JPH10231543A - 凍結防止用ヒーター装置 - Google Patents
凍結防止用ヒーター装置Info
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- JPH10231543A JPH10231543A JP9034791A JP3479197A JPH10231543A JP H10231543 A JPH10231543 A JP H10231543A JP 9034791 A JP9034791 A JP 9034791A JP 3479197 A JP3479197 A JP 3479197A JP H10231543 A JPH10231543 A JP H10231543A
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- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03B—INSTALLATIONS OR METHODS FOR OBTAINING, COLLECTING, OR DISTRIBUTING WATER
- E03B7/00—Water main or service pipe systems
- E03B7/09—Component parts or accessories
- E03B7/10—Devices preventing bursting of pipes by freezing
- E03B7/12—Devices preventing bursting of pipes by freezing by preventing freezing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L53/00—Heating of pipes or pipe systems; Cooling of pipes or pipe systems
- F16L53/30—Heating of pipes or pipe systems
- F16L53/35—Ohmic-resistance heating
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Abstract
巻き付ける作業を必要とせずに、合成樹脂製の流路内の
流体に効率よく熱を伝えることができる凍結防止用ヒー
ター装置を提供する。 【解決手段】本発明は、有底筒状をなしかつ内部にヒー
ター12が収納された金属製の放熱部13と、この放熱
部13の後部に設けられた据付座14とを有するヒータ
ー収納ケース11を備えてヒーター装置10を構成し、
ケース11の放熱部13を配管1の周壁に設けた通孔3
から配管内に挿入し、据付座14を通孔3の開口端の取
付座2に水密に据付けて、ヒーター12の熱を放熱部1
3から、直接、配管内の水に伝えて、放熱させるように
したことにある。
Description
貯水タンクなど給水系の流路で停滞する水の凍結を防ぐ
のに用いられる凍結防止用ヒーター装置に関する。
ポンプや自動給水装置は、冬季や厳寒環境で外気温が低
下したときに水を長時間使用しないでいたり、給水ポン
プを停止していると、流路となる配管や貯水タンク内な
どで停滞している水が凍結するおそれがある。
せる心配があるので、この対策として流路に凍結防止用
ヒーター装置を設けることが行われている。具体的に
は、金属製の配管外周部に、ユニット化されたヒーター
を取付けて、ヒーターからの熱を配管の周壁を通じて配
管内の水に放熱させることが行われている。
管などは、水圧が比較的低いこと、コストが安価なこ
と、錆による赤水対策などの理由から、塩化ビニルなど
の一般合成樹脂部材で成形された製品を用いることが多
くなってきた。
ター装置を取付けることが求められてきた。ところで、
一般合成樹脂部材で成形された合成樹脂配管は、金属製
配管に比べて、かなり耐熱性が低いので、局所的に集中
するヒーターの熱には耐えられない。
ー装置の取付けに際し、配管そのものを耐熱樹脂製の配
管に変えて、ヒーター熱による樹脂の劣化(配管の破損
の要因となる)を防いだり、合成樹脂配管の周りに鋼板
を巻き、その鋼板の一部にヒーターを取着して、ヒータ
ーの熱を鋼板で分散させて、合成樹脂配管が局部的に加
熱されるのを防いだりすることが行われている。
造もヒーターの熱は、熱伝導率の低い樹脂部材の管壁を
伝わって、配管内の水に放熱されるために、ヒーターの
熱が効率よく配管内の水に伝わらない。すなわち、ヒー
ターの熱が凍結防止に有効に使用されない問題がある。
脂製の配管に変更する作業が余儀なくされるので、凍結
防止用ヒーター装置を取付けるためのコスト的な負担が
大きい。
なくされるので、前者と同様に凍結防止用ヒーター装置
を取付けるためにコスト的な負担が強いられる。しか
も、後者はヒーターの熱が無用に鋼板から大気中へ放熱
されるので、熱効率がさらに低い難点がある。
用ヒーター装置が要望されている。本発明は上記事情に
着目してなされたもので、その目的とするところは、流
路を構成する部材の変更、鋼板を巻き付ける作業を必要
とせずに、合成樹脂製の流路内の流体に効率よく熱を伝
えることができる凍結防止用ヒーター装置を提供するこ
とにある。
に請求項1に記載した凍結防止用ヒーター装置は、先端
部が閉塞される有底筒状をなしかつ内部にヒーターが収
