JPH10231453A - コンクリート防食被覆材組成物及びコンクリート防食被覆構造体 - Google Patents

コンクリート防食被覆材組成物及びコンクリート防食被覆構造体

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JPH10231453A
JPH10231453A JP9036134A JP3613497A JPH10231453A JP H10231453 A JPH10231453 A JP H10231453A JP 9036134 A JP9036134 A JP 9036134A JP 3613497 A JP3613497 A JP 3613497A JP H10231453 A JPH10231453 A JP H10231453A
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JP
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concrete
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anticorrosion coating
vinyl ester
weight
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JP9036134A
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English (en)
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Kazuya Tsukamoto
一也 塚本
Junzo Kobori
順三 小堀
Taisaku Kano
泰作 加納
Masanobu Hiramatsu
雅伸 平松
Masafumi Nozaki
雅史 野崎
Shigeo Nagasaki
栄夫 長崎
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NIPPON C R M KK
Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
NIPPON C R M KK
Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビニルエステル樹脂が本来有する耐酸性をは
じめとする耐薬品性を保持したまま、低揮発性で耐久
性、経済性および施工性に優れたコンクリートの防食被
覆材組成物を提供すること、およびそのコンクリート防
食被覆材組成物を用いて耐久性、コンクリートとの接着
強度に優れたコンクリートの防食被覆構造体を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 (イ)ノンスチレン型ビニルエステル樹
脂70〜85重量部、(ロ)鱗片状無機充填剤15〜3
0重量部および(ハ)ラジカル硬化促進剤0.5〜2.
0重量部からなるコンクリート防食被覆材組成物、およ
びコンクリート素地(1)上に素地調整層(5)を施し
た上に、または素地調整層(2)とプライマー層(3)
を施した上に、該コンクリート防食被覆材組成物を硬化
せしめたコンクリート防食被覆層(4)とからなるコン
クリート防食被覆構造体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリート防食被
覆構造体に関する。より詳しくは、下水処理場等におけ
るコンクリート構造体の防食被覆構造体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】コンクリートは耐久性や経済性に優れて
いるため、構造体として広く用いられている。下水道処
理施設においても終末処理場やポンプ場、管路施設等に
広く用いられている。これらの処理施設の中で特に、下
水が滞留しやすいところでは、下水中に含まれる硫酸塩
が硫酸塩還元細菌により還元され、硫化水素が発生し、
気相中に放散され濃縮される。すなわち、濃縮された硫
化水素はコンクリート壁面に結露し、硫黄酸化細菌によ
り酸化され硫酸が生成し、これがコンクリートの腐食を
促進することが知られている。
【0003】これを防止するために、コンクリート表面
に被覆材料を施し、腐食を防止する手法がしばしば採用
される。そこでコンクリート防食指針(案)(日本下水
道事業団編著、平成5年6月発行)に示されているよう
