JPH10229515A - 書画カメラ - Google Patents

書画カメラ

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Publication number
JPH10229515A
JPH10229515A JP9029353A JP2935397A JPH10229515A JP H10229515 A JPH10229515 A JP H10229515A JP 9029353 A JP9029353 A JP 9029353A JP 2935397 A JP2935397 A JP 2935397A JP H10229515 A JPH10229515 A JP H10229515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging lens
video camera
sensor unit
slide member
focal length
Prior art date
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Pending
Application number
JP9029353A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Watanabe
浩平 渡邉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH10229515A publication Critical patent/JPH10229515A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被写体とビデオカメラ本体部を動かすことな
く、被写体の撮影位置を移動する。 【解決手段】台11には、アーム13の一端側が取り付
けられている。アーム13の他端側にはビデオカメラ3
0のビデオカメラ本体部31が取付けられている。ビデ
オカメラ本体部31の被写体側にはスライド部材32を
介して焦点距離可変機構を有した撮像レンズ33が取付
けられている。このビデオカメラ本体部31には、セン
サー部を有し、このセンサー部で受光した映像を映像信
号に変換する撮像素子が取り付け固定されている。スラ
イド部材32は、このビデオカメラ本体部31に取り付
けられ、前記センサー部に対して平行となる方向に撮像
レンズ33を移動可能な状態で保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は書類等を撮影し映
像表示手段に表示する書画カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、書類等を撮影し映像表示手段に表
示する書画カメラが普及してきている。
【0003】図11はこのような従来の書画カメラの一
例を示す斜視図である。
【0004】図11において、符号61は被写体となる
書類62を配置する台であり、この台61には、アーム
63の一端側が取り付けられている。アーム63の他端
側にはビデオカメラ64のビデオカメラ本体部65が取
付けられている。ビデオカメラ本体部65の被写体側に
は撮像レンズ66が取付けられている。
【0005】ビデオカメラ64の出力端子は、アーム6
3内及び台61の内部のケーブル及び外部の延出するケ
ーブル67を介してテレビモニタ68に接続される。
【0006】また、台61にはアーム69,70をそれ
ぞれ介して照明装置71,72が取付けられている。照
明装置71,72は書類62に対して照明光を当てる。
【0007】ビデオカメラ64により撮影された書類6
2の映像は、映像信号に変換され、ケーブル67を介し
てテレビモニタ68に表示される。
【0008】このような書画カメラでは、撮像レンズ6
6にズームレンズを用いることにより、ビデオカメラ6
4のビデオカメラ本体部65を動かすことなく、書類6
2の一部を拡大して撮影することができる。この時、撮
影される場所は書類62を置く台61の上のごく一部の
範囲に限られるが、書類62を動かすことによって、必
要な場所を撮影することができる。
【0009】近年、書画カメラとビデオプロジェクタを
組み合わせた書画カメラ付きビデオプロジェクタが開発
されている。
【0010】図12は従来の書画カメラ付きビデオプロ
ジェクタを示す斜視図である。
【0011】図12において、符号81はビデオプロジ
ェクタ本体であり、ビデオプロジェクタ本体81は、正
面側に投写レンズ82が取付けられ、上面が被写体とな
る書類83を配置する台84となっている。ビデオプロ
ジェクタ本体81の側面には、アーム85の一端側が取
り付けられている。アーム85の他端側にはビデオカメ
ラ86が取付けられている。アーム86の中間には照明
装置87が取付けられている。照明装置87は書類83
に対して照明光を当てる。
【0012】ビデオカメラ86により撮影された書類8
3の映像は、映像信号に変換され、アーム86を介して