納された金属製の放熱部と、この放熱部の後部に設けら
れた据付座とを有するヒーター収納ケースを備えて構成
され、放熱部が流路の周壁に設けた開口部から該流路内
に挿入され、据付座が開口部の開口端に水密に据付けら
れて、ヒーターの熱を放熱部から流路内の液体に放熱さ
せることにある。
ーター装置によると、ヒーターから発する熱のほとんど
は、同ヒーターと共に流路内に配置されている放熱部か
ら、直接、流路内の低温の液体に伝わり、凍結を防ぐ。
周壁に集中せずに、さらには無用に大気中に放熱されず
に、効率よく流路内の流体に伝えられるので、流路を構
成する周壁に熱的影響を与えずに、効果的な凍結防止が
行われるようになる。
は、有底筒状の放熱部を流路の周壁に設けた開口部から
流路内に挿入し、据付座を開口部の開口端に水密に据付
けるだけでよいから、流路を構成する部材を変更した
り、鋼板を巻き付けたりする必要はなく、取付けに求め
られるコストの負担は少なくてすむ。
の周壁に対する熱的負担を一層、軽減するために、請求
項1の放熱部の外面に、放熱部と共に流路内に挿入され
て、周壁の開口部内面との間に介装される断熱カバーを
設けて、放熱部の外面から開口部の内面へヒーターの熱
が伝わらないようにしたことにある。
防止用ヒーター装置の据付作業性を良好にするために、
請求項2の据付座の据付面に、断熱カバーと一体なパッ
キン部材を設けて、断熱カバーとパッキン部材を装着す
る作業を簡単にしたことにある。
示す一実施形態にもとづいて説明する。図1は例えば給
水系の自動運転装置を構成する合成樹脂製の配管(塩化
ビニルなどの一般合成樹脂部材から成形された部品)に
凍結防止の対策を施した例を示していて、図中1は自動
運転装置の一部をなす合成樹脂製の配管[水(液体)が
流通するもので、本願の流路に相当]である。
円柱状のボスよりなる取付座2(本願の開口部の開口端
に相当)が形成してある。またこの取付座2の中心部に
は、配管1の周壁1aを貫通するよう、通孔3(本願の
開口部に相当)が形成されている。
ヒーター装置10が装着してある。この凍結防止用ヒー
ター装置10の全体構造が図2に示され、各部の構造が
図3に示されている。
底筒状のヒーター収納ケース11と、ヒーターとしての
例えばロッド状のセラミックヒーター12とを組合わせ
たユニット構造が採用されている。
防錆力に優れた金属の材質、例えば熱伝導性に優れたア
ルミニウム部材を用いて、型成形により、先端部が閉塞
され、後部端にフランジが形成されるよう、有底筒状に
成形することによって形成してある。このヒーター収納
ケース11の有底筒状部分にて、通孔3から配管1内に
挿入される放熱部13を形成し、後部端のフランジに
て、取付座2に配置される据付座14を形成している。
そして、この放熱部13内にロッド状のセラミックヒー
ター12が収納され、ヒーター収納ケース11とセラミ
ックヒーター12とを一つのユニット部品にしている。
なお、セラミックヒーター12の収納には、ヒーター収
納ケース11の成形時に、内部に埋め込まれる構造、ヒ
ーター収納ケース11の成形後、同ケース11内に圧入
する構造などが用いてある。
けてある。そして、この取付孔15から取付座2に設け
たねじ孔2aへ螺挿されたボルト16にて、ヒーター収
納ケース11を配管1に固定させている。
ー、例えば短筒状の耐熱性のゴム製カバー17が設けて
ある。ゴム製カバー17は、放熱部13の外面と通孔3
の内面との間に形成される隙間に対応した厚み寸法を有
していて、放熱部3と共に配管1内に挿入されると、放
熱部13の外面と通孔3の内面との間の隙間を埋めて、
両者間を断熱する。
ン、例えばゴム製カバー17と一体に成形されたゴム製
のシール用パッキン18(本願のパッキン部材に相当)
が設けてある。このシール用パッキン18で行われる据
付座14と取付座2との座面間のシールにより、据付座
14を通孔3の開口端に水密に据付けている。
用ヒーター装置10を配管1に取付けるときは、セラミ
ックヒーター内蔵のヒーター収納ケース11を用意し、
この放熱部13の後部外周に、シール用パッキン18が
一体に成形されたゴム製カバー17を嵌め込む。
を先端側から、通孔3を通して、配管1内へ挿入する。
シール用パッキン18と取付座2とが突き当たるまで放
熱部13を挿入したならば、取付孔15から取付座2の
ねじ孔2aへボルト16を螺挿する。
ヒーター装置10は、放熱部13の外面と通孔3の内面
との間がゴム製カバー17で断熱され、据付座14と取
付座2との間がシール用パッキン18でシールされた状
態で配管1に据付けられる。
のセラミックヒーター12に給電を行えば、配管1内の
水の凍結防止が行われる。すなわち、給電に伴い、セラ
ミックヒーター12は発熱される。このヒーター熱のほ
とんどは、セラミックヒーター12と共に配管1内に配
置されている放熱部13から、同放熱部13と接する配
管1内の低温の水(流体)に直接、伝わり(放熱)、該
水の凍結を防ぐ。
1で、直接、配管1内の水にヒーター熱を伝える構造だ
と、セラミックヒーター12の熱は、配管1の周壁に集
中せず、さらには無用に大気中に放熱されることなく、
効率よく配管1内の水に伝えられるので、合成樹脂製の
配管1に熱的影響を与えずに、効果的な凍結防止が行わ
れることとなる。
付けは、有底筒状の放熱部13を通孔3から配管1内に
挿入し、据付座14を通孔端の取付座2に水密に据付け
るだけの簡単な作業でよく、配管1を耐熱樹脂製の配管
