JP2003269391A - ブロワー電動機 - Google Patents
ブロワー電動機Info
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- A47L5/12—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum
- A47L5/22—Structural features of suction cleaners with power-driven air-pumps or air-compressors, e.g. driven by motor vehicle engine vacuum with rotary fans
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Abstract
ためのブロワー電動機アセンブリを提供する。 【解決手段】 バイパスブロワー電動機アセンブリは、
貫通開口を有するブラケット20によって分離されてい
る電動機区分10、及びブロワー区分11を有してい
る。これらの開口は、ラビリンスシール及び2つのOリ
ング41、42を使用してディフューザ板22によって
密封される。
Description
し、特定的には、バイパスまたは湿潤型真空掃除機応用
に使用するためのブロワー電動機に関する。
はインペラ(羽根車)を有している。インペラは、空気
を、電動機自体を通過させずに、電動機に取付けられて
いるインペラハウジングの入口から出口へ運動させる。
この構造により、電動機を破損することなく、真空掃除
機は液体を塵埃と同じように吸い込むことができる。
られている。シャフトは軸受によって承軸され、電動機
ハウジングの端ブラケットを通り抜けている。電動機ハ
ウジングは、電動機とインペラとの間の仕切りとしても
役立っている。軸受は密封されているが、空気がインペ
ラハウジングから軸受を通して電動機内へ漏洩するのを
防ぐために、シャフトと端ブラケットとの間に付加的な
シールを設けることができる。ファン側端ブラケット
は、電動機をインペラハウジングから分離し、また電動
機をインペラの作業空気流から分離する。1つの問題
は、ファン側端ブラケットを電動機の固定子に接続する
ために、該ブラケットが軸方向に伸びる環状突起を有し
ていることである。電動機を冷却するための空気流を発
生させるファンは、ファン側端ブラケット付近のシャフ
ト上に取付けられている。高価なサイドコア成型用ダイ
スの使用を避けるためには、環状突起内に開口を設ける
必要がある。これらの開口は、ファン側端ブラケットの
外側の平らな表面を通して環状突起内へ伸びる軸方向孔
によって構成されている。インペラチャンバを電動機か
ら密封するために、端ブラケット内のこれらの孔は閉じ
る必要がある。従来これはディフューザ板によって行わ
れてきた。ディフューザ板は、作業空気をインペラから
インペラハウジングの出口開口まで案内するためのガイ
ドになっている。ディフューザ板は、ファン側端ブラケ
ット上に位置し、且つこの端ブラケット内の開口をカバ
ーする平らな部分を有している。この構造は、低圧ブロ
ワーにおいては成功することが実証されているが、近代
的なバイパスブロワー電動機はより効率的なインペラを
より高速で回転させて使用し、ディフューザ及び端ブラ
ケット付近のインペラチャンバ内により高い圧力環境を
発生させている。インペラチャンバ内の空気圧が高い
と、ディフューザ板と端ブラケットとの間に空気の漏洩
が発生する。
ーザ板との間に設けられる効果的で且つ簡単な耐空気シ
ールに対する要望が存在している。これは、端ブラケッ
トとディフューザ板との間にラビリンスシール、Oリン
グシール、またはそれらの組合わせを使用する本発明に
よって達成される。
ンブリは、シャフト及び該シャフトのための軸受を支持
するファン側端ブラケットを含む電動機と、ファン側端
ブラケットに取付けられているディフューザ板と、シャ
フトに固定され、シャフトと共に回転するインペラと、
ファン側端ブラケットに固定され、インペラ及びディフ
ューザ板を収容するインペラハウジングとを備え、イン
ペラハウジングは1つの入口と複数の出口開口とを有
し、インペラは入口から出口開口まで空気流を発生させ
るように動作し、ディフューザ板は空気流をインペラか
ら出口開口まで案内するための羽根を有し、ファン側端
ブラケットは複数の開口を有し、これらの開口はディフ
ューザ板によって密封される。
内に使用されるバイパスブロワー電動機アセンブリを部
