JPH11333091A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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Publication number
JPH11333091A
JPH11333091A JP11121844A JP12184499A JPH11333091A JP H11333091 A JPH11333091 A JP H11333091A JP 11121844 A JP11121844 A JP 11121844A JP 12184499 A JP12184499 A JP 12184499A JP H11333091 A JPH11333091 A JP H11333091A
Authority
JP
Japan
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sound
data
adpcm
control unit
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11121844A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kashiwagi
敦詞 柏木
Masamichi Horiki
正道 堀木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Inc
Original Assignee
Mitsuboshi Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuboshi Inc filed Critical Mitsuboshi Inc
Priority to JP11121844A priority Critical patent/JPH11333091A/ja
Publication of JPH11333091A publication Critical patent/JPH11333091A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる種類の音を重ねて興趣ある効果音を発
生させることができるパチンコ機を提供すること。 【解決手段】 遊技状況に応じて遊技に関する実質的な
制御を行うメイン制御部65から送られるステータス情
報に基づいて効果音出力に関する制御を行うサブ制御部
74と、サブ制御部74に接続されると共に音声合成を
行う音声合成回路86とを有し、音声合成回路86が、
複数種類の音データ及びADPCM音データを格納した
演奏データ格納手段87と、演奏データ格納手段87か
ら音データ及び複数のADPCM音データを読み出して
同時に再生する音声再生手段88と、音声再生手段88
によって再生された音及びADPCM音の音量を調整す
る電子ボリューム89,90と、再生された音及びAD
PCM音の重ね合わせるチャンネルデジタルミキサ91
と、デジタル音をアナログ変換するD/Aコンバータ9
2とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技状態に応じた
情報報知のための効果音を報知するパチンコ機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機は、通常、遊技状態に応じて
スピーカから音声を発生するように構成されている。例
えば、特開平8−266709号には、遊技機の遊技状
態を制御する遊技制御部と、遊技制御部によって制御さ
れ、遊技機の遊技状態に応じた音声を合成する音声合成
回路と、音声合成用のデータ、即ち、ADPCM(Ad
uptive Differential Pulse
Code Modulation)データ、を格納し
た音声用ROMとを含み、音声合成回路が遊技状態に応
じて音声用ROMから読み出した音データに基づいてス
テレオ音を合成するように構成されているパチンコ機が
記載されている。
【0003】上記の音声合成回路は、DSP(Digi
tal Signal Processor)と、メモ
リインタフェースと、マイコンインタフェースと、リセ
ット回路と、クロック発振器と、ADPCMデコーダ
と、3つの電子ボリュームと、パンポット回路と、2つ
のミキシング回路と、2つのデジタル/アナログ変換器
とを含んでいる。
【0004】そして、遊技制御部は、DSPに遊技状態
に応じたコマンドを与え、DSPはコマンドに応じて音
声用ROMから読み出すべきデータのアドレスをメモリ
インタフェースに与え、音声用ROMから音声合成用デ
ータを読み出す。DSPは、さらに遊技制御部から与え
られたコマンドに従って3つの電子ボリュームとパンポ
ット回路とを制御して各チャンネルの合成音声のボリュ
ームを調整することにより、ステレオ音声を用いて、遊
技者の周囲を音源が周回したり、遊技者に対して音源が
前後左右に移動したりするような音声制御を行う。
【0005】しかしながら、上記のパチンコ機の音声制
御手段は、音声用ROMや音声合成回路を構成する各要
素が回路基板上に別個にそれぞれ配設されて組み合わさ
れて構成されたものであり、その製造においては、回路
基板上に各要素を配置してそれぞれ電気的に接続しなけ
ればならず、作業時間を要する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、異な
る種類の音を重ねて興趣ある効果音を発生させることが
できるパチンコ機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のパチンコ機は、
遊技状況に応じて遊技に関する実質的な制御を行うメイ
ン制御部から送られるステータス情報に基づいて効果音
出力に関する制御を行うサブ制御部と、前記サブ制御部
に接続されると共に音声合成を行う音声合成回路とを有
し、前記音声合成回路が、複数種類の音データ及びAD
PCM音データを格納した演奏データ格納手段と、前記
演奏データ格納手段から音データ及び複数のADPCM
音データを読み出して同時に再生する音声再生手段と、
前記音声再生手段によって再生された音及びADPCM
音の音量を調整する電子ボリュームと、再生された音及
びADPCM音の重ね合わせるチャンネルデジタルミキ
サと、デジタル音をアナログ変換するD/Aコンバータ
とを備えていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1は、実施形態のパチンコ機の正面図で
ある。パチンコ機1は、パチンコ機本体2とパチンコ機
本体2の左側に並設されているカードユニット3により
構成されている。
【0010】パチンコ機本体2の外枠(図示されていな
い)にはヒンジ等により内枠4が図面の手前方向に開閉
可能に設けられ、内枠4の内部には中央から上部に亘っ
て遊技盤5が設けられている。内枠4には遊技盤5の周
囲を囲むようにして金枠6が設けられ、金枠6にはガラ
ス扉7が開閉自在に取り付けられている。金枠6の下方
には、パチンコ球を整列待機させるための上受け皿8が
設けられ、上受け皿8の下方には下受け皿9が設けら
れ、下受け皿9の右方には打球ハンドル10が設けら
れ、上受け皿の内部にはスピーカ11a,11bが配備
されている。
【0011】また、内枠4の上縁には枠飾り部12が設
けられ、枠飾り部12の内部には中央に左右2灯の枠飾
りランプA1,A1が配備され、左側に枠飾りランプA
2及び枠飾りランプA3が配備され、右側に枠飾りラン