に変更したり、鋼板を巻き付けたりする必要はないの
で、凍結防止用ヒーター装置10の取付けに求められる
コストの負担は少なくてすむ。
の対象物が合成樹脂部材で形成される製品に適した凍結
防止用ヒーター装置10が提供できる。特に、放熱部1
3には防錆力の優れた材質を用いてあるので、種々の問
題をもたらす錆の発生の発生が避けられ、良好な凍結防
止機能を長期に渡り維持できる。
は、ヒーター収納ケース11と共に、配管1内に収めら
れるから、配管1の上方に突き出る部分は少なく、配管
1の周りに接近して各種機器が配置されるようなスペー
スの制約がある配管の部位でも、凍結防止用ヒーター装
置10の装着が実現できるので、据付性の点にも優れ
る。
面との間を断熱するゴム製カバー17を設けたので、放
熱部13の外面から配管1の周壁1aへヒーター熱が伝
わるのを抑制でき、放熱部13で、直接、水にヒーター
熱を伝えることと併せて、一層、配管1における熱的負
担を軽減できる。
ー17と据付座14のシールを行うシール用パッキンカ
バー18とは一体、すなわち一体に成形されているの
で、ヒーター収納ケース11に対するゴム製カバー1
7,シール用パッキンカバー18の装着作業は、一回で
よく、簡単である。しかも、ゴム製カバー17,シール
用パッキンカバー18は一部品となるので、コスト的に
も安価となる。
配管1に凍結防止用ヒーター装置10を取付けた例を挙
げたが、これに限らず、給水系の他の流路を構成する機
器、例えば貯水タンクに取付ける場合にも適用しても、
さらには水以外の液体を移動させる、液体の凍結のおそ
れのあるシステムや装置にも適用してもよい。むろん、
取付け対象物が合成樹脂製の構造体(製品)でなく、金
属製の構造体(製品)でも構わない。
明によれば、ヒーターの熱は、流路の周壁に集中せず
に、さらには無用に大気中に放熱されずに、効率よく流
路内の液体に伝えられるので、流路の周壁に熱的影響を
与えずに、効果的な凍結防止を行うことができる。
用ヒーター装置の取付けは、有底筒状の放熱部を流路の
開口部から流路内に挿入し、据付座を開口部の開口端に
水密に据付けるだけでよいから、流路を構成する部材を
変更したり、鋼板を巻き付けたりする必要のない簡単な
作業ですみ、取付けに求められるコストの負担は少なく
てすむ。
の効果に加え、放熱部の外面から開口部の内面へヒータ
ーの熱が伝わらないようになるので、流路の周壁に対す
る熱的負担を一層、軽減することができる。
の効果に加え、断熱カバーとパッキン部材を装着する作
業が簡単になるので、凍結防止用ヒーター装置の据付作
業性を良好にすることができる。また断熱カバーとパッ
キン部材とが一部品となるので、コスト的な負担が軽く
てすむという利点もある。
を、同装置を取付けた配管と共に示す図。
程を説明するための図。
めの分解した図。
Claims (3)
- 【請求項1】 先端部が閉塞される有底筒状をなしかつ
内部にヒーターが収納された金属製の放熱部と、この放
熱部の後部に設けられた据付座とを有するヒーター収納
ケースを備え、 前記放熱部が流路の周壁に設けた開口部から該流路内に
挿入され、前記据付座が前記開口部の開口端に水密に据
付けられて、前記ヒーターの熱を前記放熱部から流路内
の液体に放熱させることを特徴とする凍結防止用ヒータ
ー装置。 - 【請求項2】 前記放熱部の外面には、前記放熱部と共
に前記流路内に挿入されて、前記開口部内面との間に介
装される断熱カバーが設けられることを特徴とする請求
項1に記載の凍結防止用ヒーター装置。 - 【請求項3】 前記据付座の据付面には、前記断熱カバ
ーと一体なパッキン部材が設けられることを特徴とする
請求項2に記載の凍結防止用ヒーター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9034791A JPH10231543A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 凍結防止用ヒーター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9034791A JPH10231543A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 凍結防止用ヒーター装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10231543A true JPH10231543A (ja) | 1998-09-02 |
Family
ID=12424104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9034791A Pending JPH10231543A (ja) | 1997-02-19 | 1997-02-19 | 凍結防止用ヒーター装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10231543A (ja) |
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-
1997
- 1997-02-19 JP JP9034791A patent/JPH10231543A/ja active Pending
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