JP4491867B2 - パチンコ島台 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数のパチンコ機が並設されると共にそのほぼ中央部にパチンコ玉を上部タンクに揚送する玉揚送装置を設置し、その玉揚送装置の一側に並設されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第1の回収通路と、玉揚送装置の他側に並設されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第2の回収通路と、貯留タンクの上方に設置されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第3の回収通路と、が接続される貯留タンクが内蔵されたパチンコ島台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来パチンコ島台には、アウト玉及び返却玉を貯留するための大型の貯留タンクが内蔵され、玉揚送装置を挟んだパチンコ島台の両側に列設されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉及び貯留タンクの上方に設置されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する回収通路がこの貯留タンクに接続されていた。
【0003】
しかして、この接続構造は、本出願人が先に出願した特開平10−33818号(以下、先行技術という)に示されるように、パチンコ島台の一側に列設されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第1の回収通路と、貯留タンクの上方に設置されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第3の回収通路を貯留タンクの一端にある中継ボックスで接続する一方、パチンコ島台の他側に列設されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第2の回収通路と、貯留タンクの上方に設置されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第3の回収通路を同様に貯留タンクの一端にある中継ボックスで接続し、この2箇所の中継ボックスから延設された2本の優先樋が貯留タンク内の合流部で接続される。このように、パチンコ機から排出されたパチンコ玉は、一旦ぞれぞれの中継ボックスで合流され、中継ボックスから排出されたパチンコ玉は、更に貯留タンク内の合流部で合流された後、貯留タンク内に貯留されるパチンコ玉に優先して玉揚送装置に移送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
パチンコ玉が合流する合流部は、パチンコ玉の玉流れが停滞し易いため、玉詰まり等の点検や修理をする頻度の高い箇所であるが、前述のように合流部が複数設けられていると点検・修理作業が煩雑となり、作業者の負担となっていた。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、パチンコ玉の合流部を一箇所にまとめることでその点検・修理作業が容易に行えると共に、長期間に亘って貯留タンクの内部をきれいに保ち、貯留されたパチンコ玉のスムーズな玉流れを達成することが可能なパチンコ島台を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、請求項1の発明においては、多数のパチンコ機が並設されると共にそのほぼ中央部にパチンコ玉を上部タンクに揚送する玉揚送装置を設置し、その玉揚送装置の一側に並設されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第1の回収通路と、玉揚送装置の他側に並設されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第2の回収通路と、貯留タンクの上方に設置されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