に被覆材料としては、エポキシ樹脂やタールエポキシ樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂等を
使用するのが一般的である。しかし、これらには次のよ
うな問題がある。エポキシ樹脂やタールエポキシ樹脂を
用いる被覆材料は、樹脂そのものの耐酸性が乏しいこと
から、被覆材料を厚く塗布する必要があり、耐久性、経
済性、施工性に劣る。また、不飽和ポリエステル樹脂、
ビニルエステル樹脂を用いる被覆材料は、耐酸性は良好
であるが、スチレンモノマーを使用しており、その揮発
性が高いことから臭気が強く、環境に対する問題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ビニ
ルエステル樹脂が本来有する耐酸性をはじめとする耐薬
品性を保持したまま、低揮発性で耐久性、経済性および
施工性に優れたコンクリートの防食被覆材組成物を提供
することである。また本願の別の課題は、その防食被覆
材組成物を用いて耐久性、コンクリートとの接着強度に
優れたコンクリートの防食被覆構造体を提供することで
ある。
【0005】
【発明を解決するための手段】上記課題を解決すべく鋭
意検討の結果、本発明者らは以下のコンクリート防食被
覆材組成物およびそれを用いたコンクリート防食被覆構
造体が有効であることを見い出した。すなわち本発明
は、
【0006】[1] (イ)ビニルエステルと低揮発性
ラジカル重合性単量体を含有するノンスチレン型ビニル
エステル樹脂70〜85重量部、(ロ)鱗片状無機充填
剤15〜30重量部および(ハ)ラジカル硬化促進剤
0.5〜2.0重量部を含有するコンクリート防食被覆
材組成物であり、また、
【0007】[2] 素地調整層(I)を施したコンク
リート素地上に、プライマー層(III)を介して、
[1]記載のコンクリート防食被覆材組成物を順次硬化
せしめた防食被覆層(IV)からなるコンクリート防食被
覆構造体であり、また、
【0008】[3] プライマー層(III)が(イ)ノ
ンスチレン型ビニルエステル樹脂70〜95重量部およ
び(ニ)無溶剤型ウレタン樹脂5〜30重量部を硬化せ
しめてなることを特徴とする[2]記載のコンクリート
防食被覆構造体であり、また、
【0009】[4] コンクリート素地上に素地調整層
(II)を施し、[1]記載のコンクリート防食被覆材組
成物を順次硬化せしめた防食被覆層(IV)からなるコン
クリート防食被覆構造体であり、また、
【0010】[5] 素地調整層(II)が(イ)ノンス
チレン型ビニルエステル樹脂100重量部に対して骨材
100〜300重量部、(ニ)無溶剤型ウレタン樹脂5
〜30重量部を硬化せしめてなることを特徴とする
[4]記載のコンクリート防食被覆構造体である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明について、さらに詳細に説
明する。最初に本明細書で使用されている用語について
説明する。 (1)(イ)ノンスチレン型ビニルエステル樹脂とは、ビ
ニルエステル40〜90重量部と低揮発性ラジカル重合
性単量体60〜10重量部を含有する組成物である。 (2)(ロ)鱗片状無機充填剤とは、アスペクト比が10
以上で且つ平均粒径が100〜300μの無機充填剤で
あり、好ましくはマイカフレーク、ガラスフレークであ
り、より好ましくはガラスフレークである。 (3)(ハ)ラジカル硬化促進剤とは、有機過酸化物とレ
ドックス反応を起こし、ラジカルの発生を容易にする作
用を有するものであれば特に制限されないが、ナフテン
酸コバルト、オクテン酸コバルト等のコバルト有機酸塩
やバナジウム塩、芳香族3級アミン等を例示することが
できる。 (4)エポキシ樹脂とは、一分子中にグリシジル基を2個
以上有する市販されているエポキシ樹脂であり、油化シ
ェル社のエピコート828、1001、1002、10
04等ビスフェノールA型エポキシ樹脂、エピコート8
07等のビスフェノールF型エポキシ樹脂、エピコート
152、154等のノボラック型エポキシ樹脂、クレゾ
ール型エポキシ樹脂等を例示することができる。 (5)素地調整層(I)とは、一般的にポリマーセメント用
として使用されるラテックス化またはエマルジョン化し
た水分散系のエポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタ
ン系樹脂、SBR、NBR、酢酸ビニル系等の樹脂10
0重量部に対してセメント150〜300重量部を混合
し、直接コンクリート上に刷毛、ローラー、コテ等を用
いて塗布し硬化せしめたものである。 (6)骨材とは、砂、砂利、砕石、砕砂、硅砂、スラグ砕
