JPH10232530A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10232530A
JPH10232530A JP9038078A JP3807897A JPH10232530A JP H10232530 A JPH10232530 A JP H10232530A JP 9038078 A JP9038078 A JP 9038078A JP 3807897 A JP3807897 A JP 3807897A JP H10232530 A JPH10232530 A JP H10232530A
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JP
Japan
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image
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image forming
forming apparatus
memory
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JP9038078A
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Kazuyoshi Suzuki
一可 鈴木
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遅延メモリの有効利用が可能な画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 記録紙の搬送方向に直列に配置された感
光体を複数備えており、それらの感光体に該記録紙を順
次当接し、該記録紙上に画像を形成する画像形成装置の
遅延部であって、2値化変換部201にて2値化された
M,C,Y,Kの各信号は、それぞれ遅延部202〜2
05に入力される。合成画像を記録紙に形成する場合、
コントローラ402は、第1の画像情報をメモリ403
に一旦格納し、合成部401による第2の画像情報との
合成後に再びメモリ403に格納する。格納された合成
画像情報は、画像形成時にそれぞれ遅延部にて所定時間
だけ遅延されてLED駆動部206〜209に出力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、更に詳しくは記録紙の搬送方向に複数の感光体が直
列に並べられ、それぞれの感光体間の遅延を補償する遅
延メモリを備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー複写機等においてカラー画
像を形成する場合においては、読み取った原稿画像をマ
ゼンタ(M)・シアン(C)・イエロー(Y)・ブラッ
ク(K)の4色に分解し、それらの色毎に記録紙上に形
成するのが一般的である。このようなカラー画像の形成
処理を高速に行なうためには、各色の画像情報を画像と
して記録紙上に形成する複数の感光体を、その記録紙の
搬送方向に直列に配置し、その記録紙を順次各感光体に
当接させて画像を形成させる方法が有効である。また、
この方法を採用する場合には、読み取った画像情報を各
感光体にて画像として再現する際、感光体間の距離に応
じて遅延させる遅延メモリが必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年に
おいては、高解像度化の要求に伴って遅延メモリに必要
な記憶容量も飛躍的に増大しており、必要とされるメモ
リ素子のコストは単に遅延メモリとして用いるには非常
に大きなものとなり問題となっている。
【0004】そこで本発明は、遅延メモリの有効利用が
可能な画像形成装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の画像形成装置は以下の構成を特徴とする。
【0006】即ち、記録紙の搬送方向に直列に配置され
た感光体を複数備えており、それらの感光体に該記録紙
を順次当接し、該記録紙上に画像を形成する画像形成装
置であって、前記感光体に順次当接することによる画像
形成の遅れを補償する遅延手段を各感光体に対応して備
え、それらの遅延手段を画像合成にも使用することを特
徴とする。
【0007】好ましくは、前記遅延手段は、画像情報を
合成する合成手段と、画像情報を格納するメモリと、前
記合成手段及び前記メモリを制御する制御手段と、を含
んでおり、前記制御手段は、第1の画像情報を前記メモ
リに一旦格納し、前記合成手段による第2の画像情報と
の合成後に再び前記メモリに格納するとよい。
【0008】また、例えば前記制御手段は、前記記録紙
上への画像形成時に、前記メモリに格納した前記第1及
び第2の画像情報の合成画像情報を、所定時間遅延させ
てから前記感光体上に出力することを特徴とし、好まし
くは、前記所定時間は、前記記録紙の搬送速度と前記感
光体の位置とに基づいてそれぞれ決定するとよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置を図
面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態としての画像
