JP2011122752A - ヒートポンプ給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に都市部における一戸建てなどの狭小地、および集合住宅などの設置スペースが少ない設置環境において、ヒートポンプ給湯機の設置の省スペース化を実現しながら、接続配管からの放熱ロスを低減し、かつ接続配管の材料コスト、現場配管作業工数を低減できるヒートポンプ給湯機を提供すること。
【解決手段】水を加熱するための水冷媒熱交換器3を有するヒートポンプユニット1と、加熱された湯を貯める貯湯タンク11を有する貯湯タンクユニット10とを備え、前記ヒートポンプユニット1を前記貯湯タンクユニット10の天面に裁置するとともに、前記貯湯タンクユニット10の天面と前記ヒートポンプユニット1の底面とを連結するように、前記貯湯タンクユニット10の天面に連結手段16を配設したことを特徴とするヒートポンプ給湯機。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプ給湯機の構造に関するものである。
従来、この種のヒートポンプ給湯機には、以下に示すものがある。
図7は、従来のヒートポンプユニットの概略構造を示すものである。図7において左側に送風回路を構成する空気熱交換器4と送風ファン5が配置され、その右側に圧縮機2、さらにその右側に水冷媒熱交換器3およびヒートポンプ側の配管接続具6が、ヒートポンプの巾方向において配置されている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、従来のヒートポンプ給湯機の概略構造を示すものである。図8に示すように、ヒートポンプユニット1と貯湯タンクユニット10は接続配管20および接続配管21によって接続され、それぞれに床面に設置するよう構成されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−308282号公報 特開2007−218528号公報
しかしながら、前記従来のヒートポンプ給湯機の構成では、ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットおよびそれらの水回路を接続する接続配管の設置スペースがそれぞれ床面に必要となり、主に都市部における一戸建てなどの狭小地、および集合住宅などの設置スペースが少ない設置環境においてヒートポンプ給湯機の設置スペース確保のため生活スペースを侵食することになり、ヒートポンプ給湯機の設置における省スペース化が求められている。
また、特に貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの設置場所が離れる場合においては、接続配管が長くなることにより、前記接続配管からの放熱ロスが増加し、性能を劣化させたり、配管材料のコストおよび、現場での配管作業の工数が増加するという課題を有していた。
また、従来のヒートポンプユニットの構成では、ヒートポンプユニットの巾寸法が大きくなり、特に集合住宅におけるパイプシャフト室、メーターボックス内への設置性において課題を有していた
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、特に都市部における一戸建てなどの狭小地、および集合住宅などの設置スペースが少ない設置環境において、ヒートポンプ給湯機の設置の省スペース化を実現しながら、接続配管からの放熱ロスを低減し、かつ接続配管の材料コスト、現場配管作業工数を低減できるヒートポンプ給湯機を提供することを目的とする。
前記、従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ給湯機は、水を加熱するための水冷媒熱交換器を有するヒートポンプユニットと、加熱された湯を貯める貯湯タンク
を有する貯湯タンクユニットとを備え、前記ヒートポンプユニットを前記貯湯タンクユニットの天面に裁置するとともに、前記貯湯タンクユニットの天面と前記ヒートポンプユニットの底面とを連結するように、前記貯湯タンクユニットの天面に連結手段を配設したことを特徴とするもので、ヒートポンプユニットと接続配管の設置スペースを貯湯タンクユニットの天面内で構成できることが可能となり、従来の床面に構成されていたヒートポンプ給湯機の設置スペースにおいて大幅に省スペース化が可能となるものである。
本発明によれば、特に都市部における一戸建てなどの狭小地、および集合住宅などの設置スペースが少ない設置環境において、ヒートポンプ給湯機の設置の省スペース化を実現しながら、接続配管からの放熱ロスを低減し、かつ接続配管の材料コスト、現場配管作業工数を低減できるヒートポンプ給湯機を提供できる。
