JPH10234968A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH10234968A
JPH10234968A JP10859698A JP10859698A JPH10234968A JP H10234968 A JPH10234968 A JP H10234968A JP 10859698 A JP10859698 A JP 10859698A JP 10859698 A JP10859698 A JP 10859698A JP H10234968 A JPH10234968 A JP H10234968A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 景品玉の払出の確認と貸出玉の払出の確認を
行うことができるパチンコ機を提供する。 【解決手段】 遊技者が借り受ける貸出玉と入賞に基づ
く景品玉を排出する玉排出装置33を備えたパチンコ機
1において、貸出玉と景品玉とをそれぞれ貸出玉排出通
路40と景品玉排出通路39とを介して排出されるよう
にしたので、入賞に基づく景品玉の払出の確認と貸出要
求に基づく貸出玉の払出の確認を正確に行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技者が借り受け
る貸出玉と入賞に基づく景品玉を排出する玉排出装置を
備えたパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、入賞玉の発生に基づいて所定個数
の景品玉を排出するとともに遊技者が遊技を開始するに
当って借り受ける貸出玉を排出する玉排出装置をパチン
コ機の機構板に設け、入賞信号又は貸出要求信号があっ
たときに、その玉排出装置を駆動して景品玉や貸出玉を
排出するパチンコ機が提案されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したパチンコ機に
あっては、入賞信号と貸出要求信号とが相前後して導出
されたときには、景品玉と貸出玉とが連続して排出され
るため、入賞に基づく景品玉が正確に払い出されたの
か、あるいは貸出要求信号によって払い出された貸出玉
が正確に払い出されたのか確認することができないとい
う問題があった。本発明は、上記した問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的とするところは、景品玉の払出の
確認と貸出玉の払出の確認を行うことができるパチンコ
機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、遊技者が借り受ける貸出玉
と入賞に基づく景品玉を排出する玉排出装置を備えたパ
チンコ機において、前記貸出玉と景品玉とを別々の通路
を介して排出されるようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0005】上記のように構成することにより、貸出玉
と景品玉とが別々の通路を介して排出されるので、入賞
に基づく景品玉の払出の確認と貸出要求に基づく貸出玉
の払出の確認を正確に行うことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図5乃至図7を参照
して実施形態に係る玉排出装置が適用されるパチンコ機
の全体の構成について説明する。本実施形態において適
用される玉排出装置としては、景品玉排出装置33が例
示される。しかして、図5は、パチンコ機1の正面から
見た斜視図であり、図6は、パチンコ機1の背面図であ
り、図7は、景品玉排出装置33の拡大図である。図5
において、パチンコ機1は、機枠2の前面に前面枠3を
開閉自在に装着している。前面枠3の前面には、ガラス
扉枠4及び前面板5が開閉自在に装着されている。ま
た、前記前面枠3の裏面には、取付枠を介して遊技盤6
が着脱自在に装着される。遊技盤6の表面には、発射位
置から発射された打球を誘導するガイドレール7が設け
られ、そのガイドレール7で囲まれる遊技部には、その
中央に図柄表示装置8が配置され、該図柄表示装置8の
下方に大型の入賞口を有する変動入賞装置10が配置さ
れている。また、図柄表示装置8と変動入賞装置10と
の間には、水平方向に3つの始動入賞口9が配置され、
図柄表示装置8の上部に通常の入賞口11が配置され、
図柄表示装置8の左右両側方には、チューリップ式入賞
口12がそれぞれ配置されている。また、遊技部の最下
部には、アウト口13が設けられている。
【0007】上記した遊技盤6に配置される各部品は、