プA2及び枠飾りランプA3が配備されている。さら
に、内枠4の右側縁の上部には、鍵飾り部13が設けら
れ、鍵飾り部13の内部には、上下2灯の鍵飾りランプ
B1,B1が配備されている。
【0012】図2は、パチンコ機1の遊技盤5面を示す
正面図である。図2に示すように、遊技盤5面には、略
中央に図柄表示ユニット14が配備され、図柄表示ユニ
ット14の下部の左方と右方とにそれぞれ左ゲート1
5,右ゲート16が設けられ、図柄表示ユニット14の
下方にソレノイド等により拡開駆動されるチューリップ
ー式の始動入賞口17が設けられ、遊技盤5面の下部に
は、役物ユニット18が配設されている。
【0013】さらに、遊技盤5面には、図柄表示ユニッ
ト14の上部の左方と右方とにそれぞれランプ付き風車
19,19が設けられ、役物ユニット18の左側上方と
右側上方との遊技盤5の袖部にそれぞれ普通入賞口2
0,21が設けられている。
【0014】また、遊技盤5の上部左隅に払出表示部2
2が設けられ、遊技盤5の上部右隅に球切れ表示部23
が設けられている。なお、遊技盤5には、アウト口2
4、風車25、内レール26及び外レール27等が配設
されているが、これらの要素は従来と同様の周知のもの
である。
【0015】図3は遊技盤5面における各種ランプ及び
LEDの配置を示す図であり、図4は図柄表示ユニット
14の拡大正面図であり、図5は役物ユニット18の拡
大正面図である。図3に示すように、遊技盤5におい
て、上部左隅の払出表示部22の内部に払出LED(P
1)が配備され、上部右隅の球切れ表示部23の内部に
球切れLED(P2)が配備されている。また、外レー
ル27の外側上部に外レール27に沿ってレール飾り部
28が設けられ、レール飾り部28の内部に飾りLED
(Q1)及び飾りLED(Q2)が交互に配置されてい
る。
【0016】また、ランプ付き風車19,19の背後
に、飾りランプC1,C1がそれぞれ設けられ、左ゲー
ト15及び右ゲート16の背後に、飾りランプD1,D
1がそれぞれ設けられ、普通入賞口20,21の背後
に、飾りランプE1,E1がそれぞれ設けられ、始動入
賞口17を備えた電動チューリップ29の背後に飾りラ
ンプF1が設けられている。
【0017】また、図2に示すように、図柄表示ユニッ
ト14は、中央にカラー液晶表示装置により構成された
特別図柄表示装置30と、特別図柄表示装置30を組み
込んで支えるためのフレーム31を備える。フレーム3
1の上部にはアーチ状の張出部32が設けられ、張出部
32の頂部と張出部32の左右側部には、通過入口3
3,33,33がそれぞれ設けられている。図4に示す
ように、張出部32には、中央部にセグメント形式の表
示器からなる普通図柄表示器34が配設され、普通図柄
表示器34の左右側方に2個ずつ普通図柄用の記憶数表
示LED35,35,35,35が配設されている。ま
た、張出部32の左右両側には、飾りLED(J1,J
1)が設けられている。
【0018】図4に示すように、フレーム31の張出部
32の下部両側方には、左右側方に張り出す装飾部材3
6,36がそれぞれ設けられ、左右の装飾部材36,3
6の下側に装飾部材37,37がそれぞれ設けられ、さ
らにこれらの下側に装飾部材38,38がそれぞれ設け
られ、張出部32の下側となるフレーム31の中央に凹
部39が設けられ、凹部39には特別図柄表示装置30
が配設されている。
【0019】そして、左右の装飾部材36,36の背後
には2個ずつ特別図柄用の記憶数表示LED41,4
1,41,41が配設され、装飾部材37,37の内部
には、飾りLED(K1,K1)が設けられ、装飾部材
38,38の内部とこれらの上部となるフレーム31の
側壁内部に3個ずつ飾りLED(H1,H2,H3)が
それぞれ設けられている。
【0020】さらに、フレーム31の下部の左右側部に
は、球出口40、40がそれぞれ設けられ、フレーム3
1の下部には球出口40、40に臨んで誘導部材42,
42がそれぞれ設けられ、誘導部材42,42の間に
は、パチンコ球を下方に落下させるための切欠部43が
形成されている。
【0021】特別図柄表示装置30の表示部44は、上
部の図柄表示部45と下部の動画表示部46に区分さ
れ、さらに図柄表示部45は、左図柄表示部47と、中
図柄表示部48と右図柄表示部49との3つに区分され
る。
【0022】図5に示すように、役物ユニット18に
は、中央に開閉扉51により開成される大入賞口50が
設けられ、左右に普通入賞口52,52並びに装飾用の
飾りLED(M1〜M8),飾りLED(N1〜N8)
が集約して配備されている。大入賞口50の内部の一部
には、特別入賞領域である特定領域53が設けられてい
る。
【0023】なお、大入賞口50は15個払出し口に設
定され、普通入賞口21は8個払出し口に設定され、そ
れ以外の始動入賞口17、普通入賞口20、普通入賞口
52,52は、6個払出し口に設定されている。
【0024】以上、遊技盤5面に配設されている各要素
について説明したが、図2の左ゲート15並びに右ゲー
ト16は、図柄表示ユニット14の普通図柄表示器34
における図柄変動開始のための始動口に設定されてい
る。なお、普通図柄表示器34に関わる当りの抽選確率
は、5/10に設定されている。
【0025】また、図2の始動入賞口17は、図柄表示
ユニット14の特別図柄表示装置30における左、中、
右図柄に関する図柄変動開始のための始動口に設定され
ている。なお、特別図柄に関わる大当りの抽選確率は、
通常確率1/337と高確率5/337との2種類に設
定されている。
【0026】特別図柄表示装置30における左図柄表示
部47及び右図柄表示部49の各々に停止表示される図
柄の種類は、いずれも「1」,「2」,「3」,
「4」,「5」,「6」,「7」,「8」,「9」,
「X」,「Y」,「Z」の12種類である。また、中図
柄表示部48に停止表示される図柄の種類は、「1」,
「2」,「3」,「4」,「5」,「6」,「7」,
「8」,「9」,「X」,「Y」,「Z」,「L」の1
3種類である。
【0027】図6は、図2に示す遊技盤5の裏面図であ
る。遊技盤裏面5aには、図1に示す通過入口33,3
3,33に入ったパチンコ球を球出口40a、40bに
誘導するための誘導路54,55が左右にそれぞれ設け
られ、左ゲート15に入ったパチンコ球を球出口40a
に誘導するための誘導路56が誘導路54に連通して設
けられ、右ゲート16に入ったパチンコ球を球出口40
bに誘導するための誘導路57が誘導路55に連通して
設けられている。
【0028】遊技盤裏面5aの下部には、始動入賞口1
7、普通入賞口20、普通入賞口21、普通入賞口5
2,52及び大入賞口50を覆うようにして、各入賞口
17,20,21,52,52,50に入賞したパチン
コ球を集合するための集合樋58が設けられ、集合した
パチンコ球を1列に整列させるセーフ球誘導樋59が集
合樋58の下方に配設されている。
【0029】そして、始動入賞口17に対応して始動口
入賞検出スイッチSW1が配備され、左右ゲート15,
16にそれぞれ対応してゲート通過を検出するゲート用
スイッチSW2,SW3がそれぞれ配備され、大入賞口
50に対応して大入賞口入賞検出スイッチSW4が配備
され、大入賞口50の内部の特定領域53への入賞を検
出する特定領域通過検出スイッチSW5が配備され、8
個払出し口である普通入賞口21に対応して入賞検出ス
イッチSW6が配備されると共に、始動入賞口17を拡
開させるための普通電動役物開放ソレノイド60、開閉
