JP2005257096A - 給湯装置 - Google Patents

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智行 折笠
Shinobu Azuma
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Abstract

【課題】凍結防止用ヒータのランニングコストを低減することを目的とする。
【解決手段】本実施例の給湯装置1によれば、外壁20を貫通した壁貫通配管部8の先端を給湯器本体2の本体ケース9の背面に開口された挿入孔16から導入して本体ケース9内で給湯器2の水管部分4と接続する構成としたため、従来のように器具側凍結防止用ヒータと配管側凍結防止用ヒータとを別個に設けて器具側と配管側とを別々に加熱する必要がなくなり、凍結防止用ヒータ29の容量及びランニングコストを低減できる。
また、壁貫通配管部8を本体ケース9内で水管部分4と接続することによって、水管部分4を覆って防寒する従来のような屋外配管や配管防寒室が不要となるため、その部分を保温するために使われていた凍結防止用ヒータの消費電力をなくすことができ、ランニングコストを低減できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、寒冷地向けの給湯装置に関する。
従来、給湯器を比較的寒い地域において屋外設置する場合、図10〜図12に示すような給湯装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
この給湯装置401では、給湯器本体402を覆って防寒する給湯器防寒室432を上部に有し、その下部には給湯器本体402内部の水管部分404に接続される屋外配管437を覆って防寒する配管防寒室433を連続的に一体形成し、各防寒室432、433の内壁に保温材417を貼設した箱状の防寒ケーシング403で給湯器本体402と屋外配管437とを覆ってこれらを断熱防寒する構成である。そして、給湯器本体402側に備えられた器具側凍結防止用ヒータ434と屋外配管437に備えられた配管側凍結防止用ヒータ435とで保温して凍結を防止している。
また、屋外配管437と屋内の給湯・給水配管7とは、外壁20を貫通する壁貫通配管部408によって接続される。
尚、図10は、給湯器防寒室432を覆うフロントカバー419と配管防寒室433を覆う開閉扉436とをはずした状態の図である。
特開平10−73326号公報
しかしながら、上述したような給湯装置401では、屋外配管437を覆って防寒する配管防寒室433が大きく、その部分での放熱量が多いため、凍結防止用ヒータ434、435の容量及びランニングコスト(消費電力)が大きくなってしまうといった問題があった。
本発明の給湯装置は上記課題を解決し、凍結防止用ヒータのランニングコストを低減することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の請求項1記載の給湯装置は、
外壁に器具本体ケースの背面を向かい合わせて設置し、器具本体ケース内の水管と外部配管とを接続する屋外設置式の給湯装置において、
上記器具本体ケースの背面に外部配管の接続用開口を形成し、器具本体ケース背面側で外壁を貫通した外部配管の先端を該開口から器具本体ケース内に導入して器具本体ケース内の水管と接続したことを要旨とする。
また、本発明の請求項2記載の給湯装置は、上記請求項1記載の給湯装置において、
上記器具本体ケースを断熱ケーシング内に配設したことを要旨とする。
また、本発明の請求項3記載の給湯装置は、上記請求項1記載の給湯装置において、
上記器具本体ケースの背面と外壁との間に断熱材を設けたことを要旨とする。
上記構成を有する本発明の請求項1記載の給湯装置は、外壁を貫通した外部配管を本体ケース背面から導入して給湯器本体内部の水管と接続するようにしたため、外部配管が屋外に露出しなくなり配管側凍結防止用ヒータを設けて加熱する必要がなくなり、凍結防止用ヒータの容量及びランニングコストを低減できる。
また、屋外配管部分及びその防寒室が不要となり、装置全体として小型化がはかれるため、製造コストが低減され、しかも設置作業が容易化されて施工性が向上する。
また、本発明の請求項2記載の給湯装置は、器具自身が断熱ケーシングによって覆われて外気と遮断されるため、保温性が向上し、より一層凍結防止用ヒータの容量及びランニングコストを低減できる。