本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ給湯機の概略正面断面図 同ヒートポンプ給湯機の概略側面断面図 本発明の実施の形態2におけるヒートポンプユニットの概略平面断面図 同ヒートポンプ給湯機の概略設置正面断面図 本発明の実施の形態3におけるヒートポンプ給湯機の概略設置側面断面図 同ヒートポンプ給湯機の概略設置平面断面図 従来のヒートポンプユニットの概略平面断面図 従来のヒートポンプ給湯機の概略設置正面図
第1の発明は、水を加熱するための水冷媒熱交換器を有するヒートポンプユニットと、加熱された湯を貯める貯湯タンクを有する貯湯タンクユニットとを備え、前記ヒートポンプユニットを前記貯湯タンクユニットの天面に裁置するとともに、前記貯湯タンクユニットの天面と前記ヒートポンプユニットの底面とを連結するように、前記貯湯タンクユニットの天面に連結手段を配設したことを特徴とするヒートポンプ給湯機で、ヒートポンプユニットの底部と貯湯タンクユニットの天面とが連結可能となることで、ヒートポンプユニットを貯湯タンクユニットの上部へ連結して一体化できる。
また、ヒートポンプユニットおよびヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットを接続する接続配管の設置スペースを貯湯タンクユニット天面内へ構成でき、従来床面に占有していた、ヒートポンプユニットおよびヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットを接続する接続配管の設置スペースを床面から排除できることにより、ヒートポンプ給湯機の設置における省スペース化が可能となる。
また、事前に配管接続作業が可能となり、ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットが一体化できることから、特に配管接続作業が困難な集合住宅におけるパイプシャフト室やメーターボックス内の狭小スペースへ設置するケースにおいて、設置作業が非常に容易なものとなる。
第2の発明は、ヒ−トポンプユニット及び貯湯タンクユニットの巾寸法を800mm以下としたことを特徴とするもので、従来貯湯タンクユニットのみしか収納できなかった巾寸法が、900mmから1200mmの扉から構成される集合住宅のパイプシャフト、メーターボックス内へ構成される狭小スペースへ、貯湯タンクユニットとヒートポンプとを上下に連結した状態で収納することができ、集合住宅におけるヒートポンプ給湯機の設置において省スペース化となる。
第3の発明は、貯湯タンクユニット内に配設された貯湯タンクの下部の湯水を水冷媒熱交換器へ送る入水配管、前記水冷媒熱交換器にて加熱された湯を前記貯湯タンクの上部へ送る沸き上げ配管と、前記入水配管、前記沸き上げ配管とヒートポンプユニットとを連結する接続配管とを備え、前記接続配管と前記貯湯タンクユニットとを接続する配管接続具を、前記貯湯タンクユニットの天面に配設したことを特徴とするもので、貯湯タンクユニットの配管接続具とヒートポンプユニットの配管接続具との相関距離を大幅に短くすることができる。
これによって、それらを接続する接続配管を短くでき、接続配管の放熱面積を小さくできるため、接続配管からの放熱ロスを低減できることとなる。また、接続配管を短くできることから、接続配管にかかる材料コスト、および施工工数も同時に低減することができる。
第4の発明は、入水配管より沸き上げ配管を短くしたことを特徴とするもので、沸き上げ配管の放熱面積を小さくできるため、沸き上げ側の配管からの放熱ロスを低減でき、ヒートポンプ給湯機の性能を向上することができる。
第5の発明は、ヒートポンプユニットの背面に水接続具を配設したことを特徴とするもので、従来、その巾方向に構成されていた冷媒配管収納スペース、配管接続具、およびそのカバー、さらには接続配管の配管作業の為の作業空間スペースを、巾方向から後方方向へ方向を変えられることにより、ヒートポンプユニットの設置のために必要な巾方向のスペースを大幅に低減できる。
第6の発明は、ヒートポンプユニットの背面に外方に膨らんだ凸部を設けたことを特徴とするもので、新たな空間が発生して、例えば、冷媒配管、あるいは水冷媒熱交換器などの部品収納の空間とすることができる。本来、背面のスペースは空気吸い込みスペースとして100mm以上のスペースを確保する必要から、デッドスペースとなっていた。そのデッドスペースを部品収納のスペースとして有効活用できることになり、同時に部品収納スペースの配置が巾方向から奥行き方向へ変化させることができ、ヒートポンプユニットの巾寸法の低減ができる。