第3の回収通路と、が接続される貯留タンクが内蔵されたパチンコ島台において、前記貯留タンクには、前記上部タンクから溢れたパチンコ玉を当該貯留タンクに貯留するように誘導するオーバーフロー搬送樋と、前記第1の回収通路の下流側の一部を構成し且つ当該貯留タンクに貯留されるパチンコ玉と混在しないように当該貯留タンク内に形成されるアウト玉バイパス誘導路と、前記第2の回収通路の下流側の一部を構成し且つ当該貯留タンクに貯留されるパチンコ玉と混在しないように当該貯留タンク内に形成されるアウト玉誘導部と、前記第3の回収通路を構成し且つ当該貯留タンクに貯留されるパチンコ玉と混在しないように当該貯留タンク内に形成される回収樋と、前記アウト玉バイパス誘導路アウト玉誘導部回収樋とによってそれぞれ回収されるパチンコ玉が合流し且つ貯留タンクに貯留されるパチンコ玉が合流する第1合流部と、が内部に設けられ、前記各回収通路によって回収されるパチンコ玉を前記貯留タンクに貯留されるパチンコ玉に優先して前記第1合流部を介して前記玉揚送装置に供給するようにしたことを特徴とするものである。このように構成することにより、各回収通路によって回収されるパチンコ玉と貯留タンクに貯留されるパチンコ玉を第1合流部にまとめることができるため、合流部の点検の簡素化が図れると共に、各回収通路によって回収された使用済みのパチンコ玉が貯留タンクに貯留されるパチンコ玉に優先して玉揚送装置に供給できるため、貯留タンクの内部を長期間に亘ってきれいに保つことができ、貯留されたパチンコ玉のスムーズな玉流れを長期間に亘って維持することができる。
【0006】
また、請求項2の発明においては、前記アウト玉バイパス誘導路アウト玉誘導部及び回収樋からのパチンコ玉を前記第1合流部へ排出するそれぞれ第1排出口,第2排出口,第3排出口は、前記貯留タンクに貯留されるパチンコ玉を前記第1合流部へ排出する下流出口よりも、パチンコ玉を玉揚送装置へ導出するための導出口に近い位置に形成したことにより、各回収通路によって回収された使用済のパチンコ玉が貯留タンクに貯留されるパチンコ玉に優先して玉揚送装置に供給されるため、貯留タンクの内部を長期間に亘ってきれいに保つことができ、貯留されたパチンコ玉のスムーズな玉流れを長期間に亘って維持することができる。
【0007】
また、請求項3の発明においては、前記アウト玉バイパス誘導路アウト玉誘導部及び回収樋からのパチンコ玉を前記第1合流部へ排出するそれぞれ第1排出口,第2排出口,第3排出口は、前記貯留タンクに貯留されるパチンコ玉を前記第1合流部へ排出する下流出口の上方に形成したことにより、各回収通路によって回収された使用済のパチンコ玉が貯留タンクに貯留されるパチンコ玉に優先して玉揚送装置に供給されるため、貯留タンクの内部を長期間に亘ってきれいに保つことができ、貯留されたパチンコ玉のスムーズな玉流れを長期間に亘って維持することができる。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係るパチンコ島台1の概略構成について説明する。図1は、本実施形態に係るパチンコ島台1の内部を示す側面図である。
【0010】
図において、パチンコ島台1は、周知のように、直方体状に枠組み構成され、その長手方向両面に複数のパチンコ機2を背向列設するようになっている。また、パチンコ島台1には、各パチンコ機2に挟持されるように台間玉貸機3が設けられており、この台間玉貸機3はパチンコ機2と1対1対応するように設けられていると共に、硬貨または紙幣、あるいはプリペイドカードまたは貯玉カードによりパチンコ玉を貸し出すようになっている。また、パチンコ島台1には、図示しないが、前記カード等の取込,排出をおこなう取込排出装置、獲得玉数等を表示する情報表示部、及び景品玉をレシートまたはカード等に交換する景品交換装置が各パチンコ機2毎に設けられている。また、図において、玉受け部50の上方には、パチンコ機2毎に遊技により獲得した景品玉を計数する計数器が設けられている。各パチンコ機2毎に上記のような各種の装置が設けられているため、獲得した景品玉数を即座に知ることができると共に、その玉数をレシートまたはカード等に記憶させて景品と交換することができるので、パチンコ玉を景品交換所に運ぶ必要がない。更に、前記カードにはカードを識別するために必要なID番号が記憶されていると共に、各パチンコ機2毎にカード盗難防止装置が設けられているので、カードが悪用されたり、盗難される心配がない。