扉51を開放させるための大入賞口開放ソレノイド6
1、特定領域53を閉鎖する扉(図示せず)をパチンコ
球が入賞可能となるように開成させるための特定領域扉
開放用ソレノイド62、誘導部材42,42を上下動さ
せるための誘導部材駆動用モータMTが配備されてい
る。
【0030】さらに、セーフ球誘導樋27の末端には、
セーフ球検出スイッチ63が設けられると共に、セーフ
球を1球毎に排出するためのセーフ球排出ソレノイド6
4が設けられている。
【0031】次に、本実施形態のパチンコ機に配備され
た制御系統について説明する。図7はメイン制御部の要
部ブロック図であり、図8は、メイン制御部におけるラ
ンプ及びLEDを制御ための回路のブロック図であり、
図9はサブ制御部の要部ブロック図である。なお、図7
乃至図9において電源供給のためのラインついては図示
を省略する。
【0032】メイン制御部65は、遊技状況に応じて遊
技に関する実質的な制御を行うCPUと、CPUが行う
各制御プログラムを格納したROMと、随時データの読
み出し並びに書き込みが可能なRAMとにより構成され
ている。なお、メイン制御部65の内部構成については
図示を省略する。
【0033】メイン制御部65には、スイッチ検出回路
66、ソレノイド駆動回路67、LED駆動回路68、
モータ駆動回路69、ランプ駆動回路70、ランプ駆動
回路71、LED駆動回路72、情報出力回路73及び
サブ制御部74が接続されている。
【0034】スイッチ検出回路66には、始動入賞口1
7に入賞したパチンコ球を検出するための始動口入賞検
出スイッチSW1、遊技球が左ゲート15を通過したこ
とを検出するための左ゲート用スイッチSW2、遊技球
が右ゲート16を通過したことを検出するための右ゲー
ト用スイッチSW3、役物ユニット18の大入賞口50
に入賞したパチンコ球を検出するための大入賞口入賞検
出スイッチSW4、大入賞口50内の特定領域53に入
賞したパチンコ球を検出するための特定領域通過検出ス
イッチSW5、8個払出口に設定された普通入賞口21
に入賞したパチンコ球を検出するための入賞検出スイッ
チSW6が接続され、各スイッチSW1〜SW4の状態
が同時にメイン制御部65に入力されるよう構成されて
いる。
【0035】ソレノイド駆動回路67には、始動入賞口
17を拡開する普通電動役物開放ソレノイド60と、役
物ユニット18の開閉扉51を開閉駆動するための大入
賞口開放ソレノイド61と、特定領域53を閉鎖する扉
を開成駆動するための特定領域扉開放用ソレノイド62
とに接続されている。ソレノイド駆動回路67は、メイ
ン制御部65からの指令信号に応答して、所定のタイミ
ングでソレノイド60〜62を個別に作動させる。
【0036】LED駆動回路68は、メイン制御部65
からの制御信号に従って、普通図柄表示器34を表示駆
動するとともに、普通図柄用の記憶数表示LED35並
びに特別図柄用の記憶数表示LED41を点灯駆動する
ための回路である。
【0037】モータ駆動回路69は、誘導部材42,4
2を上下動させるための誘導部材駆動用モータMTに接
続されている。なお、誘導部材駆動用モータMTはステ
ッピングモータで構成されている。モータ駆動回路69
は、メイン制御部65からの制御信号に従って、誘導部
材42,42を1分間に15.3回上下動するよう誘導
部材駆動用モータMTを回転駆動する。
【0038】特別図柄表示装置30は、図柄表示用CP
U(図示せず)及びメモリ等(図示せず)を備えるもの
で、メイン制御部65から特別図柄表示装置30への1
方向のデータ送信可能に接続され、メイン制御部65か
ら転送された表示用コマンドデータに応じて表示部44
に左図柄、中図柄、右図柄と動画を表示するものであ
る。
【0039】ランプ駆動回路70には、図1に示す枠飾
りランプA1、枠飾りランプA2及び枠飾りランプA3
が接続されている。ランプ駆動回路70は、メイン制御
部65からの制御信号に従って、枠飾りランプA1〜A
3を点灯制御する。
【0040】ランプ駆動回路71には、図3に示す飾り
ランプC1,D1,E1,F1が接続されている。ラン
プ駆動回路71は、メイン制御部65からの制御信号に
従って、飾りランプC1,D1,E1,F1を個別に点
灯制御する。
【0041】LED駆動回路72には、図3に示す飾り
LED(Q1),(Q2)と、飾りLED(J1),
(K1),(H1),(H2),(H3)と、飾りLE
D(M1〜M8)及び飾りLED(N1〜N8)が接続
されている。LED駆動回路72は、メイン制御部65
からの制御信号に従って、飾りLED(Q1),(Q
2)と、飾りLED(J1),(K1),(H1),
(H2),(H3)と、飾りLED(M1〜M8)及び
飾りLED(N1〜N8)とを個別に点灯制御する。
【0042】サブ制御部74は、主として、メイン制御
部65から送られたパチンコ機の遊技状態を表わすステ
ータスデータに応じた効果音出力に関する制御と、パチ
ンコ球の貸し出しと賞品球の払出しに関する制御とを行
うものである。サブ制御部74は、効果音の出力制御に
関わるコマンドの送出とパチンコ球の貸し出し並びに賞
品球の払い出しに関する実質的な制御を行うCPUと、
CPUが行う各制御プログラムを格納したROMと、随
時データの読み出しならびに書き込みが可能なRAMと
により構成されている。なお、サブ制御部74の内部構
成については図示を省略する。
【0043】サブ制御部74は、メイン制御部65とデ
ータ転送可能に接続されており、常態においては、メイ
ン制御部65からサブ制御部74への一方向のみのデー
タ転送が行われるが、サブ制御部74が不正検出した時
には、不正検出信号がサブ制御部74からメイン制御部
65に送られる。また、サブ制御部74には、LED駆
動回路75、ランプ駆動回路76、スイッチ検出回路7
7、音声駆動回路78、ソレノイド駆動回路79、情報
出力回路73、賞品球排出装置80、打球発射装置8
1、カードインタフェース82が接続されている。
【0044】メイン制御部65からサブ制御部74へ転
送されるデータは、パチンコ機の遊技状態を表わすステ
ータスデータ及びパチンコ球の入賞に応じた賞品球の払
い出し個数データである。
【0045】LED駆動回路75は、サブ制御部74か
らの指令信号を受けて、図1の払い出しLED(P1)
と球切れLED(P2)を点灯制御する。ランプ駆動回
路76は、サブ制御部74からの指令信号を受けて、鍵
飾りランプB1を点灯制御する。
【0046】スイッチ検出回路77は、金枠6の開放を
検出するための金枠開放検出スイッチ84、球タンクの
球切れを検出するための補給球切れ検出スイッチ85及
びセーフ球を検出するためのセーフ球検出スイッチ63
(図6参照)の検出信号をサブ制御部74に入力する。
【0047】音声駆動回路78は、後述の音声合成回
路、サンプルホールド回路、音増幅用のアンプ及び雑音
消去のためのローパスフィルタを有し、パチンコ機の遊
技状態を表わすステータスデータに対応してサブ制御部
74から出力されたコマンドに応答して音声データを合
成再生してアナログ波形とし、これをサンプルホールド
回路で保持すると共に増幅し、ローパスフィルタで雑音
消去してスピーカ11a,11bから効果音として出力
する。
【0048】賞品球排出装置80は、サブ制御部74か
ら出力された払出し制御信号に応答して球貸に応じた個
数のパチンコ球の排出と、賞品球の6個払出し、8個払
出し、15個払出しをそれぞれ行う。打球発射装置81
は、サブ制御部74から出力された駆動信号に応じて作