第7の発明は、ヒートポンプユニットの巾寸法を、貯湯タンクユニットの巾寸法以下としたことを特徴とするもので、ヒートポンプ給湯機の巾寸法がより低減されて、配管接続作業が困難な集合住宅におけるパイプシャフト室やメーターボックス内の狭小スペースへ設置するケースにおいて、設置できる範囲が拡大する。
具体的には、従来貯湯タンクユニットのみしか収納できなかった巾寸法が900mmから1200mm未満の扉で形成される集合住宅のパイプシャフト、メーターボックス内に構成される特に狭いスペースにおいても、貯湯タンクユニットとヒートポンプとを上下に一体化した状態で収納することができることになり、より集合住宅における設置可能なケースが拡大する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものでない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態におけるヒートポンプ給湯機の概略正面断面図を示すものである。また図2は概略側面断面図を示すものである。
図1および図2において、貯湯タンクユニット10はその天面に連結手段16を備えた
ものであり、ヒートポンプユニット1を上に貯湯タンクユニット10を下にしてヒートポンプユニット1の底部と貯湯タンクユニット10の天面とが連結手段16により連結されている。
また、貯湯タンクユニット10はその天面に配管接続具14および15が備えられ、ヒートポンプユニット1はその背面に配管接続具6と7が備えられており、配管接続具14と配管接続具6が接続配管20により接続され、配管接続具15と配管接続具7が接続配管21により接続されている。
以上のように構成されたヒートポンプ給湯機において、以下その動作、作用を説明する。
まず、ヒートポンプユニット1と接続配管20、21の設置スペースが従来の床面でのスペースから貯湯タンクユニット10の天面内にて構成可能になり、従来の床面でのスペースが不要になる。
また、貯湯タンクユニット10の配管接続具14、15とヒートポンプユニット1の配管接続具6、7が貯湯タンクユニット10の天面内に構成されることになり、その間の距離が小さくなり、接続配管20および21の配管長さを短くできる。
また、配管接続具6と配管接続具14と貯湯タンク11の高温の湯の入り口である貯湯タンク11の頂点部が近接することになり、加熱された湯が流れる接続配管20および貯湯タンク11の高温の湯の入り口である頂点部と配管接続具14を接続する貯湯タンクユニット10の内部の沸き上げ配管12の長さを短くすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、貯湯タンクユニット10はその天面に連結手段16を備え、ヒートポンプユニット1を上に貯湯タンクユニット10を下にしてヒートポンプユニット1の底部と貯湯タンクユニット10の天面とが連結手段16により連結されることにより、ヒートポンプユニット1および接続配管20および21の設置スペースを、貯湯タンクユニット10の設置スペース内の天面範囲内に構成できる。
これにより、従来床面に占有していたヒートポンプユニット1および接続配管20および21の設置スペースが不要となり、ヒートポンプ給湯機の設置において大巾な省スペース化が可能となる。また接続配管20、21を金属性の配管として貯湯タンクユニット10とヒートポンプユニット1の連結手段とすることも可能である。
また、貯湯タンクユニット10はその天面に配管接続具14および15を備え、貯湯タンクユニット10の天面に連結されたヒートポンプユニット1は、その背面に配管接続具6と7を備えたことにより、配管接続具6と配管接続具14と貯湯タンク11の高温の湯の入り口である貯湯タンク11の頂点部が近接することになる。
これにより、加熱された湯が流れる接続配管20および貯湯タンクユニット10の高温の湯の入り口である頂点部と配管接続具14とを接続する沸き上げ配管12の配管の長さを短くできるため、その放熱面積を減少でき、よって放熱熱量を抑えることができる。よって放熱ロスを抑制し、給湯機の性能を向上できる。
また、接続配管20および21の長さを短くできることから、それらの配管材料コスト、施工工数も低減することができる。また事前に配管接続作業が可能となり、ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットが一体化できることにより、集合住宅における配管接続作業が困難なパイプシャフト室やメーターボックス内の狭小スペースへの設置作業が非常
に容易なものとなる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態のヒートポンプ給湯機のヒートポンプユニット1の概略平面断面図である。