ビデオプロジェクタ本体81に供給され、投写レンズ8
2によりスクリーン等に投写される。
【0013】このような書画カメラ付きビデオプロジェ
クタの場合、書類83を置く台84がビデオプロジェク
タ本体81と共用されるため、台84の大きさをあまり
大きくすることができない。このため、ビデオカメラ8
6にズームレンズを用いて拡大撮影を行う場合、書類を
自由に移動できないため、望んだ部分を映像表示できな
いという問題がある。
【0014】これと同様に、図11の書画カメラにおい
ても、書類が大きすぎた場合、望んだ部分を映像表示で
きないという問題がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の書画カ
メラや書画カメラ付きビデオプロジェクタ技術では、ビ
デオカメラにズームレンズを用いて拡大撮影を行う場
合、被写体となる書類に対して書類を置く台の大きさに
余裕が無ければ、被写体を自由に移動できないため、望
んだ部分を映像表示できないという問題がある。
【0016】この発明は上記問題点を除去し、被写体と
ビデオカメラ本体部を動かすことなく、被写体の撮影位
置を移動することができる書画カメラの提供を目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の書画カメ
ラは、被写体を配置する台と、この台に一端側が取り付
けられたアームと、このアームの他端側に取付けられた
ビデオカメラ本体部と、このビデオカメラ本体部に取り
付け固定され、センサー部を有し、このセンサー部で受
光した映像を映像信号に変換する撮像素子と、この撮像
素子のセンサー部に被写体の映像を結像する撮像レンズ
と、このビデオカメラ本体部に取り付けられ、前記セン
サー部に対して平行となる方向に撮像レンズを移動可能
な状態で保持するスライド部材と、を具備したことを特
徴とする。
【0018】請求項2記載の書画カメラは、被写体を配
置する台と、この台に一端側が取り付けられたアーム
と、このアームの他端側に取付けられたビデオカメラ本
体部と、このビデオカメラ本体部に取り付け固定され、
センサー部を有し、このセンサー部で受光した映像を映
像信号に変換する撮像素子と、焦点距離可変機構を有
し、前記撮像素子のセンサー部に被写体の映像を結像す
る撮像レンズと、所定の操作により前記撮像レンズの焦
点距離可変機構の駆動を行い、前記撮像レンズの焦点距
離を変化させるレンズ焦点距離駆動モータと、このビデ
オカメラ本体部に取り付けられ、前記センサー部に対し
て平行となる方向に撮像レンズを移動可能な状態で保持
するスライド部材と、前記スライド部材の駆動を行うス
ライド駆動モータと、前記撮像レンズの焦点距離を変化
させる場合に、前記撮像レンズの光軸と前記撮像素子の
センサー部の中心位置との間の距離が該撮像レンズの焦
点距離に比例するようにスライド駆動モータを制御する
制御回路と、を具備したことを特徴とする。
【0019】請求項3記載の書画カメラは、請求項1及
び2のいずれか一つに記載の書画カメラであって、前記
スライド部材は、前記ビデオカメラ本体部に取り付けら
れ、前記センサー部に対して平行となる第1の方向に移
動可能な第1のスライド部材と、この第1のスライド部
材に取り付けられ、前記センサー部に対して平行となる
とともに前記第1の方向と異なる第2の方向に撮像レン
ズを移動可能な状態で保持する第2のスライド部材と、
前記第1及び第2のスライド部材の駆動を行う第1及び
第2のスライド駆動モータと、から成ることを特徴とす
る。
【0020】請求項1乃至2記載の構成によれば、スラ
イド部材により撮像素子のセンサー部に対して平行とな
る方向に撮像レンズを移動させることにより、被写体と
ビデオカメラ本体部を動かすことなく、被写体の撮影位
置を移動することができる。
【0021】請求項2記載の構成によれば、制御回路
が、前記所定の操作により前記撮像レンズの焦点距離を
変化させる場合に、前記撮像レンズの光軸と前記撮像素
子のセンサー部の中心位置との間の距離が該撮像レンズ
の焦点距離に比例するように第2の駆動モータを制御す
るので、被写体の撮影位置の中心を撮像素子のセンサー
部の中心位置の垂線からずらした状態で、撮像の倍率を
変化させた場合にも、表示させる映像の中心を固定する
ことができる。
【0022】請求項3記載の構成によれば、第1及び第
2のスライド部材により撮像素子のセンサー部に対して
平行となる第1の方向およびこれと直交する第2の方向
に撮像レンズを移動させることにより、被写体とビデオ
カメラ本体部を動かすことなく、被写体の撮影位置を移
動することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0024】図1は本発明に係る書画カメラの実施の形
態を示す斜視図である。
【0025】まず、図1を用いて全体の構成を説明す
る。
【0026】図1において、符号11は被写体となる書
類12を配置する台であり、この台11には、アーム1
3の一端側が取り付けられている。アーム13の他端側