動し、パチンコ球を遊技盤5面に向けて弾発する。な
お、打球発射装置81の作動状態はサブ制御部74に入
力される。
【0049】カードインタフェース82は、図1のカー
ドユニット3及び上受け皿8の前面に設けられた球貸操
作部83と接続され、カードユニット3から送られる金
額情報と球貸操作部83から入力される球貸情報をサブ
制御部74に出力するとともに、サブ制御部74から送
られた球貸完了信号をカードユニット3に出力する。
【0050】情報出力回路73は、メイン制御部65か
ら出力された情報データ並びにサブ制御部74から出力
された情報データをホストコンピュータであるホールコ
ンピュータ等に対して出力するための回路である。
【0051】メイン制御部65から出力される情報デー
タは、大当り開始から大当り終了までの大当り状態を表
わす情報(大当り開始から大当り終了までの間ハイレベ
ル)、大当り開始から大当り終了までの大当り状態及び
高確率中を表わす情報(大当り開始から通常確率に戻る
までの期間ハイレベル)、特別図柄の確定を表わす情報
(特別図柄の確定停止毎に所定時間の間ハイレベル)、
特定領域53への入賞を表わす情報(特定領域53への
入賞検出毎に所定時間の間ハイレベル)、普通図柄の確
定を表わす情報(普通図柄の確定停止毎に所定時間の間
ハイレベル)である。
【0052】サブ制御部74から出力される情報データ
は、球切れ発生を表わす情報(補給球切れ検出スイッチ
85が球切れ状態を検出している期間ハイレベル)、金
枠6の不正開放を表わす情報(金枠開放検出スイッチ8
4が金枠6の開放状態を検出している期間ハイレベ
ル)、賞品球払出しを表わす情報(賞品球を10個排出
する毎に所定時間の間ハイレベル)、球貸しを表わす情
報(球貸操作に対応して行われる賞品球の25個排出毎
に所定時間の間ハイレベル)であり、ホールコンピュー
タ側からは、打球発射装置81の作動停止信号が転送さ
れてサブ制御部74に入力される。
【0053】次に、本実施形態の音声駆動回路78につ
いて説明する。図10は、音声駆動回路78の回路ブロ
ック図である。音声駆動回路78は、サブ制御部74か
ら送信されたコマンドに応じて音声合成を行ってアナロ
グ波形を出力する音声合成回路を構成する音声合成制御
用IC86と、音声合成制御用IC86の左合成出力に
対して、出力されたアナログ波形を保持するサンプルホ
ールド回路を構成するサンプルホールドコンデンサ10
1と、サンプルホールドコンデンサ101が保持したア
ナログ波形を増幅するアンプ102と、アンプ102か
ら出力されたアナログ波形の雑音を消去するローパスフ
ィルタ103と、音声合成制御用IC86の右合成出力
に対して、出力されたアナログ波形を保持するサンプル
ホールド回路を構成するサンプルホールドコンデンサ1
04と、サンプルホールドコンデンサ104が保持した
アナログ波形を増幅するアンプ105と、アンプ105
から出力されたアナログ波形の雑音を消去するローパス
フィルタ106とにより構成されている。
【0054】また、図11は、音声合成回路を構成する
音声合成制御用IC86の回路ブロック図である。音声
合成制御用IC86は、演奏データを格納した演奏デー
タ用ROM87からなる演奏データ格納手段と、サブ制
御部74からの指令に応じて演奏データ用ROM87か
ら演奏データを順次読み出して再生出力する音声再生手
段88と、電子ボリューム89及び90と、2チャンネ
ルデジタルミキサ91と、D/Aコンバータ92と、ミ
ックスレベルコントローラ93と、リセット信号入力部
94と、クロック周波数入力部95とを一体に含む。
【0055】さらに、音声再生手段88は、楽音再生を
行うための音源(SSG、すなわちSoftware
controlled Sound Generato
r)コントローラ98と、演奏データ用ROM87内に
格納されたADPCM(Aduptive Diffe
rential Pulse Code Modula
tion)音データを順次読み出して音に再生するため
のADPCMコントローラ99と、サブ制御部74から
送られたコマンドに従って、演奏データ用ROM87内
に格納された後述する設定レジスタデータを順次読み出
して音源コントローラ98またはADPCMコントロー
ラ99に与えるためのシーケンサ96並びにシーケンサ
97と、サブ制御部74から与えられたコマンドをシー
ケンサ96並びにシーケンサ97やミックスレベルコン
トローラ100に与えるためのCPUインタフェース1
00とにより構成されている。
【0056】リセット信号入力部94は、サブ制御部7
4からのリセット信号が入力されると、これに応答して
音声合成制御用IC86をリセットするためのものであ
る。なお、電源投入時にリセットされる。クロック周波
数入力部95は、音声合成制御用IC86で使用するク
ロック信号を入力するためのものであり、図示を省略し
た水晶発振回路が接続されている。
【0057】音源コントローラ98は、チャンネル1
A,1B,1Cの計3チャンネルの楽音発生器と、ノイ
ズ発生器と、楽音発生器で作られた楽音とノイズ発生器
で作られたノイズ音とをミキシングするためのミキサ
と、前記ミキサの出力を変化させることにより出力レベ
ルの包絡線を作り出すためのエンベロープ発生器とを含
む第1系統の音源コントローラと、チャンネル2A,2
B,2Cの計3つのチャンネルの楽音発生器と、ノイズ
発生器と、楽音発生器で作られた楽音とノイズ発生器で
作られたノイズ音とをミキシングするためのミキサと、
前記ミキサの出力を変化させることにより出力レベルの
包絡線を作り出すためのエンベロープ発生器とを含む第
2系統の音源コントローラとの2系統を有する。
【0058】そして、音源コントローラ98は、前記第
1系統の音源コントローラと第2系統の音源コントロー
ラとを同時に作動することにより、演奏データ用ROM
87に記憶された最大63曲の曲データから、最大2曲
の同時演奏が可能である。
【0059】音源コントローラ98の第1系統の音源コ
ントローラは、楽音を再生する際の再生条件を設定する
ための8ビット構成の各設定レジスタを有し、第2系統
の音源コントローラも同様に、楽音を再生する際の再生
条件を設定するための8ビット構成の各設定レジスタを
有する。なお、第1系統の音源コントローラと第2系統
の音源コントローラとは同等の構成を有しているので、
各設定レジスタの内容については第1系統についてのみ
説明し、第2系統については説明を省く。
【0060】第1系統の音源コントローラは、チャンネ
ルAの楽音発生器で作られる楽音周波数を設定するレジ
スタと、チャンネルBの楽音発生器で作られる楽音周波
数を設定する設定レジスタと、チャンネルCの楽音発生
器で作られる楽音周波数を設定する設定レジスタと、第
1系統の音源コントローラにおけるノイズ発生器で作ら
れるノイズ周波数を設定するレジスタと、第1系統の音
源コントローラにおいて、各チャンネルA,B,Cごと
に楽音(トーン)及びノイズを出力するか否かを設定す
る設定レジスタと、チャンネルAの音量を設定する設定
レジスタと、チャンネルBの音量を設定する設定レジス
タと、チャンネルCの音量を設定する設定レジスタと、
第1系統の音源コントローラにおけるエンベロープの繰
り返し周波数を設定する設定レジスタと、第1系統の音
源コントローラにおけるエンベロープの形状を設定する
設定レジスタと、第1系統の音源コントローラにおける
チャンネルAのパンポット(定位)を設定する設定レジ
スタと、チャンネルBのパンポットを設定する設定レジ
スタと、チャンネルCのパンポットを設定する設定レジ