石・砕砂などの天然骨材のほかに炭酸カルシウム粉、水
酸化アルミニウム、硫酸バリウム、アルミナ粉、タル
ク、クレー、寒水石、シリカパウダー、ガラスパウダー
等公知慣用の充填剤である。 (7)(ニ)無溶剤型ウレタン樹脂とは、いわゆる溶剤を
含有していなければ、公知のすべてのウレタン樹脂を使
用することができる。例示すれば、トルイジンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、4,4'−ジ
フェニルメチレンジイソシアネート等のジイソシアネー
ト類と1,4−ブタンジオール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール等を反応せしめて得られ
るウレタン樹脂、あるいはジイソシアネート類と水をビ
ューレット反応させて得られるウレタン樹脂等である。
【0012】次に、本願発明を具体的に説明する。 (1)ノンスチレン型ビニルエステル樹脂の製造:本発明
におけるノンスチレン型ビニルエステル樹脂は、ビニル
エステル40〜90重量部と低揮発生ラジカル重合性単
量体60〜10重量部からなる。ここで、ビニルエステ
ルは上記のエポキシ樹脂とアクリル酸/およびまたはメ
タクリル酸を80〜140℃で攪拌機を備えた反応器内
で加熱反応させることにより製造することができる。
【0013】アクリル酸および/またはメタクリル酸は
最初から一括して仕込んでもよいし、反応温度に達した
あとで逐次、連続して滴下して仕込んでも構わない。反
応の際、グリシジル基とカルボキシル基の反応触媒とし
て3級アミンや4級アンモニウム塩を使用することもで
きる。また、反応中に樹脂のゲル化を防止するために、
予め重合禁止剤を反応器に仕込んだり、乾燥空気(酸
素)を吹き込みながら行うことが一般的である。
【0014】エポキシ樹脂に含まれるグリシジル基とア
クリル酸および/またはメタクリル酸を反応させる比率
は当量比で0.8〜1.2が好ましい。この範囲以外で
は硬化後の架橋密度が低く耐薬品性に劣るため好ましく
ない。反応の終点は反応物の酸価を測定して決定する
が、反応率が90%以上で反応終了することが一般的で
ある。エポキシ樹脂とアクリル酸および/またはメタク
リル酸の反応が終了した後、ビニルエステル分子中に存
在する水酸基と無水マレイン酸、無水テトラヒドロフタ
ル酸等の不飽和基を有する有機酸無水物を、さらに加熱
反応させて得られる変性されたビニルエステルも、本発
明のビニルエステルに含まれる。その際、ビニルエステ
ル分子中に存在する水酸基に対して、0.1〜1当量の
有機酸無水物を用い、60〜120℃で1〜4時間反応
させることができる。
【0015】このようにして得られたビニルエステル4
0〜90重量部を低蒸気圧ラジカル重合性単量体60〜
10重量部に溶解して、本発明のノンスチレン型ビニル
エステル樹脂を製造することができる。ビニルエステル
を低揮発性ラジカル重合性単量体に溶解させる際に、常
法のとおり、重合禁止剤であるキノン類、ハイドロキノ
ン類、フェノール類を予めビニルエステルに配合して溶
解しても構わない。
【0016】低揮発生ラジカル重合性単量体とは、具体
的には20℃での蒸気圧が1mmHg以下であり、ラジカル
重合可能な不飽和基を有するものであれば特に限定され
ない。その例としては、エチレングリコールジメタクリ
レート、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリ
エチレングリコールジメタクリレート等のジメタクリレ
ート類、トリメチロールプロパントリメタクリレート等
のトリメタクリレート類、ジアリルフタレート、トリメ
チロールプロパンジアリルエーテル、ペンタエリストー
ルトリアリルエーテル等のアリル化合物を挙げることが
できる。また、これらは単独もしくは2種類以上を任意
の割合で混合して使用することができる。
【0017】(2)コンクリート防食被覆材組成物:コン
クリート防食被覆材組成物は(イ)ノンスチレン型ビニ
ルエステル樹脂70〜85重量部、(ロ)鱗片状無機充
填剤15〜30重量部および(ハ)ラジカル硬化促進剤
0.5〜2.0重量部を攪拌機等で攪拌、混合すること
により製造することができる。この際必要に応じて硬化
時間を調整するために、ジメチルアニリン等の芳香族3
級アミン類やN,N-ジメチルアセトアセタミドやアセチル
アセトン、アセト酢酸エステル等の硬化促進剤やp-ベン
ゾキノン、トルキノン等のキノン類、ハイドロキノン、
メチルハイドロキノン、p-t-ブチルカテコール等のハイ
ドロキノン類等の重合禁止剤を配合することも可能であ