【0011】
また、パチンコ島台1のほぼ中央には、玉揚送装置4が収納される玉揚送装置収納部5が立設されている。本実施形態に係る玉揚送装置4は、帯状の搬送ベルトによってパチンコ玉を揚送するものであり、その帯状の搬送ベルトがパチンコ島台1の長手方向と直交するように配置されて下部の導入樋4aから導入したパチンコ玉を上部に研磨しながら揚送して上部の排出樋4bから次に説明する上部タンク6に排出するものである。
【0012】
玉揚送装置4の上部には、揚送されたパチンコ玉を一時的に貯留する上部タンク6,7が設けられ、該上部タンク6,7からは、各パチンコ機2にパチンコ玉を供給するための補給樋8が、パチンコ島台1の長手方向端部に向かって傾斜状に設けられている。玉揚送装置4により揚送されたパチンコ玉は、まず上部タンク6(以下、上部主タンク6という)につながる補給樋8に最優先で送られ、上部主タンク6でオーバーフローしたパチンコ玉は次に上部タンク7(以下、上部従タンク7という)につながる補給樋8に送られ、更に上部従タンク7でオーバーフローしたパチンコ玉は、図示しないオーバーフローボックスを介してパチンコ島台1の下部にある貯留タンク9のオーバーフロー搬送樋29に誘導されるようになっている。オーバーフロー搬送樋29に誘導されたパチンコ玉は、オーバーフロー搬送樋29の下流端から貯留タンク9の底板20へ落下し、貯留タンク9に貯留されることとなるが、この貯留タンク9に貯留されたパチンコ玉は、玉揚送装置4により研磨されているため、常にきれいにされた状態のパチンコ玉である。なお、オーバーフローボックスは、玉揚送装置収納部5に一体的に形成されている。
【0013】
また、補給樋8には、各パチンコ機2にパチンコ玉を誘導する分配シュート(図示しない)が各パチンコ機2に対応して設けられている。分配シュートにより取り込まれたパチンコ玉は、分配シュートの下方に位置する計数装置(図示しない)により玉数が計数された後、パチンコ機2の背面上部に設けられた賞球タンク(図示しない)あるいは台間玉貸機3に供給され、景品玉や遊技玉として使用される。
【0014】
一方、パチンコ機2から排出される使用済玉は、計数機能を有するアウト玉回収ボックス51から下方に排出される。アウト玉回収ボックス51から排出されたパチンコ玉は、玉受け部50を介してパチンコ島台1の両端部からそのほぼ中央に立設される玉揚送装置4の下部に向けて下り傾斜状に設けられる第1アウト玉回収樋10(第1の回収通路の一部)及び第2アウト玉回収樋11(第2の回収通路の一部)に落下せしめられる。ただし、次に説明する貯留タンク9の上方に設置されるパチンコ機2のアウト玉回収ボックス51から排出されるパチンコ玉は、貯留タンク9内に設けられる右回収樋26,左回収樋27(第3の回収通路)に落下せしめられる。なお、玉受け部50は、アウト玉回収ボックス51から排出されるパチンコ玉等を間接的に受け止めた後に第1アウト玉回収樋10及び第2アウト玉回収樋11に誘導するものである。
【0015】
また、パチンコ機2の下部には、パチンコ島台1に対してほぼ直交するように外側に向かってカウンター台12が突設されているが、該カウンター台12には、遊技者が獲得した景品玉を返却する機能が付設されており、返却された景品玉は、パチンコ機から排出された使用済玉と同様に玉受け部50を介して第1アウト玉回収樋10及び第2アウト玉回収樋11に落下せしめられる。なお、第1アウト玉回収樋10及び第2アウト玉回収樋11は、図1に示すように、簀の子状の誘導レールがパチンコ島台1の中央に長手方向に沿って敷設されると共に、図1に示すように第1アウト玉回収樋10の下流側の一部は、貯留タンク9内に設けられるようになっており、第2アウト玉回収樋11は、第2連結樋44を介して貯留タンク9の第2アウト玉導入口43に接続されている。
【0016】
