JP3653350B2 - 給湯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、比較的寒い地域においても凍結のおそれ及び凍結防止のためのランニングコストが少なく、施工性にもすぐれた屋外設置式の給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、給湯器を比較的寒い地域において屋外設置する場合、たとえば、図18〜図20に示されているように、給湯器B′側に凍結防止用ヒータ22′と凍結防止用ヒータを制御するサーモスタット26′を内蔵し、接続配管側には市販の凍結防止用ヒータ23′を巻きつけ、これを保温材36′で覆う防寒施工を施して凍結を防止している。そして、厳寒時や長期不在時等には水抜き作業を要するものであるが、従来の給湯器B′は水抜栓V1 ′が2個以上、特に追焚き部を備えた給湯器では4個所以上備えており、しかも、給水止水栓V3 ′が屋外の給湯器の入口側に設けられている(以上の従来の給湯器を以下単に従来例1という)。
【0003】
また、上記従来例1の給湯器B′において、その保温状態をさらに高めるために、たとえば、図21に示されているように、給湯器B′とその配管部分C′を特別に作られた小屋A′内に設置する方策も採られている(以上の防寒手段を以下単に従来例2という)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例1には次の1〜10に記載するような多くの問題点があった。
1 給湯器の内部はバックカバーとフロントカバーからなる1枚の鉄板製ケーシングで覆われているに過ぎないから、凍結防止用ヒータの放熱が大きい。
2 凍結防止用ヒータを制御するサーモスタットを給湯器内部の雰囲気温度又は水温検知でON−OFF制御しているが放熱ロスが大きいため、ON動作時間が長くランニングコストが高くなったり、過大なヒータ容量を要する。
3 壁掛け設置の場合、給湯器の背面と壁の間とに10mmの隙間を設けて外気による通風が可能な状態に設置する必要があるため、この隙間からの放熱ロスも著しく、また、隙間に風雪が入り込んだり、雪どけ水が凍って膨張し給湯器の固定板と建物に応力がかかる。
4 接続配管側の市販の凍結防止用ヒータは通常サーモスタット付きのものが多く出まわっているが、サーモスタットのセット位置は施工者の判断によるものであるため、そのセット位置により凍結防止が確実に行われない場合がある。また、ヒータの巻きつけが適切でない場合も同様である。
5 接続配管側の保温工事も現場の施工者の判断によるものであるため、その施工方法が適切でない場合があり、たとえば、給湯器と配管を接続する接手、フレキシブル管、エルボ、給水止水栓、巻き付けたヒータにより表面が凹凸となり保温工事での保温材との密着度の向上が難しく隙間ができる。よって、その隙間からの冷気の侵入により保温性が著しく低下する(図18参照)。
6 給湯器側の凍結防止用ヒータと接続配管側の凍結防止用ヒータとが別々に設けられているので、接続配管側のヒータ故障、たとえば、ショートや漏電が起きた場合、故障不明のまま接続配管が凍結に至ってしまう(図19参照)。
7 現行の追焚き部を備えた給湯器は、追焚きポンプで循環させて風呂側の通水路の凍結防止を行うのが一般的であるが、厳冬の場合はポンプ作動が多くなるため、ポンプ音がうるさく、電気代も嵩む。
8 厳寒時や長期不在、未入屋時等には水抜き作業を要するが、従来例1の給湯器では水抜栓が2個以上、特に、追焚き部を備えた給湯器の場合は機器が複雑となることから4個以上となり、そのすべての水抜栓を操作して水抜きを行う必要があるため、その作業が面倒で、ときには抜き忘れ等の間違いも生じやすい。
9 従来例1の水抜き手段では給水止水栓が屋外の給湯器の入口側に設けられているため、給水止水栓を止めて水抜き作業をしても水抜栓より下側の配管部34′の水が抜けずそのまま残る(図20参照)。特に、給水止水栓と水抜栓との間には水が残る。そして、壁貫通部の配管施工には水抜き用の傾斜が必要なことと相まって多大の手間と技術を要し、また、施工者の判断によるものであるから、配管及び保温の施工法が適切でないために凍結、漏水、水抜き不良等の不具合が生ずることがある。