る。さらに揺変性を付与するため、ヒュームドシリカ等
の揺変性付与剤や顔料を配合することも可能である。鱗
片状無機充填剤(ロ)が15重量部未満では耐蝕性に劣
るため、好ましくなく、30重量部より多いと施工性に
劣るために好ましくない。
【0018】本発明におけるコンクリート防食被覆材組
成物を直接コンクリート素地上に塗布し、硬化させるこ
とは、コンクリート内に含まれる水分がコンクリート防
食被覆材組成物の硬化を阻害するために接着強度が低く
なり、耐久性に劣るため好ましくない。そのために、素
地調整層の上に、溶剤型のウレタン樹脂やスチレンを含
有するビニルエステル樹脂をプライマーとして塗布し、
その上に防食被覆層を施すことが一般的であるが、これ
らの樹脂を使用することは低揮発性の材料を用いて防食
被覆構造体を得るという本発明の趣旨に馴染まない。こ
れをを解決するために2方法がある。すなわち、以下に
記載の、素地調整層(I)とプライマー層(III)を用い
る方法(3-i)と、素地調整層(II)を用いる方法(3-ii)
である。
【0019】(3-i)素地調整層(I)とプライマー層(II
I)を用いる方法 素地調整層(I)を施したコンクリート素地上に、
(イ)ノンスチレン型ビニルエステル樹脂70〜95重
量部および(ニ)無溶剤型ウレタン樹脂5〜30重量部
からなる樹脂組成物を硬化せしめてなるプライマー層
(III)を介して、上記のコンクリート防食被覆材組成
物を順次硬化せしめた防食被覆層(IV)を形成する手法
である。これについて説明する。コンクリート表面を補
強し、かつ平滑にするためにまず素地調整層(I)を施
す必要がある。ここに使用される材料、施工方法は用語
の説明(5)に示した通りである。素地調整層(I)の厚さ
は0.5〜3.0mmが好ましい。厚さが0.5mm未満で
はコンクリート表面の強度不足により耐久性が劣り、
3.0mmを越えると経済性や施工性に劣るため共に好ま
しくない。
【0020】プライマー層(III)は素地調整層(I)と
防食被覆層(IV)の接着強度を向上させるために施され
る。プライマー層(III)は素地調整層(I)が十分硬化
した後に塗布する。プライマー層(III)は、ノンスチ
レン型ビニルエステル樹脂100重量部に対して無溶剤
型ウレタン樹脂5〜30重量部配合して、硬化させたも
のである。5重量部未満ではコンクリート、特に新設時
の湿潤したコンクリートに対する接着強度が低下するた
め好ましくなく、30重量部より多いと素地調整層
(I)の物理的な強度が低下するため好ましくない。
【0021】プライマー層(III)を素地調整層(I)上
に施工する場合、ノンスチレン型ビニルエステル樹脂1
00重量部に対して無溶剤型ウレタン樹脂5〜30重量
部配合した樹脂組成物100重量部に対して、硬化促進
剤である、ナフテン酸コバルト(5〜10重量%のコバ
ルトを含む)やオクテン酸コバルト等のコバルト有機酸
塩0.5〜2重量部および硬化剤であるメチルエチルケ
トンパーオキシド、シクロヘキサノンパーオキシド、メ
チルアセトアセテートパーオキシド、アセチルアセトン
パーオキシド等の有機過酸化物1〜3重量部を混合し、
素地調整層(I)を施した上に刷毛、ローラー、スプレ
ー機等により塗布し、硬化せしめる。硬化促進剤、硬化
剤とも施工時の気温によりこの範囲内で自由に調整して
使用できるが、いずれもこの範囲未満では硬化不良にな
りやすく好ましくない。プライマー層(III)の厚さは
0.02〜0.1mmが好ましい。厚さが0.02mm未満
では層間の接着強度に劣り、0.1mmより厚いと経済性
や施工性に劣るため共に好ましくない。
【0022】防食被覆層(IV)をプライマー層(III)
上に施工する場合、コンクリート防食被覆材組成物10
0重量部に対して、硬化剤であるメチルエチルケトンパ
ーオキシド、シクロヘキサノンパーオキシド、メチルア
セトアセテートパーオキシド、アセチルアセトンパーオ
キシド等の有機過酸化物1〜3重量部を混合し、刷毛、
ローラー、スプレー機等により塗布し、硬化せしめる。
防食被覆層(IV)の厚さは0.3〜2.0mmが好まし
い。厚さが0.3mm未満では耐薬品性に劣り、2.0mm
より厚いと経済性や施工性に劣るため共に好ましくな
い。
【0023】(3-ii)素地調整層(II)を用いる方法 コンクリート素地上に、(イ)ノンスチレン型ビニルエ
ステル樹脂100重量部に対して骨材100〜300重
量部、(ニ)無溶剤型ウレタン樹脂5〜30重量部から
なる樹脂組成物を硬化せしめてなる素地調整層(II)を
施し、その上に、上記のコンクリート防食被覆材組成物