スタとを有している。
【0061】ADPCMコントローラ99は、チャンネ
ル1からチャンネル8までの計8つのチャンネルを備
え、ADPCM音として8音が同時に再生可能に構成さ
れている。なお、チャンネル1からチャンネル8までの
8つのチャンネルは、次のような各設定レジスタをそれ
ぞれ有している。
【0062】1つのチャンネルは、演奏データ用ROM
87内に設定されたADPCM音データ(ナンバー1乃
至ナンバー63)を指定するための音指定用領域と再生
周波数の設定用領域とからなる設定レジスタと、音量を
設定するための音量設定レジスタと、パンポット(左右
の定位)設定のためのパンポット設定レジスタと、再生
開始及び再生停止を指定するためのオンオフレジスタ
と、再生繰り返しを設定するための繰り返し設定レジス
タとを有する。
【0063】図11において、シーケンサ96並びにシ
ーケンサ97は、CPUインタフェース100を経由し
てサブ制御部74から送られたコマンドに従って、後述
の演奏データ用ROM87内に格納されている音源コン
トローラ98の各設定レジスタへセットする設定レジス
タデータを読み出してこれらを音源コントローラ98の
各設定レジスタに書き込む一方、演奏データ用ROM8
7内に格納されているADPCMコントローラ99の各
設定レジスタへセットする設定レジスタデータを読み出
してこれをADPCMコントローラ99の各設定レジス
タに書き込むものである。
【0064】シーケンサ96並びにシーケンサ97は、
同等の構成を有しているため、シーケンサ96について
のみ説明し、シーケンサ97については説明を省く。
【0065】シーケンサ96は、演奏スタート/ストッ
プ制御用の指定領域と、演奏の繰り返しの設定用の領域
と、演奏データ用ROM87内に格納されている設定レ
ジスタデータのデータナンバー指定用領域とを有する設
定レジスタと、演奏のテンポを決める最小ステップ時間
を設定する設定レジスタと、ADPCMコントローラ9
9のチャンネル1乃至チャンネル8のうち、どのチャン
ネルを占有して使用するかを設定する設定レジスタと、
音源コントローラ98の第1系統のチャンネルA,B,
C並びに第2系統のチャンネルA,B,Cの6チャンネ
ルのうち、どのチャンネルを占有して使用するかを設定
するレジスタとを有している。
【0066】なお、シーケンサ96で音源コントローラ
98の第1系統のチャンネルA,B,Cを占有して使用
し、シーケンサ97で音源コントローラ98の第2系統
のチャンネルA,B,Cを占有して使用することで、演
奏データ用ROM87に記憶された最大63曲分の設定
レジスタデータから、最大2曲の同時演奏が可能であ
る。
【0067】また、シーケンサ96またはシーケンサ9
7の一方を用い、ADPCMコントローラ99のチャン
ネル1〜8を占有して使用することで、演奏データ用R
OM87に記憶された最大63音のADPCM音データ
から、最大8音の同時再生が可能である。
【0068】図11のミックスレベルコントローラ10
0は、音源コントローラ98で作成した楽音とADPC
Mコントローラ99で再生した再生音とをミックスする
際の、音源コントローラ98の楽音レベルを設定する設
定レジスタを有している。
【0069】演奏データ用ROM87は全部で2メガビ
ットの記憶容量を有しており、演奏データ用ROM87
内には、図12に示すように音源コントローラ98の各
設定レジスタへセットするための設定レジスタデータ及
びADPCMコントローラ99の各設定レジスタへセッ
トするための設定レジスタデータを格納した設定レジス
タデータ記憶領域やデータ変換されたADPCM音デー
タを格納したADPCM音データ記憶領域が少なくとも
確保されている。
【0070】設定レジスタデータは、データナンバー1
からデータナンバー63までの計63データ分が格納可
能であり、ADPCM音データも同様に、ADPCM音
ナンバー1からADPCM音ナンバー63までの計63
音分が格納可能である。なお、請求項1に記載の演奏デ
ータは、上記の設定レジスタデータ及びADPCM音デ
ータにより構成されている。
【0071】次に、図11を参照しつつサブ制御部74
による音声合成制御用IC86の楽音並びにADPCM
音の再生動作について説明する。サブ制御部74は、音
声合成制御用IC86に対して、遊技状態に応じた効果
音発生のためのコマンドを送信する。このコマンドは、
CPUインタフェース100を経由してシーケンサ96
またはシーケンサ97に入力される。
【0072】シーケンサ96またはシーケンサ97は、
それぞれ入力されたコマンドに従って、演奏データ用R
OM87内に確保されている設定レジスタデータ記憶領
域から、コマンドで指定されたデータナンバーの設定レ
ジスタデータを読み出す。そして、読み出した設定レジ
スタデータのアドレスが音源コントローラ98の各設定
レジスタのアドレスであれば、読み出した設定レジスタ
データを音源コントローラ98の各設定レジスタに書き
込む一方、読み出した設定レジスタデータのアドレスが
ADPCMコントローラ99の各設定レジスタのアドレ
スであれば、読み出した設定レジスタデータをADPC
Mコントローラ99の各設定レジスタに書き込む。
【0073】このように、シーケンサ96並びにシーケ
ンサ97は、サブ制御部74から送られるコマンドの別
に応じて、各々独立して演奏データ用ROM87から設
定レジスタデータを読み出し、読み出した設定レジスタ
データを音源コントローラ98とADPCMコントロー
ラ99を選択して書き込んで制御する。
【0074】なお、演奏データ用ROM87から設定レ
ジスタデータを読み出した後に、次の設定レジスタデー
タを読み出すタイミングは、シーケンサ96並びにシー
ケンサ97に対してコマンドによってセットされる演奏
テンポを設定するデータに基づいて決定される。
【0075】サブ制御部74は、ミックスレベルコント
ローラ93を指定して設定するデータを送信する。な
お、ミックスレベルコントローラ93に設定するデータ
は、ミックスレベルコントローラ93の設定レジスタに
書き込む楽音レベルデータである。
【0076】シーケンサ96またはシーケンサ97によ
って音源コントローラ98の各設定レジスタに設定レジ
スタデータがセットされると、音源コントローラ98
は、各チャンネルA,B,Cのそれぞれに対して別々に
書き込まれた設定レジスタデータによって設定された楽
音周波数で楽音を作ると共に、この楽音を設定された音
量、エンベロープ周波数、エンベロープ形状及びパンポ
ットに従ってデジタル再生する一方、設定されたノイズ
周波数でノイズを発生し、設定されたミックス指定に基
いて楽音とノイズをミキシングし、電子ボリューム89
を経由して2チャンネルデジタルミキサ91に出力す
る。
【0077】また、シーケンサ96またはシーケンサ9
7によってADPCMコントローラ99の各設定レジス
タに設定レジスタデータがセットされると、ADPCM
コントローラ99は、設定レジスタの音指定用領域にセ
ットされたADPCM音ナンバー(ナンバー1乃至ナン
バー63)に対応するADPCM音データを演奏データ
用ROM87のADPCM音データ記憶領域から読み出
し、設定レジスタデータで指定される再生周波数、音
量、パンポット、再生スタート、再生繰り返しを規定す
る値に従ってADPCM方式で再生し、再生したデジタ
ル再生音を出力する。ADPCMコントローラ99から
出力されたデジタル再生音は、電子ボリューム90を経
由して2チャンネルデジタルミキサ91に入力される。