分断面図で示している。電動機アセンブリは、電動機区
分及びブロワー区分に仕切ることができる。電動機区分
10は、汎用電動機からなる。ブロワー区分11は、部
分的にインペラハウジング14によって限定されている
インペラチャンバ13内に位置する遠心力ファン型の高
速インペラ12を備えている。汎用電動機及びブロワー
は公知の構造のものであるので、それらの構造及び動作
の詳細に関しては本発明の説明に必要なもの以外は省略
する。
れたシャフト15を有している。インペラチャンバ13
に接して配置されている軸受16は、ファン側端ブラケ
ット20内に形成されているボス18内に収容されてい
る。オイルシール19が、ボス18内のシャフト開口を
密封している。ブラケット20は、放射状に伸びるフラ
ンジ21を有し、このフランジ21にインペラハウジン
グ14が確保されている。インペラハウジング14はそ
の下面に入口23を有し、またその側面に複数のルーバ
ー型の出口開口24を有している。インペラ12が回転
すると空気は入口23を通して引き込まれ、出口24を
通して排出される。ディフューザ板22は、空気をイン
ペラ12から出口開口24へ導くための複数の羽根(ベ
ーン)を有している。端ブラケット20は、軸受16を
正確に位置決めするために、電動機10の固定子コア2
5に直接取付けられる。固定子コア25は、ブラケット
20の環状軸方向突起26上に座しており、ボルト28
によってブラケット20と入力側端ブラケット27との
間にクランプされる。電動機10は、電動機冷却用の空
気流を生成するために、軸受16の次に位置決めされて
いるファン29を有している。ファン29は、空気を、
固定子コア25を通して電動機上を軸方向下向きに引き
込み、次いで端ブラケット20の環状突起26内の窓3
0を通して半径方向外向きに排出させる。
ラスチック材料を射出成形して作られた部品である。環
状突起26内の窓30は、図3に示すように端ブラケッ
ト20の下面に軸方向に伸びる開口31をモールドする
ことにより形成されている。ディフューザ板22は、ブ
ラケット20の下面に配置される。図4に示すように、
ディフューザ板22は平らな中央部分32を有してお
り、その中に端ブラケット20のボス18を位置決めす
るための中心開口33が設けられている。ディフューザ
板22の周縁には、作業空気をインペラから上方へ、そ
してインペラハウジング14の出口開口24を通して外
向きに導くための複数の羽根34が設けられている。各
羽根34は2つの案内表面を有しており、一方は空気を
上向きに案内し、他方は空気を外向きに案内する。
突起35を有している。これらの突起35は、ブラケッ
ト20内の開口31に対応する形状であり、図6に示す
ように両者を互いに嵌め合わせると突起35はブラケッ
トの平らな部分の開口31を閉じるが、環状突起26内
へ伸びることはなく、従って環状突起26内の窓30は
開いたままになって冷却用空気を通過させるようにな
る。しかしながら、突起35は、インペラチャンバ13
の内部の高圧空気環境に対して開口31を完全に密封し
ない。
の間の接合部分を密封するために、ラビリンス型シール
配列が設けられる。ブラケット20を斜め下から見た図
3を参照されたい。ブラケット20の下側には、軸方向
に伸びる外側環状壁36と、4つの開口31の半径方向
に直ぐ外側の内側円形壁37と、この円形壁37の半径
方向直ぐ外側に位置する高さの低い第2の環状壁38と
が設けられており、それによって円形壁のベースに溝3
9が形成されている。ボス18とブラケット20の下面
とが出会うボス18のベースの周りにも、別の溝40が
ブラケット20内に設けられている。Oリングシール4
1、42が、2つの溝39、40内に設置される(図1
参照)。
上面は、突起35を取り囲む、従ってファン側ブラケッ
トの開口31を取り囲む環状壁43と、板22の周縁を
形成している第2の外側壁44(この壁44から羽根3
4が伸びている)とを有している。壁43、44はブラ
ケット20の壁36、37、38と噛み合ってラビリン
スシールを形成する。またディフューザ板22の内側壁
は、外側溝39内のOリングシール41を圧縮して外側
シールを完成させる。内側シールは、ブラケット20の
内側溝40内の内側Oリングシール42をディフューザ
板22が直接圧縮することによって構成される。
ィフューザ板22との間に、空気を流さない高い抵抗を
有する流路を得るように設計されている。たとえ空気は
流れるとしても、この流路を通して水分及び屑が電動機
区分内へ到達することは困難である。しかしながら、フ