以下のように動作される。即ち、ガイドレール7に沿っ
て発射された打球が遊技盤6の表面を落下する際に、い
ずれかの始動入賞口9に入賞すると、図柄表示装置8の
図柄が変動表示され、その変動開始から一定時間(例え
ば、5秒)が経過したとき、又は図示しないストップボ
タンを遊技者が操作したときにその変動を停止する。そ
して、停止したときの図柄の組み合わせが、予め定めた
大当たり図柄の組み合わせであるときに、大当たり状態
となって変動入賞装置10が一定時間(例えば、30
秒)経過するまで、又は、所定個数(例えば、10個)
の入賞玉が発生するまで開放し、その開放中に変動入賞
装置10内に設けられるV入賞口(図示しない)に打球
が入賞すると、再度上記した開放状態を繰り返し、その
ような繰り返しを最高16回行うことができるようにな
っている。また、変動入賞装置10に入賞した入賞玉に
よって排出される景品玉数は、例えば、15個であり、
始動入賞口9に入賞した入賞玉によって排出される景品
玉数は、例えば、7個である。また、変動入賞装置10
及び始動入賞口9以外の入賞口11、及びチューリップ
式入賞口12への入賞玉によって排出される景品玉数
は、例えば、15個である。このように、本実施形態に
おいては、排出される景品玉数が2種類となるように遊
技盤6上の入賞口がグループ分けされており、それぞれ
の景品玉数が排出されるときに異なる音声が発生される
ようになっている。
【0008】前記前面板5の前面には、投入された貸出
玉又は排出された景品玉をガイドレール7の発射位置へ
一個づつ導くための上皿14が取り付けられている。し
かして、図示の上皿14においては、景品玉と貸出玉と
がパチンコ機1の背面から上皿14の上流側に形成され
る流出口15を介して排出されるようになっているが、
打球の入賞に基づく景品玉の流出口15aと、遊技者が
借り受ける貸出玉の流出口15bとが異なるようになっ
ている。このため、遊技者は、景品玉と貸出玉とが共に
自動的に上皿14に排出されるので、便利であると共
に、景品玉が排出されたのか、又は貸出玉が排出された
のかを容易に理解することができる。
【0009】また、前面枠3の下部には、発射位置の玉
を遊技部へ打出すための操作ハンドル16と、上皿14
に貯留できない余剰の景品玉を溜める下皿17が設けら
れている。この下皿17は、前面枠3の下部に固着され
る支持部材18に灰皿19やカード装置20と一体的に
形成されている。カード装置20は、遊技客が購入した
カードを挿入するカード挿入口21と、該カード挿入口
21の内部に設けられるカード読取器(図示しない)
と、カードに記録された持ち玉情報に関連する残額表示
器22と、カードに記録された持ち玉情報の範囲内で遊
技者の所望する数の貸出玉を借り出す際に操作する貸出
ボタン23a〜23cと、前記カード挿入口21に差込
んだカードを返却してもらう際に操作する終了スイッチ
24とから構成されている。これらのカード装置20
は、図4に示すように前記前面枠3の下部裏面に止着さ
れるカード装置制御基板25によって制御される。
【0010】ところで、前記カードには、遊技者が借り
受けた貸出玉に係る情報、例えば、1000円であれ
ば、1000円という金額情報(又は250個という個
数情報)、5000円であれば、5000円という金額
情報(又は1250個という個数情報)、が記録されて
おり、カードをカード挿入口21に挿入した後、貸出ボ
タン23a〜23cのいずれかを操作すると、それに対
応する金額に相当する貸出玉が後述する景品玉排出装置
33から排出される。即ち、貸出ボタン23aを操作し
たときには、100円に相当する貸出玉25個分が景品
玉排出装置33から排出され、貸出ボタン23bを操作
したときには、300円に相当する貸出玉75個分が景
品玉排出装置33から排出され、貸出ボタン23cを操
作したときには、500円に相当する貸出玉125個分
が景品玉排出装置33から排出される。そして、本実施
形態においては、それぞれの貸出ボタン23a〜23c
を操作したときに異なる音声が発生されるようになって
いる。また、カード装置20の内部には、図示しないが
貸出ボタン23a〜23cに対応する貸出スイッチA〜
Cが内蔵されている。
【0011】なお、図示した実施形態では、カード装置
20を上皿14が形成される支持部材18に一体的に形
成したものを示したが、これを着脱可能に分離できるよ
うにしてもよい。この分離した場合、装着する位置は、
支持部材18、前面枠3、機枠2のいずれでもよい。ま
た、カード装置制御基板25を前面枠3の裏面下部に取