10 従来例1の施工には次の施工工程を要する
a 給湯器を設置する壁位置の決定
b 接続配管を考慮した壁貫通配管用の壁穴をあける
c 屋内側の配管工事を行う
d 屋内から屋外までの接続配管距離を計測しその長さの配管を作り、配管工事を行う、その後、穴埋めコーキング
e 屋外配管継手類(エルボ、ニップル、給水止水栓等)の接続
f 給湯器を壁に掛けビス等で固定する
g 給湯器の接手と配管継手の末端部をフレキシブル管で接続する
h 屋外配管類に凍結防止用ヒータを巻きつける
i その上より保温材を巻きつける
j 給湯器のフロントカバー(前板)を外しリモコン配線を結線する
k 給湯器のフロントカバーを取りつける
等のように施工工程が非常に多い。
【0005】
また、従来例2には次の1〜5に記載するような問題点があった。
1 給湯器とその配管部分を小屋で囲っているだけであるから、小屋により直接の風雪は防ぐものの、給湯器が燃焼するために必要な給排気孔を小屋に設ける必要があるため、この給排気孔から冷気が侵入し保温性能は全く有しない。若し、仮に保温材等で保温処理しても保温性能は余り期待できない。
2 給排気孔による保温性能の低下を防止するために給排気孔を他の部分と仕切る等の密閉構造にするには構造が極めて複雑化する。
3 小屋は給湯器とその配管部分を囲うだけのものであるため、給湯器の配管接続部のガス元栓を緊急時に速やかに止めることができない。すなわち、緊急時にはビス止めされている前板を外してガス元栓を閉めることになる。また、給湯器をメンテナンスする場合にも同様に前板を外す必要があり面倒である。
4 給湯器側の凍結防止用ヒータとサーモスタット及び配管側の凍結防止用ヒータとサーモスタットが別々に取付けられているため、配管側のヒータの熱により給湯器側のサーモスタットが誤作動するおそれがある。すなわち、給湯器側のサーモスタットは機器の寒い部分の雰囲気温度検知で通常下部が多く、その位置で配管側にヒータをつけた場合、ヒータの放熱によりサーモスタットがONせず、給湯器側のヒータが通電しないこととなり、給湯器の通水部が凍結温度に達してしまう。
5 給湯器とその接続配管部が小屋内に入っており、水抜栓が最下点でないため、水抜き作業をした場合、小屋のまわりや底板、配管保温材が水びたしになる。そこで、水を受ける受皿が必要となる(以上図21参照)。
【0006】
この発明の給湯器は上記課題を解決し寒冷地においても凍結のおそれ及びランニングコストの少ない施工性にもすぐれた給湯器の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するこの発明の第1の給湯装置は、
給湯器を覆って防寒する給湯器防寒室と、給湯器の配管部分を覆って防寒する配管防寒室とを一体に備え、上記給湯器防寒室と配管防寒室の内側に保温材を設けてユニット化された防寒ケーシングで給湯器とその配管部分を覆った防寒手段を備えたものであって、上記防寒ケーシングの給湯器防寒室と配管防寒室の前面を開口し、給湯器防寒室の開口部を給湯器のフロントカバーで密閉するとともに、配管防寒室の開口部には開閉蓋を備えたことを要旨とする。
上記構成を有するこの発明の第1の給湯装置は、防寒ケーシングで覆われた給湯装置において、給湯器のフロントカバーで給湯器防寒室の前面開口部を密閉し、かつ、フロントカバーが外部に露出しているので、フロントカバーに備えた給気口と排気口により給湯器の燃焼に必要な給排気を行うことと相まって防寒ケーシング内への冷気の侵入を防止するため、断熱効果が低下することはない。また、配管防寒室の前面開口部に開閉蓋を備えたので、緊急時には開閉蓋を開いてガス元栓を迅速、確実に閉じることが可能であり、配管部分の保安、点検も容易に行いうる。
【0008】