形成装置の全体構成を示す図である。はじめに、同図に
示す画像形成装置の原稿読み込み機構としてのカラーリ
ーダ部の概略構成を説明する。
【0011】<カラーリーダ部の構成>図1において、
101はCCD、311はCCD101が実装された基
板、312は画像処理部、300はオペレータのための
操作入力パネル、301は原稿を載置する原稿台ガラス
(プラテン)、302は原稿給紙装置(DF:尚、この
原稿給紙装置302の代わりに鏡面圧板(不図示)を装
着する構成でもよい)、303及び304は原稿を照明
するハロゲンランプまたは蛍光灯等の光源、305及び
306は光源303,304からの光を原稿に集光する
反射傘、307〜309はミラー、310は原稿からの
反射光または投影光をCCD101上に集光するレン
ズ、314はハロゲンランプ303,304と反射傘3
05,306とミラー307を収容するキャリッジ、3
15はミラー308,309を収容するキャリッジ、3
13はコンピュータ等の外部装置とのインターフェイス
(I/F)部である。
【0012】原稿台ガラス301上の原稿は、光源30
3,304からの光を反射し、その反射光はCCD10
1に導かれて電気信号に変換される。尚、CCD101
の構成は、カラーセンサの場合、RGBのカラーフィル
タが1ラインCCD前面にRGB順にインラインに配置
されたもの、赤(R)フィルタ・緑(G)フィルタ・青
(B)フィルタがそれぞれのCCDに備えられた3ライ
ンCCD方式のもの、フィルタがオンチップ化されたも
の、或はフィルタがCCDとは別構成にになったもので
もよい。
【0013】尚、原稿の全面を走査すべく、キャリッジ
314は速度Vで、またキャリッジ315は速度V/2
で、CCD101の電気的走査(主走査)方向に対して
垂直(副走査)方向に機械的に移動する。
【0014】<画像処理部の構成>ここで、ディジタル
画像処理部312の内部構成を図2を参照して説明す
る。
【0015】図2は、本発明の一実施形態としてのディ
ジタル画像処理部のブロック構成図である。
【0016】図中、CCD101による光電変換によっ
て得られた電気信号(アナログ画像信号)は、クランプ
・Amp・S/H・A/D処理部102にてサンプルホ
ールド(S/H)処理、アナログ画像信号のダークレベ
ルを基準電位としたクランプ処理、所定レベルへの増幅
処理、そしてA/D変換処理を施され、例えばRGB各
8ビットのディジタル信号に変換される(尚、上記処理
順番は表記順とは限らない)。
【0017】次に、クランプ・Amp・S/H・A/D
処理部102からのRGB信号は、シェーディング部1
03にてシェーディング補正及び黒補正が施された後、
つなぎ・MTF補正・原稿検知処理部104に入力され
る。
【0018】つなぎ・MTF補正・原稿検知処理部10
4では、CCD101が3ラインCCD方式の場合には
各ライン間で原稿の読み取り位置が異なるため、読み取
り速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの
読み取り位置が同じになるように信号タイミングが補正
される(つなぎ処理)。更に、読み取り速度や変倍率に
よって読み取りのMTFが変るため、その変化を補正し
(MTF補正)、原稿台ガラス301上の原稿を走査す
ることにより原稿サイズを認識する。
【0019】次に、読み取りタイミングが補正されたデ
ィジタル信号は、入力マスキング部105にてCCD1
01の分光特性及び光源303,304及び反射傘30
5,306の分光特性が補正される。入力マスキング部
105の出力は、外部I/F部114からの信号との切
り換えが可能なセレクタ106に入力される。
【0020】セレクタ106から出力された信号は、色
空間圧縮・下地除去・LOG変換処理部107と下地除
去部115とに入力される。下地除去部115に入力さ
れた信号は、下地除去された後、原稿中の原稿文字が黒
い文字かどうかを判定する黒文字判定部116に入力さ
れ、原稿から黒文字信号を生成する。また、色空間圧縮
・下地除去・LOG変換部107では、読み取った画像
信号が当該画像処理装置のプリンタ部で再現できる範囲
に入っているかどうか判断し、入っている場合はそのま
ま、入っていない場合には画像信号をプリンタで再現で
きる範囲に入るように補正し(色空間圧縮)、下地除去
処理を行い、RGB信号からCMYK信号に変換する
(LOG変換)。次に、色空間圧縮・下地除去・LOG
変換部107の出力信号は、黒文字判定部116で生成
された信号とのタイミングを調整するため、遅延回路1
08でタイミングを調整される。そしてこれら2種類の
信号は、モワレ除去部109にてモワレが除去され、変
倍処理部110にて主走査方向に変倍処理される。
【0021】変倍されたCMY信号は、UCR・マスキ
ング・黒文字反映処理部111にてCMYK信号に変換
され(UCR処理)、当該プリンタ部の出力にあった信
号に補正(マスキング処理)されると共に、黒文字判定
部116で生成された判定信号が当該CMYK信号にフ
ィードバックされる。
【0022】次に、UCR・マスキング・黒文字反映処
理部111で処理された信号は、γ補正部112で濃度
調整された後、フィルタ部113でスムージング又はエ
ッジ処理される。以上の処理を施された信号は、後述の
