JPH10231796A - 電動送風機 - Google Patents
電動送風機Info
- Publication number
- JPH10231796A JPH10231796A JP8083998A JP8083998A JPH10231796A JP H10231796 A JPH10231796 A JP H10231796A JP 8083998 A JP8083998 A JP 8083998A JP 8083998 A JP8083998 A JP 8083998A JP H10231796 A JPH10231796 A JP H10231796A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blades
- shrouds
- impeller
- shroud
- projections
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Suction Cleaners (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 前面シュラウド及び後面シュラウドの取付孔
にブレードの突起をかしめることにより前記両シュラウ
ドにブレードを固着してなるインペラであって、ブレー
ドとシュラウドとの接合部の隙間からの空気漏れを防止
して効率の高い電動送風機を提供する。 【解決手段】 突起２３を有した複数枚のブレード５
を、前面シュラウド６及び後面シュラウド７で挟持し、
両シュラウド６，７の取付孔にブレード５の突起２３を
かしめることにより両シュラウド６，７にブレード５を
固着してなるインペラ３を有し、ブレード５とシュラウ
ド６，７との接合部の隙間に塗装を施して、それら接合
部の隙間からの空気漏れを無くし、電動送風機の効率を
高めている。
にブレードの突起をかしめることにより前記両シュラウ
ドにブレードを固着してなるインペラであって、ブレー
ドとシュラウドとの接合部の隙間からの空気漏れを防止
して効率の高い電動送風機を提供する。 【解決手段】 突起２３を有した複数枚のブレード５
を、前面シュラウド６及び後面シュラウド７で挟持し、
両シュラウド６，７の取付孔にブレード５の突起２３を
かしめることにより両シュラウド６，７にブレード５を
固着してなるインペラ３を有し、ブレード５とシュラウ
ド６，７との接合部の隙間に塗装を施して、それら接合
部の隙間からの空気漏れを無くし、電動送風機の効率を
高めている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭用の掃除機に使
用する電動送風機の高効率化に関するものである。
用する電動送風機の高効率化に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、電動送風機を用いた電気掃除機
は、じゅうたんの掃除やダニを吸い込む用途に対応する
ため、高出力化される傾向にある。以下に従来の電動送
風機について、図４に基づいて説明する。ケーシング１
は中央部に吸い込み口１ａを有するとともに、エアガイ
ド２とインペラ３を内包し、モータ４に外周に気密に取
り付けられている。インペラ３は、複数枚のブレード５
と、これを挟み込む円板形の前面シュラウド６と、後面
シュラウド７により構成され、モータ４の回転軸に固定
している。インペラ３の外周には、エアガイド２の複数
の静翼９からなるディフューザ部８を設けており、傾斜
部１３から気流を戻り通路部１０によりモータ内部へ導
いて、モータブラッケト１１に設けた排気孔１２から排
出するようになっている。
は、じゅうたんの掃除やダニを吸い込む用途に対応する
ため、高出力化される傾向にある。以下に従来の電動送
風機について、図４に基づいて説明する。ケーシング１
は中央部に吸い込み口１ａを有するとともに、エアガイ
ド２とインペラ３を内包し、モータ４に外周に気密に取
り付けられている。インペラ３は、複数枚のブレード５
と、これを挟み込む円板形の前面シュラウド６と、後面
シュラウド７により構成され、モータ４の回転軸に固定
している。インペラ３の外周には、エアガイド２の複数
の静翼９からなるディフューザ部８を設けており、傾斜
部１３から気流を戻り通路部１０によりモータ内部へ導
いて、モータブラッケト１１に設けた排気孔１２から排
出するようになっている。
【０００３】以上の構成で、モータ４によってインペラ
３を高速で回転させ、生じた遠心力によって、所用の風
量と真空圧を得るようになっている。そして気流は、エ
アガイド２のディフューザ部８で徐々に流速を落とし圧
力回復をした後、戻り通路１０を経由して、モータ冷却
のためにモータ内部へ導かれ、モータブラッケト１１に
設けた排気孔１２から排出される。
３を高速で回転させ、生じた遠心力によって、所用の風
量と真空圧を得るようになっている。そして気流は、エ
アガイド２のディフューザ部８で徐々に流速を落とし圧
力回復をした後、戻り通路１０を経由して、モータ冷却
のためにモータ内部へ導かれ、モータブラッケト１１に
設けた排気孔１２から排出される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
の電動送風機は、両シュラウド６，７の取付孔にブレー
ド５の突起をかしめて固着しているが、これら両シュラ
ウド６，７とブレード５との接合部の隙間から空気が漏
れ、大きな損失を生じるいう課題を有している。
の電動送風機は、両シュラウド６，７の取付孔にブレー
ド５の突起をかしめて固着しているが、これら両シュラ
ウド６，７とブレード５との接合部の隙間から空気が漏
れ、大きな損失を生じるいう課題を有している。
【０００５】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決しようとするもので、シュラウドとブレー
ドとの接合部の隙間を無くし、効率の高い電動送風機を
提供することを目的としている。
る課題を解決しようとするもので、シュラウドとブレー
ドとの接合部の隙間を無くし、効率の高い電動送風機を
提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明は、前面シュラウド及び後面シュラウドの取付
孔にブレードの突起をかしめることにより前記両シュラ
ウドにブレードを固着してなるインペラであって、少な
くともブレードとシュラウドとの接合部の隙間に塗装を
施したもので、この塗装により接合部の隙間を塞ぎ、空
気の漏れを防止するものである。
の本発明は、前面シュラウド及び後面シュラウドの取付
孔にブレードの突起をかしめることにより前記両シュラ
ウドにブレードを固着してなるインペラであって、少な
くともブレードとシュラウドとの接合部の隙間に塗装を
施したもので、この塗装により接合部の隙間を塞ぎ、空
気の漏れを防止するものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は、突起を有した複数枚の
ブレードを、前面シュラウド及び後面シュラウドで挟持