を順次硬化せしめて防食被覆層(IV)形成する方法につ
いて以下に説明する。素地調整層(II)は(イ)ノンス
チレン型ビニルエステル樹脂100重量部に対して骨材
100〜300重量部、(ニ)無溶剤型ウレタン樹脂5
〜30重量部からなる素地調整剤を硬化させて得られ
る。骨材が100重量部未満では、混ぜ合わせた後の組
成物がセメント状になりにくく、施工性に不具合が生じ
やすい。また300重量部より多いと素地調整層(II)
の物理的な強度が低下するため好ましくない。
【0024】(ニ)無溶剤型ウレタン樹脂が5重量部未
満ではコンクリート、特に新設時の湿潤したコンクリー
トに対する接着強度が低下するため好ましくなく、30
重量部より多いと素地調整層(II)の物理的な強度が低
下するため好ましくない。素地調整層(II)を施工する
場合、素地調整剤100重量部に対して、硬化促進剤で
あるナフテン酸コバルトやオクテン酸コバルト等のコバ
ルト有機酸塩0.5〜2重量部と硬化剤であるメチルエ
チルケトンパーオキシド、シクロヘキサノンパーオキシ
ド、メチルアセトアセテートパーオキシド、アセチルア
セトンパーオキシド等の有機過酸化物1〜3重量部を順
次攪拌機等で混合し、直接コンクリート基材の上にへ
ら、刷毛、ローラー等を用いて塗布、硬化形成させる。
素地調整層(II)の厚さは0.5〜3.0mmが好まし
い。厚さが0.5mm未満ではコンクリート表面の強度不
足により、耐久性が劣り、3.0mmを越えると経済性や
施工性に劣るため共に好ましくない。
【0025】本発明に言うコンクリート防食被覆構造体
の一つは、このようにして形成された素地調整層(II)
の上に防食被覆層(IV)を順次硬化せしめて得られる。
防食被覆層(IV)を素地調整層(II)上に塗布、施工す
る際、コンクリート防食被覆材組成物100重量部に対
して、硬化剤であるメチルエチルケトンパーオキシド、
シクロヘキサノンパーオキシド、メチルアセトアセテー
トパーオキシド、アセチルアセトンパーオキシド等の有
機過酸化物1〜3重量部を混合し、刷毛、ローラー、ス
プレー機等により塗布し、硬化せしめる。防食被覆層
(IV)の厚さはは0.3〜2.0mmが好ましい。防食被
覆層(IV)の厚さが0.3mm未満では耐薬品性に劣るた
めに好ましくなく、2.0mmより厚いと経済性や施工性
に劣るために好ましくない。
【0026】
【実施例】本発明を製造例、参考例、比較例および実施
例により詳細に説明するが本発明はこれにより制限され
ない。以下において特に断りのない限り「部」は重量部
を表す。
【0027】[製造例1] ノンスチレン型ビニルエス
テル樹脂およびそれを用いたコンクリート防食被覆材組
成物の製造 攪拌機、コンデンサー、温度計、空気導入管を備えた2
リットルの四つ口フラスコにエピコート828を570
g仕込み、毎時10リットルの乾燥空気を吹き込みなが
ら120℃まで昇温した。昇温後、重合禁止剤である2,
5-ジ-t-ブチル-4-メチルフェノール(重合禁止剤)0.
8gを添加し、メタクリル酸258gを2時間かけて滴
下した。滴下終了後3時間経過した時点から、1時間毎
に酸価の測定を行い、15mgKOH/g 以下になったこ
とを確認後、反応を終了した。反応終了後、ハイドロキ
ノン(重合禁止剤)0.2gを加えた。これを100℃
まで冷却し、エチレングリコールジメタクリレート22
3g、トリメチロールプロパンジアリルエーテル223
gを加えて溶解後、室温まで冷却し、ノンスチレン型ビ
ニルエステル樹脂を得た。これを下記の割合で30分間
十分に攪拌翼を備えた攪拌機で混合し、コンクリート防
食被覆材組成物を得た。 処方 ノンスチレン型ビニルエステル樹脂 100部 ガラスフレーク(平均粒径140μm) 25部 6%ナフテン酸コバルト 1部 ヒュームドシリカ 4部 (日本アエロジル社 アエロジル200) 無機顔料 2部
【0028】[製造例2] ノンスチレン型変性ビニル
エステル樹脂およびそれを用いたコンクリート防食被覆
材組成物の製造 攪拌機、コンデンサー、温度計、空気導入管を備えた2
リットルの四つ口フラスコにエピコート828を570
g仕込み、毎時10リットルの乾燥空気を吹き込みなが
ら120℃まで昇温した。昇温後、2,5-ジ-t-ブチル-4-
メチルフェノール0.8gを添加し、メタクリル酸25
8gを2時間かけて滴下した。滴下終了後3時間経過し
た時点から、1時間毎に酸価の測定を行い15mgKOH
/g 以下になったことを確認後反応を終了した。80℃
まで冷却後、無水マレイン酸144gを仕込み120℃
で2時間反応させた。反応終了後、ハイドロキノン0.