着したものを示したが、カード装置制御基板25をカー
ド装置20を構成する部品を収納するボックス内に一体
的に収納しても良い。
【0012】一方、図6に示すように、前記遊技盤6の
裏面には、機構板26が開閉自在に装着されている。こ
の機構板26は、遊技盤6の裏面に相対する板状部26
aを有し、その板状部26aと遊技盤6の裏面との間に
入賞玉集合空間が形成され、更にその下方部に樋状の第
2入賞玉集合樋28が形成されている。この第2入賞玉
集合樋28は、遊技盤6に設けられる複数の入賞口のう
ち、15個の景品玉を排出するための入賞口10、1
1、12に入賞した入賞玉を集合させるものである。こ
れに対し、7個の景品玉を排出させるための始動入賞口
9の後方は、前記板状部26aから後方に突出してお
り、その下方に第2入賞玉集合樋28と前後方向に積層
して設けられる第1入賞玉集合樋27に集合せしめられ
るようになっている。そして、第1入賞玉集合樋27と
第2入賞玉集合樋28の流下端には、流下する入賞玉を
検出する第1入賞玉検出スイッチ29と第2入賞玉検出
スイッチ30とがそれぞれ設けられている。この第1入
賞玉検出スイッチ29と第2入賞玉検出スイッチ30と
の検出信号は、後述する排出制御基板50に設けられる
第1入賞カウンタ54と第2入賞カウンタ55に記憶さ
れる。また、第1入賞玉検出スイッチ29と第2入賞玉
検出スイッチ30とを通過した玉は、パチンコ機1の外
に排出される。なお、第1入賞玉検出スイッチ29と第
2入賞玉検出スイッチ30の配置位置で一旦入賞玉を停
止させ、その入賞玉に対応する景品玉の排出動作が終了
した後に、当該入賞玉をパチンコ機1の外に排出するよ
うにしてもよい。このように構成することにより、停電
時等に景品玉の排出を終了していない証拠玉を残留する
ことができて、遊技者との間でトラブルが生じない。
【0013】また、機構板26の裏面上部には、景品玉
タンク31が固着される。景品玉タンク31の下方に
は、景品玉を1列に整列して景品玉排出装置33へ導く
ための景品玉誘導樋32が形成される。景品玉排出装置
33は、図7に示すように一列になって流下する景品玉
の1個づつと係合する凹部が外周に形成されたスプロケ
ット34と、該スプロケット34の外周と係合してその
回転を許容する排出ソレノイド35と、排出された景品
玉数を計数するための排出玉検出スイッチ36(投受光
方式)とから構成される。しかして、景品玉排出装置3
3は、カードの金額情報の範囲内での排出指令信号があ
ったとき、又は入賞玉の発生に基づいて排出指令信号が
あったときに、排出ソレノイド35が励磁され、スプロ
ケット34の回転を許容して貸出玉又は景品玉を排出玉
検出スイッチ36で検出しながら排出し、排出玉検出ス
イッチ36の検出信号数が排出指令信号の種類に対応し
て予め定められた所定値に達すると排出ソレノイド35
の励磁を終了して再度スプロケット34と係合してその
回転を停止するようになっている。
【0014】景品玉排出装置33の下方には、景品玉排
出装置33から放出された景品玉をパチンコ機前面の上
皿14又は下皿17へ導くための景品玉排出通路が形成
されるが、本実施形態においては、前記したように1つ
の景品玉排出装置33で景品玉の排出動作と、貸出玉の
排出動作とを行うようにしており、且つそれぞれを別々
の流出口15a,15bから排出するようにしているた
め、図6及び図7に示すような構造となっている。即
ち、景品玉排出装置33の下流側の玉の通路は、前記景
品玉流出口15aに接続される景品玉排出通路39と、
前記貸出玉流出口15bに接続される貸出玉排出通路4
0とが並列するように立設され、その上部に流路切換弁
37が回動自在に設けられると共に、該流路切換弁37
を駆動するための流路切換ソレノイド38が設けられて
いる。しかして、流路切換弁37は、通常の状態で図7
に破線で示すように、傾斜した位置となって景品玉排出
装置33と景品玉排出通路39とを連通させ、流路切換
ソレノイド38が励磁されたときに図7に一点鎖線で示
すように、ほぼ起立した位置となって景品玉排出装置3
3と貸出玉排出通路40とを連通させるようになってい
る。そして、上記流路切換ソレノイド38が励磁される
のは、前記貸出ボタン23a〜23cのいずれかが操作
されたときである。このように、景品玉排出通路39と
貸出玉排出通路40とを介してそれぞれ景品玉と貸出玉
とを排出することにより、入賞に基づく景品玉の払出の
確認と貸出要求に基づく貸出玉の払出の確認を正確に行
うことができる。
【0015】上記した排出通路のうち、景品玉排出通路