にはビデオカメラ30のビデオカメラ本体部31が取付
けられている。ビデオカメラ本体部31の被写体側には
スライド部材32を介して焦点距離可変機構を有した撮
像レンズ33が取付けられている。
【0027】このビデオカメラ本体部31には、センサ
ー部を有し、このセンサー部で受光した映像を映像信号
に変換する撮像素子が取り付け固定されている。
【0028】スライド部材32は、このビデオカメラ本
体部31に取り付けられ、前記センサー部に対して平行
となる方向に撮像レンズ33を移動可能な状態で保持す
る。
【0029】ビデオカメラ30は、撮像レンズ33にズ
ームレンズ(焦点距離可変機構を有するレンズ)を用い
ることにより、ビデオカメラ本体部31を動かすことな
く、書類12の一部を拡大して撮影することができる。
【0030】ビデオカメラ30の映像信号出力端子は、
アーム13内及び台11の内部のケーブル及び外部に延
出するケーブル17を介してテレビモニタ18に接続さ
れる。
【0031】また、台11にはアーム19,20をそれ
ぞれ介して照明装置21,22が取付けられている。照
明装置21,22は書類12に対して照明光を当てる。
【0032】ビデオカメラ14により撮影された書類1
2の映像は、映像信号に変換され、ケーブル17を介し
てテレビモニタ18に表示される。
【0033】次に、図2を用いてビデオカメラ30につ
いて詳細に説明する。
【0034】図2は図1のビデオカメラ30の斜視図で
ある。
【0035】図2において、ビデオカメラ本体部31
は、被写体側が開口した箱形に形成されている。
【0036】撮像素子34はこのビデオカメラ本体内に
取り付け固定され、センサー部35を有し、このセンサ
ー部35で受光した映像を映像信号に変換する。
【0037】撮像レンズ33は、焦点距離可変機構を有
し、前記撮像素子34のセンサー部に被写体の映像を結
像する。撮像レンズ33には、レンズ焦点距離駆動モー
タ36が取付けられている。レンズ焦点距離駆動モータ
36は、所定の操作により前記撮像レンズ33の焦点距
離可変機構の駆動を行い、前記撮像レンズ33の焦点距
離を変化させる。
【0038】スライド部材32は、外側フレーム40に
第1のスライド部材41を挿入し、第1のスライド部材
41に第2のスライド部材42を挿入した構造になって
いる。
【0039】外側フレーム40は、金属板を枠状に形成
したものであり、シャフト43とねじ44によって第1
のスライド部材41を、前記センサー部35に対して平
行となる第1の方向(Y方向)に移動可能にしている。
【0040】第1のスライド部材41は、金属板を枠状
に形成したものであり、シャフト45とねじ46によっ
て第2のスライド部材42を、前記センサー部35に対
して平行となるとともに前記第1の方向と異なる第2の
方向(X方向)に移動可能にしている。
【0041】第2のスライド部材42は撮像レンズ33
を保持する。
【0042】第1及び第2のスライド駆動モータ47,
48は、それぞれ外側フレーム40及び第1のスライド
部材41に設けられ、前記第1及び第2のスライド部材
41,42の駆動を行う。
【0043】図3は図2のビデオカメラの正面図であ
る。
【0044】図3において、外側フレーム40には、Y
方向のシャフト43とねじ44が平行に取付けられてい
る。ねじ44は、スライド駆動モータ47の回転軸に取
付けられ、スライド駆動モータ47の回転により回転す
るようになっている。シャフト43は第1のスライド部
材41に挿入され、ねじ44は第1のスライド部材41
に螺入されている。これにより、第1のスライド駆動モ
ータ47を回転させることにより、第1のスライド部材
41をY方向に移動させることができる。
【0045】第1のスライド部材41には、X方向のシ
ャフト45とねじ46が平行に取付けられている。ねじ
46は、スライド駆動モータ48の回転軸に取付けら
れ、スライド駆動モータ48の回転により回転するよう
になっている。シャフト45は第2のスライド部材42
に挿入され、ねじ46は第2のスライド部材42に螺入
されている。これにより、第2のスライド駆動モータ4
8を回転させることにより、第2のスライド部材42及
びこれに取付けられた撮像レンズ33をX方向に移動さ
せることができる。
【0046】図4は図1の撮像レンズの制御を行う回路
のブロック図である。
【0047】図4において、操作スイッチ51は、倍率
の拡大、縮小、撮像位置の+Y方向への移動、−Y方向
への移動、+X方向への移動、−X方向への移動等の入
力が所定の操作により行えるようになっている。マイク
ロコンピュータ52は、操作スイッチ51からの入力に
基づき、スライド部材32の駆動を行う第1及び第2の
スライド駆動モータ47,48及び撮像レンズ33の駆
動を行うレンズ焦点距離駆動モータ36の制御を行う。
【0048】ここで、マイクロコンピュータ52は、操
作スイッチ51の所定の操作により前記撮像レンズ33
の焦点距離を変化させる場合に、前記撮像レンズ33の
光軸と前記撮像素子34のセンサー部35の中心位置と