上記課題を解決するこの発明の第2の給湯装置は、
上記第1の給湯装置における給湯器に器具側凍結防止用ヒータを備え、上記配管部分には配管側凍結防止用ヒータを備えたものであって、上記各々の凍結防止用ヒータは上記給湯器の制御回路と並列に接続され、配管部分の所定位置にセットされた配管側サーモスタットおよび上記給湯器の所定位置にセットされた給湯器側サーモスタットの並列回路を通って電源に接続されてセットされていることを要旨とする。
上記構成を有するこの発明の第2の給湯装置は、給湯器側と配管側の凍結防止用ヒータ及びサーモスタットが1つの回路構成で給湯器の制御回路と並列に接続され、それらの電源側にヒューズ、漏電ブレーカを設ければ、ショートや漏電等の故障が起きた場合、給湯器自身が作動しなくなるため、故障検知が早い。また、各々の凍結防止用ヒータは、給湯器側および配管側のサーモスタットのいずれがON動作しても電源供給されるため、例えば給湯器側のみの突発的な冷気にも対応可能である。
【0009】
上記課題を解決するこの発明の第3の給湯装置は、
上記第1の給湯装置であって、その配管部分に給水側と給湯側とを同時に水抜きする一軸の水抜栓を備えたことを要旨とする。
上記構成を有するこの発明の第3の給湯装置は、1つの水抜栓を操作するだけで給水側と給湯側の水抜きが同時に行いうる。
【0010】
上記課題を解決するこの発明の第4の給湯装置は、
上記第1及び第3の給湯装置であって、追焚き部を備えた給湯器にあっては、追焚き部の配管部分に風呂往き側と風呂戻り側とを同時に水抜きする一軸の水抜栓を備えことを要旨とする。
上記構成を有するこの発明の第4の給湯装置は、1つの水抜栓を操作するだけで風呂往き側と風呂戻り側の水抜きが同時に行いうる。
【0011】
上記課題を解決するこの発明の第5の給湯装置は、
上記第3及び第4の水抜栓において、水抜栓の排水口に可撓排水管を接続したことを要旨とする。
上記構成を有するこの発明の第5の給湯装置は、可撓排水管を防寒ケーシング外に導けば水抜きによる水は防寒ケーシング外に排水される。
【0012】
上記課題を解決するこの発明の第6の給湯装置は、
上記第1の給湯装置であって、その防寒ケーシングの配管防寒室の背面に配管作業等に利用する窓穴を備えた構成を要旨とする。
上記構成を有するこの発明の第6の給湯装置は、防寒ケーシングで覆った給湯装置において、給湯器の配管部分と壁貫通配管部との接続作業やリモコンケーブル等の電気配線作業及びコーキング等の穴埋め作業等が配管防寒室の背面の窓穴から容易に行い得て作業性がよい。
【0013】
上記課題を解決するこの発明の第7の給湯装置は、
上記第1の給湯装置であって、給湯器の配管部分に接続される壁貫通配管部が配管を筒状体に保温材を介在して挿通固定されたユニット状の構造体であって、上記壁貫通配管部の配管は水抜きに必要な傾斜を有していることを要旨とする。上記構成を有するこの発明の第7の給湯装置は、壁貫通配管部の配管が傾斜しているから、水抜き時における屋内側及び壁貫通配管部の水が確実に抜ける。
【0014】
上記課題を解決するこの発明の第8の給湯装置は、
上記第1の給湯装置における上記第7の壁貫通配管部の配管の屋内側の接続端部が給湯側は上向きに、風呂側は下向きに曲げられていることを要旨とする。
上記構成を有するこの発明の第8の給湯装置は、壁貫通配管部の配管の屋内側の接続端部が給湯側は上向きに、風呂側は下向きとなっているから、給湯側の天井裏への配管及び風呂側の床下への配管に便利である。
【0015】
【発明の実施の形態】
給湯器を覆って防寒する給湯器防寒室を上部に有し、その下部には給湯器の配管部分を覆って防寒する配管防寒室を連続的に一体形成し、上記給湯器防寒室と配管防寒室の内壁に保温材を貼設して予めユニット化された構造体の箱状の防寒ケーシングで給湯器とその配管部分の外面を覆ってこれらを断熱防寒する構成となすことにより、給湯器とその配管部分を防寒ケーシングで外気と遮断するものであって、
【0016】