2gを加え100℃まで冷却し、エチレングリコールジ
メタクリレート324g、トリメチロールプロパンジア
リルエーテル324gを加えて溶解後、室温まで冷却
し、ノンスチレン型変性ビニルエステル樹脂を得た。こ
れを下記の割合で30分間十分に攪拌翼を備えた攪拌機
で混合し、コンクリート防食被覆材組成物を得、実施例
に供した。 処方 ノンスチレン型変性ビニルエステル樹脂 100部 ガラスフレーク(平均粒径140μm) 25部 6%ナフテン酸コバルト 1部 アエロジル200 4部 無機顔料 2部
【0029】[参考例1] 常用されているスチレン型
ビニルエステル樹脂およびそれを用いたコンクリート防
食被覆材組成物の製造 攪拌機、コンデンサー、温度計、空気導入管を備えた2
リットルの四つ口フラスコにエピコート828を510
g仕込み、攪拌下に毎時10リットルの乾燥空気を吹き
込みながら130℃まで昇温した。昇温後、ハイドロキ
ノン(重合禁止剤)0.3g、トリメチルベンジルアン
モニウムクロライド2gを添加し、メタクリル酸172
gを2時間かけて滴下した。滴下終了後3時間経過した
ところから、1時間毎に酸価の測定を開始し、10mgK
OH/g 以下になったことを確認した後、100℃まで
冷却した。これにスチレン450gを加えて溶解後、室
温まで冷却し、スチレン型ビニルエステル樹脂を得た。
これを下記の割合で30分間十分に攪拌翼を備えた攪拌
機で混合し、コンクリート防食被覆材組成物を得た。 処方 スチレン型ビニルエステル樹脂 100部 ガラスフレーク(平均粒径140μm) 25部 6%ナフテン酸コバルト 1部 アエロジル200 4部 無機顔料 2部
【0030】[参考例2] 常用されているエポキシ樹
脂コンクリート防食被覆材組成物の製造 エピコート828を100gに、平均粒径140μのガ
ラスフレークを25g、アエロジル200を4gおよび
ブチルグリシジルエーテル10gを加え、30分間十分
に攪拌翼を備えた攪拌機で混合し、コンクリート防食被
覆材組成物を得た。
【0031】[実施例1] コンクリート防食被覆材組
成物の揮発性試験 製造例1〜2および参考例1〜2で得たコンクリート防
食被覆材組成物を、各々直径90mmのガラスシャーレー
に30g採取し、37℃の恒温水槽内で積算の揮発量を
10分毎に60分間測定した。結果を表1に示す。
【0032】[実施例2] ノンスチレン型ビニルエス
テル樹脂を使用したコンクリート防食被覆材組成物の耐
薬品性試験 (試験片の作成方法)JIS K5400に準拠した1
50×70×20mmのセメント板をJISK5400に
従って前処理し、温度20±1℃、湿度73±5%の恒
温恒湿室内に保管し、試験に用いる材料とした。素地調
整層(I)として、市販のエポキシ系ポリマーセメント
用のポリマー100部とセメントモルタル300部を配
合し、十分攪拌後、上記セメント板上に塗布し、厚さが
0.5mmになるように金べらを用いて平坦に仕上げ、2
4時間養生した。プライマー層(III)として、製造例
1で製造したノンスチレン型ビニルエステル樹脂100
部に、無溶剤型ウレタン樹脂10部、6%ナフテン酸コ
バルト1部および55%メチルエチルケトンパーオキシ
ド1部を配合し、厚さが0.05mmになるように刷毛で
塗布した。プライマー層が指触乾燥した後、製造例1で
製造したコンクリート防食被覆材組成物100部に対し
て、55%メチルエチルケトンパーオキシド1部を配合
し、厚さが0.6mmになるように刷毛で塗布し、試験片
を得、硬化後評価に供した。 (評価法)試験片の評価は、次のように行った。コンク
リート防食被覆材組成物の塗布完了後、恒温恒湿室内で
7日間養生した後、試験に用いた。すなわち、蒸留水、
10%硫酸水溶液、10%水酸化ナトリウム水溶液に
1、2、3、4、5、6カ月間浸漬し、表面状態を目視
で観察すると共に重量変化を測定した。耐薬品性試験の
結果を表2−1〜2−3に示す。
【0033】[実施例3] ノンスチレン型変性ビニル
エステル樹脂を使用したコンクリート防食被覆材組成物
の耐薬品性試験 コンクリート防食被覆層に、製造例1で製造したコンク
リート防食被覆剤組成物を使用する代わりに、製造例2
で製造したノンスチレン型変性ビニルエステル樹脂を使
用したコンクリート防食被覆材組成物を使用する以外
は、実施例2と同様の方法で試験片を作成、評価した。
結果を表2−1〜2−3に示す。
【0034】[比較例1] 常用されているスチレン型
ビニルエステル樹脂を使用したコンクリート防食被覆材