更に、貯留タンク9の下流側の外れた上方位置に設置される1台のパチンコ機2から排出されるパチンコ玉は、貯留タンク9の第1アウト玉導入口41に接続される外部回収通路13に落下せしめられる。なお、多くの場合、貯留タンク9の下流側の外れた上方位置に設置されるパチンコ機2の台数は、図に示す実施形態と同様に1台であるが、必ずしも1台に限定されるわけではない。
【0017】
図示の実施形態においては、玉揚送装置4の一側側方には貯留タンク9が設けられているが、貯留タンク9は、パチンコ機2の横幅寸法の約2〜3台分に相当する長さに形成されており、パチンコ島台1に設置される複数のパチンコ機2の各種の遊技状態に必要とされる玉量に十分対処し得る程度の大きさに設計されている。
【0018】
そこで、貯留タンク9のより詳細な構造について図2及び図3を参照して説明する。図2は、貯留タンク9の内部を透写した状態の斜視図であり、図3は、貯留タンク9内のパチンコ玉の第1合流部31を透写した状態の拡大斜視図である。
【0019】
貯留タンク9は、パチンコ島台1のカウンター台12より下方の下部空間に設置される上面が開放した直方体状のタンク基台によって構成されている。タンク基台は、底板20と側板21と後板22と前板23とからなり、底板20は、後板22から前板23に向かって下り傾斜していると共に、右側の側板21(図示省略)に向かっても僅かに下り傾斜しており、その傾斜に沿って底板20と右側の側板21とによる隅角部に、後に詳述する貯留玉バイパス誘導路24及びアウト玉バイパス誘導路25が設けられている。
【0020】
また、底板20の下流端は、前板23と間隔を持って設けられ、貯留玉バイパス誘導路24の下流端とほぼ一致する位置に形成されている。この底板20の下流端端面からは、第1合流部31を形成する合流底板42が前板23に向かって下方に傾斜して設けられ、その第1合流部31の末端部に相当する前板23には、導出口33が開設される。この導出口33の外側には、玉揚送装置4の導入樋4aに接続される第1連結樋34(図1参照)が止着されるようになっている。また、タンク基台の底板20の下流端には、底板20を流下するパチンコ玉をその傾斜にしたがって導くためのほぼ三角状の誘導板(図示しない)が固着されており、その誘導板の誘導先に前記第1合流部31が形成されている。
【0021】
また、貯留タンク9の内部には、その上部の長手方向右側に右回収樋26、長手方向左側に左回収樋27が所定の間隔を持って設けられている。この右回収樋26及び左回収樋27は、後板22側から前板23側に向かって下り傾斜しており、その傾斜下端である前板23側の端面は前板23と間隔を持って設けられている。また、右回収樋26及び左回収樋27の貯留タンク9の内側方向の端面には、上方に向かってそれぞれ誘導仕切板28が設けられており、この誘導仕切板28と右回収樋26及び左回収樋27により、パチンコ玉を誘導する空間が形成されている。誘導仕切板28には、前端下部に切欠部28aが設けられ、その切欠部28aの長手方向端部は回収樋26,27の下流端(前端)とほぼ同じ位置に形成されている。
【0022】
ところで、右回収樋26には、パチンコ島台1の右回収樋26側で、貯留タンク9の上方位置に設置されたパチンコ機2から排出される使用済玉が回収され、左回収樋27には同じくパチンコ島台1の左回収樋27側で、貯留タンク9の上方位置に設置されたパチンコ機2から排出される使用済玉が回収される。なお、右回収樋26と左回収樋27とが第3の回収通路を構成するものである。
【0023】
また、前記した2枚の誘導仕切板28の間には、貯留タンク9の前板23から後板22に向かって下り傾斜するオーバーフロー搬送樋29が設けられている。オーバーフロー搬送樋29の前板23側には、オーバーフロー搬送樋29の上流端を載置固定するためのオーバーフロー搬送樋固定板30が設けられ、オーバーフロー搬送樋29の後板22側の端面は、後板22と間隔を持って設けられている。そして、オーバーフロー搬送樋29及び誘導仕切板28により、オーバーフローボックスから排出されたパチンコ玉を誘導する空間が形成されている。オーバーフロー搬送樋29には、玉揚送装置4により研磨されオーバーフローボックスに誘導された研磨済のパチンコ玉がオーバーフローボックスから排出され、その排出されたパチンコ玉は、誘導仕切板28とオーバーフロー搬送樋29との隙間、及びオーバーフロー搬送樋29の下流端部にある後板22とオーバーフロー搬送樋29との隙間から貯留タンク9の貯留空間へ落下せしめられる。