図3において、ヒートポンプユニット1はその背面を膨らまし形状とし、それにより生じた新たなスペースを冷媒配管収納スペース9とした。あるいは水冷媒熱交換器3を収納してもよい。また、背面に配管接続具6と7および配管カバー8を配置している。
以上のように構成されたヒートポンプユニット1において、以下その動作、作用を説明する。
従来、その巾方向に構成されていた冷媒配管収納スペース9、配管接続具6、7およびそのカバー8さらには接続配管の配管作業の為の作業空間スペースを巾方向から後方方向へ方向を変えられることにより、ヒートポンプユニット1の設置のために必要な巾方向のスペースを大幅に低減できる。
以上のように本実施の形態においては、ヒートポンプユニット1はその背面を膨らまし形状とし、かつ背面に配管接続具6と7および配管カバー8を配置したことにより、従来その巾方向に構成されていた冷媒配管収納スペース9、配管接続具6、7およびそのカバー8さらには接続配管の配管作業の為の作業空間を巾方向から後方方向へ構成できる。
これにより、ヒートポンプユニット1の設置のために必要な巾スペースを大幅に低減でき、前記ヒートポンプユニット1を貯湯タンクユニット10の上方へ連結する構成において、特に集合住宅におけるパイプスペースおよびメーターボックスの狭小スペース内へ、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの両方を設置可能とすることができる。
具体的には、パイプシャフト室31に使用される扉34の寸法を調査したところ、扉34の巾寸法は600mm、900mmおよび1200mmという寸法の種類が主体となっている。
本来パイプシャフト室31などの共用スペースは、住居者の建物コスト負担の面から縮小される方向であるが、従来、集合住宅におけるヒートポンプ給湯機の設置形態は、扉34の巾寸法は1200mmを主体として最小でも900mmとした条件化にて貯湯タンクのみを収納し、ヒートポンプユニット1はバルコニーか共用廊下内へと別れて設置されていた。
なぜならば、ヒートポンプユニット1をパイプシャフト室31内へ設置する為には、ヒートポンプユニット1の設置に必要な巾スペースの低減とヒートポンプユニット1から発生する冷風によるパイプシャフト室31の室温低下による性能への悪影響という両面の課題を有していたからである。
扉34の巾寸法は、ヒートポンプユニット1の巾寸法のほかに、空気吸い込みスペース42の100mm以上および接続配管の配管作業の為に必要とされる空間300mm以上を確保する必要があり、ヒートポンプユニットの巾寸法を例えば820mmとすると、その必要寸法は、820mmと100mmと300mmを合計した1220mm以上の巾寸法となる。
そのため、扉34の巾寸法900mmにおいてはその条件を満たすことができず、集合
住宅の共用スペースであるパイプシャフト室、メーターボックスにおける省スペース化という課題は残る。
本実施の形態においては、ヒートポンプ給湯機およびその設置構造において、従来巾方向に構成されていた冷媒配管収納スペース9、配管接続具6、7およびそのカバー8、さらには接続配管作業の為の作業空間300mmを、従来の巾方向から後方方向へ方向を変えられることにより、ヒートポンプユニット1の巾寸法を800mm以下から貯湯タンクユニット10の巾以下の寸法に低減できる。
このため、ヒートポンプユニット1の巾寸法800mmと空気吸い込みスペース42の100mmとを合計した寸法900mmが、巾方向で必要とされる寸法となり、扉34の巾寸法900mmからなるパイプシャフト内に収めることができる。なぜならば、パイプシャフト室31内の巾は、通常扉34の巾寸法より構造上の理由から大きな寸法となるからである。
(実施の形態3)
図4は、本発明の第3の実施の形態のヒートポンプ給湯機のパイプシャフト室31への概略設置正面断面図である。図5は、本発明の第3の実施の形態のヒートポンプ給湯機のパイプシャフト室31への概略設置側面断面図である。図6は、本発明の第3の実施の形態のヒートポンプ給湯機のパイプシャフト室31への概略設置平面断面図である。
図4、図5、図6において、巾寸法を800mm以下から貯湯タンクユニット10の巾寸法以下にし、配管接続具6、7を後方に配置したヒートポンプユニット1を上方に、貯湯タンクユニット10をその下方に連結した構成で、巾寸法が900mmの扉34で構成されたパイプシャフト室31内で扉34に近接した状態で設置されている。
その左側にヒートポンプユニット1の空気吸い込みスペース42、その後方に給水管、排水管あるいはメーターなどが収納される配管設置エリア35が構成されている。