上記箱状防寒ケーシングの給湯器防寒室と配管防寒室の前面は開口され、給湯器防寒室の前面開口部に給湯器のフロントカバーを臨ませ、シール材としてのパッキンを介して開口部をフロントカバーで密閉し、かつ、フロントカバーを外部に露出させてフロントカバーに備えた給気口と排気口により給湯器の燃焼に必要な給排気が行いうるようになすとともに、配管防寒室の前面開口部には開閉蓋を備えて、たとえば、緊急の場合にガス元栓が迅速、確実に閉じうるようになしている。
【0017】
上記給湯装置において、凍結防止用ヒータ及びサーモスタットは1つの回路構成で給湯器の制御回路と並列に接続され、その電源側にヒューズ、漏電ブレーカを設けると、ショートや漏電等の故障が起きた場合、給湯器自身が作動せず、また、各々の凍結防止用ヒータはいずれかのサーモスタットのON動作で働らき、例えば給湯器側のみの突発的な冷気にも対応可能となしている。
【0018】
上記給湯装置であって、給湯器の配管部分にその給水側と給湯側とを同時に水抜きする1つの水抜栓を備え、また、追焚き部を備えた給湯装置の場合は、追焚き部の配管部分に上記給湯器の水抜栓とは別に風呂往き側と風呂戻り側とを同時に水抜きする1つの水抜栓を備えて、1つの水抜栓を操作するだけで給水側と給湯側又は風呂往き側と風呂戻り側の水抜きが同時に行いうる。そして、上記各々の水抜栓の排水口に可撓排水管を接続して、水抜き水の防寒ケーシング外への排出を容易としている。
【0019】
上記給湯装置において、防寒ケーシングの配管防寒室の背面に給湯器の配管部分と壁貫通配管部との接続作業等に利用する窓穴を備えて壁貫通部の施工、電気配線等の作業性をよくしている。
【0020】
上記給湯器の配管部分に接続される壁貫通配管部が配管を筒状体に保温材を介在して挿通固定されたユニット状の構造体に形成されたものであって、上記ユニット状壁貫通配管部の配管を屋内側から屋外側へ水抜きに必要な任意の角度に傾斜して水抜き時における屋内側配管及び壁貫通配管部の水が確実に抜け去るようにしている。
【0021】
追焚き部を備えた給湯器において、上記壁貫通配管部の配管の屋内側接続端部を給湯側は上向きに曲げて天井裏への配管に便利とし、風呂側は下向きに曲げて床下への配管に便利として施工性をよくしている。
尚、給湯単独の装置の場合は、屋内側接続端部を上向きに曲げて天井裏側への配管としている。
【0022】
以上この発明の実施の形態の一例について説明したが、この発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施しうること勿論である。
【0023】
以上説明したこの発明の構成、作用及び実施の形態を一層明確にするために、この発明の給湯装置を具体的に示した実施例について図面を参照して説明する。
【0024】
【実施例】
図面において、Aは防寒ケーシングで、給湯器Bを覆って防寒する給湯器防寒室1を上部に有し、その下部には上記給湯器Bの配管部分Cを覆って防寒する配管防寒室2が連続的に一体形成され、この給湯器防寒室1と配管防寒室2の前面は開口され、かつ、上記給湯器防寒室1と配管防寒室2の内壁には保温材3を貼設して全体をユニット化した箱状に構成されている(図5〜図8参照)。上記保温材3は給湯器防寒室1の天板と配管防寒室2の底板及び両室1、2の両側板の内面に、たとえば、片面はがし紙付き接着剤(両面テープ貼付)を裏面に備えた各々の貼りつけ面に適合する大きさの保温板を隙間なく貼りつけて設けるとともに、後述する配管防寒室2の開閉扉8にも同様に取付けて保温性をよくするものである。また、後述するフロントカバー5の裏面にも貼設されている。
【0025】
上記箱状防寒ケーシングAの給湯器防寒室1の前面開口部4には給湯器Bのフロントカバー5を嵌めつけて、この前面開口部4はフロントカバー5で密閉するものであり、また、配管防寒室2の前面開口部7には片開き状の開閉扉8を備えて、この前面開口部7は開閉自在となすものである。また、防寒ケーシングAの背面上端中央に防寒ケーシングAを設置用壁Dに取付け設置するための取付け板9を備え、給湯器防寒室1の前面上端中央と下部両側及び下部背面中央に給湯器Bを取付け設置するための取付け座10、11、11及び取付けボルト12を備えている(図5、6及び図8(ハ)参照)。