ァン側端ブラケット20とディフューザ板22との間の
界面を通して空気がブロワー区分11から電動機区分1
0内へ漏洩するのを防ぐために、Oリングシール41、
42が付加的に密封している。ディフューザ板22は、
端ブラケット20内にねじ込まれる4本のねじ45によ
って端ブラケット20に固定される。各ねじ45はつば
付き頭を有し、Oリングシールはつば付き頭とディフュ
ーザ板との間に挟まれて、空気が取付けねじ孔(図示し
てない)を通して漏洩するのを防ぐ。
過ぎず、当業者ならば本発明の範囲から逸脱することな
く多くの変更が可能であることは明白であろう。
配列を組み込んだブロワー電動機アセンブリの部分断面
図である。
ットを斜め上方から見た斜視図である。
である。
ーザ板を斜め上方から見た斜視図である。
図である。
ブラケットとディフューザ板とがどのように互いに嵌ま
り合うかを示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 バイパスブロワー電動機アセンブリであ
って、 シャフト(15)及び上記シャフト(15)のための軸
受(16)を支持するファン側端ブラケット(20)を
含む電動機と、 上記ファン側端ブラケット(20)に取付けられている
ディフューザ板(22)と、 上記シャフト(15)に固定され、上記シャフト(1
5)と共に回転するインペラ(12)と、 上記ファン側端ブラケット(20)に固定され、上記イ
ンペラ(12)及び上記ディフューザ板(22)を収容
しているインペラハウジング(14)と、を備え、 上記インペラハウジング(14)は入口(23)及び複
数の出口開口(24)を有し、上記インペラ(12)は
上記入口(23)から上記出口開口(24)まで空気流
を発生させるように動作可能であり、上記ディフューザ
板(22)は上記空気流を上記インペラ(12)から上
記出口開口(24)へ案内するための羽根(34)を有
し、 上記ファン側端ブラケット(20)が、上記ディフュー
ザ板(22)によって密封されている複数の開口(3
1)を有していることを特徴とするバイパスブロワー電
動機アセンブリ。 - 【請求項2】 上記端ブラケット(20)及び上記ディ
フューザ板(22)は、上記端ブラケット内の開口(3
1)を密封するラビリンスシール配列を形成しているこ
とを特徴とする請求項1に記載のバイパスブロワー電動
機アセンブリ。 - 【請求項3】 上記端ブラケット(20)と上記ディフ
ューザ板(22)との間に少なくとも1つのOリングシ
ールが挟まれて、上記端ブラケット(20)内の開口
(31)を密封していることを特徴とする請求項1また
は2に記載のバイパスブロワー電動機アセンブリ。 - 【請求項4】 上記Oリング(41)は、上記ディフュ
ーザ板(22)または上記端ブラケット(20)の他方
に形成されている突起(43)によって溝(39)内へ
適切に圧縮されることを特徴とする請求項3に記載のバ
イパスブロワー電動機アセンブリ。 - 【請求項5】 2つのOリングシール(41、42)が
上記端ブラケット(20)または上記ディフューザ板
(22)のそれぞれの溝(39、40)内に配置され、
上記ディフューザ板(22)または上記端ブラケット
(20)によって上記溝(39、40)内へ適切に圧縮
され、上記開口(31)を密封していることを特徴とす
る請求項1または2に記載のバイパスブロワー電動機ア
センブリ。 - 【請求項6】 上記Oリングシールの一方(41)は上
記開口(31)の半径方向外側に位置し、上記Oリング
シールの他方(42)は上記開口(31)の半径方向内
側に位置していることを特徴とする請求項5に記載のバ
イパスブロワー電動機アセンブリ。 - 【請求項7】 上記内側Oリングシール(42)は、上
記端ブラケット(20)内に形成された軸受ボス(1
8)に接する溝(40)内に配置されていることを特徴
とする請求項6に記載のバイパスブロワー電動機アセン
ブリ。 - 【請求項8】 上記ディフューザ板(22)は複数のね
じによって上記端ブラケット(20)に固定され、上記
各ねじの頭は上記ディフューザ板(22)に対して密封
されていることを特徴とする先行請求項の何れか1つに
記載のバイパスブロワー電動機アセンブリ。 - 【請求項9】 上記各ねじ(45)の頭は、Oリングシ
ールによってディフューザ板(22)に対して密封され
ていることを特徴とする請求項8に記載のバイパスブロ
ワー電動機アセンブリ。
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