するアウト玉バイパス
誘導路34との間隔がパチンコ玉の直径よりも小さくな
るように固定されていると共に、次に説明する誘導板3
8の上面を覆うように固定されている。なお、折曲片3
7の下端辺は、アウト玉バイパス誘導路34の上端との
間隔がパチンコ玉の直径よりも小さくなるだけでなく、
例えば、アウト玉バイパス誘導路34と貯留玉バイパス
誘導路35とが分離設置された場合の各誘導路34,3
5、及び誘導板38の上端部との間隔がパチンコ玉の直
径よりも小さくなるように形成することが望ましい。
【0022】また、タンク基台の底板22の流下端(前
端)には、底板22を流下するパチンコ玉をその傾斜に
したがって導くためのほぼ三角形状の誘導板38が固着
されており、その誘導板38の誘導先に合流通路47が
形成され、該合流通路47の末端部に相当する前板25
に導出口39が開設されている。導出口39の外側に
は、玉揚送装置5の導入樋5aに接続される連結樋50
が止着されている。
【0023】ところで、上記した合流通路47の上流側
には、優先貯留タンク20の隅角部に敷設されるアウト
玉バイパス誘導路34及び貯留玉バイパス誘導路35の
流下端が臨むようになっている。アウト玉バイパス誘導
路34及び貯留玉バイパス誘導路35は、上下に積層状
に構成されるが、下段の貯留玉バイパス誘導路35は、
優先貯留タンク20の長手方向寸法より若干短い長さで
あってその上流入口が優先貯留タンク20の上流部分に
臨むと共にその下流出口が合流通路47からやや離れた
上流側に臨むようになっている。一方、上段のアウト玉
バイパス誘導路34は、その上流端が優先貯留タンク2
0の後板24に接続されて前記アウト玉回収樋9aに連
通しており、その下流出口が合流通路47の上流の直前
位置に臨むようになっている。つまり、アウト玉バイパ
ス誘導路34の下流出口が貯留玉バイパス誘導路35の
下流出口よりも上方であってより下流側に臨むようにな
っている。なお、貯留玉バイパス誘導路35の中程にも
貯留玉を取り入れる取入口が形成されており、優先貯留
タンク20に貯留されているパチンコ玉であって上流部
及び中流部に滞留しているパチンコ玉を取り込んで下流
側に導き、長期間に亘って滞留玉が一か所に滞ることが
ないようにしている。なお、アウト玉バイパス誘導路3
4と貯留玉バイパス誘導路35とを必ずしも上下に重複
させる必要はなく、分離して優先貯留タンク20内に設
置してもよいが、この場合でもアウト玉バイパス誘導路
34を流下するパチンコ玉が優先して合流通路47に導
かれるようにすれば良い。
【0024】このように、アウト玉バイパス誘導路34
の下流出口を貯留玉バイパス誘導路35の下流出口及び
底板22を転動する玉の出口よりも前方で且つ上部に位
置させることにより、アウト玉バイパス誘導路34から
の玉を優先的に合流通路47に導き、アウト玉バイパス
誘導路34及びアウト玉回収樋9aに使用済のパチンコ
玉が滞留しないようにしている。なお、貯留玉バイパス
誘導路35の流出出口及び底板22を転動する玉の出口
から流出するパチンコ玉の合流通路47への誘導におい
ては、それらの間に優劣はなく均等に導かれるものであ
る。なお、上記した構成のうち、アウト玉回収樋9aと
アウト玉バイパス誘導路34とが第1の回収通路を構成
するものである。
【0025】また、合流通路47の下流側には、非優先
貯留タンク21側から移送されるパチンコ玉が導かれる
移送玉通路41が形成されている。この移送玉通路41
は、前記誘導板38の下辺部に対して垂直状に立設され
る垂直板40によって区画され、その垂直板40と対面
する部分の前板25には、連絡開口42が開設され、該
連絡開口42に連絡樋43の下流端が接続されている。
連絡樋43の上流端は、非優先貯留タンク21の前板2
5aに開設される連絡開口42aに接続されている。
【0026】ここで、非優先貯留タンク21の構造につ
いて簡単に説明すると、非優先貯留タンク21は、小型
にしただけで優先貯留タンク20とほぼ同じ内部構造を
有し、上面が開放された直方体状のタンク基台から構成
されている。タンク基台は、前方に向かって下り傾斜す
る底板22aと左右の側板23aと後板24aと前板2
5aとから構成されている。前板25aの上端一側に
は、前記非優先接続樋19が接続される溢れ玉入口29
aが形成され、その溢れ玉入口29aから流入するパチ
ンコ玉を非優先貯留タンク21の貯留部に誘導する溢れ
玉樋33aが内側上端辺に沿って固定されている。な
お、この溢れ玉樋33aは、一側側板23aに沿ってだ
け設けられるものであり、非優先貯留タンク21の貯留