【0024】
また、貯留タンク9の下流端部であって、前記回収樋26,27の下方には回収樋26,27の端部から下方に向かって圧抜き板40が垂直に設けられている。この圧抜き板40は、貯留タンク9の両側板21間に亘って前板23と平行状に設けられ、その下部一側の前記アウト玉バイパス誘導路25の上方部分ではアウト玉バイパス誘導路25の上面と間隔を持つような切欠部40aが形成されている。この圧抜き板40は、パチンコ玉が多量に貯留されている場合に、貯留玉バイパス誘導路24,アウト玉バイパス誘導路25を流下するパチンコ玉以外のパチンコ玉であって、貯留タンク9に貯留されているパチンコ玉の第1合流部31への流出を確実に行うためのものであると共に、第1合流部31が貯留玉の玉圧を受けないように形成し、第2アウト玉回収樋11及び回収樋26,27から回収されるパチンコ玉をスムーズに第1合流部31に合流させるものである。
【0025】
ところで、上記した第1合流部31の上流側には、貯留タンク9の隅角部に敷設されるアウト玉バイパス誘導路25及び貯留玉バイパス誘導路24の流下端が臨むようになっている。アウト玉バイパス誘導路25及び貯留バイパス誘導路24は、上下に積層状に構成されるが、下段の貯留バイパス誘導路24は、貯留タンク9の長手方向寸法より若干短い長さであってその上流入口24aが貯留タンク9の上流部分に臨むと共にその下流出口24bが第1合流部31から上流方向にやや離れた位置に臨むようになっている。一方、上段のアウト玉バイパス誘導路25は、その上流端が貯留タンク9の後板22に接続されて前記第1アウト玉回収樋10に連通しており、その第1排出口25aが第1合流部31の上流側の直前位置に臨むようになっている。つまり、アウト玉バイパス誘導路25の第1排出口25aが貯留玉バイパス誘導路24の下流出口24bよりも上方であってより下流側に臨むようになっている。なお、図示しないが、貯留玉バイパス誘導路24の中程にも貯留玉を取り入れる取入口が形成されており、貯留タンク9に貯留されているパチンコ玉であって貯留タンク9の上流部及び中流部に滞留しているパチンコ玉を取り込んで下流側に導き、長時間に亘って滞留玉が一か所に滞ることがないようにしている。また、アウト玉バイパス誘導路25と貯留玉バイパス誘導路24とを必ずしも上下に重複させる必要はなく、分離して貯留タンク9内にしてもよいが、この場合でもアウト玉バイパス誘導路25を流下するパチンコ玉が優先して第1合流部31に導かれるようにすればよい。
【0026】
このように、アウト玉バイパス誘導路25の第1排出口25aを貯留玉バイパス誘導路24の下流出口24b及び底板20を転動する玉の出口よりも下流側で且つ上部に位置させることにより、アウト玉バイパス誘導路25から排出されるパチンコ玉が、貯留玉バイパス誘導路24から排出されるパチンコ玉及び底板20を転動するパチンコ玉を上から覆うように堆積されるため、アウト玉バイパス誘導路25から排出されるパチンコ玉が貯留タンク9に貯留されるパチンコ玉よりも優先的に第1合流部31に導かれ、第1アウト玉回収樋10に使用済みのパチンコ玉が滞留しないようになっている。なお、貯留玉バイパス誘導路24の下流出口24b及び底板20を転動するパチンコ玉の出口から流出するパチンコ玉の第1合流部31への誘導においては、それらの間に優劣はなく均等に導かれるものである。また、上記した構成のうち、第1アウト玉回収樋10とアウト玉バイパス誘導路25とが第1の回収通路を構成するものである。
【0027】
ところで、上記した圧抜き板40と前板23との間の空間は、仕切板35により区画され、その前板23側はアウト玉誘導部36を、圧抜き板40側は第2合流部32を形成している。このアウト玉誘導部36と第2合流部32とについて、以下、詳細に説明する。
【0028】
まず、アウト玉誘導部36は、第2アウト玉回収樋11によって回収されるパチンコ玉を、アウト玉誘導部36のパチンコ玉の出口である第2排出口39aを介して第1合流部31へスムーズに誘導するためのものであり、第1誘導板37と仕切板35と区画壁38とアウト玉誘導樋39と前板23とから形成されている。