39の途中には、排出された景品玉が衝突して音を発生
するベル41が設けられ、該ベル41に衝突した景品玉
が前記景品玉流出口15a方向に誘導されるようになっ
ている。そして、排出される景品玉が多くなって上皿1
4に景品玉が多量に貯留されて満杯となったときには、
ベル41の下方から景品玉が溢れて余剰玉排出通路42
に流れ出し、前記下皿17に導かれるようになってい
る。また、余剰玉排出通路42を構成する後面壁には、
音声を発生するスピーカ43が取着されている。このス
ピーカ43は、前記した景品玉の排出時及び貸出玉の排
出時の音声を発生するものであり、下皿17の開口を通
って遊技者に音声が到達するようになっている。
【0016】また、パチンコ機1の背面には、前記遊技
盤6に設けられる遊技装置の遊技動作を制御する遊技装
置制御基板45が設けられ、前記前面枠3の裏面下部に
は、打球を発射する打球発射装置44と、前記カード装
置制御基板25と、主として前記景品玉排出装置33を
駆動制御する排出装置制御基板50とが設けられてい
る。カード装置制御基板25と排出装置制御基板50と
は、相互に接続され、必要な情報をやり取りしている。
【0017】次に、上記のように構成されるパチンコ機
1において、前記景品玉排出装置33を駆動制御する排
出装置制御基板50について図1を参照して説明する。
図1は、排出装置制御基板50に形成される制御回路の
ブロック図である。図において、制御回路には、制御中
枢としてのマイクロコンピュータ(CPU)51が使用
されている。そのマイクロコンピュータ51には、外部
ROM52、外部RAM53が接続されている。外部R
AM53には、第1入賞玉検出スイッチ29の検出信号
を加減算記憶する記憶領域である第1入賞カウンタ54
と第2入賞玉検出スイッチ30の検出信号を加減算記憶
する領域である第2入賞カウンタ55と、排出玉検出ス
イッチ36からの信号数を計数記憶する排出玉カウンタ
56とが設定されている。
【0018】一方、入賞玉を検出する第1入賞玉検出ス
イッチ29及び第2入賞玉検出スイッチ30、景品玉排
出装置33で排出される玉を検出する排出玉検出スイッ
チ36は、チャタリングを防止するためのフリップフロ
ップからなる波形整形回路57を介してマイクロコンピ
ュータ51に接続されている。クロック発生回路59
は、分周器58を介して外部割込み信号をマイクロコン
ピュータ51のINT 端子に出力している。そして、その
外部割込み信号に同期してマイクロコンピュータ51
は、図2〜図4のメインプログラムを実行する。また、
電源回路61に電源が投入されると、リセット信号発生
回路60がリセット信号を出力する。そのリセット信号
は、マイクロコンピュータ51のRST1端子に入力され、
図示しない初期プログラムが起動される。
【0019】また、マイクロコンピュータ51は、前記
カード装置制御基板25から出力される信号が入力する
ようになっている。カード装置制御基板25から導出さ
れる信号としては、貸出スイッチA〜Cの貸出要求信号
である。一方、マイクロコンピュータ51からもカード
装置制御基板25に信号を出力している。例えば、入賞
による景品玉の排出動作中であるという信号や貸出玉の
排出動作中であるという信号等である。
【0020】マイクロコンピュータ51の各出力ポート
には、ドライバ62、63、音声合成回路64が接続さ
れている。ドライバ62は、マイクロコンピュータ51
からの信号に応じて、流路切換ソレノイド38の駆動を
制御し、ドライバ63は、マイクロコンピュータ51か
らの信号に応じて排出ソレノイド35の駆動を制御す
る。また、音声合成回路64は、内部にCPUや複数の
音声データを記憶する記憶領域、D/Aコンバータ、ア
ンプ等とを含み、CPU51から導出される排出指令信
号の種類に基づいて複数の音声データのうちから1つを
選択して音声合成回路64に接続される前記スピーカ4
3からその選択された音声を出力するように駆動制御す
るようになっている。なお、音声合成回路64に代えて
サウンドジェネレータを使用してもよい。
【0021】次に、上記した制御回路によって制御され
る排出動作をマイクロコンピュータ51の処理手順を示
した図2〜図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0022】初期セット後、分周器58から出力される
外部割込み信号が入力される毎に、CPU51は、図2
〜図4のメインプログラムを実行する。まず、図2にお
いて、ステップ10でタイマTの更新処理が行われ、ス
テップ20でスイッチ群(第1入賞玉検出スイッチ2