図3の2値変換部201にてディザ法・誤差拡散法・誤
差拡散を改良した手法等により、8ビットの多値信号か
ら2値信号に変換される。尚、上述の各処理は何れも公
知の手法のため詳細な説明は省略する。
【0023】<プリンタ部の構成>ここで、再び図1を
参照して当該画像形成装置のプリンタ部の構成を説明す
る。同図において、317はM画像形成部、318はC
画像形成部、319はY画像形成部、そして320はK
画像形成部である。これらの画像形成部は、それぞれの
略同一の構成を有するため、M画像形成部317を詳細
に説明し、他の画像形成部の説明は省略する。
【0024】M画像形成部317において、342は感
光ドラムであり、LEDアレー210からの光によっ
て、その表面に潜像が形成される。321は一次帯電器
であり、感光ドラム342の表面を所定の電位に帯電さ
せ、潜像形成の準備をする。322は現像機であり、感
光ドラム342上の潜像を現像して、トナー画像を形成
する。尚、現像器322には、現像バイアスを印加して
現像するためのスリーブ345が含まれている。323
は転写帯電器であり、転写ベルト333の背面から放電
を行い、感光ドラム342上のトナー画像を転写ベルト
333上の記録紙等へ転写する。本実施形態は転写効率
が良いためクリーナ部を備えないが装着してもよいこと
は言うまでもない。
【0025】次に、記録紙等の上へ画像を形成する手順
を説明する。カセット340,341に格納された記録
紙等は、ピックアップローラ338、339により1枚
毎給紙ローラ336,337にて転写ベルト333上に
供給される。給紙された記録紙は、吸着帯電器346で
帯電させられる。348は転写ベルトローラであり、転
写ベルト333を駆動し、かつ、吸着帯電器346と対
になって記録紙等を帯電させ、転写ベルト333に記録
紙等を吸着させる。347は紙先端センサであり、転写
ベルト333上の記録紙等の先端を検知する。尚、紙先
端センサの検出信号は、プリンタ部から前述のカラーリ
ーダ部へ送られて、カラーリーダ部からプリンタ部にビ
デオ信号を送る際の副走査同期信号として用いられる。
【0026】この後、記録紙等は、転写ベルト333に
よって搬送され、画像形成部317〜320においてM
CYKの順にその表面にトナー画像が形成される。K画
像形成部320を通過した記録紙等は、転写ベルト33
3からの分離を容易にするため、除電帯電器349で除
電された後、転写ベルト333から分離される。350
は剥離帯電器で、記録紙等が転写ベルト333から分離
する際の剥離放電による画像乱れを防止するものであ
る。分離された記録紙等は、トナーの吸着力を補って画
像乱れを防止するために、定着前帯電器351・352
で帯電された後、定着器334にてトナー画像が定着さ
れた後、335の排紙トレーに排紙される。
【0027】次に、プリンタ部によるLED画像記録に
ついて図3を参照して説明する。
【0028】図3は、本発明の一実施形態としてのプリ
ンタ部におけるLED画像記録の概略を示すブロック構
成図である。
【0029】図中、画像処理部312のフィルタ部11
3から出力された2値のCMYKの画像信号は、本発明
に係る各色の遅延部202〜205にて、紙先端センサ
347からの紙先端信号を基にして、画像形成部が紙先
端センサ347からそれぞれ異なる距離に位置すること
を調整することにより、4色を記録紙上の所定の位置に
印字することが可能となる。LED駆動部206〜20
9は、LEDアレー210〜213を駆動するための信
号を生成する。
【0030】<遅延部の構成>次に、本発明に係る遅延
部202〜205の構成について図4を参照して説明す
る。
【0031】図4は、本発明の一実施形態としての遅延
部のブロック構成図であり、遅延部202〜205は、
同図のような構成をそれぞれ備える。本実施形態におい
て各遅延部を画像情報の合成にも使用される。そこで、
外部I/F部114を介して入力されたカラー画像情報
とカラーリーダ部にて読み取った画像情報との合成処理
を行う画像合成モードを以下に説明する。
【0032】画像合成モードにおいて、外部I/F部1
14からのカラー画像情報が2値CMYKデータの場合
は、遅延部まで直接そのままの形態で入力された後、合
成部401及びコントローラ402を介してメモリ40
3に送られ格納される。一方、外部I/F部114から
のカラー画像情報が多値RGBデータの場合には、外部
I/F部114よりセレクタ116に送られ、前述した
各種画像処理が必要に応じて施された後、2値変換部2
01にて2値化され、遅延部内の合成部401及びコン
トローラ402を介してメモリ403に送られ格納され
る。これらの場合、合成部401及びコントローラ40
2は、スルーの状態である。
【0033】次に、カラーリーダ部にて原稿の画像を読
み取り、前述した画像処理を行って得られた2値化画像
情報は、遅延部に送られる。その際、遅延部への送信の
タイミングに同期してメモリ403に格納されているコ
ンピュータからの画像情報を読み出し、合成処理モード
に設定された合成部401にてカラーリーダ部からの画
像情報と合成され、再びメモリ403に格納される。こ
の時、各LED駆動部はNOPとする。
【0034】合成部401の画像合成機能には、(1)