【0029】
第1誘導板37は、誘導仕切板28の切欠部28aの下面に沿って前板23から貯留タンク9の内側に向かって誘導仕切板28の切欠部28aのほぼ中央まで下り傾斜して固着されており、その上流端に対応する前板23には、第1アウト導入口41が開設されている。この第1アウト導入口41は、前記オーバーフロー搬送樋固定板30の下方に位置し、前記外部回収通路13(図1参照)によって回収されるパチンコ玉を第1誘導板37上へ導入するものである。そして、第1誘導板37は、外部回収通路13へ導入されたパチンコ玉を第1アウト導入口41から後述する第2誘導板45へスムーズに誘導するためのものである。
【0030】
仕切板35は、上記した第1誘導板37の流下端から前記前板23と平行状に設けられるものであり、その第1合流部31を構成する部分には切欠部35aが形成されている。切欠部35aの幅寸法は、合流底板42の幅寸法より若干小さく、高さ位置は、前記圧抜き板40の切欠部40aの高さ位置とほぼ同じである。
【0031】
また、区画板38は、前板23の外側面から見て中央よりやや左寄りの位置に、前板23から圧抜き板40に亘って設けられており、第1誘導板37の下面から下方に向かって垂直に設けられる。
【0032】
また、アウト玉誘導樋39は、前板23から仕切板35に亘って設けられており、区画板38から合流底板42に向かって下り傾斜して形成されると共に、その下流端は、第1合流部31に臨むように形成されている。前板23には、第2アウト導入口43が開設され、この第2アウト導入口43の外側には、第2連接樋44(図1参照)が止着されている。第2連接樋44は、第2アウト玉回収樋11によって回収されるパチンコ玉を貯留タンク9に導くものである。以上のように第2アウト玉導入口43によって導かれたパチンコ玉は、アウト玉誘導樋39及び仕切板35により第1合流部31へスムーズに誘導される。なお、上記した構成のうち第2アウト玉回収樋11と第2連接樋44とアウト玉誘導部36とが第2の回収通路を構成するものである。
【0033】
次に、第2合流部32は、左回収樋27から回収されるパチンコ玉と右回収樋26から回収されるパチンコ玉を事前に合流させ、その後第1合流部31へスムーズに合流するためのものであり、仕切板35と圧抜き板40との間に第2誘導板45,第3誘導板46,第4誘導板47とが段差状に交互に逆向き傾斜して設けられている。上段に固定される第2誘導樋45は、左側の側板21から右回収樋26に向かって下り傾斜しており、前記左回収樋27及び前記第1誘導板37に導かれたパチンコ玉を中段に固定される第3誘導板46に導く。この中段に固定される第3誘導板46は、右側の側板21側(図示省略)から区画板38の中程に向かって下り傾斜しており、前記第2誘導板45及び右回収樋26に導かれたパチンコ玉を下段に固定される第4誘導板47に導く。下段に固定される第4誘導板47は、区画板38から合流底板42に向かって下り傾斜しており、前記第3誘導板46に導かれたパチンコ玉を、第2合流部32のパチンコ玉の出口である第3排出口47aを介して第1合流部31に導くようになっている。
【0034】
以上のように、回収樋26,27及び第1アウト玉導入口41から導入されたパチンコ玉は、第1誘導板37及び第2合流部32を構成する第2誘導板45,第3誘導板46及び第4誘導板47によりスムーズに第1合流部31に誘導される。なお、上記した第2誘導板45乃至第4誘導板47の上面全体には、落下してきたパチンコ玉の衝撃を緩和する緩衝部材48(ゴムまたは合成樹脂で形成されている)が貼着されている。
【0035】