の間の距離が撮像レンズ33の焦点距離に比例するよう
に第1及び第2のスライド駆動モータ47,48を制御
する制御回路となっている。
【0049】このような発明の実施の形態の動作を以下
に説明する。
【0050】図5は図1の前記撮像レンズ33の光軸と
前記撮像素子34のセンサー部35の中心位置が一致す
る場合の撮影範囲を示す説明図である。
【0051】図5において、前記撮像レンズ33の光軸
と前記撮像素子34のセンサー部35の中心位置PCが
一致する場合、台11上の撮影範囲101は、中心位置
PDが撮像レンズ33の光軸と一致し、撮像レンズ33
の光軸に対称となる範囲となる。
【0052】図6は図5の状態に対して撮像レンズ33
を水平方向に移動した状態を示す説明図である。
【0053】図6において、撮像レンズ33を水平方向
に移動すると、撮影範囲も撮像レンズ33の移動した方
向に移動することになる。この場合、原理的に焦点が合
わなくなったり、撮影した被写体の図形にひずみが生じ
ることもない。
【0054】このように、撮像レンズをセンサー部に対
して平行となる方向に移動できるようにすることによっ
て、被写体とビデオカメラ本体部を動かすことなく、被
写体の撮影位置を移動することができる。
【0055】次に、マイクロコンピュータ52による制
御について説明する。
【0056】図7は図6の状態からスライド部材32を
固定した状態で撮像レンズ33の焦点距離を2倍にした
状態を示す説明図である。
【0057】図7において、撮像レンズ33の焦点距離
を2倍にした場合、撮像範囲の水平方向の長さは1/2
となが、この場合撮像範囲の中心PDが図2に比べて移
動することになる。
【0058】図8は図7の状態で焦点距離fを5mm,
10mm,15mmに変化させた場合の撮影範囲を示す
説明図である。
【0059】図8において、焦点距離fを変化させた場
合、撮影範囲の中心PDが移動する。このように、焦点
距離fを変化させた場合、撮影範囲の中心PDが移動す
ることは、ズーム操作を行う上で非常に違和感をともな
う。このため、本発明の実施の形態では、マイクロコン
ピュータ52が、前記撮像レンズ33の焦点距離を変化
させる場合に、前記撮像レンズ33の光軸と前記撮像素
子34のセンサー部35の中心位置との間の距離が撮像
レンズ33の焦点距離に比例するように第1及び第2の
スライド駆動モータ47,48を制御している。
【0060】このような制御の根拠を以下に説明する。
【0061】図9はマイクロコンピュータ52の制御を
説明する説明図である。
【0062】図9において、撮影範囲の中心PDと撮像
素子34の中心PCとの距離dと撮像レンズ33の移動
量(撮像レンズ33の光軸と前記撮像素子34のセンサ
ー部35の中心位置との間の距離)Dとは比例するの
で、撮像レンズ33の移動量Dは図10のグラフに示す
ように制御すればよい。
【0063】図10はマイクロコンピュータ52の制御
を示すグラフであり、縦軸に撮像レンズ33の移動量D
を示し、横軸の撮像レンズ33の焦点距離fを示してい
る。
【0064】この場合、撮像レンズ33の移動量Dは、
撮像レンズ33の焦点距離fに比例している。
【0065】このような制御を行を行い、ズーミングを
行う際、撮影範囲の中心PDを動かないようにすること
により、テレビモニタ18に表示させる映像の中心を固
定することができ、ズーム操作を行う上で違和感を防止
できる。
【0066】以上、説明したように本発明の実施の形態
によれば、スライド部材32により撮像素子34のセン
サー部35に対して平行となる方向に撮像レンズ33を
移動させることにより、被写体とビデオカメラ本体部3
1を動かすことなく、被写体の撮影位置を移動すること
ができるので、書類に対して書類を置く台の大きさに余
裕が無い場合にも、望んだ部分を映像表示できる。ま
た、制御回路のマイクロコンピュータ52が、前記所定
の操作により前記撮像レンズ33の焦点距離を変化させ
る場合に、前記撮像レンズ33の光軸と前記撮像素子3
4のセンサー部35の中心位置との間の距離が撮像レン
ズ33の焦点距離に比例するように第1及び第2のスラ
イド駆動モータ47,48を制御するので、被写体の撮
影位置の中心を撮像素子のセンサー部の中心位置の垂線
からずらした状態で、撮像の倍率を変化させた場合に
も、表示させる映像の中心を固定することができ、ズー
ム操作を行う上で違和感を防止できる。
【0067】尚、図1に示した発明の実施の形態では、
書画カメラの映像をテレビモニタにに表示するものに適
用したが、ビデオプロジェクタと書画カメラを一体化し
た書画カメラ付きビデオプロジェクタに適用してもよ
い。また、焦点距離を変化させた場合にスライド部材を
駆動制御して表示させる映像の中心を固定したが、低価
格化を重視しズーミングの際の違和感が発生するのを許
容するのならば、このような駆動制御を行わないように
構成してもよい。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、被写体とビデオカメラ