【0078】なお、ADPCMコントローラ99の1つ
のチャンネルで1つのADPCM音が再生される。ま
た、ADPCMコントローラ99の8つのチャンネルの
うち、複数チャンネル(例えば、チャンネル1〜チャン
ネル3)の各設定レジスタに、シーケンサ96又は97
によって設定レジスタデータがセットされた場合、複数
の(3つの)ADPCM音が同時に再生される。
【0079】2チャンネルデジタルミキサ91は、ミッ
クスレベルコントローラ93の設定レジスタMIXに書
き込まれた楽音レベルデータの値で、音源コントローラ
98から送られたデジタル楽音と、ADPCMコントロ
ーラ99から送られたデジタル再生音とをミキシングし
てD/Aコンバータ92に出力する。
【0080】D/Aコンバータ92は、2チャンネルデ
ジタルミキサ91から出力されたミキシングされたデジ
タル音をアナログ変換した後、アナログスイッチング方
式で左右の端子に振り分けて出力する。
【0081】音声合成制御用IC86の左の端子(L)
から出力されたアナログ波形信号は、図10のサンプル
ホールドコンデンサ101で保持され、アンプ102に
与えられて増幅される。アンプ102で増幅されたアナ
ログ波形信号は、ローパスフィルタ103を通過する際
に雑音が消去され、スピーカ11aからステレオ音声を
発生させる。
【0082】同様に、音声合成制御用IC86の右の端
子(R)から出力されたアナログ波形信号は、図10の
サンプルホールドコンデンサ104で保持され、アンプ
105に与えられて増幅される。アンプ105で増幅さ
れたアナログ波形信号は、ローパスフィルタ106を通
過する際に雑音が消去され、スピーカ11bからステレ
オ音声を発生させる。
【0083】上記実施の形態では、サブ制御部74から
CPUインタフェース100を経由してシーケンサ96
またはシーケンサ97にコマンドを送信し、シーケンサ
96またはシーケンサ97によって音源コントローラ9
8とADPCMコントローラ99を選択制御する形態と
している。しかし、これに限らず、図11において、C
PUインタフェース100から音源コントローラ98に
向けて描かれた片矢印で表わしたコマンド信号と、CP
Uインタフェース100からADPCMコントローラ9
9に向けて描かれた片矢印で表わしたコマンド信号とに
より、それぞれシーケンサ96及びシーケンサ97を介
さずに、サブ制御部74から直接に音源コントローラ9
8またはADPCMコントローラ99をダイレクト制御
することも可能である。
【0084】なお、音源コントローラ98のチャンネル
A,B,Cの各楽音は、設定レジスタに設定するパンポ
ットデータを変化させることで、出力時の左右のチャン
ネルの出力レベルを所定量に振り分け、音源定位をセン
タにあるいは左寄りにあるいは右寄りに変化させること
ができ、音量を設定レジスタに設定されるエンベロープ
の繰り返し周波数とエンベロープ形状にしたがって変化
させることで、音源定位を前後に移動させることがで
き、これらを組み合わせて変化させることで、遊技者の
周囲を音源定位が周回するような効果音を発生すること
ができる。
【0085】以上の説明から明らかなように、音声合成
制御用IC86を用いることで、発生させる効果音態様
を多様なものとすることができる。音源コントローラ9
8において1つの楽音(メロディ)を発生させ、ADP
CMコントローラ99において1つのADPCM音を再
生させると、1つのメロディに1つのADPCM音が被
さって重ねられた効果音を発生させることができる。
【0086】音源コントローラ98において1つの楽音
(メロディ)を発生させ、ADPCMコントローラ99
において複数のADPCM音(最高で8音まで)を同時
に再生させると、1つのメロディに複数のADPCM音
が被さって重ねられた効果音を発生させることができ
る。
【0087】また、シーケンサ96及びシーケンサ97
のうちの一方により、音源コントローラ98の第1系統
において1つの楽音(メロディA)を発生させ、シーケ
ンサ96及びシーケンサ97のうちの他方により、音源
コントローラ98の第2系統において別の楽音(メロデ
ィB)を発生させると、メロディAにメロディBが被さ
って重ねられた効果音を発生させることができる。
【0088】なお、曲の演奏停止は、シーケンサ96ま
たはシーケンサ97の設定レジスタの演奏スタート/ス
トップ設定領域に停止を規定する値を書き込むことによ
り演奏停止となる。
【0089】次に、実施形態のパチンコ機1の稼動状態
に応じて発音する効果音及び音声の出力表示動作ついて
説明する。図14乃至図15は、パチンコ機1の稼動状
態と効果音及び音声の出力表示動作との対応関係を示す
図である。また、図16乃至図18は、効果音及び音声
の種類の作動契機並びに作動範囲を表わした図である。
【0090】パチンコ機1の電源投入時には、特別図柄
表示装置30の左、中、右図柄は、それぞれ「3」,
「5」,「7」を表示し、動画表示部46には電源投入
時の所定の絵を表示し、普通図画表示器34は「0」を
表示する。また、記憶数表示LED35及び41、枠飾
りランプA1〜A3、飾りランプC1,D1,E1,F
1、飾りLED(J1),(K1),(H1),(H
2),(H3)、飾りLED(M1〜M8)、飾りLE
D(N1〜N8)、払出LED(P1)及び球切れLE
D(P2)のすべてが消灯している。なお、誘導部材駆
動用モータMTが回転駆動し、誘導部材42,42が1
分間に15.3回上下動する。
【0091】遊技者によりカードユニット3のカード挿
入口3aにプリペイドカードを挿入し、球貸操作部83
を操作すると、操作に応じた所定個数のパチンコ球が賞
品球排出装置80から排出されて上受け皿8に貸し出さ
れる。そして、遊技者が打球ハンドル10を回動操作す
ると、打球発射装置81が作動してパチンコ球を遊技盤
5面に向けて弾発する。打球発射装置81が作動する
と、作動状態がサブ制御部74により検出され、鍵飾り
ランプB1が点灯する。なお、鍵飾りランプB1は、打
球発射装置81が作動中に常に点灯される。
【0092】遊技球が左右ゲート15,16のいずれか
を通過すると、左ゲート用スイッチSW2及び右ゲート
用スイッチSW3のいずれかにより遊技球の通過が検出
される。なお、左右ゲート15,16に入ったパチンコ
球は、各々の球出口40a,40bから遊技盤5面に戻
る。
【0093】パチンコ球の左右ゲート15,16への通
過が検出されると、普通図柄表示器34の図柄が変動を
開始し、約6.0秒経過すると図柄の変動が停止する。
普通図柄表示器34の図柄変動中に、新たにパチンコ球
の左右ゲート15,16への通過が検出されると、ゲー
ト通過が最高4個まで記憶されると共に、その記憶数が
普通図柄用の記憶数表示LED35a〜35dにより個
数点灯表示される。なお、点灯順序は、LED35a、
LED35b、LED35c、LED35dの順であ
る。
【0094】そして、変動を停止した普通図柄が
「1」,「3」,「5」,「7」,「9」のいずれかの
時、普通電動役物開放ソレノイド60が作動し、その入
賞口(始動入賞口)17が所定時間の間拡開する。な
お、始動入賞口17の拡開時間は、始動入賞口17に関
わる大当りの抽選確率が通常確率の時は、0.3秒間の
拡開を行い、始動入賞口17に関わる大当りの抽選確率
が高確率の時は、1.7秒間の拡開を3回行うが、拡開
動作中に始動入賞口17にパチンコ球が入賞した時点で
拡開動作が終了となる。なお、始動入賞口17に関わる
大当りの抽選確率については後述する。
【0095】遊技球が始動入賞口17に入賞すると、始