以上、貯留タンク9の詳細な構造について説明してきたが、本実施形態によれば、各回収通路によって回収されるパチンコ玉と貯留タンク9に貯留されるパチンコ玉を第1合流部31にまとめることができるため、合流部31,32の点検の簡素化が図れると共に、各回収通路によって回収された使用済みのパチンコ玉が貯留タンク9に貯留されるパチンコ玉に優先して玉揚送装置4に供給できるため、貯留タンク9の内部を長期間に亘ってきれいに保つことができ、貯留されたパチンコ玉のスムーズな玉流れを長期間に亘って維持することができる。また、本実施形態においては、第1の回収通路10,25,第2の回収通路11,44及び第3の回収通路26,27からのパチンコ玉を第1合流部31へ排出するそれぞれ第1排出口25a,第2排出口39a,第3排出口47aは、貯留タンク9に貯留されるパチンコ玉を第1合流部31へ排出する下流出口24bよりも、パチンコ玉を玉揚送装置4へ導出するための導出口33に近い位置に形成し、また、下流出口24bの上方に形成したことにより、第1合流部31に導かれたパチンコ玉が貯留タンク9に貯留されるパチンコ玉に優先して玉揚送装置4に供給することができる。更に、第1排出口25a,第2排出口39a,第3排出口47a、下流出口24b、及び第1合流部31は、貯留タンク9内に一体的に構成したことにより、各回収通路を流れるパチンコ玉及び貯留タンク9に貯留されるパチンコ玉の流れの調整を、第1合流部31において一元的に調整,管理することができると共に、貯留タンク9の製造コストの低減を図ることができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したところから明らかなように、請求項1の発明においては、多数のパチンコ機が並設されると共にそのほぼ中央部にパチンコ玉を上部タンクに揚送する玉揚送装置を設置し、その玉揚送装置の一側に並設されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第1の回収通路と、玉揚送装置の他側に並設されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第2の回収通路と、貯留タンクの上方に設置されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第3の回収通路と、が接続される貯留タンクが内蔵されたパチンコ島台において、前記貯留タンクには、前記上部タンクから溢れたパチンコ玉を当該貯留タンクに貯留するように誘導するオーバーフロー搬送樋と、前記第1の回収通路の下流側の一部を構成し且つ当該貯留タンクに貯留されるパチンコ玉と混在しないように当該貯留タンク内に形成されるアウト玉バイパス誘導路と、前記第2の回収通路の下流側の一部を構成し且つ当該貯留タンクに貯留されるパチンコ玉と混在しないように当該貯留タンク内に形成されるアウト玉誘導部と、前記第3の回収通路を構成し且つ且つ当該貯留タンクに貯留されるパチンコ玉と混在しないように当該貯留タンク内に形成される回収樋と、前記アウト玉バイパス誘導路アウト玉誘導部回収樋とによってそれぞれ回収されるパチンコ玉が合流し且つ貯留タンクに貯留されるパチンコ玉が合流する第1合流部と、が内部に設けられ、前記各回収通路によって回収されるパチンコ玉を前記貯留タンクに貯留されるパチンコ玉に優先して前記第1合流部を介して前記玉揚送装置に供給するようにしたので、各回収通路によって回収されるパチンコ玉と貯留タンクに貯留されるパチンコ玉を第1合流部にまとめることができるため、合流部の点検の簡素化が図れると共に、各回収通路によって回収された使用済みのパチンコ玉が貯留タンクに貯留されるパチンコ玉に優先して玉揚送装置に供給できるため、貯留タンクの内部を長期間に亘ってきれいに保つことができ、貯留されたパチンコ玉のスムーズな玉流れを長期間に亘って維持することができる。
【0037】
また、請求項2の発明においては、前記アウト玉バイパス誘導路アウト玉誘導部及び回収樋からのパチンコ玉を前記第1合流部へ排出するそれぞれ第1排出口,第2排出口,第3排出口は、前記貯留タンクに貯留されるパチンコ玉を前記第1合流部へ排出する第2流下出口よりも、パチンコ玉を玉揚送装置へ導出するための導出口に近い位置に形成したことにより、各回収通路によって回収された使用済のパチンコ玉が貯留タンクに貯留されるパチンコ玉に優先して玉揚送装置に供給されるため、貯留タンクの内部を長期間に亘ってきれいに保つことができ、貯留されたパチンコ玉のスムーズな玉流れを長期間に亘って維持することができる。
【0038】