また、本発明の請求項3記載の給湯装置は、断熱材によって給湯器本体から外壁への放熱が遮られるため、保温性が向上し、より一層凍結防止用ヒータの容量及びランニングコストを低減できる。
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の給湯装置の好適な実施例について説明する。
本発明の実施例1としての給湯装置1は、図1〜図3に示すように、給湯器本体2と、給湯器本体2の前面以外の外周を覆う断熱ケーシング3とからなる。給湯器本体2の器具内の水管部分4(給水管5や給湯管6や水抜本体28)と屋内の給湯・給水配管7とは、壁貫通配管部8によって接続される。尚、屋内の給湯・給水配管7と壁貫通配管部8とをあわせたものが本発明の外部配管に相当する。
給湯器本体2は、本体ケース9(本発明の器具本体ケースに相当する)内に燃焼室10が設けられ、その下方にDCモータと連結した給気ファン11が取り付けられる。
燃焼室10内には、燃料ガスと給気ファン11からの一次空気との混合ガスを燃焼するバーナ12と、バーナ12の燃焼熱により通水を加熱する熱交換器13とが設けられる。燃焼室10の上部には、熱交換器13で熱交換後の燃焼排気を器体外へ排出する排気口14が形成される。また、バーナ12には、燃料ガスが供給されるガス管38が接続される。
器具本体内に設けられる通水管は、上流から順に、冷水の入口となる給水管5と、熱交換器13内に設けられる伝熱管15と、湯の出口となる給湯管6とからなる。
また、本体ケース9の背面には、壁貫通配管部8が挿通される挿通孔16が開口される。
断熱ケーシング3は、前面が開口した直方体形に形成されており、その内壁には保温材17が貼設されている。そして、この中に給湯器本体2が本体ケース9と断熱ケーシング3との間に所定の間隔をあけて配設され、前面開口18は給湯器本体2のフロントカバー19で閉成される。また、フロントカバー19の内側にも保温材17が貼設される。断熱ケーシング3の背面の本体ケース9に開口された挿通孔16と向かい合う位置には、挿通孔16と同じ大きさの挿通穴39が開口される。
また、断熱ケーシング3の背面上端中央には、断熱ケーシング3を建物の外壁20に取り付け設置するための取付板21が備えられる。
壁貫通配管部8は、給水配管22と給湯配管23とが保温材24で包まれて固定された筒状ユニットとして形成される。この壁貫通配管部8を建物の外壁20を貫通させ、壁貫通配管部8の先端を断熱ケーシング3の背面に開口された挿通穴39、給湯器本体2の背面に開口された挿通孔16に挿通させる。そして、この先端を給湯器本体2の水管部分4にクイックファスナー25で接続固定する。また、壁貫通配管部8と挿通孔16との間の隙間は、シール用アダプター26によって密閉される。
水管部分4は、給水管5と給湯管6とを同時に開放する水抜本体28を備え、水抜本体28は操作部となる水抜栓27により開放される図示しない弁体を備える。水抜栓27は、本体ケース9の外側に飛び出して設けられる。
また、水管部分4には、凍結防止用ヒータ29が設けられ、給水管5や給湯管6の凍結を防止する。
上述した給湯装置1によれば、外壁20を貫通した壁貫通配管部8の先端を給湯器本体2の本体ケース9の背面に開口された挿入孔16から導入して本体ケース9内で給湯器2の水管部分4と接続する構成としたため、従来のように器具側凍結防止用ヒータと配管側凍結防止用ヒータとを別個に設けて器具側と配管側とを別々に加熱する必要がなくなり、凍結防止用ヒータ29の容量及びランニングコストを低減できる。
また、壁貫通配管部8を本体ケース9内で水管部分4と接続することによって、従来のような屋外配管や配管防寒室が不要となるため、その部分を保温するために使われていた凍結防止用ヒータの消費電力をなくすことができ、ランニングコストを低減できる。
さらに、屋外配管や配管防寒室が不要となることにより、給湯装置1全体としての小型化がはかれるため、製造コストを低減でき、しかも設置作業が容易化され施工性が向上する。
また、給湯器本体2が断熱ケーシング3によって覆われて外気と遮断されるため、保温性が向上し、より一層凍結防止用ヒータ29の容量及びランニングコストを低減できる。
また、一つの水抜栓27を操作すると、給水管5と給湯管6の二つの経路の水抜きが同時に行えるため、使い勝手が良い。