2つの入力信号のOR演算を行う。(2)2つの入力信
号のAND演算を行う。(3)2つの入力信号をエリア
で選択する。の3つの機能を備えており、これらの機能
の選択や、(3)を選択した際のエリア指定は、カラー
リーダ部の操作入力パネル300より行う。
【0035】各画像形成部は、紙先端センサ347から
それぞれ異なる距離に位置する。このためため、メモリ
403に格納された合成画像情報は、オペレータまたは
自動的な記録紙上への画像形成開始の指示により、4色
を記録紙上の所定の位置に印字できるように所定時間だ
け遅らされた後、それぞれのメモリ403から読み出さ
れる。所定時間は、各画像形成部の紙先端センサ347
からの距離、紙先端センサ347の検出タイミング、そ
して記録紙の搬送速度に基づいて決定される。
【0036】尚、上記の実施形態ではコンピュータ画像
とリーダ画像との合成を説明したが、合成する2つの画
像情報が、それぞれコンピュータからのものであって
も、カラーリーダ部からのものであってもよいことは言
うまでもない。また、書類等の定型フォーマットをあら
かじめメモリ403に記憶させておき、その画像情報と
合成する構成であってもよい。
【0037】[実施形態の変形例]上記の実施形態で
は、同容量の遅延メモリを4色それぞれが備える構成で
あったが、本変形例では、M感光ドラム342を基準位
置として必要最小限のメモリをもつ構成とする。
【0038】図5は、本発明の一実施形態の変形例とし
ての感光ドラムの配置を示す図であり、ドラム間隔が1
20mmであるとする。
【0039】図6は、本発明の一実施形態の変形例とし
てのプリンタ部におけるLED画像記録の概略を示すブ
ロック構成図である。
【0040】本変形例において、解像度600dpi、
主走査方向画素数8000画素であったとすると、遅延
部の構成は、図6のようにM画像形成用の遅延部はなく
なり、C,Y,K画像形成部の遅延部はそれぞれ異なっ
たものになる。各遅延部のメモリ403に必要な記憶容
量は、C画像形成部約3MB、Y画像形成部約6MB、
K画像形成部9MBとなる。即ち、M感光ドラム342
の画像形成位置から遠くなるに従って大きな記憶容量と
する。
【0041】ここで、コンピュータからの白黒画像情報
とカラーリーダ部にて読み取った画像情報との合成処理
を行う本変形例における画像合成モードを以下に説明す
る。
【0042】画像合成モードにおいて、コンピュータの
白黒2値画像は、外部I/F部114を介してK遅延部
205’のメモリ403に格納される。次に、カラーリ
ーダ部から読みとられた画像は、前述の実施形態と同様
の処理を施された後、2値変換部201にてMCYKの
2値化画像情報に変換される。そして、C,Y画像情報
は、遅延部203’〜205’の各メモリ403に格納
される。また、K画像情報は、遅延部205’にて図4
を参照して説明した手順により先にメモリ403に格納
したコンピュータの白黒2値画像と合成され、その合成
画像情報がメモリ403に格納される。
【0043】本変形例では、M遅延部を有しない構成の
ため、遅延部203’〜205’の各メモリ403への
C,Y,K画像情報の格納、合成処理と、記録紙上への
感光ドラム342によるM画像情報の画像形成処理と
は、並行して行う。そして、M画像の形成に引き続い
て、それぞれの所定時間だけ遅らされた後、それぞれの
メモリ403から読み出され記録紙上にC,Y,K画像
を形成していく。
【0044】本変形例では、K画像をコンピュータから
の画像情報とカラーリーダ部からの画像情報とを合成し
て生成したが、画像合成モードにおいて、カラーリーダ
部からの画像情報は、UCR処理を省略してMCYの3
色だけで画像を生成するようにし、MCYの画像形成部
ではカラーリーダ部からの画像形成を行い、K画像形成
部ではコンピュータからの画像形成を行い、記録紙上に
おいて両方の画像を合成してもよいことは言うまでもな
い。
【0045】また、本変形例においても、合成する2つ
の画像情報が、それぞれコンピュータからのものであっ
ても、カラーリーダ部からのものであってもよいことは
言うまでもない。また、書類等の定型フォーマットをあ
らかじめメモリ403に記憶させておき、その画像情報
と合成する構成であってもよい。
【0046】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
等)から構成されるシステムに適用しても、上述した各
実施形態のように一つの機器からなる装置に適用しても
よい。
【0047】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0048】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0049】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM等
を用いることができる。
【0050】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0051】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遅延メモリの有効利用が可能な画像形成装置の提供が実
現する。即ち、遅延メモリを画像情報の合成にも使用す