組成物の耐薬品性試験 コンクリート防食被覆層に、製造例1で製造したコンク
リート防食被覆剤組成物を使用する代わりに、参考例1
で製造したスチレン型ビニルエステル樹脂を使用したコ
ンクリート防食被覆材組成物を使用する以外は、実施例
2と同様の方法で試験片を作成、評価した。結果を表2
−1〜2−3に示す。
【0035】[比較例2] 常用されているエポキシ樹
脂を使用したコンクリート防食被覆材組成物の耐薬品性
試験 コンクリート防食被覆層として、製造例1で製造したコ
ンクリート防食被覆剤組成物を使用する代わりに、参考
例2で製造したエポキシ樹脂を使用したコンクリート防
食被覆材組成物100部に対してアミン硬化剤であるエ
ピキュアー138(油化シェル社)を25部を配合、硬
化する以外は実施例2と同様の方法で試験片を作成、評
価した。結果を表2−1〜2−3に示す。
【0036】[実施例4] 素地調整層(I)と製造例
1で製造したノンスチレン型ビニルエステル樹脂を使用
したプライマー層(III)とコンクリート防食被覆材組
成物を用いたコンクリート防食被覆構造体の接着強度試
験 コンクリート素地とコンクリート防食被覆構造体の接着
力を以下の方法で評価した。このときコンクリート素地
が標準状態と湿潤状態で行った。 (試験片の作成) 標準状態: JIS K5410に準拠した70×70
×20mmのセメント板をJIS K5400に従って
前処理を行った。これに実施例2と同様の方法で試験片
を作成した。 湿潤状態: 素地調整材を塗布する前に、試験板を20
±1℃の蒸留水に24時間浸漬した後、清潔な布で表面
を拭き取り、直ちに素地調整層(I)を施す以外は実施
例2と同様の方法で試験片を作成した。 (評価法)防食被覆層(IV)の塗布完了後、恒温恒湿室
内で7日間養生した後、建研式引っ張り試験機でJIS
A6916に従って試験を行い接着強度を測定した。
その結果を表3に示す。
【0037】[実施例5] 製造例1で製造したノンス
チレン型ビニルエステル樹脂を用いた素地調整層(II)
とコンクリート防食被覆材組成物を用いたコンクリート
防食被覆構造体の接着強度試験 素地調整層(I)およびプライマー層(III)の代わり
に、素地調整層(II)として製造例1で製造したノンス
チレン型ビニルエステル樹脂100部、無溶剤型ウレタ
ン樹脂10部、6%ナフテン酸コバルト1部と7号硅砂
250部を混合し、55%メチルエチルケトンパーオキ
シド1部を配合して塗布し、厚さが0.5mmになるよう
に金べらを用いて平坦に仕上げ、24時間養生した後、
製造例1で製造したコンクリート防食被覆材組成物を塗
布する以外は、実施例4と同様に試験片を作成し、評価
した。その結果を表3に示す。
【0038】[比較例3] [実施例4]においてプラ
イマー層(III)がない場合の接着強度試験 試験片の作成の際、素地調整層(I)の上に直接防食被
覆層(IV)を施し、硬化させる以外は、実施例4と同様
の方法で評価した。その結果を表3に示す。
【0039】[比較例4] [実施例5]の素地調整層
(II)において無溶剤型ウレタン樹脂を配合しない場合
の接着強度試験 実施例4において素地調整層(II)中の無溶剤ウレタン
樹脂を配合しないこと以外は、実施例5と同様に試験片
を作成、評価した。その結果を表3に示す。
【0040】
【表1】 参考例1の、常用されているスチレン型ビニルエステル
樹脂を使用したコンクリート防食被覆材組成物は、揮発
量が多く、臭気が強いのに対して、本発明のノンスチレ
ン型ビニルエステル樹脂を用いたコンクリート防食被覆
材組成物は揮発量が少なく、臭気も弱い。
【0041】
【表2】 実施例2、3に示すように本発明のノンスチレン型ビニ
ルエステル樹脂を使用したコンクリート防食被覆材組成
物は、スチレン型ビニルエステル樹脂やエポキシ樹脂を
使用したコンクリート防食被覆材組成物と同様に良好な
耐水性を有していた。
【0042】
【表3】 実施例2、3に示すように本発明のノンスチレン型ビニ
ルエステル樹脂を使用したコンクリート防食被覆材組成
物はスチレン型ビニルエステル樹脂を使用したコンクリ
ート防食被覆材組成物と同様に良好な耐酸性を有してい
た。一方、比較例2に示すようにエポキシ樹脂を使用し
たコンクリート防食被覆材組成物は耐酸性に劣った。
【0043】
【表4】 実施例2、3に示すように本発明のノンスチレン型ビニ
ルエステル樹脂を使用したコンクリート防食被覆材組成
物はスチレン型ビニルエステル樹脂やエポキシ樹脂を使