動口入賞検出スイッチSW1によりパチンコ球の始動口
入賞が検出される。パチンコ球の始動口入賞が検出され
ると、特別図柄表示装置30の図柄が左図柄、右図柄、
中図柄の順に変動を開始する。なお、特別図柄変動開始
時に、アニメーションフラグの値が判別され、アニメー
ションフラグの値が0であれば特別図柄の変動中の効果
音1が発音される一方、アニメーションフラグの値が1
〜5であれば効果音2が発音され、左図柄が停止するま
で鳴る。
【0096】なお、特別図柄の図柄変動中に、新たにパ
チンコ球の始動入賞口17への入賞が検出されると、始
動口入賞が最高4個まで記憶されると共に、その記憶数
が特別図柄用の記憶数表示LED41a〜41dにより
個数点灯表示される。
【0097】特別図柄表示装置30の図柄の変動表示結
果において、大当りを発生させるか否かを事前に決定す
るためにランダムカウンタRND1が用いられている。
このランダムカウンタRND1の値は、0乃至336の
範囲で所定のタイミングで1つずつカウントアップされ
る。そして、始動口入賞の検出時にランダムカウンタR
ND1の値が読み出されて記憶され、図柄の変動開始か
ら左図柄の停止までの期間において所定のタイミングで
記憶されたカウンタ値が読み出され、予め定めた大当り
用の値と比較されて大当りか否かが判定される。
【0098】そして、特別図柄の図柄変動開始から約
5.3秒以上経過すると、左図柄、右図柄、中図柄の順
に図柄が停止されて図柄が確定するが、この過程におい
て中図柄の変動停止前、右図柄の確定停止時に、確定停
止された左図柄と右図柄が一致すると、リーチ発生とな
る。
【0099】なお、特別図柄表示装置30の動画表示部
46において、動画表示されるキャラクタの種別や動き
の相違(ストーリ展開の相違)により46種類のリーチ
パターンが設定されており、この46種類のリーチパタ
ーンを、ランプ並びにLEDの表示と効果音の種類が同
じとなるグループ毎に分けてリーチ区分a〜リーチ区分
hの8つに区分してある。
【0100】そして、これらのリーチ区分うちの1つを
選択するためにランダムカウンタRND3が用いられて
いる。このランダムカウンタRND3の値は、0乃至7
の範囲で所定のタイミングで1つずつカウントアップさ
れる。そして、右図柄の確定停止時にリーチ発生と判定
した時点でのランダムカウンタRND3の値によりリー
チ区分の種別が決定される。
【0101】上述した特別図柄の左図柄,右図柄及び中
図柄が停止する時に、効果音3が各図柄が停止する時に
1回鳴る。但し、リーチ動作を行う場合には、左図柄、
右図柄が停止時のみに鳴る。
【0102】以下、中図柄がリーチ動作を行う場合につ
いてのみ説明する。左図柄及び右図柄が停止し、中図柄
がリーチ動作を開始する時に、右図柄が停止してから
「リーチ」という音声Aが発生される。次いで、リーチ
動作を開始する時の効果音4が、音声A「リーチ」の後
に鳴り始める。
【0103】発生したリーチパターンがリーチ区分aで
ある場合、停止される中図柄が「L」である場合、再
度、中図柄の変動を開始する再抽選動作が行われる。
【0104】発生したリーチパターンがリーチ区分bで
ある場合、「ピョン」という音声Fが発生され、次に
「ドーン」という音声Cが発生され、リーチ区分bの前
半の効果音5が次に鳴り始める。そして、所定時間経過
後、リーチ区分bの後半の効果音6が、効果音5の次に
鳴り始め、中図柄が停止するまで鳴る。発生したリーチ
パターンがリーチ区分bである場合も、停止される中図
柄が「L」である場合、再度、中図柄の変動を開始する
再抽選動作が行われる。
【0105】発生したリーチパターンがリーチ区分c〜
fである場合、「ピョン」という音声Fが発生され、次
に、効果音7が鳴り始め、中図柄が停止するまで鳴る。
なお、効果音7の発生中、「ギュン」という音声Gが2
回発生される。また、リーチ区分e及びfの場合、中図
柄が1図柄分戻るときに「ヒュワン」という音声Jが発
生される。また、発生したリーチパターンがリーチ区分
c〜fである場合も、停止される中図柄が「L」である
場合、再度、中図柄の変動を開始する再抽選動作が行わ
れる。
【0106】発生したリーチパターンがリーチ区分gで
ある場合、「ピョン」という音声Fが発生され、次いで
「パオーン」という音声Bが発生され、次に、効果音8
が鳴り始め、中図柄が停止するまで鳴る。なお、効果音
8に重ねて「ダン」という太鼓音(音声D)並びに「ダ
ン」という太鼓音(音声E)が発生される。
【0107】発生したリーチパターンがリーチ区分hで
ある場合、「ピョン」という音声Fが発生され、次いで
「パオーン」という音声Bが発生され、次に、効果音8
が鳴り始め、動画の象が図柄を投げる動作を開始するま
で鳴る。そして、動画の象が図柄を投げる動作を開始す
ると効果音9が鳴り始め、中図柄が停止するまで鳴る。
なお、効果音8に重ねて「ダン」という太鼓音(音声
D)並びに「ダン」という太鼓音(音声E)が発生され
る。また、動画の象が図柄を投げるたびに、「ピシュ」
という音声Hが1回ずつ発生される。さらに、リーチ区
分hの時に中図柄が1図柄分戻るときに「ピヨヨヨン」
という音声Iが発生される。
【0108】なお、発生したリーチパターンがリーチ区
分a、リーチ区分b、リーチ区分c〜fである場合、再
抽選動作が行われるが、この時に、再抽選時の効果音1
2が再抽選の画面に切り換わってから鳴り始め、中図柄
が停止するまで鳴る。
【0109】確定停止された左,中,右図柄の組み合わ
せが、「111」,「222」,「333」,「44
4」,「555」,「666」,「777」,「88
8」,「999」,「XXX」,「YYY」,「ZZ
Z」となった場合には、大当り発生となる。上記の組み
合わせ以外の組み合せとなった場合には、外れとなる。
【0110】中図柄がリーチ動作を行って確定停止する
場合、すべてのリーチパターンにおいて、中図柄が外れ
図柄で停止した時に、効果音10が鳴り、効果音10の
後に効果音11が鳴る。
【0111】また、中図柄がリーチ動作を行って確定停
止する場合、すべてのリーチパターンにおいて、中図柄
が大当り図柄で停止したとき、効果音13が鳴る。
【0112】大当り発生となると、大入賞口50が約2
0秒間に亙って開成される。また、大入賞口50の開放
と同時に特定領域53の扉が開放する。なお、大当り
時、効果音13の次に効果音14が初回の大入賞口の開
放開始時まで鳴る。
【0113】大入賞口50の開成中に、遊技球が10個
入賞した場合には、10個目の入賞をもって大入賞口5
0が閉成する。大入賞口50の開成中に、遊技球が特定
領域53を1個通過した場合には、特定領域53の扉が
閉成し、大入賞口50が閉成後、再び大入賞口50が繰
り返し開成する。大入賞口50の繰り返し開成動作は、
最初の開成を含めて最高16回である。大当り時、初回
の大入賞口の開放開始時から最終回の大入賞口の開放開
始時まで効果音15が鳴る。そして、最終回の大入賞口
の開放開始時から開放終了後の休止時間が終わるまで、
効果音16が鳴る。なお、大入賞口50の開成時に発生
する効果音16も、音源を前後左右に移動したり、遊技
者の周囲を周回することによって、より興趣を盛り上げ
ることができる。
【0114】また、不正行為によって金枠6が開放され
ると、金枠6の開放が金枠開放検出スイッチ84により
検出され、金枠開放検出スイッチ84の検出信号がサブ
制御部74に入力される。応じてサブ制御部84は、メ
イン制御部65に不正検出信号を出力する。メイン制御