また、ヒートポンプユニット1の前面には柔軟な断熱シール材38が環状に備えられており扉34の内側の壁面と密着している。
また、扉34にはその下方に空気吸い込み口32、上方に空気吹き出し口33が設けられている。空気吹き出し口33には、水平もしくはやや上方へ吹き出すように風向変更板33aが備えられている。
以上のように設置されたヒートポンプ給湯機について以下その動作、作用を説明する。
まず、ヒートポンプ給湯機の運転時の空気流40は、扉34の下方にある空気吸い込み口32から吸い込まれ、空気熱交換器4を通過して扉34の上方にある空気吹き出し口33からパイプシャフト室31の外へ吹き出される。
また、空気吹き出し口33には水平もしくはやや上方へ吹き出すように風向変更板33aが備えられており、冷風が下方へ流れないようになっている。また、ヒートポンプユニット1の前面には柔軟な断熱シール材38が環状に備えられており、扉34の内側の壁面と関連して冷風がパイプシャフト室31内に漏れないようになっている。尚、断熱シール材38はパイプスペース室31の扉34の内側の壁面に固定してもよい。
以上のように本実施の形態3においては、巾寸法を800mm以下から貯湯タンクユニット10の巾寸法以下にし、配管接続具6、7を後方に配置したヒートポンプユニット1
を上方に、貯湯タンクユニット10をその下方に連結した構成である。
これにより、ヒートポンプユニット1の前面には柔軟な断熱シール材38が環状に備えられ、空気吹き出し口33には水平もしくはやや上方へ吹き出すように風向変更板33aが備えられたことにより、パイプシャフト室31内への冷風の侵入を防止でき、パイプシャフト室31の内部の空気温度の低下を防ぎ、ヒートポンプ給湯機の性能低下を防止できる。また、冷風による建物の壁30および配管あるいはメーター等の機器の結露を防止できる。さらに、通路の歩行者へ冷風があたることを防止できる。
以上のように、本発明におけるヒートポンプ給湯機は狭小スペースにおける設置において従来の課題を解決できる。本発明のヒートポンプユニットの構造はエアコン室外機へも展開が図れる可能性がおおきいと思われる。
1 ヒートポンプユニット
2 冷媒圧縮機
3 水冷媒熱交換器
4 空気熱交換器
5 送風ファン
6 配管接続具
7 配管接続具
8 配管カバー
9 冷媒配管収納スペース
10 貯湯タンクユニット
11 貯湯タンク
12 沸き上げ配管
13 入水配管
14 配管接続具
15 配管接続具
16 連結手段
17 沸き上げ循環ポンプ
20 接続配管
21 接続配管

Claims (7)

  1. 水を加熱するための水冷媒熱交換器を有するヒートポンプユニットと、加熱された湯を貯める貯湯タンクを有する貯湯タンクユニットとを備え、前記ヒートポンプユニットを前記貯湯タンクユニットの天面に裁置するとともに、前記貯湯タンクユニットの天面と前記ヒートポンプユニットの底面とを連結するように、前記貯湯タンクユニットの天面に連結手段を配設したことを特徴とするヒートポンプ給湯機。
  2. ヒ−トポンプユニット及び貯湯タンクユニットの巾寸法を800mm以下としたことを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯機。
  3. 貯湯タンクユニット内に配設された貯湯タンクの下部の湯水を水冷媒熱交換器へ送る入水配管、前記水冷媒熱交換器にて加熱された湯を前記貯湯タンクの上部へ送る沸き上げ配管と、前記入水配管、前記沸き上げ配管とヒートポンプユニットとを連結する接続配管とを備え、前記接続配管と前記貯湯タンクユニットとを接続する配管接続具を、前記貯湯タンクユニットの天面に配設したことを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ給湯機。
  4. 入水配管より沸き上げ配管を短くしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  5. ヒートポンプユニットの背面に水接続具を配設したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  6. ヒートポンプユニットの背面に外方に膨らんだ凸部を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
  7. ヒートポンプユニットの巾寸法を、貯湯タンクユニットの巾寸法以下としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のヒートポンプ給湯機。
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