用したコンクリート防食被覆材組成物と同様に良好な耐
水性を有していた。
【0044】
【表5】 実施例4、5はコンクリート素地とコンクリート防食被
覆構造体の接着強度が強く100%コンクリート破壊で
あった。一方、比較例3、4は接着強度が弱く素地調整
層と防食被覆層の界面で剥離した。従って本発明のコン
クリート防食被覆構造体は良好な耐久性を示す。
【0045】
【発明の効果】本発明のコンクリート防食被覆材組成物
は,ビニルエステル樹脂が本来有する耐酸性をはじめと
する耐薬品性を保持したまま、低揮発性で耐久性、経済
性および施工性に優れ、そのコンクリート防食被覆材組
成物を用いたコンクリートの防食被覆構造体は、優れた
耐久性およびコンクリートとの接着強度を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプライマー層を有するコンクリート防
食被覆構造体の断面図である。
【図2】本発明のプライマー層を有しないコンクリート
防食被覆構造体の断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート素地 2 素地調整層(I) 3 プライマー層(III) 4 コンクリート防食被覆層(IV) 5 素地調整層(II)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加納 泰作 千葉県茂原市東郷1900番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 平松 雅伸 千葉県茂原市東郷1900番地 三井東圧化学 株式会社内 (72)発明者 野崎 雅史 愛知県名古屋市中区栄一丁目18番1号 日 本シーアールエム株式会社内 (72)発明者 長崎 栄夫 愛知県名古屋市中区栄一丁目18番1号 日 本シーアールエム株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)ビニルエステルと低揮発性ラジカル
    重合性単量体を含有するノンスチレン型ビニルエステル
    樹脂70〜85重量部、(ロ)鱗片状無機充填剤15〜
    30重量部および(ハ)ラジカル硬化促進剤0.5〜
    2.0重量部を含有するコンクリート防食被覆材組成
    物。
  2. 【請求項2】素地調整層(I)を施したコンクリート素
    地上に、プライマー層(III)を介して、請求項1記載
    のコンクリート防食被覆材組成物を順次硬化せしめた防
    食被覆層(IV)からなるコンクリート防食被覆構造体。
  3. 【請求項3】プライマー層(III)が(イ)ノンスチレ
    ン型ビニルエステル樹脂70〜95重量部および(ニ)
    無溶剤型ウレタン樹脂5〜30重量部を硬化せしめてな
    ることを特徴とする請求項2記載のコンクリート防食被
    覆構造体。
  4. 【請求項4】 コンクリート素地上に素地調整層(II)
    を施し、請求項1記載のコンクリート防食被覆材組成物
    を順次硬化せしめた防食被覆層(IV)からなるコンクリ
    ート防食被覆構造体。
  5. 【請求項5】 素地調整層(II)が(イ)ノンスチレン
    型ビニルエステル樹脂100重量部に対して骨材100
    〜300重量部、(ニ)無溶剤型ウレタン樹脂5〜30
    重量部を硬化せしめてなることを特徴とする請求項4記
    載のコンクリート防食被覆構造体。
JP9036134A 1997-02-20 1997-02-20 コンクリート防食被覆材組成物及びコンクリート防食被覆構造体 Pending JPH10231453A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017141320A (ja) * 2016-02-08 2017-08-17 旭化成アドバンス株式会社 水道施設用水系ライニング材
JP2021152330A (ja) * 2016-09-27 2021-09-30 株式会社水道技術開発機構 短管取付け工法

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JP2017141320A (ja) * 2016-02-08 2017-08-17 旭化成アドバンス株式会社 水道施設用水系ライニング材
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