部65は、不正検出信号に応じて飾りLED(Q1)及
び飾りLED(Q2)を点灯する。なお、始動入賞口1
7に関する大当りの抽選確率が高確率である場合には、
飾りLED(Q1)及び飾りLED(Q2)の点灯に加
えて、さらに枠飾りランプA1,枠飾りランプA3と枠
飾りランプA2とを251msの周期で交互に点滅す
る。また、断線、短絡の不正検知、大入賞口入賞検出ス
イッチの移動の不正検知時には、効果音17が鳴り、異
常が解消されるまで鳴り続ける。
【0115】
【発明の効果】本発明のパチンコ機によれば、メイン制
御部から送られるステータス情報に基づいて、サブ制御
部が、音声再生手段を制御し、音声再生手段が、演奏デ
ータ格納手段から音データ及びADPCM音データを順
次読み出して同時に再生し、電子ボリュームにより音声
再生手段によって再生された音及びADPCM音の音量
を調整すると共に、チャンネルデジタルミキサが再生さ
れた音及びADPCM音の重ね合わせ、D/Aコンバー
タが重ね合わされたデジタル音をアナログ変換するの
で、遊技状況に応じて異なる種類の音を重ねて興趣ある
効果音を発生させることができ、遊技を盛り上げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のパチンコ機の正面図
【図2】パチンコ機の遊技盤面の正面図
【図3】遊技盤面に配設された各種ランプ及びLEDの
配置を示す正面図
【図4】図柄表示ユニットの拡大正面図
【図5】役物ユニットの拡大正面図
【図6】各検出スイッチの配置を示す遊技盤の裏面図
【図7】実施形態のパチンコ機に配備された制御系統の
メイン制御部分のブロック図
【図8】実施形態のパチンコ機に配備されたランプ駆動
部並びにLED駆動部のブロック図
【図9】実施形態のパチンコ機に配備された制御系統の
サブ制御部分のブロック図
【図10】音声駆動回路の回路ブロック図
【図11】音声駆動回路における音声合成制御用ICの
回路ブロック図
【図12】音声合成制御用ICの演奏データROM内に
格納されている音声合成用のデータの記憶状態を示すメ
モリマップを示す図
【図13】パチンコ機の稼動状態と効果音の出力表示動
作との対応関係を示す図
【図14】パチンコ機の稼動状態と音声の出力表示動作
との対応関係を示す図
【図15】効果音の種類の作動契機並びに作動範囲を表
わした図
【図16】図15のつづき
【図17】音声の種類の作動契機並びに作動範囲を表わ
した図
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 パチンコ機本体 3 カードユニット 4 内枠 5 遊技盤 6 金枠 7 ガラス扉 8 上受け皿 9 下受け皿 10 打球ハンドル 11 スピーカ 12 枠飾り部 13 鍵飾り部 14 図柄表示ユニット 15 左ゲート 16 右ゲート 17 始動入賞口 18 役物ユニット 19 ランプ付き風車 20 普通入賞口 21 普通入賞口 22 払出表示部 23 球切れ表示部 24 アウト口 25 風車 26 内レール 27 外レール 28 レール飾り部 29 電動チューリップ 30 特別図柄表示装置 31 フレーム 32 張出部 33 通過入口 34 普通図柄表示器 35 記憶数表示LED(普通図柄用) 36 装飾部材 37 装飾部材 38 装飾部材 39 凹部 40 球出口 41 記憶数表示LED(特別図柄用) 42 誘導部材 43 切欠部 44 表示部 45 図柄表示部 46 動画表示部 47 左図柄表示部 48 中図柄表示部 49 右図柄表示部 50 大入賞口 51 開閉扉 52 普通入賞口 53 特定領域 54 誘導路 55 誘導路 56 誘導路 57 誘導路 58 集合樋 59 セーフ球誘導樋 60 普通電動役物開放ソレノイド 61 大入賞口開放ソレノイド 62 特定領域扉開放ソレノイド 63 セーフ球検出スイッチ 64 セーフ球排出ソレノイド 65 メイン制御部 66 スイッチ検出回路 67 ソレノイド駆動回路 68 LED駆動回路 69 モータ駆動回路 70 ランプ駆動回路 71 ランプ駆動回路 72 LED駆動回路 73 情報出力回路 74 サブ制御部 75 LED駆動回路 76 ランプ駆動回路 77 スイッチ検出回路 78 音駆動回路 79 ソレノイド駆動回路 80 賞品球排出装置 81 打球発射装置 82 カードインタフェース 83 球貸操作部 84 金枠開放検出スイッチ 85 補給球切れ検出スイッチ 86 音声合成制御用IC 87 演奏データ用ROM 88 音声再生手段 89 電子ボリューム 90 電子ボリューム 91 2チャンネルデジタルミキサ 92 D/Aコンバータ 93 ミックスレベルコントローラ 94 リセット信号入力部 95 クロック周波数入力部 96 シーケンサ 97 シーケンサ 98 音源コントローラ 99 ADPCMコントローラ 100 CPUインタフェース 101 サンプルホールドコンデンサ 102 アンプ 103 ローパスフィルタ 104 サンプルホールドコンデンサ 105 アンプ 106 ローパスフィルタ A1〜A3 枠飾りランプ B1 鍵飾りランプ C1 飾りランプ D1 飾りランプ E1 飾りランプ F1 飾りランプ H1〜H3 飾りLED J1 飾りLED K1 飾りLED M1〜M8 飾りLED N1〜N8 飾りLED P1 払出LED P2 球切れLED Q1〜Q2 飾りLED SW1 始動口入賞検出スイッチ SW2 左ゲート用スイッチ SW3 右ゲート用スイッチ SW4 大入賞口入賞検出スイッチ SW5 特定領域通過検出スイッチ SW6 入賞検出スイッチ MT 誘導部材駆動用モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技状況に応じて遊技に関する実質的な
    制御を行うメイン制御部から送られるステータス情報に
    基づいて効果音出力に関する制御を行うサブ制御部と、
    前記サブ制御部に接続されると共に音声合成を行う音声
    合成回路とを有し、前記音声合成回路が、複数種類の音
    データ及びADPCM音データを格納した演奏データ格
    納手段と、前記演奏データ格納手段から音データ及び複
    数のADPCM音データを読み出して同時に再生する音
    声再生手段と、前記音声再生手段によって再生された音
    及びADPCM音の音量を調整する電子ボリュームと、
    再生された音及びADPCM音の重ね合わせるチャンネ
    ルデジタルミキサと、デジタル音をアナログ変換するD
    /Aコンバータとを備えていることを特徴とするパチン
    コ機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003190511A (ja) * 2001-12-26 2003-07-08 Takasago Electric Ind Co Ltd パチンコ機
JP2005137897A (ja) * 2003-10-17 2005-06-02 Heiwa Corp 遊技機
JP2009034381A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Olympia:Kk 遊技機
US8864584B2 (en) 2008-06-03 2014-10-21 Wms Gaming Inc. Wagering game machine with area sound panning

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