【0026】
給湯器Bのバックカバー13の前面上端中央と下端両側及び下端背面中央に上記給湯器防寒室1の取付け座10、11、11及び取付けボルト12に取付ける取付け片14、15、15及びブラケット16を備えている(図6及び図8(ロ)参照)。また、給湯器Bのフロントカバー5の前面に給湯器Bの燃焼に必要な給気口17と排気口18を備え、かつ、周面には上辺と両側辺に給湯器防寒室1の上辺と両側辺に嵌めつけうるフランジ部19aを有するカバー枠19を備えている(図5、6及び図8(イ)参照)。しかし、上記カバー枠19はフロントカバー5のフランジ部5aを外方へ延長して一体形成してもよい(図11参照)。
【0027】
上記構成において、防寒ケーシングAと、バックカバー13に給湯機能部を内蔵した給湯器本体E(給湯器Bのフロントカバー5を外したもの)と、給湯器Bの配管部分Cとは予め組み付けて一体化するものである。すなわち、給湯器本体Eに配管部分Cを備えたものを防寒ケーシングAの給湯器防寒室1に給湯器本体Eを、また、配管防寒室2には配管部分Cをそれぞれの前面開口部4、7から収納して給湯器防寒室1の取付け座10、11、11にバックカバー13の取付け片14、15、15をビス14a、15a、15aで止めるとともに、給湯器防寒室1の取付けボルト12にバックカバー13のブラケット16をナット16aで締付けることにより、給湯器防寒室1内に給湯器本体Eが取付け設置されると同時に、配管防寒室2には配管部分Cが収納配置されて、これらは一体的に組み付けられる。
【0028】
上記防寒ケーシングAと給湯器本体E及び配管部分Cとが一体化されたものを給湯器を設置する壁Dの所定位置の外面に防寒ケーシングAに備えた取付け板9により取付け設置する。その後、フロントカバー5を給湯器防寒室1の前面開口部4に臨ませてそのカバー枠19とともに給湯器本体Eに取付けることにより、前面開口部4をフロントカバー5で密閉する。すなわち、カバー枠19のフランジ部19aを給湯器防寒室1の上辺と両側辺にシール材6を介して嵌めつけるとともに、フロントカバー5のフランジ部5aをバックカバー13の前面にシール材6を介して嵌めつけ、フロントカバー5のフランジ部5aをカバー枠19とともにバックカバー13にビス13aで止めることにより、給湯器本体Eに対するフロントカバー5の取付けができる。
【0029】
その後、配管部分Cを後述する壁貫通配管部Hに接続し、配管防寒室2の前面開口部7に備えた開閉扉8を閉めれば、設置用壁Dに対する給湯器Bの防寒設置は完了する。
【0030】
上記配管部分Cは、たとえば、図3、図4及び図9に示されている追焚き部付きの場合には、給湯器本体Eの接手30と後述する給湯器側の水抜き本体32とが可撓管34で接続され、また、追焚き部Fの接手31と後述する追焚き部側水抜き本体33とが可撓管35で接続され、それぞれの可撓管34、35の外面には保温材36、37を施した防寒構造となっている。
【0031】
上記壁貫通配管部Hは、給湯器Bだけの場合は、たとえば、図12及び図13に示されているように、給水管20aと給湯管20bが保温材55で包むか又はパッキングを介在してフランジ57付きの1つの筒状体56に挿通して固定されたユニット状の構造体に形成されている。追焚き部付きの場合は、風呂往き管20cと風呂戻り管20dも同様の構造体とするものである。
【0032】
上記構成とした壁貫通配管部Hは、ユニット化されているので、その施工が保温処理された形での位置決め、配管接続、水抜き勾配t、隙間埋め等の現地作業が容易である。
【0033】