部側に傾斜して設けられている。また、底板22aの一
側隅角部には、貯留玉バイパス誘導路35aが固定さ
れ、その貯留玉バイパス誘導路35aの上部にアウト玉
バイパス誘導路34aが積層状に固定されている。アウ
ト玉バイパス誘導路34aは、その上流端が後板24a
に形成される回収樋接続口44に接続され、その下流端
出口が連絡開口42aの直前位置に臨むようになってい
る。なお、回収樋接続開口44には、前述した一方のア
ウト玉回収樋9bの下流端が接続されるようになってい
る。更に、底板22aの連絡開口42aに対応しない側
には、非優先貯留タンク21に貯留されるパチンコ玉を
連絡開口42aに向かって誘導する三角形状の誘導板3
8aが固着されている。なお、上記したアウト玉バイパ
ス誘導路34aは、溢れ玉樋33aから落下するパチン
コ玉の衝撃を緩和する緩衝部材45(ゴム又は合成樹脂
で形成されている)によって覆われている。
【0027】上記した構成からなる非優先貯留タンク2
1においても、アウト玉回収樋9bから流入するアウト
玉をアウト玉バイパス誘導路34aで優先的に連絡開口
42aに導き、アウト玉の流出量が少なくなったときに
非優先貯留タンク21の貯留部に貯留されていたパチン
コ玉が連絡開口42aに向かって誘導されるようになっ
ている。連絡開口42aから流出したパチンコ玉は、連
絡樋43を介して優先貯留タンク20の連絡開口42か
ら垂直板40に衝突して移送玉通路41に導かれる。移
送玉通路41に導かれたパチンコ玉は、合流通路47に
放出されるが、移送玉通路41の下流端高さが合流通路
47よりも高く形成されているので、合流通路47を流
れるパチンコ玉の流れに上部から乗ってスムーズに導出
口39に導かれる。なお、上記した構成のうち、アウト
玉回収樋9bとアウト玉バイパス誘導路34aと連絡樋
43とが第2の回収通路を構成するものである。
【0028】以上、実施形態に係るパチンコ島台1の構
成について説明してきたが、本実施形態においては、多
数のパチンコ機2が並設されると共にそのほぼ中央部に
パチンコ玉を上部に揚送する玉揚送装置5を設置し、そ
の玉揚送装置5の一側に並列されるパチンコ機2から排
出されるパチンコ玉を回収する第1の回収通路としての
アウト玉回収樋9a,アウト玉バイパス誘導路34と玉
揚送装置5の他側に並設されるパチンコ機2から排出さ
れるパチンコ玉を回収する第2の回収通路としてのアウ
ト玉回収樋9b,アウト玉バイパス誘導路34a,連絡
樋43とが接続される優先貯留タンク20が内蔵された
パチンコ島台1において、優先貯留タンク20には、第
1の回収通路9a,34の一部であるアウト玉バイパス
誘導路34が内在されると共に、その内部下流側にアウ
ト玉バイパス誘導路34と第2の回収通路9b,34
a,43とからそれぞれ排出されるパチンコ玉の合流部
46が内部に貯留されるパチンコ玉の玉圧を受けない状
態で形成され、該合流部46から排出されるパチンコ玉
のみを玉揚送装置5の導入樋5aに供給するようにした
ので、第2の回収通路9b,34a,43から優先貯留
タンク20に移送されるパチンコ玉が優先貯留タンク2
0に貯留される玉圧に邪魔されることなく優先貯留タン
ク20内に移送され且つ合流部46からスムーズに玉揚
送装置5に供給されるものである。また、合流部46を
優先貯留タンク20内に形成したので、合流部を優先貯
留タンク20の外側に形成する場合に比べて、優先貯留
タンク20から玉揚送装置5までの距離を短くすること
ができるため、優先貯留タンク20の傾斜底板22の下
流端を低くすることができ、これによって優先貯留タン
ク20の玉の貯留量を増大することができる。更に、予
め合流部46を貯留タンク20内に形成したことによ
り、従来のように合流部を貯留タンクの外側に取り付け
る作業を遊技場でしていた場合に比べて作業能率が向上
すると共に、製造工場で大量生産することができるとい
う利点もある。
【0029】また、本実施形態においては、優先貯留タ
ンク20は、傾斜状の底板22と前板25と後板24と
側板23とによって上面が開放した直方体状のボックス
として構成され、合流部46は、優先貯留タンク20の
下流端側の上方から前方上部を覆うように固定される圧
抜き板36,37と、該圧抜き板36,37の下方であ
って優先貯留タンク20の下流端側の底板22に固定さ
れて貯留玉を一方の側板23に向けて誘導する誘導板3
8と、によって形成される合流通路47を含み、第1の
回収通路9a,34の末端であるアウト玉バイパス誘導
路34の端部を合流通路47に臨ませると共に第2の回
収通路9b,34a,43の末端である連絡樋43の端