9、第2入賞玉検出スイッチ30、排出玉検出スイッチ
36)の状態信号が読み込まれる。しかして、ステップ
30、50、70で各信号状態が有るか否かが判断さ
れ、信号がある時にのみ、各カウンタを更新する。具体
的には、第1入賞玉検出SW29からの信号があるとき
には、ステップ40で第1入賞カウンタ54の値が1づ
つ更新され、第2入賞玉検出SW30からの信号がある
ときには、ステップ60で第2入賞カウンタ55の値が
1づつ更新され、排出玉検出SW36からの信号がある
ときには、ステップ80で排出玉カウンタ56の値が1
づつ更新される。
【0023】次に、ステップ90でカード装置制御基板
25からの貸出玉の貸出要求信号が読み込まれる。即
ち、ステップ100で貸出ボタンSWAのON信号があ
るときには、ステップ110で貸出フラグAがセットさ
れ、ステップ120で貸出ボタンSWBのON信号があ
るときには、ステップ130で貸出フラグBがセットさ
れ、ステップ140で貸出ボタンSWCのON信号があ
るときには、ステップ150で貸出フラグCがセットさ
れる。
【0024】次のステップ160〜ステップ500は、
各状態に応じた処理ステップである。そこで、各状態に
分けて説明する。 (1)入賞玉があったときの処理 入賞玉が発生したときには、前記したステップ40又は
ステップ60で各入賞カウンタC1、C2の値が1づつ
更新される。そして、図3に示すステップ190又はス
テップ230で各入賞カウンタの値が1以上であると判
断されたときに以下の処理をする。まず、ステップ19
0で第1入賞カウンタC1の値が1以上であると判断さ
れたときには、ステップ200で排出数αが「7」に設
定され、ステップ210で音声データの位置がAにセッ
トされる。音声データAから始まる音声データとして
は、例えば、「チリン」を1回発生する音声(効果音)
が記憶されている。その後、ステップ220で第1入賞
カウンタC1の値が「1」減算される。一方、ステップ
230で第2入賞カウンタC2の値が1以上であると判
断されたときには、ステップ240で排出数αが「1
5」に設定され、ステップ250で音声データの位置が
Bにセットされる。音声データBから始まる音声データ
としては、例えば、「チリン」を3回発生する音声が記
憶されている。その後、ステップ260で第2入賞カウ
ンタC2の値が「1」減算される。
【0025】上記したステップ190〜ステップ220
又はステップ230〜ステップ260の処理が終了する
と、ステップ270で排出ソレノイドフラグをセットす
ると共に、状態フラグFの値を1にする。その後、ステ
ップ280で排出玉カウンタDの値が前記ステップ20
0又はステップ240で設定したαに達するまでステッ
プ280、500、10〜160、280の処理を繰り
返す。そして、図4に示すステップ500では、前記ス
テップ270で排出ソレノイドフラグがセットされてい
るので排出ソレノイド35が励磁されて景品玉の排出動
作が行われ、前記ステップ210又はステップ250で
音声データがセットされているのでスピーカ43から予
め定めた音声が発生される。
【0026】一方、前記ステップ280で排出玉カウン
タDの値が排出数αに達したと判断されたときには、ス
テップ290で排出ソレノイドフラグがリセットされる
と共に、排出玉カウンタDがクリアされ、その後、ステ
ップ300で景品玉の排出動作を区切るインターバルタ
イマTがセットされると共に、状態フラグFが2に設定
される。その後、ステップ310でタイマTがタイムア
ップしたと判断されるまでステップ310、500、1
0〜170、310の処理を繰り返す。そして、ステッ
プ500では、前記ステップ290で排出ソレノイドフ
ラグがリセットされているので排出ソレノイド35が非
励磁状態となり、景品玉の排出動作が停止されている。
上記したインターバルタイマTがタイムアップすると、
ステップ320で状態フラグの値が0に設定され、その
後、ステップ500に移行してその処理を実行後、割込
処理を終了する。
【0027】(2)貸出玉の貸出要求があったとき 遊技者が貸出玉を借り受けるべく貸出ボタン23a〜2
3cのいずれかを操作したときには、前記ステップ11
0、130、150で対応する貸出フラグA〜Cがセッ
トされる。そして、前記ステップ190及びステップ2
30で入賞玉の記憶が共にないと判断されたときには、
図4に示す貸出玉の排出動作を処理するステップに移行
する。しかして、貸出フラグAがセットされている場合
には、ステップ330でYesと判断されて、次のステ
ップ340で設定数αが25に設定され、ステップ35