上記給湯装置において、給湯器B側に備えた器具側凍結防止用ヒータ22と配管部分Cに備えた配管側凍結防止用ヒータ23はそれぞれ並列に接続される。また、配管部分Cの所定位置には配管側サーモスタット24が固定され、また、給湯器Bの所定位置にも給湯器側サーモスタット26が固定されている。この配管側サーモスタット24と給湯器側サーモスタット26とは並列接続され、各ヒータへの電源回路に直列接続される。追焚き部Fを備えた給湯装置の場合は追焚き通水路に備えた凍結防止用ヒータ27は給湯器Bの器具側凍結防止用ヒータ22と並列に接続され、給湯器B側と追焚き部F側の双方を制御する形でサーモスタットが接続固定されている。上記各々の凍結防止用ヒータの回路構成は給湯器の制御回路Gと並列に接続され、その電源側にヒューズ28、漏電ブレーカ29を設けている(図9及び図10参照)。なお、上記各々の凍結防止用ヒータには碍子で覆われたヒータを用い、該凍結防止用ヒータを給湯器B及び配管部分Cの銅管等にはワンタッチの接続クリップを用いて取付け、その他の部位には取付板を用いてビス止めして取付けるものである。
【0034】
上記構成の凍結防止手段にあっては、凍結防止用ヒータ22、23とサーモスタット24、26が1つの回路構成で給湯器の制御回路Gと並列に結線され、それらの電源側にヒューズ28、漏電ブレーカ29を設けているため、たとえば、ショートや漏電が起きた場合、給湯器自身が作動しなくなり故障検知が早い。また、凍結防止用ヒータとして単体のヒータを用いているので、その取り替え、交換が迅速、容易に行え、サーモスタットも予め決められた所定位置に取付け固定されているため、誤作動はない。また、各々の凍結防止用ヒータ22、23、27は、給湯器側サーモスタット26および配管側サーモスタット24のいずれがON動作しても電源供給されるため、例えば、給湯器側のみの突発的な冷気にも対応可能である。
【0035】
給湯器Bの配管部分Cと壁貫通配管部Hを接続する部位の最下点には水抜き本体が設けられ、給湯器Bだけの給湯装置の場合は、給水側38と給湯側39の2つの経路を1つの水抜栓V1 に接続した給湯器側の水抜き本体32を備え(図14及び図15参照)、追焚き部Fを備えた給湯装置の場合は、上記給湯器側の水抜き本体32とは別に風呂往き側40と風呂戻り側41の2つの経路を1つの水抜栓V2 に接続した追焚き部側の水抜き本体33を備えている(図16及び図17参照)。なお、給湯装置において、ポンプ、電磁弁、逆止弁等を有するものには水だまり部分の水抜きをするための水抜栓があるが、この部分も上記水抜本体に接続すればその水抜きが可能である。
【0036】
上記構成の水抜き手段にあっては、給湯器B側の水抜きをする場合は1つの水抜栓V1 を開操作すれば給水側38と給湯側39の水が同時に排出され、追焚き部Fを備えている場合は追焚き部側の1つの水抜栓V2 を開操作すれば風呂往き側40と風呂戻り側41の水が同時に排出される。したがって、屋内にある給水止水栓V3 を閉じて給湯器側の水抜栓V1 と追焚き部側の水抜栓V2 を開操作するだけで給湯器B側と追焚き部下側の接続配管、壁貫通配管等のすべての水抜きが可能である。
【0037】
上記水抜き本体32、33の排水口42、43に可撓排水管44、45を接続して防寒ケーシングA外に導けば、上記水抜き水のすべてを防寒ケーシングA外に排出できる。したがって、水抜き水で防寒ケーシングA内を濡らすことはない。
【0038】
上記防寒ケーシングAの配管防寒室2の背面に給湯器Bの配管部分Cと壁貫通配管部Hとの接続作業等に利用する作業用の窓孔49を備えて壁貫通部の施工コーキング等の穴埋め作業等が容易に行いうるようにしている。
【0039】
上記壁貫通配管部Hは、その給水配管20aと給湯管20bを屋内側から屋外側へ水抜きに必要な任意の角度t(たとえば、5度程度)に傾斜して挿通設置し、水抜き時における屋内側配管55及び壁貫通配管部Hの水が確実に抜けるようにしている。なお、実施例のように壁貫通配管部H自体を傾斜させて設置してもよい(図3及び図5参照)。また、追焚き部付きの場合は風呂往き管20cと風呂戻り管20dも同様の構造体とするものである。