部を前板25の圧抜き板36より下部に形成される連絡
開口42に接続すると共に該連絡開口42に対面する位
置に連絡開口42から排出されるパチンコ玉を合流通路
47に導く垂直板40を立設することにより、第1の回
収通路9a,34、及び第2の回収通路9b,34a,
43を流下するパチンコ玉、優先貯留タンク20に貯留
されるパチンコ玉を合流通路47でスムーズに合流させ
ることができる。
【0030】更に、第1の回収通路9a,34の貯留タ
ンク内20に内在される部分であるアウト玉バイパス誘
導路34の末端を合流通路47の上流側で底板22より
も高い位置に臨ませると共に、垂直板40と前板25と
で形成される移送玉通路41の末端を合流通路47の下
流側で底板22よりも高い位置に臨ませることにより、
図5に示すように、第1の回収通路9a,34及び第2
の回収通路9b,34a,43から排出されるパチンコ
玉を優先貯留タンク20に貯留されるパチンコ玉より優
先して合流通路47に導いて玉揚送装置5の導入樋5a
に供給することができ、これにより、パチンコ機2で使
用されて汚れたパチンコ玉を優先的に玉揚送装置5で研
磨して揚送することができ、パチンコ玉の研磨効率を向
上させることができると共に、長期的に見れば、優先貯
留タンク20に貯留されるパチンコ玉のほとんどが研磨
済のパチンコ玉となって優先貯留タンク20をきれいに
保つことができる。
【0031】なお、上記した実施形態においては、第2
の回収通路の一部が小型の非優先貯留タンク21に内在
されるものを示したが、アウト玉回収樋9bと連絡樋4
3とを直接接続して非優先貯留タンクが存在しない形式
のパチンコ島台であっても、あるいは優先貯留タンク2
0とほぼ同じ大きさの非優先貯留タンクであってその内
部に第2の回収通路の一部を内在する形式のパチンコ島
台であっても良い。
【0032】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、多数のパチンコ機が並設される
と共にそのほぼ中央部にパチンコ玉を上部に揚送する玉
揚送装置を設置し、その玉揚送装置の一側に並列される
パチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第1の
回収通路と玉揚送装置の他側に並設されるパチンコ機か
ら排出されるパチンコ玉を回収する第2の回収通路とが
接続される貯留タンクが内蔵されたパチンコ島台におい
て、前記貯留タンクには、前記第1の回収通路の一部が
内在されると共に、その内部下流側に前記第1の回収通
路と第2の回収通路とからそれぞれ排出されるパチンコ
玉の合流部が内部に貯留されるパチンコ玉の玉圧を受け
ない状態で形成され、前記合流部から排出されるパチン
コ玉のみを前記玉揚送装置の導入樋に供給するようにし
たので、第2の回収通路から貯留タンクに移送されるパ
チンコ玉が貯留タンクに貯留される玉圧に邪魔されるこ
となく貯留タンク内に移送され且つ合流部からスムーズ
に玉揚送装置に供給されるものである。また、合流部を
貯留タンク内に形成したので、合流部を貯留タンクの外
側に形成する場合に比べて、貯留タンクから玉揚送装置
までの距離を短くすることができるため、貯留タンクの
傾斜底板の下流端を低くすることができ、これによって
貯留タンクの玉の貯留量を増大することができる。更
に、予め合流部を貯留タンク内に形成したことにより、
従来のように合流部を貯留タンクの外側に取り付ける作
業を遊技場でしていた場合に比べて作業能率が向上する
と共に、製造工場で大量生産することができるという利
点もある。
【0033】また、前記貯留タンクは、傾斜状の底板と
前板と後板と側板とによって上面が開放した直方体状の
ボックスとして構成され、前記合流部は、前記貯留タン
クの下流端側の上方から前方上部を覆うように固定され
る圧抜き板と、該圧抜き板の下方であって前記貯留タン
クの下流端側の底板に固定されて貯留玉を一方の側板に
向けて誘導する誘導板と、によって形成される合流通路
を含み、前記第1の回収通路の末端であるアウト玉バイ
パス誘導路の端部を前記合流通路に臨ませると共に前記
第2の回収通路の末端である連絡樋の端部を前記前板の
前記圧抜き板より下部に形成される連絡開口に接続する
と共に該連絡開口に対面する位置に連絡開口から排出さ
れるパチンコ玉を前記合流通路に導く垂直板を立設する
ことにより、第1の回収通路、及び第2の回収通路を流
下するパチンコ玉、貯留タンクに貯留されるパチンコ玉
を合流通路でスムーズに合流させることができる。
【0034】更に、前記第1の回収通路の貯留タンク内