0で音声データの位置がCにセットされる。音声データ
Cから始まる音声データとしては、例えば、「アリガト
ウゴザイマシタ」を1回発生する音声が記憶されてい
る。その後、ステップ360で貸出フラグAがリセット
される。一方、ステップ370で貸出フラグBがセット
されていると判断された場合には、次のステップ380
で設定数αが75に設定され、ステップ390で音声デ
ータの位置がDにセットされる。音声データDから始ま
る音声データとしては、例えば、「アリガトウゴザイマ
シタ」を2回発生する音声が記憶されている。その後、
ステップ400で貸出フラグBがリセットされる。更
に、ステップ410で貸出フラグCがセットされている
と判断された場合には、次のステップ420で設定数α
が125に設定され、ステップ430で音声データの位
置がEにセットされる。音声データEから始まる音声デ
ータとしては、例えば、「アリガトウゴザイマシタ」を
3回発生する音声が記憶されている。その後、ステップ
440で貸出フラグCがリセットされる。
【0028】上記したステップ330〜ステップ360
又はステップ370〜ステップ400又はステップ41
0〜ステップ440の処理が終了すると、ステップ45
0で流路切換ソレノイドフラグをセットした後、ステッ
プ460で排出ソレノイドフラグをセットすると共に、
状態フラグFの値を3にする。その後、ステップ470
で排出玉カウンタDの値が前記ステップ340又はステ
ップ380又はステップ420で設定したαに達するま
でステップ470、500、10〜180、470の処
理を繰り返す。そして、ステップ500では、前記ステ
ップ450で流路切換ソレノイドフラグがセットされて
いるので流路切換ソレノイド38が励磁されて景品玉排
出装置33と貸出玉排出通路40とを連通させていると
共に、前記ステップ460で排出ソレノイドフラグがセ
ットされているので排出ソレノイド35が励磁されて景
品玉の排出動作が行われ、前記ステップ350又はステ
ップ390又はステップ430で音声データがセットさ
れているのでスピーカ43から予め定めた音声が発生さ
れる。
【0029】一方、前記ステップ470で排出玉カウン
タDの値が設定数αに達したと判断されたときには、ス
テップ480で排出ソレノイドフラグがリセットされる
と共に、排出玉カウンタD及び状態フラグFがクリアさ
れ、その後、ステップ490で流路切換ソレノイドフラ
グがリセットされ、ステップ500へ移行する。そし
て、ステップ500では、前記ステップ480で排出ソ
レノイドフラグがリセットされているので排出ソレノイ
ド35が非励磁状態となり、景品玉の排出動作が停止さ
れていると共に、前記ステップ490で流路切換ソレノ
イドがリセットされているので流路切換ソレノイド38
が非励磁状態となって景品玉排出装置33と景品玉排出
通路39とを連通させる。なお、流路切換弁37の移動
時間を確保するために、前記ステップ450の流路切換
フラグがセットされた後、及び前記ステップ490の流
路切換フラグがリセットされた後に、一定時間(例え
ば、0.5秒)のタイマをセットし、そのタイマがタイ
ムアップした後に次の処理に進むようにしてもよい。
【0030】以上、実施形態に係る玉排出装置としての
景品玉排出装置33の動作について説明したが、本実施
形態においては、複数の景品玉排出指令信号のうち、7
個用の排出指令信号又は13個用の排出指令信号が導出
されると、それに対応する音声データが選択され、スピ
ーカ43から出力される。また、複数の貸出玉排出指令
信号のうち、100円用の排出指令信号又は300円用
の排出指令信号又は500円用の排出指令信号が導出さ
れると、それに対応する音声データが選択され、スピー
カ43から出力される。このため、遊技者は、遊技盤6
を注視したままでも、どの種類の景品玉又は貸出玉が排
出されたかを聴覚的に知ることができ、遊技に集中する
ことができる。
【0031】なお、上記した実施形態では、図1に示す
ように、排出装置制御基板50に含まれる音声合成回路
64によってスピーカ43から音声を発生させるように
したものを示したが、図8に示すように、排出装置制御
基板50には、音声合成回路64を設けず、遊技装置制
御基板45に含まれる音声合成回路45bを兼用するこ
とによってスピーカ43から排出指令信号に応じた音声
を発生するようにしても良い。この場合、遊技装置制御
基板45に含まれる音声合成回路45bは、遊技動作に
関連した効果音を発生するための音声データが収納され
ていると共に、遊技動作を制御するCPU45aによっ