ることによりメモリの使用効率を向上できる。言い換え
れば、限られたメモリ資源により画像合成機能を付加で
きるため、コストパフォーマンスの向上が図れることに
なる。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての画像形成装置の全
体構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態としてのディジタル画像処
理部のブロック構成図である。
【図3】本発明の一実施形態としてのプリンタ部におけ
るLED画像記録の概略を示すブロック構成図である。
【図4】本発明の一実施形態としての遅延部のブロック
構成図である。
【図5】本発明の一実施形態の変形例としての感光ドラ
ムの配置を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態の変形例としてのプリンタ
部におけるLED画像記録の概略を示すブロック構成図
である。
【符号の説明】
201 2値化変換部 202〜205,202’〜205’ 遅延部 206〜209 LED駆動部 210〜213 LEDアレー 401 合成部 402 コントローラ 403 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/00 107 H04N 1/21 1/21 G03G 21/00 372

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙の搬送方向に直列に配置された感
    光体を複数備え、それらの感光体に該記録紙を順次当接
    し、該記録紙上に画像を形成する画像形成装置であっ
    て、 前記感光体に順次当接することによる画像形成の遅れを
    補償する遅延手段を各感光体に対応して備え、それらの
    遅延手段を画像合成にも使用することを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記遅延手段は、画像情報を合成する合
    成手段と、画像情報を格納するメモリと、前記合成手段
    及び前記メモリを制御する制御手段と、を含んでいるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、第1の画像情報を前記
    メモリに一旦格納し、前記合成手段による第2の画像情
    報との合成後に再び前記メモリに格納することを特徴と
    する請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記記録紙上への画像
    形成時に、前記メモリに格納した前記第1及び第2の画
    像情報の合成画像情報を、所定時間遅延させてから前記
    感光体上に出力することを特徴とする請求項3記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 更に、原稿の画像を読み取る読み取り手
    段を備え、前記第1及び/または前記第2の画像情報
    が、該読み取り手段により読み取った画像情報であるこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 更に、外部装置とのインタフェース手段
    を備え、前記第1及び/または前記第2の画像情報が、
    該インタフェース手段から入力された画像情報であるこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の画像情報は、予め前記メモリ
    に格納された所定の画像情報であることを特徴とする請
    求項4記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の画像情報を、前記感光体のう
    ち最後部の感光体に対応する遅延手段のメモリに入力す
    ることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の画像情報を、前記感光体のう
    ち最後部の感光体に対応する遅延手段のメモリには入力
    しないことを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の画像情報は、白黒2値画像
    であることを特徴とする請求項8または請求項9記載の
    画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記所定時間は、前記記録紙の搬送速
    度と前記感光体の位置とに基づいてそれぞれ決定される
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記メモリの記憶容量を、前記最前部
    の感光体からの距離に応じて大きなものとすることを特
    徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記最前部の感光体に対応する遅延手
    段は、前記メモリを備えていないことを特徴とする請求
    項12記載の画像形成装置。
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