また、請求項3の発明においては、前記アウト玉バイパス誘導路アウト玉誘導部及び回収樋からのパチンコ玉を前記第1合流部へ排出するそれぞれ第1排出口,第2排出口,第3排出口は、前記貯留タンクに貯留されるパチンコ玉を前記第1合流部へ排出する第2流下出口の上方に形成したことにより、各回収通路によって回収された使用済のパチンコ玉が貯留タンクに貯留されるパチンコ玉に優先して玉揚送装置に供給されるため、貯留タンクの内部を長期間に亘ってきれいに保つことができ、貯留されたパチンコ玉のスムーズな玉流れを長期間に亘って維持することができる。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るパチンコ島台の内部を示す側面図である。
【図2】貯留タンクの内部を透視した状態の斜視図である。
【図3】貯留タンクの内部の合流部分の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ島台
2 パチンコ機
4 玉揚送装置
9 貯留タンク
10 第1アウト玉回収通路(第1の回収通路)
11 第2アウト玉回収通路(第2の回収通路)
13 外部回収通路
24 貯留玉バイパス誘導路
24a 上流入口
24b 下流出口
25 アウト玉バイパス誘導路(第1の回収通路)
25a 第1排出口
26 右回収樋(第3の回収通路)
27 左回収樋(第3の回収通路)
31 第1合流部(合流部)
32 第2合流部
33 導出口
36 アウト玉誘導部
39a 第2排出口
40 圧抜き板
42 合流底板
44 第2連結樋(第2の回収通路)
47a 第3排出口
50 玉受け部

Claims (3)

  1. 多数のパチンコ機が並設されると共にそのほぼ中央部にパチンコ玉を上部タンクに揚送する玉揚送装置を設置し、その玉揚送装置の一側に並設されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第1の回収通路と、玉揚送装置の他側に並設されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第2の回収通路と、貯留タンクの上方に設置されるパチンコ機から排出されるパチンコ玉を回収する第3の回収通路と、が接続される貯留タンクが内蔵されたパチンコ島台において、
    前記貯留タンクには、前記上部タンクから溢れたパチンコ玉を当該貯留タンクに貯留するように誘導するオーバーフロー搬送樋と、前記第1の回収通路の下流側の一部を構成し且つ当該貯留タンクに貯留されるパチンコ玉と混在しないように当該貯留タンク内に形成されるアウト玉バイパス誘導路と、前記第2の回収通路の下流側の一部を構成し且つ当該貯留タンクに貯留されるパチンコ玉と混在しないように当該貯留タンク内に形成されるアウト玉誘導部と、前記第3の回収通路を構成し且つ当該貯留タンクに貯留されるパチンコ玉と混在しないように当該貯留タンク内に形成される回収樋と、前記アウト玉バイパス誘導路アウト玉誘導部回収樋とによってそれぞれ回収されるパチンコ玉が合流し且つ貯留タンクに貯留されるパチンコ玉が合流する第1合流部と、が内部に設けられ
    前記各回収通路によって回収されるパチンコ玉を前記貯留タンクに貯留されるパチンコ玉に優先して前記第1合流部を介して前記玉揚送装置に供給するようにしたことを特徴とするパチンコ島台。
  2. 前記アウト玉バイパス誘導路アウト玉誘導部及び回収樋からのパチンコ玉を前記第1合流部へ排出するそれぞれ第1排出口,第2排出口,第3排出口は、前記貯留タンクに貯留されるパチンコ玉を前記第1合流部へ排出する下流出口よりも、パチンコ玉を玉揚送装置へ導出するための導出口に近い位置に形成したことを特徴とする請求項1記載のパチンコ島台。
  3. 前記アウト玉バイパス誘導路アウト玉誘導部及び回収樋からのパチンコ玉を前記第1合流部へ排出するそれぞれ第1排出口,第2排出口,第3排出口は、前記貯留タンクに貯留されるパチンコ玉を前記第1合流部へ排出する下流出口の上方に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のパチンコ島台。
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