【0040】
追焚き部を備えた給湯装置において、壁貫通配管部Hの配管における給湯器側の給水管20aと給湯管20bの屋内側接続端部201a、201bを上向きに曲げて天井裏への配管に便利とし、追焚き部側の風呂往き管20cと風呂戻り管20dの屋内側接続端部201c、201dは下向きに曲げて床下への配管に便利として施工性をよくしている(図2、図3及び図5、図6参照)。したがって、上記構成の接続端部にあっては、寒冷地における配管基準である給湯側は天井裏へ、風呂側は床下への配管作業が容易に行いうるものである。なお、上記各々の接続端部201a、201b及び201c、201dの先端にはネジ切り部21a、21b、21c、21dを設けて配管接続に便利としている。
【0041】
以上説明したこの発明の給湯装置は、次の手順で施工する。
a 給湯器を設置する壁位置の決定
b 接続配管を考慮した壁貫通配管用の壁穴をあける
c 屋内側の配管工事を行う
d 屋内側よりユニット化された壁貫通配管部を壁穴に挿通し、位置決め固定して隙間をコーキングで埋める
e 予め一体化された防寒ケーシングと給湯器本体及び配管部分を所定の壁に取付け設置し、配管部分と壁貫通配管部を接続する
f リモコン結線コネクターを接続する
で完了する。
したがって、施工手順が極めて少なく施工性にすぐれている。
【0042】
図中、V4 はガス元栓、46はリモコンケーブル、47は開閉扉8の蝶番、48は鍵、V5 は吸気弁、50は追焚き部Fの熱交換器、51は給湯器Bの熱交換器、52は浴槽、V6 は給湯蛇口、V7 は元水抜栓、53は給水元管、54は点検ハッチである。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したこの発明の第1の給湯装置は、給湯器とその配管部分が保温性にすぐれた防寒ケーシングで覆われたものにおいて、給湯器のフロントカバーで給湯器防寒室の前面開口部を密閉し、かつ、フロントカバーを外部に露出させてフロントカバーに備えた給気口と排気口とで給湯器の燃焼に必要な給排気を行うので、防寒ケーシング内への冷気の侵入による断熱効果の低下はない。また、配管防寒室の前面開口部には開閉蓋を備えたので、緊急時のガス元栓の迅速、確実な閉止を可能として安全性を高めるとともに、配管部分の保守、点検等にも便利である。
【0044】
この発明の第2の給湯装置は、凍結防止用ヒータ及びサーモスタットが1つの回路構成で給湯器の制御回路と並列に接続されているから、その電源側にヒューズ、漏電ブレーカを設ければ、ショートや漏電が起きた場合の故障検知が早く、また、各々の凍結防止用ヒータは給湯器側および配管側のサーモスタットのいずれがON動作しても電源供給されるため、例えば給湯器側のみの突発的な冷気にも対処でき安全である。
【0045】
この発明の第3及び第4の給湯装置は、1つの水抜栓を操作するだけで2つの経路の水抜きが同時に行えるようにしたので、給湯器側と追焚き部側及びこれらの接続配管等のすべての水抜きがすみやかに行える利点があるとともに、給湯器側と追焚き部側を各別としたので、追焚き部側の汚水が給湯器側の上水に回り込む不具合が解消できる。
【0046】
この発明の第5の給湯装置は、水抜き水を可撓排水管で防寒ケーシング外へ導くようにしたから、水抜き水で防寒ケーシングを濡らす不具合が解消できる。
【0047】
この発明の第6の給湯装置は、給湯器とその配管部分が保温性にすぐれた防寒ケーシングで覆われたものにおいて、防寒ケーシングの配管防寒室の背面に配管作業等に利用する窓穴を設けたので、リモコンケーブル等の電気配線作業、壁貫通配管部の施工、コーキング等の穴埋め作業等が窓穴から容易に行えて作業性が向上する。
【0048】
この発明の第7の給湯装置は、ユニット化された壁貫通配管部の配管が水抜きに必要な角度に傾斜されているので、屋内側配管及び壁貫通配管部等の水抜きが確実に行えて配管内に水が残ることがない。
【0049】