に内在される部分であるアウト玉バイパス誘導路の末端
を前記合流通路の上流側で底板よりも高い位置に臨ませ
ると共に、前記垂直板と前板とで形成される移送玉通路
の末端を前記合流通路の下流側で底板よりも高い位置に
臨ませ、前記第1の回収通路及び第2の回収通路から排
出されるパチンコ玉を貯留タンクに貯留されるパチンコ
玉より優先して前記玉揚送装置の導入樋に供給すること
により、パチンコ機で使用されて汚れたパチンコ玉を優
先的に玉揚送装置で研磨して揚送することができ、パチ
ンコ玉の研磨効率を向上させることができると共に、長
期的に見れば、貯留タンクに貯留されるパチンコ玉のほ
とんどが研磨済のパチンコ玉となって貯留タンクをきれ
いに保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るパチンコ島台の内部を一側から
見た側面図である。
【図2】パチンコ島台のほぼ中央部を同じく一側から見
た側面図であって玉揚送装置部分を省略してオーバーフ
ローボックス部分を表示したものである。
【図3】貯留タンクと玉揚送装置との関係を示す斜視図
である。
【図4】貯留タンクの内部を透視した状態の斜視図であ
る。
【図5】貯留タンクの内部の合流部分の拡大側面図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ島台 2 パチンコ機 5 玉揚送装置 5a 導入樋 9a アウト玉回収樋(第1の回収通路) 9b アウト玉回収樋(第2の回収通路) 10 オーバーフローボックス 11 優先通路 12 非優先通路 20 優先貯留タンク(貯留タンク) 21 非優先貯留タンク 22 底板 23 側板 24 後板 25 前板 33 溢れ玉樋 34 アウト玉バイパス誘導路(第1の回収通路) 34a アウト玉バイパス誘導路(第2の回収通路) 36 圧抜き板 37 折曲片 38 誘導板 40 垂直板 41 移送玉通路 42 連絡開口 43 連絡樋(第2の回収通路) 46 合流部 47 合流通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のパチンコ機が並設されると共にそ
    のほぼ中央部にパチンコ玉を上部に揚送する玉揚送装置
    を設置し、その玉揚送装置の一側に並列されるパチンコ
    機から排出されるパチンコ玉を回収する第1の回収通路
    と玉揚送装置の他側に並設されるパチンコ機から排出さ
    れるパチンコ玉を回収する第2の回収通路とが接続され
    る貯留タンクが内蔵されたパチンコ島台において、 前記貯留タンクには、前記第1の回収通路の一部が内在
    されると共に、その内部下流側に前記第1の回収通路と
    第2の回収通路とからそれぞれ排出されるパチンコ玉の
    合流部が内部に貯留されるパチンコ玉の玉圧を受けない
    状態で形成され、 前記合流部から排出されるパチンコ玉のみを前記玉揚送
    装置の導入樋に供給するようにしたことを特徴とするパ
    チンコ島台。
  2. 【請求項2】 前記貯留タンクは、傾斜状の底板と前板
    と後板と側板とによって上面が開放した直方体状のボッ
    クスとして構成され、 前記合流部は、前記貯留タンクの下流端側の上方から前
    方上部を覆うように固定される圧抜き板と、該圧抜き板
    の下方であって前記貯留タンクの下流端側の底板に固定
    されて貯留玉を一方の側板に向けて誘導する誘導板と、
    によって形成される合流通路を含み、 前記第1の回収通路の末端を前記合流通路に臨ませると
    共に前記第2の回収通路の末端を前記前板の前記圧抜き
    板より下部に形成される連絡開口に接続すると共に該連
    絡開口に対面する位置に連絡開口から排出されるパチン
    コ玉を前記合流通路に導く垂直板を立設したことを特徴
    とする請求項1記載のパチンコ島台。
  3. 【請求項3】 前記第1の回収通路の貯留タンク内に内
    在される部分の末端を前記合流通路の上流側で底板より
    も高い位置に臨ませると共に、前記垂直板と前板とで形
    成される移送玉通路の末端を前記合流通路の下流側で底
    板よりも高い位置に臨ませ、 前記第1の回収通路及び第2の回収通路から排出される
    パチンコ玉を貯留タンクに貯留されるパチンコ玉より優
    先して前記玉揚送装置の導入樋に供給するようにしたこ
    とを特徴とする請求項2記載のパチンコ島台。
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