次に、実施例2の給湯装置201について図4〜図6を用いて説明する。尚、実施例1と異なる部分について説明し、重複する部分に関しては同一符号を付してその説明を省略する。
実施例2の給湯装置201では、給湯器本体2の本体ケース9より下方の断熱ケーシングをなくして断熱ケーシング203を小さく形成する、すなわち、断熱ケーシング203で給湯器2の上、左、右の三面を本体ケース9から所定間隔をあけて覆うとともに、本体ケース9の底面には、保温材30を貼設する。
このような構成にすると、実施例1の給湯装置1に比べて防寒効果はわずかにおちるものの、断熱ケーシング203を小さく形成でき、材料費を抑制して製造コストを低減できる。このため、それほど大きな防寒効果を必要としない地域においては、コストを下げて防寒対策をとることが可能となる。
また、水抜栓27が外部に露出するため、従来のように、水抜き作業を行う際にその前面を覆っている開閉扉を開ける必要がなく、水抜き作業の操作性がより一層向上する。
次に、実施例3の給湯装置301について図7〜図9を用いて説明する。尚、実施例1と異なる部分について説明し、重複する部分に関しては同一符号を付してその説明を省略する。
実施例3の給湯装置301では、断熱ケーシング3を設けずに、給湯器本体2の背面と外壁20との間に断熱材31を挟み込んで、給湯器本体2から外壁20への放熱を遮断して防寒する。また、給湯器本体2の底面は、水抜栓27や電源コード(図示せず)やガス管38が貫通するためどうしても隙間が生じ、給気の際に外部空気が吸引されるために最も冷えやすい箇所となるので、保温材30を貼設する。
このように構成すると、実施例1や実施例2の給湯装置1、201と比べて防寒効果はおちるものの、断熱ケーシング3、203の材料費を抑制して、製造コストを大幅に低減できる。このため、それほど大きな防寒効果を必要としない地域においては、コストを下げて防寒対策をとることが可能となる。
従って、寒さの程度の激しい地域の順に、実施例1の給湯装置1、実施例2の給湯装置201、実施例3の給湯装置301と使い分けることによって、防寒効果とコストのバランスを良好に設定できるのである。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、本実施例では、風呂の追焚き機能を備えない単純な給湯装置の場合についての例を示したが、これに限ったものではなく、追焚き機能のついた、いわゆる風呂付給湯装置に適用してもよい。この場合には、浴槽の湯を循環させる風呂往き管と風呂戻り管も本体ケース内で壁貫通配管部と接続するように構成すれば、凍結防止用ヒータのランニングコストを低減できる。
屋外設置式の給湯装置に適用可能である。
実施例1としての給湯装置の正面図である(フロントカバー無し)。 実施例1としての給湯装置の側面の断面図である。 実施例1としての給湯装置の正面図である(フロントカバー有り)。 実施例2としての給湯装置の正面図である(フロントカバー無し)。 実施例2としての給湯装置の側面の断面図である。 実施例2としての給湯装置の正面図である(フロントカバー有り)。 実施例3としての給湯装置の正面図である(フロントカバー無し)。 実施例3としての給湯装置の側面の断面図である。 実施例3としての給湯装置の正面図である(フロントカバー有り)。 従来例としての給湯装置の正面図である(フロントカバー無し)。 従来例としての給湯装置の側面の断面図である。 従来例としての給湯装置の正面図である(フロントカバー有り)。
符号の説明
1、201、301 給湯装置
2 給湯器
3 断熱ケーシング
4 水管部分
7 給湯・給水配管
8 壁貫通配管部
9 本体ケース
16 挿通孔
20 外壁
31 断熱材

Claims (3)

  1. 外壁に器具本体ケースの背面を向かい合わせて設置し、器具本体ケース内の水管と外部配管とを接続する屋外設置式の給湯装置において、
    上記器具本体ケースの背面に外部配管の接続用開口を形成し、器具本体ケース背面側で外壁を貫通した外部配管の先端を該開口から器具本体ケース内に導入して器具本体ケース内の水管と接続したことを特徴とする給湯装置。
  2. 上記器具本体ケースを断熱ケーシング内に配設したことを特徴とする請求項1記載の給湯装置。
  3. 上記器具本体ケースの背面と外壁との間に断熱材を設けたことを特徴とする請求項1記載の給湯装置。
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