この発明の第8の給湯装置は、寒冷地の配管基準である給湯側は天井裏へ、風呂側は床下への配管接続が容易に行い得て作業性は向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の給湯装置の設置状態の一例を示したシステム図である。
【図2】この発明の給湯装置の一実施例を示した全体背面図である。
【図3】設置状態の一部切断全体側面図である。
【図4】開閉蓋を開いた一部切欠全体正面図である。
【図5】要部だけの一部切欠正面図である。
【図6】要部だけの一部切断側面図である。
【図7】要部だけの横断平面図である。
【図8】要部だけの分解斜視図である。
【図9】凍結防止用ヒータとサーモスタットを配設した開閉蓋とフロントカバーを取外した全体正面図である。
【図10】凍結防止用ヒータとサーモスタットの結線図である。
【図11】防寒ケーシングと給湯器の取付け関係の異なる実施例を示した要部だけの横断平面図である。
【図12】壁貫通配管部の一部切断側面図である。
【図13】壁貫通配管部の一部切断仰視図である。
【図14】給湯器側水抜き部の通常時の断面図である。
【図15】給湯器側水抜き部の水抜き時の断面図である。
【図16】追焚き部側水抜き部の通常時の断面図である。
【図17】追焚き部側水抜き部の水抜き時の断面図である。
【図18】従来例1の一部切断全体側面図である。
【図19】従来例1の凍結防止用ヒータの取付け状態を示した概略正面図である。
【図20】従来例1の水抜き状態を示した概略正面図である。
【図21】従来例2の一部切断全体側面図である。
【符号の説明】
A…防寒ケーシング、B…給湯器、C…配管部分、1…給湯器防寒室、2…配管防寒室、3…保温材、 4…給湯器防寒室の開口部、5…フロントカバー、7…配管防寒室の開口部、8…開閉扉、22…給湯器側の凍結防止用ヒータ、23…配管側の凍結防止用ヒータ、24…配管側サーモスタット、26…給湯器側サーモスタット、H…壁貫通配管部、V1 …給湯器側の水抜栓、V2 …追焚き部側の水抜栓、44…給湯器側の可撓排水管、45…追焚き部側の可撓排水管
Claims (8)
- 給湯器を覆って防寒する給湯器防寒室と、給湯器の配管部分を覆って防寒する配管防寒室とを一体に備え、上記給湯器防寒室と配管防寒室の内側に保温材を設けてユニット化された防寒ケーシングで給湯器とその配管部分を覆った防寒手段を備えたものであって、上記防寒ケーシングの給湯器防寒室と配管防寒室の前面を開口し、給湯器防寒室の開口部を給湯器のフロントカバーで密閉するとともに、配管防寒室の開口部には開閉蓋を備えたことを特徴とする給湯装置。
- 上記給湯器に器具側凍結防止用ヒータを備え、上記配管部分には配管側凍結防止用ヒータを備えたものであって、上記各々の凍結防止用ヒータは上記給湯器の制御回路と並列に接続され、配管部分の所定位置にセットされた配管側サーモスタットおよび上記給湯器の所定位置にセットされた給湯器側サーモスタットの並列回路を通って電源に接続されてセットされている請求項1記載の給湯装置。
- 上記給湯器の配管部分に給水側と給湯側とを同時に水抜きする一軸の水抜栓を備えた請求項1記載の給湯装置。
- 追焚き機能を備えた給湯器にあっては追焚き部の配管部分に風呂往き側と風呂戻り側とを同時に水抜きする一軸の水抜栓を備えた請求項1及び3記載の給湯装置。
- 上記水抜栓の排水口に可撓排水管を接続した請求項3及び4記載の給湯装置。
- 上記防寒ケーシングの配管防寒室の背面に配管作業等に利用する窓穴を備えた請求項1記載の給湯装置。
- 上記給湯器の配管部分に接続される壁貫通配管部が配管を筒状体に保温材を介在して挿通固定されたユニット状の構造体であって、上記壁貫通配管部の配管は水抜きに必要な傾斜を有している請求項1記載の給湯装置。
- 上記壁貫通配管部の配管の屋内側の接続端部が給湯側は上向きに、風呂側は下向きに曲げられている請求項1及び7記載の給湯装置。
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