本体部を動かすことなく、被写体の撮影位置を移動する
ことができるので、書類に対して書類を置く台の大きさ
に余裕が無い場合にも、望んだ部分を映像表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る書画カメラの発明の実施の形態を
示す斜視図。
【図2】図1のビデオカメラの斜視図。
【図3】図2のビデオカメラの正面図。
【図4】図1の撮像レンズの制御を行う回路のブロック
図。
【図5】図1の前記撮像レンズの光軸と前記撮像素子の
センサー部の中心位置が一致する場合の撮影範囲を示す
説明図。
【図6】図5の状態に対して撮像レンズを水平方向に移
動した状態を示す説明図。
【図7】図6の状態からスライド部材を固定した状態で
撮像レンズの焦点距離を2倍にした状態を示す説明図。
【図8】図7の状態で焦点距離を変化させた場合の撮影
範囲を示す説明図。
【図9】図4のマイクロコンピュータ52の制御を説明
する説明図。
【図10】図4のマイクロコンピュータ52の制御を示
すグラフ。
【図11】従来の書画カメラの一例を示す斜視図。
【図12】従来の書画カメラ付きビデオプロジェクタを
示す斜視図。
【符号の説明】
11 台 13 アーム 30 ビデオカメラ 31 ビデオカメラ本体部 32 スライド部材 33 撮像レンズ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を配置する台と、 この台に一端側が取り付けられたアームと、 このアームの他端側に取付けられたビデオカメラ本体部
    と、 このビデオカメラ本体部に取り付け固定され、センサー
    部を有し、このセンサー部で受光した映像を映像信号に
    変換する撮像素子と、 この撮像素子のセンサー部に被写体の映像を結像する撮
    像レンズと、 このビデオカメラ本体部に取り付けられ、前記センサー
    部に対して平行となる方向に撮像レンズを移動可能な状
    態で保持するスライド部材と、 を具備したことを特徴とする書画カメラ。
  2. 【請求項2】 被写体を配置する台と、 この台に一端側が取り付けられたアームと、 このアームの他端側に取付けられたビデオカメラ本体部
    と、 このビデオカメラ本体部に取り付け固定され、センサー
    部を有し、このセンサー部で受光した映像を映像信号に
    変換する撮像素子と、 焦点距離可変機構を有し、前記撮像素子のセンサー部に
    被写体の映像を結像する撮像レンズと、 所定の操作により前記撮像レンズの焦点距離可変機構の
    駆動を行い、前記撮像レンズの焦点距離を変化させるレ
    ンズ焦点距離駆動モータと、 このビデオカメラ本体部に取り付けられ、前記センサー
    部に対して平行となる方向に撮像レンズを移動可能な状
    態で保持するスライド部材と、 前記スライド部材の駆動を行うスライド駆動モータと、 前記撮像レンズの焦点距離を変化させる場合に、前記撮
    像レンズの光軸と前記撮像素子のセンサー部の中心位置
    との間の距離が該撮像レンズの焦点距離に比例するよう
    にスライド駆動モータを制御する制御回路と、 を具備したことを特徴とする書画カメラ。
  3. 【請求項3】 前記スライド部材は、 前記ビデオカメラ本体部に取り付けられ、前記センサー
    部に対して平行となる第1の方向に移動可能な第1のス
    ライド部材と、 この第1のスライド部材に取り付けられ、前記センサー
    部に対して平行となるとともに前記第1の方向と異なる
    第2の方向に撮像レンズを移動可能な状態で保持する第
    2のスライド部材と、 前記第1及び第2のスライド部材の駆動を行う第1及び
    第2のスライド駆動モータと、 から成ることを特徴とする請求項1及び2のいずれか一
    つに記載の書画カメラ。
JP9029353A 1997-02-13 1997-02-13 書画カメラ Pending JPH10229515A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7714899B2 (en) 2004-07-09 2010-05-11 Casio Computer Co., Ltd. Image pickup camera and program for picking up-an optimal-state image of a print/picture
US8139118B2 (en) 2004-04-26 2012-03-20 Casio Computer Co., Ltd. Optimal-state image pickup camera
US9300878B2 (en) 2014-03-05 2016-03-29 Seiko Epson Corporation Imaging apparatus and method for controlling imaging apparatus

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