し、両シュラウドの取付孔に前記ブレードの突起をかし
めることにより前記両シュラウドにブレードを固着して
なるインペラと、回転軸に上記インペラを固定したモー
タとを有し、少なくともブレードとシュラウドとの接合
部の隙間に塗装を施したもので、この構成では、インペ
ラのシュラウドとブレードとの接合部の隙間を塗装によ
り埋め、空気の漏れを無くし、電動送風機の効率を高め
ている。
ブレードを、前面シュラウド及び後面シュラウドで挟持
し、両シュラウドの取付孔に前記ブレードの突起をかし
めることにより前記両シュラウドにブレードを固着して
なるインペラと、回転軸に上記インペラを固定したモー
タとを有し、少なくともブレードとシュラウドとの接合
部の隙間に塗装を施したもので、この構成では、インペ
ラのシュラウドとブレードとの接合部の隙間を塗装によ
り埋め、空気の漏れを無くし、電動送風機の効率を高め
ている。
【０００８】
【実施例】本発明の実施例を図１・図２・図３に基づい
て説明する。従来例と同一の部分に付いては、同一番号
を付してその説明を省略する。
て説明する。従来例と同一の部分に付いては、同一番号
を付してその説明を省略する。
【０００９】インペラ３は、アルミ製の前面シュラウド
６と後面シュラウド７でブレード５を挟持し、両シュラ
ウドの取付孔２１・２２に嵌合したブレード５の突起２
３をかしめることにより固着して形成している。
６と後面シュラウド７でブレード５を挟持し、両シュラ
ウドの取付孔２１・２２に嵌合したブレード５の突起２
３をかしめることにより固着して形成している。
【００１０】本実施例では、図３に示しているように、
潤滑性の良い材料よりなる被服層２５をインペラ３を構
成する基材２４の表面に塗装しているものである。すな
わち、完成品の状態で、インペラ３にフッ素樹脂などを
吹き付け塗装し、皮膜を構成して、その後焼き付けして
いるものである。これにより、インペラ３を構成する部
材全体の表面が滑らかになり摩擦損失が低減できるだけ
でなく、ブレード５と両シュラウド６，７との接合部の
隙間がなくなり、隙間からの空気漏れがなくなり、又、
かしめ後の突起２３も被われ滑らかになる。又、ブレー
ド、シュラウド端面の切り口２６も滑らかになる。
潤滑性の良い材料よりなる被服層２５をインペラ３を構
成する基材２４の表面に塗装しているものである。すな
わち、完成品の状態で、インペラ３にフッ素樹脂などを
吹き付け塗装し、皮膜を構成して、その後焼き付けして
いるものである。これにより、インペラ３を構成する部
材全体の表面が滑らかになり摩擦損失が低減できるだけ
でなく、ブレード５と両シュラウド６，７との接合部の
隙間がなくなり、隙間からの空気漏れがなくなり、又、
かしめ後の突起２３も被われ滑らかになる。又、ブレー
ド、シュラウド端面の切り口２６も滑らかになる。
【００１１】このため本実施例のインペラを使用した電
動送風機は、インペラ表面抵抗が小さくなるとともに、
ブレード、シュラウドとの接合部の隙間からの空気の漏
れが抑えられ、損失を低減した効率の高い電動送風機と
して作用するものである。
動送風機は、インペラ表面抵抗が小さくなるとともに、
ブレード、シュラウドとの接合部の隙間からの空気の漏
れが抑えられ、損失を低減した効率の高い電動送風機と
して作用するものである。
【００１２】
【発明の効果】本発明では、ブレードとシュラウドとの
接合部の隙間に塗装を施しているので、これら隙間から
の空気の漏れを無くし、効率の高い電動送風機を実現す
るものである。
接合部の隙間に塗装を施しているので、これら隙間から
の空気の漏れを無くし、効率の高い電動送風機を実現す
るものである。
【図１】（Ａ）は本発明の実施例であるインペラを一部
切り欠いて示した平面図 （Ｂ）は同インペラの断面図
切り欠いて示した平面図 （Ｂ）は同インペラの断面図
【図２】同インペラの分解斜視図
【図３】同インペラの一部を示す断面図
【図４】従来の電動送風機の半裁断面図
【符号の説明】 ３ インペラ ４ モータ ５ ブレード ６ 前面シュラウド ７ 後面シュラウド ２１、２２ 取付孔 ２３ 突起 ２５ 被覆層
Claims (1)
- 【請求項１】 突起を有した複数枚のブレードを、前面
シュラウド及び後面シュラウドで挟持し、両シュラウド
の取付孔に前記ブレードの突起をかしめることにより前
記両シュラウドにブレードを固着してなるインペラと、
回転軸に上記インペラを固定したモータとを有し、少な
くともブレードとシュラウドとの接合部の隙間に塗装を
施した電動送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8083998A JPH10231796A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 電動送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8083998A JPH10231796A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 電動送風機 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4268399A Division JPH06123297A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 電動送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10231796A true JPH10231796A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=13729546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8083998A Pending JPH10231796A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 電動送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10231796A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100375623B1 (ko) * | 2000-10-04 | 2003-03-10 | 엘지전자 주식회사 | 진공 청소기의 팬 구조 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP8083998A patent/JPH10231796A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100375623B1 (ko) * | 2000-10-04 | 2003-03-10 | 엘지전자 주식회사 | 진공 청소기의 팬 구조 |
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