て制御されるものであり、そのCPU45aには、排出
装置制御基板50に含まれるCPU51によって導出制
御される排出指令信号が入力されるようになっている。
このように構成することにより音声合成回路を排出装置
制御基板50から省略することができる。なお、図8に
示す実施形態では、カード装置制御基板25に含まれる
CPU25aと排出装置制御基板50に含まれるCPU
51とによって必要なデータのやり取りが行われてい
る。
【0032】更に、玉排出装置としての景品玉排出装置
33を単独で制御する排出装置制御基板50のような制
御基板を設けずに、図9に示すように、景品玉排出装置
33の動作を遊技装置制御基板45で制御するようにし
ても良い。このように構成することにより更にコストを
低減することができる。
【0033】また、上記した実施形態においては、1つ
の景品玉排出装置33によって景品玉の排出動作と貸出
玉の排出動作を行うものを示したが、景品玉排出装置3
3は、景品玉排出動作だけを行わせ、貸出玉の排出動作
は、従来と同様にパチンコ機とパチンコ機の間にある台
間玉貸機によって行うようにしてもよい。この場合、排
出指令信号は、本実施形態と同様にパチンコ機本体に設
けられるカード装置20の貸出ボタン23a〜23cの
操作によって導出されてもよいし、あるいは、台間玉貸
機自体に設けられる貸出ボタンの操作によって導出され
るようになっていてもよい。
【0034】また、上記実施形態では、カード装置20
をパチンコ機1側に設けたものを示したが、カード装置
20を構成する部品のうち、残額表示器22と貸出ボタ
ン23a〜23cと終了スイッチ24だけをパチンコ機
1側(例えば、上皿14又は下皿17)に設け、カード
挿入口21やカード装置制御基板25等を台間玉貸機側
に設けてカード装置を構成しても良い。この場合、パチ
ンコ機1側に設けられる各部品のうち一部又は全部を重
複して台間玉貸機側にも設けても良い。
【0035】また、上記実施形態では、複数の貸出ボタ
ン23a〜23cを有するカード装置20を示したが、
1つの貸出ボタンだけを設け、その1つの貸出ボタンが
操作されたときに貸し出される貸出玉の数を変更できる
変更手段をカード装置制御基板25に設けたものでも良
い。この場合、貸出玉の数に応じて発生される音声を変
化させても良いし、変化させなくても良い。
【0036】また、本発明の技術思想は、パチンコ機又
は玉貸機単独でそれぞれの排出指令信号に応じて音声を
発生させるものにも適用される。また、音声データとし
ても、実施形態に示すような音声に限らず、音楽等であ
ってもよく、任意に設定すれば良い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、貸出玉と景品玉とが別々の通路
を介して排出されるので、入賞に基づく景品玉の払出の
確認と貸出要求に基づく貸出玉の払出の確認を正確に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る玉排出装置を駆動制御する制御
回路のブロック図である。
【図2】図1に示す制御回路の動作の一部を示すフロー
図である。
【図3】図1に示す制御回路の動作の一部を示すフロー
図である。
【図4】図1に示す制御回路の動作の一部を示すフロー
図である。
【図5】実施形態に係る玉排出装置が適用されるパチン
コ機の正面から見た斜視図である。
【図6】パチンコ機の背面図である。
【図7】玉排出装置の一例である景品玉排出装置の概略
正面図である。
【図8】排出装置制御基板と遊技装置制御基板との他の
関係を示すブロック図である。
【図9】排出装置を遊技装置制御基板で制御する場合の
ブロック図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 14 上皿 15a 景品玉流出口 15b 貸出玉流出口 23a〜23c 貸出ボタン 29 第1入賞玉検出スイッチ 30 第2入賞玉検出スイッチ 33 景品玉排出装置(玉排出装置) 39 景品玉排出通路 40 貸出玉排出通路 43 スピーカ 51 CPU 64 音声合成回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者が借り受ける貸出玉と入賞に基づ
    く景品玉を排出する玉排出装置を備えたパチンコ機にお
    いて、 前記貸出玉と景品玉とを別々の通路を介して排出される
    ようにしたことを特徴とするパチンコ機。
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